JP3131312B2 - 床下配線システム - Google Patents

床下配線システム

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JP3131312B2
JP3131312B2 JP04289151A JP28915192A JP3131312B2 JP 3131312 B2 JP3131312 B2 JP 3131312B2 JP 04289151 A JP04289151 A JP 04289151A JP 28915192 A JP28915192 A JP 28915192A JP 3131312 B2 JP3131312 B2 JP 3131312B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の床面上に適宜間
隔をおいて新たに床面を形成し、建物の床面と新たに形
成された床面との間の空間を利用して屋内配線を行う床
下配線システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスビルなどにおいては、建物の床
面の上に適宜間隔をおいて新たに床面を形成し(以下、
このように形成された床をフリーアクセスフロアと呼
ぶ)、フリーアクセスフロア内(つまりは、建物の床面
と新たに形成された床面との間の空間)を利用して屋内
配線を行う床下配線方式が多く採用されるようになって
いる。
【0003】従来のこの種の床下配線では、図12に示
すように、分電盤Aによる分岐回路L1 を分岐装置(以
下、ジョイントボックスと呼ぶ)Bを用いて複数分岐
し、コンセントC1 ,C2 に給電を行う。ここで、分岐
回路L1 用のケーブルは分岐装置を用いてフリーアクセ
スフロア(ロ)内で自在に引き回される。ここで、分岐
回路L1 用のケーブルとしてはVVF線が用いられてい
る。
【0004】上記分電盤Aは一般に各フロアの壁面イな
どに複数設けられる。夫々の分電盤Aでは、幹線L
0 (例えば、単相3線式200Vとアース線からなる4
線)を複数の分岐回路L1 に分岐する。ここで、幹線L
0 には主幹ブレーカBR0 (例えば、100A用)を設
け、各分岐回路L1 毎に分岐ブレーカBR1 (例えば、
20A用)を設けてある。なお、分岐回路L1 は単相2
線式100Vあるいは200Vが供給され、アース線を
加えた3線からなる。
【0005】ジョイントボックスBは、分岐回路L1
後段のジョイントボックスBに送り配線すると共に、分
岐回路L1 をさらに複数分岐する。そして、上記ジョイ
ントボックスBへの各ケーブルとの接続は、ハーネス構
造のコネクタを用いたいわゆるハーネス接続により簡単
に行えるようにしてある。上記床下配線システムでは、
フリーアクセスフロア(ロ)の内部にコンセントC1
設けるか、あるいはフリーアクセスフロア(ロ)の床板
上にコンセントC 2 を設け、これらコンセントC1 ,C
2 を介してOA機器Dの電源プラグが接続されるコンセ
ント(例えば、テーブルタップ)C3 に給電が行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記床
下配線システムでは例えば分岐回路L1 を新たに設ける
場合には、分電盤Aとの間の配線が必要であるため、分
電盤Aまでのフリーアクセスフロア(ロ)の床板を上げ
て配線を行う必要があり、作業が大掛かりになるという
問題があった。例えば、図13のハで示す位置に新たな
分岐回路L1 のコンセントC1 ,C2 を設ける場合、図
中の斜線で示すフリーアクセスフロア(ロ)の床板を外
す必要がある。
【0007】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、分岐回路の追加に容易
に対応できる床下配線システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、幹線から分岐された分岐幹線
を床下に引き込み、任意の位置から給電を行うことが可
能な給電ダクトに上記分岐幹線を接続するとともに、ハ
ーネスコネクタを接続する接続部とブレーカとを備えた
ブレーカユニットを、給電ダクトに着脱自在に接続され
る専用プラグを一端に備え他端にハーネスコネクタが接
続されたケーブルを用いて、上記給電ダクトの所望の位
置に接続し、給電ダクトからブレーカユニットを介して
コンセントに給電を行っている。
【0009】
【0010】また、複数の分岐回路を必要とする場合に
容易に対応可能とするために、請求項に示すように、
上記ブレーカユニットを複数のブレーカを用いて構成し
てもよい。さらに、請求項に示すように、上記ブレー
カユニットに給電ダクトに接続する接続部を設けても、
給電ダクトとブレーカユニットの接続容易となる。
【0011】また、配線作業を確実且つ簡単に行えるよ
うにするために、請求項に示すように、上記ブレーカ
ユニットとコンセントとの間の接続を、ハーネスコネク
タを備えたケーブルを用いて行うようにしてもよい。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、上述のように幹線から分岐
された分岐幹線を床下に引き込み、任意の位置から給電
を行うことが可能な給電ダクトに上記分岐幹線を接続
るとともに、ハーネスコネクタを接続する接続部とブレ
ーカとを備えたブレーカユニットを、給電ダクトに着脱
自在に接続される専用プラグを一端に備え他端にハーネ
スコネクタが接続されたケーブルを用いて、上記給電ダ
クトの所望の位置に接続し、給電ダクトからブレーカユ
ニットを介してコンセントに給電を行うことにより、分
岐回路の追加の必要な箇所にブレーカユニットを設け、
いわゆるプラグ方式とコネクタ方式とで、ブレーカユニ
ットを給電ダクトの所望の位置に容易に接続することが
でき、また、ブレーカユニットを介してコンセントに給
電ダクトから給電することで、配電盤までの広い範囲で
の配線施工を不要とし、分岐回路の追加に容易に対応可
能とする。
【0013】
【0014】請求項の発明は、上記ブレーカユニット
を複数のブレーカを用いて構成することにより、ブレー
カユニット以降に複数の分岐回路を設けることを可能と
し、複数の分岐回路を必要とする場合に容易に対応可能
とする。請求項の発明は、上記ブレーカユニットに給
電ダクトに接続する接続部を設けることにより、ブレー
カユニットをプラグ方式で給電ダクトに接続可能とし、
給電ダクトとブレーカユニットの接続を容易とする。
【0015】請求項の発明は、上記ブレーカユニット
とコンセントとの間の接続を、ハーネスコネクタを備え
たケーブルを用いて行うことにより、コンセント及びブ
レーカユニットとの間の配線を確実且つ容易とし、上記
請求項乃至請求項の発明によるブレーカユニット
給電ダクトとの間の接続を容易とする効果と相まって、
システム全体の配線作業を確実且つ簡単にする。
【0016】
【実施例】図1乃至図11に基づいて本考案の一実施例
を説明する。本実施例の床下配線システムでは、分電盤
Aに設けた主幹ブレーカBR0 が例えば200A用であ
る場合、分岐ブレーカBR1 として夫々60A用のもの
を用い、この分岐ブレーカBR1 を介する分岐回路
0 ’を図1に示すように給電ダクトEに接続してあ
る。そして、この給電ダクトEに20A用のブレーカB
2 を備えるブレーカユニットBUを接続し、このブレ
ーカユニットBUを介する分岐回路L1 にOA機器D用
のコンセントC3 を接続するようにしてある。つまり、
分電盤Aによる分岐回路L0 ’の電流容量を従来より大
きくし、この分岐回路L0 ’を幹線とほぼ同様に用い
(この分岐回路L0 ’を以下分岐幹線と呼ぶ)、図12
の従来の床下配線システムにおける20Aの分岐回路L
1 に相当する部分を、ブレーカユニットBU以降として
ある。このようにすれば、従来と同様に20A用の分岐
回路L1を新たに設ける場合、ブレーカユニットBUを
新たに設け、このブレーカユニットBUを給電ダクトE
に接続するだけで対応でき、配線作業が容易となる。
【0017】上記給電ダクトEの構造を図8を用いて説
明する。この給電ダクトEは、一側面が開口する断面コ
字状の長尺物の給電ダクト本体10内に、分岐幹線
0 ’の各極に対応する導電体11を絶縁状態で給電ダ
クト本体10の長手方向の全長にわたって配線し、導電
性を有する給電ダクト本体10を分岐幹線L0 ’のアー
ス線に接続してある。
【0018】この種の給電ダクトEは工場などにおいて
使用され、天井に配置して用いられるものとほぼ同じも
のである。但し、床下配線システムの場合には、給電ダ
クトEの両側にブレーカユニットBUを設ける必要があ
るため、給電ダクトEは所定長さのダクト素体eを開口
方向を交互に異ならせて長手方向に継ぎ合わせて構成し
てある。ここで、ダクト素体e間には図7に示す変換ユ
ニット12を設けて、開口方向を異ならせたダクト素体
eの導電体11の接続を行うようにしてある。
【0019】例えば、図7の場合には、変換ユニット1
2の一端に挿入孔14を形成し、一方のダクト素体eの
端部から突出する導電体11を上記挿入孔14に差込
む。そして、変換ユニット12の他端から突出する導電
性を有する突部13を他方のダクト素体eの端面に形成
された挿入孔(図示せず)に挿入する。ここで、変換ユ
ニット12の内部ではダクト素体e間の同極の導電体1
1同士を接続するように接続されている。
【0020】本実施例の場合には分岐幹線L0 ’及び給
電ダクトEは単相3線式となっている。このようにすれ
ば、分岐ブレーカBR1 が60Aである場合、中性線と
各電圧極毎に60Aまで許容され、よって全体的には倍
の120Aまで許容され、分岐回路L1 を複数分岐する
ことができる。また、上記給電ダクトeは6.4m間隔
でフリーアクセスフロア(ロ)内に平行配置してある。
これは、そのフロアのどこ位置でもブレーカユニットB
Uを設置できるようすためである。つまり、建物の柱の
一般的なピッチは3.2mである。そこで、柱1つおき
に給電ダクトEを施工すれば、図6に示すように、給電
ダクトEが設置されない柱を建てた箇所の左右のフロア
部分(図中斜線で示す部分)を、左右夫々の給電ダクト
Eの片側でカバーすることができる。つまりは、フロア
全体にブレーカユニットBUを設置可能となり、OA機
器Dなどのレイアウトを自在に行うことができる。
【0021】ここで、上述のように給電ダクトEを施工
する場合、柱の幅を考えると、ほぼ3mのところまでカ
バーすればよいことになる。このように3m以内にブレ
ーカユニットBUを設置すると、給電ダクトEとブレー
カユニットBUとの間を接続するケーブルとして、ブレ
ーカユニットBUのブレーカBR2 で許容される電流容
量のケーブル(例えば、キャブタイヤケーブル)を用い
ることができ、施工が容易となる利点もある。
【0022】上記給電ダクトEとブレーカユニットBU
との接続は次の3通りの方法で行うことができる。ま
ず、1つの方法は、給電ダクトEとの接続を専用プラグ
Pと雄側のハーネスコネクタHCM とを両端に接続した
ケーブル(3m以内であれば、キャブタイヤケーブル)
CA1 を用いる方法である。上記専用プラグPは、図2
に示すように、両側に形成された耳部20の前端部が給
電ダクトE内に挿入される。この前端部には先端面及び
上下面に夫々導電部21が設け、両側面からは導電ピン
22を突設してある。この専用プラグPは前端部を給電
ダクトE内に挿入すると、各導電部21が給電ダクトE
内に配置された導電体11に夫々接触すると共に、導電
ピン22が給電ダクト本体10に接触して、電気的な接
続が行われる。
【0023】ハーネスコネクタHCM は、OA機器Dの
電源プラグが接続されるコンセントC3 のケーブルCA
の先端に取り付けられるものとほぼ同じであるので、図
5を用いて説明する。ハーネスコネクタHCM は、前端
面に雌側のハーネスコネクタの突部が嵌まる凹部30を
備え、この凹部30に複数本の栓刃31が突出してお
り、凹部30に雌側のハーネスコネクタの突部を嵌める
と、栓刃31が雌側のハーネスコネクタの突部の前端面
に形成された栓刃挿入口から挿入され、内部の刃受ばね
と接続されるものである。なお、図5のコンセントCは
アース付きの単相2線用であるので、栓刃31が3本と
なっているが、図2のハーネスコネクタHCM はアース
付きの単相3線用であるので、栓刃31が4本となって
いる点が異なる。
【0024】上記ケーブルCA1 を用いて給電ダクトE
との接続が行われるブレーカユニットBU1 は、ハウジ
ング40の内部にブレーカBR2 が収められ、ハウジン
グ40の両端面から夫々雄側のハーネスコネクタHCM
が接続される雌側のハーネスコネクタHCF の突部に相
当する接続部411 ,412 を突設してある。夫々の突
部411 の前端面にはハーネスコネクタHCM の栓刃3
1を受ける刃受ばねが収めてあり、ハウジング40の内
部でブレーカBR2 に接続されている。
【0025】上記接続部411 ,412 には、ハーネス
コネクタHCM の挿入方向において形成された2条の凹
溝42と、凹溝42の形成方向に直交する方向で形成さ
れた係止溝43とを設けてある。ここで、凹溝42は形
成位置あるいは個数などにより誤ったハーネスコネクタ
HCM が接続されたり、上下逆転させて逆に接続したり
する誤接続を防止するために設けてある。また、係止溝
43はハーネスコネクタHCM のロック片32が係止し
てハーネスコネクタHCM の抜けを防止するために設け
てある。なお、ロック片32の後端部を押し込むと、ロ
ック片32の凹部30内に突出する爪が係止溝43から
外れ、ハーネスコネクタHCM を外すことができるよう
になっている。
【0026】なお、ブレーカユニットBU1 の接続部4
2 には、図5のコンセントC3 のハーネスコネクタH
F が接続される。ところで、上記コンセントC3 の場
合、ケーブルCA2 を着脱部50を用いて外し、用途に
応じてケーブルCA2 を選択できるようになっている。
なお、その他の構造は周知であるので説明は省略する。
【0027】上記ケーブルCA1 を用いると、給電ダク
トEに専用プラグPを接続し、ハーネスコネクタCHM
をブレーカユニットBU1 に接続して、分岐回路L1
個別に新たに追加することができる。この方法である
と、適当な箇所にブレーカユニットBU1 を分散させて
配置し、1つのブレーカユニットBU1 に配線が集中す
ることを避け、配線長さを短くすることが期待できる。
【0028】他の方法としては、図3に示すように、ブ
レーカユニットBU2 を直接に給電ダクトEに接続する
方法がある。この場合には、ブレーカユニットBU2
一端面側に、ケーブルCA1 の専用プラグPの耳部20
から前端側の構造を設けてある。さらに他の方法として
は、図4に示すように、ハウジング40の内部に複数の
ブレーカBR2 を設けたブレーカユニットBU3 を用
い、分岐回路L1 を複数設けるようにしたもので、集中
して多数のOA機器Dなどが設置されている場合に有効
となる。
【0029】このブレーカユニットBU3 を用いて配線
を行った場合に配線状態を、図9に示し、その場合のフ
リーアクセスフロア内の施工状態を図10に示す。な
お、図10においてはコンセントC3 のケーブルCA2
は床板トに貫通して取り付けた通線部材ヘを用いてフリ
ーアクセスフロア(ロ)内に引き込むようにしてある。
また、フリーアクセスフロア(ロ)では支柱ホを建物の
床面ニ上に立てて、支柱ホで床板トを支持して構成され
ていることを示している。
【0030】ところで、上述のブレーカユニットBUを
設置する場合、図2乃至図4の夫々の(b)に示すよう
に、ブレーカBR2 のハンドル44を臨ませる開口60
を床面に形成し、この開口60を通してハンドル44の
操作を行えるようにする必要がある。なお、開口60は
通常は蓋61で被覆しておく。なお、ブレーカユニット
BU3 の場合には、ハウジングの外形寸法をフリーアク
セスフロア方式に用いられる装置の1個モジュール寸法
と同程度に形成することが望ましい。
【0031】また、上記給電ダクトEに対してすべての
専用プラグPあるいはプレーカユニットBU2 などの接
続し、配線が完了した場合、給電ダクトEの開口を給電
ダクトカバー15を取り付け、導電体11に誤って触れ
たり、塵やほこりの侵入を防止することが好ましい。な
お、給電ダクトカバー15は給電ダクトEへの被着面に
形成された弾性嵌合片15aにより給電ダクトEに取り
付けられる。
【0032】図11(a)は上述の各種構成を用いて実
際に配線を行った場合の施工例を示すもので、本施工例
では内蔵型,露出型及びテーブルタップ型の各種コンセ
ントC1 〜C3 を設けてあり、またこれらコンセントC
1 〜C3 と各ブレーカユニットBUとの間をハーネスコ
ネクタHCを両側に設けたケーブルで中継し、さらに従
来例で説明したジョイントボックスBで分岐してある。
本実施例によれば、給電ダクトE以降はすべてコネクタ
による接続が配線が行われるので、施工品質を落とすこ
となく、容易に配線作業を行える。なお、図11(b)
は建物の大本の分電盤Fと各フロアの分電盤Aまでの配
線状態を示している。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、幹線か
ら分岐された分岐幹線を床下に引き込み、任意の位置か
ら給電を行うことが可能な給電ダクトに上記分岐幹線を
接続するとともに、ハーネスコネクタを接続する接続部
とブレーカとを備えたブレーカユニットを、給電ダクト
に着脱自在に接続される専用プラグを一端に備え他端に
ハーネスコネクタが接続されたケーブルを用いて、上記
給電ダクトの所望の位置に接続し、給電ダクトからブレ
ーカユニットを介してコンセントに給電を行うことによ
り、分岐回路の追加の必要な箇所にブレーカユニット
設け、いわゆるプラグ方式とコネクタ方式とで、ブレー
カユニットを給電ダクトの所望の位置に容易に接続する
ことができ、また、ブレーカユニットを介してコンセン
トに給電ダクトから給電することで、配電盤までの広い
範囲での配線施工が不要となり、分岐回路の追加に容易
に対応できる。
【0034】
【0035】請求項の発明は、上記ブレーカユニット
を複数のブレーカを用いて構成することにより、ブレー
カユニット以降に複数の分岐回路を設けることができ、
複数の分岐回路を必要とする場合に容易に対応できる。
請求項の発明は、上記ブレーカユニットに給電ダクト
に接続する接続部を設けることにより、ブレーカユニッ
トをプラグ方式で給電ダクトに接続でき、給電ダクトと
ブレーカユニットの接続が容易となる。
【0036】請求項の発明は、上記ブレーカユニット
とコンセントとの間の接続を、ハーネスコネクタを備え
たケーブルを用いて行うことにより、コンセント及びブ
レーカユニットとの間の配線を確実且つ容易とし、上記
請求項乃至請求項の発明によるブレーカユニット
給電ダクトとの間の接続を容易とする効果と相まって、
システム全体の配線作業を確実且つ簡単にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】(a),(b)はブレーカユニット部の平面図
及びブレーカユニットの施工方法の説明図である。
【図3】(a),(b)は他のブレーカユニット部の平
面図及びブレーカユニットの施工方法の説明図である。
【図4】(a),(b)はさらに他のブレーカユニット
部の平面図及びブレーカユニットの施工方法の説明図で
ある。
【図5】(a)〜(d)はコンセントの全体構造の説明
図、コンセント本体の側面図、ハーネスコネクタの平面
図、及びハーネスコネクタの正面図である。
【図6】ダクトの施工方法の説明図である。
【図7】ダクト素体の接続構造の説明図である。
【図8】ダクトの開口の閉塞方法の説明図である。
【図9】システム構成の概略図である。
【図10】フリーアクセスフロアへの施工状態を示す説
明図である。
【図11】(a),(b)は実際の施工例を示す説明図
及び幹線側の配線状態の説明図である。
【図12】従来の床下配線システムのシステム構成図で
ある。
【図13】同上の問題点の説明図である。
【符号の説明】
ロ フリーアクセスフロア L0 幹線 L0 ’ 分岐幹線 E 給電ダクト BU1 〜BU3 ブレーカユニット BR2 ブレーカ P 専用プラグ HC ハーネスコネクタ C3 コンセント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有信 博之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 松浦 勉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 山下 君平 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 高橋 和久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−226215(JP,A) 特開 平1−133510(JP,A) 特開 昭61−295815(JP,A) 特開 平2−292455(JP,A) 特開 平4−223079(JP,A) 特開 平4−296480(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の床面上に適宜間隔をおいて新たに
    床面を形成し、建物の床面と新たに形成された床面との
    間の空間を利用して屋内配線を行う床下配線システムで
    あって、幹線から分岐された分岐幹線を床下に引き込
    み、任意の位置から給電を行うことが可能な給電ダクト
    に上記分岐幹線を接続するとともに、ハーネスコネクタ
    を接続する接続部とブレーカとを備えたブレーカユニッ
    トを、給電ダクトに着脱自在に接続される専用プラグを
    一端に備え他端にハーネスコネクタが接続されたケーブ
    ルを用いて、上記給電ダクトの所望の位置に接続し、給
    電ダクトからブレーカユニットを介してコンセントに給
    電を行って成ることを特徴とする床下配線システム。
  2. 【請求項2】 上記ブレーカユニットを複数のブレーカ
    を用いて構成して成ることを特徴とする請求項1記載の
    床下配線システム。
  3. 【請求項3】 上記ブレーカユニットに給電ダクトに接
    続する接続部を設けて成ることを特徴とする請求項1記
    載の床下配線システム。
  4. 【請求項4】 上記ブレーカユニットとコンセントとの
    間の接続を、ハーネスコネクタを備えたケーブルを用い
    て行って成ることを特徴とする請求項1乃至3項のいず
    れかに記載の床下配線システム。
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JP6251443B1 (ja) * 2017-07-31 2017-12-20 丸井 智敬 負荷群への給電装置、電源群の集約装置、並びに、電源から負荷に電力供給する装置。

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