JP2009195478A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤面と略平行な方向へ動作する可動盤面部品20を停止位置に保持することができるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】駆動機構のモータに駆動電圧を供給する電圧供給回路51は、可動盤面部品ユニット25の可動盤面部品20の進退動作時には、可動盤面部品20を駆動するモータ31に第1の駆動電圧を供給し、可動盤面部品20を停止位置に保持する時には、モータ31に第1の駆動電圧より低い第2の駆動電圧を供給するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関わり、特に遊技盤面と略平行な方向へ進退動作する装飾体ユニットの駆動に関するものである。
パチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面に入賞口、風車、可変表示装置、電飾装置等の各種盤面部品を設けて遊技内容の多様性を図り、遊技の進行中における入賞、その他の状況変化を契機として可動盤面部品を種々の方向に動作させることにより演出効果を高めている。例えば、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると、遊技盤中の可変表示装置に表示される図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止した図柄が予め定めた大当たり図柄となった場合に大当たり状態となり、遊技者が大量の出球を獲得できるようになっている。このような遊技機では、遊技の興趣を高めるために様々な表示演出が行われる。
なお、先行文献としては、例えば、本出願人の提案に係る特許文献1には、遊技盤の盤面と平行な左右方向へ往復移動する第1可動役物と、遊技盤の前後方向へ往復移動する第2可動役物と、を備えた役物装置が開示されている。これによれば、遊技内容の複雑、高度化に対応した演出を実現することができる。
また、特許文献2にも第1の可動部材と第2の可動部材を動作させるための構成が開示されている。
特開2007−29255公報 特開2004−129875公報
しかしながら、ギヤ機構を用いて各可動役物を上下、左右に動作させる場合には、可動役物を待避位置にて停止させた状態で維持することが難しい。即ち、ギヤ同士のバックラッシュ、部材間の寸法誤差等によって、可動役物が本来の停止位置から遊技領域側に偏位した状態で停止することが多々あり、遊技球の経路を妨げたり、外観を悪化させて遊技の興趣を低下させる原因となる。
このような不具合は、一端に設けた回動軸を中心として盤面と平行な方向へ回動する長尺アームの先端に可動役物を取り付けた構造の盤面部品において発生し易い。これは、長尺アームの一端に設けた回動軸と他端に設けた可動役物との間の距離が長いために長尺アームを待避位置に停止させた際に、長尺アーム及び可動役物の自重と、ギヤ部のバックラッシュなどに起因して退避位置に確実に停止させることが難しいからである。
可動役物を正規の退避位置に確実に停止させる方策として、例えば樹脂材料から成る長尺アームや可動役物側に鉄などの金属部材を固定すると共に、遊技盤側に永久磁石を固定配置することにより、可動役物が停止位置に達したときに金属部材を永久磁石にて吸着保持することも考えられるが、樹脂材料からなる長尺アームや可動役物に対して位置決めのみを目的とした専用の金属部位を取り付けるための設計変更を加える必要があり、部品点数の増大、組付け手数の増大をもたらすため、得策ではない。
特に、金属部材を取り付ける対象部位やその前方に位置する部材が透明材料からなる場合には、前方から金属部材が目視されてしまうため、外観が悪化するという欠点があった。
本発明は上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、可動役物側に格別な部品の追加を行うことなく、遊技盤面と略平行な方向へ動作する可動役物を停止位置に保持することができるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
即ち、第1の形態のパチンコ遊技機は、遊技盤面と略平行な方向へ進退動作するアーム部材と、該アーム部材により支持された装飾体と、モータと、該モータからの駆動力を前記アーム部材に伝達して前記アーム部材の進退動作させるリンク機構と、備えた装飾体ユニットと、前記装飾体の進退動作時は前記モータに第1の駆動電圧を供給し、前記装飾体を停止位置に保持する時は前記モータに第2の駆動電圧を供給する電圧供給回路と、を備えたことを特徴とする。
第2の形態のパチンコ遊技機は、電圧供給回路は、スイッチ素子と、減電圧回路と、備え、前記スイッチ素子を介して前記第1の駆動電圧を供給し、前記減電圧回路を介して前記第2の駆動電圧を供給することを特徴とする。
第3の形態のパチンコ遊技機は、前記減電圧回路は、複数本の抵抗を直列又は/及び並列に接続した回路によって構成されることを特徴とする。
第4の形態のパチンコ遊技機は、前記モータは4相モノポーラステッピングモータであることを特徴とする。
本発明によれば、装飾体の進退動作時は装飾体を駆動するモータに第1の駆動電圧を供給し、装飾体を停止位置に保持する時はモータに第1の駆動電圧より低い第2の駆動電圧を供給する電圧供給回路を備えたことで、可動盤面部品が透明部材から構成される場合のように、可動盤面部品に取り付けた金属部材が前方から視認されて外観を悪化させるという不具合をなくしつつ、可動盤面部品ユニットが収納位置にあるときに可動盤面部品を停止位置に保持して遊技領域方向へ突出しないようにすることができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図であり、図2は遊技球誘導装置を斜め上方から見た斜視図、図3(a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの収納状態における正面図及び背面図、図4(a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの突出状態における正面図及び背面図である。
図1に示すように、本実施の形態のパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3には、遊技領域の外周縁に沿って前方に突出されたガイドレールが設けられている。ガイドレールは発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内したり、アウト球を回収するアウト口18に案内したりする外レールR1及び内レールR2により構成される。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4の上部には、例えば遊技演出用のチャンスボタンや十字キーなどの操作部6や、遊技球の購入ボタンや購入取り消しボタンなどが設けられている。
遊技盤3の略中央には、図柄演出表示装置9が配置されている。図柄演出表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は図示しない特別図柄画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時はそれぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
図柄演出表示装置9の下方には、図柄演出表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。
また、図柄演出表示装置9の左側には、遊技盤3の右下部に配置された普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート12が設けられている。
さらに、可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当り状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄演出表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット14と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備えている。
また遊技盤3には、普通入賞口16が設けられていると共に、風車15や多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート12が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート12を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップから成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
図柄演出表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当り状態となるように構成されている。また特別図柄は、可変入賞装置11の上始動ポケット14、又は電動式チューリップの開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示していない)への遊技球の入賞を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当り状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
図柄演出表示装置9の上方、及び右側方には多数の雪結晶を象った可動盤面部品(装飾体)20が配置されているが、右側方に位置する可動盤面部品20は、上端部を軸支されることによって左右方向へ揺動するアーム部材21と、アーム部材21の前面に上下方向に沿って複数配列された星形のギミック22と、から構成されている。更に、この可動盤面部品20と、可動盤面部品20を駆動する駆動機構30(図4)と、可動盤面部品20及び駆動機構30の背面側に固定配置された図示しないLEDとは、可動盤面部品ユニット25を構成している。
可動盤面部品20は、遊技盤面、或いは遊技盤に形成した開口内に配置されて所定の軌跡に沿って動作する。アーム部材21の上端部に設けた軸部21aは遊技盤、或いはその他の支持部材によって軸支されており、アーム部材21は全体として図1、図3に示した収納位置(停止位置)と、図4に示した突出位置との間を揺動することができる。アーム部材21の背面にはLEDを搭載したプリント基板が組み付けられており、透明材料から構成されたギミック22を背面から照光する。
駆動機構30は、可動盤面部品20の駆動源としてのモータ31と、モータ31の出力ギヤ32と噛合するギヤ部を有した扇形ギヤ33と、扇形ギヤ33の一部から一体的に突出したリンク片34と、アーム部材21の下部適所から背面側に突設されてリンク片34に設けた長穴34a内に遊嵌するピン35と、を有する。
モータ31は、例えば4相ユニポーラステッピングモータにより構成される。なお、モータ31は、必ずしも4相ユニポーラステッピングモータに限定されるものでなく、バイポーラステッピングモータなどを用いることが可能であるが、4相ユニポーラステッピングモータを用いた場合は駆動回路を簡素化することが可能である。
モータ31の出力ギヤ32が正逆回転することによりこれと噛合する扇形ギヤ33も軸33aを中心として正逆回動し、その過程で扇形ギヤ33と一体のリンク片34も図3の状態から図4の状態に動作する。リンク片34が往復動作する過程で長穴34a内をピン35が往復動作しながらリンク片からの駆動力がアーム部材21に伝達されてアーム部材21を図3の収納状態から図4の突出状態へ移行させる。
可動盤面部品ユニット25が図1、図3に示した停止位置にあるときに、可動盤面部品ユニット25の一部、この例では最下部に位置する大径星形のギミック(装飾体)22aの前方に位置するように化粧板40が固定配置されている(図2)。
化粧板40の前面には遊技内容に関連した絵図、文字等々任意の画像が表示されると共に、化粧板40の背面側にはギミック22aを収容するための空所41aが形成される。
化粧板40は、所定の強度と弾性を有した樹脂板であり、ギミック22aが収納位置にある時にその背面によりギミックの前面に圧接してこれを後方へ弾性的に押圧して一定位置に静止させるように、その下縁部を遊技盤側によって固定されて立設されている。
図5は、本実施の形態のパチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
図5に示す遊技制御装置には、主(メイン)制御基板として遊技の進行を制御する遊技制御基板111が設けられていると共に、副(サブ)制御基板として遊技の演出を制御する演出制御基板120とランプ制御基板141、賞球を制御する賞球制御基板151等が設けられている。
遊技制御基板111は、CPU112、ROM113、RAM114、及び入出力インターフェース(以下、「I/O」と称する)115、116を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。遊技制御基板111のI/O115には、可変入賞装置11の上始動ポケット14に設けられた上始動SW14aや図示しない下始動口に設けられた下始動SW14b、遊技盤3上の始動ゲート12の始動ゲートSW12aが接続されている。また遊技盤3の普通入賞口16に設けられた普通入賞口SW16a、16b、大入賞口13に設けられた大入賞口SW13a、大入賞口13の開閉扉を夫々開閉動作させるための大入賞口ソレノイド13b、可変入賞装置11に備えられた電動式チューリップ17を開閉動作させるための始動口ソレノイド17aなどが接続されている。
一方、遊技制御基板111のI/O116は、演出制御基板120の演出制御部121に設けられているI/O125、及び賞球制御基板151のI/O155と接続される。
このように構成される遊技制御基板111は、始動条件の成立したとき、即ち上始動ポケットの上始動SW14aや、電動式チューリップ17内の下始動SW14bにおいて遊技球の入賞を検出したときに、CPU112において演出パターン制御コマンドの抽選を行い、取得した演出パターン制御コマンドを演出制御基板120の演出制御部121に送信する。
演出制御基板120は、演出制御部121と、画像・音声制御部131とから構成される。演出制御部121は、CPU122、ROM123、RAM124、I/O125、126、127を有し、演出全体の制御を行う。演出制御部121のI/O125は、遊技制御基板111のI/O116と操作部6とが接続されており、演出制御部121のCPU122は、操作部6の操作情報に基づいて、図柄演出表示装置9に表示する画像を切り替えるようにしている。
演出制御部121のI/O125は、遊技制御基板111のI/O116と操作部6とが接続され、I/O126は、画像・音声制御部131のI/O135に接続され、I/O127はランプ制御基板141のI/O145に接続される。
画像・音声制御部131は、CPU132、ROM133、RAM134、I/O135、136を有し、画像及び音声の制御を行う。画像・音声制御部131のI/O136には、スピーカ8、図柄演出表示装置9、及び普通図柄表示装置10が接続されている。
画像・音声制御部131のROM133には、図柄演出表示装置9に表示する予告演出画像データや各種リーチ演出の画像データ、大当り遊技状態のときに表示する大当り遊技状態用画像データ、スピーカ8から出力する特別遊技状態用音声データ等が記憶されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144、I/O145、146を有し、I/O146に接続されている各種ランプ、例えば盤面ランプ147や前枠ランプ148、サイドランプ149、操作部6内に設けられているボタンLED150等の制御を行う。またランプ制御基板141は、可動盤面部品ユニット25の制御を行うと共に、センサ36の検出結果などに基づいて可動盤面部品20の停止位置の制御を行う。
賞球制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154、I/O155、156を有し、遊技制御基板111からの制御信号に基づいて、I/O156に接続されている払出駆動モータ157の駆動制御を行う。また、I/O156には定位置検出SW158aや、払出球検出SW158b、球有り検出SW158c、満タン検出SW158d等が接続されている。
上記のよう構成される本実施の形態のパチンコ遊技機においては、可動盤面部品ユニット25のギミック22aを含む可動盤面部品20を、遊技盤面と略平行な方向へ進退動作させるために、駆動機構30のモータ31に対して駆動電圧を供給する電圧供給回路の構成に特徴がある。
図6は、モータ31に駆動電圧を供給する電圧供給回路の構成を示した図である。
この図6に示すモータ31は、例えば4相ユニポーラステッピングモータにより構成される。モータ31には、電圧供給回路51から駆動電圧が供給される。また図5に示したランプ制御基板141から4本の駆動信号(A相、B相、A ̄相、B ̄相)が供給されている。
電圧供給回路51は、PNPトランジスタQ1と、4本の抵抗R1、R2、R3、R4、及びダイオードD1により構成される。
PNPトランジスタQ1は、スイッチ素子であり、エミッタは駆動電圧Vcc(例えば15V)を出力する駆動電源に接続され、そのコレクタはモータ31の電源端子t1に接続される。またベースにはランプ制御基板141から駆動/停止信号が入力される。
PNPトランジスタQ1のベース−エミッタ間には、抵抗R1が接続され、エミッタ−コレクタ間には図示するような向きでダイオードD1が接続されている。
さらに本実施の形態では、PNPトランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間に減電圧回路52が接続されている。減電圧回路52は、並列に接続した抵抗R2、R3に抵抗R4を直列に接続して構成されている。
また、図7は電圧供給回路の他の構成例を示した図である。なお、図6と同一部位には同一符号を付して説明は省略する。
図7に示す電圧供給回路は、減電圧回路52を1本の抵抗R11によって構成した点が図6に示した電源供給回路とは異なる。
このように構成される本実施の形態の電圧供給回路51では、可動盤面部品20を進退動作させる際には、ランプ制御基板141からの駆動/停止信号がL(ロー)レベルとなる。これにより、PNPトランジスタQ1がオンになり、モータ31の電源端子t1には、PNPトランジスタQ1を介して、図示しない駆動電源の駆動電圧Vccが供給される。つまり、モータ31の電源端子t1には、駆動電源の駆動電圧Vccと略等しい第1の駆動電圧が印加されることになる。これにより、モータ31はランプ制御基板141からの4本の駆動信号に基づいて、ギミック22aを含む可動盤面部品20を進退動作させるように駆動する。
一方、可動盤面部品ユニット25の可動盤面部品20を停止位置に保持する際には、ランプ制御基板141からの駆動/停止信号がH(ハイ)レベルとなる。これにより、PNPトランジスタQ1がオフになり、モータ31の電源端子t1には、減電圧回路52を介して駆動電圧が供給される。この場合、駆動電源の駆動電圧Vccは、減電圧回路52の抵抗により減電圧され、モータ31の電源端子t1には第1の駆動電圧より低い第2の駆動電圧が印加されることになる。
このようにすれば、モータ31は、第2の駆動電圧により励磁状態となり、可動盤面部品20を所定の停止位置に保持することができる。なお、図6に示す電圧供給回路では、減電圧回路52の抵抗R2〜R4の抵抗値を変更することで、第2の駆動電圧のレベルを適宜設定可能である。また、図6に示す電圧供給回路では、減電圧回路52を、抵抗R2〜R4を用いて構成したことで、減電圧回路52において発生する熱を分散させることができる。なお、図6に示す減電圧回路52では、並列に接続した抵抗R2、R3に対して抵抗R4を直列に接続するようにしているが、これはあくまでも一例であり、減電圧回路52は複数本の抵抗の直列回路、並列回路、或いはこれらを任意に組み合わせた回路によって構成することができる。
また、図7に示す電圧供給回路では、減電圧回路52を1本の抵抗R11で構成するようにしているため、減電圧回路52が簡単に構成することができるという利点がある。
このように本実施の形態のパチンコ遊技機では、可動盤面部品ユニット25の可動盤面部品20の進退動作時は、可動盤面部品20を駆動するモータ31に第1の駆動電圧を供給し、可動盤面部品20を停止位置に保持する時はモータ31に第1の駆動電圧より低い第2の駆動電圧を供給する電圧供給回路50を備えたことで、可動盤面部品20が透明部材から構成される場合のように、可動盤面部品20に取り付けた金属部材が前方から視認されて外観を悪化させるという不具合をなくしつつ、可動盤面部品ユニット25が停止位置にあるときに可動盤面部品を停止位置に確実に保持して遊技領域方向へ突出しないようにすることができる。
また、本実施の形態では、第1の駆動電圧より低い第2の駆動電圧により可動盤面部品20を停止位置に保持するようにしているため、例えば、第1の駆動電圧で可動盤面部品20を保持する場合に比べて、モータ31の発熱を抑制することができる。このようにモータ31の発熱を抑えるようにすると、発熱に伴ってモータ31の磁力が低下して、進退動作時においてモータ31のミスステップの発生を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。 遊技盤を斜め上方から見た斜視図である。 (a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの収納状態における正面図、及び背面図である。 (a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの突出状態における正面図、及び背面図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機において駆動機構のモータに駆動電圧を供給する電圧供給回路の構成を示した図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機において駆動機構のモータに駆動電圧を供給する電圧供給回路の他の構成を示した図である。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、4…皿部、5…発射レバー、6…操作部、10…普通図柄表示装置、11…可変入賞装置、12…ゲート、13…大入賞口、14…上始動ポケット、15…風車、16…普通入賞口、17…電動式チューリップ、18…アウト口、20…可動盤面部品、21…アーム部材、21a…軸部、22…ギミック、22a…ギミック、25…可動盤面部品ユニット、30…駆動機構、31…モータ、32…出力ギヤ、33…扇形ギヤ、33a…軸、34…リンク片、34a…長穴、35…ピン、51…電圧供給回路、52…減電圧回路、141…ランプ制御基板

Claims (4)

  1. 遊技盤面と略平行な方向へ進退動作するアーム部材と、該アーム部材により支持された装飾体と、モータと、該モータからの駆動力を前記アーム部材に伝達して前記アーム部材の進退動作させるリンク機構と、備えた装飾体ユニットと、
    前記装飾体の進退動作時はモータに第1の駆動電圧を前記モータに供給し、前記装飾体を停止位置に保持する時は、前記第1の駆動電圧より低い第2の駆動電圧を前記モータに供給する電圧供給回路と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 電圧供給回路は、スイッチ素子と、減電圧回路と、を備え、前記スイッチ素子を介して前記第1の駆動電圧を供給し、前記減電圧回路を介して前記第2の駆動電圧を供給することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記減電圧回路は、複数本の抵抗を直列又は/及び並列に接続した回路によって構成されることを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記モータは4相モノポーラステッピングモータであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のパチンコ遊技機。
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