JP2013172920A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステッピングモータ側に高電圧の電源電圧が適正に印加されているかを容易に確認可能とし、ステッピングモータを駆動源とする可動体の動作が円滑に実行されることを担保し得るパチンコ機の駆動回路を提供する。
【解決手段】ステッピングモータ駆動回路が、ステッピングモータに印加される電源電圧を監視する電源電圧モニタ手段を備え、電源電圧モニタ手段は、第1電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも高く、第2電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも低い降伏電圧を有するツェナーダイオードと、当該ツェナーダイオードのアノード側に接続され、当該アノード側から出力される電流によって発光する発光素子とを備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関し、特に複数の電源電圧印加手段を有するステッピングモータの駆動回路において、ステッピングモータに対して電源電圧が適正に印加されているかを容易に監視可能な駆動回路を備えたパチンコ機に関する。
遊技機には、可動体の駆動源として汎用性があり、かつ、制御も容易なステッピングモータ(以下、単にモータという)が採用されており、当該モータは、演出を担う制御装置等によって制御されることにより、多様な動作パターンにより可動体を動作させる。
また、近年においては、可動体の種類や動作に応じてステッピングモータ起動時のトルクを確保すべく、ステッピングモータの駆動回路に電圧の異なる複数の電源電圧印加手段を切替可能に搭載し、ステッピングモータの起動時には高電圧の電源電圧を印加し、起動後の定常時には、高電圧よりも低い電圧の電源電圧を印加する構成の駆動回路が提案されている。
特開2004−147978号公報
しかしながら、上記遊技機においては、製造過程、或いは、遊技店への設置後においてステッピングモータ側に高電圧の電源電圧が適正に印加されているかをチェックするのは必ずしも容易ではなく、製造過程における検査員や、遊技店の従業員が電源電圧の印加の有無を一目でチェックし得る駆動回路が望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ステッピングモータ側に高電圧の電源電圧が適正に印加されているかを容易に確認可能とし、ステッピングモータを駆動源とする可動体の動作が円滑に実行されることを担保し得るパチンコ機の駆動回路を提供する。
上記課題を解決するためのパチンコ機の構成として、遊技盤に配設された可動体を、ステッピングモータの駆動制御によって所定の動作パターンにより動作させるステッピングモータ駆動回路を備えたパチンコ機であって、ステッピングモータ駆動回路は、当該ステッピングモータのステータコイルに第1の電源電圧を印加する第1電源電圧印加手段と、第1電圧印加手段が印加する電源電圧よりも高い第2の電源電圧を印加する第2電源電圧印加手段と、可動体の動作パターンに応じて、第1電源電圧印加手段又は第2電源電圧印加手段から印加される電源電圧を切り替える電圧切替手段と、第1電源電圧印加手段、及び、第2電源電圧印加手段と接続され、ステッピングモータに印加される電源電圧を監視する電源電圧モニタ手段とを備え、電源電圧モニタ手段は、第1電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも高く、第2電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも低い降伏電圧を有するツェナーダイオードと、当該ツェナーダイオードのアノード側に接続され、当該アノード側から出力される電流によって発光する発光素子とを備えた構成とした。
本構成によれば、第1電源電圧印加手段、及び、第2電源電圧印加手段と接続される電源電圧モニタ手段が、第1電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも高く、第2電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも低い降伏電圧を有するツェナーダイオードと当該アノード側から出力される電流によって発光する発光素子とを備えるため、発光素子の発光を目視することにより、ステッピングモータ側に降伏電圧よりも高い第2電源電圧印加手段からの電源電圧が印加されていることを容易に確認することができる。
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
実施形態に係るパチンコ機の外観斜視図である。 図1に示したパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 第1の可動体を示す正面図である。 第2の可動体を示す斜視図である。 ステッピングモータM1;M2;M3の駆動回路図である。 ステッピングモータM1制御時の電源電圧及び回転速度変化を示すタイムチャートである。 ステッピングモータM2;M3制御時の電源電圧及び回転速度変化を示すタイムチャートである。 パチンコ機の機能ブロック図である。
以下、図1〜図8を参照し、実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
なお、以下の説明においてパチンコ機の各部の左右方向は、そのパチンコ機に対面する遊技者にとっての左右方向に一致させて説明する。
図1,図2に示すように、本実施形態に係るパチンコ機1は、遊技場の島設備に設置される縦長方形状の機枠2と、この機枠2に開き戸状に開閉自在に取り付けられた本体枠3と、当該本体枠3の内側に装着された遊技盤30と、本体枠3の前面に開き戸状に開閉自在に取り付けられ、中央に大きくガラス窓4Aが設けられたパネル扉4と、本体枠3の下側に開閉自在に設けられ、遊技球を収容する受皿6を有する前面ボード5と、本体枠3の下部に配設された図外の発射装置と、前面ボード5に取り付けられたハンドル7と、パネル扉4の左右の上部にそれぞれ設けられたスピーカ8、及びパネル扉4の周囲に配設された複数の発光部10Aとを備える。
受皿6の中央部には、操作部9が配設される。操作部9は、演出図柄表示装置50上に表示されるカーソル等を移動するためのダイアル部9Aと、ダイアル部9Aによって移動されたカーソルと対応する項目を選択する際や、演出図柄表示装置50上において展開される多様なボタン演出の際に押下されるボタン9Bとから構成される。
パチンコ機1の背面側には、図外の支持部材等を介して、図8に示す主制御装置100と、副制御装置を構成するサブ制御装置(演出制御装置)200と、払出制御装置300とが設けられている。
主制御装置100、サブ制御装置200、払出制御装置300は何れもCPU(Central Processing Unit)と、コンピュータプログラム及び遊技処理(演出処理,払出処理等)に必要なデータを格納したROM(Read Only Memory)と、CPUがROMに格納されたコンピュータプログラムに従って処理を行うための一時記憶領域であるRAM(Random Access Memory)とを備えるマイクロコンピュータである。なお、主制御装置100、サブ制御装置200及び払出制御装置300の各制御装置は、図外の電源供給装置からの電力供給により駆動する。
また、パチンコ機1の背面側には、図外の支持部材等を介して、第1可動体B1や第2可動体B2をそれぞれ動作させるドライバ基板500や電圧切替制御部(基板)600及び電源電圧モニタ基板800とからなる駆動回路、及び、駆動回路から出力される信号によって駆動制御されるステッピングモータM1;M2;M3が搭載されている。続いて、本実施形態に係るパチンコ機1の各部の構成を概説する。
図2に示すように遊技盤30は、その盤面に遊技球が流下する遊技領域31を備える。遊技領域31は、ガラス窓4Aから観察することができる。遊技領域31は、遊技球を滑走させるガイドレール32と遊技球規制レール33によって略円形状となるように区画形成されている。
前面ボード5の受皿6に収容された遊技球は、図外の発射装置に1個ずつ供給されるようになっている。図8に示すように、払出制御装置300は、ハンドル7の回動操作量に対応して増減する発射ボリューム7Aからの入力に基づいて所定の強度で遊技球が発射されるように発射モータ7Bを駆動制御するようになっている。発射装置により発射されて遊技領域31に到達した遊技球は、遊技領域31内を流下することになる。また、払出制御装置300には、ハンドル7の円周上に設けられた発射停止スイッチ7Cやハンドル7の内部に配設されたタッチセンサ7Dが接続されている。
遊技領域31内には、演出図柄表示装置50と、演出図柄表示装置50の周囲を囲繞する中央装飾部51と、演出図柄表示装置50の下部に配設されたステージ55と、第1特別図柄表示装置35Aと、第2特別図柄表示装置35Bと、普通図柄表示装置41と、第1始動入賞口(始動口)61と、第2始動入賞口62と、電動チューリップ63と、第1大入賞口64と、アタッカ装置65と、スルーチャッカ66と、複数の一般入賞口67と、アウト口68と、第1可動体B1と第2可動体B2、及び、図外の複数の遊技釘とが設けられている。以下、各部の構成について概説する。
演出図柄表示装置50は、遊技領域31の略中央部に配設される例えば液晶表示器,ドットマトリクス表示器,ブラウン管表示器,ドラム式表示器等から構成される表示装置である。本実施形態における演出図柄表示装置50は、液晶表示器が採用されており、その表示画面上に、例えば1〜8までの数字及び特定のキャラクター等からなる演出図柄Sを変動表示可能である。また、演出図柄表示装置50の表示画面には、演出図柄Sが変動表示を開始してから停止表示されるまでに展開される多様な予告演出やリーチ演出を盛り上げるための特定の画像やアニメーション等の動画等が表示可能であり、これらの演出制御は後述のサブ制御装置200によって実行される。
また、演出図柄Sの変動時間は、後述の第1特別図柄又は第2特別図柄の変動時間と略同期しており、一般に遊技者は当該演出図柄Sの変動停止までに実行される多様な演出の行方を見守ることにより、大当り遊技への期待感を抱きながら遊技を進行する。
演出図柄表示装置50の周囲を取り囲むように配設された中央装飾部51は、遊技盤30より前方に突出する枠体であって、その前面とガラス窓4Aとの間隔は、遊技球1個の直径よりも狭く設定される。よって、遊技領域31内に打ち出された遊技球は、中央装飾部51を構成する上部の傾斜に沿って遊技盤30の左右方向に振り分けられて流下する。また、中央装飾部51の上部左右には、複数の発光部20Aが配設され、上部中央には、ステッピングモータ(以下、単にモータという)M1を駆動源とする第1可動体B1が配設される。
詳細については後述するが、第1可動体B1は、モータM1の駆動により演出図柄表示装置50の前方を昇降動作可能に設けられた可動役物であって、後述のサブ制御装置200を構成する可動体制御部200DによってモータM1が制御されることにより動作する。
また、中央装飾部51の両側部には、モータM2,M3を駆動源とする第2可動体B2が配設される。詳細については、後述するが第2可動体B2は、モータM2,M3の駆動により演出図柄表示装置50の前方において開閉動作可能に設けられた可動役物であって、第1可動体B1と同様に可動体制御部200BによってモータM2,M3が制御されることにより動作する。
ステージ55は、中央装飾部51と、演出図柄表示装置50との間に形成された前後方向の領域であって、当該ステージ上に進入した遊技球を左右方向に転動させながら下方に落下させる。ステージ55の中央部には、球誘導口55Aが開設されており、当該球誘導口55Aに進入した球は、第1始動入賞口61の直上に開設された導出口より下方に落下する。つまり、球誘導口55Aに進入した遊技球は、始動入賞口61に取り込まれ易くなる。
次に遊技領域31内に配設された各種の入賞口について説明する。第1始動入賞口61は、遊技領域31の略中央部に配設された演出図柄表示装置50の下方に配設される。第2始動入賞口62は、遊技盤30の一側部に配設される。また、第2始動入賞口62よりも下方には大入賞口64が配設される。また、遊技盤30の他側部には、複数の一般入賞口67が配設される。これらの各入賞口のそれぞれには、遊技球の通過を検知する第1始動入賞口検知センサ91、第2始動入賞口検知センサ92、大入賞口検知センサ93、一般入賞口検知センサ94が内蔵されている。これらの検知センサ91〜94は、遊技球の通過に伴い遊技球検知信号を出力する磁気センサであり、その遊技球検知信号は主制御装置100に入力される。
なお、詳細については後述するが、遊技球が第1始動入賞口61及び第2始動入賞口62と対応する検知センサ91又は検知センサ92に検知されると、主制御装置100によって特図抽選(大当り抽選)が実行され、当該抽選の結果が第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bにそれぞれ表示される。
遊技球が各入賞口に取り込まれると、図8に示す賞球払出装置301の駆動により受皿6に賞球が払い出される。賞球の払出個数は、第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口64、一般入賞口67のそれぞれに予め対応付けられている。主制御装置100は、遊技球の入賞が検知された入賞口に基づき、その入賞口に予め対応付けられている賞球の払出個数を払出制御装置300に払出しコマンドとして送信し、払出制御装置300は主制御装置100から受信した払出しコマンドに従って賞球払出装置301が有する図外の払出モータを駆動し、賞球払出装置301に賞球を払い出させるようになっている。
また、賞球払出装置301から払出された賞球は、賞球払出装置301の遊技球流路内に配設された払出計数スイッチ302により計数され、払出制御装置300は払出計数スイッチ302からの入力に基づいて払出動作を停止させる。
本実施形態において、第1始動入賞口61および第2始動入賞口62に予め対応付けられた賞球個数は3個であり、大入賞口64に予め対応付けられた賞球個数は15個であり、一般入賞口67に予め対応付けられた賞球個数は5個である。また、第1始動入賞口61、第2始動入賞口62、大入賞口64、一般入賞口67の何れにも入賞しなかった遊技球は、遊技領域31の最下部に位置するアウト口68から回収される。
第2始動入賞口62の上方には、スルーチャッカ66が配設されている。スルーチャッカ66は、遊技球が通過可能なゲート構造をなしたものであり、当該スルーチャッカ66を通過した遊技球は内部に格納されたスルーチャッカ検知センサ95によって検出される。スルーチャッカ検知センサ95は前述の各検知センサ91〜94と同様に主制御装置100に接続されており、その遊技球検知信号が主制御装置100に出力される。
上記各入賞口のうち、第2始動入賞口62は、電動チューリップ63によって入賞の難易が変化するように構成されている。電動チューリップ63は、遊技盤30の前面に直交する軸を中心に回動する1対の羽根部材と、これら1対の羽根部材を駆動する電動チューリップ駆動装置(ソレノイド)63Aとを備え、その電動チューリップ駆動装置63Aへの通電により1対の羽根部材が互いに左右方向に離れる方向に回動し、第2始動入賞口62の入口を拡大するものである。電動チューリップ63は、1対の羽根部材を閉じた状態において、第2始動入賞口62への遊技球の入賞を困難とし、1対の羽根部材を開放した状態において第2始動入賞口62への遊技球の入賞を容易とする。
また、電動チューリップ63の開閉動作は、遊技球がスルーチャッカ66を通過したことに基づいて実行される普通図柄に係る電子抽選(普図抽選)の結果が普図当りとなった場合に、1対の羽根部材が開くよう主制御装置100により制御される。
また、大入賞口64は、アタッカ装置65によって入賞の可否が変化するように構成されている。アタッカ装置65は、概略、水平な軸を中心として前後方向にフラップ状に回動白在に設けられ大入賞口64の形状とほぼ同じ長方形の蓋部材と、この蓋部材を駆動するソレノイドとを備え、そのソレノイドへの通電により蓋部材が前方向に回動して大入賞口64を開放するものである。アタッカ装置65が開いた状態は大入賞口64への遊技球の入賞が可能な状態であり、アタッカ装置65が閉じた状態は大入賞口64への遊技球の入賞が不可能な状態である。
第1特別図柄表示装置35Aは、第1始動入賞口61への遊技球の入賞を契機に、主制御装置100により行われる第1特図抽選の結果を表示する表示器である。
本実施形態における第1特別図柄表示装置35Aは、7セグメントディスプレイにより構成され、第1特図抽選の結果に基づいて特別図柄(1〜9までの数字や記号)を高速で点滅表示させた後に、第1特図抽選の結果を表示する態様で所定の特別図柄を導出表示(停止表示)させるものであり、特別図柄が点滅表示している時間は、特別図柄の変動時間である。ここで、例えば第1特図抽選の結果が「当り」である場合に停止表示される特別図柄は、1〜9までの何れかの数字であり、「ハズレ」である場合に停止表示される特別図柄は、数字以外のアルファベットや「−」等の記号である。この第1特別図柄表示装置35Aの変動表示制御は、後述の変動表示制御手段130により制御される。
第2特別図柄表示装置35Bは、第2始動入賞口62への遊技球の入賞を契機に、主制御装置100により行われる第2特図抽選の結果を表示する表示器である。第2特別図柄表示装置35Bは、第1特別図柄表示装置35Aと同様の7セグメントディスプレイにより構成され、後述の変動表示制御手段130により制御されることによって特別図柄を点滅表示させた後に、第2特図抽選の結果を表示する態様で所定の特別図柄を導出表示(停止表示)するものである。
なお、本実施形態においては、第1始動入賞口61への入賞を契機として変動する特別図柄を第1特別図柄とし、第2始動入賞口62への入賞を契機として変動する特別図柄を第2特別図柄としている。また、第1特別図柄表示装置35A及び第2特別図柄表示装置35Bは、演出図柄表示装置50を見ている遊技者の視界に同時に入らないように遊技盤30の右下部分に演出図柄表示装置50と離間して配置されている。また、第1特別図柄表示装置35A及び第2特別図柄表示装置35Bの形態は7セグメントに限られず、複数のランプを配列した形態のものを採用することも可能である。
普通図柄表示装置41は、遊技球がスルーチャッカ66を通過したことに基づいて実行される普図抽選の結果が表示されるよう、主制御装置100に設けられた普通図柄用当否抽選手段により制御されるものである。この普通図柄表示装置41は第2特別図柄表示装置35Bの下方に配置されていて、本実施形態においては2つのLEDランプからなる。普通図柄に係る電子抽選の結果が「当り」のときに2つのLEDランプのうちの一方のみが点灯し、ハズレのときに他方のみが点灯するようになっている。
2つのLEDランプが交互に点滅している状態は、普通図柄が変動している状態であり、その点滅が停止して点灯が維持された状態は、普通図柄の変動が停止した状態である。また、2つのLEDランプが交互に点滅している時間は、普通図柄の変動時間である。
次に、図3,図4を参照し、上述の第1可動体B1及び第2可動体B2の構造及び動作について説明する。
図3は、第1可動体B1の内部構造を示す正面図である。同図に示すように、第1可動体B1は、中央装飾部51の背部に格納された可動体昇降駆動装置70と、中央装飾部51の背部に格納され、一対のリンクアームによって可動体昇降駆動装置70の駆動による第1可動体B1の昇降動作を支持する昇降支持機構80とにより昇降動作する。
可動体昇降駆動装置70は、モータM1と、当該モータM1の回転力を遊技盤30の盤面と平行な面上において上下に往復動させる力に変換して第1可動体B1に伝達する動力伝達機構71とを備える。動力伝達機構71は、モーターM1の出力軸72に取付けられて回転する第1歯車73と、第2歯車74と、第2歯車74の歯車素材の円板面より突出する突出軸75と、連結腕76とを備える。
モータM1は、そのケーシングが遊技盤30の部品取付ベース77に固定され、第2歯車74の回転中心軸74Aが部品取付ベース77に回転可能に取付けられる。
モータM1及び第2歯車74は、部品取付ベース77上において、モータM1の回転力を受けて回転する第1歯車73の歯と第2歯車74の歯とが噛合う位置に配設され、モータM1の回転により、第2歯車74が一方向に回転する。
連結腕76は、一側直線状軸部76Aの端部と他側直線状軸部76Bの端部とが、これら直線状軸部76A,76Bと互いに直角な直線状軸部76Cにより連結されたクランク軸により形成される。一側直線状軸部76Aの一端側には一側直線状軸部76Aの直線に沿った方向に長い長孔76Dが形成される。
他側直線状軸部76Bの他端側が、第1可動体B1の背面の左右中心を通過する垂直線上に位置する部分で連結される。また、連結腕76は、一側直線状軸部76Aの他端部に設けられた回転中心軸76Eを介して部品取付ベース77に取付けられている。そして、突出軸75が長孔76D内を移動可能なように、突出軸75と連結腕76の一側直線状軸部76Aの他端部とが連結される。
このように、モータM1が、上記連結腕76を介して第1可動体B1と連結された状態において、モーターM1が図3(a)に示すX方向に回転すると、第1歯車73及び第2歯車74が回転し、第2歯車74に形成された突出軸75が長孔76Dの孔壁を押圧し、連結腕76は、回転中心軸76Eを回転中心として回転し、他側直線状軸部76Bの他端である第1可動体B1との連結部が下降する。そして、連結腕76の下降に追従して、当該連結腕76と連結された第1可動体B1が、図2,図3(a)に示す上昇限度位置から、図3(b)に示す下降限度位置まで下降する。そしてこの際、昇降支持機構80における一対のリンクアームは、第1可動体B1の下降に伴って折りたたまれた状態から徐々に伸長した状態に変位する。
一方、図3(b)に示す状態から、モータM1がY方向に回転すると、連結腕76は再び、回転中心軸76Eを回転中心として回転し、他側直線状軸部76Bの他端である第1可動体B1との連結部が上昇する。そして、連結腕76の上昇に追従して、当該連結腕76と連結された第1可動体B1が、図3(b)に示す下降限度位置から、図2,図3(a)に示す上昇限度位置まで上昇する。そしてこの際、昇降支持機構80における一対のリンクアームは、第1可動体B1の上昇に伴って伸長した状態から折りたたまれた状態へと再び復帰する。
本形態に係る第1可動体B1を動作させた場合におけるモータM1の負荷トルクは、自重が作用することに起因して第1可動体B1が下降する場合よりも、上昇する場合の方が大きくなるため、より多くの駆動トルクが要求される。このような動作パターンを含む第1可動体B1を動作させるためのモータM1について、トルクマージンを確保することが可能な回路構成を採用し、第1可動体B1の動作パターンに応じて必要なトルクを変更可能とし、第1可動体B1の動作を安定して円滑に行える形態としている。なお、具体的な回路構成については、後述する。
図4は、第2可動体B2の構造を示す斜視図である。同図に示すように、第2可動体B2は、左右一対の開閉体90A;90Bにより構成され、当該開閉体90A;90Bの開閉動作は、それぞれモータM2;M3を含む開閉動作駆動装置89によって実現される。
開閉動作駆動装置89は、概略、向かい合うように配設された一対のモータM2;M3と、当該モータM2;M3とそれぞれ連結される一対のスクリューシャフト96A;96Bとにより構成される。なお、モータM2によって回転されるスクリューシャフト96A及びモータM3によって回転されるスクリューシャフト96Bの構成は、同一構成であるので、説明簡略化のため、一方のモータM2及びスクリューシャフト96Aについてのみ説明する。
モータM2,M3は、ステージ55の背面に設けられた収容空間内に、取り付け基板91Aを介して取り付けられており、互いの出力軸が同軸上において左右方向に延出する。モータM2は、出力軸に取り付けられた歯車92Aを有しており、当該歯車92Aは、一方のスクリューシャフト96Aの一端部に嵌装された歯車97と噛み合う。スクリューシャフト96Aは、一方のモータM2と噛み合うとともに、左方に延在する棒状体である。また、スクリューシャフト96Aは、スクリューシャフト96Bに対して前後方向に位置ずれした状態で配列されており、また、長手方向にオーバーラップした状態で配置される。また、スクリューシャフト96Aの他端部は、ステージ55の背面に設けられた収容空間内に取り付けられる取り付けベース99を介して回転自在に支承されており、モータM2の回転に伴って一方向に回転する。
また、スクリューシャフト96Aの外周面には、軸方向に沿って螺旋状の溝が形成されている。また、開閉体90Aの下部に形成されたガイド筒体98の内周面には、スクリューシャフト96Aの外周面に形成された螺旋状の溝と係合する螺旋状突部が形成されており、ガイド筒体98内にスクリューシャフト96Aが嵌挿された状態において、スクリューシャフト96Aが回転すると、開閉体90Aは、その回転方向によってスクリューシャフト96Aの軸方向(左右方向)に動作する。
上記のように構成された第2可動体B2は、モータM2;M3の何れか一方、或いは、両方が同期して一方向に回転動作することにより、演出表示装置50の前方を開放状態から閉鎖状態へ、或いは、閉鎖状態から開放状態へと遷移させる。
第2可動体B2を閉鎖方向又は開放方向の一方向にのみ遷移させる場合のモータM2;M3の負荷トルクは、開閉体90A;90Bが略水平方向の移動を繰り返すだけであるため、閉鎖動作又は開放動作において変わることがなく、前述のステッピングモータM1と比較した場合、その動作パターンに起因したトルクマージンの確保をそれ程考慮する必要はない。
一方で、例えば、開放状態にある第2可動体B2を閉鎖方向に動作させ、全閉状態以前の停止位置において、左右方向(開閉方向)に振動動作(ガタガタ動作)させるような動作パターンを想定した場合、モータM2;M3の回転方向を順回転と逆回転(加速と減速)とに連続的かつ瞬時に切り替える必要があるため、瞬間的に所定の回転速度を得るための駆動トルクが要求される。
以下、図5,図6,図7を参照して、モータM1;M2;M3の駆動回路及び動作について説明する。
図5に示すように、ステッピングモータM1;M2;M3の駆動回路は、サブ制御装置200を構成する可動体制御部200Dから出力される駆動データにしたがって各ポートからパルス信号を出力し、各モータM1;M2;M3のステータコイルL1〜L4を所定の順序で励磁するドライバ基板500と、ドライバ基板500から出力される電圧変換信号に基づいてステッピングモータM1;M2;M3の各ステータコイルL1〜L4に電圧を印加する電圧印加手段900とを有する。更に、この電圧印加手段900は、可動体制御部200Dからドライバ基板500を介して出力される電圧変換信号に基づいて、モータM1;M2;M3の各ステータコイルL1〜L4へ入力する電源電圧を切り替える電圧切替制御部600と、モータM1;M2;M3に対して電源電圧(VM1=12V,VM2=18V)をそれぞれ印加する第1電源電圧印加手段700A、及び、第2電源電圧印加手段700Bと、第2電源電圧印加手段700Bから印加される電源電圧をモニタする電源電圧モニタ部800とを備える。
本実施例におけるモータM1;M2;M3は、例えば4相ユニポーラ形であり、第1電源電圧印加手段700A又は第2電源電圧印加手段700Bから供給される電源電圧、及び、ドライバ基板500から出力されるパルス信号(φ1〜φ4)によって駆動制御される。同図に示すように、モータM1;M2;M3のステータコイルL1〜L4それぞれの一端部は、信号線501〜504を介してドライバ基板500におけるパルス信号を出力する各ポートに接続されている。また、ステータコイルL1;L3及びL2;L4の他端部はそれぞれ直列接続され、共通の電源供給線510;511によって、第1電源電圧印加手段700A側及び第2電源電圧印加手段700B側と接続されている。
本実施形態におけるモータM1;M2;M3は、前述の通り、動作パターンによって駆動トルクの不足が生じる懸念があり、当該動作パターン時におけるトルク不足を補うために、互いに電圧の異なる第1電源電圧印加手段700A及び第2電源電圧印加手段700Bからの電源電圧が入力可能に構成されており、上昇動作における第1可動体B1の動作、又は、左右方向への振動動作時における第2可動体B2の動作が円滑に行われる回路構成である。以下、各部の構成について説明する。
ドライバ基板500は、遊技盤30の背面において、サブ制御装置200(可動体制御部200D)とは、別の領域に配設される中継基板であって、モータM1;M2;M3の制御用パルス信号φ1〜φ4を出力可能な複数のポートの他、可動体制御部200Dからの電圧変換信号に従って、電圧切替信号(Hiレベル)を出力可能なポートP1を備える。当該ポートP1から出力される電圧切替信号は、信号供給線601を介して電圧切替制御部600側に入力する。
電圧切替制御部600は、遊技盤30の背面において、前述のドライバ基板500の近傍に配設される中継基板であって、ドライバ基板500からの電圧切替信号の入力に基づいて、ステッピングモータM1;M2;M3側に出力される電源電圧を第1の電圧VM1又は第2の電圧VM2に切り替える。
具体的には、信号供給線601の一端部は、抵抗R1を介してnpn形のトランジスタQ2のベースに接続される。トランジスタQ2は、エミッタ側が接地されており、コレクタ側が信号供給線602を介して第2電源電圧印加手段700B、及び、FETQ1のゲート側と接続されている。また、トランジスタQ2のコレクタ−第2電源電圧印加手段700B間には抵抗R2;R3が直列接続され、トランジスタQ2のコレクタ−FETQ1のゲート間には、抵抗R2が介在している。
FETQ1は、例えばMOS形電界効果トランジスタであって、ソース側が電源供給線603を介して第2電源電圧印加手段700Bと接続され、ドレイン側が電源供給線604を介してダイオードD2のアノード側に接続されている。また、ダイオードD2のカソード側は、前述の電源供給線510;511と結線された電源供給線605を介してモータM1と接続される。ダイオードD2は、第1電源電圧印加手段700A側からの電流がFETQ1のドレイン側に流れ込むことを防止する。
電源切替制御部600を介してモータM1;M2;M3と接続される第2電源電圧印加手段700Bは、電源切替制御部600及びモータM1;M2;M3側に常時所定の電源電圧(18V)を印加する電源回路又は電源素子により構成される。なお、第2電源電圧印加手段700Bにより印加される電源電圧は、後述の第1電源電圧印加手段700Aが印加する電源電圧よりも高く設定され、その電圧は、モータM1;M2;M3の発熱温度の許容範囲であれば自在に設定可能である。
一方、第1電源電圧印加手段700Aは、第2電源電圧印加手段700Bと同様に電源供給線701を介してモータM1;M2;M3側と接続される。電源供給線701には、第1電源電圧印加手段700Aから見てダイオードD1が順方向に介在しており、電源電圧切替時に第2電源電圧印加手段700B側から電流が流れ込むことが阻止される。
第1電源電圧印加手段700Aは、モータM1;M2;M3側に常時所定の第1の電源電圧VM1(12V)を印加する電源回路又は電源素子により構成され、第1可動体B1及び第2可動体B2の動作パターンによってトルク不足が想定されない動作時においては、モータM1;M2;M3側に12Vの電源電圧(通常電圧)を供給する。その一方で、第1可動体B1又は第2可動体B2の動作パターンによってトルク不足が想定される動作時においては、通常電圧よりも電圧の高い18Vの第2の電源電圧VM2が供給される。
電源電圧モニタ部800は、第2電源電圧印加手段700Bからの電源電圧を供給する電源供給線605と、第2電源電圧印加手段700Bからの電源電圧を供給する電源供給線701との結線部に接続される。
具体的には、電源電圧モニタ部800は、電源供給線605と電源供給線701との結線部に電源供給線801を介して接続される抵抗R4と、当該抵抗R4に対して直列に接続されるツェナーダイオードZD1及び当該ツェナーダイオードZD1のアノード側に接続されるLED1とから構成される。
つまり、電源電圧モニタ部800のツェナーダイオードZD1のカソード側には、第1電源電圧印加手段700A及び第2電源電圧印加手段700Bからの電源電圧双方の電圧が印加されることとなる。
以下、図6,図7を参照しつつ、電源電圧切替時の流れについて説明する。
図6は、第1可動体B1が、上昇限度位置から下降限度位置まで降下し、その後、再び上昇限度位置まで復帰する場合を想定したモータM1の回転速度(pps)、電源切替信号(V)、及び、パルス電圧(V)をそれぞれ模式的に示すタイムチャートである。
上述のように、第1可動体B1の下降動作時においては、可動体制御部200Dから電圧変換信号が出力されず、電圧切替信号がLowレベル(0V)に維持され、トランジスタQ2をON動作させる所定の電圧がベース側に印加されないことから、トランジスタQ2はOFFの状態とされる。トランジスタQ2がOFFである場合、第2電源電圧印加手段700Bから流れる電流は、分岐して抵抗R3、及び、FETQ1のソースに流れようとする。また、抵抗R3に流れた電流は、FETQ1のゲートと、トランジスタQ2のコレクタと接続される抵抗R2に流れようとする。抵抗R2に流れようとする電流は、トランジスタQ2がOFFの状態であるため、トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間には電流が流れない。
つまり、第2電源電圧印加手段700B、抵抗R3、抵抗R2、トランジスタQ2からなる回路は、トランジスタQ2のコレクタにおいて断線状態となり、第2電源電圧印加手段700B、抵抗R3、抵抗R2、トランジスタQ2からなる回路には電流が流れない。
一方、第2電源電圧印加手段700B、抵抗R3、FETQ1のゲート及びソースからなる回路は、FETQ1のゲートに、抵抗R3により電圧降下した電源電圧(18V)未満の電圧が印加されることになるが、FETQ1のゲート−ソース間の電圧差が閾値(閾値電圧)を超えないため、FETQ1のソースに印加される電源電圧(18V)による電流がドレインから流れることはない。
以上の説明、及び、図6のタイムチャートから分かるとおり、第1可動体B1の通常動作時(下降動作時)においては、電圧切替制御部600が上記のように機能することにより、第2電源電圧印加手段700Bからの第2の電圧VM2がステッピングモータM1側に印加されることはなく、ステッピングモータM1は、第1電源電圧700Aから印加される第1の電源電圧VM1によって加速領域、定常領域、減速領域を経て停止することになる。
一方、第1可動体B1の上昇動作時においては、可動体制御部200Dから電圧変換信号が出力されることにより、電圧切替信号がHiレベル(+5V)に維持され、トランジスタQ2を動作させる所定の電圧信号がベース側に印加され、トランジスタQ2がONの状態とされる。
トランジスタQ2が、ONである場合、抵抗R2に流れる電流は、トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間に流れることになり、第2電源電圧印加手段700B、抵抗R3、抵抗R2、トランジスタQ2からなる回路には、トランジスタQ2のベースに印加される電圧信号によって制御された電流が流れることになる。
これに伴って、抵抗R3での電圧降下が大きくなり、FETQ1のゲートに印加される電圧は、トランジスタQ2がOFFの状態のときの電圧に比べて小さくなり、FETQ1におけるゲート−ソース間の逆バイアス電圧が大きくなることで、FETQ1のソース−ドレイン間を第2の電源電圧18Vによる電流が流れることになる。
つまり、ドライバ基板500のポートP1より電圧切替信号が出力されてトランジスタQ2がON動作されることにより、第2電源電圧印加手段700Bからの電圧(18V)による電流がダイオードD2を経由してステッピングモータM1に供給される。
以上の説明、及び、図6のタイムチャートから分かるとおり、第1可動体B1の上昇動作時においては、電圧切替制御部600が上記のように機能することにより、第2電源電圧印加手段700Bからの電圧がモータM1側に印加され、モータM1は、第1電源電圧印加手段700Aから印加される第1の電圧VM1(12V)よりも高い第2の電圧VM2(18V)によって制御されることになる。
そして、上昇動作時における駆動トルクは、電源電圧が第2電源電圧印加手段700Bに切替えられたことにより、下降動作時における駆動トルクと略同様、或いは、それ以上のトルクを得ることが可能となり、上昇動作時の立ち上がりのトルク不足に起因する脱調等により、第1可動体B1の動作が不安定となることを確実に防止できる。
図7は、第2可動体B2が、全開位置から全閉位置に至る途中で停止し、当該停止位置において振動動作を行い、その後、さらに全閉位置まで動作する場合を想定したモータM2;3の回転速度(pps)、電源切替信号(V)、及び、パルス電圧(V)をそれぞれ模式的に示すタイムチャートである。図7のタイムチャートから分かるとおり、第2可動体B2の振動動作時においては、電圧切替制御部600が上記のように機能することにより、第2電源電圧印加手段700Bからの電圧がモータM2;3側に印加され、モータM2;M3は、第1電源電圧印加手段700Aから印加される電圧よりも高い電圧(18V)によって制御されることになる。
そして、当該振動動作時における駆動トルクは、電源電圧が第2電源電圧印加手段700Bに切替えられたことにより、閉鎖動作時における駆動トルクと略同様のトルク、或いは、それ以上のトルクを得ることが可能となり、特に振動動作時の立ち上がりのトルク不足に起因する脱調等により、第2可動体B2の動作が不安定となることを確実に防止できる。
即ち、モータM1;M2;M3の駆動トルク(電源電圧)は、それぞれ対応する第1可動体B1及び第2可動体B2の動作パターンに応じて切り替え可能に構成されており、後述する副制御装置200の可動体制御部200Dから動作パターンに応じて電圧変換信号が出力されることにより、印加される電源電圧(12V又は18V)が切り替えられる。
次に、上記のようにモータM1;M2;M3への電源電圧の切替が実行された場合における電源電圧モニタ部800側の動作を説明する。第1電源電圧700Aの電源電圧(12V)がステッピングモータM1;M2;M3側に印加された場合、電源供給線801を介して電源電圧モニタ部800側にも所定の電源電圧が印加されることになるが、ツェナーダイオードZD1の存在によって、LED1に電流が流れることはなく、LED1が発光することはない。
即ち、ツェナーダイオードZD1の降伏電圧は、第1電源電圧700Aにより印加される電源電圧(12V)よりも高い電圧(例えば13V)に設定されており、当該降伏電圧未満の電圧がツェナーダイオードZD1のカソード側に印加されても、アノード側から電流が出力されることはなく、アノード側に接続されたLED1が発光することはない。
一方、電源電圧の切替により、第2電源電圧700Bの電源電圧(18V)がステッピングモータM1;M2;M3側に印加された場合、電源供給線801を介して電源電圧モニタ部800側にツェナーダイオードZD1の降伏電圧以上の電圧が印加されることになり、LED1に電流が流れ、LED1が発光する。
即ち、ツェナーダイオードZD1の降伏電圧は、第2電源電圧700Bにより印加される電源電圧(18V)よりも低い電圧(13V)に設定されており、当該降伏電圧以上の電圧がツェナーダイオードZD1のカソード側に印加された場合、電流がアノード側からLED1のアノード側に出力され、当該LED1は、アノード側から入力する電流によって発光する。
つまり、LED1は、第1電源電圧印加手段700Aが印加する電源電圧(12V)よりも高く、第2電源電圧印加手段700Bが印加する電圧(18V)よりも低い降伏電圧を有するツェナーダイオードZD1に対して直列に接続されていることにより、ツェナーダイオードZD1のカソード側に降伏電圧(13V)以上の逆バイアス電圧が印加された場合のみに発光し、当該LED1の発光を確認することにより、第2電源電圧印加手段700Bの電源電圧がモータM1;M2;M3側に適切に印加されていることを把握することができる。
また、換言すれば、LED1の発光を確認することにより、第1可動体B1及び第2可動体B2の動作が、第2電源電圧印加手段700Bの電圧印加により円滑に行われ得ることを確認することができる。
本実施形態によるモータM1;M2;M3の駆動は、低電圧(12V)印加による駆動をデフォルト(標準)値にしているため、モータが駆動しさえすれば、少なくとも低電圧印加による駆動は確保されていることになる。しかしながら、そのモータ駆動が高電圧(18V)で行われているのか否かを確認するためには、何等かの手段が必要となる。そこで、本実施形態では、電源電圧モニタ部800のLED1の発光を確認することで、高電圧(18V)による駆動を確認することとした。
なお、LED1の発光を容易に確認できるようにするため、少なくとも電源電圧モニタ部800を構成するLED1は、遊技盤30の背側において、外部から視認可能な位置に設けておくのが望ましく、このような位置に設けておくことにより、製造過程における通電検査等のチェックや遊技店設置後における遊技店の従業員による目視によるチェックを容易に行うことが可能となる。
以下、図8を参照し、主制御装置100及びサブ制御装置200のハードウェア上の構成について説明すると共に、パチンコ機1における遊技の流れについて説明する。
同図に示すように、主制御装置100は、特別図柄用当否抽選手段110、当り種類決定手段120、変動表示制御手段130、普通図柄用当否抽選手段150、特別遊技制御手段160、電動チューリップ制御手段170、及び、遊技状態制御手段180を備える。
特別図柄用当否抽選手段110は、第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62への遊技球の入賞を契機として、特図抽選(第1特図抽選又は第2特図抽選)を実行し、「当り」又は「ハズレ」を電子的に決定する。具体的には、特別図柄用当否抽選手段110は、周期的に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲(本実施形態では0〜65535の整数の範囲)で1ずつ更新させることによりハードウェア乱数である当否判定用乱数を発生させる乱数発生手段から、第1始動入賞口検知センサ91又は第2始動入賞口検知センサ92からの遊技球検知信号が主制御装置100に入力されたことに基づき、当否判定用乱数を取得(ラッチ)する。
また、特別図柄用当否抽選手段110は、取得した当否判定用乱数が「当り」に相当する乱数であるか、「ハズレ」に相当する乱数であるかを特図抽選テーブルを参照することにより判定する。特図抽選テーブルは、当否判定用乱数と「当り」および「ハズレ」との対応関係を規定するデータである。特図抽選テーブルには、特図低確抽選テーブルと特図高確抽選テーブルの2種類が存在し、特図低確抽選テーブルには、例えば、当否判定用乱数0〜186に「当り」が予め対応付けられていて、当否判定用乱数187〜65535に「ハズレ」が予め対応付けられている。つまり、当りとなる確率は約350分の1である。
一方、特図高確抽選テーブルには、例えば、当否判定用乱数0〜1860に「当り」が予め対応付けられていて、当否判定用乱数1861〜65535に「ハズレ」が予め対応付けられている。
つまり、特図高確抽選テーブルが参照された場合に当りとなる確率は約35分の1である。これらの当選確率を比較して分かるように、特図高確時判定テーブルによる「当り」の当選確率の方が、特図低確時判定テーブルによる「当り」に当選する確率よりも約10倍高い。
なお、特別図柄用当否抽選手段110によって特図低確抽選テーブルが参照されて「当り」又は「ハズレ」が決定される遊技状態は、特図低確率状態であり、特図高確抽選テーブルが用いられて「当り」又は「ハズレ」が決定される遊技状態は、特図高確率状態(所謂確変遊技状態)である。
以下、便宜上、「特図低確率状態」を「特図低確」といい、「特図高確率状態」を「特図高確」又は「確変遊技」という場合がある。なお、当該特図低確又は特図高確の切り替えは後述の遊技状態制御手段180により実行される。
特別図柄用当否抽選手段110は、さらに第1特別図柄又は第2特別図柄の変動中に第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62への遊技球の入賞に基づいて取得された当否判定用乱数をそれぞれ第1特別図柄又は第2特別図柄に係る保留球乱数として所定の上限個数まで、主制御装置100のRAMを利用して記憶する当否判定用乱数保留手段を備える。保留記憶可能な乱数の上限は、例えば第1始動入賞口61への入賞を契機として取得された当否判定用乱数が4つ、第2始動入賞口62への入賞を契機として取得された当否判定用乱数が4つの合計8つまでとされており、例えば既に第1始動入賞口61への入賞に基づいて保留記憶された当否判定用乱数が上限の4つである場合に第1始動入賞口61へ入賞した場合、当否判定用乱数がさらに取得されることはなく、第2始動入賞口62についても同様である。
また、当り種類決定手段120は、特図抽選(第1特図抽選又は第2特図抽選)の結果が「当り」である場合に、その「当り」の種類(特別図柄の種類)を電子抽選により決定する。具体的には、当り種類決定手段120は、周期的に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲(本実施形態では0〜99の整数の範囲)で1ずつ更新させることによりハードウェア乱数である当り種類決定用乱数を発生させる乱数発生手段から、第1始動入賞口検知センサ91又は第2始動入賞口検知センサ92からの遊技球検知信号が主制御装置100に入力されたことに基づき、当り種類決定用乱数を取得(ラッチ)する。また、当り種類決定手段120は、取得した当り種類決定用乱数に基づき、第1特図当り種類テーブル又は第2特図当り種類テーブルを参照して当り種類を決定する。
上記当り種類テーブルには、例えば、16R特別図柄A,16R特別図柄B、6R特別図柄A、6R特別図柄Bの計4種類の当り種類が規定されており、さらにそれぞれの当り種類に対応した1〜9までの具体的な特別図柄の態様が規定されている。
また、各当り種類に付された「16R」,「6R」は、それぞれ「16ラウンド」、「6ラウンド」の略であり、その当り種類ごとに予め対応付けられた大当り遊技の最大ラウンド数である。つまり、特図抽選の結果が「当り」であり、当り種類が上記いずれかの当り種類に決定され、第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示された後には、後述の特別遊技制御手段160によって、当り種類ごとに対応付けられたラウンドの大当り遊技が実行される。
当り種類決定手段120は、さらに第1特別図柄又は第2特別図柄の変動中に第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62への遊技球の入賞に基づいて取得された当り種類決定用乱数をそれぞれ第1特別図柄又は第2特別図柄に係る保留球乱数として所定の上限個数まで、主制御装置100のRAMを利用して記憶する当り種類決定用乱数保留手段を備える。当該当り種類決定用乱数保留手段の機能については、前述の当否判定用乱数保留手段の機能と同様であるのでその説明を省略する。
以上のとおり、特別図柄用当否抽選手段110及び当り種類決定手段120はそれぞれ、第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62に遊技球が入賞したことを契機に、当否判定用乱数及び当り種類決定用乱数を取得し、所定の契機が到来したことに基づいて当否に係る特図抽選を行うとともに、当該特図抽選に当選した場合(特図抽選の結果が「当り」である場合)、複数の当り種類の中から1つの当り種類を決定する機能を備える。
なお、ここで所定の契機とは、前述の第1特別図柄及び第2特別図柄が変動中ではなく、かつ、大当り遊技中でない場合であり、例えば、現在の遊技状態が大当り遊技中ではなく、当否判定用乱数及び当り種類決定用乱数の保留記憶時に第1特別図柄又は第2特別図柄が変動中である場合、当該変動中の第1特別図柄又は第2特別図柄の変動時間が経過し、所定の態様により停止した後に上記処理が逐次実行される。
また、上述の当否判定処理及び当該処理に引き続いて実行される当り種類決定処理が行われる順序は、第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62への入賞順、換言すればRAMに保留記憶された順に実行するようにしても良いし、例えば一方の第2始動入賞口62への入賞によって取得された当否判定用乱数に係る当否判定処理及び当り種類決定処理を優先して実行するようにしてもよい。
次に、図8に示す変動表示制御手段130について説明する。変動表示制御手段130は、第1特別図柄及び第2特別図柄の変動時間を複数の変動時間のうちから電子抽選により決定するものである。また、第1特別図柄及び第2特別図柄の変動時間は、演出図柄Sの変動時間としても用いられる。つまり、特別図柄の変動時間と、演出図柄Sの変動時間は同期する。以下、変動表示制御手段130による特別図柄の変動時間決定処理について概説する。
変動表示制御手段130は、周期的に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲(本実施形態では0〜99の整数の範囲)で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数である特図変動パターン用乱数を発生させる特図変動パターン用乱数発生手段と、第1始動入賞口61又は、第2始動入賞口62への遊技球の入賞を契機に(第1始動入賞口検知センサ91又は第2始動入賞口検知センサ92からの遊技球検知信号が主制御装置100に入力されたことに基づき)特図変動パターン用乱数発生手段で発生した特図変動パターン用乱数を取得(ラッチ)する特図変動パターン用乱数取得手段と、特図変動パターン用乱数取得手段により取得された特図変動パターン用乱数に対応する変動時間が規定された複数の特図変動パターンテーブルとを備える。
特図変動パターンテーブルは、非時短用(普図低確)又は時短用(普図高確)のテーブルに細分化されており、非時短用特図変動パターンテーブル及び時短用特図変動パターンテーブルは、さらに当り用及びハズレ用に細分化されている。
これらの特図変動パターンテーブルには、例えば「4秒」,「12秒」,「30秒」,「45」,「60秒」等の異なる変動時間が規定されており、それぞれのテーブルに応じて変動時間の選択率が異なるようになっている。
なお、特図変動パターンテーブルの種類は上述したものに限らず、例えば当否判定用乱数の保留記憶数が3個である場合に参照されるテーブルや、4個である場合に参照されるテーブル等を設け、保留記憶数の増加に伴って第1特別図柄又は第2特別図柄が導出表示されるまでの変動時間を漸次短くするようにしてもよい。
なお、本実施形態において、非時短用の特図変動パターンテーブルが参照される遊技は、非時短遊技であって、時短用の特図変動パターンテーブルが参照される遊技は、時短遊技である。また、これらの遊技状態の切り替えは、後述の遊技状態制御手段180によって実行される。
変動表示制御手段130は、さらに特図変動パターン用乱数保留手段を有し、第1特別図柄又は第2特別図柄の変動中に第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62への遊技球の入賞に基づき特図変動パターン用乱数取得手段が特図変動パターン用乱数を取得した場合に、当該乱数を所定の上限個数まで主制御装置100のRAMを利用して個別に記憶する。なお、保留記憶可能な特図変動パターン用乱数の上限は、前述の当否判定用乱数及び当り種類乱数における上限と同一である。つまり、特図変動パターン用乱数は、第1始動入賞口61又は第2始動入賞口62への入賞を契機として、前述の特図当否判定乱数及び当り種類決定用乱数と共に取得される乱数である。
変動表示制御手段130は、現在の遊技状態(非時短遊技又は時短遊技)及び特図抽選の結果(「当り」又は「ハズレ」)に基づいて複数の特図変動パターンテーブルの内から1つの特図変動パターンテーブルを参照し、特図変動パターン用乱数に対応する1つの変動時間を特別図柄の変動時間として決定する。
また、変動表示制御手段130は、決定した変動時間に基づいて第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bを制御する。具体的には、第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bに対して変動開始信号を出力するとともに、図外のタイマーによる計時を開始し、抽出された変動時間が経過したことに基づいて第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bに対して、特別図柄の種類を含む変動停止信号を出力する。
第1特別図柄表示装置35A又は第2特別図柄表示装置35Bは、変動停止信号の入力により、変動中の特別図柄を当り種類決定手段120により決定された当り種類に対応する特別図柄の態様(1〜9)又はハズレを示す特別図柄の態様(「−」)で導出表示する。
また、変動表示制御手段130は、特別図柄の変動を開始させる変動開始信号、及び、特別図柄の変動を停止させる変動停止信号の出力と共に、サブ制御装置200に対してそれぞれ演出図柄変動コマンド及び演出図柄停止コマンドを送信する。これにより、特別図柄の変動,停止と演出図柄Sの変動,停止とが同期して行われる。
図8に示す普通図柄用当否抽選手段150は、スルーチャッカ66を遊技球が通過したことを契機に、「当り」または「ハズレ」を電子抽選(普図抽選)により決定するものである。具体的には、普通図柄用当否抽選手段150は、前述の特別図柄用当否抽選手段110と略同様に構成されたものであり、普通図柄用当否抽選手段150は、周期的に入力される割り込み信号に基づいてループカウンタの値を所定の範囲で1ずつ更新させることによりソフトウェア乱数である普図当否用乱数を発生させる普図当否用乱数発生手段から、スルーチャッカ66を遊技球が通過したことを契機に、言い換えると、スルーチャッカ検知センサ94からの遊技球検知信号が主制御装置100に入力されたことに基づき、普図当否用乱数を取得(ラッチ)し、取得した普図当否用乱数が当りであるかハズレであるかを、非時短用判定テーブル又は時短用判定テーブルを参照して判定する。
非時短用判定テーブル及び時短用判定テーブルは、普図当否用乱数と「当り」および「ハズレ」との対応関係を規定するものであり、具体的な内容の図示は省略するが、非時短用判定テーブルによる「当り」の当選確率は例えば1/120に設定されていて、時短用判定テーブルによる「当り」の当選確率は1/1.1に設定されている。つまり、時短用判定テーブルの方が、非時短用判定テーブルに比べて格段に「当り」に当選する確率が高くなるように設定されているとともに、殆どの場合に「当り」に当選するようになっている。
また、普通図柄用当否抽選手段150は、普通図柄の変動中に普図当否用乱数を取得した場合に、その普図当否用乱数を所定の上限個数(本実施形態では4個)まで、普通図柄に係る保留球乱数として主制御装置100のRAMを利用して記憶する普図当否用乱数保留手段を備える。当該普図当否用乱数保留手段の詳細については、前述の当否判定用乱数保留手段等の機能と同様であるのでその説明を省略する。
図8に示す電動チューリップ制御手段170は、普通図柄用当否抽選手段150による普図抽選で「当り」に当選した場合に、電動チューリップ63の電動チューリップ駆動装置63Aへの通電を行い、電動チューリップ63の1対の羽根部材を開閉させるものである。この電動チューリップ制御手段170は、時短遊技中において1回の「当り」に対し電動チューリップ63を例えば開放時間2.9秒で2回開放させ、非時短遊技中において1回の「当り」に対し電動チューリップ63を開放時間0.2秒で1回開放させるようになっている。つまり、時短遊技中においては、前述のように、普通図柄用当否抽選手段150による電子抽選で殆ど「当り」に当選し、その当選に基づき電動チューリップ63が2.9秒で2回開放されるため、遊技者が遊技盤30の遊技領域31一側部に遊技球を打ち出せば、第2始動入賞口62に遊技球を容易に入賞させることができ、この結果、時短遊技中は、遊技球を殆ど減らすことなく遊技を行うことができる。
つまり、時短遊技は、電動チューリップ63の開放が行われやすく、遊技者にとっては第2始動入賞口62への遊技球の入賞が容易化(サポート)される状態(所謂、電サポ状態)である。一方、非時短遊技は、電動チューリップ63の開放が行われ難く、遊技者にとっては第2始動入賞口62への遊技球の入賞が困難な状態である。
図8に戻り、特別遊技制御手段160について説明する。特別遊技制御手段160は、上述の第1特図抽選又は第2特図抽選の結果が当りである場合に、その当り種類に対応した複数の開放パターン(16R」又は「6R)によりアタッカ装置65を駆動し、遊技者に大当り遊技を提供する。本実施形態において、1ラウンド当りの開放動作は、開放から25秒が経過するか、又は、遊技球が9個入賞するまでのうち、いずれか早い条件が成立するまでと設定されており、当該開放動作が当り種類によって6ラウンド又は16ラウンド繰り返される。
次に、遊技状態制御手段180について説明する。遊技状態制御手段180は、上述の第1特図抽選又は第2特図抽選の結果が当り(第1特図当り又は第2特図当り)である場合に、当り種類に応じて、大当り遊技後の遊技状態(特図低確,特図高確,普図低確(非時短),普図高確(時短)の組み合わせ)を切り替える。
例えば、当り種類が16R特別図柄Aである場合、遊技状態制御手段180は、大当り遊技後の遊技状態を特図高確かつ普図高確の遊技状態に切り替える。
また、この場合の当り遊技後の特図高確及び普図高確の遊技状態は、例えば、次回の特図抽選の結果が当りとなるまで継続する。なお、特図高確及び普図高確又はいずれか一方を例えば当り遊技終了後から第1特図抽選又は第2特図抽選が所定の回数実行されるまで継続する構成としてもよい。
また、当り種類が16R特別図柄Bである場合、遊技状態制御手段180は、大当り遊技後の遊技状態を特図低確かつ普図高確の遊技状態に切り替える。また、この場合の当り遊技後の普図高確は、当り遊技終了後から第1特図抽選又は第2特図抽選が所定の回数実行されるまで継続する。
また、当り種類が6R特別図柄Aである場合、遊技状態制御手段180は、大当り遊技後の遊技状態を特図高確かつ普図低確の遊技状態に切り替える。また、この場合の大当り遊技後の特図高確は、次回の特図抽選の結果が当りとなるまで継続する。
また、当り種類が6R特別図柄Bである場合、遊技状態制御手段180は、大当り遊技後の遊技状態を特図高確かつ普図高確の遊技状態に切り替える。また、この場合の大当り遊技後の特図高確及び普図高確は、次回の特図抽選の結果が当りとなるまで継続する。
このように、遊技状態制御手段180は当り種類に応じて大当り遊技後の遊技状態を切り替える機能を有しており、具体的にはRAMの記憶領域内に設けられた遊技状態フラグを切り替えることにより遊技状態を制御する。
また、上述した特別図柄用当否抽選手段110、当り種類決定手段120、変動表示制御手段130、普通図柄用当否抽選手段150は、遊技状態フラグを参照することにより、遊技状態に対応した各テーブルを参照して処理を実行する。
上述の主制御装置100の特別図柄用当否抽選手段110による当否判定処理、当り種類決定手段120による当り種類決定処理、及び、特別図柄変動表示制御手段130によ
る変動時間決定処理によって抽出された情報(当否抽選結果(「当り」,「ハズレ」)情報,
当り種類情報,変動時間情報)は、当該情報を含む演出図柄変動コマンドとしてサブ制御
装置200側に送信され、当該コマンドを受信したサブ制御装置200は、出力側に図外
のインターフェースを介して接続されたスピーカ8、複数の発光部10A、演出図柄表示
装置50及び第1可動体B1,第2可動体B2を制御する。
また、主制御装置100は、特図抽選の結果が「当り」であり、当該結果が当りであることを示す態様で第1特別図柄又は第2特別図柄が停止表示された後に、大当り演出コマンドをサブ制御装置200側に送信し、出力側に接続された各機器による大当り演出を実行させる。以下、サブ制御装置200について説明する。
サブ制御装置200は、主として演出図柄表示装置50を制御する演出図柄制御部200Aと、主として複数の発光部10A;20Aを制御するランプ制御部200Bと、主としてスピーカ8を制御する音響制御部200C、及び、第1可動体B1,第2可動体B2を制御する可動体制御部200Dとから構成される。
各制御部は、それぞれ演算手段としてのCPU,動作プログラムや、駆動データ等が格納されたROM、駆動に必要なデータ等を一時的に格納可能なRAM等の記憶手段を備えている。各制御部は、別々の基板上に設けられてもよいし、単一の基板上に設けられてもよい。以下、サブ制御装置200を構成する各制御部について説明する。
演出図柄制御部200Aは、主制御装置100側から送信される演出図柄変動コマンドに基づいて演出図柄表示装置50を制御し、所定の変動時間、演出図柄Sを変動表示させ、所定の変動時間経過後に演出図柄Sを停止表示させる。
より詳細には、演出図柄制御部200Aは、演出図柄変動コマンドに含まれる変動時間情報に基づいて、ROM内において当該変動時間情報ごとに規定された複数の変動パターンテーブルの中から1つの変動パターンを決定する。変動パターンテーブルには、演出図柄変動コマンド受信時に、演出図柄制御部200Aによって取得される変動パターン乱数に対応する複数の変動パターンが規定されており、演出図柄制御部200Aは取得した変動パターン乱数に従って、当該乱数に対応する1つの変動パターンを決定する。
変動パターンの種類としては、例えば通常変動(非リーチ)、リーチ変動(ノーマル)、リーチ変動(スーパー1)、リーチ変動(スーパー2)、リーチ変動(スーパー3)等、互いに時間や演出態様が異なるパターンが規定されている。なお、「リーチ」とは、演出図柄Sを構成する3つの図柄のうち、2つの図柄が同一数字又はキャラクターにより先行停止した状態であり、残余の図柄がリーチ状態にある2つの図柄と同一数字又はキャラクターで停止すれば大当り遊技となる状態をいう。
また、演出図柄制御部200Aは、上述した変動パターンの決定以外に、予告パターンの決定処理や、停止図柄パターンの決定処理も実行する。これらの処理は、いずれも図柄変動コマンド受信時に取得される乱数と、当該乱数に対応する複数の予告パターンや停止図柄パターンが規定されたテーブルとによりランダムに決定され、演出図柄制御部200Aは、前記処理によって決定された変動パターン、予告パターン、停止図柄パターンを含む制御コマンドを演出図柄表示装置50に送信し、演出図柄表示装置50上に多様な演出を表示させる。
なお、前述の第1特図抽選又は第2特図抽選の結果が当りである場合に最終的に導出表示される演出図柄Sの態様は、例えば、数字又はキャラクターが全て同一の数字又はキャラクターとして揃った状態であり、ハズレである場合の態様は、上述の態様以外の態様である。また、演出図柄制御部200Aは、主制御装置100からの大当り演出コマンドの受信に基づいて、演出図柄表示装置50に大当り遊技中における特定の特別遊技演出を表示させる。
ランプ制御部200Bは、演出図柄制御部200Aにより決定された予告パターン及び変動パターン(以下、演出パターンと言う場合がある)を含む内部コマンドや、大当り演出コマンドを受信し、当該コマンドに基づいて演出パターンや大当り遊技に対応した態様で発光部10A;20Aを制御する。具体的には、ランプ制御部200Bは、発光部10A;20Aそれぞれの点灯パターンが規定された点灯データを読み出し、読み出したデータを発光部10A;20Aのドライバ回路に送信する。当該点灯データを受信した各ドライバ回路は、点灯データに従って発光部10A;20Aを構成するLED群を所定のパターンにより制御することにより、演出図柄Sの変動表示中の演出パターンや、変動停止後の大当り遊技に対応した点灯(点滅)動作を実行させる。
音声制御部200Cは、演出図柄制御部200Aにより決定された演出パターンを含む内部コマンドや、大当り演出コマンドを受信し、当該コマンドに基づいて、図外のROMから演出図柄Sの変動中或いは大当り遊技中において遊技を盛り上げる楽曲データや音声データをスピーカ8側に出力する。スピーカ8を直接制御するドライバ回路は、前述の各種のデータに基づいてスピーカ8を駆動する。
可動体制御部200Dは、演出図柄制御部200Aにより決定された演出パターンを含む内部コマンドを受信し、当該コマンドに基づいて第1可動体B1及び第2可動体B2を同時又は個別に制御する。
具体的には、可動体制御部200Dは、モータM1の複数の駆動パターンのデータが規定されて記憶された第1駆動データ200a、及び、モータM2,M3の複数の駆動パターンのデータが規定されて記憶された第2駆動データ200bとを備えており、演出図柄制御部200Aにより予め決定された予告パターン及び変動パターンの種類に応じて、対応する駆動パターンのデータが記憶された駆動データ200a,200bを読み出し、当該駆動データを前述のドライバ基板500に対して出力する。
第1駆動データ200aに規定された複数の駆動パターンとしては、第1可動体B1を初期位置(定位置)である上昇限度位置から下降限度位置まで移動させる駆動パターン(12V駆動)や、下降限度位置にある第1可動体B1を上昇限度位置まで移動させる駆動パターン(18V駆動)の他に、例えば前述の演出図柄Sの変動開始時に第1可動体B1を、第1の電源電圧(12V)で上下方向中間位置まで下降させて、一定の停止時間後に、第2電源電圧(18V)で再び上昇限度位置まで上昇させる予告駆動や、第2の電源電圧(18V)で駆動させて演出図柄Sの変動中において上昇限度位置から下降限度位置まで急降下し、所定時間の経過後、再び上昇限度位置まで急上昇する大当り示唆駆動等、前述の演出図柄制御部200Aにより決定された予告パターンや変動パターンと対応する各種の駆動パターンが存在し、可動体制御部200Dは、決定された予告パターンや変動パターンと対応する駆動パターンが規定された駆動データを読み出し、ドライバ基板500に対して出力する。
なお、駆動パターンが急降下するパターンの場合、第1可動体B1の負荷が軽い場合には、従来の低電圧(12V)を用い、単位時間当りのパルス数を増やす駆動対応でも可能である。
第2駆動データ200bに規定された複数の駆動パターンとしては、第2可動体B2をその初期位置(定位置)である全開位置から全閉位置まで移動させる駆動パターン(12V)や、全閉位置にある第2可動体B2を全開位置まで移動させる駆動パターン(12V)の他に、例えば前述の演出図柄Sの変動開始時に第2可動体B2を、第2の電源電圧(18V)で駆動させてその全開位置において振動動作させる予告駆動1、開閉方向中間位置において振動動作させる予告駆動2、全閉位置において振動動作させる予告駆動3、或いは、演出図柄Sの変動中において全開位置から全閉位置まで急に閉動作し、所定時間の経過後、再び全開位置まで急に開動作する大当り示唆駆動等、前述の第1駆動データ200aと同様に、演出図柄制御部200Aにより決定された予告パターンや変動パターンと対応する各種の駆動パターンが存在し、可動体制御部200Dは、決定された予告パターンや変動パターンと対応する駆動パターンが規定された駆動データを読み出し、ドライバ基板500に対して出力する。
なお、駆動パターンが急な閉動作、急な開動作を行う場合、第2可動体B2の負荷が軽い場合には、従来の低電圧(12V)を用い、単位時間当りのパルス数を増やす駆動対応でも可能である。
また、可動体制御部200Dは、読み出された駆動データの種類に基づいて、所定の時期に電圧変換信号をドライバ基板500に出力し、モータM1;M2;M3の駆動トルクを上昇させる。ここで、所定の時期とは、例えば、第1可動体B1が、例えば、上昇限度位置から下降限度位置まで急降下し、一定の時間経過後に再び急上昇するような動作パターンを想定した場合、モータM1における逆回転ステップの始期と同時に電圧変換信号をドライバ基板500に出力するようなことが想定される。なお、降下動作及び上昇動作に対応してそれぞれ個別の駆動データを出力する場合は、上昇動作を実行させる駆動データの出力と同時に電圧変換信号をドライバ基板500に出力すればよい。なお、所定の時期については、第2可動体B2についても同様であり、駆動トルクを必要とする動作(振動動作)の始期と同時に電圧変換信号をドライバ基板500に出力すればよい。
ドライバ基板500は、可動体制御部200Dより出力される駆動データに基づいて各ポートから所定の順序によりパルス信号を出力し、モータM1;M2;M3を通常の場合は駆動電圧12Vの所定の駆動パターンにより駆動する。また、ドライバ基板500は、駆動パターンのデータに基づく所定の時期に可動体制御部200Dより出力される電圧変換信号に基づいてポートP1よりHiレベル信号(電圧切替信号)を出力し、モータM1;M2;M3に印加される電源電圧を第2電源電圧印加手段700Bにより印加される電圧(18V)に切り替える。
つまり、可動体制御部200Dは、演出パターンの種類に対応する駆動データをドライバ基板500側に出力して、通常の場合はモータM1;M2;M3を駆動電圧12Vの所定の駆動パターンで駆動することにより、モータM1;M2;M3を駆動源とする第1可動体B1及び第2可動体B2を所定の動作パターンにより動作させるとともに、駆動データの内容に応じて特定の駆動パターンで駆動する場合には電圧変換信号をドライバ基板500に出力することにより、モータM1;M2;M3の印加電圧を高電圧に切替えてトルクマージンを確保する処理を実行する。
また、モータM1;M2;M3に対して、電源電圧が、第2電源電圧印加手段700Bにより高電圧(18V)が印加された場合、前述の電源電圧モニタ部800が動作し、電源電圧モニタ部800を構成するLED1が発光するため、当該発光を確認することにより、電源電圧切替部600による電源電圧の切替が適切に実行され、モータM1;M2;M3に対して2電源電圧印加手段700Bにより印加される電圧(18V)が適切に印加されていることを容易に把握することができる。
また、通電検査時には電圧切替信号を所定のタイミングで数秒間送信し、LED1を点灯させることにより、電圧切替えが正常に行われているかのチェックを行う。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に何ら限定されることはなく、実施形態を組み合わせて多様な変更、改良を行い得ることが当業者において明らかである。また、そのような多様な変更、改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 パチンコ機,30 遊技盤,31 遊技領域,35A 第1特別図柄表示装置,
35B 第2特別図柄表示装置,41 普通図柄表示装置,50 演出図柄表示装置,
61 第1始動入賞口,62 第2始動入賞口,63 電動チューリップ,
64 第1大入賞口,65 アタッカ装置, 100 主制御装置,
110 特別図柄用当否抽選手段,120 当り種類決定手段,
130 変動表示制御手段,150 普通図柄用当否抽選手段,
160 特別遊技制御手段,180 遊技状態制御手段,200 サブ制御装置,
200D 可動体制御部,500 ドライバ基板,600 電圧切替制御部,
700A 第1電源電圧印加手段,700B 第2電源電圧印加手段,
800 電源電圧モニタ部,M1〜M3 ステッピングモータ,B1 第1可動体,
B2 第2可動体,ZD1 ツェナーダイオード,LED 発光素子。

Claims (1)

  1. 遊技盤に配設された可動体を、ステッピングモータの駆動制御によって所定の動作パターンにより動作させるステッピングモータ駆動回路を備えたパチンコ機であって、
    前記ステッピングモータ駆動回路は、
    当該ステッピングモータのステータコイルに第1の電源電圧を印加する第1電源電圧印加手段と、前記第1電圧印加手段が印加する電源電圧よりも高い第2の電源電圧を印加する第2電源電圧印加手段と、
    前記可動体の動作パターンに応じて、前記第1電源電圧印加手段又は第2電源電圧印加手段から印加される電源電圧を切り替える電圧切替手段と、
    前記第1電源電圧印加手段、及び、第2電源電圧印加手段と接続され、前記ステッピングモータに印加される電源電圧を監視する電源電圧モニタ手段とを備え、
    前記電源電圧モニタ手段は、前記第1電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも高く、前記第2電源電圧印加手段によって印加される電源電圧よりも低い降伏電圧を有するツェナーダイオードと、
    当該ツェナーダイオードのアノード側に接続され、当該アノード側から出力される電流によって発光する発光素子とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
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