JPH08251729A - 分電盤の増設構造 - Google Patents
分電盤の増設構造Info
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- JPH08251729A JPH08251729A JP7052200A JP5220095A JPH08251729A JP H08251729 A JPH08251729 A JP H08251729A JP 7052200 A JP7052200 A JP 7052200A JP 5220095 A JP5220095 A JP 5220095A JP H08251729 A JPH08251729 A JP H08251729A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】機器の増設が容易で、かつ増設作業の安全性、
および信頼性を向上させることを目的とする。 【構成】外部電源１の導入部から機器２に電源を供給す
る電源供給パス３０と、導入部から分岐する増設用給電
パス３１とが筺体内に形成された基本分電盤３と、基本
分電盤３の増設用給電パス３１に筺体外から接続される
増設分電盤４とを有し、増設分電盤４からの機器２への
電源供給を可能に構成する。
および信頼性を向上させることを目的とする。 【構成】外部電源１の導入部から機器２に電源を供給す
る電源供給パス３０と、導入部から分岐する増設用給電
パス３１とが筺体内に形成された基本分電盤３と、基本
分電盤３の増設用給電パス３１に筺体外から接続される
増設分電盤４とを有し、増設分電盤４からの機器２への
電源供給を可能に構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は分電盤の増設構造に関
し、特にコンピュータシステム等に電源を分配する分電
盤の増設構造に関するものである。
し、特にコンピュータシステム等に電源を分配する分電
盤の増設構造に関するものである。
【０００２】近年のコンピュータシステムにおいては、
２４時間運転や無休稼働の要求が一般的であり、システ
ム稼働状態での機器の増設が求められている。
２４時間運転や無休稼働の要求が一般的であり、システ
ム稼働状態での機器の増設が求められている。
【０００３】
【従来の技術】一般にコンピュータシステム等に使用さ
れる分電盤は、商用電源等の外部電源をＮＦＢ（Ｎｏｎ
Ｆｕｓｅ Ｂｒｅａｋｅｒ）等のブレーカを介して複
数の分岐ブレーカ、出力端子板に分岐させるように構成
される。
れる分電盤は、商用電源等の外部電源をＮＦＢ（Ｎｏｎ
Ｆｕｓｅ Ｂｒｅａｋｅｒ）等のブレーカを介して複
数の分岐ブレーカ、出力端子板に分岐させるように構成
される。
【０００４】そして、上述した分電盤を使用したシステ
ムにおける機器の増設は、分電盤にある未使用の出力端
子、主ブレーカから分岐する分岐ブレーカを使用した
り、それがない場合には、別の分電盤を新たに設けるこ
とにより行われている。
ムにおける機器の増設は、分電盤にある未使用の出力端
子、主ブレーカから分岐する分岐ブレーカを使用した
り、それがない場合には、別の分電盤を新たに設けるこ
とにより行われている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した分電
盤は分岐ブレーカ、あるいは出力端子板を同一の筺体内
に収納して構成されているために、増設作業時に他の分
岐ブレーカに接触して他の稼働装置に悪影響を与えた
り，あるいは作業ミス等により感電するおそれがあっ
た。
盤は分岐ブレーカ、あるいは出力端子板を同一の筺体内
に収納して構成されているために、増設作業時に他の分
岐ブレーカに接触して他の稼働装置に悪影響を与えた
り，あるいは作業ミス等により感電するおそれがあっ
た。
【０００６】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たもので、機器の増設が容易で、かつ増設作業の安全
性、および信頼性を向上させることのできる分電盤の増
設構造を提供することを目的とする。
たもので、機器の増設が容易で、かつ増設作業の安全
性、および信頼性を向上させることのできる分電盤の増
設構造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は上
記目的を達成するために、外部電源１の導入部から機器
２に電源を供給する電源供給パス３０と、導入部から分
岐する増設用給電パス３１とが筺体内に形成された基本
分電盤３と、基本分電盤３の増設用給電パス３１に筺体
外から接続される増設分電盤４とを有している。
記目的を達成するために、外部電源１の導入部から機器
２に電源を供給する電源供給パス３０と、導入部から分
岐する増設用給電パス３１とが筺体内に形成された基本
分電盤３と、基本分電盤３の増設用給電パス３１に筺体
外から接続される増設分電盤４とを有している。
【０００８】
【作用】本発明において分電盤の増設は、基本分電盤３
の増設用給電パス３１に増設分電盤４を接続することに
より行われる。増設用給電パス３１に対する増設分電盤
４の接続は、基本分電盤３の筺体外部から行うことが可
能であり、基本分電盤３を開いて接続する等の作業が不
要となる。
の増設用給電パス３１に増設分電盤４を接続することに
より行われる。増設用給電パス３１に対する増設分電盤
４の接続は、基本分電盤３の筺体外部から行うことが可
能であり、基本分電盤３を開いて接続する等の作業が不
要となる。
【０００９】この結果、増設作業時における基本分電盤
３内の電源供給パス３０への誤接触が確実に防止され、
安全性の向上、動作信頼性の向上がもたらされる。さら
に、増設用給電パス３１は電源供給パス３０から分岐し
ているために、基本分電盤３に接続されている機器２を
停止させることなく、分電盤の増設作業が行われる。
３内の電源供給パス３０への誤接触が確実に防止され、
安全性の向上、動作信頼性の向上がもたらされる。さら
に、増設用給電パス３１は電源供給パス３０から分岐し
ているために、基本分電盤３に接続されている機器２を
停止させることなく、分電盤の増設作業が行われる。
【００１０】さらに、増設分電盤４を介した機器２の増
設は、先ず増設分電盤４に機器２を接続した後、増設分
電盤４の増設電源導入部４０を基本分電盤３の増設用給
電パス３１に接続するだけで行うことができ、機器２の
増設も容易になる。
設は、先ず増設分電盤４に機器２を接続した後、増設分
電盤４の増設電源導入部４０を基本分電盤３の増設用給
電パス３１に接続するだけで行うことができ、機器２の
増設も容易になる。
【００１１】
【実施例】図１、２に本発明の実施例を示す。分電盤の
増設構造は、基本分電盤３と、必要に応じて基本分電盤
３に増設される適数個の増設分電盤４、４・・とから構
成されており、基本分電盤３には、外部接続配線５によ
りトランス等の外部電源１が導入される。
増設構造は、基本分電盤３と、必要に応じて基本分電盤
３に増設される適数個の増設分電盤４、４・・とから構
成されており、基本分電盤３には、外部接続配線５によ
りトランス等の外部電源１が導入される。
【００１２】基本分電盤３は、外部電源１の導入部とな
るＮＦＢ（Ｎｏｎ Ｆｕｓｅ Ｂｒｅａｋｅｒ）等の主
ブレーカ６と、電源バスバー３２を経由して主ブレーカ
６に接続される複数の分岐ブレーカ３３、３３・・と、
各分岐ブレーカ３３に接続される出力端子板３４を筺体
内に収納して構成され、例えば床下配線７等を使用して
出力端子板３４に接続される機器２への給電は、主ブレ
ーカ６−電源バスバー３２−分岐ブレーカ３３−出力端
子板３４からなる電源供給パス３０を経由して行われ
る。
るＮＦＢ（Ｎｏｎ Ｆｕｓｅ Ｂｒｅａｋｅｒ）等の主
ブレーカ６と、電源バスバー３２を経由して主ブレーカ
６に接続される複数の分岐ブレーカ３３、３３・・と、
各分岐ブレーカ３３に接続される出力端子板３４を筺体
内に収納して構成され、例えば床下配線７等を使用して
出力端子板３４に接続される機器２への給電は、主ブレ
ーカ６−電源バスバー３２−分岐ブレーカ３３−出力端
子板３４からなる電源供給パス３０を経由して行われ
る。
【００１３】なお、図１において分岐ブレーカ３３と出
力端子板３４との間の配線は、各々独立な配線で結線さ
れているが、図面が煩雑となることを避けるために、１
本の配線により示されている。また、図２において８０
は筺体の開口を閉塞するための扉、８１は扉の把手、８
２は取り外し可能に筺体に装着されるカバー、８３は設
置床面を各々示す。
力端子板３４との間の配線は、各々独立な配線で結線さ
れているが、図面が煩雑となることを避けるために、１
本の配線により示されている。また、図２において８０
は筺体の開口を閉塞するための扉、８１は扉の把手、８
２は取り外し可能に筺体に装着されるカバー、８３は設
置床面を各々示す。
【００１４】さらに、上記基本分電盤３内には増設用給
電パス３１が形成される。増設用給電パス３１は、主ブ
レーカ６から分岐配線３５により分岐されて筺体の天井
部に到り、該天井部に固定された電源コネクタ（接続部
３６）に接続される。
電パス３１が形成される。増設用給電パス３１は、主ブ
レーカ６から分岐配線３５により分岐されて筺体の天井
部に到り、該天井部に固定された電源コネクタ（接続部
３６）に接続される。
【００１５】主ブレーカ６の電気容量は、基本分電盤３
での使用電気容量と、増設分電盤４の増設数、および各
増設分電盤４に供給する電力量を考慮して決定され、３
個の接続部３６を備えた本実施例においては、基本分電
盤３における使用電力量と、既増設の２個の増設分電盤
４での使用電力量の和に加え、未増設の１個の増設分電
盤４分の余裕が設定された電気容量とされている。
での使用電気容量と、増設分電盤４の増設数、および各
増設分電盤４に供給する電力量を考慮して決定され、３
個の接続部３６を備えた本実施例においては、基本分電
盤３における使用電力量と、既増設の２個の増設分電盤
４での使用電力量の和に加え、未増設の１個の増設分電
盤４分の余裕が設定された電気容量とされている。
【００１６】一方、増設分電盤４は、電源バスバー４２
と、この電源バスバー４２に分岐接続される複数の分岐
ブレーカ４３、４３・・を筺体内に収納して形成されて
おり、電源バスバー４２には、先端に上記基本分電盤３
の接続部３６に接続可能な電源コネクタを備えた引き込
み配線（増設電源導入部４０）が接続される。各分岐ブ
レーカ４３、４３・・の出力は、出力端子板４４の各端
子に接続され、該出力端子板４４に接続される機器２へ
の給電は、電源バスバー４２−分岐ブレーカ４３−出力
端子板４４により構成される電源供給パス４１、および
例えば床下配線７を経由して行われる。
と、この電源バスバー４２に分岐接続される複数の分岐
ブレーカ４３、４３・・を筺体内に収納して形成されて
おり、電源バスバー４２には、先端に上記基本分電盤３
の接続部３６に接続可能な電源コネクタを備えた引き込
み配線（増設電源導入部４０）が接続される。各分岐ブ
レーカ４３、４３・・の出力は、出力端子板４４の各端
子に接続され、該出力端子板４４に接続される機器２へ
の給電は、電源バスバー４２−分岐ブレーカ４３−出力
端子板４４により構成される電源供給パス４１、および
例えば床下配線７を経由して行われる。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、基本分電盤に触れることなく、かつ、基本分
電盤に接続される機器を稼働させたままで、任意の機器
を増設することができる。
によれば、基本分電盤に触れることなく、かつ、基本分
電盤に接続される機器を稼働させたままで、任意の機器
を増設することができる。
【図１】本発明の実施例を示す図である。
【図２】図１の全体斜視図である。
１ 外部電源 ２ 機器 ３０ 電源供給パス ３１ 増設用給電パス ３６ 接続部 ３ 基本分電盤 ４ 増設分電盤 ４０ 増設電源導入部 ４１ 電源供給パス
Claims (3)
- 【請求項１】外部電源の導入部から機器に電源を供給す
る電源供給パスと、導入部から分岐する増設用給電パス
とが筺体内に形成された基本分電盤と、 基本分電盤の増設用給電パスに筺体外から接続される増
設分電盤とを有し、 増設分電盤からの機器への電源供給を可能とした分電盤
の増設構造。 - 【請求項２】外部電源の導入部から機器に電源を供給す
る電源供給パスと、 導入部から分岐する増設用給電パスとが筺体内に形成さ
れ、 前記筺体には、筺体外部から増設用給電パスに接続可能
な接続部が形成される基本分電盤。 - 【請求項３】請求項２記載の基本分電盤の増設用給電パ
スに接続可能な増設電源導入部と、 増設電源導入部から機器に電源を供給する電源供給パス
とを有する増設分電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052200A JPH08251729A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 分電盤の増設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7052200A JPH08251729A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 分電盤の増設構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251729A true JPH08251729A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12908150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7052200A Pending JPH08251729A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 分電盤の増設構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08251729A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6496358B2 (en) | 1998-07-06 | 2002-12-17 | Fujitsu Limited | Breaker apparatus and breaker unit |
| JP2003070109A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-07 | Toenec Corp | スイッチギヤ |
| JP2004153930A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Tempearl Ind Co Ltd | 分電盤 |
| JP2007300706A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nitto Electric Works Ltd | 分電盤 |
| JP2008154364A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Nitto Electric Works Ltd | 分電盤のコンセントユニット |
| JP2017038465A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 分電盤のキャビネット、分電盤、分電盤の施工方法 |
| JP2020022362A (ja) * | 2019-10-28 | 2020-02-06 | テンパール工業株式会社 | 分電盤 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7052200A patent/JPH08251729A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6496358B2 (en) | 1998-07-06 | 2002-12-17 | Fujitsu Limited | Breaker apparatus and breaker unit |
| JP2003070109A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-07 | Toenec Corp | スイッチギヤ |
| JP2004153930A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Tempearl Ind Co Ltd | 分電盤 |
| JP2007300706A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Nitto Electric Works Ltd | 分電盤 |
| JP2008154364A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Nitto Electric Works Ltd | 分電盤のコンセントユニット |
| JP2017038465A (ja) * | 2015-08-07 | 2017-02-16 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 分電盤のキャビネット、分電盤、分電盤の施工方法 |
| JP2020022362A (ja) * | 2019-10-28 | 2020-02-06 | テンパール工業株式会社 | 分電盤 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031021 |