JP5815431B2 - 遊技機 - Google Patents

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この発明は、振動体を振動させた演出を実行可能な遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、遊技盤の盤面に画成した遊技領域の略中央位置に枠状装飾部材(所謂センター役物)が配設されており、この装飾部材の開口部を介して複数の図柄を変動表示して図柄変動演出を行う液晶式やドラム式等の図柄表示装置を後方から臨ませると共に、該遊技盤における装飾部材の下方位置に、パチンコ球(遊技球)の入賞により図柄表示装置での変動を開始させる始動入賞装置や大当り時等に開放する特別入賞装置を配設するよう構成されたものが多数提案されている。このようなパチンコ機では、前記遊技領域に打ち出されたパチンコ球が遊技領域内に植設された遊技釘等との接触により跳ね返りながら次第に自重により流下し、該遊技領域を流下する過程で前記始動入賞装置に入賞することにより、前記図柄表示装置で図柄変動ゲームに伴うリーチ演出等の各種の遊技演出がなされ、該図柄表示装置に図柄が所定の組み合わせで停止することにより所謂大当りが発生し、遊技盤に設けられた特別入賞装置が開放して多数の賞球を獲得し得るよう構成される。また、この種のパチンコ機では、駆動源としてモータを採用した演出部材が配設されており、モータの駆動に伴い演出部材を振動させて行う振動演出が行われるよう構成されたものがある(特許文献1参照)。
特開2007−75331号公報
ところで、近年のパチンコ機は、遊技者の興趣を高めるために、モータ駆動される演出部材の設置数が次第に増加する傾向にある。このように、演出部材の設置数を増やせば、多彩な演出が可能になり、遊技機の付加価値が格段に高まる。一方で、演出部材の設置数が増えるに従い、駆動制御しなければならないモータ数も当然に増えるため、演出制御を実行する制御手段(CPU)の処理負荷が格段に高まっており、各モータの回転速度を抑えざるを得ない状況も起きている。このため、単に演出部材の設置数を増やすだけでなく、各演出部材のモータを効率よく駆動して演出部材のメリハリのある動作を実現することが求められている。
すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、パルスモータの駆動制御処理を効率的に実行可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る発明は、
振動体(112)を振動させて演出を行う遊技機において、
回転軸に偏心するよう偏心錘(120a)が取り付けられ、回転に伴い前記振動体(112)に振動を付与可能なパルスモータ(120)と、
前記パルスモータ(120)の回転速度を決定し、決定した回転速度に応じた回転速度信号(1〜7)を出力する演出制御手段(65a)と、
前記演出制御手段(65a)から出力された回転速度信号(1〜7)に基づいてパルス信号を生成して前記パルスモータ(120)に出力するモータ制御手段(131,150,155)とを備え、
前記演出制御手段(65a)は、前記パルスモータ(120)を回転駆動させる駆動時間を決定し、該駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号(1〜7)を継続して出力するよう構成され
前記モータ制御手段(131,150,155)は、
前記回転速度信号(1〜7)に基づいてパルス信号を生成する周期を特定する周期特定手段(131)と、
前記周期特定手段(131)で特定されたパルスを生成する周期に基づいて切替信号を生成する信号切替手段(150)と、
前記信号切替手段(150)により生成された切替信号に基づいて前記パルスモータ(120)を駆動するモータ駆動手段(155)とを備え、
前記周期特定手段(131)で特定されたパルス生成周期で前記パルスモータ(120)を回転駆動することで、前記振動体(112)を振動させるよう構成されたことを要旨とする。
このように、演出制御手段においてパルスモータの回転速度を決定して、該回転速度信号に合わせてモータ制御手段がパルス信号を生成するようにしたことで、演出制御手段でパルス制御を行うことなくパルスモータを所定の回転速度で回転駆動することができ、演出制御手段における制御処理負荷の軽減ができる。そして、演出制御手段が決定した駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号を継続して出力することで、駆動時間毎に容易にパルスモータの回転速度を変更することができる。また、演出制御手段では、駆動時間を管理するだけでよいから、演出制御手段におけるモータ制御のための処理負荷の軽減ができる。
また、演出制御手段から回転速度信号を出力するだけで、当該回転速度での回転駆動に必要なパルス信号をモータ制御手段で生成することができ、演出制御手段の制御負荷を軽減しつつ、パルスモータを所定の回転速度で回転することができる。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明の請求項に係る発明は、
振動体(112)を振動させて演出を行う遊技機において、
回転軸に偏心するよう偏心錘(120a)が取り付けられ、回転に伴い前記振動体(112)に振動を付与可能なパルスモータ(120)と、
前記パルスモータ(120)の回転速度を決定し、決定した回転速度に応じた回転速度信号(1〜7)を出力する演出制御手段(65a)と、
前記演出制御手段(65a)から出力された回転速度信号(1〜7)に基づいてパルス信号を生成して前記パルスモータ(120)に出力するモータ制御手段(131,150,155)とを備え、
前記演出制御手段(65a)は、前記パルスモータ(120)を回転駆動させる駆動時間を決定し、該駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号(1〜7)を継続して出力するよう構成され、
前記振動体(112)を振動させる前記パルスモータ(120)としての第1のパルスモータ(120)とは別に、該第1のパルスモータ(120)より低速で回転駆動される第2のパルスモータ(91〜96)を備え、
前記演出制御手段(65a)は、
前記第1のパルスモータ(120)を回転駆動する場合に、該第1のパルスモータ(120)の回転速度を決定して回転速度信号(1〜7)を前記モータ制御手段(131,150,155)に出力するよう設定され、
前記第2のパルスモータ(91〜96)を回転駆動する場合に、該第2のパルスモータ(91〜96)の回転速度を決定して回転速度に応じたパルス信号を当該第2のパルスモータ(91〜96)に出力するよう構成され
前記演出制御手段(65a)は、
計時手段が基準制御周期を計時する毎に制御処理を実行するよう設定されると共に、
基準制御周期で前記計時手段が計時する同じ制御タイミングにおいて制御可能なパルスモータ(120)を特定するモータグループ(G1〜G3)が設定され、同じ制御タイミングにおいて並列駆動処理することが予め決められたパルスモータ(120)が同一のモータグループ(G1〜G3)に設定されて、計時手段が基準制御周期を計時する毎に制御対象となるモータグループ(G1〜G3)が順に切り替わるよう構成されたことを要旨とする。
このように、演出制御手段においてパルスモータの回転速度を決定して、該回転速度信号に合わせてモータ制御手段がパルス信号を生成するようにしたことで、演出制御手段でパルス制御を行うことなくパルスモータを所定の回転速度で回転駆動することができ、演出制御手段における制御処理負荷の軽減ができる。そして、演出制御手段が決定した駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号を継続して出力することで、駆動時間毎に容易にパルスモータの回転速度を変更することができる。また、演出制御手段では、駆動時間を管理するだけでよいから、演出制御手段におけるモータ制御のための処理負荷の軽減ができる。
また、振動体を振動させる第1のパルスモータとは別に、第1のパルスモータより低速で回転駆動される第2のパルスモータを設けて、第1のパルスモータを回転駆動する場合に、回転速度信号を出力する一方、第2のパルスモータを回転駆動する場合に、回転速度に応じたパルス信号を出力することで、第1のパルスモータを多彩な速度で回転させることが可能となる。
更に、同じ制御タイミングにおいて並列駆動処理することが予め決められたパルスモータを同一のモータグループに設定して、計時手段が基準制御周期を計時する毎に制御対象となるモータグループが順に切り替わるようにすることで、演出制御手段の処理能力の範囲内で複数のパルスモータを並列駆動処理できる。そして、基準制御周期にモータグループの数を乗した制御周期で振動体を振動させる第1のパルスモータを制御した場合でも、演出制御手段において回転速度を決定するだけでよいから、基準制御周期を最短周期とした周期のパルス信号で第1のパルスモータを駆動することができる。
請求項に係る発明は、
前記パルスモータ(120)の回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターン(P1〜P7)を記憶した記憶手段(65b)を備え、
前記演出制御手段(65a)は、前記パルスモータ(120)を駆動する目標回転速度を決定すると共に、前記記憶手段(65b)が記憶する回転速度変化パターン(P1〜P7)の内から、決定した目標回転速度に対応した回転速度変化パターン(P1〜P7)を選択し、選択した回転速度変化パターン(P1〜P7)に基づいて前記回転速度信号(1〜7)を出力するよう構成されたことを要旨とする。
このように、回転速度変化パターンに基づいて前記回転速度信号を出力することで、パルスモータを徐々に増速または減速させる階調制御を行うことができ、モータの滑り等の不具合を防止することができる。
請求項に係る発明は、
前記記憶手段(65b)は、前記パルスモータ(120)を駆動する目標回転速度が複数設定されると共に、目標回転速度毎に回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターン(P1〜P7)が設定され、
前記演出制御手段(65a)は、複数の目標回転速度から1つの目標回転速度を決定するよう設定されたことを要旨とする。
このように、目標回転速度を複数設定すると共に、目標回転速度に応じて回転速度変化パターンを設定することで、選択した目標回転速度に向けてパルスモータを徐々に増速または減速させる階調制御を行うことができ、モータの滑り等の不具合を防止することができる。
本発明に係る遊技機によれば、パルスモータの駆動制御処理を効率的に実行して振動体が振動する演出を行うことが可能になる。
本発明の好適な実施例に係るパチンコ機を示す斜視図である。 実施例に係るパチンコ機を示す斜視図であって、中枠に対して前枠を開放した状態を示す。 実施例に係る遊技盤を示す正面図であって、特図表示器、特図保留表示部、普図表示器、普図保留表示部を拡大して示している。 実施例に係る遊技盤を示す正面図であって、第1〜第6可動演出体が動作した状態を示す。 (a)は、実施例に係る演出操作ユニットを示す斜視図であり、(b)は平面図である。 図5(b)のA−A線の断面で示す分解図である。 図5(b)のB−B線断面図である。 実施例に係るパチンコ機の制御構成を示すブロック図である。 実施例に係る統括制御基板、モータ駆動基板および振動モータの関係を示す概略図である。 実施例に係るモータ駆動基板に設けられた周期特定回路を示す概略図である。 実施例に係る回転速度変化パターンを示す説明図である。 実施例に係るスイッチング回路への入力信号と、各端子の出力信号レベルを示す説明図である。 実施例に係る第1〜第6駆動モータおよび振動モータの駆動タイミングの一例を示すタイミングチャート図である。 変更例に係る統括制御基板、モータ駆動基板および振動モータの関係を示す概略図である。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、遊技機としては、一般的なパチンコ機を例にして説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
(パチンコ機10について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1または図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤20を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤20の裏側に、所定条件の成立(後述する始動入賞装置30の始動入賞口31a,31aへのパチンコ球の入賞)を契機として演出用の図柄(以下演出図柄という)を変動表示させて図柄変動演出を行う演出実行手段としての図柄表示装置(図柄表示手段)17が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前後に開口する窓口13aがガラス板や透明な合成樹脂材で形成された透視保護板(図示せず)により覆われた装飾枠としての前枠13が開閉可能に組み付けられると共に、パチンコ球を貯留する球受け皿14,15が設けられている。なお、実施例では、前記前枠13における前記窓口13aの下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14および下球受け皿15が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて上下の球受け皿14,15も一体的に開閉するよう構成される。実施例では、前記図柄表示装置17としては、演出図柄の他に各種絵柄やキャラクタ等を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されているが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置を採用し得る。
また、前記パチンコ機10の前面右下部(実施例では前枠13の前面右下部)には、前記中枠12に配設された打球発射装置77を作動する操作ハンドル16が設けられている。前記操作ハンドル16は、左回転方向に付勢された操作レバー16aを備えており、該操作レバー16aを右回転するよう回動操作することで打球発射装置77が作動されて、前記上球受け皿14に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤20の遊技領域20aに向けて1球ずつ発射されるようになっている。ここで、前記操作レバー16aの回動量に応じて前記打球発射装置77によるパチンコ球の打球力が強弱変化するよう構成されており、遊技者が操作レバー16aの回動量を変更することで、前記遊技領域20aへのパチンコ球の発射位置を任意に調節し得るようになっている。また、前記パチンコ機10には、図1に示すように、遊技者の手が届く前枠13の前面側(具体的には上球受け皿14の上面)に、押圧操作可能な振動ボタン(振動体)112を備えた演出操作ユニット110が配設されている。この振動ボタン112は、後述する統括制御CPU65aに配線接続されており、該振動ボタン112の操作に伴って操作信号が統括制御CPU65aに出力されるようになっている。
(遊技盤20について)
前記遊技盤20は、図3に示すように、各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート(図示せず)等を表面に貼付けて装飾したベニヤ材や合成樹脂材により形成された略矩形状の板部材であって、遊技盤20の裏面側に配設された設置部材80(図2参照)に、前記図柄表示装置17が着脱可能に組み付けられている。前記遊技盤20の前面には、略円形状に湾曲形成した案内レール21が配設されており、該案内レール21により画成される略円形の遊技領域20aに、前記中枠12に配設された図示しない打球発射装置77から発射されたパチンコ球が打ち出されることで遊技が行われるようになっている。また、前記遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、該装着口に対して各種の遊技盤設置部品(具体的には後述する枠状装飾体25、始動入賞装置30、特別入賞装置40、球通過ゲート47等)が取り付けられると共に、遊技領域20aの最下部位置には、該遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口22が開設されている。なお、前記装着口の形成数は、遊技盤20に取り付けられる各種遊技盤設置部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。
実施例の前記遊技盤20には、図3に示すように、前記案内レール21で囲まれた遊技領域20aの略中央で開口する装着口に、前後に開口する表示窓口25aが形成されたセンター役とも称される枠状装飾体25が取り付けられ、該枠状装飾体25の表示窓口25aを介して図柄表示装置17の画像表示面17aが遊技盤20の前面側に臨むよう構成されている。ここで、前記枠状装飾体25は環状に形成されると共に、枠状装飾体25の上縁部から左右両側縁部に亘り延在する庇状部25bが遊技盤20の前面より前方に突出するよう設けられており、前記遊技領域20aに打ち出されたパチンコ球を庇状部25bに沿って枠状装飾体25の左右側部へ案内することで、該パチンコ球が表示窓口25aを横切って流下するのを規制している。なお、枠状装飾体25には、前記表示窓口25aの開口下縁側にパチンコ球が左右に転動可能なステージ25cが配設されると共に、該表示窓口25aの左側部に、遊技領域20aに開口して該遊技領域20aを流下するパチンコ球を取込んでステージ25cに案内する球導入部25dが設けられている。なお、前記ステージ25cには、始動入賞装置30の始動入賞口(具体的には第1始動入賞口)31aの鉛直上方位置に、該始動入賞口31aに向けてパチンコ球を排出する排出部25eが設けられている。また、前記枠状装飾体25に形成された前記ステージ25cの後端部には、表示窓口25aの開口内側に延在する透明な球規制壁部25fが設けられており、ステージ25cを転動するパチンコ球が表示窓口25aを介して遊技盤20の裏側に落下するのを防止している。また、前記球規制壁部25fの上端部には、前方へ向けて延出する屋根状部25gが形成されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球やステージ25cを転動するパチンコ球が跳ねて球規制壁部25fを飛び越えるのを防止している。
なお、前記遊技盤20には、前記遊技領域20a内に多数の遊技釘23が設けられると共に、前記枠状装飾体25の左側方に、遊技領域20aを流下するパチンコ球の接触に伴って回転する所謂「風車」とも称される回転案内部材24が回転自在に支持されており、遊技領域20aを流下するパチンコ球が遊技釘23や回転案内部材24に接触することで、流下方向が不規則に変化するよう構成されている。また、前記遊技盤20における枠状装飾体25の下方位置に開設された装着口(図示せず)に、遊技領域20aを流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞口(始動入賞手段)31a,31bを有する始動入賞装置30および特別入賞口(特別入賞手段)を有する特別入賞装置40が取り付けられている。
(設置部材80について)
前記遊技盤20の裏面に配設される前記設置部材80は、前方へ開口する略矩形箱状に形成されて、外周壁部の前端部を遊技盤20の裏側に当接させた状態で固定されている。そして、前記設置部材80における遊技盤20に対向する背面板の裏側に、前記図柄表示装置17が着脱可能に取り付けられると共に、該背面板における図柄表示装置17の画像表示面17aに対応する位置に、前後に開口する開口部(図示せず)が開設されており、該設置部材80の開口部に臨ませた図柄表示装置17の画像表示面17aが前記枠状装飾体25の表示窓口25aを介して遊技盤20の前側から視認し得るようになっている。また、前記設置部材80の前面側(すなわち、遊技盤20と設置部材80により画成される空間内)には、複数(実施例では6つ)の可動演出体91〜96が配設されており、前記表示窓口25aを介して可動演出体91〜96を前面から視認し得るよう構成されている。すなわち、前記設置部材80は、パチンコ機10の遊技演出に関わる図柄表示装置17や可動演出体91〜96の設置手段として機能している。
(始動入賞装置30について)
図3に示すように、前記始動入賞装置30は、前記始動入賞口31a,31bを上下の位置関係で2つ設けられている。ここで、上側に位置する第1始動入賞口(第1始動入賞手段)31aは、遊技領域20a内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされている。下側に位置する第2始動入賞口(第2始動入賞手段)31bを挟む左右両側には、該第2始動入賞口31bを開閉可能に構成された開閉部材33が設けられており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド32(図8参照)の駆動に伴って一対の開閉部材33,33が第2始動入賞口31bを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。なお、実施例では、前記第2始動入賞口31bを開閉する一対の開閉部材33,33が第2始動入賞口31bを挟む左右側部に配置されて、始動入賞ソレノイド32の駆動に伴い一対の開閉部材33,33が相互に近接および離間するよう揺動される。
すなわち、実施例において前記第1始動入賞口31aは、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成され、第2始動入賞口31bは、始動入賞ソレノイド32を駆動することでパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成されている。ここで、前記開閉部材33,33が閉鎖位置に変位した状態では、前記第2始動入賞口31bへのパチンコ球の入賞が阻止されて、第1始動入賞口31aへパチンコ球が入賞する確率よりも第2始動入賞口31bへパチンコ球が入賞する確率が低確率となるよう設定される一方、開閉部材33,33が開放位置に変位した状態では、開閉部材33,33で受止められたパチンコ球が第2始動入賞口31bに案内されて、第1始動入賞口31aへパチンコ球が入賞する確率よりも高確率となるよう設定されている。
また、前記始動入賞装置30は、前記第1および第2始動入賞口31a,31bに入賞したパチンコ球を検出する始動入賞検出手段としての始動入賞検出センサ34a,34b(図8参照)が設けられている。前記始動入賞検出センサ34a,34bは、パチンコ機10の裏側に配設されたメイン制御基板60(図8参照)に配線接続されており、該始動入賞検出センサ34a,34bによるパチンコ球の検出(すなわち第1および第2始動入賞口31a,31bへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数(実施例では3個)の賞球が払い出されるようになっている。また、始動入賞検出センサ34a,34bによるパチンコ球の検出(すなわち第1および第2始動入賞口31a,31bへのパチンコ球の入賞)に伴って各種情報(後述する各種乱数情報)が取得され、この取得した情報に基づいて後述する特図当り抽選(大当り判定)が行われるよう構成されている。そして、特図当り抽選の結果に基づいて前記図柄表示装置17において図柄変動演出が実行されると共に、後述する特図表示器50,51において特図変動が実行されるようになっている。そして、前記図柄表示装置17での図柄変動演出の結果、該図柄表示装置17に所定の組み合わせ(例えば同一演出図柄の3つ揃い等)で演出図柄が確定停止表示されることで、遊技者に有利な当り遊技(大当り遊技)が付与され、当り遊技の発生に伴って前記特別入賞装置40を所定の開放条件で開放する当り遊技が行われて、遊技者が賞球を獲得し得る機会が与えられるよう構成されている。ここで、実施例では、前記始動入賞検出センサ34a,34bが始動入賞口31a,31b毎に設けられている。
(特別入賞装置40について)
前記特別入賞装置(入賞手段)40は、図3に示すように、遊技領域20aに開口する特別入賞手段としての特別入賞口(図示せず)を開閉自在に閉成する開閉扉(開閉部材,開閉手段)43を備えており、駆動手段としての特別入賞ソレノイド42(図8参照)の駆動に伴って開閉扉43が閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。なお、実施例では、前記開閉扉43が前後方向へ揺動することで特別入賞口を開閉するよう構成されており、該開閉扉43により特別入賞口が閉鎖された状態を図3に示す。また、前記特別入賞装置40には、前記特別入賞口に入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての特別入賞検出センサ44(図8参照)が設けられている。前記特別入賞検出センサ44は、前記メイン制御基板60に配線接続されており、該特別入賞検出センサ44からメイン制御基板60への入賞検出信号の入力に伴って所定数(実施例では15個)の賞球が払い出されるようになっている。ここで、前記特別入賞ソレノイド42は、前記始動入賞装置30へのパチンコ球の入賞を契機として特別入賞装置40を開放する当り遊技(大当り遊技)が付与される場合に、当りの種類に応じた所定の開閉条件に従ってメイン制御基板60によって駆動制御される。
(特図表示器50,51について)
図3に示すように、前記遊技盤20には、前記遊技領域20aの外側右下部位置に、前記始動入賞装置30(第1および第2始動入賞口31a,31b)への入賞を契機として作動する2組の特図表示器(特図表示手段)50,51が設けられている。ここで、2組の特図表示器50,51は、前記第1始動入賞口31aへの入賞を契機として変動表示を開始する第1特図表示器50と、第2始動入賞口31bへの入賞を契機として変動表示を開始する第2特図表示器51とからなり、各特図表示器50,51の何れも複数個(8個ずつ)の発光表示部により構成されている。そして、前記第1始動入賞口31aへのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示器50の発光表示部が順次点灯・消灯する点滅変動する特図変動表示が行われ、最終的に発光表示部が確定的に点灯した点灯位置(点灯パターン)により複数種類の特別図柄(以下、特図という)を表示するようになっている。また、第2始動入賞口31bへのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示器51の発光表示部が点灯・消灯する点滅変動する変動表示が行われて、最終的に発光部が確定的に点灯した点灯位置(点灯パターン)により特図を表示するよう構成されている。なお、実施例の各発光表示部はLEDにより構成されているが、これに限らず点灯位置を適宜変更し得る形態であればよく、また7セグメント表示器やドットマトリックス、小型の液晶表示器、その他特図表示可能な表示手段を採用できる。
ここで、前記特図は、大当りか否かなどの内部抽選の結果を示す報知用の図柄とされて、前記各特図表示器50,51では、発光表示部の点灯位置により複数種類の特図を表示し得るようになっている。具体的には、各特図表示器50,51において表示し得る特図としては、大当りを認識し得る大当り表示結果としての100種類の特図と、はずれを認識し得るはずれ表示結果としての1種類の特図とが設定されて、特図当り抽選の結果に応じて1つの特図が決定されて、特図変動表示の結果として、決定された特図が各第1特図表示器50または第2特図表示器51に確定停止表示される。そして、前記第1特図表示器50または第2特図表示器51に、大当り表示結果としての特図が表示されることで、引き続いて遊技者に大当り遊技が付与されるようになっている。なお、以下の説明では、第1特図表示器50で行われる特図変動表示を「第1特図変動表示」と称し、該第1特図変動表示の結果、第1特図表示器50に確定停止表示される特図を特図1と称する場合がある。また同様に、第2特図表示器51で行われる特図変動表示を「第2特図変動表示」と称し、該第2特図変動表示の結果、第2特図表示器51に確定停止表示される特図を特図2と称する場合がある。
(特図保留について)
また、図3に示すように、前記第1始動入賞口31aにパチンコ球が入賞した際に取得される情報(各種乱数情報)が機内部の記憶手段(メイン制御RAM60c)に第1特図始動保留情報(第1始動保留球)として記憶されるようになっている。同様に、前記第2始動入賞口31bにパチンコ球が入賞した際に取得される情報(各種乱数情報)は機内部の記憶手段(メイン制御RAM60c)に第2特図始動保留情報(第2始動保留球)として記憶されるようになっている。そして、前記遊技盤20における遊技領域20aの外側右下部位置に、この第1特図始動保留情報の記憶数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された第1特図保留表示部52が設けられると共に、該第2特図始動保留情報の記憶数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された第2特図保留表示部53が設けられている。すなわち、前記第1および第2特図保留表示部52,53の表示内容によって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動演出の回数)が報知される。
ここで、前記第1特図保留表示部52で表示される第1特図始動保留情報の記憶数は、第1始動入賞口31aへパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第1特図変動表示(図柄変動演出)が行われる毎に1減算される。同様に、前記第2特図保留表示部53で表示される第2特図始動保留情報の記憶数は、第2始動入賞口31bへパチンコ球が入賞することで1加算されると共に、第2特図変動表示(図柄変動演出)が行われる毎に1減算される。なお、第1および第2特図始動保留情報の記憶数には所定の上限数(実施例では「4」ずつ)が設定されており、該上限数まで第1および第2特図始動保留情報の記憶数を夫々加算し得るよう設定されている。なお、前記第1および第2特図保留表示部52,53の夫々は、左右に並んだ複数(実施例では2つ)のLEDから構成されており、各始動保留記憶数が「1」〜「2」の場合には対応の特図保留表示部52,53が左から順に点灯し、各始動保留記憶数が「3」〜「4」の場合には対応の特図保留表示部52,53が左から順に点滅することで、保留情報の記憶数を遊技者が把握し得るようになっている。
(図柄表示装置17について)
実施例に係る図柄表示装置17には、前記演出図柄を変動表示可能な図柄表示列26a,26b,26cが複数列設定されており、前記第1始動入賞口31aまたは第2始動入賞口31bへの入賞を契機として、各図柄表示列26a,26b,26cにおいて演出図柄が変動開始されるようになっている。また、各図柄表示列26a,26b,26cには、演出図柄の有効停止位置27が夫々設定されており、図柄変動演出により、各図柄表示列26a,26b,26cの有効停止位置27を組み合わせた停止図柄有効ライン28に確定停止表示される演出図柄の図柄組み合わせを導出するようになっている。なお、実施例の図柄表示装置17には、3列の図柄表示列26a,26b,26cが左右横並び状に設定されると共に、各図柄表示列26a,26b,26c毎に演出図柄の有効停止位置27が1箇所ずつ定められており、3列の演出図柄からなる図柄変動演出が行われるようになっている。すなわち、実施例の図柄表示装置17には、1つの停止図柄有効ライン28が設定されている。以下の説明では、左側から順に左図柄表示列26a、中図柄表示列26b、右図柄表示列26cと指称する場合がある。
ここで、第1特図表示器50と図柄表示装置17では、第1特図変動表示と該第1特図変動表示に関する図柄変動演出が開始され、特図1と演出図柄とが確定停止表示される。同様に、第2特図表示器51と図柄表示装置17では、第2特図変動表示と該第2特図変動表示に関する図柄変動演出が開始され、特図2と演出図柄とが確定停止表示される。なお、第1特図表示器50および第2特図表示器51は、特図変動表示が同時に行われることはなく、一方の特図表示器50,51で特図変動表示が行われている場合には、メイン制御RAM60cに対応する第1または第2特図始動保留情報として保留記憶されるようになっている。
また、図柄表示装置17には、第1特図表示器50および第2特図表示器51での特図変動表示の結果、表示される特図に応じた演出図柄の図柄組み合わせが表示される。すなわち、第1特図表示器50および第2特図表示器51に表示される特図と、図柄表示装置17に表示される演出図柄の図柄組み合わせとが夫々対応しており、図柄変動演出が終了すると、第1特図表示器50および第2特図表示器51に特図が確定停止されると共に、図柄表示装置17の各図柄表示列26a,26b,26cに演出図柄が確定停止表示されるようになっている。なお、特別図柄に対する演出図柄の図柄組み合わせは一対一とは限らず、1つの特別図柄に対して複数の演出図柄による図柄組み合わせの中から1つの演出図柄による図柄組み合わせが選択されるようになっている。
(球通過ゲート47について)
図3に示すように、前記枠状装飾体25の左側には、遊技領域20aを流下するパチンコ球が通過可能な球通過ゲート47が設けられている。前記球通過ゲート47には通過球検出センサ48(図8参照)が配設されており、該球通過ゲート47を通過するパチンコ球を通過球検出センサ48で検出するよう構成されている。前記通過球検出センサ48は、前記メイン制御基板60に配線接続されており、該通過球検出センサ48からメイン制御基板60への球検出信号の入力(すなわち通過球検出センサ48のパチンコ球の検出(球通過ゲート47のパチンコ球の通過))に伴って各種情報(後述する普図当り判定用乱数)が取得され、この取得した情報に基づいて後述する普図当り判定(普図当り抽選)が行われるよう構成されている。そして、この普図当り抽選の結果に応じて前記始動入賞装置30の始動入賞ソレノイド32が駆動制御されて開閉部材33,33が開閉動作するようになっている。
(普図表示器について)
また、図3に示すように、前記遊技盤20には、前記遊技領域20aの外側右下部位置に、複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された普図表示器55が配設されている。この普図表示器55では、通過球検出センサ48のパチンコ球の検出(球通過ゲート47のパチンコ球の通過)を契機として、複数種類の普通図柄(以下、「普図」と示す場合がある)を変動させて1つの普図を導出する普図変動表示が行われるようになっている。実施例では、2つのLEDの発光態様にて2種類の普図を示している。具体的には、右側LEDだけが点灯する発光態様、および左側LEDだけが点灯する発光態様により普図を示している。なお、以下では、右側LEDだけが点灯することにより示される普図を普図「0」とし、説明の都合上、左側LEDだけが点灯することにより示される普図を普図「1」とする。そして、前記普図表示器55の最終的な表示結果から普図当りまたははずれを認識できるようになっている。具体的には、普図当りの場合に普図表示器55に普図「1」が表示され、はずれの場合に普図「0」が表示される。すなわち、この普図当りを認識できる普図が普図当りの表示結果となり、はずれを認識できる普図が普図はずれの表示結果となる。
(普図保留について)
また、図3に示すように、前記遊技盤20には、前記遊技領域20aの外側右下部位置に、前記球通過ゲート47をパチンコ球が通過した際に取得される情報(後述する各種乱数情報)が機内部の記憶手段(メイン制御RAM60c)で始動保留情報として記憶された際に、該普図保留情報の記憶数を表示する複数のLED(実施例では2個)から発光表示部が構成された普図保留表示部56が配設されており、該普図保留表示部56の表示内容によって保留されている普図の変動回数が報知される。前記普図保留表示部56で表示される普図始動保留記憶数は、球通過ゲート47をパチンコ球が通過すると1加算され、普図変動表示が開始されることにより1減算される。なお、普図始動保留記憶数には所定の上限数(実施例では「4」)が設定されており、該上限数まで普図始動保留記憶数を加算し得るよう設定されている。なお、前記普図保留表示部56は、複数(実施例では2つ)のLEDから構成されており、普図始動保留記憶数が1〜2の場合には普図保留表示部56が左から順に点灯し、普図始動保留記憶数が3〜4の場合には普図保留表示部56が左から順に点滅することで、普図変動表示が行われる保留数を把握し得るようになっている。
(パチンコ機の制御構成について)
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。実施例のパチンコ機10には、図8に示す如く、パチンコ機10を全体的に制御するメイン制御基板(メイン制御手段)60と、該メイン制御基板60からの制御信号に基づいて各制御対象を制御するサブ制御基板(サブ制御手段)65,70とが設けられている。すなわち、メイン制御基板60では、パチンコ機10に備えられた各種検出センサ(検出手段)からの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)がサブ制御基板65,70に出力されるようになっている。
また、実施例のパチンコ機10には、サブ制御基板として、遊技演出を全体的に制御する統括制御基板65と、図柄表示装置17での表示内容を制御する表示制御基板70と、パチンコ機10が備える各種発光演出手段(ランプ装置18等)の発光制御を行うランプ制御基板72と、パチンコ機10が備えるスピーカ19の音出力制御を行う音制御基板73とを備えている。すなわち、メイン制御基板60が出力した制御信号(制御コマンド)に基づいて、前記統括制御基板65が表示制御基板70、ランプ制御基板72および音制御基板73を制御するよう構成されており、パチンコ機10で実行される各種遊技演出(図柄変動演出や発光演出、音声演出)を統括的にコントロールし得るようになっている。ここで、表示制御基板70は、統括制御基板65から出力された制御信号(制御コマンド)に基づいて、図柄表示装置17に表示される図柄(演出図柄)や背景画像等の図柄変動演出の表示内容を制御するよう構成される。また、ランプ制御基板72は、統括制御基板65から出力された制御信号(制御コマンド)に基づいて、パチンコ機10が備える各種発光演出手段の点灯・消灯のタイミングや、発光強度等を制御するものである。そして、音制御基板73は、統括制御基板65から出力された制御信号(制御コマンド)に基づき、パチンコ機10が備える各種スピーカ19からの音声出力のタイミングや大きさ等を制御するものである。
(メイン制御基板60について)
前記メイン制御基板60は、図8に示に示す如く、制御処理を実行するメイン制御CPU60a、該メイン制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶するメイン制御ROM60b、当該メイン制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能なメイン制御RAM60c等が備えられている。そして、前記始動入賞検出センサ31a,31b、特別入賞検出センサ44、通過球検出センサ48等の各種センサが前記メイン制御CPU60aに接続されている。また、メイン制御CPU60aには、第1および第2特図表示器50,51、第1および第2特図保留表示部52,53、普図表示器55、普図保留表示部56等の各表示器が接続されて、各検出センサ31a,31b,44,48の検出を契機としてメイン制御CPU60aで実行された制御処理に基づいて、各表示器50,51の表示制御が実行されるようになっている。また、メイン制御CPU(開放制御手段)60aには、前記始動入賞装置30および特別入賞装置40に設けられたソレノイド32,42が接続されており、該メイン制御CPU60aでの制御処理結果に基づいて各ソレノイド32,42の駆動制御が行われるようになっている。そして、メイン制御CPU60aは、当り遊技の種類に応じて前記特別入賞ソレノイド42を駆動制御し、開閉扉43を長時間開放動作させる長時間開放制御および開閉扉43を短時間開放動作させる短時間開放制御を実行するよう構成される。
(統括制御基板について)
前記統括制御基板65には、統括制御CPU65aが備えられている。該統括制御CPU65aには、図8に示す如く、統括制御ROM65bおよび統括制御RAM65cが接続されている。また、統括制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を統括制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。
また、統括制御ROM65bには、表示制御基板70、ランプ制御基板72および音制御基板73を統括的に制御するための統括制御プログラムが記憶されている。統括制御CPU65aは、各種制御コマンドが入力されると、当該統括制御プログラムに基づき演出内容を特定する演出パターンを特定して、当該演出パターンに従って各種制御を実行する。
次に、図8に基づき表示制御基板70について説明する。表示制御基板70には、表示制御CPU70aが備えられている。該表示制御CPU70aには、表示制御ROM70bおよび表示制御RAM70cが接続されている。また、表示制御基板70(表示制御CPU70a)には、図柄表示装置17が接続されている。表示制御ROM70bには、図柄表示装置17の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM70bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM70cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
すなわち、複数種類の当り遊技の中から付与する当り遊技の種類を決定する当り遊技決定手段(大当り判定手段)および決定した種類の当り遊技を特図変動表示終了後(図柄変動演出終了後)に付与する当り遊技付与手段としての機能を前記メイン制御CPU60aが備えている。また、前記メイン制御CPU60aは、大当りが発生する確率(大当り判定手段による判定結果が肯定となる確率)が通常よりも高確率となる確変状態を付与するか否かを判定する確変判定手段として機能すると共に、大当り遊技終了後に確変状態を付与する確変付与手段として機能するよう構成されている。ここで、前記メイン制御CPU60aは、大当りが発生する場合(大当り判定手段の判定結果が肯定の場合)にのみ、確変状態を付与するか否かを判定するようになっている。更に、前記メイン制御CPU60aは、大当りが発生する場合(大当り判定手段の判定結果が肯定の場合)に、第2始動入賞口31bへパチンコ球が入賞する確率が高確率となる変短状態(入賞率向上状態)を付与するか否かを判定する変短状態判定手段として機能し、入賞率向上状態を付与する場合に、大当り遊技の終了後から予め決められた回数の特図変動表示(図柄変動演出)が実行されるまでの間、あるいは次回の大当り遊技が付与されるまでの間の何れかの期間を、変短状態を付与する期間として決定する入賞率向上状態付与期間決定手段として機能すると共に、大当り遊技終了後に決定された入賞率向上状態を付与する期間だけ変短状態を付与する変短状態付与手段としても機能している。
(可動演出装置について)
実施例のパチンコ機10には、図4に示すように、前記図柄表示装置17に表示される図柄変動演出に合わせて動作による演出を行う複数(実施例では6つ)の可動演出体91〜96が備えられている。具体的に、実施例のパチンコ機10は、前記設置部材80の開口部を左右方向に横切るよう延在し、第1の駆動モータ101の駆動によって上下方向に移動する第1の可動演出体91と、該設置部材80の開口部を上下方向に横切るよう延在し、第2の駆動モータ102の駆動によって左右方向に移動する第2の可動演出体92とが配設されている。ここで、第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102は、前記統括制御基板65からの制御信号に基づいて夫々独立して駆動されて、第1の可動演出体91および第2の可動演出体92が交差する交点位置を、前記設置部材80の開口部に臨んだ前記図柄表示装置17の画像表示面17aの前側において上下左右に自在に移動することで演出を実行し得るようになっている。
そして、前記設置部材80に形成された開口部の開口上方側には、横長の角柱形状に形成された第3の可動演出体93が前記枠状装飾体25の表示窓口25a内に臨むよう配設されている(図4参照)。前記第3の可動演出体93は、長手方向の両端部(左右端部)に設けられた図示しない軸を中心として回転可能に支持されており、第3の駆動モータ103の駆動によって軸周りに第3の可動演出体93が回転するよう構成されている。前記第3の可動演出体93は、各外周面の夫々が適宜のデザイン形状に形成されており、前記統括制御基板65からの制御信号に基づいて前記第3の駆動モータ103を駆動することで、前記枠状装飾体25の表示窓口25aに露出するデザインを切り替えて演出を行ない得るよう構成されている。また、実施例のパチンコ機10には、前記設置部材80に形成された開口部の左側部に、第4の駆動モータ104の駆動によって該開口部の開口内側に進退するシャッター状の第4の可動演出体94が設けられると共に、該設置部材80に形成された開口部の右側部に、第5の駆動モータ105の駆動によって該開口部の開口内側に進退するシャッター状の第5の可動演出体95が設けられている。第4の駆動モータ104および第5の駆動モータ105は、前記統括制御基板65からの制御信号に基づいて夫々独立して駆動されて、第4の可動演出体94および第5の可動演出体95の間の間隔(すなわち枠状装飾体25の表示窓口25aから露出する図柄表示装置17の画像表示面17aの範囲)を可変した演出を行ない得るようになっている。更に、前記設置部材80に形成された開口部の右側部には、前記第5の可動演出体95の前方位置に、該開口部の開口内側へ向けて揺動可能な第6の可動演出体96が設けられている。前記第6の可動演出体96は、長手方向の一端部(下端部)に設けられた図示しない軸を中心として回転可能に支持されており、前記統括制御基板65からの制御信号に基づいて第6の駆動モータ106を駆動することで、軸周りに第6の可動演出体96が揺動するよう構成されている。
(演出操作ユニット110)
前記演出操作ユニット110は、図5〜図7に示すように、前記上球受け皿14に取り付けられるユニットケース111と、該ユニットケース111に押下操作可能に配設される振動ボタン112と、該振動ボタン112を振動させる駆動源としての振動モータ120と、該振動ボタン112の押下操作を検出する操作検出センサ(操作検出手段)114とを有している。なお、実施例のユニットケース111には、前記振動ボタン112の他に、左右の切替操作ボタン113を備えている。前記操作検出センサ114は、前記統括制御基板65に配線接続されており、前記振動ボタン112の操作検出に伴って操作検出センサ114から統括制御基板65に対して操作信号が出力されるよう構成されている。前記統括制御ROM70bには、前記振動ボタン112の押下を有効にするボタン有効時間が設定された演出パターンが記憶されており、当該演出パターンを統括制御CPU65aが選択した際に、ボタン有効時間にボタン操作信号が入力されることで、遊技の演出内容が変化するよう構成される。具体的には、前記統括制御CPU65aに対してボタン有効時間内にボタン操作信号が入力されることで、前記図柄表示装置17に表示される表示内容やスピーカから出力される音等が切り替わったり、前記第1〜第6の駆動モータ101〜106を駆動開始または駆動停止させるよう統括制御CPU65aが演出を制御する。なお、振動ボタン112の押下を有効にするとは、該振動ボタン112の押下時に入力される操作信号を有効信号として統括制御CPU65aが制御可能な状態をいう。言い換えると、ボタン有効時間以外のタイミングで振動ボタン112が押下されたとしても、入力される操作信号を統括制御CPU65aが無効信号として破棄する状態である。
ここで、前記演出操作ユニット110のユニットケース111は、上方へ開口するユニットベース115と、該ユニットベース115の上方開口を被覆するユニットカバー116とを備えており、前記上球受け皿14の上面に形成された設置凹部(図示せず)にユニットベース115を設置した状態で、該設置凹部の開口全体がユニットカバー116で覆われるよう構成されている。なお、前記振動ボタン112および切替操作ボタン113の夫々は、前記ユニットカバー116に形成された開口部116aを介して表面側に突出するよう挿通されており、該開口部116aを介して各ボタン112,113が進退移動し得るよう構成される。
また、前記演出操作ユニット110は、図6、図7に示すように、前記ユニットベース115の内側に振動ベース体117が収容されており、該振動ベース体117に前記振動ボタン112が支持されている。前記振動ベース体117は、複数(実施例では3つ)の防振体121を介して前記ユニットケース111と非接触となる状態で保持されており、該振動ベース体117の振動がユニットケース111に伝播しないよう構成されている。なお、前記振動ベース体117と振動ボタン112との間には、前記ユニットカバー116の開口部を介して振動ボタン112が表面側に押し出す方向へ付勢する付勢手段としてのコイルバネ119が介装されている。
前記振動モータ120は、前記振動ベース体117の側端部に設けられたモータ設置部118に回転軸を後方へ向けた姿勢で設置されると共に、該振動モータ120の回転軸に対して偏心錘120aが取り付けられている。実施例の偏心錘120aは、略半円柱形状の金属製のブロック体であって、偏心錘の重心が振動モータ120の回転軸から径方向に偏るよう取り付けられている。これにより、振動モータ120を回転駆動して偏心錘を回転させると、重心が回転軸より径方向外方へずれた偏心錘120aの遠心力によって振動モータ120が設置された前記振動ベース体117が振動し、この振動ベース体117の振動が振動ボタン112に伝播するようよう構成されている。
(第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120の駆動制御について)
次に、前述した第1〜第6の可動演出体91〜96を駆動する第1〜第6の駆動モータ101〜106の駆動制御および振動ボタン112を振動させる振動モータ120の駆動制御について説明する。前記統括制御基板65には、図8に示すように、統括制御CPU65aからの制御信号の入力に基づいて前記第1〜第6の駆動モータ101〜106を回転駆動するドライバ基板125が接続されると共に、統括制御CPU65aからの制御信号の入力に基づいて前記振動モータ120を回転駆動するモータ駆動基板130が接続されている。前記統括制御CPU65aは、予め定められた基準制御周期T(実施例では1ms)で前記第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120の駆動制御をし得るよう構成されており、該基準制御周期T毎に制御信号(パルス信号または後述する回転速度信号1〜7)をモータ駆動基板130またはドライバ基板125に出力することで、対応のモータが駆動されるようになっている。なお、実施例における第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120の夫々はパルスモータであって、より具体的には2相励磁のバイポーラ型ステッピングモータが採用されている。
ここで、前記第1〜第6の駆動モータ101〜106が接続されるドライバ基板125は、統括制御CPU65aから制御信号が入力されたことを契機として、駆動対象として特定された駆動モータにパルス信号を出力するよう構成されており、統括制御CPU65aから出力される制御信号の周期により駆動モータが駆動されるようになっている。すなわち、実施例における第1〜第6の駆動モータ101〜106は、統括制御CPU65aに設けられたタイマ(計時手段)によって計時される制御基準周期の1周期毎(1ms毎)の制御信号により駆動された場合の回転速度(1000pps(pps(pulse/second)))を最高回転速度として、該基準制御周期Tの何周期毎に制御信号が出力されるかによって回転速度が決まる。例えば、第1〜第6の駆動モータ101〜106の回転速度を500ppsとする場合には、タイマによって計時される基準制御周期Tの2周期(2ms)毎に統括制御CPU65aが制御信号をドライバ基板125に出力することで実現される。ここで、実施例では、後述のように基準制御周期Tの所定周期毎(具体的には3周期)毎に1つのモータグループG1〜G3に属するモータが統括制御CPU65aにより駆動制御される。すなわち、第1〜第6の駆動モータ101〜106は、タイマによって計時される基準制御周期Tの3周期(3ms)毎に統括制御CPU65aからドライバ基板125に出力される制御信号により駆動し得ることから、実施例における第1〜第6の駆動モータ101〜106の最高回転速度は333ppsとなる。
前記統括制御ROM70bは、1回の基準制御周期Tにおいて制御対象となる第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120の組み合わせモータグループG1〜G3として特定されたモータテーブルが設定されており、モータグループG1〜G3を単位としてタイマ手段が基準制御周期Tを計時する毎に制御対象となるモータグループG1〜G3が順に切り替わるようになっている。すなわち、前記モータグループG1〜G3は、基準制御周期Tでタイマ手段が計時する同じ制御タイミングにおいて制御可能なモータを特定するものである。ここで、実施例の統括制御CPU65aには、基準制御周期T(1ms)の間に同時に並列駆動処理可能なモータの上限値が「2」となる性能を備えたCPUが採用されている。この並列駆動処理可能なモータの上限値は、高性能なCPUを用いることで容易に増やすことはできるものの、CPUの性能が高くなればコストが嵩む大きな要因になるため、所謂「マイコン」といわれるような安価なCPUを用いた場合に設定される上限値である。実施例では、前記第1の可動演出体91および第2の可動演出体92を動作させる第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102が同時に駆動されるよう構成されると共に、第4の可動演出体94および第5の可動演出体95を動作させる第4の駆動モータ104および第5の駆動モータ105が同時に駆動されるよう構成される。また、第3の可動演出体93を動作させる第3の駆動モータ103、第6の可動演出体96を動作させる第6の駆動モータ106および振動モータ120の夫々は、同じ基準制御周期T(1ms)において他のモータと同時に駆動処理されないよう構成されている。
実施例のパチンコ機10では、前述のように2個ずつ2組の駆動モータが並列駆動処理されることから、仮に第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102を並列駆動制御した次の基準制御周期Tにおいて第3の駆動モータ103を駆動制御し、次の基準制御周期Tにおいて第4の駆動モータ104および第5の駆動モータ105を並列駆動制御し、更に次の基準制御周期Tにおいて第6の駆動モータ106を駆動制御し、更にその次の基準制御周期Tにおいて振動モータ120を駆動制御するようにした場合には、夫々のモータの制御周期が5ms毎になる。前記第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120を5ms毎の周期で制御すると、各モータの最大の回転速度は200ppsの低速となり、可動演出体91〜96の動作が緩慢になって動作による演出効果が低いものとなる。ここで、例えば前記第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120に対して、3msの間隔で対称のモータに対してパルス信号(励磁信号)を出力すれば、そのモータを333ppsの回転速度で回転させることが可能となる。
ここで、モータをそれぞれ並行して制御しつつ、かつ全てのモータを333ppsで回転駆動するためには、モータの総数「7」を3回分の基準制御周期Tに相当する数「3」で除算したときの商(すなわち2)以上の数のモータに対して、1回の基準制御周期Tにおいてパルス信号を出力する必要がある。そこで、実施例では、1回の基準制御周期Tにおいて制御対象となる複数のモータを「モータグループG1〜G3」として統括制御ROM70bに設定され、基準制御周期T毎にモータグループG1〜G3毎に制御対象となる複数のモータを切り替えるよう構成されている。具体的に、実施例では、3つのモータグループG1〜G3が設定されており、モータグループG1〜G3を構成する複数のモータをN周期毎(具体的には3ms)のモータ駆動周期MTで駆動制御し得るようにして、各モータを333ppsの回転速度で回転させ得るよう構成されている(図13参照)。なお、「N」はモータグループG1〜G3の設定数となる整数である。ここで、モータ駆動周期MT(基準制御周期TのN倍)は、各モータを回転させようとする最大の回転速度に依拠している。
ところで、第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120を3つのモータグループG1〜G3に分けるには、(A)第1モータグループG1および第2モータグループG2に3個のモータを割当て、第3モータグループG3に1個のモータを割当てる分類と、(B)第1モータグループG1に3個のモータを割当て、第2モータグループG2および第3モータグループG3に2個のモータを割当てる分類とが考えられる。ここで、上記(A)の分類とすると、同時に動作させることが想定されている3つのモータを1つの基準制御周期Tで駆動処理しなければならず、並列駆動処理可能なモータの上限値「2」を越えてしまう。従って、実施例では、上記(B)に従って各モータがモータグループG1〜G3に分類されている。ここで、第2モータグループG2は、実際に駆動される2個のモータから構成されている必要があることから、モータテーブルの先頭に設定されているモータから順に3つずつモータグループG1〜G3を設定した場合に、第3モータグループG3を構成するモータが第2モータグループG2に含まれないように、ダミーモータが設定されている。ダミーモータは、実際に動作するモータが存在しない仮想のモータを特定するものである。
このように、実施例では、1回の基準制御周期T(すなわち同じ制御タイミング)で同時に並列駆動処理することが予め決められた各モータが同一のモータグループに収まるようにモータグループG1〜G3を設定している。ここで、1回の基準制御周期Tで同時に駆動させることができるモータの上限値は「2」であることから、1回の基準制御周期Tでの並列駆動処理が予め想定されている2個のモータと、1回の基準制御周期Tで並列駆動処理が想定されていない3つのモータとの組み合わせによって1つのモータグループを構成し得るようにモータグループG1〜G3を設定してある。また、モータの処理順毎にモータグループG1〜G3を規定個数(実施例では3個)ずつ設定した際に、同時動作が想定されるモータの組み合わせが並列駆動処理可能なモータの上限値を超えてしまう場合は、モータテーブルにダミーモータを設定することで1つのモータグループG1〜G3中の並列駆動処理可能なモータの上限値以内に収まるよう設定される。これにより、1回の基準制御周期Tで並列駆動処理可能なモータの上限値(実施例では「2」)を遵守し、かつモータグループG1〜G3のように異なるグループに分類されるモータを並列して動作させることができる。
次に、前記モータグループG1〜G3に基づいて第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120を駆動する制御について説明する。図13に示すように、統括制御CPU65aは、第1モータグループG1を駆動制御する基準制御周期Tにおいて、該第1モータグループG1に分類される第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102の組、または第3の駆動モータ103の何れかにパルス信号を出力する。すなわち、第1モータグループG1を駆動制御する基準制御周期Tでは、第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102の駆動に伴って第1の可動演出体91および第2の可動演出体92を動作させるか、第3の駆動モータ103の駆動に伴って第3の可動演出体93を動作させることができる。なお、第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102は、必ずしも同時に駆動させなければならないものではなく、何れか一方のみを駆動させることも当然可能である。
そして、統括制御CPU65aは、第1モータグループG1に分類されるモータにパルス信号を出力した後に到来する次の基準制御周期Tにおいて(すなわち1msの経過後)に、第2モータグループG2に分類されるモータの駆動制御を実行する。すなわち、第2モータグループG2を駆動制御する基準制御周期Tでは、第4の駆動モータ104および第5の駆動モータ105の駆動に伴って第4の可動演出体94および第5の可動演出体95を動作させることができる。なお、第4の駆動モータ104および第5の駆動モータ105は、必ずしも同時に駆動させなければならないものではなく、何れか一方のみを駆動させることも当然可能である。第2モータグループG2には、ダミーモータが設定されているものの、駆動するべきモータが存在していないことから、統括制御CPU65aがダミーモータを駆動する信号を出力したとしても結果的に入力された制御信号が破棄されることになる。
統括制御CPU65aは、第2モータグループG2に分類されるモータにパルス信号を出力した後に到来する次の基準制御周期Tにおいて(すなわち1msの経過後)に、第3モータグループG3に分類されるモータの駆動制御を実行する。具体的には、この基準制御周期Tにおいて、第3モータグループG3に分類された第6の駆動モータ106または振動モータ120の何れかを駆動することができる。すなわち、第3モータグループG3を駆動制御する基準制御周期Tでは、第6の駆動モータ106の駆動に伴って第6の可動演出体96を動作させるか、振動モータ120の駆動に伴って振動ベース体117(振動ボタン112)を振動させることができる。ここで、統括制御CPU65aは、第6の駆動モータ106を駆動させる場合には、該第6の駆動モータ106にパルス信号が出力される。
ところで、振動ベース体117(振動ボタン112)を効果的に振動させるには、可動演出体91〜96を動作させるよりも高速で振動モータ120を回転駆動させる必要がある。すなわち、振動モータ120を低速で回転させた場合には、振動ベース体117(振動ボタン112)に生ずる振動も小さなものとなり、振動ボタン112を操作した際に振動が感じられなかったり、振動が感じられたとしても遊技者に与えるインパクトが低く、遊技の興趣を高めるまでに至らないことが懸念される。そこで、実施例では、前記振動モータ120を回転駆動する場合には、該振動モータ120の回転速度を統括制御CPU65aが決定し、決定した回転速度に対応した回転速度信号をモータ駆動基板130に対して統括制御CPU65aが出力するよう設定されている。
更に、統括制御CPU65aは、第3モータグループG3に分類されるモータにパルス信号を出力した後に到来する次の基準制御周期Tにおいて(すなわち1msの経過後)に、第1モータグループG1に分類される第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102の組、または第3の駆動モータ103の何れかにパルス信号を出力して駆動し得る。このように、統括制御CPU65aでは、3msを単位としたモータ駆動周期MT毎に各モータグループG1〜G3を単位として第1〜第6の駆動モータ101〜106および振動モータ120を駆動制御するよう構成されている。
(振動モータ120の駆動制御について)
前記統括制御CPU65aは、前記振動モータ120を駆動する場合には、該振動モータ120の回転速度を決定し、決定した回転速度に応じた回転速度信号1〜7をモータ駆動基板130に対して出力するよう構成されている。そして、前記統括制御CPU65aから出力された回転速度信号1〜7に基づいてパルス信号を前記モータ駆動基板130において生成して前記振動モータ120を駆動することで、該統括制御CPU65aが決定した回転速度で振動モータ120が回転駆動されるようになっている。
ここで、統括制御ROM70bには、前記振動モータ120の回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターンP1〜P7が設定されている。前記回転速度変化パターンP1〜P7は、振動モータ120を回転駆動する最終的な回転速度である目標回転速度毎に複数設定されており、各回転速度変化パターンP1〜P7で特定された時間経過毎に回転速度を変化することで、振動モータ120が目標回転速度で回転駆動されるようになっている。実施例では、7種類の回転速度信号1〜7が統括制御ROM70bに設定されている。具体的に、図11に示すように、前記振動モータ120の目標回転速度として、300pps、500pps、600pps、700pps、800pps、900pps、1000ppsが設定されており、各目標回転速度毎に設定された回転速度変化パターンP1〜P7において、目標回転速度に到達するまで回転速度を段階的に高めるよう回転速度の変化が定められている。例えば、目標回転速度が1000ppsに対応する回転速度変化パターンP7では、振動モータ120を停止させるよう励磁させた励磁固定状態から初期回転速度として300ppsで回転駆動させ、その後に回転速度を500msに高めて振動モータ120を回転駆動させ、その後は600pps、700pps、800pps、900pps、1000ppsの順で段階的に回転速度が高くなるよう設定されている。同様に、目標回転速度が700ppsに対応する回転速度変化パターンP4では、励磁固定させた状態から300ppsで回転駆動させ、その後に回転速度を500msに高めて振動モータ120を回転駆動させ、その後は600pps、700ppsの順で段階的に回転速度が高くなるよう設定されている。また、目標回転速度が300ppsに対応する回転速度変化パターンP1では、励磁固定させた状態から300ppsで回転駆動させるよう設定されている。すなわち、振動モータ120を高速で回転駆動する場合に、回転速度を徐々に高めるようにすることで、急激な速度変化による振動モータ120の脱調を防止するようにしている。
また、各回転速度変化パターンP1〜P7には、初期回転速度で振動モータ120を回転駆動する駆動時間(第1駆動時間という)と、初期回転速度から回転速度が切り替わった後の各回転速度で振動モータ120を回転駆動する駆動時間(第2駆動時間という)とが夫々設定されている。実施例では、各回転速度変化パターンP1〜P7において、初期回転速度で駆動する第1駆動時間として120msが設定されると共に、初期回転速度から切り替わった回転速度で駆動する第2駆動時間として18msが設定されており、初期回転速度において第1駆動時間に亘って振動モータ120を回転駆動した後に、第2駆動時間が経過する毎に振動モータ120の回転速度が段階的に変化するようになっている。
前記統括制御CPU65aは、前記演出パターンを決定すると、当該決定した演出パターンに基づいて振動モータ120の目標回転速度を決定する。そして、決定した目標回転速度に対応した回転速度変化パターンP1〜P7を、前記統括制御ROM70bが記憶する回転速度変化パターンP1〜P7の内から統括制御CPU65aが選択するように設定されている。前記回転速度変化パターンP1〜P7が決定されると、決定した回転速度変化パターンP1〜P7により特定される回転速度に対応した回転速度信号1〜7を前記統括制御CPU65aがモータ駆動基板130に対して出力するようになっている。ここで、回転速度信号1は回転速度が300ppsであることを示す信号として、回転速度信号2は回転速度が500ppsであることを示す信号として、回転速度信号3は回転速度が600ppsであることを示す信号として、回転速度信号4は回転速度が700ppsであることを示す信号として、回転速度信号5は回転速度が800ppsであることを示す信号として、回転速度信号6は回転速度が900ppsであることを示す信号として、回転速度信号7は回転速度が1000ppsであることを示す信号として夫々設定されている。具体的に、例えば回転速度変化パターンP1が選択された場合には、回転速度が300ppsであることを示す回転速度信号1を、第1駆動時間(120ms)に亘って振動モータ120を駆動制御する周期毎(3ms毎)に統括制御CPU65aが出力する。そして、第1駆動時間(120ms)が経過した後に、回転速度が500ppsであることを示す回転速度信号2を、第2駆動時間(18ms)に亘って振動モータ120を駆動制御する周期毎(3ms毎)に統括制御CPU65aが出力する。その後は同様に、第2駆動時間(18ms)が経過する毎に、回転速度信号3から回転速度信号7の順で切り替えて統括制御CPU65aが出力して、最終的に目標回転速度で振動モータ120を回転駆動させるようになっている。すなわち、統括制御CPU65aでは、振動モータ120を回転駆動する回転速度が決定されると共に、該回転速度で振動モータ120を駆動する駆動時間を決定しており、該駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号を所定の制御周期毎に継続して出力するようになっている。また、前記統括制御CPU65aは、前回転速度変化パターンP1〜P7を決定すると、決定した回転速度変化パターンP1〜P7により特定される初期回転速度に対応した回転速度信号1を出力する前に、前記振動モータ120を励磁固定する停止信号をモータ駆動基板130に対して出力するようになっている。
前記モータ駆動基板130は、図9に示すように、前記統括制御基板65から入力される回転速度信号1〜7に基づいてパルス信号を生成するパルス生成周期を特定して周期特定信号を出力する周期特定回路(モータ制御手段、周期特定手段)131と、該周期特定回路131から出力される周期特定信号に基づいてパルス信号の切替信号を出力する信号切替回路(モータ制御手段、信号切替手段)150と、該信号切替回路150からの信号に基づいて前記振動モータ120を駆動するパルス信号を出力するモータドライバ回路(モータ制御手段、モータ駆動手段)155とを備えている。すなわち、前記統括制御基板65から回転速度信号1〜7を入力するだけで、回転速度信号1〜7で特定される回転速度で振動モータ120が駆動されるよう構成されている。
図10に示すように、前記周期特定回路131は、前記統括制御CPU65aから入力される回転速度信号1〜7に基づいて出力端子の信号出力レベルを「H」および「L」に切り替えるスイッチング回路132と、該スイッチング回路132における各出力端子の信号出力レベルに応じて周期特定信号の出力タイミングを可変する信号遅延回路135とを備えている。ここで、実施例において周期特定回路131のスイッチング回路132としては、16ビットのLEDドライバからなる論理回路が採用されており、入力信号に応じて信号の出力端子1〜6を切替え得るようになっている。
ここで、実施例におけるスイッチング回路132の端子1は、前記信号遅延回路135や信号切替回路150を介さずにモータドライバ回路155に接続されている(図9参照)。そして、図12に示すようにスイッチング回路132への停止信号または回転速度信号1〜7の入力がある間、端子1の信号出力レベルが「L」から「H」に切り替わるよう構成されている。このスイッチング回路132の端子1からの出力信号は、モータドライバ回路155のゲート出力を有効にするイネーブル信号(EN信号)として機能するものであって、該端子1の信号出力レベルが「H」に切り替わることで、モータドライバ回路155からのパルス信号の出力が有効になって振動モータ120を回転駆動可能な状態になる一方、当該端子1の信号出力レベルが「L」に切り替わることで、モータドライバ回路155からのパルス信号の出力が無効になって振動モータ120を回転駆動不能な状態になる。
そして、図12に示すように、前記スイッチング回路132は、前記停止信号が入力される間、端子2の信号出力レベルが「L」から「H」に切り替わると共に、回転速度信号1〜7が入力される間、端子2の信号出力レベルが「H」から「L」に切り替わるよう構成されている。これにより、スイッチング回路132に停止信号が入力される間は、前記信号切替回路150において信号が切り替わらず振動モータ120が停止保持される。また、スイッチング回路132に回転速度信号1が入力されると、スイッチング回路132の端子3〜6の信号出力レベルが全て「L」から「H」に切り替わるよう構成されている。同様に、回転速度信号2が入力されると、スイッチング回路132の端子3の信号出力レベルが「H」に切り替わると共に端子4〜6の信号出力レベルが「L」に切り替わり、回転速度信号3が入力されると、スイッチング回路132の端子4,5の信号出力レベルが「H」に切り替わると共に端子3,6の信号出力レベルが「L」に切り替わり、回転速度信号4が入力されると、スイッチング回路132の端子4の信号出力レベルが「H」に切り替わると共に端子3,5,6の信号出力レベルが「L」に切り替わるようになっている。更に、回転速度信号5が入力されると、スイッチング回路132の端子3,4,6の信号出力レベルが「L」に切り替わると共に端子5の信号出力レベルが「H」に切り替わり、回転速度信号6が入力されると、スイッチング回路132の端子3〜5の信号出力レベルが「L」に切り替わると共に端子6の信号出力レベルが「H」に切り替わり、回転速度信号7が入力されると、スイッチング回路132の端子3〜6の信号出力レベルが全て「L」に切り替わるよう構成されている。
前記信号遅延回路135は、図10に示すように、並列に接続された複数のコンデンサC1〜C5をシュミットトリガインバータ141の入力側に接続された第1抵抗器R1に接続すると共に、シュミットトリガインバータ141および第1抵抗器R1と夫々並列となる関係で第2抵抗器R2が接続されており、前記スイッチング回路132の出力信号(信号出力端子)に応じて信号切替回路150への信号の出力タイミングを可変するよう構成される。また、実施例では、前記シュミットトリガインバータ141の出力側に分周回路145が接続されており、該シュミットトリガインバータ141から出力される信号(トリガー信号)を分周するようになっている。
実施例の信号遅延回路135では、所定の電気容量に設定された5つのコンデンサC1〜C5が用いられており、GND接続された第1コンデンサC1と、スイッチング回路132の端子3〜6の夫々に対応して接続された第2〜第5コンデンサC2〜C5とから構成されている。また、前記スイッチング回路132の端子2は、コンデンサC1〜C5が接続されることなく前記第1抵抗器R1および第2抵抗器R2の夫々に接続されている。ここで、実施例では、第1コンデンサC1として電気容量(0.01μF)のものが採用され、第2コンデンサC2として電気容量(0.01μF)のものが採用され、第3コンデンサC3として電気容量(0.0047μF)のものが採用され、第4コンデンサC4として電気容量(0.0022μF)のものが採用され、第5コンデンサC5として電気容量(0.001μF)のものが採用されている。これにより、例えば、前記スイッチング回路132において端子3〜6の全ての信号出力レベルが「L」から「H」に切り替わると、信号遅延回路135における合成容量が0.028μFとなる。また、スイッチング回路132において端子3の信号出力レベルが「L」から「H」に切り替わり、端子4〜6の信号出力レベルが「L」となると、信号遅延回路135における合成容量が0.020μFとなる。また更に、スイッチング回路132において端子3〜6の信号出力レベルが「L」の場合には、信号遅延回路135における合成容量が0.0100μFとなる。そして、スイッチング回路132において端子2の信号出力レベルが「L」から「H」に切り替わると共に端子3〜6に対する信号出力がない場合には、信号遅延回路135における合成容量が0μFとなる。
前記シュミットトリガインバータ141は、入力信号に対する閾値を2つ持つ論理回路であって、入力信号の電位が高い閾値を超えた場合に信号出力レベルが「L」から「H」に切り替わり、入力信号の電位が低い閾値を超えた場合に信号出力レベルが「H」から「L」に切り替わるよう構成されている。すなわち、実施例の信号遅延回路135において、シュミットトリガインバータ141の入力側に接続された第1〜第5コンデンサC1〜C5の内、有効なコンデンサC1〜C5を組み合わせた合成容量に応じて、該シュミットトリガインバータ141に対する入力信号の電位が閾値を超える(下回る)までの時間が変化することで、当該シュミットトリガインバータ141から分周回路145へ出力されるトリガー信号の出力タイミングが可変されるようになっている。すなわち、シュミットトリガインバータ141の入力側に接続された有効な第1〜第5コンデンサC1〜C5の合成容量が大きくなるほど、閾値を超える(下回る)までの時間が長くなり、トリガー信号の出力タイミング(間隔)が長くなる。
前記分周回路145は、バイナリカウンタからなる論理回路であって、前記シュミットトリガインバータ141から入力されるトリガー信号の周期を所定数倍(実施例では64倍)に遅延させて、周期特定信号として信号切替回路150へ出力するようになっている。ここで、前述のように、パルス信号を生成する基準となるタイミングは、シュミットトリガインバータ141からのトリガー信号により変化することになる。すなわち、シュミットトリガインバータ141からのトリガー信号の出力タイミングは、第1〜第5コンデンサC1〜C5の組み合わせた合成容量により決まることになり、コンデンサC1〜C5の組み合わせによりトリガー信号の出力タイミングが可変する。ところで、コンデンサC1〜C5に蓄積される電気量のMAX状態もしくはMIN状態のタイミングでコンデンサC1〜C5の組み合わせが変わる(すなわちスイッチング回路132における信号出力端子が切り替わる)とは限らないことから、例えば、電圧が上昇中に別の容量のコンデンサに切り替わった場合には、切り替わったコンデンサC1〜C5の組み合わせにより、電圧が上昇するため必要な時間が長くなったり、短くなる場合がある。ここで、切り替わったコンデンサC1〜C5の組み合わせにより、電圧が上昇するため必要な時間が極端に短くなると、振動モータ120の回転速度が急激に上昇することに繋がり、スムーズな回転駆動を損ないかねない。そこで、前記シュミットトリガインバータ141からのトリガー信号の入力周期を分周回路145において所定数倍することで、振動モータ120の回転速度の急激な上昇を緩和するようになっている。
ここで、図12に示すように、前記スイッチング回路132において端子3〜6の全ての信号出力レベルが「H」に切り替わり、信号遅延回路135における合成容量が0.028μFとなる場合(回転速度信号1が入力された場合)には、2.82ms毎に周期特定信号が出力される。また同様に、スイッチング回路132において端子3の信号出力レベルのみが「H」に切り替わり、信号遅延回路135における合成容量が0.020μFとなる場合(回転速度信号2が入力された場合)には、2.02ms毎に周期特定信号が出力される。そして、スイッチング回路132において端子3〜6の信号出力レベルが「L」に切り替わり、信号遅延回路135における合成容量が0.010μFとなる場合(回転速度信号7が入力された場合)には、1.01ms毎に周期特定信号が出力される。すなわち、信号遅延回路135における合成容量が小さくなるほど、周期特定信号の出力間隔が短くなり、振動モータ120が高速で回転駆動されるようになる。ここで、スイッチング回路132において端子2の信号出力レベルのみが「L」から「H」に切り替わる場合は、前記シュミットトリガインバータ141に入力される入力信号レベルが変化しないことから、常にトリガー信号が出力されて振動モータ120が停止し続けるようになる。
前記信号切替回路150は、過去の内部状態と入力信号とで信号出力レベルが「H」または「L」の何れとなるか決まる順序回路である。具体的に、実施例では、信号切替回路150として、2つのD型フリップフロップ回路を組み合わせて構成されている。そして、前記信号切替回路150とモータドライバ回路155とは、2本の信号線で接続されており、前記周期特定回路131から信号切替回路150に入力される周期特定信号が「H」および「L」に切り替わる毎に、当該信号切替回路150からモータドライバ回路155に対する信号の組み合わせが4通り(すなわち「H」「H」、「H」「L」、「L」「L」、「L」「H」)に順次切り替わるようになっている。前記モータドライバ回路155では、前記信号切替回路150から入力される信号の組み合わせに応じてパルス信号を出力して前記振動モータ120を回転駆動するようになっている。すなわち、前記統括制御CPU65aから出力される回転速度信号1〜7に基づいて前記周期特定回路131で特定された周期でパルス信号を切り替えることで、該回転速度信号1〜7で特定される回転速度で前記振動モータ120が回転駆動されて、前記振動ベース体117(振動ボタン112)を振動させるようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、前述のように構成された実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記中枠12の前面側に設けられた前記操作ハンドル16を遊技者が回転操作すると、前記打球発射装置77から発射されたパチンコ球が前記遊技盤20に設けた案内レール21により画成された遊技領域20a内に打ち出されて、遊技釘23等に接触して流下方向を変更しながら遊技領域20a内を流下する。そして、前記遊技領域20aを流下するパチンコ球が前記始動入賞装置30の第1始動入賞口31aまたは第2始動入賞口31bに入賞することで、前記図柄表示装置17での図柄変動演出が開始され、図柄変動演出の結果、図柄表示装置17に所定の図柄組み合わせで演出図柄が表示されると大当りが発生する。大当りが発生すると、前記遊技盤20の下方に設けられた特別入賞装置40が開放されると共に、図柄表示装置17において大当り演出が行われる。
実施例のパチンコ機10では、振動ボタン112を振動させる演出を含んだ演出パターンが前記統括制御CPU65aにより選択されると、振動ボタン112の目標回転速度が決定されて、決定した目標回転速度に対応した回転速度変化パターンP1〜P7に応じた回転速度信号1〜7がモータ駆動基板130に対して出力される。このモータ駆動基板130では、入力された回転速度信号1〜7に応じてスイッチング回路132の端子1〜6が切り替わり、モータドライバ回路155からの信号出力が有効になると共に、信号出力レベルが「H」になった端子3〜6の組み合わせに応じた第1〜第5コンデンサC1〜C5の合成容量に基づいたタイミングで、シュミットトリガインバータ141からトリガー信号が出力され、更に分周回路145から周期特定信号が出力される。そして、周期特定信号の出力周期に応じて、信号切替回路150がモータドライバ回路155へ切替信号を出力することで、モータドライバ回路155が回転速度信号1〜7に応じた回転速度で振動モータ120を駆動するようパルス信号を出力する。
前記統括制御CPU65aでは、前記演出パターンに基づいて目標回転速度を決定すると、決定した目標回転速度に対応した回転速度変化パターンP1〜P7を、前記統括制御ROM70bが記憶する回転速度変化パターンP1〜P7の内から統括制御CPU65aが選択するように設定されている。前記回転速度変化パターンP1〜P7が決定されると、決定した回転速度変化パターンP1〜P7により特定される回転速度に対応した回転速度信号1〜7を前記統括制御CPU65aがモータ駆動基板130に対して出力するようになっている。このように、統括制御CPU65aにおいて振動モータ120の回転速度を決定して、該回転速度に応じた回転速度信号1〜7に合わせてモータ駆動基板130がパルス信号を生成するようにしたことで、統括制御CPU65aにおいて振動モータ120のパルス信号出力制御を行うことなく所定の回転速度で振動モータ120を回転駆動することが可能となる。従って、統括制御CPU65aにおける制御処理負荷が軽減されると共に、統括制御CPU65aに過大な性能が要求されないから、コストの低減にも寄与し得る。
また、統括制御CPU65aでは、決定した回転速度変化パターンP1〜P7で特定される駆動時間が経過するまでの間は同じ回転速度信号1〜7を継続して出力し、各回転速度毎の駆動時間が経過する毎に出力する回転速度信号1〜7を変化させるように構成されているから、所定の駆動時間(第1駆動時間または第2駆動時間)の経過毎に容易に振動モータ120の回転速度を変更することができる。このように、統括制御CPU65aでは、各回転速度で振動モータ120を駆動する駆動時間を回転速度変化パターンP1〜P7に基づいて管理するだけで、回転速度信号1〜7で特定される回転速度での回転駆動に必要なパルス信号をモータ駆動基板130で生成することができるから、統括制御CPU65aにおける振動モータ120の駆動制御のための処理負荷を軽減できる。
また、回転速度変化パターンP1〜P7に基づいて統括制御CPU65aが出力する回転速度信号1〜7を変化することで、振動モータ120を目標回転速度まで段階的に増速させる階調制御を実現でき、急激な速度変化による振動モータ120の滑り等の脱調を効果的に防止することができる。また、実施例では、回転速度変化パターンP1〜P7を複数種類設定してあるから、統括制御CPU65aが決定する回転速度変化パターンP1〜P7に応じて振動モータ120の最終的な回転速度を変化させることができる。すなわち、振動モータ120の回転速度に応じて振動ベース体117(振動ボタン112)の振動量を可変することができ、振動ボタン112の振動による演出に多彩なバリエーションを与えることができる。例えば、振動ボタン112の振動が大きくなるほど図柄変動演出の結果として大当りが発生する期待感を高めるようにすることができる。より具体的には、図柄変動演出の結果として大当りが発生しない場合に、回転速度変化パターンP7から回転速度変化パターンP1の順で統括制御CPU65aが選択する割合が高くなるよう設定することで、同じ回転速度で振動ボタン112が振動した際における大当りが発生する割合を高めることができる。
また、実施例のパチンコ機10では、前記振動ボタン112を振動させる振動ボタン112の他に、可動演出体91〜96を駆動する駆動モータ101〜106を統括制御CPU65aが駆動制御するよう構成されている。ここで、各駆動モータ101〜106は、対応の可動演出体91〜96を動作させるものであることから、必要以上に高速に回転駆動する必要はなく、統括制御CPU65aがモータを制御する基準制御周期Tより長い周期(モータ駆動周期MT(3ms)を最短とした周期)のパルス信号(すなわち最大で333pps)で直接駆動される。これに対して、振動モータ120は、振動ベース体117(振動ボタン112)を大きく振動させるために比較的高速で回転駆動する必要があり、統括制御CPU65aがモータを制御する基準制御周期Tを最短周期とした周期(1ms)のパルス信号(すなわち最大で1000pps)で駆動し得るよう構成されている。
このように、振動ベース体117を振動させる振動モータ120とは別に、該振動モータ120より低速で回転駆動される駆動モータ101〜106を設け構成にあって、振動モータ120を回転駆動する場合にモータ駆動基板130に対して回転速度信号1〜7を出力し、モータ駆動周期MTより短い周期でのパルス信号により振動モータ120を駆動する一方、駆動モータ101〜106を回転駆動する場合には回転速度に応じてモータ駆動周期MTを最短とした周期でパルス信号を出力することで、駆動モータ101〜106の回転速度以上の多彩な速度で振動モータ120を駆動することが可能となり、振動ボタン112による演出効果の向上に大きく寄与することができる。すなわち、統括制御CPU65aからの回転速度信号1〜7に基づいてモータ駆動基板130が振動モータ120の回転に適したパルス信号を生成するよう構成したことで、統括制御CPU65aにおけるモータ駆動周期MTを、最も低速で回転駆動されるモータの制御周期を基準として決定することが可能となり、統括制御CPU65aにおける制御負荷の軽減を効果的に図り得るようになる。また、統括制御CPU65aにおけるモータ駆動周期MTを長くすることができるから、並列駆動処理可能なモータ数を飛躍的に増加させることも可能となり、パチンコ機10により多くのモータを設置することが可能となる。
また、実施例では、前記統括制御CPU65aの1回の基準制御周期T(すなわち同じ制御タイミング)で同時に並列駆動処理することが予め決められている第1の駆動モータ101および第2の駆動モータ102を同一のモータグループG1に収まるようにモータグループを設定すると共に、同じく1回の基準制御周期T(すなわち同じ制御タイミング)で同時に並列駆動処理することが予め決められている第4の駆動モータ104および第5の駆動モータ105を同一のモータグループG2に収まるようにモータグループG1〜G3を設定してある。そして、基準制御周期Tが計時される毎に統括制御CPU65aの制御対象となるモータグループG1〜G3が順に切り替わるようにしたことで、統括制御CPU65aの制御処理能力の範囲で同時に並列駆動処理することが定められている複数のモータを正確に駆動制御することができる。このとき、前記 モータ駆動周期MTにモータグループG1〜G3の数(実施例では「3」)を乗した制御周期(すなわち基準制御周期Tと同じ周期)で振動モータ120を駆動する場合であっても、前述のように、統括制御CPU65aにおいて振動モータ120の回転速度を決定し、該回転速度に応じた回転速度信号1〜7をモータ駆動基板130へ出力するだけでよいから、基準制御周期Tを最短周期とした周期のパルス信号(1000pps)で振動モータ120を駆動することができる。
(変更例)
(1) 実施例では、第1のパルスモータ(実施例における振動モータ)の回転速度は、実施例で示した7種類に限られるものではなく、任意の回転速度とすることができる。また、第1のパルスモータの回転速度として、第2のパルスモータ(実施例では駆動モータ)の回転速度よりも低速な回転速度を設定することもできる。
(2) 実施例の回転速度変化パターンでは、第1のパルスモータの回転速度を段階的に増速するパターンを示したが、反対に第1のパルスモータの回転速度を段階的に減速するようにしても、急速な速度変化に伴う脱調を防止することができる。例えば、回転速度変化パターンにおいて、回転速度信号7、回転速度信号6、回転速度信号5、回転速度信号4、回転速度信号3、回転速度信号2、回転速度信号1の順で信号が変化するよう設定することにより、各回転速度信号での駆動時間の経過に合わせて第1のパルスモータの回転速度を段階的に減速することができる。
(3) 回転速度変化パターンに設定される各回転速度信号でのモータの駆動時間は、実施例に示したものに限られないことは当然であり、速度変化に伴って第1のパルスモータが脱調を生じない任意の時間に設定することができる。また、実施例では、第1駆動時間と第2駆動時間のみを設定してあるが、各回転速度信号(すなわち回転速度)毎に駆動時間を設定することもでき、この場合には第1のパルスモータをよりスムーズに回転駆動しうるようになる。
(4) 実施例のモータ制御手段(実施例では周期特定回路、信号切替回路およびモータドライバ回路)は、実施例に示したものに限られるものではなく、演出制御手段(統括制御CPU)から出力された回転速度信号に基づいてパルス信号を生成してパルスモータに出力するよう構成すればよい。
(5) 周期特定回路を構成する信号遅延回路は、シュミットトリガインバータの入力側に複数のコンデンサを並列接続して、有効なコンデンサの合成容量により発振するよう構成してあるが、これに限られるものではなく、カウンタを利用した発振回路等、従来公知の発振回路を採用することが可能である。
(6) 実施例では、周期特定回路を構成するスイッチング回路において、4つの端子3〜6の信号出力レベルを切替え得るようにしたが、信号出力レベルを切替え得る端子を3つ以下にしてもよく、また信号出力レベルを切替え得る端子を5つ以上にしてもよい。信号出力レベルを切替え得る端子を増やせば、第1のパルスモータをより細かく速度変化させることができ、当該信号出力レベルを切替え得る端子を減らせば、回転速度の変化幅は大きくなるものの、モータ制御手段における応答性が高くなり、第1のパルスモータの駆動効率が向上する。
(7) 前記スイッチング回路の端子に接続されるコンデンサの電気容量は、実施例に示したものに限られず、適宜に設定することができる。そして、実施例の第1のパルスモータは、スイッチング回路の端子に接続されるコンデンサの電気容量を可変させることで、第1のパルスモータの回転速度を容易に変更できる。
(8) 実施例では、信号切替回路とモータドライバ回路とを個別に備えるよう構成したが、これに限られず、例えば信号切替回路およびモータドライバ回路の機能をワンチップで形成した論理回路を採用することもできる。
(9) 実施例では、第1のパルスモータおよび第2のパルスモータとして、2相励磁のバイポーラ型ステッピングモータを採用した例を示したが、これに限らず、ユニポーラ型ステッピングモータを採用することもでき、またパルス信号により回転されるパルスモータであれば、任意の形式のモータを採用可能である。
(10) 実施例では、演出制御手段(統括制御CPU)として、基準制御周期の間に同時に並列駆動処理可能なモータの上限値が「2」となる性能の手段を用いた例で示したが、これに限られるものでないことは言うまでもない。
(11) 実施例では、第1のパルスモータおよび第2のパルスモータを3つのモータグループに分類するようにしたが、2つのモータグループに分類することもでき、また4つ以上のモータグループに分類することもできる。
(12) 実施例では、振動ボタンを振動させる第1のパルスモータを駆動制御する場合に演出制御手段が回転速度信号を出力するようにしたが、これに限られるものではなく、可動演出体を駆動する駆動モータを駆動制御する場合に演出制御手段が回転速度信号を出力するようにしてもよい。また、演出制御手段が回転速度信号を出力して制御するモータは1つである必要はなく、2以上のモータについて演出制御手段から回転速度信号を出力して制御することもできる。なお、演出制御手段から回転速度信号を出力するモータを複数設定する場合には、モータ制御手段(実施例の周期特定回路、信号切替回路およびモータドライバ回路)をモータ毎に設けることで、各モータを多彩な回転速度で回転駆動することが可能となる。
(13) 実施例では、パルスモータの回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターンを記憶した記憶手段からパルスモータの目標回転速度に対応した回転速度変化パターンを演出制御手段が決定して、選択した回転速度変化パターンに基づいて回転速度信号を出力するようにしたが、これに限られない。すなわち、図14に示すように、モータ駆動基板130に、統括制御CPU65aからの信号が入力されるCPU(制御手段)160と、振動モータ(パルスモータ)120の回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターンを記憶した記憶手段としてのROM161と、統括制御CPU65aからの回転速度信号の入力を契機として、ROM161に記憶された回転速度変化パターンで特定される回転速度となるパルス信号を、該回転速度変化パターンで特定される時間変化に基づいて生成してパルスモータに出力する回転速度制御手段131,150,155とを設けるようにしてもよい。ここで、回転速度制御手段131,150,155としては、実施例における周期特定回路131、信号切替回路150およびモータドライバ回路155から構成すればよい。すなわち、統括制御CPU65aからの回転速度信号がモータ駆動基板130のCPU160に入力されたことを契機に、該CPU160がROM161から対応の回転速度変化パターンを決定すると共に、該決定した回転速度変化パターンに基づいて第2の回転速度信号を周期特定回路131に入力することで、実施例と同様の効果を奏することができる。
(14) 実施例では、遊技球が一定の確率で入賞可能な第1始動入賞手段と、遊技球の入賞確率を可変可能な第2始動入賞手段とを始動入賞手段として備え、各始動入賞手段毎に検出手段を設けて個別に遊技球の入賞を検出するよう構成したが、該第1および第2始動入賞検出手段の入賞検出手段を共通にしてもよい。すなわち、第1始動入賞手段への入賞と、第2始動入賞手段への入賞とを区別しないよう構成してもよい。
(15) 実施例においてメイン制御手段(メイン制御CPU)が備える機能の全部または一部をサブ制御手段(統括制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対にサブ制御手段が備える機能の全部または一部をメイン制御手段が備えるようにしてもよい。そして実施例では、メイン制御基板とサブ制御基板(統括制御基板)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例におけるメイン制御手段およびサブ制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。更に別途制御基板を備えて、実施例のメイン制御手段やサブ制御手段が備える機能の全部または一部を、別の制御手段に備えさせてもよい。
(16) また、実施例において統括制御手段(統括制御CPU)が備える機能の全部または一部を、表示制御手段(表示制御CPU)が備えるようにしてもよく、反対に表示制御手段(表示手段CPU)が備える機能の全部または一部を統括制御手段(統括制御CPU)が備えるようにしてもよい。そして実施例では、統括制御手段(統括制御CPU)と表示制御手段(表示制御CPU)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例における統括制御基板および表示制御基板の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が兼用するようにしてもよい。また、発光制御を行うランプ制御手段や音出力制御を行う音制御手段に関しても同様に、統括制御手段が兼用することができる。
(17) 実施例では、第1のパルスモータの回転を制御するモータ駆動基板を統括制御基板とは別途設けるようにしたが、これに限られるものではなく、該モータ駆動基板が備える機能の一部または全部を統括制御基板に設けるようにすることもできる。例えば、実施例においてモータ駆動基板に設けられた周期特定回路を統括制御基板に設けるようにしてもよく、更に信号切替回路やモータドライバ回路を統括制御基板に設けて単一の基板とすることも可能である。
(18) 実施例では、第1特典遊技状態が付与されている状態を確変状態としたが、これに限られるものではなく、第1特典遊技状態および第2特典遊技状態を組み合わせた状態を確変状態とすることもできる。この場合に、第1特典遊技状態および第2特典遊技状態の何れも付与されていない状態を非確変状態とすることができる。
(19) 実施例では、演出用の図柄(飾図)を表示する図柄表示手段(図柄表示装置)とは独立して、特図を表示する特図表示手段(特図表示器)を設けるようにしたが、これに限られるものではない。例えば、図柄表示手段において飾図および特図の両方を表示するようにしてもよい。また飾図と特図とを共用して、図柄表示手段に表示するようにしてもよい。
(20) 実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やピンボール機、スロットマシン機等の各種遊技機を採用し得る。
また、本実施形態からは、例えば次に示す技術的思想を把握することが可能である。
請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機に関し、
前記演出制御手段(65a)が設けられる基板(65)とは別の基板(130)に前記モータ制御手段(131,150,155)が設けられると共に、
前記モータ制御手段(131,150,155)が設けられた前記別の基板(130)は、
前記パルスモータ(120)の回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターン(P1〜P7)を記憶した記憶手段(161)と、
前記演出制御手段(65a)からの回転速度信号(1〜7)に基づいて、前記記憶手段(161)が記憶する回転速度変化パターン(P1〜P7)から回転速度変化パターン(P1〜P7)を選択し、選択した回転速度変化パターン(P1〜P7)に基づいて第2の回転速度信号(1〜7)を出力する回転速度制御手段(160)とを備え、
前記モータ制御手段(131,150,155)が、前記回転速度制御手段(160)から出力された第2の回転速度信号(1〜7)に基づいてパルス信号を生成して前記パルスモータ(120)に出力するよう構成されたことを要旨とする。
このように、回転速度変化パターンを記憶した記憶手段や、回転速度変化パターンで特定される時間変化に基づいてパルス信号を生成してパルスモータに出力する回転速度制御手段をモータ制御手段に設けることで、演出制御手段は実質的にパルスモータのON・OFFを決定するだけでパルスモータの駆動を制御できるから、該演出制御手段の制御負荷を一段と軽減することができる。
65a 統括制御CPU(演出制御手段)
65b 統括制御ROM(記憶手段)
91〜96 第1〜第6の駆動モータ(第2のパルスモータ)
112 振動ボタン(振動体)
120 振動モータ(パルスモータ)
120a 偏心錘
131 周期特定回路(モータ制御手段、周期特定手段)
150 信号切替回路(モータ制御手段、信号切替手段)
155 モータドライバ回路(モータ制御手段、モータ駆動手段)

Claims (4)

  1. 振動体を振動させて演出を行う遊技機において、
    回転軸に偏心するよう偏心錘が取り付けられ、回転に伴い前記振動体に振動を付与可能なパルスモータと、
    前記パルスモータの回転速度を決定し、決定した回転速度に応じた回転速度信号を出力する演出制御手段と、
    前記演出制御手段から出力された回転速度信号に基づいてパルス信号を生成して前記パルスモータに出力するモータ制御手段とを備え、
    前記演出制御手段は、前記パルスモータを回転駆動させる駆動時間を決定し、該駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号を継続して出力するよう構成され
    前記モータ制御手段は、
    前記回転速度信号に基づいてパルス信号を生成する周期を特定する周期特定手段と、
    前記周期特定手段で特定されたパルスを生成する周期に基づいて切替信号を生成する信号切替手段と、
    前記信号切替手段により生成された切替信号に基づいて前記パルスモータを駆動するモータ駆動手段とを備え、
    前記周期特定手段で特定されたパルス生成周期で前記パルスモータを回転駆動することで、前記振動体を振動させるよう構成され
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 振動体を振動させて演出を行う遊技機において、
    回転軸に偏心するよう偏心錘が取り付けられ、回転に伴い前記振動体に振動を付与可能なパルスモータと、
    前記パルスモータの回転速度を決定し、決定した回転速度に応じた回転速度信号を出力する演出制御手段と、
    前記演出制御手段から出力された回転速度信号に基づいてパルス信号を生成して前記パルスモータに出力するモータ制御手段とを備え、
    前記演出制御手段は、前記パルスモータを回転駆動させる駆動時間を決定し、該駆動時間が経過するまでの間、同じ回転速度信号を継続して出力するよう構成され、
    前記振動体を振動させる前記パルスモータとしての第1のパルスモータとは別に、該第1のパルスモータより低速で回転駆動される第2のパルスモータを備え、
    前記演出制御手段は、
    前記第1のパルスモータを回転駆動する場合に、該第1のパルスモータの回転速度を決定して回転速度信号を前記モータ制御手段に出力するよう設定され、
    前記第2のパルスモータを回転駆動する場合に、該第2のパルスモータの回転速度を決定して回転速度に応じたパルス信号を当該第2のパルスモータに出力するよう構成され
    前記演出制御手段は、
    計時手段が基準制御周期を計時する毎に制御処理を実行するよう設定されると共に、
    基準制御周期で前記計時手段が計時する同じ制御タイミングにおいて制御可能なパルスモータを特定するモータグループが設定され、同じ制御タイミングにおいて並列駆動処理することが予め決められたパルスモータが同一のモータグループに設定されて、計時手段が基準制御周期を計時する毎に制御対象となるモータグループが順に切り替わるよう構成され
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記パルスモータの回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターンを記憶した記憶手段を備え、
    前記演出制御手段は、前記パルスモータを駆動する目標回転速度を決定すると共に、前記記憶手段が記憶する回転速度変化パターンの内から、決定した目標回転速度に対応した回転速度変化パターンを選択し、選択した回転速度変化パターンに基づいて前記回転速度信号を出力するよう構成された請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記記憶手段は、前記パルスモータを駆動する目標回転速度が複数設定されると共に、目標回転速度毎に回転速度の時間変化を特定する回転速度変化パターンが設定され、
    前記演出制御手段は、複数の目標回転速度から1つの目標回転速度を決定するよう設定された請求項記載の遊技機。
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