JP3812867B2 - 電源線路及び信号線路の布線構造 - Google Patents

電源線路及び信号線路の布線構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源部から回路部へ電源を供給するための電源線路と、回路部相互に信号を伝達するための信号線路とを布設してなる電源線路及び信号線路の布線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より火災報知設備等の防災設備には防災機器を制御するための制御盤が設けられており、該制御盤には盤内に電源を供給するための電源部と、盤外に配置した各種感知器の制御や処理等を行う複数の回路部とが設けられている。そして電源部からは各回路部に電源線路が各々布設され、該電源線路を介して各回路部に電源が供給される。また各回路部の相互間には信号線路が直接布設され、該信号線路を介して各回路部相互に制御信号やデータ信号等の各種信号が伝達される。図3は従来の電源線路及び信号線路の布線構造を示すブロック図である。この図3において電源部は電源基盤101として示されており、回路部はCPUを配置したCPU基盤102とその他の周辺回路を配置した周辺基盤103として示されている。そして電源基盤101からCPU基盤102及び周辺基盤103にそれぞれ電源線路EL101、EL102が布設され、CPU基盤102と周辺基盤103との間には信号線路SL101が直接布設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のこのような電源線路及び信号線路の布線構造においては、上述のように、電源基盤101からCPU基盤102及び周辺基盤103にそれぞれ電源線路EL101、EL102が布設され、CPU基盤102と周辺基盤103との間には信号線路SL101が直接布設されており、すなわち電源線路EL101と信号線路SL101とが相互に全く別の経路で布設されていた。ここでこのような布線構造に瞬断等の各種原因によってノイズ電圧が印加された場合、電源線路EL101、EL102と信号線路SL101とが別の経路で布設されていたので、電源線路EL101、EL102に誘起されるノイズ電圧と信号線路SL101に誘起されるノイズ電圧との電圧レベルが異なっていた。そしてこのようなレベル差に応じて、電源線路EL101、EL102を介して供給される電源の電圧と信号線路SL101を介して伝達される信号の電圧とにレベル差が生じ、このレベル差が原因となって機器の誤動作を生じさせることがあった。
【0004】
本発明は、従来のこのような電源線路及び信号線路の布線構造における問題点に鑑みてなされたもので、電源線路と信号線路とに生じるノイズ電圧のレベル差を解消し、機器の誤動作等を防止することのできる、電源線路及び信号線路の布線構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来の電源線路及び信号線路の布線構造における問題点を解決するために請求項1に記載の本発明は、電源部から回路部へ電源を供給するための電源線路を布設すると共に、回路部相互に信号を伝達するための信号線路を布設してなる電源線路及び信号線路の布線構造において、前記回路部を制御部と周辺部とを含んで構成し、前記電源線路を前記電源部から前記制御部及び前記周辺部にそれぞれ至るように布設すると共に、前記信号線路を前記制御部から前記電源部の電源基盤上を通って前記周辺部に至るように布設し、前記電源線路と前記信号線路とを相互に略同一経路に布設したことを特徴として構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態における電源線路及び信号線路の布線構造を示すブロック図である。
この図1において1は電源部たる電源基盤であり、後述するCPU基盤2及び周辺基盤3に対して電源を供給するものである。CPU基盤2及び周辺基盤3は回路部の一実施形態として示されるもので、このうちCPU基盤2は図示しないCPU(中央演算処理装置)を備えると共に図示しない任意の記憶素子を備える制御部である。また周辺基盤3も回路部の一実施形態として示されるもので、CPU基盤2のCPU等にて制御される図示しない入力部及び出力部等の周辺回路を備える周辺部である。
【0009】
ここで図1に示すように、電源線路EL1は、電源基盤1からCPU基盤2を経由して周辺基盤3に至るように布設されている。すなわち電源線路EL1は電源基盤1から引出されてCPU基盤2に引込まれ、このCPU基盤2内において分岐して該CPU基盤2に接続されている。また電源線路EL1は、CPU基盤2から引出されてさらに周辺基盤3に引込まれて、この周辺基盤3内において該周辺基盤3に接続されている。そして電源線路EL1を介して、電源基盤1からCPU基盤2、周辺基盤3へと、電源が順次供給可能とされている。
【0010】
また図1に示すように、信号線路SL1は、CPU基盤2から周辺基盤3に至るように布設されている。すなわち信号線路SL1は、CPU基盤2から引出されて周辺基盤3に引込まれている。そして信号線路SL1を介して、CPU基盤2から周辺基盤3に対して制御信号及びデータ信号が送信可能とされており、また周辺基盤3からCPU基盤2に対して応答信号やデータ信号が送信可能とされている。
【0011】
そして上述のように電源線路EL1及び信号線路SL1を布設したことにより、これら電源線路EL1及び信号線路SL1はその一部において互いに同一経路に配置されている。すなわちCPU基盤2と周辺基盤3との間の経路において、電源線路EL1及び信号線路SL1とは互いに長手方向に沿って平行に、かつ互いに近接した状態で配置されている。より具体的にはこれら電源線路EL1及び信号線路SL1は、図示しない細長のケーブル用樹脂BOX内に近接して納められている。
このような布線構造に瞬断復旧等の各種原因によってノイズ電圧が印加された場合、電源線路EL1と信号線路SL1とがほぼ同じ経路に布設されているので、電源線路EL1に誘起されるノイズ電圧と信号線路SL1に誘起されるノイズ電圧との電圧レベルはほぼ同じになる。したがって電源線路EL1を介して供給される電源の電圧と信号線路SL1を介して伝達される信号の電圧とにレベル差が生じることがなく、レベル差を原因とする機器の誤動作を生じさせることがない。
【0012】
次に、本発明の第二実施形態について説明する。図2は本実施形態における電源線路及び信号線路の布線構造を示すブロック図である。ただし特に説明なき構成については第一実施形態と同じであり、また同一構成を同一符号にて示す。
図2において電源線路EL2、EL3は、電源基盤1からCPU基盤2及び周辺基盤3にそれぞれ至るように布設されている。すなわち電源線路EL2は電源基盤1から引出されてCPU基盤2に直接引込まれると共に、電源線路EL3は電源基盤1から引出されて周辺基盤3に直接引込まれている。
また信号線路SL2はCPU基盤2から電源基盤1を経由して周辺基盤3に至るように布設されている。すなわち信号線路SL2はCPU基盤2から引出された後、周辺基盤3へ直接引込まれるのではなく、電源基盤1を経由して(具体的には電源基盤1の基盤上を通って)、周辺基盤3へ引込まれている。なお電源基盤1と信号線路SL2とは電気的に接続されていないが、接続されていてもよい。
【0013】
このように電源線路EL2、EL3及び信号線路SL2を布設したことにより、これら電源線路EL2、EL3及び信号線路SL2はその全長に渡って互いに同一経路に配置されている。すなわち電源基盤1とCPU基盤2との間の経路、及び電源基盤1と周辺基盤3との間の経路において、電源線路EL2、EL3及び信号線路SL2とは互いに長手方向に沿って平行に、かつ互いに近接した状態で配置されている。
したがって本実施形態においても第一実施形態と同様に、電源線路EL2、EL3を介して供給される電源の電圧と信号線路SL2を介して伝達される信号の電圧とにレベル差が生じることがなく、レベル差を原因とする機器の誤動作を生じさせることがない。
【0014】
さてこれまで本発明の第一及び第二実施形態について説明したが、本発明は上記に示した実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいものであり、以下、これら異なる形態について説明する。
まず上記実施形態においては回路部を制御部たるCPU基盤と周辺部たる周辺基盤とにより構成したが、任意の機能毎又は構成毎に一体に又は別体に構成されてよい。これら電源基盤、CPU基盤及び周辺基盤は、1つの筐体内部に納められてもよく、あるいは相互に別個の筐体内部に納められてもよい。その他、CPU基盤及び周辺基盤の具体的仕様は全く任意に定め得るが、例えば火災報知設備において火災監視区域に設置された複数の火災感知器を制御するものであってよい。また第一実施形態に示した布線構造と第二実施形態に示した布線構造とのいずれを採用するかは適宜選択されてよいが、例えば筐体に対する電源基盤やCPU基盤の固定位置を考慮して、最も布線効率のよい布線構造が採用されてよく、必要に応じて第一実施形態に示した布線構造と第二実施形態に示した布線構造とを混在させてもよい。
【0015】
【発明の効果】
上記したように請求項1に記載の本発明は、電源部から回路部へ電源を供給するための電源線路を布設すると共に、回路部相互に信号を伝達するための信号線路を布設してなる電源線路及び信号線路の布線構造において、前記回路部を制御部と周辺部とを含んで構成し、前記電源線路を前記電源部から前記制御部及び前記周辺部にそれぞれ至るように布設すると共に、前記信号線路を前記制御部から前記電源部の電源基盤上を通って前記周辺部に至るように布設し、前記電源線路と前記信号線路とを相互に略同一経路に布設したことにより、電源線路と信号線路をその全長に渡って同一経路に配置することができ、電源線路に誘起されるノイズ電圧と信号線路に誘起されるノイズ電圧との電圧レベルの差をより確実に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における電源線路及び信号線路の布線構造を示すブロック図である。
【図2】本発明の第二実施形態における電源線路及び信号線路の布線構造を示すブロック図である。
【図3】従来の電源線路及び信号線路の布線構造を示すブロック図である。
【符号の説明】
EL1、EL2、EL3、EL101、EL102 電源線路
SL1、SL2、SL101 信号線路
1、101 電源基盤
2、102 CPU基盤
3、103 周辺基盤

Claims (1)

  1. 電源部から回路部へ電源を供給するための電源線路を布設すると共に、回路部相互に信号を伝達するための信号線路を布設してなる電源線路及び信号線路の布線構造において、前記回路部を制御部と周辺部とを含んで構成し、前記電源線路を前記電源部から前記制御部及び前記周辺部にそれぞれ至るように布設すると共に、前記信号線路を前記制御部から前記電源部の電源基盤上を通って前記周辺部に至るように布設し、前記電源線路と前記信号線路とを相互に略同一経路に布設したことを特徴とする電源線路及び信号線路の布線構造。
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