JPH10171744A - データ伝送装置およびデータ伝送装置制御方法 - Google Patents

データ伝送装置およびデータ伝送装置制御方法

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JPH10171744A
JPH10171744A JP8331280A JP33128096A JPH10171744A JP H10171744 A JPH10171744 A JP H10171744A JP 8331280 A JP8331280 A JP 8331280A JP 33128096 A JP33128096 A JP 33128096A JP H10171744 A JPH10171744 A JP H10171744A
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card
interface
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Hajime Ichimura
元 市村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インタフェースが互いに異なる各種のPCカ
ード等を、動作速度を低下させることなく互換使用でき
るようにする。 【解決手段】 PCカード1が装着されるカードソケッ
ト2とバックエンドデバイス4の間に、プログラマブル
・ロジック・デバイス(PLD)3を用いてインターフ
ェース部を構成する。このデータ転送装置全体の動作を
制御するCPU5は、カードソケット2に装着されたP
Cカード1の種類を判別し、その判別結果に基づいて、
ROM6に格納されているプログラムをPLD3にダウ
ンロードしてインターフェース部の論理回路構成を変更
し、また、電源回路13からPCカード1に供給する電
圧を設定する制御を行う。ROM6は、PLD3をオン
ボードでプログラムし直すためのプログラムを予め格納
しているメモリであり、フラッシュメモリやSRAM等
で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード型電子機器
との間でデータの転送を行うデータ伝送装置およびデー
タ伝送装置制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器にカード型電子機器を装
着して、種々の機能を付加することが行われている。特
に、小型化の要求が強い携帯型パーソナルコンピュータ
は、小型薄型のPCカードと呼ばれるカード型電子機器
をスロットに装着して、必要とされる機能を付加しなが
ら使用されることが一般的になっている。
【0003】パーソナルコンピュータに使用されるPC
カードの種類は、記憶装置の記憶容量を拡張するもの、
新たな機能を付加するもの、外部機器とのインタフェー
ス機能を有するものなど多岐にわたっている。パーソナ
ルコンピュータの記憶容量を拡張するためのPCカード
としては、半導体メモリ素子を内蔵したメモリカード
や、小型薄型の磁気ディスク(ハードディスク)ドライ
ブを内蔵したハードディスクカードが主に用いられてい
る。また、パーソナルコンピュータに機能を付加するた
めのPCカードとしては、ファクシミリ(FAX)/モ
デムカードやローカルエリアネットワーク(LAN)カ
ード等の通信機能を付加するものが代表的である。
【0004】このように種々提供されているPCカード
は、その外形寸法や厚さ,ソケット部のピン数等の統一
が進められており、どのパーソナルコンピュータ等のス
ロットにも装着することができるようになっている。し
かし、データの入出力仕様(インタフェース)は、PC
カードの種類、およびそれを使用するパーソナルコンピ
ュータ等の種類毎に決められている場合が多く、上記各
種のPCカード間のインタフェースの互換性は保証され
ていない。このため、上記のようなPCカードを任意に
選び、パーソナルコンピュータ等のスロットに差し替え
て使用する際には制約があった。
【0005】PCカードのインタフェースとしては、S
CSI(Small Computer System Interface )、メモリ
カードインタフェース、I/Oカードインタフェース、
フラッシュディスクインタフェースATA(AT Attachm
ent )仕様などがあり、さらに最近では「PCI(Peri
pheral Component Interface)バス」のサブセットであ
る「カードバス(CardBus) 」PCカードインタフェー
スなどが規定されている。このようなPCカードの規格
は、「16bit PC Card」系と「CardBus PC Card」系とに
大別される。
【0006】図4は、「16bit PC Card 」規格における
「Memory-Only 」規格と「I/O andMemory」規格、およ
び「CardBus PC Card 」規格のインタフェースの一部を
具体的に示したものである。いずれの規格においても、
使用されるコネクタ部のピン数は68ピンに統一されて
おり、そのうちのピン番号35番から68番までのピン
に割り当てられる信号の内容を示している。
【0007】この図から分かるように、同一のピン番号
に対して、インタフェース毎に、異なる内容の信号が割
り当てられている。例えば、45番ピンに割り当てられ
た各信号34の内容について見ると、31に示す「Memo
ry-Only 」規格では「RFU」,32に示す「I/O and
Memory」規格では「IOWR#」とされ、33に示す
「CardBus PC Card 」規格では「CAD15」とされて
いる。
【0008】なお、上述のPCカードのインタフェース
は、「PCカードスタンダード(PCCard Standard)」
として、日本電子工業振興協会(Japan Electronic Ind
ustry Development Association;JEIDA)、および米国
の標準化団体であるPersonalComputer Memory Card Int
ernational Association(PCMCIA )により、日米の業
界統一規格である「PCMCIA/JEIDA」とされているもので
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、パー
ソナルコンピュータ等の情報機器において、種々のPC
カードをスロットに差し替えて互換使用できるようにす
るためには、PCカードの種類毎にインタフェースを変
更しなければならない。このためには、データを取り扱
う際の基本となるアドレスやカードソケットのコネクタ
部のピン番号の指定等のハードウエアの変更が必要であ
る。
【0010】しかし、PCカードの種類毎にパーソナル
コンピュータ等のハードウエアを変更することは、現実
には困難である。このため、PCカードとパーソナルコ
ンピュータ等の間のインタフェース部における信号処理
を、ソフトウエア上で実行することにより、インタフェ
ースの違いを吸収して、種々のPCカードを利用可能に
する制御が規定されている。これは、ソケットサービ
ス,カードサービス等と呼ばれているものである。
【0011】ところが、インタフェース部における信号
処理をソフトウエア上で実行する場合には、転送される
信号はシリアルに処理される。このため、ハードウエア
で構成したパラレル転送が可能なインタフェース部に比
べて、転送速度が低下してしまう。すなわち、インタフ
ェース部が、本来有している最高転送速度で信号処理を
行うことができず、その結果、パーソナルコンピュータ
等の動作速度を実質的に低下させてしまうという問題が
あった。
【0012】もちろん、ソフトウエアを実行するCPU
の動作速度を飛躍的に向上させれば、インタフェース部
の処理速度を向上させることができる。しかし、高速動
作するCPUは一般に高価である上に、ハードウエアで
構成されたパラレル転送が可能なインタフェースの転送
速度に追いつくことは困難である。また、使用されるこ
とが想定される全てのPCカードのインタフェースに対
応するハードウエアを予め用意しておき、それらを切り
換えて使用する方法もあるが、PCカードの種類が多い
場合には、インタフェース部の回路規模が大きくなって
しまい、コストも上昇するため適当ではない。
【0013】本発明は、このような問題を解決するため
に行われたものであり、インタフェースが互いに異なる
PCカードを、パーソナルコンピュータ等のスロットに
差し替えて互換使用できるようにするとともに、その場
合にもインタフェース部の最高処理速度で動作すること
ができるデータ伝送装置およびデータ伝送装置制御方法
を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに提案する、本発明のデータ伝送装置は、カード型電
子機器との間でデータを転送するデータ伝送装置であ
り、上記カード型電子機器のインタフェース規格を判別
する判別手段と、プログラムにより所望の論理回路に構
成されるインタフェース回路と、上記論理回路を構成す
るためのプログラムを格納する格納手段と、上記判別手
段の判別結果に基づいて上記格納手段に格納されたプロ
グラムを選択し、選択されたプログラムを上記インタフ
ェース回路に転送して論理回路を構成する制御手段と、
上記判別結果に基づいて制御される電圧を上記カード型
電子機器に供給する電源部とを備えることを特徴とする
ものである。
【0015】また、上記の課題を解決するために提案す
る、本発明のデータ伝送装置制御方法は、カード型電子
機器との間でデータを転送するデータ伝送装置の制御方
法であり、上記カード型電子機器がデータ伝送装置に装
着されたことを検出し、そのインタフェース規格を判別
する判別工程と、上記判別工程の判別結果に基づいて、
プログラム格納手段からプログラムを選択し、選択され
たプログラムをインタフェース回路に転送して論理回路
を構成する制御工程と、上記カード型電子機器に供給さ
れる電源電圧を、上記判別結果に基づいて制御する電源
制御工程とからなることを特徴とするものである。
【0016】上記のデータ伝送装置およびデータ伝送装
置制御方法によれば、使用するカード型電子機器のイン
タフェースに応じてインタフェース部の論理回路構成を
変更でき、種々のインタフェースのカード型電子機器を
互換使用することができるようになる。
【0017】このため、本発明をパーソナルコンピュー
タ等の情報機器に適用すれば、種々のPCカードをスロ
ットに差し替えて互換使用することが可能になり、しか
もソフトウエアを介さずに信号処理を行うため、インタ
フェース部が本来有している最高転送速度で動作するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のデータ伝送装置
およびデータ伝送装置制御方法の好ましい実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。ここでは、上記の
データ伝送装置をパーソナルコンピュータに適用して、
PCカードとの間でデータを転送するように構成した場
合を例として説明する。
【0019】図1は、本発明のデータ伝送装置の構成を
示すブロック図である。このデータ伝送装置は、PCカ
ード1が装着されるカードソケット2、プログラムに従
って論理構成を変更できる素子であるプログラマブル・
ロジック・デバイス(PLD)3、アプリケーションの
実行に関わる回路部分であるバックエンドデバイス4、
このデータ伝送装置の動作を制御するCPU5、PLD
3に供給されるプログラムを格納するROM6、CPU
5からの制御信号に基づいて出力電圧が制御される電源
回路13を含んで構成されている。また、上記の各部は
後述する信号線7〜12により互いに接続されている。
【0020】PCカード1は、パーソナルコンピュータ
等のスロットに装着して種々の機能を付加するための、
いわゆるクレジットカードサイズに構成されたカード型
電子機器である。具体的には、前述したメモリカード、
FAX/モデムカード、ハードディスクカード、SCS
I(Small Computer System Interface )カード、I/
Oカード等である。
【0021】カードソケット2は、PCカード1をパー
ソナルコンピュータ等に装着して使用するためのスロッ
トを構成する部分である。このカードソケット2には、
いずれも図示していない、PCカード1との間でデータ
を転送したり電源を供給するためのコネクタ部や、PC
カード1が所定の位置に正しく装着されていることを検
出するための検出スイッチ等が設けられている。
【0022】PLD3は、その論理回路をプログラムに
基づいて構成するLSIであり、ROM6に格納された
プログラムをCPU5の制御により転送(ダウンロー
ド)することにより、回路基板上に実装したまま(オン
ボード)で、その論理回路構成を繰り返し変更できるも
のである。
【0023】このようなPLDとしては、例えば、フィ
ールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を
用いることができる。FPGAは、チップ上に形成され
た論理ブロックや配線領域を、プログラム素子で接続し
て所望の論理回路を構成するLSIであり、予め形成さ
れたゲートを内部配線で接続して所望の論理回路を構成
する従来のゲートアレイとは異なるものである。上記の
FPGAのプログラム素子としては、EEPROMやS
RAMのセル等が用いられ、1万ゲート以上の論理回路
を比較的容易に構成することができる。
【0024】このPLD3を、カードソケット2と後述
のバックエンドデバイス4の間に設けることにより、P
Cカード1とデータ処理部をつなぐ、いわゆるカードブ
リッジインタフェースを構成する。これにより、PCカ
ード1のコネクタ部の各ピンは、カードソケット2およ
び信号線7を介してPLD3と接続される。また、PL
D3とバックエンドデバイス4との間のデータの転送
は、信号線10を介して行われる。このカードブリッジ
インタフェースにより、データの形式を変換して、その
インタフェースが本来有している最高転送速度で、PC
カード1とバックエンドデバイス4をブリッジすること
ができる。
【0025】バックエンドデバイス4は、データの制御
に関わる部分(フロントエンド)に対して、アプリケー
ションの実行等に関わる回路部分を指している。ここで
は、バスラインに接続されたLSI中の、バス側の部分
に対してアプリケーションの実行等に関わる回路が構成
されている部分をも指している。
【0026】CPU5は、このデータ伝送装置のインタ
フェース部全体の動作を制御するものであり、カードソ
ケット2に装着されたPCカードの種類を判別し、その
判別結果に基づいてROM6からPLD3に所定のイン
タフェースを設定するためのプログラムをダウンロード
する制御を行う。この判別は、PCカード1がカードソ
ケット2に装着される時に、コネクタ部の特定のピンの
信号を参照することにより行われる。
【0027】図2は、PCカードの種類判別を行う際に
参照される、判別用の信号を具体的に示している。この
図は、前述の「PC Card Standard」から引用したもので
あり、「16bit PC Card 」規格と「CardBus PC Card 」
規格の判別、および動作電圧の判別を行うためのもので
ある。なお、「PC Card Standard」には、上記判別のた
めの手順等も規定されているが、ここでは省略する。
【0028】通常68ピンとされるPCカードのコネク
タ部のピンのうち、ピン番号67番の信号を20に、ピ
ン番号36番の信号を21に、ピン番号57番の信号を
22に、ピン番号43番の信号を23にそれぞれ示して
いる。また、24は、上記の20から23に示す各ピン
の信号の組み合わせにより判別されるカード規格の種類
を示している。
【0029】具体的には、判別条件25に示すように、
ピン番号67番と36番のピンが各々接地(ground)電
位であり、ピン番号57番と43番のピンが各々解放
(open)である場合には、「16bit PC Card 」規格であ
ると判別され、PCカードに供給される電源電圧は5V
とされる。また、判別条件26に示すように、ピン番号
67番と57番のピンが各々接地(ground)電位であ
り、ピン番号36番と43番のピンが各々CVS1に接
続される場合には、「CardBus PC Card 」規格であると
判別され、PCカードに供給される電源電圧は3.3V
とされる。
【0030】このとき、上記のPCカード判別用信号
は、PLD3から信号線8を介してCPU5に転送さ
れ、その信号に基づいて選択されたインタフェース設定
用のプログラムが、ROM6から信号線11を介してP
LD3に転送(ダウンロード)される。なお、PLD3
のインタフェースが確定した後には、CPU5は、この
信号線8によりPLD3との間で、各種コマンドやステ
イタスを送受してインタフェースの状態を制御する。
【0031】ROM6は、PLD3をオンボードでプロ
グラムするために必要なプログラムを予め格納している
メモリであり、フラッシュメモリあるいはSRAM等を
用いて構成される。ROM6に格納されているプログラ
ムは、具体的には、前述したメモリカード、ファクシミ
リ/モデムカード、ハードディスクカード、SCSIカ
ード、I/Oカード等のそれぞれに対応するインタフェ
ースを設定するためのものである。
【0032】信号線7および10は、カードソケット2
に装着されたPCカード1と、このデータ伝送装置の間
でデータを転送するためのバスであり、例えば、PCI
(Peripheral Component Interconnect )バス等として
構成される。カードソケット2とインタフェース部を構
成するPLD3との間の信号線7、およびPLD3とバ
ックエンドデバイス4との間の信号線10は、ハードウ
エアで固定的に構成されているものである。しかし、上
述のように、PLD3をプログラムし直すことにより、
インタフェースが異なるPCカード1がカードソケット
2に装着されても、転送されるデータの形式を変換し
て、そのインタフェースが本来備えている最高転送速度
で動作させることができる。
【0033】信号線8は、PLD3からPCカード判別
用の信号をCPU5に転送するためのものである。ま
た、インタフェースが確定した後には、CPU5がPL
D3との間で各種コマンドやステイタスをやりとりし
て、インタフェースの状態を制御するために使用され
る。
【0034】信号線9および11は、ROM6に予め格
納されているインタフェース設定用のプログラムを、C
PU5の制御に基づいてPLD3にダウンロードする際
に使用される。
【0035】信号線12は、CPU5が、PCカード1
に供給される電源電圧を制御するための制御信号を電源
回路13に送るために使用される。
【0036】電源回路13は、PCカード1に電源を供
給するためのものである。この電源回路13から出力さ
れる電源電圧14は、上述のようにCPU5から信号線
13を介して送られる制御信号により制御される。具体
的には、前述したカード判別用の信号に基づいて、3.
3Vまたは5Vに設定される。
【0037】次に、図1の構成を有するデータ伝送装置
の動作について、図3のフローチャートに基づいて説明
する。
【0038】このデータ伝送装置は、電源が投入(オ
ン)されると、ステップST1に示すように、まずPL
D3の初期化を行う。この初期化は、ROM6に格納さ
れている初期状態設定用のプログラムをダウンロードす
ることにより行われる。なお、PLD3は、電源投入後
には、PCカード1がカードソケット2に装着されたこ
とを検出する機能を除いて動作しない(いわゆるスリー
プモード)ようにプログラムされる。
【0039】ステップST2では、PCカード1がスロ
ット内のカードソケット2に装着されたかどうかを監視
している。PCカード1が装着されたことは、カードソ
ケット2に設けられているカード検出用スイッチにより
検出される。そして、PCカード1が装着されたことが
検出されると、ステップST3に進む。
【0040】ステップST3では、カードソケット2に
装着されたPCカード1に供給すべき電源電圧が判断さ
れる。電源電圧が3.3Vであると判断されたときには
ステップST4に進み、5Vであると判断されたときに
はステップST5に進む。
【0041】ステップST4およびステップST5で
は、電源回路13が供給する電源電圧が設定され、以下
の処理が行われる。
【0042】ステップST6では、カードソケット2に
装着されたPCカード1のインタフェースが判別され
る。この判別は、前述したように、PCカード1がカー
ドソケット2に装着される時に、コネクタ部の特定のピ
ンの信号を参照することにより行われる。ここで、PC
カード1のインタフェースが、「CardBus PC Card 」規
格であると判断されたときにはステップST7に進み、
「16bit PC Card 」規格であると判断されたときにはス
テップST12に進む。なお、「16bit PC Card」規格
と判断されたPCカード1は、PLD3の論理回路構成
(コンフィグレーション)が、別のインタフェース用に
設定し直されるまでは、「16bit PC Card」規格のイン
タフェースを保持しており、このインタフェースによ
り、インタフェース設定用プログラムの読み込み(ダウ
ンロード)等の動作を行う。
【0043】ステップST7では、PLD3が「Memory
-Only 」規格のコンフィギュレーションにされる。この
設定は、前述したように、CPU5が、ROM6に予め
格納されているインタフェース設定用のプログラムを、
カードソケット2に装着されたPCカードの種類の判別
結果に基づいて選択し、信号線9を介してPLD3にダ
ウンロードすることにより行われる。
【0044】ステップST8では、PCカード1のCI
S(Card Information Structure)が読み込まれる。こ
のCISは、PCカード1の属性情報であり、その種類
や容量,アクセスの仕方,コンフィギュレーション等の
情報が格納されている。
【0045】ステップST9では、PCカード1が「I/
O and Memory」規格のカードであるかどうかが判断され
る。PCカード1が「I/O and Memory」規格のカードで
あると判断されたときにはステップST10に進み、そ
うでないときには処理を終了する。
【0046】ステップST10では、PLD3が「I/O
and Memory」規格用に論理回路構成設定(コンフィギュ
レーション)し直される。
【0047】ステップST11では、PCカード1のC
COR(Card Configuration Option registor)がコン
フィギュレーションし直される。
【0048】一方、ステップST6で、PCカード1が
「16bit PC Card 」規格であると判断されたときにはス
テップST12に進み、PLD3が「CardBus 」規格用
にコンフィギュレーションされる。
【0049】そして、ステップST13で、PCカード
1のコンフィギュレーションレジスタが読まれ、ステッ
プST14でベースレジスタが設定される。
【0050】そして、ステップST15で、PLD3が
アプリケーションに最適な構成となるようにコンフィギ
ュレーションし直され、処理を終了する。
【0051】以上の処理が終了すると、PCカード1の
機能が活性化されて動作状態になる。
【0052】このデータ伝送装置は、電源がオンされて
いる間は、ステップST16に示すように、PCカード
1がスロットのカードソケット2に装着されているかど
うかを常時監視しており、PCカード1がカードソケッ
ト2から抜かれたことを検出すると、ステップST17
に進む。そして、ステップST17では、実行中のアプ
リケーションを終了させる処理を行い、ステップST1
に戻り、再びPCカード1が装着されるのを待つ。
【0053】なお、以上では、本発明のデータ伝送装置
およびデータ伝送装置制御方法をパーソナルコンピュー
タに適用して、PCカードとの間でデータを転送するよ
うに構成した場合を例として説明したが、本発明の適用
対象は、パーソナルコンピュータおよびPCカードに限
定されるものではなく、インタフェースが異なる情報機
器間でデータを転送するデータ伝送装置に広く適用可能
であることはもちろんである。
【0054】
【発明の効果】本発明のデータ伝送装置およびデータ伝
送装置制御方法は、インタフェース部をPLD(プログ
ラマブル・ロジック・デバイス)を用いて構成し、イン
タフェース毎にPLDをプログラムし直すようにしたた
め、異なるインタフェースに対応できるデータ伝送装置
を提供できる。
【0055】このため、ソフトウエア上で信号処理を行
う必要がなくなり、インタフェース部が本来有している
転送速度で動作することができ、さらに、コネクタ部の
ピンに対して新たな信号の割当が行われた場合にも、イ
ンタフェース部のPLDをプログラムし直すことにより
対処できるため、回路規模が大きくなることも避けるこ
とができる。
【0056】本発明のデータのデータ伝送装置を、パー
ソナルコンピュータ等に適用すれば、インタフェースが
異なる種々のPCカードをスロットに差し替えて互換使
用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ伝送装置の主要部の構成を示す
ブロック図である。
【図2】PCカード判別用の信号を示す図である。
【図3】図1のデータ伝送装置のインタフェースの設定
を変更する手順を示すフローチャートである。
【図4】各種のPCカードの各種インタフェースを具体
的に示す図である。
【符号の説明】
1 PCカード、 2 カードソケット、 3 プログ
ラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、 4 バッ
クエンドデバイス、 5 CPU、 6 ROM、
7,8,9,10,11,12 信号線、 13 電源
回路、 14 電源電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード型電子機器との間でデータを転送
    するデータ伝送装置であって、 上記カード型電子機器のインタフェース規格を判別する
    判別手段と、 プログラムにより所望の論理回路に構成されるインタフ
    ェース回路と、 上記論理回路を構成するためのプログラムを格納する格
    納手段と、 上記判別手段の判別結果に基づいて上記格納手段に格納
    されたプログラムを選択し、選択されたプログラムを上
    記インタフェース回路に転送して論理回路を構成する制
    御手段と、 上記判別結果に基づいて制御される電圧を上記カード型
    電子機器に供給する電源部とを備えることを特徴とする
    データ伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記インタフェース回路は、フィールド
    プログラマブルゲートアレイにより構成されることを特
    徴とする請求項1記載のデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 カード型電子機器との間でデータを転送
    するデータ伝送装置の制御方法であって、 上記カード型電子機器がデータ伝送装置に装着されたこ
    とを検出し、そのインタフェース規格を判別する判別工
    程と、 上記判別工程の判別結果に基づいて、プログラム格納手
    段からプログラムを選択し、選択されたプログラムをイ
    ンタフェース回路に転送して論理回路を構成する制御工
    程と、 上記カード型電子機器に供給される電源電圧を、上記判
    別結果に基づいて制御する電源制御工程とからなること
    を特徴とするデータ伝送装置制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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