JP2014108148A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機種に共通して使用可能なサブ制御基板を有する遊技機において、可動役物を駆動するモータを励磁状態で停止させる場合の発熱を抑制する。
【解決手段】サブ制御基板92に設けられた複数の制御信号ライン105のうち、第1制御信号ライン106と第2制御信号ライン107とを扉枠回転用モータ42の駆動制御に使用する。また、上記モータ42を作動させるための第1ドライバ98と、該ドライバ98と上記モータ42とを接続する第1モータ駆動ライン108と、第2ドライバ99と、該ドライバ99と上記モータ42とを抵抗器104を介して接続する第2モータ駆動ライン109とを設ける。サブ制御基板92の演出制御CPU93は、上記モータ42を動作させる場合には、通常動作信号を第1制御信号ライン106に出力し、上記モータ42を励磁停止させる場合には、励磁停止信号を第2制御信号ライン107に出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)や回胴式遊技機(スロットマシン)等の遊技機に関する。
特許文献1には、2種類の電源電圧を動作電源として用いるパチンコ機に設けられ、ステッピングモータでスプロケットを回転させてパチンコ球を払い出すパチンコ球払出装置が記載されている。この装置では、ステッピングモータを動作させる場合には、高い方の電源電圧をステッピングモータに印加し、ステッピングモータを励磁した状態で停止させる場合には、低い方の電源電圧をステッピングモータに印加する。
特許文献2には、複数の機種に共通して使用可能な演出用の制御基板が記載されている。この演出用の制御基板は、互いに着脱可能な共通制御基板と非共通制御基板とによって構成され、共通制御基板に、モータやソレノイド、またLED等、機種に関わらず必須のデバイスの駆動を制御するための制御回路が設けられ、非共通制御基板に、機種毎に異なるデバイスの駆動を制御するための制御回路が設けられる。共通制御基板に設けられる制御回路は、大抵の機種において不足が生じることのないように十分な数が設けられる。
特許第3506417号公報 特開2005−137745号公報
ところで、遊技機の演出において、モータによって駆動される可動役物を初期状態とは異なる状態で停止(一時停止)させる場合がある。このとき、可動役物が重い場合には、モータを励磁状態で停止(励磁停止)させてモータに所望の静止トルクを出力させ、可動役物の一時停止を保持することがある。このため、重い可動役物を頻繁に一時停止させる場合や長時間一時停止させる場合には、モータを頻繁に励磁停止させたり長時間励磁停止させたりするので、モータの発熱が大きくなり、モータが過熱故障する等の不都合が生じる可能性がある。従って、モータを励磁停止させる際のモータの発熱を抑制して、頻繁に励磁停止させる場合や長時間励磁停止させる場合であっても、上記不都合が生じないようにすることが好ましい。
特許文献1に記載の払出装置におけるモータの制御を、可動役物を駆動するためのモータの制御に適用すれば、モータを励磁停止させる際の印加電圧が動作時の印加電圧よりも低くなるので、モータの発熱を抑制することができる。しかし、この方法では、可動役物を駆動するためのモータを制御するサブ制御基板に、2種類の電源電圧が必要であり、かつ、モータの作動を制御するための制御信号ラインの他に電源電圧を切り替えるための制御信号ラインを設ける必要がある。このため、特許文献2のように、所定の制御信号ラインが予め設けられている基板をサブ制御基板として用いる場合には、特許文献1に記載の制御を適用することができない。
そこで、本発明は、複数の機種に共通して使用可能なサブ制御基板を有する遊技機において、可動役物を駆動するモータを励磁状態で停止させる場合の発熱を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、それぞれが単一のモータの作動を制御可能な第1の制御信号ライン及び第2の制御信号ラインが設けられて複数の機種に共通して使用可能なサブ制御基板と、可動役物を駆動する対象モータを有する遊技機であって、第1ドライバと第1モータ駆動ラインと中継基板と抵抗器と第2ドライバと第2モータ駆動ラインと制御部を備える。
第1ドライバは、第1制御信号ラインに接続され、第1制御信号ラインに入力される制御信号に応じた駆動信号を出力して、対象モータを該制御信号に応じて作動させる。第1モータ駆動ラインは、第1ドライバと対象モータとを接続する。中継基板は、サブ制御基板と対象モータとの間に設けられる。抵抗器は、中継基板に設けられる。第2ドライバは、第2制御信号ラインに接続され、第2制御信号ラインに入力される制御信号に応じた駆動信号を出力して、対象モータを該制御信号に応じて作動させる。第2モータ駆動ラインは、第2ドライバと対象モータとを抵抗器を介して接続する。制御部は、サブ制御基板に設けられ、対象モータを動作させるための第1制御信号を第1制御信号ラインへ出力し、対象モータを励磁状態で停止させるための第2制御信号を第2制御信号ラインへ出力する。また、制御部は、可動役物を駆動させる場合には、第1制御信号を第1制御信号ラインへ出力して、第1ドライバに、第1制御信号に応じた駆動信号を第1モータ駆動ラインへ出力させて対象モータを動作させ、可動役物を初期状態とは異なる状態で停止させる場合には、第2制御信号を第2制御信号ラインへ出力して、第2ドライバに、第2制御信号に応じた駆動信号を第2モータ駆動ラインへ出力させて対象モータを励磁状態で停止させる。
上記構成では、複数の機種に共通して使用可能なサブ制御基板に設けられた複数の制御信号ラインのうち、第1制御信号ラインと第2制御信号ラインとを対象モータの駆動を制御する制御信号ラインとして使用する。また、対象モータを作動させるための第1ドライバと、第1ドライバと対象モータとを接続する第1モータ駆動ラインと、第2ドライバと、第2ドライバと対象モータとを中継基板に設けられた抵抗器を介して接続する第2モータ駆動ラインとを設ける。
制御部は、可動役物を駆動させる場合には、対象モータを動作させるための第1の制御信号を第1の制御信号ラインに出力し、可動役物を初期状態とは異なる状態で停止させる場合には、対象モータを励磁状態で停止させるための第2の制御信号を第2の制御信号ラインに出力する。これにより、可動役物を駆動させる場合には、所定の電圧が対象モータに印加され、対象モータが動作し、可動役物を初期状態とは異なる状態で停止させる場合には、抵抗器によって分圧された所定の電圧よりも低い電圧が対象モータに印加され、対象モータが励磁状態で停止して静止トルクを出力する。
このように、各種デバイスの作動を制御するためにサブ制御基板に予め設けられており、各種デバイスの作動の制御に使用されていない制御信号ラインを使用し、且つサブ制御基板外に抵抗器等の各種部品を追加するのみであるので、サブ制御基板の構成を変更することなく、且つ低コストで、可動役物を駆動するモータを励磁状態で停止させる場合の発熱を抑制することができる。また、抵抗器を設けて分圧することによってモータへの印加電圧を低下させるので、モータを作動させる電源電圧を複数種類設けることなくモータの発熱を抑制することができるとともに、可動役物の自重に応じた適切な抵抗値の抵抗器を用いることによって、所望の静止トルクを出力させることができる。
また、対象モータの動作電源は、サブ制御基板に供給される所定の電力であってもよい。
上記構成では、遊技機の電源基板(電源回路)からサブ制御基板に供給される所定の電力によって対象モータを動作させる。このため、対象モータへの電力の供給ラインを追加及び変更することなく、モータの発熱を抑制することができる。
本発明によれば、複数の機種に共通して使用可能なサブ制御基板を有する遊技機において、可動役物を駆動するモータを励磁状態で停止させる場合の発熱を抑制することができる。
本発明の実施の形態例に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1のパチンコ機のガラス扉及び前面ボードを開放した斜視図である。 図1のパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 ドライバの出力部と扉枠回転用モータとの間の接続を概略的に示す図である。 動作時及び励磁停止時における扉枠回転用モータへの印加電圧を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と略称する)Pは、遊技球を遊技媒体として用いるものであり、遊技者は、遊技場運営者から遊技球を借り受けてパチンコ機Pによる遊技を行う。パチンコ機Pの遊技において、遊技球はその1個1個が遊技価値を有した遊技媒体であり、遊技の成果として遊技者が享受する特典(利益)は、例えば遊技者が獲得した遊技球の数に基づいて遊技価値に換算することができる。なお、遊技媒体としてメダルを使用し、遊技の成果の特典としてメダルが払い出される回胴式遊技機(スロットマシン)等の他の遊技機にも適用可能である。
[遊技機の全体構成]
図1及び図2に示すように、パチンコ機Pは、機枠1と内枠扉2とガラス扉3と遊技盤5とを備える。機枠1は、縦長矩形状の木製枠体であり、遊技場内の島設備(図示省略)に対して締結固定される。内枠扉2は、機枠1に開閉自在に取り付けられ、ガラス扉3は、内枠扉2に開閉自在に取り付けられる。
遊技盤5は、内枠扉2の内側に収容され、内枠扉2に対して着脱可能に固定される。ガラス扉3の中央部には、縦長円形状の開口窓6が形成され、開口窓6には、遊技盤5の前方を覆う透明なガラス板7が取り付けられる。遊技盤5の前面(盤面)は、遊技者が開口窓6を介して前方から視認可能な遊技領域8を含み、ガラス扉3が閉じられると、ガラス板7の内面(後面)と遊技領域8との間に遊技球が流下可能な空間が形成される。
ガラス扉3は、その下部に前面ボード4を一体的に有し、前面ボード4には、前方へ突出する上皿10と下皿11とが設けられる。上皿10は前面ボード4の上部に配置され、下皿11は上皿10の下方に配置される。上皿10には、遊技者に貸し出された遊技球(貸球)や入賞により獲得した遊技球(賞球)が貯留され、下皿11には、上皿10が満杯の状態でさらに払い出された遊技球が貯留される。
前面ボード4の右下部には、発射ハンドル18が回転自在に支持されている。発射ハンドル18には、発射ボリューム(図示省略)とタッチセンサ(図示省略)と発射停止スイッチ(図示省略)とが設けられている。発射ボリュームは、発射ハンドル18の回転操作量(ストローク)に比例した発射指示信号を、後述する発射回路91に出力する。タッチセンサは、静電容量の変化から遊技者の身体が発射ハンドル18に触れていることを検出し、その検出信号を発射回路91に出力する。発射停止スイッチは、遊技者によって操作されたときに発射停止信号を発射回路91に出力する。
また、内枠扉2の下部には、発射装置19が取り付けられている。発射装置19には、球送りソレノイド(図示省略)と発射モータ(図示省略)とが設けられている。球送りソレノイドは、上皿10から流下した遊技球を1個ずつ発射位置に送り出す。発射モータは、発射位置に送り出された遊技球を打ち出す。遊技者が発射ハンドル18を回転操作すると、発射装置19が作動し、遊技領域8に向かって遊技球が発射される。
遊技領域8は、ガイドレール20及び遊技球規制レール21によって略円形状に区画形成され、発射装置19から発射された遊技球が、レール20,21に沿って滑走して遊技領域8に左上方から進入し、遊技釘や風車等に誘導及び案内されて流下する。
ガラス扉3の上部と内枠扉2の下部とには、遊技に関する様々な効果音を発するスピーカ22がそれぞれ取り付けられている。また、ガラス扉3の前面には、例えば内蔵するLEDの発光(点灯や点滅、輝度階調の変化、色調の変化等)により演出を実行する複数の枠体ランプ23が取り付けられている。
[盤面の構成]
遊技領域8内には、統合表示ユニット31、演出表示装置35、ムービングゲート38、スルーチャッカ49、電動チューリップ50、ステージ52、第1始動入賞口53、第2始動入賞口54、一般入賞口55、アウト口56、アタッカー装置58、複数の盤面ランプ60、遊技釘(図示省略)、及び風車(図示省略)等が設けられている。
統合表示ユニット31は、演出表示装置35を視認している遊技者の視界に同時に入らないように、遊技盤5の右下部分に配置されている。統合表示ユニット30は、特別図柄表示装置(図示省略)と普通図柄表示装置(図示省略)とを備え、第1始動入賞口53及び第2始動入賞口54への遊技球の入賞を契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果と、スルーチャッカ49の遊技球の通過を契機に行われた普通図柄に係る電子抽選の結果とを表示する。
演出表示装置35は、画像表示器36と表示制御装置(図示省略)とを有し、遊技盤3の略中央部に設けられる。表示制御装置は、第1始動入賞口53及び第2始動入賞口54への遊技球の入賞を契機に行われた特別図柄に係る電子抽選の結果に基づいて、所定の演出画像を画像表示器36に表示させる。演出画像には、特別図柄表示装置に表示される特別図柄と同期をとって変動するダミー図柄(演出図柄)が含まれる。
ムービングゲート38は、扉枠39と扉枠駆動装置41と一対の扉45,46と2つの扉駆動装置(図示省略)とを有する。扉枠39は、画像表示器36の前方に設けられ、画像表示器36を覆う大きさの円盤状部材であり、画像表示器36と略同じ形状及び大きさの開口40が形成されている。扉枠駆動装置41は、ガイド(図示省略)と扉枠回転用モータ42(対象モータ)とを有する。ガイドは、扉枠39を、扉枠39の中心位置を画像表示器36の中心位置の前方に配置して同位置を回転中心として回転自在に遊技盤5に支持する。扉枠回転用モータ42は、動作又は停止されることによって、扉枠39を回転又は停止させる。なお、本実施形態では、扉枠回転用モータ42は、固定子に2組(4つ)のコイル43,44が設けられた2相ステッピングモータとする。
一対の扉45,46は、扉枠39の開口40の後方に設けられ、扉枠39に形成された開口40と略同じ高さを有する矩形状部材である。扉駆動装置は、それぞれレールと扉スライド用モータとを有し、扉枠39の背面の開口40上方に設けられる。レールは、戸車やブラケットを介して、扉45,46をスライド自在に支持する。扉スライド用モータは、動作されることによって、対応する扉45,46をスライド移動させる。
スルーチャッカ49は、遊技球が通過可能なゲート構造を成しており、その内部には、遊技球の通過を検知するためのセンサ(図示省略)が設けられている。このセンサは、遊技球の通過を検知する度に、後述する主制御基板83に装備された主制御CPU84に検知信号を出力する。
電動チューリップ50は、一対の羽根部材51と電動チューリップ駆動装置(図示省略)とを有する。一対の羽根部材51は、遊技盤3との直交軸を中心に回転自在であり、第2始動入賞口54の入口の左右に配置される。電動チューリップ駆動装置は、ソレノイドを有し、ソレノイドが通電されることによって、一対の羽根部材51を互いに離れる方向に回転させる。一対の羽根部材51が互いに離れる方向に回転すると、電動チューリップ50が開口し、第2始動入賞口54の入口が拡大される。
ステージ52は、遊技球が転動しながら一時的に滞在する構造物であり、演出表示装置35の下方に配置される。
第1始動入賞口53は、ステージ52の略中央の真下に配置されている。このため、ステージ52の中央部分から落下した遊技球は、高い確率で第1始動入賞口53へと導かれる。第2始動入賞口54は、第1始動入賞口53の下方に配置されている。
アタッカー装置57は、大入賞口58と蓋部材59とアタッカー駆動装置(図示省略)とを有する。大入賞口58は、通常状態では、蓋部材59によって閉止されており、第1始動入賞口53及び第2始動入賞口54に遊技球が入賞することを契機に行われる特別図柄に係る電子抽選の結果、大当たりとなって大当たり遊技に移行した場合に、蓋部材59が傾動されて露呈される。アタッカー駆動装置は、ソレノイドを有し、ソレノイドが通電されることによって、蓋部材59を傾動させる。蓋部材59が傾動されて大入賞口58が露呈すると、多量の遊技球が大入賞口58へ入賞可能となる。
第1始動入賞口53、第2始動入賞口54、一般入賞口55、大入賞口58の内部には、それぞれ遊技球の通過を検知するためのセンサ(図示省略)が設けられている。これらのセンサは、遊技球の通過を検知する度に、主制御CPU84に検知信号を出力する。
第1始動入賞口53、第2始動入賞口54、一般入賞口55、大入賞口58に遊技球が入賞すると、所定個数の遊技球が賞球として遊技者に払い出される。各入賞口53,54,55,58に入賞した遊技球は、その入賞口53,54,55,58から遊技盤5の裏側へ回収される。また、何れの入賞口53,54,55,58にも入賞しなかった遊技球は、最終的にアウト口38から遊技盤5の裏側へ回収される。
盤面ランプ60は、例えば内蔵するLEDの発光(点灯や点滅、輝度階調の変化、色調の変化等)により演出を実行する。
[電気的構成]
図3に示すように、パチンコ機Pは、電源基板81、主制御基板83、払出制御基板87、サブ制御基板92、ドライバ基板96、中継基板103等を備える。電源基板81は、電源コードを介して外部電源に接続されている。また、電源基板81は、主制御基板83、払出制御基板87及びサブ制御基板92に電力供給線113を介して接続されている。主制御基板83は、払出制御基板87及びサブ制御基板92に信号線112を介して接続されている。サブ制御基板92は、ドライバ基板96に電力供給線113及び信号線112を介して接続されている。
(電源基板81)
電源基板81には、電源回路82が設けられている。電源回路82は、外部電源から供給される交流電力(AC24V)を、モータやソレノイド等の各種デバイスの駆動に使用する直流電力(DC12VやDC32V等)に変換し、変換した直流電力を主制御基板83、払出制御基板87及びサブ制御基板92のそれぞれに供給する。
(主制御基板83)
主制御基板83には、主制御CPU84が装備されている。主制御CPU84は、ROM85やRAM(RWM)86等の半導体メモリとともにLSIとして構成されている。主制御CPU84は、各入賞口53,54,55,58に設けられるセンサに信号線112を介して接続されるとともに、特別図柄表示装置、普通図柄表示装置、電動チューリップ駆動装置及びアタッカー駆動装置に電力供給線113及び信号線112を介して接続されている。
主制御CPU84は、各センサが出力した検知信号を受信して、入賞球に対する乱数の抽選等の処理を行い、抽選の結果に応じて、各種コマンド(命令信号)や各種制御信号を払出制御基板87、サブ制御基板92、特別図柄表示装置、普通図柄表示装置、電動チューリップ駆動装置及びアタッカー駆動装置に出力する。各種コマンドには、賞球の払出しを指示する賞球指示コマンド、及び各種演出を指示する演出コマンドが含まれ、賞球指示コマンドは払出制御基板に出力され、演出コマンドはサブ制御基板に出力される。また、各種制御信号には、特別図柄表示装置及び普通図柄表示装置の表示を制御する制御信号や、電動チューリップ駆動装置及びアタッカー駆動装置の作動を制御する制御信号が含まれる。
(払出制御基板87)
払出制御基板87には、払出制御CPU88と発射回路91とが設けられている。払出制御CPU88は、主制御CPU84と同様に、ROM89、RAM90等の半導体メモリとともにLSIとして構成されている。払出制御CPU88には、主制御CPU84が出力した賞球指示コマンドが入力される。払出制御CPU88は、入力された賞球指示コマンドに基づいて遊技球の払い出し動作を制御し、指示された個数の遊技球の払出動作を実行させる。また、払出制御CPU88は、図示しないカード機が接続されていることを条件に発射許可信号を発射回路91に出力する。発射回路91は、発射ハンドル18に設けられた発射ボリューム、タッチセンサ及び発射停止スイッチに接続されて、これらが出力した各種信号と払出制御CPU88が出力した発射許可信号とを受信し、受信した信号に応じて発射装置19の作動を制御する。
(サブ制御基板92)
サブ制御基板92は、単一の機種のパチンコ機に使用されるものに限定されず、複数の機種に共通して使用可能な構成を有する。具体的には、モータやソレノイド、またLED等、機種に関わらず必須であるデバイスの作動を制御する際に用いる制御信号ライン105が十分な数設けられている。制御信号ライン105には、第1制御信号ライン106と第2制御信号ライン107とが含まれる。なお、本実施形態では、演出に用いるデバイスの数は、サブ制御基板92に設けられている制御信号ライン105よりも少ないものとする。
サブ制御基板92には、演出制御CPU93が装備されている。演出制御CPU93は、主制御CPU84と同様に、ROM94、RAM95等の半導体メモリとともにLSIとして構成されている。ROM94には、演出の制御に関する演出制御プログラムが格納されている。演出制御CPU93には、主制御CPU84が出力した演出コマンドが入力される。演出制御CPU93は、演出制御プログラム及び演出コマンドに基づいて演出に係る各種デバイスの作動状態を決定し、決定した作動状態で各種デバイスを作動させるための制御信号を、各種デバイスに対応する制御信号ライン105に出力する。各種デバイスには、ムービングゲート38の扉枠39を回転又は停止させる扉枠回転用モータ42が含まれる。
ここで、ムービングゲート38の扉枠39を回転又は停止させる演出を行う際に、演出制御CPU93が出力する制御信号及び該制御信号が出力される制御信号ラインについて説明する。演出制御CPU93は、扉枠39を回転させる場合には、扉枠駆動用モータ42の各コイル43,44を所定の順に励磁して該モータ42を動作(回転子を回転)させるための通常動作信号(第1制御信号)を、第1制御信号ライン106に出力する。扉枠39を初期位置とは異なる回転位置で停止させる場合には、演出制御CPU93は、コイル43,44の何れかを励磁して扉枠回転用モータ42を停止(回転子を停止)させるための励磁停止信号(第2制御信号)を、第2制御信号ライン107に出力する。また、扉枠39を初期位置で停止させる場合には、演出制御CPU93は、コイル43,44の励磁を切って扉枠回転用モータ42を停止させるための無励磁停止信号を、第1制御信号ライン106に出力する。すなわち、演出制御CPU93は、扉枠39を回転させる場合には、扉枠回転用モータ42を動作させる通常動作信号を第1制御信号ライン106に出力し、扉枠39を初期位置とは異なる回転位置で停止させる場合には、コイル43,44を励磁して扉枠回転用モータ42を停止させる励磁停止信号を第2制御信号ライン107に出力する制御部として機能する。
(ドライバ基板96)
ドライバ基板96には、各種デバイスの駆動回路97が設けられている。各駆動回路97は、信号線112を介してサブ制御基板92に設けられた所定の制御信号ライン105に接続されている。駆動回路97には、扉枠回転用モータ42を作動させるための第1ドライバ98及び第2ドライバ99が含まれる。第1ドライバ98は、第1制御信号ライン106に接続され、第2ドライバ99は、第2制御信号ライン107に接続されている。
第1ドライバ98及び第2ドライバ99は、それぞれ信号受信回路100と信号変換回路101と出力部102とを有する。
第1ドライバ98の信号受信回路100aは、信号線112を介して第1制御信号ライン106に接続され、演出制御CPU93が出力した通常動作信号及び無励磁停止信号を受信して、受信した制御信号を第1ドライバ98の信号変換回路101aに出力する。第2ドライバ99の信号受信回路100bは、信号線112を介して第2制御信号ライン107に接続され、演出制御CPU93が出力した励磁停止信号を受信して、受信した制御信号を第2ドライバ98の信号変換回路101bに出力する。
第1ドライバ98の信号変換回路101aは、信号受信回路100aと出力部102aを接続し、信号受信回路100aから入力された制御信号を変換して、出力部102aへ送信する。第2ドライバ99の信号変換回路101bは、信号受信回路100bと出力部102bを接続し、信号受信回路100bから入力された信号を変換して、出力部102bへ送信する。
第1ドライバ98の出力部102aには、後述する第1モータ駆動ライン108が接続されている。第1ドライバの出力部102aは、信号変換回路101aからの信号に応じた駆動信号を第1モータ駆動ライン108へ出力し、扉枠回転用モータ42を作動又は停止させる。第2ドライバ99の出力部102bには、後述する第2モータ駆動ライン109が接続されている。第2ドライバの出力部102bは、信号変換回路101bからの信号に応じた駆動信号を第2モータ駆動ライン109へ出力し、扉枠回転用モータ42を励磁状態で停止させる。
すなわち、第1ドライバ98は、演出制御CPU93が通常動作信号を出力したとき、扉枠回転用モータ42を作動させ、演出制御CPU93が無励磁停止信号を出力したとき、扉枠回転用モータ42を無励磁状態で停止させる。また、第2ドライバ99は、演出制御CPU93が励磁停止信号を出力したとき、扉枠回転用モータ42を励磁状態で停止させる。
(中継基板103)
中継基板103は、ドライバ基板96と扉枠回転用モータ42との間に設けられ、第1モータ駆動ライン108と第2モータ駆動ライン109とを中継する。中継基板103には、4つの抵抗器104が設けられている。第1モータ駆動ライン108は、それぞれ、一端が第1ドライバ98の出力部102aに接続され、他端が扉枠回転用モータ42の各コイル43,44に接続される4本の信号線112で構成される。第2モータ駆動ライン109は、それぞれ、抵抗器104を介し、一端が第2ドライバ99の出力部102bに接続され、他端が扉枠回転用モータ42の各コイル43,44に接続される4本の信号線112で構成される。
上記構成では、図5に示すように、扉枠39を回転させる場合には、扉枠回転用モータ42に電源電圧である12Vが印加されて扉枠回転用モータ42が動作し、扉枠39を初期位置とは異なる回転位置で停止させる場合には、扉枠回転用モータ42に電源電圧が抵抗器104によって分圧された電圧が印加され、扉枠回転用モータ42が励磁状態で停止して静止トルクを出力する。
なお、各種デバイスの駆動回路に接続されない制御信号ライン105については、中継基板103等においてプルアップ又はプルダウンによる終端処理を行う。
このように、本実施形態によれば、各種デバイスの作動を制御するためにサブ制御基板92に予め設けられており、各種デバイスの作動の制御に使用されていない制御信号ライン105を使用し、且つサブ制御基板92外に抵抗器104等の各種部品を追加するのみであるので、サブ制御基板92の構成を変更することなく、且つ低コストで、扉枠回転用モータ42(可動役物を駆動するモータ)を励磁状態で停止させる場合の発熱を抑制することができる。
また、抵抗器104を設けて分圧することによって扉枠回転用モータ42への印加電圧を低下させるので、モータを作動させる電源電圧を複数種類設けることなくモータの発熱を抑制することができるとともに、可動役物の自重に応じて適切な抵抗値の抵抗器を用いることによって、発熱を抑制しつつ、所望の静止トルクを出力させることができ、可動役物を確実に一時停止させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
例えば、扉枠回転用モータ42は、2相ステッピングモータであることに限定されない。相数が増加または減少する場合には、相数に応じて抵抗器104や電力供給線113を増加または減少させればよい。
また、励磁停止時の発熱を抑制させるための制御構成を、扉枠回転用モータ42の1つのみに適用することに限定されず、サブ制御基板92に設けられた制御信号ライン105に未使用のものがあれば、複数のモータに適用してもよい。
42:扉枠回転用モータ(対象モータ)
81:電源基板
82:電源回路
83:主制御基板
84:主制御CPU
92:サブ制御基板
93:演出制御CPU(制御部)
96:ドライバ基板
98:第1ドライバ
99:第2ドライバ
103:中継基板
104:抵抗器
106:第1制御信号ライン
107:第2制御信号ライン
108:第1モータ駆動ライン
109:第2モータ駆動ライン

Claims (2)

  1. それぞれが単一のモータの作動を制御可能な第1制御信号ライン及び第2制御信号ラインが設けられて複数の機種に共通して使用可能なサブ制御基板と、可動役物を駆動する対象モータと、を有する遊技機であって、
    前記第1制御信号ラインに接続され、前記第1制御信号ラインに入力される制御信号に応じた駆動信号を出力して、前記対象モータを該制御信号に応じて作動させる第1ドライバと、
    前記第1ドライバと前記対象モータとを接続する第1モータ駆動ラインと、
    前記サブ制御基板と前記対象モータとの間に設けられる中継基板と、
    前記中継基板に設けられる抵抗器と、
    前記第2制御信号ラインに接続され、前記第2制御信号ラインに入力される制御信号に応じた駆動信号を出力して、前記対象モータを該制御信号に応じて作動させる第2ドライバと、
    前記第2ドライバと前記対象モータとを前記抵抗器を介して接続する第2モータ駆動ラインと、
    前記サブ制御基板に設けられ、前記対象モータを動作させるための第1制御信号を前記第1制御信号ラインへ出力し、前記対象モータを励磁状態で停止させるための第2制御信号を前記第2制御信号ラインへ出力する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記可動役物を駆動させる場合には、前記第1制御信号を前記第1制御信号ラインへ出力して、前記第1ドライバに、前記第1制御信号に応じた駆動信号を前記第1モータ駆動ラインへ出力させて前記対象モータを動作させ、前記可動役物を初期状態とは異なる状態で停止させる場合には、前記第2制御信号を前記第2制御信号ラインへ出力して、前記第2ドライバに、前記第2制御信号に応じた駆動信号を前記第2モータ駆動ラインへ出力させて前記対象モータを励磁状態で停止させる
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記対象モータの動作電源は、前記サブ制御基板に供給される所定の電力である
    ことを特徴とする遊技機。
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