JP2009195476A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Takayuki Amano
貴之 天野
Hidenori Tanaka
秀典 田中
Jo Someya
丈 染矢
Shohei Ikuta
昌平 生田
Toyohiro Noguchi
豊浩 埜口
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Abstract

【課題】可動盤面部品を可動するモータの負荷を軽減することができ、しかも可動盤面部品のスムーズな動きを実現することができるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】ランプ制御基板141のCPU142は、演出制御部121から停止コマンドを受信したと判別したときは(S3)、カウンタ値nを「30」にセットした後(S8)、可動盤面部品20が収納位置(停止位置)にあるか否かの検出を行い(S9)、可動盤面部品20が停止位置にあると判別したら、モータ31の駆動を停止して処理を終了するようにした(S6、S7)。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関わり、特に遊技盤面と略平行な方向へ進退動作する装飾体ユニットの駆動に関するものである。
パチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面に入賞口、風車、可変表示装置、電飾装置等の各種盤面部品を設けて遊技内容の多様性を図り、遊技の進行中における入賞、その他の状況変化を契機として可動盤面部品を種々の方向に動作させることにより演出効果を高めている。例えば、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると、遊技盤中の可変表示装置に表示される図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止した図柄が予め定めた大当たり図柄となった場合に大当たり状態となり、遊技者が大量の出球を獲得できるようになっている。このような遊技機では、遊技の興趣を高めるために様々な表示演出が行われる。
なお、先行文献としては、例えば、本出願人の提案に係る特許文献1には、遊技盤の盤面と平行な左右方向へ往復移動する第1可動役物と、遊技盤の前後方向へ往復移動する第2可動役物と、を備えた役物装置が開示されている。これによれば、遊技内容の複雑、高度化に対応した演出を実現することができる。
また、特許文献2にも第1の可動部材と第2の可動部材を動作させるための構成が開示されている。
特開2007−29255公報 特開2004−129875公報
ところで、上記特許文献1等に開示されている可動役物は、通常モータによって駆動されている。従来、可動状態にある可動役物を停止させる場合は、可動役物の駆動を制御する駆動制御手段が停止コマンドを受信した時点で、直ちに駆動役物を所定の収納位置(停止位置)に戻す停止制御を実行するようにしていた。このため、可動役物の可動状態によっては、瞬時にモータを逆回転させたりしていたため、モータに大きな負荷が加わり、故障したり、或いは寿命が短くなったりするといった問題点があった。
また、上記のように可動状態にある役物装置を停止コマンドを受信した時点で直ちに収納位置に戻すように制御した場合は、可動役物の動きがぎこちなくなり、遊技者に違和感を与えるといった問題点があった。
本発明は上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、可動役物を駆動するモータの負荷を軽減することができ、更に可動役物を収納位置にスムーズな動きを実現することができるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
即ち、第1の形態のパチンコ遊技機は、遊技盤面と略平行な方向へ進退動作するアーム部材と、該アーム部材により支持された装飾体と、モータと、該モータからの駆動力を前記アーム部材に伝達して前記アーム部材の進退動作させるリンク機構と、備えた装飾体ユニットと、前記装飾体が停止位置であるか否かを検出する検出手段と、前記アーム部材が進退動作しているときに、前記モータの駆動を停止するコマンドを受信した場合、前記検出手段により前記装飾体が停止位置にある期間内に前記モータの駆動を停止するよう制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
第2の形態のパチンコ遊技機は、前記制御手段は、前記停止コマンドを受信した後、前記検出手段により前記装飾体ユニットが停止位置にあると最初に検出した期間内に前記モータを停止させるように制御することを特徴とする。
第3の形態のパチンコ遊技機は、前記リンク機構は、前記アーム部材に設けた金属材料としてのピンと、該ピンを遊嵌させる長穴を有したリング部材と、を備え、該リング部材の一部は、前記固定側部材によって回動自在に軸支されていることを特徴とする。
本発明によれば、アーム部材が進退動作しているときに、モータの駆動を停止するコマンドを受信した場合、制御手段は、検出手段により装飾体が停止位置にある期間内にモータの駆動を停止するよう制御することにより、装飾体ユニットのモータに係る負担を軽減するようにした。これにより、装飾体ユニットを駆動するモータが故障したり、或いはモータの寿命が短くなったりするのを防止することができる。
また、装飾体ユニットを収納位置に戻す際の動きがスムーズになり、遊技者に違和感を与えることがない。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図であり、図2は遊技球誘導装置を斜め上方から見た斜視図、図3(a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの収納状態における正面図及び背面図、図4(a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの突出状態における正面図及び背面図である。
図1に示すように、本実施の形態のパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3には、遊技領域の外周縁に沿って前方に突出されたガイドレールが設けられている。ガイドレールは発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内したり、アウト球を回収するアウト口18に案内したりする外レールR1及び内レールR2により構成される。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4の上部には、例えば遊技演出用のチャンスボタンや十字キーなどの操作部6や、遊技球の購入ボタンや購入取り消しボタンなどが設けられている。
遊技盤3の略中央には、図柄演出表示装置9が配置されている。図柄演出表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は図示しない特別図柄画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時はそれぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
図柄演出表示装置9の下方には、図柄演出表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。
また、図柄演出表示装置9の左側には、遊技盤3の右下部に配置された普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート12が設けられている。
さらに、可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当り状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄演出表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット14と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備えている。
また遊技盤3には、普通入賞口16が設けられていると共に、風車15や多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート12が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート12を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップから成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
図柄演出表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当り状態となるように構成されている。また特別図柄は、可変入賞装置11の上始動ポケット14、又は電動式チューリップの開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示していない)への遊技球の入賞を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当り状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
図柄演出表示装置9の上方、及び右側方には多数の雪結晶を象った可動盤面部品(装飾体)20が配置されているが、右側方に位置する可動盤面部品20は、上端部を軸支されることによって左右方向へ揺動するアーム部材21と、アーム部材21の前面に上下方向に沿って複数配列された星形のギミック22と、から構成されている。更に、この可動盤面部品20と、可動盤面部品20を駆動する駆動機構30(図4)と、可動盤面部品20及び駆動機構30の背面側に固定配置された図示しないLEDとは、可動盤面部品ユニット25を構成している。
可動盤面部品20は、遊技盤面、或いは遊技盤に形成した開口内に配置されて所定の軌跡に沿って動作する。アーム部材21の上端部に設けた軸部21aは遊技盤、或いはその他の支持部材によって軸支されており、アーム部材21は全体として図1、図3に示した収納位置(停止位置)と、図4に示した突出位置との間を揺動することができる。アーム部材21の背面にはLEDを搭載したプリント基板が組み付けられており、透明材料から構成されたギミック22を背面から照光する。
駆動機構30は、可動盤面部品20の駆動源としてのモータ31と、モータ31の出力ギヤ32と噛合するギヤ部を有した扇形ギヤ33と、扇形ギヤ33の一部から一体的に突出したリンク片34と、アーム部材21の下部適所から背面側に突設されてリンク片34に設けた長穴34a内に遊嵌するピン35と、を有する。モータ31の出力ギヤ32が正逆回転することによりこれと噛合する扇形ギヤ33も軸33aを中心として正逆回動し、その過程で扇形ギヤ33と一体のリンク片34も図3の状態から図4の状態に動作する。リンク片34が往復動作する過程で長穴34a内をピン35が往復動作しながらリンク片からの駆動力がアーム部材21に伝達されてアーム部材21を図3の収納状態から図4の突出状態へ移行させる。
可動盤面部品20のアーム部材21が停止位置にあるか否かは駆動機構30の近傍に取り付けられたセンサ(検出手段)36によって検知される。
センサ36は、その内側側面に発光部と受光部が対向配置されている略コの字型のフォトインタラプタにより構成されている。
駆動機構30の扇形ギヤ33には、センサ36によって検知される被検知部材(遮光板)37が一体成形されている。被検知部材37の所定位置(例えば可動盤面部品20が停止位置又は突出位置にあるときにセンサ36の発光部と受光部間に位置)には、切り欠きが形成されている。従って、アーム部材21が停止位置又は突出位置に到達したときは、この切り欠きを介してセンサ36がオンになる。
一方、アーム部材21が停止位置または突出位置以外の位置にあるときは、センサ36は被検知部材37により遮光されてオフになる。したがって、センサ36の検知結果と、モータ31の回動方向からアーム部材21が停止位置にあるか否かを検知することができる。
なお、被検知部材37の切り欠きは、例えば停止位置だけでも良く、その場合の突出位置はモータ31の駆動時間やパルス数によって求めるようにしても良い。
可動盤面部品ユニット25が図1、図3に示した停止位置にあるときに、可動盤面部品ユニット25の一部、この例では最下部に位置する大径星形のギミック(装飾体)22aの前方に位置するように化粧板40が固定配置されている(図2)。
化粧板40の前面には遊技内容に関連した絵図、文字等々任意の画像が表示されると共に、化粧板40の背面側にはギミック22aを収容するための空所41aが形成される。
化粧板40は、所定の強度と弾性を有した樹脂板であり、ギミック22aが収納位置にある時にその背面によりギミックの前面に圧接してこれを後方へ弾性的に押圧して一定位置に静止させるように、その下縁部を遊技盤側によって固定されて立設されている。
図5は、本実施の形態のパチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
図5に示す遊技制御装置には、主(メイン)制御基板として遊技の進行を制御する遊技制御基板111が設けられていると共に、副(サブ)制御基板として遊技の演出を制御する演出制御基板120とランプ制御基板141、賞球を制御する賞球制御基板151等が設けられている。
遊技制御基板111は、CPU112、ROM113、RAM114、及び入出力インターフェース(以下、「I/O」と称する)115、116を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。遊技制御基板111のI/O115には、可変入賞装置11の上始動ポケット14に設けられた上始動SW14aや図示しない下始動口に設けられた下始動SW14b、遊技盤3上の始動ゲート12の始動ゲートSW12aが接続されている。また遊技盤3の普通入賞口16に設けられた普通入賞口SW16a、16b、大入賞口13に設けられた大入賞口SW13a、大入賞口13の開閉扉を夫々開閉動作させるための大入賞口ソレノイド13b、可変入賞装置11に備えられた電動式チューリップ17を開閉動作させるための始動口ソレノイド17aなどが接続されている。
一方、遊技制御基板111のI/O116は、演出制御基板120の演出制御部121に設けられているI/O125、及び賞球制御基板151のI/O155と接続される。
このように構成される遊技制御基板111は、始動条件の成立、即ち上始動ポケットの上始動SW14aや、電動式チューリップ17内の下始動SW14bにおいて遊技球の入賞を検出したときに、CPU112において演出パターン制御コマンドの抽選を行い、取得した演出パターン制御コマンドを演出制御基板120の演出制御部121に送信する。
演出制御基板120は、演出制御部121と、画像・音声制御部131とから構成される。演出制御部121は、CPU122、ROM123、RAM124、I/O125、126、127を有し、演出全体の制御を行う。演出制御部121のI/O125は、遊技制御基板111のI/O116と操作部6とが接続されており、演出制御部121のCPU122は、操作部6の操作情報に基づいて、図柄演出表示装置9に表示する画像を切り替えるようにしている。
演出制御部121のI/O125は、遊技制御基板111のI/O116と操作部6とが接続され、I/O126は、画像・音声制御部131のI/O135に接続され、I/O127はランプ制御基板141のI/O145に接続される。
画像・音声制御部131は、CPU132、ROM133、RAM134、I/O135、136を有し、画像及び音声の制御を行う。画像・音声制御部131のI/O136には、スピーカ8、図柄演出表示装置9、及び普通図柄表示装置10が接続されている。
画像・音声制御部131のROM133には、図柄演出表示装置9に表示する予告演出画像データや各種リーチ演出の画像データ、大当り遊技状態のときに表示する大当り遊技状態用画像データ、スピーカ8から出力する特別遊技状態用音声データ等が記憶されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144、I/O145、146を有し、I/O146に接続されている各種ランプ、例えば盤面ランプ147や前枠ランプ148、サイドランプ149、操作部6内に設けられているボタンLED150等の制御を行う。またランプ制御基板141は、可動盤面部品ユニット25の制御を行うと共に、センサ36の検出結果などに基づいて可動盤面部品20の停止位置の制御を行う。
賞球制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154、I/O155、156を有し、遊技制御基板111からの制御信号に基づいて、I/O156に接続されている払出駆動モータ157の駆動制御を行う。また、I/O156には定位置検出SW158aや、払出球検出SW158b、球有り検出SW158c、満タン検出SW158d等が接続されている。
以下、本実施の形態のパチンコ遊技機における可動盤面ユニットの停止制御について説明する。
図6、本実施の形態のパチンコ遊技機の可動盤面部品の進退動作を示したタイミングチャートである。
本実施の形態のパチンコ遊技機1では、図柄演出表示装置9に表示される遊技演出画像等に連動させて可動盤面部品20を遊技盤面に対して略平行な方向に進退動作させるようにしている。このような可動盤面部品20の進退動作は、上述したようにランプ制御基板141において可動盤面部品ユニット25の駆動機構30を制御することにより行われている。
ランプ制御基板141は、演出制御基板120の演出制御部121から可動盤面部品20の可動命令を受信すると、図6に示すように、例えば駆動機構30のモータ31を正転方向に回転させて、収納位置(停止位置)にある可動盤面部品20を突出位置まで移動させる往路動作を行う。可動盤面部品20が突出位置に到達したら一旦モータ31を停止した後、モータ31を逆転方向に回転させて可動盤面部品20を突出位置から収納位置まで移動させる復路動作を行う。以降はランプ制御基板141により停止処理が実行されるまで、上記したような往復動作を繰り返し行うことになる。
従来、遊技演出終了時に可動盤面部品20を停止させる場合、ランプ制御基板141は演出制御部121からの停止コマンドを受信した時点で、直ちにアーム部材21を停止位置に戻すように制御していた。しかしながら、このような停止処理を実行した場合は、例えばアーム部材21が停止位置から突出方向に移動する往路動作では、モータ31の回転方向を例えば正転方向から逆転方向に直ちに切り替える必要があるため、モータ31に大きな負荷がかかることになる。
そこで、本実施の形態では、ランプ制御基板141は、可動している可動盤面部品20の停止コマンドを受信したときに直ちにモータ31を停止する制御を実行することなく、可動動作を継続して行い、次に可動盤面部品20が停止位置に戻ってモータ31が停止する期間内において、停止コマンドに基づくモータ31の停止処理を実行するようにした。このようにすれば、モータ31にかかる負担を軽減することができ、モータ31が故障したり、或いはその寿命が短くなったりするといった不具合を防止することが可能になる。
また、停止コマンドを受信した時点で直ちに可動盤面部品20を停止位置に戻すように制御した場合は、可動盤面部品20の動きがぎこちなくなり、遊技者に違和感を与えることになるが、本実施の形態のように可動盤面部品20を停止位置にあるときに停止処理を実行すれば、可動役物である可動盤面部品20のスムーズな動きを実現することができる。
なお、本実施の形態では、可動盤面部品20が停止位置のモータ停止期間内にあるときにモータ31の停止処理を実行するようにしているが、例えば可動盤面部品20が突出位置のモータ停止期間内にあるときにモータ31の停止処理を実行するようにしても良い。その場合は、停止処理として、突出位置にある可動盤面部品20を停止位置に戻す処理が含まれることになる。
図7は、本実施の形態のパチンコ遊技機において可動盤面部品ユニットの駆動処理を示したフローチャート図である。なお、図7に示す処理は、ランプ制御基板141のCPU142が、演出制御部121からモータ駆動コマンドを受信したときに、ROM143に格納されているプログラムを実行することにより実現されるものである。
この場合、ランプ制御基板141のCPU142は、まず、ステップS1において、アーム部材21の駆動回数を示すカウンタ値nを「0」にセットをする。
次に、ステップS2において、可動盤面部品ユニット25のモータ31を駆動するモータ駆動処理を実行する。これにより、可動盤面部品ユニット25の可動盤面部品20が進退動作を行うことになる。
次に、ステップS3において、演出制御部121からモータの停止コマンドを受信したか否かの判別を行い、停止コマンドを受信していなければ、続くステップS4において、モータの回転方向とセンサ36の検知結果に基づいて、可動盤面部品20が収納位置(停止位置)にあるか否かの検出を行う。可動盤面部品20が停止位置にあると判別した場合はステップS5に進み、カウンタ値nに「1」を加算する。そして続くステップS6において、カウンタ値nが「30」であるか否かの判別を行い、カウンタ値nが「30」であれば、続くステップS7において、モータ31の駆動を停止して処理を終了する。
ここで、ステップS6におけるカウンタ値nの値「30」は、あくまでも一例であり、通常の遊技演出では、可動盤面部品20が動作し得ない往復回数値であればよい。例えば、可動盤面部品ユニット25が1回の遊技演出において可動する最大可動時間が1分、可動盤面部品20が停止位置から進退動作を行って再び停止位置に戻ってくるまでの時間が5秒であれば、カウンタ値nが「20」に達するまでの間に停止コマンドを必ず受信することができるので、ステップS6のカウンタ値nは「21」以上の任意の値に設定すればよい。このようにすれば、何らかの異常が発生して可動盤面部品ユニット25が可動しているにも関わらず、停止コマンドが受信できなかった場合でも、可動盤面部品ユニット25を停止させることができる。
一方、ステップS6において、カウンタ値nが「30」に達していないと判別したときはステップS3に戻って処理を繰り返し実行する。そして、ステップS3において、演出制御部121から停止コマンドを受信したと判別したときは、ステップS8に進み、カウンタ値nを「30」にセットをする。そして、続くステップS9において、可動盤面部品20が収納位置(停止位置)にあるか否かの検出を行い、可動盤面部品20が停止位置にあると判別したらステップS6に移行する。ステップS6では、カウンタ値nが「30」であると判別されるので、続くステップS7において、モータ31の駆動を停止して処理を終了することになる。このようにすれば、ランプ制御基板141は、演出制御部121からの停止コマンドを受信した時点で、直ちにモータ31の回転方向を切り替える制御を行うことなく、モータ31が停止位置のモータ停止期間内においてモータ31の動作を停止させる停止処理を実行することができるので、モータ31に係る負担を軽減することで、モータ31が故障したり、寿命が短くなったりするといった不具合を防止することが可能になる。また、可動盤面部品ユニット25のスムーズな動きを実現することができる。
本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。 遊技盤を斜め上方から見た斜視図である。 (a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの収納状態における正面図、及び背面図である。 (a)及び(b)は可動盤面部品ユニットの突出状態における正面図、及び背面図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態のパチンコ遊技機における可動盤面部品の進退動作を示したタイミングチャートである。 本実施の形態のパチンコ遊技機において可動盤面部品ユニットの駆動処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、4…皿部、5…発射レバー、6…操作部、10…普通図柄表示装置、11…可変入賞装置、12…ゲート、13…大入賞口、14…上始動ポケット、15…風車、16…普通入賞口、17…電動式チューリップ、18…アウト口、20…可動盤面部品(装飾体)、21…アーム部材、21a…軸部、22…ギミック、22a…ギミック、25…可動盤面部品ユニット、30…駆動機構、31…モータ、32…出力ギヤ、33…扇形ギヤ、33a…軸、34…リンク片、34a…長穴、35…ピン、36…センサ(検出手段)、37…被検知部材、120…演出制御基板、121…演出制御部、122、142…CPU、123、143…ROM、141…ランプ制御基板

Claims (3)

  1. 遊技盤面と略平行な方向へ進退動作するアーム部材と、該アーム部材により支持された装飾体と、モータと、該モータからの駆動力を前記アーム部材に伝達して前記アーム部材の進退動作させるリンク機構と、備えた装飾体ユニットと、
    前記装飾体が停止位置であるか否かを検出する検出手段と、
    前記アーム部材が進退動作しているときに、前記モータの駆動を停止するコマンドを受信した場合、前記検出手段により前記装飾体が停止位置にある期間内に前記モータの駆動を停止するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記制御手段は、前記停止コマンドを受信した後、前記検出手段により前記装飾体ユニットが停止位置にあると最初に検出した期間内に前記モータを停止させるように制御することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記リンク機構は、前記アーム部材に設けた金属材料としてのピンと、該ピンを遊嵌させる長穴を有したリング部材と、を備え、該リング部材の一部は、前記固定側部材によって回動自在に軸支されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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