JP5565911B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、演出ボタンを備えるパチンコ遊技機に関するものである。
従来のパチンコ遊技機では、遊技内容を豪華にしたり、遊技者の注意を惹きつけたり、又は遊技店内の雰囲気を盛り上げたりするために、工夫を凝らした様々な演出が行われている。特に、リーチ演出や大当り演出時には、大光量かつ大音量でとりわけ豪華な演出がなされる。
また、遊技機本体に設けられた演出ボタンが備え付けられており、遊技者がリーチ演出や大当り演出時にこの演出ボタンを操作することで、遊技の興趣性を向上させているものもよく知られている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、近年、省エネルギーに対する関心が高まっており、この演出ボタンを用いて消費電力モードを切り換えるパチンコ遊技機も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−271630号公報 特開2010−125038号公報
しかし、上記したような演出ボタンを備えることで興趣性を向上させたパチンコ遊技機においても、豪華な演出を好まない遊技者がいる場合もあり、そのような場合は豪華な演出がかえって無駄となり、大光量又は大音量で演出装置を駆動させることで電力が無駄に消費されてしまうという問題があった。一方、節電効果を高めるために光量や音量を抑えて控えめな演出を実行すると、演出が物足りなく感じる遊技者もおり、全体として遊技の興趣性が減退してしまうことになる。
そこで本発明のパチンコ遊技機は、演出ボタンを操作することで遊技者に最適な光量かつ音量で演出が行われるようにし、もって無駄な電力消費が抑えられて節電効果が向上するパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技者が遊技状況に応じて操作する演出ボタンが、遊技機本体に設けられているパチンコ遊技機において、前記演出ボタンの操作の有無を検知する演出ボタン検知手段と、前記遊技機本体に設けられた発光系演出装置及び発音系演出装置と、該発光系演出装置を所定の光量で、及び該発音系演出装置を所定の音量でそれぞれ駆動制御する演出装置駆動制御手段とを備え、前記発光系演出装置にかかる光量及び/又は前記発音系演出装置にかかる音量を演出装置の出力値とし、前記演出ボタン検知手段が、あらかじめ定められた特定の演出期間に前記演出ボタンが操作されたことを検知すると、前記演出装置駆動制御手段は、前記演出装置の出力値を当該演出ボタンの操作前に比べて増大させて該発光系演出装置及び/又は前記発音系演出装置を駆動させることを特徴とするパチンコ遊技機である。
かかる構成とすることにより、遊技者は自分の好みの光量及び/又は音量で演出を実行させることができるため、演出に物足りなさを感じたり煩わしさを感じたりすることがない。また、過剰な演出を避けることができるため、無駄な電力が抑えられ、節電効果が向上する。なお、特定の演出期間としては、例えばリーチ演出期間や大当り演出期間などが挙げられる。
また、前記演出ボタン検知手段が、前記特定の演出期間内に前記演出ボタンの操作を複数回検知すると、前記演出装置駆動制御手段が、当該演出ボタンの操作回数に応じて前記演出装置の出力値を段階的に増大させる制御内容を具備するようにしてもよい。
かかる構成とすると、遊技者が演出ボタンを連打することで最適な光量及び/又は音量を容易に選択することができる。
また、前記演出装置駆動制御手段は、特定の演出期間開始時においてはあらかじめ定められた基準出力値で演出装置を駆動制御し、特定の演出期間内における演出ボタンの操作により該演出装置の出力値を基準出力値より増大させる構成であって、特定の演出期間開始から所定時間経過すると、該演出装置の出力値を前記基準出力値まで減少させる制御内容を具備していてもよい。
このように、所定時間経過後に強制的に光量及び/又は音量を基準の値に復帰させることにより、無駄な演出が長期間実行されることがなくなるため、節電効果が大幅に向上する。
本発明のパチンコ遊技機は、遊技者に最適な光量及び/又は音量で演出が行われるため、無駄な電力消費が回避でき、これにより節電効果が高まるという優れた効果がある。
パチンコ遊技機1の外観斜視図である。 遊技盤10の正面図である。 遊技を制御する制御回路を示すブロック図である。 遊技の進行を示すタイミングチャート図である。 遊技中の表示画面15を示す説明図である。
本実施例のパチンコ遊技機1は、図1に示すように、遊技場設備に固定される外枠2と、この外枠2の前面開口部を覆う遊技機本体3とからなる。遊技機本体3は、中央上部の略円形の開口部6に遊技盤10が取り付けられた前枠5を備え、この前枠5の一側縁がヒンジ部材4を介して外枠2に開閉可能に枢着されている。また、前枠5の下部には、上受皿7と下受皿8とが上下に列設されており、下受皿8の右側方に発射ハンドル9が突設されている。さらに、前枠5の上部両側と下部中央には、音を発して遊技者の聴覚を通じて演出を行う発音系演出装置としてのスピーカ(図示省略)が設けられている。また、該下受皿8の左側方には、遊技者が遊技状況に合わせて操作する演出ボタン(いわゆるチャンスボタン)22が配設されている。また、該演出ボタン22の遊技者が視認可能な天頂部には発光部23が設けられている。該発光部23には、発光部用LED23Aが内蔵されている。
図2に示すように、遊技盤10の前面には、遊技球が転動流下する略円形の遊技領域12が区画形成されている。そして、遊技領域12の中央には樹脂製のセンターケース13が配設されている。センターケース13には、光を発して遊技者の視覚を通じて演出を行う発光系演出装置のひとつである画像表示装置14が配設されている。この画像表示装置14は、表示画面15を備え、該表示画面15で主に演出画像を表示し、CRTや液晶表示器、有機ELなどによって構成されている。また、センターケース13には、発光系演出装置のひとつである演出用LED16が多数配設されている。さらに、センターケース13には、入賞装置17a、演出時に回転駆動する演出用電動役物18、及び特別図柄表示装置19等が組み付けられている。また、遊技領域12におけるセンターケース13の周囲には、入賞装置17b〜17dやゲート装置21、遊技釘20などの各種の遊技部材が設けられている。
かかるパチンコ遊技機1は、既存一般のパチンコ遊技機と同様の遊技内容を有している。すなわち、入賞装置17bに設けられた始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置19が点滅して特別図柄が変動表示され、一定時間経過後に変動表示が停止する。そして、変動停止した時の特別図柄の停止態様が所定の大当り態様であった場合には、大入賞口を備える入賞装置17cが所定時間開閉作動する大当り遊技が実行されることとなる。
そして、上記画像表示装置14の表示画面15には、遊技進行に合わせて図柄やキャラクターなどの演出画像が表示される。該演出画像としては、例えば、特別図柄が変動表示されている間に表示画面15で表示される演出図柄や、所定条件の成立を契機として時折表示されるリーチ演出画像あるいは予告演出画像などがある。また、大当り遊技中に表示されるものとして、大当り演出画像がある。
また、これらのような演出画像の表示と並行して、演出用LED16が発光、点滅すると共に、演出用電動役物18が適宜のタイミングで駆動する。さらに、これらと並行するように、スピーカから逐次演出用音声が出力されることで、画像、光、音声などを組み合わせた盛大な演出が行われる。
さらに、遊技進行中に前記表示画面15にて演出ボタン22の操作を促すメッセージ等が演出表示され、該演出ボタン22を所定タイミングで連打させる等の演出ボタン22を利用した変化に富んだ遊技内容が適宜実行される。
次に、本実施例のパチンコ遊技機1の遊技作動を制御する制御回路を、図3を参照して説明する。
マイクロコンピュータを構成する主制御基板60には、パチンコ遊技機1の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられている。この主制御基板60は、遊技の統括的な制御を実行するものである。この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設される。この主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書きできる記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示省略)と、データのやり取りを行うデータバス(図示省略)とを介して接続され、主制御基板60の基板回路を構成している。
記憶装置ROMには、制御プログラムや、抽選の当落判定や演出態様等を決定するための各種テーブルが格納される。一方、記憶装置RAMには、各種球検知スイッチからの球検知信号等が一時的に記憶される記憶エリア、各種のタイマや乱数カウンタ、計数カウンタ等を構成するレジスタ領域、及びワークエリア等が設けられている。
さらに、この主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示省略)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして、主制御用中央制御装置CPUは、一定間隔のクロックパルスによって時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。また、このクロック装置により出力されたクロックパルスをカウントして、時間を計測するタイマTMも接続されている。
ここで主制御用中央制御装置CPU、及び後述する各制御基板62〜68に設置されている各中央制御装置CPUは、所定のデータの処理を行う演算ユニット(ALC)を連成した演算装置と、この演算装置に入出力するデータや読み込んだ命令を保管しておくレジスタと、命令を解読するデコーダ等によって構成されている。そして、この主制御用中央制御装置CPUは、所定の形式で生成したデータ又はコマンドを四つの制御基板62,63,64,68へ出力し、これらの制御基板62,63,64,68の中央制御装置CPUがこのデータ等に従って所定の制御を処理実行する。
また、この主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示省略)及び出力ポート(図示省略)が設けられており、この出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が、演出制御基板62、図柄制御基板63、払出制御基板64、及び発射制御基板68の各入力ポートに向けて出力されるように接続されている。また、主制御基板60の入力ポートには、盤面中継基板61を介して、入賞装置17a〜17d、演出用電動役物18やゲート装置21、及び前記演出ボタン22等が接続される。そして、主制御基板60が2msごとに、これらに内蔵された各スイッチの遊技球検出状態あるいはボタン操作状態を調べ、遊技球検出あるいはボタン操作検出があると、その球検出信号あるいはボタン操作検出信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して電動式の入賞装置17a〜17cや演出用電動役物18等が接続されており、主制御用中央制御装置CPUが所定の条件を選出した場合に、これらに内蔵されたソレノイドやモータを作動させる。
上記の演出制御基板62には、パチンコ遊技機1で実行される演出全般を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、演出を制御処理する演出制御用中央制御装置CPUに、多岐にわたる演出態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。演出制御基板62の出力ポートには、画像表示装置14を制御する画像制御基板65、音声演出を制御する音源制御基板66、及びLEDランプ(発光ダイオード)による演出を制御する光源制御基板67が接続されている。そして、演出制御基板62は、主制御基板60からの演出コマンドが入力ポートに入力されると、演出制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、該演出コマンドで指示された演出態様を実行するために、画像制御基板65、音源制御基板66、及び光源制御基板67へ向けて制御コマンドを送信する。
上記の画像制御基板65には、画像表示装置14の表示態様を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、表示態様を制御処理する画像制御用中央制御装置CPUに、その表示態様に関する固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。画像制御基板65は、演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを画像制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所定の表示態様を表示するデータを画像表示装置14に出力する。
上記の音源制御基板66には、スピーカから出力する演出用音声等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音声データ等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源制御基板66は、上記の演出制御基板62より入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを音源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音声データを出力ポートからスピーカに出力する。
上記の光源制御基板67には、遊技機本体3に配設された多数の演出用LED16、及び演出ボタン22に内蔵された発光部用LED23A等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、演出用LED16等の点灯、点滅等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、演出用LED16等を所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板67は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記の演出制御基板62から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、演出用LED16等を発光作動するドライバを配した光源作動基板に出力し、この光源作動基板が、各種の演出用LED16等を点灯、点滅させる。
上記の図柄制御基板63には、特別図柄表示装置19を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、特別図柄表示装置19のLEDの点灯、点滅等を制御する図柄制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、LEDを所定の発光態様に従って発光させるための発光パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この図柄制御基板63は、図柄制御用中央制御装置CPUで、上記の主制御基板60から入力ポートを介して入力されたデータ又はコマンドを演算処理し、所定の光データを、出力ポートを介して、特別図柄表示装置19のLEDを発光作動するドライバを配した図柄作動基板に出力し、この図柄作動基板が、特別図柄表示装置19のLEDを点灯、点滅させる。
上記の払出制御基板64には、遊技球の貸球や賞球等の払出しを制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、貸球や賞球の球数パターン等の固定データが格納されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この払出制御基板64は、主制御基板60から入力されたデータ又はコマンドに従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを、出力ポートを介して払出中継基板に送信し、このデータにより貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払出しを実行する。また、払出制御基板64は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込みや書き込みを行う機外装置であるプリペイドカードユニットと、このプリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球データ等をやり取りする。
上記の発射制御基板68には、発射装置を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、動作プログラム等が格納されている記憶装置ROMと、入出力信号等を一時的に記憶する記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。発射制御基板68の入力ポートには、発射ハンドル9に内蔵された回動角度検知センサから発射ハンドル9の現在角度に応じた電圧信号が入力される。発射制御基板68の出力ポートには発射装置が接続されており、発射制御基板68は、発射ハンドル9からの入力信号に応じた電圧強度で、発射装置に内蔵されたロータリーソレノイドを間欠的に駆動し、これにより発射ハンドル9の現在角度に応じた強さで遊技球を立て続けに打圧発射する。
また、上述のように、パチンコ遊技機1は、外部機器と信号を入出力するための外部端子基板69を備えている。この外部端子基板69は、主制御基板60の出力ポートと接続されており、主制御基板60が、各種の遊技情報を、外部端子基板69を経由して機外に出力し得るようになっている。例えば、大当り発生時には、主制御基板60は、大当り発生を示す大当り信号を機外に出力して、データ表示ユニット等に大当りの発生を報知する。また、外部端子基板69は、音源制御基板66の入力ポートとも接続されており、外部機器から入力される音声制御関連の信号を、外部端子基板69を介して音源制御基板66に送信し得るように構成されている。
以下に、本発明の要部にかかる演出ボタン22の機能について説明する。
本発明にあっては、遊技者が特定の演出期間中に演出ボタン22を操作すると、演出装置の出力値が増大する。具体的には、発光系演出装置(演出装置)の光量(出力値)が増大すると共に、発音系演出装置(演出装置)の音量(出力値)が増大する。なお、特定の演出期間として、リーチ演出期間α及び大当り演出期間βを採用した例を以下に説明する。
例えば、図4に示すように、特定の演出期間としてのリーチ演出期間αの開始前は、画像表示装置14及び演出用LED16は、あらかじめ定められた基準出力値である基準光量で光を出力している。また、スピーカは、あらかじめ定められた基準出力値である基準音量で音を出力している。このとき、図5aに示すように、画像表示装置14における表示画面15の左上隅には光量・音量レベルゲージPが表示されており、該光量・音量レベルゲージPにおいて、光量・音量レベルがゼロであるという表示がなされている。
そして、遊技が進行し、リーチ演出期間α又は大当り演出期間βの間に、本来のボタン操作以外のタイミングで演出ボタン22が操作されると、画像表示装置14及び演出用LED16の光量が前記基準光量に比べて増大すると共に、スピーカの音量が前記基準音量に比べて増大する。具体的には、演出ボタン22の操作により画像表示装置14の表示画面15や演出用LED16が明るくなり、かつスピーカから出力される音が大きくなる。
さらに、前記演出ボタン22が連打されて複数回操作されると、当該演出ボタン22の操作回数に応じて画像表示装置14及び演出用LED16の光量が段階的に増大すると共に、スピーカの音量が段階的に増大する。そして、図5bに示すように、当該演出ボタン22の操作に起因して、前記光量・音量レベルゲージPの所要位置が色変化し、遊技者に現在の光量・音量レベルが表示される。本実施例では、上限がレベル5に設定されており、基準出力値から最大4段階だけ増大させることができる。
そしてさらに、遊技が進行し、大当り演出期間βが終了すると、画像表示装置14及び演出用LED16の光量は前記基準光量に強制的に復帰すると共に、スピーカの音量は前記基準音量に強制的に復帰する。そして、これに伴い前記光量・音量レベルゲージPは、再度、レベルゼロが表示される。
なお、図4に示すように、画像表示装置15、及び演出用LED16の光量が増え、スピーカの音量が増えると、これに伴ってパチンコ遊技機1の消費電力が増大する。逆に、画像表示装置15、及び演出用LED16の光量が減少し、スピーカの音量が減少すると、これに伴ってパチンコ遊技機1の消費電力が減少する。
上記した構成とすることにより、遊技者は自分の好みの光量かつ音量でリーチ演出及び大当り演出を実行させることができるため、演出に物足りなさを感じたり煩わしさを感じたりすることがない。また、過剰な演出を避けることができるため、画像表示装置14やスピーカ等の消費電力を抑えることができ、無駄な電力が抑えられ、節電効果が向上する。また、前記演出ボタン22をリーチ演出期間α及び大当り演出期間β内に複数回操作すると、光量及び音量を段階的に増大させることができるため、遊技者の好みの光量及び音量に素早く到達させることができる。また、大当り演出終了後に強制的に基準光量及び基準音量に復帰することで、無駄な演出が長期間実行されることがなくなるため、節電効果が大幅に向上する。
なお、演出ボタン22からの検知信号を受信して演出ボタン22の操作を検知する前記主制御基板60により、本発明の演出ボタン検知手段が構成される。また、画像表示装置14、演出用LED16、及びスピーカを所定の光量及び音量で駆動制御する演出制御基板62により、本発明の演出装置駆動制御手段が構成される。
なお、これまでに述べた本発明の実施例は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更することは勿論可能である。例えば、上記構成は演出ボタン22の操作により発光系演出装置の光量が増大すると共に発音系演出装置の音量が増大するが、演出ボタン22の操作によりいずれ一方の演出装置が増大するようにしてもよい。また、特定の演出期間中に演出ボタン22の発光部23を発光させて遊技者にボタン操作を促すようにしてもよい。また、特定の演出期間としては、リーチ演出期間α及び大当り演出期間βに限定されず、他の期間が設定されてもよい。また、基準出力値に復帰するタイミングは、大当り演出期間βの終了時に限定されることはなく、適宜所望のタイミングを設定することができる。
1 パチンコ遊技機
3 遊技機本体
22 演出ボタン
60 主制御基板(演出ボタン検知手段)
62 演出制御基板(演出装置駆動制御手段)

Claims (2)

  1. 遊技者が遊技状況に応じて操作する演出ボタンが、遊技機本体に設けられているパチンコ遊技機において、
    前記演出ボタンの操作の有無を検知する演出ボタン検知手段と、
    前記遊技機本体に設けられた発光系演出装置及び発音系演出装置と、
    該発光系演出装置を所定の光量で、及び該発音系演出装置を所定の音量でそれぞれ駆動制御する演出装置駆動制御手段とを備え、
    前記発光系演出装置にかかる光量及び/又は前記発音系演出装置にかかる音量を演出装置の出力値とし、
    前記演出装置駆動制御手段は、特定の演出期間開始時においてはあらかじめ定められた基準出力値で前記発光系演出装置及び/又は前記発音系演出装置を駆動制御し、前記演出ボタン検知手段が、特定の演出期間内に演出ボタンが操作されたことを検知すると、当該演出装置の出力値を基準出力値より増大させ、特定の演出期間開始から所定時間経過すると、当該演出装置の出力値を基準出力値まで減少させる制御内容を具備しているパチンコ遊技機。
  2. 前記演出ボタン検知手段が、前記特定の演出期間内に前記演出ボタンの操作を複数回検知すると、
    前記演出装置駆動制御手段が、当該演出ボタンの操作回数に応じて前記演出装置の出力値を段階的に増大させる制御内容を具備することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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