JP2003210797A - 遊技機の制御構造 - Google Patents

遊技機の制御構造

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JP2003210797A
JP2003210797A JP2002013035A JP2002013035A JP2003210797A JP 2003210797 A JP2003210797 A JP 2003210797A JP 2002013035 A JP2002013035 A JP 2002013035A JP 2002013035 A JP2002013035 A JP 2002013035A JP 2003210797 A JP2003210797 A JP 2003210797A
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Masaki Takatsu
巨樹 高津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動手段の変更等に伴うメイン制御基板また
はサブ制御基板の交換を不要とし、廃棄物量を低減する
と共に信号線の使用本数を減らす。 【解決手段】 メイン制御基板20に信号線40を介し
て接続するサブ制御基板22に、サブ制御基板22とは
別体で独立した基板として製作されたドライバ基板24
が信号線42を介して接続される。ドライバ基板24
に、2相励磁モータ26やソレノイド28を専用に制御
するドライバが実装されており、ドライバ基板24の各
ドライバが、対応する2相励磁モータ26やソレノイド
28に信号線44,46を介して接続される。演出装置
23に設けられた制御品48,50は、サブ制御基板2
2に信号線56,58を介して接続される。サブ制御基
板22からドライバ基板24への制御信号の出力は、シ
リアル方式が採用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機の制御構
造に関し、更に詳細には、遊技機に配設される各種駆動
手段を、専用のドライバ基板からの制御信号により制御
するようにした遊技機の制御構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、スロットマシンあるいはパ
チンコ式スロットマシン等の遊技機では、機内にセット
される遊技盤に、遊技部品としての各種の入賞器具や入
球器具が配置される一方、演出装置としての図柄表示装
置や電動式入賞装置等が配置され、該遊技盤内で展開さ
れるパチンコゲームに合わせた効果音や装飾光を含む電
子制御ゲームを展開し得るようになっている。これら演
出装置は、各種の電子制御ゲームに適した遊技内容が記
憶されて基板ケースに収容保護されているメイン制御基
板に集約的に結線され、主としてゲーム中に発生および
成立する設定条件や特別遊技状態等に従って、必要な制
御信号がメイン制御基板から各演出装置に送信される。
例えば、図柄表示装置や電動式入賞装置等の駆動手段と
して用いられるモータやソレノイド等の各駆動手段は、
メイン制御基板に個々の信号線により接続されており、
この信号線を介して送信される制御信号に基づいて該駆
動手段が作動制御されるよう構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した駆動手段の制
御構造では、例えば遊技盤の交換による遊技演出の変更
に対応するべく、各駆動手段の種類またはその数量等を
変更するに際しては、メイン制御基板および該基板と各
駆動手段とを接続する信号線をそっくり交換しなければ
ならず、その取替作業に手間と時間を要していた。しか
も交換されたメイン制御基板および信号線は廃棄処分す
るしかないため、廃棄物の増加により環境問題を招いた
り、処理コストが増大する問題が指摘される。更に、メ
イン制御基板から各駆動手段への制御信号の出力方式
は、従来パラレル方式で行なわれていたため、必要とな
る信号線の数が多くなり、遊技機の裏面側のスペースが
狭くなると共に配線工数が増え、更には廃棄時の廃棄量
がより多くなってしまう難点がある。更にまた、メイン
制御基板で制御される複数の演出装置の内の1つのみの
駆動手段を変更等する場合においても、該メイン制御基
板を交換しなければならず、汎用性およびリサイクル性
に乏しいものであった。
【0004】なお、前記各演出装置を個別に制御するサ
ブ制御基板を、前記メイン制御基板から独立分離して設
け、メイン制御基板から送信された基本的な制御信号に
基づいて、該サブ制御基板から各演出装置に対応する制
御信号を送信して制御する提案がなされている。この場
合は、各演出装置の変更に際しては、対応するサブ制御
基板のみの交換で対応することができ、メイン制御基板
の汎用性を図り得る。しかるに、例えば演出装置として
の図柄表示装置では、モータ等の駆動手段の他に、制御
対象となる音響手段や照明手段等を備えているため、対
応するサブ制御基板は、駆動手段制御部の他に、音響手
段制御部および照明手段制御部等の複数の制御部を有し
ている。従って、駆動手段のみの変更時においても、サ
ブ制御基板の全体を交換する必要があり、取替作業の簡
素化や廃棄量の低減化が充分に図られないのが実状であ
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたもので、駆動手段の変更等に伴うメイン制御基板
またはサブ制御基板の交換を不要とし、廃棄物量を低減
し得ると共に信号線の使用本数を減少し得る遊技機の制
御構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る遊技機
の制御構造は、遊技機(P)に配設される各駆動手段(26,2
8)を、メイン制御基板(20)からの制御信号によって制御
する制御構造であって、前記駆動手段(26,28)を専用に
制御するドライバ基板(24)を、前記メイン制御基板(20)
とは別体で設け、前記メイン制御基板(20)からドライバ
基板(24)への制御信号の出力をシリアル方式としたこと
を特徴とする。
【0007】また、前述した課題を克服し、所期の目的
を好適に達成するため、本願の別の発明に係る遊技機の
制御構造は、遊技機(P)に配設されて駆動手段(26,28)を
備える演出装置(23)を、メイン制御基板(20)から別体の
サブ制御基板(22)に送信されて該サブ制御基板(22)から
出力される制御信号によって制御する制御構造であっ
て、前記駆動手段(26,28)を専用に制御するドライバ基
板(24)を、前記サブ制御基板(22)とは別体で設け、前記
サブ制御基板(22)からドライバ基板(24)への制御信号の
出力をシリアル方式としたことを特徴とする。
【0008】更に前記制御構造において、前記ドライバ
基板(24)は、入力されたシリアル方式の制御信号に基づ
いて、各駆動手段(26,28)の制御に適したドライバ制御
信号を発生するようになっている。
【0009】
【作用】駆動手段を専用に制御するドライバ基板が、メ
イン制御基板とは別体で設けられているから、該駆動手
段の変更等に際してはドライバ基板のみを交換すること
で対応できる。また、メイン制御基板からドライバ基板
への制御信号の出力はシリアル方式であるから、必要と
なる信号線は少なく、配線工数が低減されると共に省ス
ぺース化が図られる。
【0010】演出装置を制御するサブ制御基板が、メイ
ン制御基板とは別体で設けられると共に、駆動手段を専
用に制御するドライバ基板が、前記サブ制御基板とは別
体で設けられているから、該駆動手段の変更等に際して
はドライバ基板のみを交換することで対応できる。ま
た、サブ制御基板からドライバ基板への制御信号の出力
はシリアル方式であるから、必要となる信号線は少な
く、配線工数が低減されると共に省スぺース化が図られ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る遊技機の制御
構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下詳細に説明する。
【0012】先ず、制御構造の説明に先立ち、図2およ
び図3に基づいて、実施例のパチンコ遊技機につき要約
説明する。実施例に係るパチンコ遊技機Pは、基本的な
構成として、外枠Aに対して開閉および着脱可能に組付
けられた中枠Bと、この中枠Bの裏側に固定された収容
保持枠10の裏側に着脱可能に装備される機構セット盤
Cと、前記中枠Bの前側から前記収容保持枠10内に着
脱交換可能に収容セットされる遊技盤60等を備えてお
り、該遊技盤60には図柄表示装置62や電動式入賞装
置64、遊技状態に応じて照射パターンが変更制御され
るランプ装置66、あるいは遊技状態に応じて効果音が
変更制御される音響装置68等の各種演出装置が装着さ
れている。なお中枠Bの前側には、ガラス板や照明具等
を装着した前枠70や、球送り装置等を装着した上球皿
72が開閉可能に配設される一方、打球発射装置Lの打
球操作部等を装着した下球皿74等が配設されている。
【0013】前記機構セット盤Cは、前記収容保持枠1
0に対応し得る略矩形状に樹脂成形された本体11の中
央部に遊技盤裏面の点検用の窓口12が開口され、これ
に裏カバー部材13が開閉および着脱可能に取着されて
いる。そして、窓口12の上部から右側部に亘る外周囲
部に、球容器部材15、球整流路部材16および球送出
路部材17から構成される球貯留排出経路部14が形成
され、該球貯留排出経路部14の下側に、カセット形態
とされる電動制御式の第1球払出装置D1(貸球用)およ
び第2球払出装置D2(賞球用)が前後に重なった状態で
設置される。また、これら球払出装置D1,D2の下方
に、該装置D1,D2から払出された貸球および賞球
を、前記上球皿72または下球皿74へ給出する球払出
経路18が形成されている。
【0014】前記窓口12の下方に、アウト球およびセ
ーフ球を機外へ排出する球通出経路が形成される一方、
セーフ球検出処理装置、賞球満杯検出装置および貸球用
の検出スイッチ(何れも図示せず)等が夫々設置され、ま
た本体11の上方右隅部にはターミナル(集中基板とも
云う)19が設置されている。そして前記窓口12の下
方には、当該パチンコ遊技機Pを全体的に制御するメイ
ン制御基板20を収容した電気制御装置Eや、前記球払
出装置D1,D2を制御する払出制御基板を収容した払
出制御装置F、球貸しユニットGと接続して各種データ
の入力および出力を行なうためのコネクタを備えたイン
ターフェースボードH、電源分配基板J等が所要位置に
設置される一方、前記裏カバー部材13の背面に電源基
板を収容した電源装置Kが設置されている。なお、前記
中枠Bの背面左下部には、前記打球発射装置Lを制御す
る発射制御基板を収容した発射制御装置Mが設置され、
該中枠Bの背面右下部には、前記遊技盤でのパチンコゲ
ームに相応した効果音を発生する音響装置68を制御す
る音制御基板を収容した音制御装置N等が設置されてい
る。また図示しないが、前記図柄表示装置62を制御す
る図柄制御基板を収容した表示制御装置、電動式入賞装
置64を制御する入賞制御基板を収容した入賞制御装置
またはランプ装置66を制御するランプ制御基板を収容
したランプ制御装置が、遊技機裏面に設置されている。
そして実施例では、モータやソレノイド等の駆動手段を
備えた前記球払出装置D1,D2、打球発射装置L、図
柄表示装置62または電動式入賞装置64等の演出装置
を夫々制御する、払出制御基板、発射制御基板、図柄制
御基板または入賞制御基板の夫々が、サブ制御基板とし
て機能するものである。
【0015】図1は、本発明の好適な実施例に係る制御
構造を示す概略図であって、この実施例では、メイン制
御基板20とは別体で独立した基板として製作されたサ
ブ制御基板22の制御対象となる演出装置23が、2種
類の駆動手段(2相励磁モータ26,ソレノイド28)を
備えているものとする。すなわち、メイン制御基板20
に信号線40を介して接続するサブ制御基板22には、
該サブ制御基板22とは別体で独立した基板として製作
されたドライバ基板24が、信号線42を介して接続さ
れている。そして、このドライバ基板24に、前記2相
励磁モータ26やソレノイド28を専用に制御するドラ
イバが実装されており、該ドライバ基板24の各ドライ
バが、対応する2相励磁モータ26やソレノイド28に
信号線44,46を介して接続される。なお、例えば演
出装置23が図柄表示装置62である場合では、該演出
装置23には、駆動手段とは別に、ランプや図柄表示手
段等の複数の制御品48,50が設けられており、これ
らも信号線56,58を介してサブ制御基板22に接続
されている。
【0016】前記サブ制御基板22からドライバ基板2
4への制御信号の出力は、データとクロックの「H」と
「L」の論理値の組み合わせを用いて複数の信号を作成
し、該複数の信号を含む1サイクルを構成する繰り返し
信号を利用するシリアル方式が採用され、これによって
サブ制御基板22とドライバ基板24とを接続する信号
線(制御用データ送電用の線)42の数を低減するよう構
成されている。またドライバ基板24では、サブ制御基
板22からシリアル方式で入力された制御信号に基づい
て、前記2相励磁モータ26やソレノイド28の制御に
適したドライバ制御信号を夫々生成し、このドライバ制
御信号を信号線44,46を介して送信することで、該
2相励磁モータ26やソレノイド28の制御を正確かつ
確実に行ない得るよう構成してある。
【0017】ここで、前記2相励磁モータ26の制御構
造を簡単に説明すると、該モータ26は、図4に示す如
く、その本体の中心部に回転可能に配設されたロータ3
0と、該ロータ30を取り囲む位置において周方向に所
定角度毎に配設された4個の電磁石32(A,B,C,D)
とから基本的に構成され、各電磁石32の励磁−消磁を
制御することでロータ30の回転を制御するよう構成さ
れる。すなわち、各電磁石32には対応する前記信号線
44を介してドライバ制御信号がドライバ基板24から
送信されるようになっており、ドライバ基板24から2
相励磁モータ26への信号出力はパラレル方式が採用さ
れている。これに対してサブ制御基板22からドライバ
基板24に出力される制御信号は、1本の信号線42に
より送信されるシリアル方式であって、この制御信号が
ドライバ基板24によってパラレル方式の信号に変換さ
れて4本の信号線44を介して2相励磁モータ26に送
信されることで、該モータ26が制御されるようになっ
ている。
【0018】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る遊技機の
制御構造の作用につき説明する。前記パチンコ遊技機P
で展開されるパチンコゲーム中に発生および成立する設
定条件や特別遊技状態等に従って、前記メイン制御基板
20からサブ制御基板22に必要な基本となる制御信号
が送信される。この制御信号に基づき、サブ制御基板2
2では、制御対象となる演出装置23が備える制御品4
8,50に対応する信号線56,58を介して制御信号を
送信する。またサブ制御基板22からシリアル方式での
制御信号が、前記ドライバ基板24に入力され、該ドラ
イバ基板24はこのシリアル方式の制御信号に基づいて
生成したドライバ制御信号を、前記2相励磁モータ26
やソレノイド28に、対応する信号線44,46を介し
て送信する。これにより、演出装置23における制御品
48,50、2相励磁モータ26およびソレノイド28
が、予め設定された遊技内容に応じて作動する。
【0019】前述したように、サブ制御基板22が制御
する演出装置23が備える2相励磁モータ26およびソ
レノイド28を専用に制御するドライバ基板24を別体
で構成したから、演出装置23自体を交換することによ
りモータ26やソレノイド28の数が変更されたり種類
が変わった場合は、ドライバ基板24のみを交換するこ
とで対応し得る。すなわち、駆動手段以外の制御品4
8,50を備える演出装置23を制御するサブ制御基板
22自体を交換する必要はないから、該基板22の汎用
性が高まると共にリサイクル性も向上する。またドライ
バ基板24を別体としたことで、該基板24を2相励磁
モータ26やソレノイド28に近接する位置に設けるこ
とができ、ドライバ基板24とモータ26やソレノイド
28を接続する信号線44,46の長さを短かくし得、
これにより交換時に発生する廃棄物の量を低減すること
が可能となる。
【0020】更に、前記サブ制御基板22からドライバ
基板24への制御信号の出力をシリアル方式としたこと
で、信号線42の使用本数を少なく抑えることができ、
配線工数が低減されると共に、信号線42を収容するた
めに必要となるスペースを小さくすることができる。す
なわち、例えばサブ制御基板22からドライバ基板24
への制御信号の出力をパラレル方式とした場合、実施例
の2相励磁モータ26では4本の信号線が必要となるが
シリアル方式では1本で足りることとなるものである。
【0021】
【変更例】実施例では、1基のドライバ基板により演出
装置が備える2つの駆動手段を制御する場合で説明した
が、各駆動手段に対応するドライバ基板を夫々別体で設
けるようにしてもよい。なお、演出装置に配設される駆
動手段の数は1基でも3基以上であってもよく、その種
類や組み合わせも問わない。例えば、図5に示すよう
に、3基の2相励磁モータ26と1基のソレノイド28
が配設される演出装置23、あるいは図6に示すよう
に、3基のソレノイド28が配設される演出装置23
等、その他各種の組み合わせの構成を採用し得るもので
ある。また実施例では、メイン制御基板とは別体のサブ
制御基板を設けた場合で説明したが、メイン制御基板に
より各演出装置を制御するものにおいて、該メイン制御
基板から、各演出装置が備える駆動手段を専用に制御す
るドライバ基板を別体で設ける構成を採用し得る。この
場合には、駆動手段の交換等に際してメイン制御基板を
交換する必要はなく、対応するドライバ基板のみを交換
することで対応し得、交換作業の簡略化および廃棄物量
の低減化を図ることができる。更に、本願発明が対象と
する遊技機は、実施例のパチンコ遊技機に限定されるも
のでなく、スロットマシンやパチンコ式スロットマシン
等であってもよい。
【0022】なお、遊技機に配設されるスピーカ等の音
響装置を制御するための音制御基板や、ランプ装置を制
御するランプ制御基板等もサブ制御基板として機能する
ものであって、該音響装置やランプ装置が、適宜の駆動
手段を備える構成を採用する場合には、実施例に示した
ように該駆動手段を専用に制御するドライバ基板を別体
で構成することで、前述したと同様の作用効果を奏する
ものである。すなわち、本願発明は、駆動手段および別
の制御品を備える演出装置を制御するメイン制御基板ま
たはサブ制御基板とは別に、駆動手段のみを専用に制御
するドライバ基板を別体で構成するものであって、これ
により駆動手段の交換等に際しては別の制御品の制御系
を残したままドライバ基板のみを交換することで対応し
得るようにしたものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明した如く、本願の請求項1に係
る遊技機の制御構造によれば、駆動手段を専用に制御す
るドライバ基板を、メイン制御基板とは別体で設けるよ
う構成したから、該駆動手段の変更等に際しては、メイ
ン制御基板を交換することなくドライバ基板のみを交換
することで対応できる。従って、メイン制御基板の汎用
性を高めると共にリサイクル性を向上させることがで
き、またメイン制御基板とドライバ基板とを接続する信
号線は再使用可能であるから、駆動手段の交換等に伴う
廃棄物量を低減して環境問題を解決し得ると共に、交換
作業の簡略化も図り得る利点を有する。更に、メイン制
御基板からドライバ基板への制御信号の出力をシリアル
方式とすることで、必要となる信号線を少なく抑えるこ
とができ、組付け時における配線工数を低減し得ると共
に省スぺース化を図り得る。
【0024】請求項2に係る制御構造では、演出装置を
制御するサブ制御基板をメイン制御基板とは別体で設け
ると共に、該演出装置の駆動手段を専用に制御するドラ
イバ基板をサブ制御基板とは別体で設けるよう構成した
ので、駆動手段の変更等に際してはドライバ基板のみを
交換することで対応できる。従って、メイン制御基板は
もとより、サブ制御基板の汎用性を高めると共にリサイ
クル性を向上させることができ、またドライバ基板から
サブ制御基板を経てメイン制御基板に至る信号線は再使
用可能であるから、駆動手段の交換等に伴う廃棄物量を
低減して環境問題を解決し得ると共に、交換作業の簡略
化も図り得る利点を有する。更に、サブ制御基板からド
ライバ基板への制御信号の出力をシリアル方式とするこ
とで、必要となる信号線を少なく抑えることができ、組
付け時における配線工数を低減し得ると共に省スぺース
化を図り得る。
【0025】請求項3に係る制御構造では、入力された
シリアル方式の制御信号に基づいて、ドライバ基板は各
駆動手段の制御に適したドライバ制御信号を発生するよ
う構成してあるので、各駆動手段の制御を正確かつ確実
に行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る制御構造を示す概略構成
図である。
【図2】実施例に係る制御構造を採用したパチンコ遊技
機の正面図である。
【図3】実施例に係る制御構造を採用したパチンコ遊技
機の背面図である。
【図4】実施例に係る2相励磁モータの制御構造を示す
説明図である。
【図5】別実施例に係る制御構造を示す要部概略構成図
である。
【図6】更に別の実施例に係る制御構造を示す要部概略
構成図である。
【符号の説明】
20 メイン制御基板 22 サブ制御基板 23 演出装置 24 ドライバ基板 26 2相励磁モータ(駆動手段) 28 ソレノイド(駆動手段) P パチンコ遊技機(遊技機)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に配設される各駆動手段を、メイ
    ン制御基板からの制御信号によって制御する制御構造で
    あって、 前記駆動手段を専用に制御するドライバ基板を、前記メ
    イン制御基板とは別体で設け、 前記メイン制御基板からドライバ基板への制御信号の出
    力をシリアル方式としたことを特徴とする遊技機の制御
    構造。
  2. 【請求項2】 遊技機に配設されて駆動手段を備える演
    出装置を、メイン制御基板から別体のサブ制御基板に送
    信されて該サブ制御基板から出力される制御信号によっ
    て制御する制御構造であって、 前記駆動手段を専用に制御するドライバ基板を、前記サ
    ブ制御基板とは別体で設け、 前記サブ制御基板からドライバ基板への制御信号の出力
    をシリアル方式としたことを特徴とする遊技機の制御構
    造。
  3. 【請求項3】 前記ドライバ基板は、入力されたシリア
    ル方式の制御信号に基づいて、各駆動手段の制御に適し
    たドライバ制御信号を発生する請求項1または2記載の
    遊技機の制御構造。
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