JP2008079726A - 遊技機用表示装置 - Google Patents

遊技機用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008079726A
JP2008079726A JP2006261322A JP2006261322A JP2008079726A JP 2008079726 A JP2008079726 A JP 2008079726A JP 2006261322 A JP2006261322 A JP 2006261322A JP 2006261322 A JP2006261322 A JP 2006261322A JP 2008079726 A JP2008079726 A JP 2008079726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable member
player
display unit
display
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006261322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4854446B2 (ja
Inventor
Atsuyuki Senma
敬幸 扇間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikoku Denki Co Ltd
Original Assignee
Daikoku Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikoku Denki Co Ltd filed Critical Daikoku Denki Co Ltd
Priority to JP2006261322A priority Critical patent/JP4854446B2/ja
Publication of JP2008079726A publication Critical patent/JP2008079726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4854446B2 publication Critical patent/JP4854446B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技者の想像を越えた不思議な動作をする可動部材を備えることにより、遊技者の興趣をもっと高める。
【解決手段】液晶表示部10の前方であって遊技者から表示内容を隠す出現位置と、表示内容をほとんど隠さない退避位置との間で移動可能な可動部材20を備える。可動部材用モータ24,25を回転制御することで回転アーム26,28を回転し、回転アーム26,28の回転角度を等しくすることで可動部材20を上下方向に移動し、回転アーム26,28のアームの回転角度を異ならせることで可動部材20を左右に傾かせる。可動部材20を動作させる可動部材動作機構を遊技者から見えない位置に備えることで、可動部材20が遊技者からは空中に浮いているように見える。
【選択図】図4

Description

本発明は遊技機用表示装置に関し、特に所定条件の成立に伴って抽選処理が実行され、その抽選結果を表示する表示部を備える遊技機用表示装置に関する。
遊技機において、抽選結果を表示する遊技機用表示装置として、液晶表示装置,ドット表示装置,ドラム式表示装置等が採用されている。また、これらの遊技機用表示装置の前方で表示内容に連動して動作する可動部材も公知である。
例えば、特許文献1には、液晶表示装置の前面に出現する装飾体について記載されている。この装飾体は、通常は液晶表示装置の上部に隠れており、特定の演出が選択されたときに装飾体を固定するアームを回転動作することで装飾体を液晶表示装置の前面に出現させている。しかし、遊技者からはアームもしっかりと見えているので、遊技者はその装飾体の動作に対して何らの興味を抱くこともない。
また、特許文献2には、液晶表示装置の前面に出現して遊技者から表示内容を隠すことができる扉部材について記載されている。この扉部材は、液晶表示装置の前方左右に配置され、演出に合わせてその左右の扉部材を液晶表示装置の前面に移動して表示内容を隠すようになっている。しかし、この扉部材の動作も単純であって、遊技者の興趣をそそるものではない。
特開2003−236086号公報 特開2005−40413号公報
表示装置は遊技機にとって顔となる存在であり、その表示装置によって遊技者をいかに引き付けることができるかが、その遊技機の出来として判断されることも少なくない。このため、遊技者からも遊技店からも、もつと高い興趣を抱かせるような遊技機用表示装置の提供が望まれている。
本発明の目的は、このような事情に鑑み、表示部の前方(遊技者側)に配置され、選択された演出パターンに応じて遊技者から表示部が見える位置に退避したり、あるいは遊技者から表示部を隠すように表示部を覆う位置に移動したりする可動部材を備え、可動部材を動作するためのアームを遊技者から見えないようにすることで、遊技者からは可動部材が浮いているように見え、遊技者のその遊技機に対する興趣を高めることが可能な遊技機用表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、請求項1記載の遊技機用表示装置は、所定条件の成立に伴って抽選処理が実行され、その抽選結果を表示する表示部と、前記表示部の前方であって遊技者から表示内容の一部あるいは全てを隠す出現位置と、前記表示部の前方から退避した退避位置との間で移動可能な可動部材と、前記可動部材の背面側に固定された支持部材と、前記支持部材と接続される作動部材を動作させる駆動手段と、を備え、前記作動部材は遊技者側から見て常に遊技機の筐体か前記可動部材の背後で動作し、前記駆動手段が前記作動部材を動作させることに連動して前記支持部材を動作させ、当該支持部材を移動または傾斜させることに連動して前記可動部材を移動または傾斜させることで、前記可動部材を遊技者からは空中に浮いて動作しているように見せることを特徴とする。請求項1記載の遊技機用表示装置によれば、遊技者がその動作機構を想像し難い可動部材を表示部に備えることで、遊技者の興味を引き付け、遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機用表示装置を提供することができ、この遊技機用表示装置を備えた遊技機の稼動も高めることができる。
請求項2記載の遊技機用表示装置は、請求項1記載の遊技機用表示装置において、前記作動部材として前記支持部材の左右に接続された第1作動部材および第2作動部材と、前記駆動手段として前記第1作動部材を動作させる第1モータおよび前記第2作動部材を動作させる第2モータを左右に備え、前記第1モータおよび前記第2モータを回転制御することで前記第1作動部材および前記第2作動部材を回転し、前記第1作動部材の回転角度と前記第2作動部材の反対方向への回転角度を等しくすることで前記支持部材および前記可動部材を上下方向に移動させ、前記第1作動部材および前記第2作動部材の回転角度を異ならせることで前記支持部材および前記可動部材を左右に傾かせることが可能なことを特徴とする。請求項2記載の遊技機用表示装置によれば、第1作動部材の回転角度と第2作動部材の反対方向への回転角度とを異ならせることで可動部材を傾かせるようにしたので、特別な演出パターンとして、可動部材を左右に揺らす、可動部材を上下に揺らす、可動部材を左右に揺らしながら表示部の前方まで降ろす、等の動きが可能である。これらの揺らし方、動作のスピードなどの組み合わせにより、相当数の演出パターンを用意することができ、各動作の組み合わせで大当たりの期待度を異ならせ、遊技者の興趣を高めることができる。
請求項3記載の遊技機用表示装置は、請求項1または2に記載の遊技機用表示装置において、前記可動部材が退避位置にあるとき、前記可動部材によって隠れる位置に第2表示部を備え、前記第2表示部が、前記可動部材が退避位置にあるときに何も表示せず、遊技者から目視可能になったときにだけ表示を行うことを特徴とする。請求項3記載の遊技機用表示装置によれば、可動部材によって隠れる位置に第2表示部を備え、第2表示部が遊技者から目視可能になったときに表示を行うことにより、第2表示部での演出表示および表示内容と可動部材の動作との組み合わせにより、大当たりの期待度を異ならせ、遊技者の興趣を高めることができる。
請求項4記載の遊技機用表示装置は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機用表示装置において、前記可動部材の裏側に照明手段を設け、該照明手段を抽選結果に応じて点灯・点滅することを特徴とする。請求項4記載の遊技機用表示装置によれば、可動部材の裏側に設けられた照明手段が抽選結果に応じて点灯・点滅するので、遊技者は抽選結果の表示を見逃すことがなくなる。
遊技者の興趣をもっと高めるという目的を、遊技者の想像を越えた不思議な動作をする可動部材を備えることにより達成した。
以下、本発明の遊技機用表示装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る遊技機用表示装置7を配設する遊技機1を示す正面模式図である。この遊技機1は、所定条件の成立に応じて内部抽選を実施し、その抽選結果に基づいて遊技機用表示装置7に表示された図柄配列に応じて遊技者に特典を付与する遊技機、具体的にはパチンコ遊技機であり、台枠に取り付けられた透明ガラス板でなる前面扉2と、台枠の内側に配置されて前面扉2によって覆われる遊技盤3と、遊技盤3の左右の斜め下方に配設された左右一対のスピーカ4a,4bと、遊技盤3の下方に設けられた玉供給皿5と、玉供給皿5の右方(図1で見て)に設けられた、玉の発射装置110(図8参照)を操作する発射ハンドル6とを含んで構成されている。なお、図1中、符号103は、装飾ランプ類(図8参照)を示す。
遊技盤3は、遊技機用表示装置7と、遊技機用表示装置7の左方(図1で見て)に設けられた通過ゲート11と、遊技機用表示装置7の下方に設けられた、いわゆる電動チューリップ(以下、電チューと略記する)である始動入賞装置13と、始動入賞装置13の下方に設けられた大入賞装置(可変入賞装置)14と、大入賞装置14の下方に設けられた玉排出口15とを含んで構成されている。なお、符号12は、遊技盤3に植設された釘の一部を示す。
遊技機用表示装置7は、図3にも示すように、遊技盤3に取り付けられた表示枠体8と、表示枠体8の上部側に取り付けられたドット表示部(本発明の第2表示部に相当、遊技機の筐体に含まれる)9と、表示枠体8の下部側に取り付けられた液晶表示部(本発明の表示部に相当)10と、ドット表示部9の前面側位置(以下、退避位置という)と液晶表示部10の前面側位置(以下、出現位置という。図2参照)との間で動作する可動部材20とを含んで構成されている。
ドット表示部9は、ドットマトリックス方式で情報を表示する液晶表示装置等で構成され、簡単な文字情報等を表示することができる。ドット表示部9は、可動部材20が図1に示す退避位置にあるときに可動部材20によって隠れる位置に配置され、可動部材20が退避位置にあるときに何も表示せず、可動部材20が図2に示す出現位置に移動してドット表示部9が遊技者から目視可能になったときにだけ情報の表示を行う(可動部材20が退避位置から移動する直前や移動している最中など、可動部材20がドット表示部9の一部あるいは全部を覆い隠している状態で表示を行う場合も含む)。
液晶表示部10は、3列2段の図柄表示が可能となっており、特図(特別図柄)の抽選結果により決定された3桁のアラビア数字等のキャラクタでなる特図を表示する。詳しくは、液晶表示部10は、各列の図柄が1〜8の数字図柄により構成されており、列ごとに独立して変動する。左列と中列は「1」から順に「8」までの数字が並んでおり、右列は「8」から逆に「1」まで数字が並んでいる。液晶表示部10は、抽選結果に基づいて変動を開始すると、所定時間経過してから左,右,中の順に停止し、図柄を表示する。有効ラインは、上段および下段の2ラインで、抽選結果が当たりのときは、同じ数字を3つ並べて停止して大当たり図柄を停止表示する。奇数の図柄が揃った場合に確変大当たり、偶数の図柄が揃った場合に非確変大当たりとなる。その大当たり終了後は、確変図柄で大当たりしたときは、大当たり確率が甘くなるとともに、その大当たり終了後から次回の大当たり発生まで時短状態となり、非確変図柄で大当たりしたときは、その大当たり終了後から図柄変動が100回実行されるまで(100回以内に大当たりになったときはそれまで)時短状態となる。時短状態では電チューである始動入賞装置13の開放時間が長くなり、始動入賞装置13に玉が入賞しやすくなる。
可動部材20は、図3に示すように、半透明樹脂等で椀状に成形され、その内部に可動部材用バックライト30を備えている。可動部材20は、通常は遊技者から見える退避位置、すなわち液晶表示部10の上方であって、前面扉2の背後に配置されている。可動部材20は、上方から玉が入り込まないように構成された遊技機用表示装置7内にあるので、遊技領域に打ち込まれた玉と接触することはない。可動部材20の背後にはドット表示部9が設けられているが、通常は退避位置にある可動部材20によって遮られており、遊技者からは見えない。
ドット表示部9の後方には、可動部材20を動作するための動作機構(可動部材動作機構)が配置されている。可動部材動作機構は、図3および図4に示すように、可動部材20の下端背面側に一端を固定され、他端がドット表示部9の下方を通りドット表示部9の背面側に回り込むように配設された断面逆L字形の支持板(本発明の支持部材に相当)21と、支持板21に植設されたピン22aに一端が取り付けられた長板22と、長板22の一端に植設された案内ピン22bを遊嵌する案内長孔23aが穿設された取付基板23と、取付基板23の左右下端隅部に取り付けられた可動部材用モータ(本発明の駆動手段に相当)24,25と、可動部材用モータ24,25の出力軸24a,25aに一端が固着された回転アーム(本発明の作動部材に相当)26,28と、回転アーム26,28の他端に植設された支軸26a,28aに一端が揺動自在に取り付けられ、他端が支持板21に植設された支軸27a,29aに取り付けられた従動アーム(本発明の作動部材に相当)27,29とから、その主要部が構成されている。なお、図4中、符号23bおよび23cは、取付基板23に突設された支持板21の規制突部である。
可動部材動作機構は、2つの可動部材用モータ24,25の動作に連動するように構成されており、可動部材用モータ24,25の回転駆動に応じて、可動部材20を図3に示す退避位置(図4参照)から図2に示す下方の液晶表示部10の前方である出現位置(図7参照)まで降ろすことができる。また、可動部材20を上下させる過程で、可動部材20を可動部材用モータ24,25の回転角度の差に応じて左右方向に所定角度傾けることができるようになっている(図5,図6参照)。なお、可動部材20は、液晶表示部10の前方位置で遊技盤3と平行な方向にのみ移動する。このように可動部材20を動作させたとき、可動部材20と可動部材用モータ24,25とを繋いでいる可動部材動作機構は、遊技者から見えないように構成されているので、遊技者には可動部材20がどのように動いているのか想像し難く不思議な感覚を与えることができ、遊技者の興趣を高めることができる。
詳しくは、図4に示す退避位置から、可動部材用モータ24を時計回りに約45度、可動部材用モータ25を反時計回りに約50度回転させると、図5に示すように、回転アーム26が時計回りに約45度、回転アーム28が反時計回りに約50度回転する。すると、従動アーム27,29が下方に押し下げられ、支持板21が長板22の案内ピン22bおよび取付基板23の案内長孔23aに案内されながら下方に下がり、可動部材用モータ24の回転角度と可動部材用モータ25の回転角度との差に応じて右側に傾いた状態で可動部材20が停止する。
さらに、図5に示す可動部材20が右側に傾いた位置から、可動部材用モータ24を時計回りに約25度、可動部材用モータ25を反時計回りに約15度回転させると、図6に示すように、回転アーム26が時計回りに約25度、回転アーム28が反時計回りに約15度回転する。すると、従動アーム27,29がさらに下方に押し下げられ、支持板21が長板22の案内ピン22bおよび取付基板23の案内長孔23aに案内されながら下方に下がり、可動部材用モータ24の回転角度と可動部材用モータ25の回転角度との差に応じて左側に傾いた状態で可動部材20が停止する。
さらに、図6に示す可動部材20が左側に傾いた位置から、可動部材用モータ25を反時計回りに約5度回転させると、図7に示すように、回転アーム28が反時計回りに約5度回転する。すると、従動アーム29がさらに下方に押し下げられ、支持板21が長板22の案内ピン22bおよび取付基板23の案内長孔23aに案内されながら下方に下がり、可動部材用モータ24の回転角度と可動部材用モータ25の回転角度とが同じになるので、真っ直ぐな状態で可動部材20が停止する。
このように、可動部材用モータ24,25の回転を制御することで、可動部材用モータ24,25に接続された回転アーム26,28を回動させ、回転アーム26,28の回転角度を等しくすることで可動部材20を上下方向に移動し、回転アーム26,28の回転角度を異ならせることで可動部材20を傾かせることが可能である。回転アーム26,28の回転角度を異ならせることで可動部材20を傾かせるようにしたので、特別な演出パターンとして、可動部材20を左右に揺らす、可動部材20を上下に揺らす、可動部材20を左右に揺らしながら液晶表示部10の前方まで降ろす、等の動きが可能である。これらの揺らし方,動作のスピード,ドット表示部9で表示される内容などの組み合わせにより、相当数の演出パターンを用意することができ、各動作の組み合わせで大当たりの期待度を異ならせ、遊技者の興趣を高めることができる。
可動部材20は、図3に示すように、その内部に可動部材用バックライト30(本発明の照明手段に相当)を備えている。可動部材用バックライト30は、基板上に植設された複数のLED(Light Emitting Diode)31から構成されている。LED31を抽選結果に応じて点灯・点滅することによって、予告演出などを行うことができる。
図1に戻ると、通過ゲート11は、賞球がないゲートであり、通過ゲート11に玉を通過させると、例えば127/128の確率で普図の抽選が行われ、当選したならば、電チューである始動入賞装置13の可動羽根の開閉動作を行う。
始動入賞装置13は、開口部に一対の可動羽根を有する、いわゆる電チューと呼ばれる可変入賞装置でなる。始動入賞装置13は、通過ゲート11ヘの玉の通過が検知されて、例えば127/128の確率で普図の抽選が行われ、当選したならば、可動羽根を開放する。可動羽根の1回の開放時間は、通常時は、例えば0.5秒間、確変時および時短時には、例えば1.8秒×3回である。なお、可動羽根の閉鎖時にも、遊技盤3の、可動羽根間の上位位置に植設された釘12の間を通って玉の入賞が可能となっている。始動入賞装置13に玉が入賞すると、始動入賞検知処理(図9参照)が開始されるようになっている。
大入賞装置14は、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置であり、開口部と蓋部材とから構成され、蓋部材が移動することにより開口部の閉鎖状態と開放状態とを呈する。大入賞装置14は、大当たり中は所定回数動作して大入賞口(可変入賞口)を開放する。
図8を参照すると、遊技機1は、スピーカ4a,4bを含むアンプ/スピーカ102,装飾ランプ類103および表示制御基板104を制御する副制御回路(図示せず)が搭載された副制御基板101と、ドット表示部9,液晶表示部10,可動部材用モータ24,25,および可動部材用バックライト30を駆動制御する表示制御回路(図示せず)が搭載された表示制御基板104と、払出装置108を制御する払出制御回路(図示せず)が搭載された払出制御基板107と、発射装置110を制御する発射制御回路(図示せず)が搭載された発射制御基板109と、通過ゲート11に併設されたゲート通過検出器111と、始動入賞装置13に併設された始動入賞検出器113と、大入賞装置14に併設された大入賞検出器114と、電チューである始動入賞装置13の可動羽根を開閉する電チューソレノイド115と、大入賞装置14を開閉する大入賞ソレノイド116と、各基板に所定電圧を供給する電源回路部117とを含んで構成されている。
主制御基板100に搭載された主回路120は、CPU(Central Processing Unit)121,プログラム格納用のROM(Read Only Memory)122,ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられるRAM(Random Access Memory)123,I/O(Input/Output)124等を備える。
なお、その他の各制御回路も、個別にCPUやメモリを備える構成が一般的であるが、図8では省略している。
表示制御基板104に搭載された表示制御回路は、主回路120より副制御回路を経由して入力される表示制御信号(図柄変動指示)に応じて、ドット表示部9,液晶表示部10,および可動部材用モータ24,25を駆動制御するための特図変動処理(図12参照)を実行する。また、表示制御回路は、主回路120より副制御回路を経由して入力される発光制御信号に応じて,可動部材用バックライト30の点灯/消灯を制御する。
副制御基板101に搭載された副制御回路は、主回路120より副制御回路を経由して入力される音声制御信号に応じてスピーカ4a,4bを含むアンプ/スピーカ102より音声を出力させる。また、副制御回路は、主回路120より副制御回路を経由して入力されるランプ制御信号に応じて装飾ランプ類103の点灯/消灯を制御する。
払出制御基板107に搭載された払出制御回路は、主回路120より副制御回路を経由して入力される賞球払出信号に応じて払出装置108を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が払い出される。
発射制御基板109に搭載された発射制御回路は、遊技者が発射ハンドル6を操作することに応じて、該発射ハンドル6に対応して設けられた発射装置110を作動させる。発射ハンドル6の操作量に応じて、玉の打出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。
主回路120は、始動入賞装置13への入賞に応じて内部抽選を実施し、その抽選結果に基づいて液晶表示部10にて図柄変動を実行し、抽選結果を表示するようにしている。
図9は、主回路120による始動入賞検知処理を示すフローチャートである。始動入賞検知処理では、主回路120は、電チューである始動入賞装置13からの玉の入賞検出信号が入力されたタイミングに応じて、特図の内部抽選を行い、特図の抽選結果を最大特図保留数4を上限として、RAM123上の特図用保留記憶領域(図示せず)に記憶して保留する。
図10は、主回路120による特図保留読出処理を示すフローチャートである。特図保留読出処理では、主回路120は、RAM123上の特図用保留記憶領域から最古の特図の抽選結果を読み出し、特図変動処理(図11参照)を開始する。
図11は、主回路120による特図変動処理を示すフローチャートである。特図変動処理では、主回路120は、特図の抽選結果を判定し、停止図柄を決定して、ドット表示部9,液晶表示部10,可動部材用モータ24,25による特図の変動開始,表示演出,変動停止等の一連の処理を指示する図柄変動指示を表示制御回路に出力する。
図12は、表示制御回路による表示制御処理を示すフローチャートである。表示制御処理では、表示制御回路は、ドット表示部9,液晶表示部10,可動部材用モータ24,25による特図の変動開始,表示演出,変動停止等の一連の処理を実行する。特に、可動部材20の動作パターンを読み込んで、可動部材用モータ24,25を駆動することにより、可動部材20の移動を制御する。
図13は、主回路120による大当たり処理を示すフローチャートである。大当たり処理では、主回路120は、大入賞装置14を開放し、1ラウンドの入賞可能玉数10の玉が入賞するか1ラウンドの最大開放時間25秒が経過するかのいずれかが成立すると、大入賞装置14を閉鎖する処理を1ラウンドとして、最大ラウンド数15まで実行する処理を行う。
次に、このように構成された実施例1に係る遊技機用表示装置7の動作について、図1ないし図13を参照しながら説明する。
遊技機用表示装置7への電源投入後、玉供給皿5に準備された玉は、発射ハンドル6を含んで構成される発射装置110によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、遊技盤3の盤面上を流下する。
遊技盤3の盤面上を流下する玉が通過ゲート11を通過すると、これをゲート通過検出器111が検出して、通過検出信号が主回路120に送信される。
通過検知処理では、主回路120は、ゲート通過検出器111からの通過検出信号により通過ゲート11の玉の通過を検知しており、通過ゲート11を玉が通過したことが検知されると、普図用乱数カウンタ(図示せず)から値を抽出し、普図の抽選結果の保留数が最大普図保留数4であるかどうかを判定する。普図の抽選結果の保留数が最大普図保留数4であれば、主回路120は、通過検知処理を終了する。すなわち、最大普図保留数4を越える普図の抽選結果は保留することなしに破棄される。普図の抽選結果の保留数が最大普図保留数4でなければ、主回路120は、RAM123上の普図用保留記憶領域(図示せず)に普図の抽選結果を記憶して保留し、通過検知処理を終了する。
次に、普図保留読出処理では、主回路120は、RAM123上の普図用保留記憶領域(図示せず)に普図の抽選結果の保留があるかどうかを判定し、RAM123上の普図用保留記憶領域に普図の抽選結果の保留がなければ、普図保留読出処理を終了する。RAM123上の普図用保留記憶領域に普図の抽選結果の保留があれば、主回路120は、先の普図の変動表示中であるかどうかを判定する。先の普図の変動表示中であれば、主回路120は、普図保留読出処理を終了する。先の普図の変動表示中でなければ、主回路120は、電チューである始動入賞装置13が開放中であるかどうかを判定する。電チューである始動入賞装置13が開放中であれば、主回路120は、普図保留読出処理を終了する。電チューである始動入賞装置13が開放中でなければ、主回路120は、RAM123上の普図用保留記憶領域に保留されている最古の普図の抽選結果を読み出して、普図変動処理を開始する。
普図変動処理では、主回路120は、普図保留読出処理で読み出した普図の抽選結果を所定の普図用判定値と照合して当たり/ハズレの判定を行う。なお、普図の当たり確率は、例えば127/128である。次に、主回路120は、確変中または時短中かそうでないかに応じて普図の変動時間を決定する。確変中または時短中であれば、例えば1秒、確変中でも時短中でもなければ、例えば30秒と変動時間を決定する。決定した変動時間が経過すると、主回路120は、判定結果がハズレであれば、普図変動処理を終了する。判定結果が当たりであれば、主回路120は、電チューソレノイド115を励磁することにより、電チューである始動入賞装置13を開放する。普図当選時の始動入賞装置13の開放時間は、通常時には、例えば0.5秒、確変時および時短時には、例えば1.8秒×3回である。次に、主回路120は、確変中または時短中であるかどうかを判定し、確変中または時短中であれば、1.8秒経過するのを待機した後、電チューソレノイド115を非励磁とすることにより、電チューである始動入賞装置13を閉鎖し、この開閉動作をさらに2回繰り返した後、普図変動処理を終了する。一方、確変中または時短中でなければ、主回路120は、0.5秒が経過するのを待機した後、電チューである始動入賞装置13を閉鎖し、普図変動処理を終了する。
電チューの開放中あるいは閉鎖中を問わずに、始動入賞装置13に玉が入賞すると、始動入賞検出器113が、これを検出して、入賞検出信号を主回路120に送信する。
始動入賞検知処理では、主回路120は、始動入賞検出器113からの入賞検出信号により始動入賞装置13での玉の通過を検知しており(図9のS101)、玉の通過が検知されない場合には(図9のS101:NO)、始動入賞検知処理を終了する。
始動入賞装置13での玉の通過が検知されると(図9のS101:YES)、主回路120は、RAM123上の特図用保留記憶領域に保留されている特図の抽選結果の保留数が最大特図保留数4であるかどうかを判定する(図9のS102)。特図の抽選結果の保留数が最大特図保留数4であれば(図9のS102:YES)、主回路120は、払出制御基板107を介して払出装置108に所定数の賞球の払出を指示して(図9のS105)、始動入賞検知処理を終了する。すなわち、最大特図保留数4を越える特図の抽選結果は保留することなしに破棄される。
特図の抽選結果の保留数が最大特図保留数4でなければ(図9のS102:NO)、主回路120は、乱数カウンタ(図示せず)より値を抽出して特図の内部抽選を行い(図9のS103)、特図の抽選結果をRAM123上の特図用保留記憶領域に記憶して保留する(図9のS104)。次に、主回路120は、払出制御基板107を介して払出装置108に所定数の賞球の払出を指示して(図9のS105)、始動入賞検知処理を終了する。
次に、特図保留読出処理では、主回路120は、RAM123上の特図用保留記憶領域に特図の抽選結果の保留があるかどうかを判定し(図10のS201)、RAM123上の特図用保留記憶領域に特図の抽選結果の保留がなければ(図10のS201:NO)、特図保留読出処理を終了する。
RAM123上の特図用保留記憶領域に特図の抽選結果の保留があれば(図10のS201:YES)、主回路120は、液晶表示部10において先の特図の変動表示中であるかどうかを判定する(図10のS202)。先の特図の変動表示中であれば(図10のS202:YES)、主回路120は、特図保留読出処理を終了する。
先の特図の変動表示中でなければ(図10のS202:NO)、主回路120は、大当たりフラグがONであるかどうか(大当たり中であるかどうか)を判定する(図10のS203)。大当たりフラグがONであれば(図10のS203:YES)、主回路120は、特図保留読出処理を終了する。
大当たりフラグがOFFであれば(図10のS203:NO)、主回路120は、RAM123上の特図用保留記憶領域から最古の特図の抽選結果を読み出し(図10のS204)、特図変動処理(図11参照)を開始する(図10のS205)。
特図変動処理(図11参照)では、主回路120は、特図保留読出処理で読み出された最古の特図の抽選結果を、確変時であれば所定の確変時用テーブル(図示せず)の判定値と、確変時でなければ所定の通常時用テーブル(図示せず)の判定値と照合して当たり/ハズレの判定を行い、停止図柄を決定する(図11のS301)。液晶表示部10の大当たり図柄は、確変図柄が「111」,「333」,「555」,「777」のゾロ目、普通図柄が「222」,「444」,「666」,「888」のゾロ目である。また、特図の大当たり確率は、通常時には、例えば1/350、確変時には、例えば1/35である。
次に、主回路120は、特図の変動を開始するとともに変動タイマを開始し、表示制御基板104の表示制御回路に図柄変動指示を出力する(図11のS302)。
表示制御回路は、表示制御処理において、主回路120からの図柄変動指示があるかどうかを判定しており(図12のS401)、図柄変動指示がなければ(図12のS401:NO)、表示制御処理を終了する。
主回路120からの図柄変動指示があると(図12のS401:YES)、表示制御回路は、図柄変動指示に基づいて演出パターンを決定する(図12のS402)。ここでは、液晶表示部10での図柄変動ばかりでなく、可動部材20の動作演出の有無や動作パターンや、ドット表示部9での情報表示パターンも決定する。
次に、表示制御回路は、液晶表示部10での図柄変動を開始する(図12のS403)。
続いて、表示制御回路は、可動部材20の演出があるかどうかを判定し(図12のS404)、可動部材20の演出があれば(図12のS404:YES)、可動部材用モータ24,25を制御する(図12のS405)。これにより、液晶表示部10での図柄変動演出などに合わせて可動部材用モータ24,25が所定の方向に回転し、可動部材用モータ24,25が可動部材20を垂直面内において前後左右方向に移動させる。可動部材20は、移動する方向を途中で変更したり、移動するスピードを変えたり、一旦現れたのに戻って引っ込んでしまったり、等の様々な動作パターンによる演出が可能となる。また、可動部材20が動作する際、可動部材20の裏側に設けられた可動部材用バックライト30を抽選結果に応じて点灯・点滅することにより、遊技者の注意を可動部材20に引き付けておくことができる。
次に、表示制御回路は、ドット表示部9によるドット演出があるかどうかを判定し(図12のS406)、ドット演出があると(図12のS406:YES)、ドット表示部9におけるドット表示を開始する(図12のS407)。例えば、図2中に示す「キター(^_^)」のような大当たりを予告するような情報を表示することができる。
このように、特別な演出パターンとして、可動部材20を左右に揺らす、可動部材20を上下に揺らす、可動部材20を左右に揺らしなら液晶表示部10前方まで降ろす、ドット表示部9で演出表示を行う,等の動きが可能になる。これらの揺らし方,動作のスピード,ドット表示部9で表示される内容,などの組み合わせにより、相当数の演出パターンを用意することができ、各動作の組み合わせで大当たりの期待度を異ならせ、遊技者の興趣を高めることができる。
一方、可動部材20の演出やドット演出がなければ(図12のS404:NO、図12のS406:NO)、表示制御回路は、ステップS408に制御を渡す。
続いて、表示制御回路は、所定時間が経過したかどうかを判定し(図12のS408)、所定時間が経過していなければ(図12のS408:NO)、所定時間が経過するまで待機する。
所定時間が経過していると(図12のS408:YES)、表示制御回路は、液晶表示部10の図柄を停止し(図12のS409)、大当たりフラグがONであるかどうか(大当たり中かどうか)を判定する(図12のS410)。大当たりフラグがONでなければ(図12のS410:NO)、表示制御回路は、表示制御処理を終了して、主回路120に制御を戻す(リターンする)。大当たりフラグがONであれば(図12のS410:YES)、表示制御回路は、液晶表示部10に大当たり画面を表示した後に(図12のS411)、表示制御処理を終了して、主回路120に制御を戻す(リターンする)。
主回路120は、特図変動処理(図11参照)において、特図の変動タイマに基づいて変動時間が経過したかどうかを判定しており(図11のS303)、変動時間が経過していなければ(図11のS303:NO)、変動時間が経過するのを待機する。
特図の変動時間が経過すると(図11のS303:YES)、主回路120は、液晶表示部10の特図の変動を停止する(図11のS304)。当たりのときは、ドット表示部9および液晶表示部10に当たり図柄が表示され、ハズレのときは、液晶表示部10にハズレ図柄が表示される。
次に、主回路120は、停止図柄が当たりであるかどうかを判定し(図11のS305)、停止図柄が当たりであれば(図11のS305:YES)、大当たりフラグをONにして(図11のS306)、特図変動処理を終了する。停止図柄が当たりでなければ(図11のS305:NO)、主回路120は、ステップS306をスキップして、特図変動処理を終了する。
続いて、大当たり処理では、主回路120は、大当たりフラグがONであるかどうかを判定し(図13のS501)、大当たりフラグがONでなければ(図13のS501:NO)、大当たり処理を終了する。
大当たりフラグがONであれば(図13のS501:YES)、主回路120は、1回の大当たりで大入賞装置14を最大ラウンド数15まで開放させるために、ラウンド数が最大ラウンド数15でないかどうかを判定する(図13のS502)。
ラウンド数が最大ラウンド数15でなければ(図13のS502:YES)、主回路120は、ラウンド数に1を加算し(図13のS503)、大入賞ソレノイド115を励磁することにより、大入賞装置14を開放する(図13のS506)。これにより、大入賞装置14への玉の入賞が可能になる。
大入賞装置14へ1ラウンドの入賞可能玉数10の玉が入賞するか(図13のS505:YES)、大入賞装置14が開放してから1ラウンドの最大開放時間25秒が経過するか(図13のS506:YES)のいずれかの条件が成立すると、主回路120は、大入賞ソレノイド115を非励磁とすることにより、大入賞装置14を閉鎖し(図13のS507)、大当たり処理を終了する。これにより、大入賞装置14への玉の入賞ができなくなる。
この後、大当たりフラグがまだONであるため(図13のS501:YES)、主回路120は、大入賞装置14の開閉(S501〜S507)を繰り返す。
そして、ラウンド数が最大ラウンド数15になると(図13のS502:NO)、主回路120は、ラウンド数を初期値0にリセットし(図13のS508)、大当たりフラグをOFFにして(図13のS509)、大当たり処理を終了する。
大当たり処理の終了後、確変図柄の大当たりであったときは、その大当たりの終了後は確変状態(通常よりも大当たりの当選確率が高い状態)になり、この確変状態は次の大当たりに当選するまで継続する。また、普通図柄の大当たりであったときは、その大当たりの終了後は時短状態(普図の変動時間が短くなり、電チューである始動入賞装置13の開放時間が長くなる状態)になり、特図の変動動作が100回行われると時短状態は終了する。
実施例1によれば、用意されたさまざまな演出パターンに応じて抽選結果が大当たりであるか否かの期待度が異なるように設計されているので、図柄変動の開始時に停止図柄と変動表示する際の演出パターンとが選択され、特別な演出パターンが選択された場合には、図柄変動を開始してしばらくすると可動部材20による演出が行われる。これにより、可動部材20を左右に揺らす、可動部材20を上下に揺らす、可動部材20を左右に揺らしながら液晶表示部10の前方まで降ろす、等の動きが可能となり、揺らし方、動作のスピードなどの組み合わせにより、遊技者の興味を引き付け、遊技者の興趣を高めることが可能である。
また、可動部材20によって隠れる位置にドット表示部9を備え、ドット表示部9が遊技者から目視可能になったときに表示を行うことにより、ドット表示部9での演出表示および表示内容と可動部材20の動作との組み合わせにより、大当たりの期待度を異ならせ、遊技者の興趣をさらに高めることができる。
さらに、可動部材20が動作する際、可動部材20の裏側に設けられた可動部材用バックライト30を抽選結果に応じて点灯・点滅することにより、遊技者の注意を可動部材20に引き付けておくことができる。
ところで、上記実施例1に係る遊技機用表示装置7に関しては、以下のような変形例を考えることができる。
実施例1では、可動部材20および可動部材動作機構の構造として、図3〜図7に示したものを採用したが、これらに限定されるものではなく、種々の構造のものを採用することが可能である。要は、可動部材20を動作させる可動部材動作機構を遊技者から見えない位置に備えることで、可動部材20が遊技者からは空中に浮いているように見えればよい。
また、実施例1では、液晶表示部10を表示部とし、上方に演出用のドット表示部9を第2表示部として設けたが、これら表示部の構成は実施例1に限定されるものではなく、表示部をドラム表示装置で構成したり、演出用を人形などのキャラクタ役物を出現させたり、LEDを並べて配置し点灯・点滅させたり、などどんな表示手段であってもよい。
さらに、実施例1では、可動部材20はただ動作するだけであるが、可動部材20を表示装置として利用するようにしてもよい。すなわち、可動部材20の前面にドットや液晶などの表示部を備え、特図や普図を表示したり、演出表示したりするようにしてもよい。このようにすれば、上下に2つの表示部9,10を備え、さらにその前方に2つの表示部9,10の間を移動できる表示部を備えることになるので、もっと複雑な演出表示を行えるようになる。
以上、本発明の実施例1を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、実施例1では、遊技機としてパチンコ遊技機を例にとって説明したが、遊技機用表示装置7はスロットマシン等の他の遊技機用表示装置であっても、本発明を同様に適用できることはいうまでもない。
本発明の実施例1に係る遊技機用表示装置を配設する遊技機の正面模式図。 図1中の遊技機用表示装置を示す正面図。 遊技機用表示装置を示す断面図。 可動部材動作機構を示す要部正面図。 可動部材動作機構を示す要部正面図。 可動部材動作機構を示す要部正面図。 可動部材動作機構を示す要部正面図。 遊技機用表示装置を配設する遊技機の回路ブロック図。 主回路による始動入賞検知処理を示すフローチャート。 主回路による特図保留読出処理を示すフローチャート。 主回路による特図変動処理を示すフローチャート。 表示制御回路による特図変動処理を示すフローチャート。 主回路による大当たり処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 遊技機
2 前面扉
3 遊技盤
5 玉供給皿
6 発射ハンドル
7 遊技機用表示装置
8 表示枠体
9 ドット表示部(第2表示部)
10 液晶表示部(表示部)
11 通過ゲート
13 始動入賞装置
14 大入賞装置
20 可動部材
21 支持板(可動部材動作機構)
22 長板(作動部材,可動部材動作機構)
23 取付基板(可動部材動作機構)
24,25 可動部材用モータ(駆動手段,可動部材動作機構)
26,28 回転アーム(作動部材,可動部材動作機構)
27,29 従動アーム(作動部材,可動部材動作機構)
30 可動部材用バックライト(照明手段)
31 LED(照明手段)
100 主制御基板
104 表示制御基板
111 ゲート通過検出器
112 始動入賞検出器
113 大入賞検出器
115 電チューソレノイド
116 大入賞ソレノイド

Claims (4)

  1. 所定条件の成立に伴って抽選処理が実行され、その抽選結果を表示する表示部と、
    前記表示部の前方であって遊技者から表示内容の一部あるいは全てを隠す出現位置と、前記表示部の前方から退避した退避位置との間で移動可能な可動部材と、
    前記可動部材の背面側に固定された支持部材と、
    前記支持部材と接続される作動部材を動作させる駆動手段と、を備え、
    前記作動部材は遊技者側から見て常に遊技機の筐体か前記可動部材の背後で動作し、前記駆動手段が前記作動部材を動作させることに連動して前記支持部材を動作させ、当該支持部材を移動または傾斜させることに連動して前記可動部材を移動または傾斜させることで、前記可動部材を遊技者からは空中に浮いて動作しているように見せることを特徴とする遊技機用表示装置。
  2. 前記作動部材として前記支持部材の左右に接続された第1作動部材および第2作動部材と、前記駆動手段として前記第1作動部材を動作させる第1モータおよび前記第2作動部材を動作させる第2モータを左右に備え、前記第1モータおよび前記第2モータを回転制御することで前記第1作動部材および前記第2作動部材を回転し、前記第1作動部材の回転角度と前記第2作動部材の反対方向への回転角度を等しくすることで前記支持部材および前記可動部材を上下方向に移動させ、前記第1作動部材および前記第2作動部材の回転角度を異ならせることで前記支持部材および前記可動部材を左右に傾かせることが可能な請求項1記載の遊技機用表示装置。
  3. 前記可動部材が退避位置にあるとき、前記可動部材によって隠れる位置に第2表示部を備え、前記第2表示部が、前記可動部材が退避位置にあるときに何も表示せず、遊技者から目視可能になったときにだけ表示を行う請求項1または2に記載の遊技機用表示装置。
  4. 前記可動部材の裏側に照明手段を設け、該照明手段を抽選結果に応じて点灯・点滅する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の遊技機用表示装置。
JP2006261322A 2006-09-26 2006-09-26 遊技機用表示装置 Expired - Fee Related JP4854446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006261322A JP4854446B2 (ja) 2006-09-26 2006-09-26 遊技機用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006261322A JP4854446B2 (ja) 2006-09-26 2006-09-26 遊技機用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008079726A true JP2008079726A (ja) 2008-04-10
JP4854446B2 JP4854446B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=39351184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006261322A Expired - Fee Related JP4854446B2 (ja) 2006-09-26 2006-09-26 遊技機用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4854446B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088749A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Kenji Yoshida 遊技ゲーム機
JP2010279547A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2011092429A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011110213A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Olympia:Kk 可動役物装置
JP2012090814A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Heiwa Corp 弾球遊技機
JP2013240645A (ja) * 2013-07-18 2013-12-05 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2014100354A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Newgin Co Ltd 遊技機の可動演出装置
JP2015027600A (ja) * 2014-11-12 2015-02-12 株式会社藤商事 遊技機
JP2016039948A (ja) * 2015-11-02 2016-03-24 株式会社大都技研 遊技台
JP2016067744A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2019072316A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159845A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2005034314A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Samii Kk 遊技機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004159845A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2005034314A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Samii Kk 遊技機

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088749A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Kenji Yoshida 遊技ゲーム機
JP4457323B2 (ja) * 2008-10-09 2010-04-28 健治 吉田 遊技ゲーム機
JP2010279547A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2011092429A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011110213A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Olympia:Kk 可動役物装置
JP2012090814A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Heiwa Corp 弾球遊技機
JP2014100354A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Newgin Co Ltd 遊技機の可動演出装置
JP2013240645A (ja) * 2013-07-18 2013-12-05 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2016067744A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015027600A (ja) * 2014-11-12 2015-02-12 株式会社藤商事 遊技機
JP2016039948A (ja) * 2015-11-02 2016-03-24 株式会社大都技研 遊技台
JP2019072316A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4854446B2 (ja) 2012-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4854446B2 (ja) 遊技機用表示装置
JP2009100915A (ja) 遊技台
JP2008073299A (ja) 遊技機
JP2007252533A (ja) 遊技機
JP2007222347A (ja) 弾球遊技機
JP2010051355A (ja) 遊技台
JP4544472B2 (ja) 弾球遊技機
JP2007252532A (ja) 遊技機
JP2009201776A (ja) 遊技機
JP5368758B2 (ja) 遊技機
JP5368757B2 (ja) 遊技機
JP6151599B2 (ja) 演出役物装置
JP2010057697A (ja) パチンコ遊技機
JP2007267862A (ja) 弾球遊技機
JP6045087B1 (ja) 遊技機
JP2009106518A (ja) 遊技機
JP7224615B2 (ja) 遊技機
JP5368756B2 (ja) 遊技機
JP5467927B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2010094207A (ja) ぱちんこ遊技機
JP2010162130A (ja) 遊技機
JP2007136090A (ja) 遊技機
JP2016077682A (ja) 遊技機
JP6283902B2 (ja) 遊技機
JP2006068556A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4854446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110914

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees