JP3064074B2 - 配線装置 - Google Patents

配線装置

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JP3064074B2
JP3064074B2 JP3340510A JP34051091A JP3064074B2 JP 3064074 B2 JP3064074 B2 JP 3064074B2 JP 3340510 A JP3340510 A JP 3340510A JP 34051091 A JP34051091 A JP 34051091A JP 3064074 B2 JP3064074 B2 JP 3064074B2
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博之 立石
重男 井田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンションなどの屋内
配線に用いられ、特にスイッチ回路を構成する場合に適
した配線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマンションなどの屋内配線では、
電源ケーブルを分岐するための配線装置としていわゆる
ジョイントボックスと呼ばれるものが用いられていた。
この従来のジョイントボックスでは、電源ケーブルを複
数分岐した夫々の分岐端に、例えばコンセントなどに接
続される分岐ケーブルを速結式で接続する接続部を設け
た構造となっている。つまり、分岐ケーブルの被覆を剥
がして芯線を接続部に設けた電線挿入口に挿入すると、
内部に設けられた端子板と鎖錠ばねとで芯線を弾性挟持
することにより電気的な接続が行われると共に、鎖錠ば
ねの係止力で分岐ケーブルの抜けが防止されて機械的に
も保持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の速結
構造のジョイントボックスでは、専門の知識を有する人
でないと容易に配線を行えないという問題があった。特
に、スイッチで負荷のオン,オフを行うための配線を行
う場合に誤配線を行う恐れが高いものであった。本発明
は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とす
るところは、専門の知識を有する人でなくても容易に配
線が行え、特にスイッチで負荷のオン,オフを行うため
の配線を行う場合に適した配線装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、少なくとも電源ケーブル及び負荷と1
つのスイッチに接続される複数の分岐ケーブルを夫々コ
ネクタ方式で接続する複数の接続部を備えると共に、各
接続部の間に上記負荷と1つのスイッチとの間にそのス
イッチにより負荷をオンまたはオフにする経路に切り替
えられる回路部を内蔵し、負荷、スイッチ及び電源から
のケーブルの接続を行うコネクタ及び接続部に対応する
ものだけを接続可能とする誤接続防止構造を設けてあ
る。
【0005】なお、上記配線装置を連結可能とし、且つ
機械的な十分な連結力を確保するために、電源の送り配
線用ケーブルを接続する接続部を備え、この接続部を他
の同種の配線装置の電源ケーブル用の接続部と接続自在
とし、上記送り配線用の接続部に上記他の配線装置との
機械的な固定を行う固定手段を設けるようにしてもよ
い。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように電源ケーブル及び負荷
やスイッチに接続される分岐ケーブルの接続をコネクタ
方式で行うことにより、容易に配線作業が行え、また負
荷、スイッチ及び電源からのケーブルの接続を行うコネ
クタ及び接続部に対応するものだけを接続可能とする誤
接続防止構造を設けることにより、誤接続が行われない
ようにし、これにより専門の知識を有する人でなくても
容易に且つ正確に配線が行えるようにしたものである。
しかも、各接続部の間に上記負荷と1つのスイッチとの
間にそのスイッチにより負荷をオンまたはオフにする経
路に切り替えられる回路部を内蔵しているので、コネク
タ接続を行うだけでスイッチで負荷のオン,オフを行う
ための配線を行うことができるようにしたものである。
【0007】また、電源の送り配線用ケーブルを接続す
る接続部を備え、この接続部を他の同種の配線装置の電
源ケーブル用の接続部と接続自在とすると、複数の配線
装置を連結可能となり、また送り配線用の接続部に上記
他の配線装置との機械的な固定を行う固定手段を設ける
と、配線装置間の機械的な接続強度を強くして機械的な
十分な連結力を確保することができる。
【0008】
【実施例】図1乃至図15に本発明の一実施例を示す。
本実施例の配線装置1は、図15に示すように、照明器
具などの負荷2、スイッチやコンセントなどの配線器具
3,4に電源を分岐して供給するものであり、屋内の各
所(例えば、屋内の各ゾーン毎)に設けられる。
【0009】本実施例の場合には、配線装置1を用途に
応じてブロック化して形成してある。例えば、本実施例
では、電源ラインを複数分岐する場合に用いられる送り
配線用のブロック1a、1つのスイッチ6の切換操作で
負荷7をオン,オフさせる場合に用いられるスイッチ回
路用のブロック1b,及び2つのスイッチ6の切換操作
で負荷7をオン,オフさせる場合に用いられる3路スイ
ッチ回路用のブロック1cにブロック分けしてある。
【0010】各ブロック1a〜1cは、一端部に電源ケ
ーブル5に取り付けられたハーネスコネクタ7を着脱自
在に接続する接続部10aを設けると共に、他端部に送
り配線用のケーブル(図示せず)に取り付けられたハー
ネスプラグを着脱自在に接続する接続部10bを設けて
ある(例えば、図4参照)。但し、各ブロック1a〜1
cを連結する場合には後述するように、夫々の接続部1
0a,10bを用いて互いに連結する構造としてある。
そして、各ブロック1a〜1cの両側面からは、負荷2
や配線器具3,4との間の接続を行う分岐ケーブル6に
取り付けられたハーネスプラグ8を接続する接続部10
cを設けてある。
【0011】まず、ブロック1cの構造を図4乃至図7
に基づいて説明する。このブロック1cのハウジング1
1は、図5に示すように合成樹脂製のボディ11aとカ
バー11bとで構成されている。これらボディ11aと
カバー11bとの固定は、はとめ孔24a,24bを通
してはとめ92をかしめて一体に組み合わされる。この
ハウジング11の一端部に形成された接続部10aは、
ケーブル同士の接続を行うハーネスプラグ(図15中の
ハーネスプラグ8)と略同一の構造となっており、図4
に示すように電源ケーブル5に取り付けられたハーネス
コネクタ7を嵌着する挿入口12と、この挿入口12内
に挿入されたハーネスコネクタ7の抜け止めを行うロッ
ク片13とで構成されている。
【0012】上記ロック片13は、図5に示すように、
カバー11bの上面の一端側に凹設された取付凹部18
に固定片13cを固定して取り付けられ、先端部に形成
した爪13aが取付凹部18の一端に形成された開口1
8aから挿入口12内に突出する構造になっている。い
ま、上記接続部10aにハーネスコネクタ7を嵌着した
とすると、このロック片13の爪13aがハーネスコネ
クタ7に形成された横溝に係止され、ハーネスコネクタ
7の抜け止めが施される。なお、ロック片13の他端側
には操作部13bを形成してあり、この操作部13bを
取付凹部18内に押し込むと、爪13aのハーネスコネ
クタ7の横溝との係合状態が解除され、ハーネスコネク
タ7を取外すことができるようにしてある。
【0013】ハウジング11の他端部に形成された接続
部10bは、送り配線用のケーブルに取り付けられたハ
ーネスプラグ(図15中の8と同じものであるので、符
号8を付して説明する)の挿入口内に嵌着される凸形状
に形成され、上面にはハーネスプラグ8のロック片(上
記ロック片13に相当する)により抜け止めが施される
横溝14aと、所定のハーネスプラグ8にだけ接続可能
とする2条の縦溝14bとを形成してある。ここで、上
記2条の縦溝14bがこの接続部10bの誤接続防止構
造として機能する。
【0014】カバー11bの他端部には上記接続部10
bから側方に延設された耳部16を形成し、ボディ11
aの一端部には上記耳部16を受ける受け部15を上記
接続部10aから側方に延出して形成してある。例え
ば、上記ブロック1c同士を連結する場合、図9に示す
ように、一方のブロック1cの接続部10bを他方のブ
ロック1cの接続部10aに嵌合する。このとき、耳部
16が受け部15上に載置され、この受け部15及び耳
部16に夫々形成された固定用孔17a,17bを通し
てねじ90とナット91とを螺合してブロック1c同士
が外れないように連結される。ここで、図5では図示し
ないがねじ90はねじ止め93を噛ませて螺合するよう
にしてある(図1あるいは図10参照)。なお、上記説
明はブロック1c同士の場合について行ったが、ブロッ
ク1a〜1cは例えば図14(a),(b)に示すよう
に任意に連結することができる。
【0015】このようにねじ90とナット91とを螺合
してブロック1c同士を連結する構造とすれば、接続部
10a,10bの接続が確実に行えるように接続部10
aの挿入口12と接続部10bとの間にクリアランスを
持たせてあっても、後述する栓刃21と刃受ばね22と
の接続状態が安定する利点が得られる。また、ブロック
1a〜1cの連結強度が強くなるので、電源ケーブル5
や分岐ケーブル6の引張り力で接続部10a,10bが
破損するという恐れも無くすことができる。
【0016】上記ブロック1cの一側面からは、スイッ
チ3に接続された分岐ケーブル6に取り付けられたハー
ネスプラグ8が着脱自在に取り付けられる2つの接続部
10c1 と、負荷2に接続された分岐ケーブル6に取り
付けられたハーネスプラグ8が着脱自在に取り付けられ
る1つの接続部10c2 とを形成してある。これら接続
部10c1 ,10c2 は夫々上述した接続部10bと同
一の形状に形成してある。
【0017】但し、この接続部10c1 には誤接続防止
構造としての縦溝14bに相当するものを形成しておら
ず、接続部10c2 には1条の縦溝14bだけを形成
し、これら各接続部10c1 ,10c2 及び上記接続部
10bには個別のハーネスプラグ8が接続されるように
してある。つまり、夫々に対応するハーネスプラグ8の
挿入口の内部には上記縦溝14bに嵌合する突条を形成
してあり、このため分岐ケーブル6に接続されたハーネ
スプラグ8が、用途の異なる接続部10c1 ,10
2 ,10bに接続されないようにし、誤接続の恐れを
無くしてある。
【0018】このブロック1cは3路スイッチ回路用の
ものであるので、ボディ11aの内部に接続部10a,
10c1 ,10c2 の間に3路スイッチ回路を形成する
回路部を設けてあり、この回路部は複数の導電板20で
形成してある。ここで、本実施例の場合には電源ケーブ
ル5が接地極を有するので、合わせて6つの導電板20
1 〜206 を用いて3路スイッチ回路を形成してある。
また、このブロック1cの回路部は図6に示すハウジン
グ11の上面の表示(内部回路図)のように形成してあ
る。なお、接続部10a,10b,10c1 ,10c2
に夫々接続する対象を明確とする表示も付してある。
【0019】接続部10aの挿入口12内には、3本の
栓刃211 〜213 が取り付けられ、接地極用の栓刃2
1 は突出量を大きくして、他の栓刃212 ,212
ハーネスコネクタ7との接続の際に、最初に接続され、
且つ最後に外されるようにして、着脱時の安全性を確保
するようにしてある。各接続部10b,10c1 ,10
2 の内部は隔壁により夫々3つの収納区画に分離して
ある。ここで、各接続部10b,10c1 の収納区画内
には刃受ばね221 〜229 が夫々収められ、接続部1
0c2 の2つの収納区画内に刃受ばね2210,2211
夫々収められる。
【0020】上記各刃受ばね221 〜2211及び栓刃2
1 〜213 は導電板201 〜20 6 にて連結されてい
る。ここで、本実施例の場合には刃受ばね221 〜22
11は夫々導電板201 〜206 に一体に形成してあり、
栓刃211 〜213 は導電板201 〜203 にかしめ固
定して取り付けてある。但し、場合によっては栓刃21
1 〜213 を導電板201 〜203 に一体に形成するよ
うにしてもよい。
【0021】各刃受ばね221 〜2211及び栓刃211
〜213 の導電板201 〜206 による連結状態を以下
に具体的に説明する。各栓刃211 〜213 は、接続部
10bの互いに対向配置される刃受ばね221 〜223
と導電板201 〜203 で夫々連結してある。なお、各
導電板202 ,203 の中央部にはボディ11aとカバ
ー11bとを天井などに固定するための固定穴19が位
置するので、この部分を避けるように曲成してある。そ
して、導電板202 には接続部10c2 の刃受ばね22
10が一体に連結され、導電板203 には刃受ばね10c
1 の刃受ばね226 が一体に連結されている。また、刃
受ばね224 ,227 の間は導電板20 4 で連結され、
刃受ばね225 ,228 の間は導電板205 、刃受ばね
229 ,2211の間は導電板206 で連結されている。
【0022】上記各導電板201 〜206 はボディ11
a内に次のように配置することにより、ブロック1cの
外形形状が大きくなることを防止してある。具体的に
は、図7に示すように、導電板201 ,205 とを最も
下側に敷設し、その上に導電板202 を配置し、さらに
その上に導電板203 を配置し、最も最上部に導電板2
4 ,206 を配置してある。なお、図7では各層に位
置する部分を斜線で示してあり、同一の斜線を付した部
分は同一層に配置されることを意味する。このように各
導電板201 〜206 を4層に立体的に配置すると、ブ
ロック1cの厚み寸法及び占有面積を小さくできる。
【0023】なお、各導電板201 〜206 を上述のよ
うに立体的に配置し、その間隔を一定状態に保持するた
めに、図5に示すように複数の載置リブ231 〜2311
をボディ11aに形成してあり、夫々の載置リブ23に
対応する図示しない載置リブをカバー11b側に形成し
て、導電板20が一定状態で内部に配置されるようにし
てある。なお、夫々の層に配置される導電板20の上下
間隔は3.2mmを確保するようにし、十分な絶縁距離を
確保し、且つブロック1cの厚みを20mmと薄くするよ
うにしてある。
【0024】ところで、上述のように複数種の導電板2
1 〜206 を必要とすると、コストが高く付くという
問題がある。そこで、この点を改善する方法として以下
の方法を採用すればよい。上記導電板202 ,203
は表裏を逆にすると、導電板202 ,203 の接続部1
0a,10bとの間を接続する部分は図8(a),
(b)に示すように共通構造とすることが可能である。
そこで、夫々異なる部分、つまりは導電板20 2 の刃受
ばね2210と接続される部分と、導電板203 の刃受ば
ね226 と接続される部分を共に備えた金型を用いて、
上記導電板202 ,203 を共通に製造し、夫々の導電
板201 ,203 で不要な部分を後加工でカットするよ
うにすれば、この導電板202 ,203 を形成する金型
のコストを低減できる。
【0025】また、図8(c),(d)に示すように、
導電板204 ,205 及び栓刃21 2 ,213 は同じ形
状に形成し、夫々組込方向を変えることにより、同一の
ものを用いることができる。このように出来るだけ共通
金型を用いて導電板20を形成すれば、金型コストを抑
えてコストの低減が図れる。しかも、部品点数も減るの
で、部品供給面でのロスも少なくすることができる。
【0026】次に、ブロック1b,1aについて簡単に
説明する。なお、以下の説明は上記ブロック1b,1a
の特徴とする点のみについて行う。まず、ブロック1b
は、図1乃至図3に示すように、一側面から3つの接続
部10c1 を突設すると共に、他側面から3つの接続部
10c2 を突設してあり、内部回路は夫々対称に配置さ
れる接続部10c1 ,10c2 に接続される負荷2とス
イッチ3とを電源間に直列に接続するスイッチ回路を3
組備えた構成となっている。
【0027】上記内部回路を構成する導電板201 ’〜
203 ’は、夫々接続部10a,10bの対応する栓刃
21と刃受ばね22との間を略直線的に連結する構造と
なっており、導電板203 ’に接続部10c2 側の刃受
ばね2226,2228,2230を一体に連結してあり、導
電板202 ’に接続部10c1 側の刃受ばね2221,2
23,2225を一体に連結してある。そして、刃受ばね
2220,2231の間を導電板2020で連結し、刃受ばね
2222,2229の間を導電板2021、さらに刃受ばね2
24,2227の間を導電板2022で連結してある。
【0028】ここで、このブロック1bの場合にも、図
3に示すように導電板2020〜20 22を最下層に載置
し、その上に導電板202 ’を配置し、さらに最上部に
導電板201 ’,203 ’を配置した立体3層構造とし
てあり、全体形状が薄型且つ小型になるようにしてあ
る。ブロック1aは、図10〜図13に示すように、両
側面にコンセント4を接続する接続部10c3 を3個ず
つ設けたものであり、各接続部10c3 の3区画には夫
々刃受ばね22が配置され、夫々の接続部10c3 の刃
受ばね22は夫々接続部10a,10bの間に配設され
る導電板201 ”〜203 ”に接続してあり、上記導電
板201 ”〜203 ”を上記ブロック1bと同様に立体
3層構造で配設して全体形状が薄型且つ小型になるよう
にしてある。
【0029】ところで、このブロック1aにおいては導
電板201 ”,203 ”とは表裏を逆にすれば同一のも
のを用いることができる。また、上記ブロック1bの導
電板202 ’と、上記導電板201 ”,203 ”とは共
通金型を用いて接続することが可能である。つまり、ブ
ロック1bの導電板202 ’に先端に刃受ばね22を備
える導電板2040を例えば鋲接続などで連結可能として
おけば、導電ブロック202 ’を用いてブロック1aの
導電板201 ”,203 ”を形成することができる。ま
た、同様にしてブロック1bの導電板203 ’にも導電
板2040を接続可能としておけば、ブロック1bの導電
板203 ’を用いて導電板202 ”を形成することもで
きる。このようにすれば、ブロック1a,1bの導電板
20の金型コストを軽減することができる。
【0030】以下に、本発明の配線装置1を用いた屋内
配線方法について説明する。なお、上述の場合には送り
配線用のブロック1aとして6分岐タイプ、及び1つの
スイッチ3で負荷2をオン,オフするためのスイッチ回
路用のブロック1bとして3回路タイプのものについて
説明したが、以下の説明では4分岐タイプのブロック1
aと2回路タイプのブロック1bとを用いた場合につい
て説明する。さらに、配線装置1をブロック1a〜1c
を夫々1個ずつ用いて構成した場合について説明する。
【0031】図15の場合には、ブロック1aで電源ラ
インを3分岐し、各分岐端にコンセント4を接続してあ
る。また、ブロック1bには天井に設けられた負荷2と
しての照明器具と、部屋の入口のドア30の近傍に設け
たスイッチ3とに接続し、スイッチ3で照明器具の点灯
制御を行えるようにしてある。さらに、ブロック1cに
は負荷2としての壁に設けられたベッド照明が接続さ
れ、部屋の入口のドア30の近傍に設けられ上記天井の
照明器具の操作用のスイッチ3と連設されたスイッチ
3、及びベッド31の近傍の壁面に配置されたスイッチ
3とを接続してあり、いずれのスイッチ3によってもベ
ッド照明の点灯制御が行えるようにしてある。
【0032】このように本実施例の配線装置を用いて屋
内配線を行えば、電源ケーブル5及び負荷2や配線器具
3,4に接続される分岐ケーブル6の接続をコネクタ方
式で行うことができ、容易に配線作業が行える。しか
も、負荷2、配線器具3,4及び電源からのケーブル
5,6の接続を行うコネクタ7,8が対応する接続部1
0a,10b,10c1 〜10c3 だけに接続可能とす
る誤接続防止構造を設けてあるので、誤接続が行われな
い。従って、専門の知識を有する人でなくても容易に且
つ正確に配線が行える。なお、上述の説明では負荷2、
配線器具3,4及び電源という種別で誤動作防止構造を
設けた場合について説明したが、さらに誤接続を防止す
るために、各ブロック1a〜1c毎に接続できるコネク
タ7,8が一義的に決まるようにしても構わない。
【0033】ところで、上記屋内配線の場合には、分岐
ケーブル4を直接に負荷2や配線器具3,4に直接する
のではなく、中継ケーブル6bを用いて配線を行ってい
る。具体的には、すべての負荷2や配線器具3,4側の
器具ケーブル6aの先端にハーネスプラグ8を取り付
け、負荷2や配線器具3,4と配線装置1との間を中継
する中継ケーブル6bとして、配線装置1側にハーネス
プラグ8を取り付けると共に、負荷2あるいは配線器具
3,4側にハーネスコネクタ7を取り付けたものを用い
て屋内配線を行っている。このようにすれば、負荷2や
配線器具3,4との間の接続もコネクタ方式で簡単且つ
確実に行える。なお、夫々に接続される延長ケーブル6
bと器具ケーブル6aとの識別を行えるようにしておく
と、誤接続の恐れが少なくなる。
【0034】この屋内配線方法を採用すれば、部屋の間
取りや配線器具5の設置箇所が決まっているマンション
などにおいて、予め決まった長さの中継ケーブル6bを
用意しておきさえすれば、現場ではハーネスコネクタ7
とハーネスプラグ8との接続を行うだけであるので、結
線作業が容易となる。また、本実施例の配線装置1を屋
内の各所に予め設置しておき、長さの異なる中継ケーブ
ル6bを予め用意しておけば、屋内配線を自在に行うこ
とができ、部屋の間取りの変更や配線器具の設置場所を
変更する場合等にも容易に対応させることができる。
【0035】ところで、上述の説明においては天井配線
により屋内配線を行う場合について説明したが、本発明
は事務所などで適用されるいわゆるシステムフロアと呼
ばれる二重床構造の床などを用いた床配線や壁面を用い
た配線などにも適用でき、さらにはOAパネル等の什器
内の内部配線にも応用することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のように、少なくとも電源
ケーブル及び負荷と1つのスイッチに接続される複数の
分岐ケーブルを夫々コネクタ方式で接続する複数の接続
部を備えると共に、各接続部の間に上記負荷と1つのス
イッチとの間にそのスイッチにより負荷をオンまたはオ
フにする経路に切り替えられる回路部を内蔵し、負荷、
スイッチ及び電源からのケーブルの接続を行うコネクタ
及び接続部に対応するものだけを接続可能とする誤接続
防止構造を設けたものであり、電源ケーブル及び負荷や
スイッチに接続される分岐ケーブルの接続をコネクタ方
式で行うことにより、容易に配線作業が行え、また負
荷、スイッチ及び電源からのケーブルの接続を行うコネ
クタ及び接続部に対応するものだけを接続可能とする誤
接続防止構造を設けることにより、誤接続が行われず、
よって専門の知識を有する人でなくても容易に且つ正確
に配線が行える利点がある。しかも、各接続部の間に上
記負荷と1つのスイッチとの間にそのスイッチにより負
荷をオンまたはオフにする経路に切り替えられる回路部
を内蔵しているので、コネクタ接続を行うだけでスイッ
チで負荷のオン,オフを行うための配線を行うことがで
きる。
【0037】また、電源の送り配線用ケーブルを接続す
る接続部を備え、この接続部を他の同種の配線装置の電
源ケーブル用の接続部と接続自在とすることで、複数の
配線装置を連結可能であり、また送り配線用の接続部に
上記他の配線装置との機械的な固定を行う固定手段を設
けることにより、配線装置間の機械的な接続強度を強く
して機械的な十分な連結力を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の配線装置の1ブロックの分
解斜視図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上のカバーを外した状態での平面図である。
【図4】配線装置の他のブロックの斜視図である。
【図5】同上の分解斜視図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】同上の回路部の配設構造を示す斜視図である。
【図8】同上で金型コストを軽減する方法の説明図であ
る。
【図9】同上を連結した場合の斜視図である。
【図10】配線装置のさらに他のブロックの分解斜視図
である。
【図11】同上の平面図である。
【図12】同上のカバーを外した状態での平面図であ
る。
【図13】同上の回路部の構成部材の平面図である。
【図14】(a),(b)は夫々各ブロックを連結して
構成された配線装置を示す平面図である。
【図15】同上の配線装置を用いた屋内配線方法を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 配線装置 1a〜1c ブロック 2 負荷 3,4 配線器具 5 電源ケーブル 6 分岐ケーブル 7 ハーネスコネクタ 8 ハーネスプラグ 10a,10b,10c1 ,10c2 接続部 14b 縦溝 15 受け部 16 耳部 201 ’〜203 ’,2020〜2022 導電板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−179684(JP,A) 特開 昭59−90375(JP,A) 特開 昭63−115418(JP,A) 特開 昭63−236280(JP,A) 特開 昭60−89077(JP,A) 実開 昭62−167379(JP,U) 実開 昭61−23193(JP,U) 実開 昭57−25481(JP,U) 実開 昭61−103880(JP,U) 実開 平3−82588(JP,U) 実開 昭62−82585(JP,U) 実公 昭51−8145(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 31/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源を複数分岐して負荷やスイッチある
    いはコンセントなどの配線器具などに供給する配線装置
    であって、少なくとも電源ケーブル及び負荷と1つのス
    イッチに接続される複数の分岐ケーブルを夫々コネクタ
    方式で接続する複数の接続部を備えると共に、各接続部
    の間に上記負荷と1つのスイッチとの間にそのスイッチ
    により負荷をオンまたはオフにする経路に切り替えられ
    回路部を内蔵し、負荷、スイッチ及び電源からのケー
    ブルの接続を行うコネクタ及び接続部に対応するものだ
    けを接続可能とする誤接続防止構造を設けて成ることを
    特徴とする配線装置。
  2. 【請求項2】 電源の送り配線用ケーブルを接続する接
    続部を備え、この接続部を他の同種の配線装置の電源ケ
    ーブル用の接続部と接続自在とし、上記送り配線用の接
    続部に上記他の配線装置との機械的な固定を行う固定手
    段を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の配線装
    置。
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