JP2006239075A - 遊技機における信号中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サブ基板からの電流駆動信号と電圧駆動信号とを共通化して中継可能な信号中継装置を提供する。
【解決手段】 遊技機の制御を司る制御装置に含まれて該遊技機の従属動作を制御する従属動作基板と、信号中継基板を介して従属動作基板に接続されている電流動作基板及び電圧動作基板とを含み、従属動作基板によって生成される電流信号及び電圧信号を電流動作基板及び電圧動作基板に中継する信号中継装置において、上記電流信号を中継する電流信号路と、上記電圧信号を中継する電圧信号路と、上記従属動作基板における基準電位を中継する基準電位中継路と、上記従属動作基板における電源電位を中継する電源電位中継路とを設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ機やバチスロ機等の遊技機における表示並びに動作等の制御信号の信号中継装置に関する。
近年のエレクトロニクス技術の飛躍的な進歩とマイクロプロセッサやLED等の各種電子部品の大幅なコスト低下に伴い、パチンコ機やバチスロ機などの遊技機において、その表示や制御を行わしめる各種の電子回路が広く導入されつつある。従来、遊技機の主機能とも言うべき出玉性能に直接関与しない、例えば、表示用LEDの駆動回路や、遊技盤面において様々な役割を果たす仕掛けである可動役物等の制御回路等は、遊技機の制御中枢部であるメイン基板ではなく、遊技機の従属動作を司る基板、即ちサブ基板によってその制御が為されている(特許文献1等参照)。
しかしながら、表示用LEDの駆動回路におけるLEDの表示系統数や、可動役物の有無等の実装態様は遊技機の機種毎に異なっている。それ故、これらの制御を担うサブ基板については機種毎の対応が必要であり、機種毎にサブ基板の基板パターンの改版を行う必要があった。したがって、異なる機種間におけるサブ基板の共通化、或いは機種更新に伴うサブ基板の再利用化が困難であった。
また、表示用LEDの駆動回路に対する制御信号(以下“LED駆動信号”と称する)は、トランジスタ等のドライブ素子が、表示用LEDを発光駆動させるための発光駆動電流を吸い込むいわゆる電流信号である。一方、可動役物等の制御回路に対する制御信号(以下“コマンド信号”と称する)は、トランジスタ等のドライブ素子が、可動役物等の制御を担うマイクロプロセッサに対して、オン又はオフの電圧レベルを指令するいわゆる電圧信号である。したがって、サブ基板は、これら両信号の特性に応じた出力インターフェイスを具備する必要が有りサブ基板の構成が複雑化する嫌いがあった。
なお、サブ基板からコマンド信号を出力して、同信号を受けた基板を改版することにより、コマンド信号からLED駆動信号を生成してサブ基板の共通化を図ることも可能である。しかしながら、コマンド信号出力のコネクタが未接続となる状態は、遊技機に関する関係法規等で禁じられている。それ故、かかる構成を採った場合には、常にコマンド信号を受ける基板が必要となり、遊技機トータルとして逆に基板数の増加を招くというデメリットが生ずる。
特開2001−70581号公報
本発明は、このような問題を解決するために為されたものであって、サブ基板からのLED駆動信号をコマンド信号に利用することにより、コマンド信号を受ける必要がないときであってもサブ基板の共通化が可能な信号中継装置を提供する。
請求項1に記載の発明は、遊技機の制御を司る制御装置に含まれて前記遊技機の従属動作を制御する従属動作基板と、信号中継基板を介して前記従属動作基板に接続されている電流動作基板及び電圧動作基板とを含み、前記従属動作基板によって生成される電流信号及び電圧信号を前記電流動作基板及び電圧動作基板に中継する信号中継装置であって、前記電流信号を中継する電流信号路と、前記電圧信号を中継する電圧信号路と、前記従属動作基板における基準電位を中継する基準電位中継路と、前記従属動作基板における電源電位を中継する電源電位中継路とを含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の信号中継装置であって、前記電流信号路、前記電圧信号路、前記基準電位中継路、及び前記電源電位中継路の各々が同一の信号中継基板上に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の信号中継装置であって、前記電源電位中継路と前記基準電位中継路との間に接続された表示素子を含むことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の信号中継装置であって、前記電流動作基板がLED駆動回路を含む回路基板であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の信号中継装置であって、前記電圧動作基板がマイクロプロセッサ及びその周辺回路を含む回路基板であることを特徴とする。
図1に本発明の第1の実施例である遊技機における信号中継装置の構成を示す。
同図において、サブ基板(従属動作基板)10は、当否抽選を行うメイン基板の抽選結果を受けて遊技機の制御(従属動作)を行う回路基板である。即ち、メイン基板からの抽選結果を受けて、遊技機における表示用LEDの駆動回路や可動役物等の制御回路等の各種回路を制御する制御信号等を生成して、かかる制御信号を出力する回路基板である。
信号中継基板20は、サブ基板(従属動作基板)10から出力された各種制御信号を、LED基板(電流動作基板)30に中継伝達する回路基板である。
LED基板(電流動作基板)30は、遊技盤における各種の電飾用LEDの発光を駆動制御する駆動回路が実装された回路基板である。
また、サブ基板(従属動作基板)10にはコネクタCN1が、信号中継基板20にはコネクタCN2とコネクタCN3が、LED基板(電流動作基板)30にはコネクタCN4がそれぞれ実装されている。そして、サブ基板(従属動作基板)10のコネクタCN1と信号中継基板20のコネクタCN2とはケーブルCb1を介して接続されており、信号中継基板20のコネクタCN3とLED基板(電流動作基板)30のコネクタCN4とはケーブルCb2を介して接続されている。
次に、図1に示される実施例の動作について説明を行う。
サブ基板(従属動作基板)10からケーブルCb1を介して信号中継基板20へ供給される信号には、電源電圧信号、LED駆動信号1乃至n、及び基準電位信号が含まれている。電源電圧信号は、LED基板(電流動作基板)30に実装されたLEDを発光させるため、例えば、+12Vや+24V等の直流電源電圧を供給する信号である。LED駆動信号1乃至nは、LED基板(電流動作基板)30に実装されたLED毎にその点灯或いは消灯を制御する制御信号である。前述の如く、LED駆動信号は電流信号であって、各々の信号に対応するLEDの発光時に、いわゆるシンク電流が各LEDのカソード側からサブ基板(従属動作基板)10のLED駆動信号端子に流入する。そして、かかるシンク電流が遮断されると各LEDは消灯する。基準電位信号は、上記の電源電圧信号、及びLED駆動信号1乃至n、に対して基準となる電位を供給する信号である。
なお、図1のブロック図には基準電位がアース電位(0V)として設定された事例が示されているが、本発明はかかる事例に限定されるものではなく、遊技機各機種の実施態様に応じて任意の電位を基準電位信号として選択することができるものとする。
サブ基板(従属動作基板)10から供給された電源電圧信号、及びLED駆動信号1乃至nは、信号中継基板20においてコネクタCN2からコネクタCN3に中継され、ケーブルCb2を介してLED基板(電流動作基板)30に供給される。
なお、信号中継基板20内でコネクタCN2からコネクタCN3に電源電圧信号を中継する経路が電源電位中継路に相当し、LED駆動信号1乃至nを中継する経路が電流信号路に相当する。因みに、これらの経路は、信号中継基板20上に形成されたプリント・パターンや、同基板上に布設されたジャンパ線等で構成しても良いし、或いは、その他の導電性媒体等を利用して信号中継基板20上に設けるようにしても良い。
また、信号中継基板20の内部には電流制限抵抗Ra及びLEDaの直列回路が設けられており、電流制限抵抗Raの一端が電源電圧信号に、また、LEDaのカソードが基準電位信号に接続されている。つまり、電源電圧がサブ基板(従属動作基板)10から信号中継基板20に供給されている間は、電源電圧から電流制限抵抗Raを介してLEDaに駆動電流が流れてLEDaが発光する。これによって、遊技機を保守・管理するユーザーは、サブ基板(従属動作基板)10からの電源電圧の供給が正常に為されていることを容易に視認することができる。
信号中継基板20からケーブルCb2を介して電源電圧信号、及びLED駆動信号1乃至nの供給を受けたLED基板(電流動作基板)30では、これらの信号が同基板上に実装されている各々のLEDと電流制限抵抗Rの直列回路に供給される。これを具体的に示せば、電流制限抵抗R1〜nの一端は全て電源電圧信号に接続され、LED1〜nのカソード側はそれぞれのLEDが対応するLED駆動信号1乃至nの各々に接続されている。したがって、点灯すべきLEDの場合は、電源電圧から電流制限抵抗Rを通してLED駆動信号が流れて同LEDは発光し、消灯すべきLEDの場合は、かかるLED駆動信号が流れず同LEDは発光しない。
なお、本実施例の態様は図1に示される事例に限定されるものではなく、例えば、サブ基板(従属動作基板)10に複数のコネクタを設けて、コネクタ毎に各々のケーブルを介して複数の信号中継基板20を接続するようにしても良い。
次に、図2に本発明の第2の実施例である遊技機における信号中継装置の構成を示す。
同図において、サブ基板(従属動作基板)10は、当否抽選を行うメイン基板の抽選結果を受けて遊技機の制御(従属動作)を行う回路基板である。即ち、遊技機における表示用LEDの駆動回路や可動役物等の制御回路等の各種回路を制御する制御信号等を生成して、かかる信号を出力する回路基板である。
信号中継基板20は、サブ基板(従属動作基板)10から出力された各種信号を、拡張制御基板(電圧動作基板)40に中継伝達する回路基板である。
拡張制御基板(電圧動作基板)40は、例えば、可動役物や拡張LEDを制御表示するマイクロプロセッサやその周辺回路などが実装された回路基板である。
また、サブ基板(従属動作基板)10にはコネクタCN1が、信号中継基板20にはコネクタCN2とコネクタCN3が、拡張制御基板(電圧動作基板)40にはコネクタCN4がそれぞれ実装されている。そして、サブ基板(従属動作基板)10のコネクタCN1と信号中継基板20のコネクタCN2はケーブルCb1を介して接続されており、信号中継基板20のコネクタCN3と拡張制御基板(電圧動作基板)40のコネクタCN4はケーブルCb2を介して接続されている。
次に、図2に示される実施例の動作について説明を行う。
本実施例では、サブ基板(従属動作基板)10からケーブルCb1を介して信号中継基板20へ供給される信号には、電源電圧信号、コマンド信号1乃至n、及び基準電位信号が含まれている。電源電圧信号は、拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されているマイクロプロセッサ等の回路を稼動させるため、例えば、+12Vや+24V等の直流電源電圧を供給する信号である。コマンド信号1乃至nは、拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されている可動役物や拡張LEDを制御するための制御信号である。前述の如く、コマンド信号は電圧信号であって、各々の信号に対応する制御項目は、コマンド信号の示す電圧レベルに応じてオン/オフの制御が為される。基準電位信号は、上記の電源電圧信号、及びコマンド信号1乃至n、に対して基準となる電位を供給する信号である。
サブ基板(従属動作基板)10から供給された電源電圧信号、コマンド信号1乃至n、及び基準電位信号は、信号中継基板20においてコネクタCN2からコネクタCN3に中継され、ケーブルCb2を介して拡張制御基板(電圧動作基板)40に供給される。
なお、信号中継基板20内でコネクタCN2からコネクタCN3に電源電圧信号を中継する経路が電源電位中継路に相当し、コマンド信号1乃至nを中継する経路が電圧信号路に相当する。また、基準電位信号を中継する経路が基準電位中継路に相当する。因みに、これらの経路は、信号中継基板20上に形成されたプリント・パターンや、同基板上に布設されたジャンパ線等で構成しても良いし、或いは、その他の導電性媒体等を利用して信号中継基板20上に設けるようにしても良い。
なお、図2のブロック図には基準電位をアース電位(0V)として設定した事例が示されているが、本発明はかかる事例に限定されるものではなく、遊技機の各機種の実施態様に応じて任意の基準電位を基準電位信号として選択することができるものとする。
また、信号中継基板20の内部には電流制限抵抗Ra及びLEDaの直列回路が設けられており、電流制限抵抗Raの一端が電源電圧信号に、また、LEDaのカソードが基準電位信号に接続されている。つまり、電源電圧がサブ基板(従属動作基板)10から信号中継基板20に供給されている間は、電源電圧から電流制限抵抗Raを介してLEDaに駆動電流が流れて同ダイオードが発光する。これによって、遊技機を保守・管理するユーザーは、サブ基板(従属動作基板)10からの電源電圧の供給が正常に為されていることを容易に視認することができる。
電源電圧信号並びに基準電位信号は、拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されているマイクロプロセッサ等の各種回路にその電源電圧及び基準電位として供給され、コマンド信号1乃至nは各コマンド信号の入力回路に供給される。なお、コマンド信号の入力回路とは、コマンド信号の電圧レベルが基準電位に対して如何なる値であるかを検出する回路である。
図2に示される如く、コマンド信号入力回路は、例えば、コマンド信号1に対しては、トランジスタTr1とバイアス用抵抗R11,12,13,及び14から構成されている。コマンド信号の電圧信号レベルがトランジスタTr1のベース端子に印加されると、その信号レベルに応じてトランジスタTr1のコレクタ端子に信号のオン又はオフを示す電位が表れる。拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されたマイクロプロセッサ(図示せず)は、かかる電位を検知して、当該コマンド信号に対応した可動役物や拡張LED等の制御対象について相当の制御を行う。
なお、図2に示されるコマンド信号入力回路の回路構成やその使用素子は、本実施例の説明の便宜上記載したものであり、本発明の実施がかかる構成例等に限定されるものでないことは言うまでもない。例えば、コマンド信号入力回路の使用素子としてトランジスタではなく、FETを用いても良いし、或いは、ロジックICや演算増幅器を使用したコンパレータを用いても良い。
また、本実施例の態様は図2に示される事例に限定されるものではなく、例えば、サブ基板(従属動作基板)10に複数のコネクタを設けて、コネクタ毎に各々のケーブルを介して複数の信号中継基板20を接続するようにしても良い。
次に、図3に本発明の第3の実施例である遊技機における信号中継装置の構成を示す。
同図において、サブ基板(従属動作基板)10は、当否抽選を行うメイン基板の抽選結果を受けて遊技機の制御(従属動作)を行う回路基板である。即ち、遊技機における表示用LEDの駆動回路や可動役物等の制御回路等の各種回路を制御する制御信号等を生成して、これらの信号を出力する回路機能が実装された回路基板である。
信号中継基板21は、サブ基板(従属動作基板)10から出力された各種信号を、LED基板(電流動作基板)30、及び拡張制御基板(電圧動作基板)40の各々に中継伝達する回路基板である。
LED基板(電流動作基板)30は、遊技盤における各種の電飾用LEDの発光を駆動制御する駆動回路が実装された回路基板である。
拡張制御基板(電圧動作基板)40は、例えば、可動役物や拡張LEDを制御するマイクロプロセッサなどが実装された回路基板である。
また、サブ基板(従属動作基板)10にはコネクタCN1が、信号中継基板21にはコネクタCN2、コネクタCN3、及びコネクタCN5が、LED基板(電流動作基板)30にはコネクタCN4が、拡張制御基板(電圧動作基板)40にはコネクタCN6がそれぞれ実装されている。そして、サブ基板(従属動作基板)10のコネクタCN1と信号中継基板21のコネクタCN2とはケーブルCb1を介して接続されており、信号中継基板21のコネクタCN3とLED基板(電流動作基板)30のコネクタCN4とはケーブルCb2を介して接続されている。さらに、信号中継基板21のコネクタCN5と拡張制御基板(電圧動作基板)40のコネクタCN6とはケーブルCb3を介して接続されている。
次に、図3に示される実施例の動作について説明を行う。
サブ基板(従属動作基板)10からケーブルCb1を介して信号中継基板21へ供給される信号には、電源電圧信号、LED駆動信号1乃至n、及び基準電位信号が含まれている。
電源電圧信号は、LED基板(電流動作基板)30に実装されたLEDを発光させるため、例えば、+12Vや+24V等の直流電源電圧を供給する信号である。
LED駆動信号1乃至nは、LED基板(電流動作基板)30に実装されたLED毎にその点灯或いは消灯を制御する制御信号である。前述の如く、LED駆動信号は電流信号であって、各々の信号に対応するLEDの発光時に、いわゆるシンク電流が各LEDのカソード側からサブ基板のLED駆動信号端子に流入する。そして、かかるシンク電流が遮断されると各LEDは消灯する。
また、基準電位信号は、上記の電源電圧信号、及びLED駆動信号1乃至n、に対して基準となる電位を供給する信号である。なお、図1のブロック図には基準電位がアース電位(0V)として設定された事例が示されているが、本発明はかかる事例に限定されるものではなく、遊技機の各機種の実施態様に応じて任意の電位を基準電位信号として選択することができる。
サブ基板(従属動作基板)10から供給された電源電圧信号、及びLED駆動信号1乃至nは、信号中継基板21においてコネクタCN2からコネクタCN3に中継され、ケーブルCb2を介してLED基板(電流動作基板)30に供給される。なお、信号中継基板21の内部には電流制限抵抗Ra及びLEDaの直列回路が設けられており、電流制限抵抗Raの一端に電源電圧信号が、また、LEDaのカソードが基準電位信号に接続されている。つまり、電源電圧がサブ基板(従属動作基板)10から信号中継基板21に供給されている間は、電源電圧から電流制限抵抗Raを介してLEDaに駆動電流が流れて同ダイオードが発光する。これによって、遊技機を保守・管理するユーザーは、サブ基板(従属動作基板)10からの電源電圧の供給が正常に為されていることを容易に視認することができる。
信号中継基板21からケーブルCb2を介して電源電圧信号、及びLED駆動信号1乃至nの供給を受けたLED基板(電流動作基板)30では、これらの信号が同基板上に実装されている各々のLEDと電流制限抵抗Rの直列回路に供給される。これを具体的に示せば、電流制限抵抗R1〜nの一端は全て電源電圧信号に接続され、LED1〜nのカソード側は、それぞれのLEDが対応するLED駆動信号1乃至nの各々に接続されている。したがって、点灯すべきLEDの場合は、電源電圧から電流制限抵抗Rを通してLED駆動信号が流れて同LEDが発光し、消灯すべきLEDの場合は、LED駆動信号が流れず同LEDは発光しない。
ところで、LED基板(電流動作基板)30に実装されたLEDの点灯時は、当該LEDからのシンク電流がサブ基板(従属動作基板)10の該当するLED駆動信号端子に流入するため、同LED駆動信号端子の電位はロウ(Low)となる。一方、LEDの消灯時はLEDからのシンク電流が遮断されるため、同LED駆動信号端子の電位はハイ(High)となる。したがって、LED駆動信号1乃至nとコマンド信号1乃至nとの間において、その制御対象となる表示LEDと可動役物との対応関係が明確になっていれば、LED駆動信号のオン/オフの変化をコマンド信号の電圧レベルの変化として利用することが可能となる。
本実施例においては、LED駆動信号を同信号に対応する制御項目のコマンド信号として利用すべく、サブ基板(従属動作基板)10からケーブルCb1を介して信号中継基板21に供給される電源電圧信号、LED駆動信号1乃至n、及び基準電位信号の各々を信号中継基板21内において分岐させてコネクタCN5に接続している。すなわち、信号中継基板21のコネクタCN5から拡張制御基板(電圧動作基板)40のコネクタCN6には、ケーブルCb3を介して電源電圧信号、LED駆動信号1乃至nに対応するコマンド信号1乃至n、及び基準電位信号の各々が供給される。
そして、このうちの電源電圧信号は、拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されているマイクロプロセッサ等の回路を稼動させるための直流電源電圧となり、コマンド信号1乃至nは、拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されている可動役物や拡張LEDを制御するための制御信号となる。また、基準電位信号は、上記の電源電圧信号及びコマンド信号1乃至nに対して基準となる電位を供給する。なお、図3のブロック図には、基準電位をアース電位(0V)として設定した事例が示されているが、本発明はかかる事例に限定されるものではなく、遊技機種の実施態様に応じて任意の基準電位を基準電位信号として選択することができる。
拡張制御基板(電圧動作基板)40において、コマンド信号1乃至nは各コマンド信号の入力回路に供給される。コマンド信号の入力回路は、コマンド信号の電圧レベルが基準電位に対して如何なる値であるかを検出する回路である。図3に示される如く、コマンド信号入力回路は、例えば、コマンド信号1に対しては、トランジスタTr1とバイアス用抵抗R11,12,13,及び14から構成されている。コマンド信号の電圧信号レベルがトランジスタTr1のベース端子に印加されると、その信号レベルに応じてトランジスタTr1のコレクタ端子に信号のオン又はオフを示す電位が表れる。拡張制御基板(電圧動作基板)40に実装されたマイクロプロセッサ(図示せず)は、かかる電位を検知して当該コマンド信号に対応した可動役物や拡張LED等の制御対象に相当の制御を行う。
なお、図3に示されるコマンド信号入力回路の回路構成やその使用素子は、本実施例の説明の便宜上記載したものであり、本発明の実施がかかる構成例等に限定されるものでないことは言うまでもない。例えば、コマンド信号入力回路の使用素子としてトランジスタではなく、FETを用いても良いし、或いは、ロジックICや演算増幅器を使用したコンパレータを用いても良い。
なお、信号中継基板21内でコネクタCN2からコネクタCN3に電源電圧信号を中継する経路が電源電位中継路に相当し、LED駆動信号1乃至nを中継する経路が電流信号路に相当する。さらに、信号中継基板21内でコネクタCN2からコネクタCN5に電源電圧信号を分岐した信号を中継する経路が電源電位中継路に相当し、LED駆動信号1乃至nを分岐した信号を中継する経路が電圧信号路に相当する。また、基準電位信号を中継する経路が基準電位中継路に相当する。因みに、これらの経路は、信号中継基板21上に形成されたプリント・パターンや、同基板上に布設されたジャンパ線等で構成しても良いし、或いは、その他の導電性媒体等を利用して信号中継基板21上に設けるようにしても良い。
また、本実施例の態様は図3に示される事例に限定されるものではなく、例えば、サブ基板(従属動作基板)10に複数のコネクタを設けて、コネクタ毎に各々のケーブルを介して複数の信号中継基板21を接続するようにしても良い。
さらに、図4に示す如く、サブ基板(従属動作基板)10から分離して供給されるLED駆動信号とコマンド信号を、LED基板(電流動作基板)30と拡張制御基板(電圧動作基板)40の各々に分離中継する構成としても良いし、或いは、図3に示された信号分岐の構成と図4に示された分離信号の構成とを併用するようにしても良い。
以上に説明したように、本発明によれば、サブ基板からのLED駆動信号に基準電位信号を含めて信号中継基板に信号を供給する。LED駆動信号を単にLEDの発光駆動用として使用する場合は、同信号を信号中継基板からLED基板に中継して、基準電位信号は中継せずに信号中継基板内の電源電圧モニタ用LEDの発光に利用する。一方、LED駆動信号をコマンド信号として使用する場合は、LED駆動信号に基準電位信号を含めて拡張制御基板に中継し、拡張制御基板におけるコマンド信号の電位レベルを安定させる。また、かかる構成を採ることによってサブ基板の共通化を図ることが可能となる。
また、本発明によれば、信号中継基板においてコマンド信号用の出力信号コネクタをLED駆動信号用の出力信号コネクタに転用することができるため、遊技機内にコマンド信号の供給を受ける基板がない場合でもコマンド信号用の空きコネクタが発生せず、ハードウェア構成の改造を要することなく遊技機に関する関連法規を遵守することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施例による信号中継装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第2の実施例による信号中継装置の概略構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の第3の実施例による信号中継装置の概略構成を示すブロック図である。 図4は、図3に示される信号中継装置の他の実施態様を示すブロック図である。
符号の説明
10 サブ基板(従属動作基板)
20、21 信号中継基板
30 LED基板(電流動作基板)
40 拡張制御基板(電圧動作基板)

Claims (5)

  1. 遊技機の制御を司る制御装置に含まれて前記遊技機の従属動作を制御する従属動作基板と、信号中継基板を介して前記従属動作基板に接続されている電流動作基板及び電圧動作基板とを含み、前記従属動作基板によって生成される電流信号及び電圧信号を前記電流動作基板及び電圧動作基板に中継する信号中継装置であって、
    前記電流信号を中継する電流信号路と、
    前記電圧信号を中継する電圧信号路と、
    前記従属動作基板における基準電位を中継する基準電位中継路と、
    前記従属動作基板における電源電位を中継する電源電位中継路と、を含むことを特徴とする信号中継装置。
  2. 前記電流信号路、前記電圧信号路、前記基準電位中継路、及び前記電源電位中継路の各々が同一の信号中継基板上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の信号中継装置。
  3. 前記電源電位中継路と前記基準電位中継路との間に接続された表示素子を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号中継装置。
  4. 前記電流動作基板は、LED駆動回路を含む回路基板であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の信号中継装置。
  5. 前記電圧動作基板は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路を含む回路基板であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の信号中継装置。
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