JPH06283239A - 幹線分岐用配線装置 - Google Patents

幹線分岐用配線装置

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JPH06283239A
JPH06283239A JP5068564A JP6856493A JPH06283239A JP H06283239 A JPH06283239 A JP H06283239A JP 5068564 A JP5068564 A JP 5068564A JP 6856493 A JP6856493 A JP 6856493A JP H06283239 A JPH06283239 A JP H06283239A
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JP
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cable
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wiring
trunk
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JP5068564A
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Satoru Ueno
哲 上野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】分岐幹線及びその送り配線される幹線のケーブ
ルの配線作業を容易とする。 【構成】分岐幹線及びその送り配線される分岐幹線のケ
ーブルをハーネス方式でコネクタ接続する接続部11,
12を設ける。分岐幹線及びその送り配線される分岐幹
線のケーブルをコネクタ方式で接続可能とし、配線作業
を容易とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床下配線システムに用
いられる幹線分岐用配線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスビルなどにおいては、建物の床
面の上に適宜間隔をおいて新たに床面を形成し(以下、
このように形成された床をフリーアクセスフロアと呼
ぶ)、フリーアクセスフロア内(つまりは、建物の床面
と新たに形成された床面との間の空間)を利用して屋内
配線を行う床下配線方式が多く採用されるようになって
いる。
【0003】従来のこの種の床下配線では、複数の分岐
回路用配線装置を床下に設置し、分電盤からの分岐回路
を上記分岐回路用配線装置を用いて複数分岐することに
よりフリーアクセスフロア内で自在に配線し、複数のコ
ンセントに給電を行うようにしていた。上記分電盤は一
般に各フロアの壁面などに設けられ、幹線(例えば、単
相3線式200Vとアース線からなる4線)を複数の分
岐回路に分岐している。ここで、幹線には主幹ブレーカ
(例えば、100A用)を設け、各分岐回路毎に分岐ブ
レーカ(例えば、20A用)を設け、分岐回路には単相
2線式100Vあるいは200Vを供給していた。ま
た、分岐回路用のケーブルとしては接地極用の芯線を含
む3芯のものが用いられていた。
【0004】分岐回路用配線装置は、分岐回路を後段の
分岐回路用配線装置に送り配線すると共に、分岐回路を
さらに複数分岐する。そして、上記分岐回路用配線装置
と各ケーブルとの接続は、ハーネスコネクタを用いたい
わゆるハーネス接続により簡単に行えるようにしてい
た。しかしながら、上記床下配線システムでは例えば分
岐回路を新たに設ける場合には、分電盤との間の配線が
必要であるため、分電盤までのフリーアクセスフロアの
床板を上げて配線を行う必要があり、作業が大掛かりに
なるという問題があった。例えば、図11のアで示す位
置に新たな分岐回路のコンセントCを設ける場合、ア位
置と分電盤ロとの間の図中の斜線で示すフリーアクセス
フロアの床板を外す必要があった。
【0005】そこで、分岐回路を新たに設ける場合に、
広範囲で床板を外すことなく、施工を行える床下配線シ
ステムが提供されている。この床下配線システムでは、
分電盤で幹線から分岐した分岐幹線を床下に引き込み、
この分岐幹線を複数分岐する複数の幹線分岐用配線装置
を床下に設置し、上記幹線分岐用配線装置の適宜分岐端
にブレーカを介してコンセントを接続するようにしてあ
る。
【0006】この床下配線システムによれば、新たな分
岐回路を追加する場合、分岐回路を追加する箇所にブレ
ーカを設置し、このブレーカを幹線分岐用配線装置に接
続するだけで対応することができ、施工はブレーカと幹
線分岐用配線装置との床板を外すだけで行え、分電盤ま
での広い範囲での配線施工を行う必要がなく、分岐回路
の増設に容易に対応できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の分岐
用配線装置では、分岐幹線及びその送り配線される分岐
幹線用として、座金付きの端子ねじと端子板からなる接
続部を設け、特に分岐幹線及びその送り配線される分岐
幹線のケーブルは、いわゆるねじ締め式で接続されてい
た。このため、分岐幹線及びその送り配線される分岐幹
線のケーブルの接続に手間がかかり、結果的に床下配線
システムの施工に手間がかかるという問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、特に分岐幹線及びその
送り配線される幹線のケーブルの配線作業を容易とする
幹線分岐用配線装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、分岐幹線及びその送り配線さ
れる分岐幹線のケーブルをコネクタ接続する第1の接続
部を設けてある。なお、分岐幹線が接地極を有する場合
に、接地極用のケーブルを個別に配線する必要を無くす
ために、請求項2に示すように、各接続部に接地極用に
対応する端子を設けることが好ましい。
【0010】請求項3の発明では、上記目的を達成する
ために、分岐幹線及びその送り配線される分岐幹線のケ
ーブルを速結方式で接続する第1の接続部を設けてあ
る。なお、上記分岐幹線が接地極を有する場合におい
て、接地極用のケーブルの誤接続を防止するために、請
求項4に示すように、ケーブルの芯線を差し込む挿入口
が形成された面における接地極の挿入口が形成された部
分と、その他の極の挿入口が形成された部分とに個別に
凹所を形成することが好ましい。
【0011】
【作用】請求項1の発明は、上述のように分岐幹線及び
その送り配線される分岐幹線のケーブルをコネクタ接続
する第1の接続部を設けることにより、分岐幹線及びそ
の送り配線される分岐幹線のケーブルをコネクタ方式で
接続可能とし、配線作業を容易とする。
【0012】請求項2の発明では、各接続部に接地極用
に対応する端子を設けることにより、分岐幹線が接地極
を有する場合に、接地極用のケーブルを個別に配線する
必要を無くし、さらにケーブルの接続作業を容易とす
る。請求項3の発明では、分岐幹線及びその送り配線さ
れる分岐幹線のケーブルを速結方式で接続する第1の接
続部を設けることにより、分岐幹線及びその送り配線さ
れる分岐幹線のケーブルをいわゆる速結方式で接続可能
とし、配線作業を容易とする。
【0013】請求項4の発明では、ケーブルの芯線を差
し込む挿入口が形成された面における接地極の挿入口が
形成された部分と、その他の極の挿入口が形成された部
分とに個別に凹所を形成することで、接地極用の挿入口
をその他の極の挿入口と明確に識別できるようにし、分
岐幹線が接地極を有する場合において、接地極用のケー
ブルの誤接続を防止することを可能とする。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1乃至図7に基づいて本発明の一実施例
を説明する。図3にビルの1フロアにおける幹線配線状
態を示す。この幹線配線システムでは、分電室イにおい
て主幹線(図示せず)を複数分岐し、複数エリアの壁面
に設置された分電盤ロでさらに幹線L0 を複数分岐し、
それら分岐幹線L1 をフリーアクセスフロア内に引き込
み、本発明に係る幹線分岐用配線装置(以下、ジョイン
トボックスと呼ぶ)Aを用いて床下配線を行う。図3で
は分岐幹線L1 に付した黒丸がジョイントボックスAを
示す。このようにジョイントボックスAをエリア(ハ)
に複数配置しておくことにより、エリア(ハ)内の適宜
位置に自在に分岐回路L2 を設けることができる。
【0015】図4に各エリア(ハ)における配線例を示
し、さらに要部の具体的な構成を図5に示す。なお、説
明を簡単にするために、エリア(ハ)は長方形であると
して以下の説明を行う。分岐幹線L1 は複数のジョイン
トボックスAを介してエリア(ハ)の中央に従属配線す
る。ここで、ジョイントボックスAは、分岐幹線L1
のケーブルの所定長さ(例えば、3m)毎に設置する。
これにより、例えば図4の斜線で示すエリア(ハ)をさ
らに区分した領域ニに、ブレーカユニットBUを介して
コンセントCを接続可能とする。つまりは、エリア
(ハ)内に分岐回路L2 を適宜設けることを可能とす
る。
【0016】ここで、分岐回路L2 を新たに設ける場合
には、分岐回路L2 の追加を必要とする箇所にブレーカ
ユニットBUを設置し、このブレーカユニットBUとジ
ョイントボックスAとの間を接続し、ブレーカユニット
BUにコンセントCを接続することで対応させる。この
ようにすれば、新たな分岐回路L2 の追加の際に、分電
盤ロまでの広範囲の配線作業が不要になる。例えば、図
7におけるア位置にブレーカユニットBUを設置する場
合、図中斜線で示す部分の床だけを上げて、分岐回路L
2 を追加することができる。
【0017】また、上述のようにジョイントボックスA
を分岐幹線L1 用のケーブルの所定長さ毎に配置してあ
るのは、分岐幹線L1 用のケーブル長を短くして、ケー
ブルの種別として電流容量の小さいもの(例えば、VV
R線もしくはVCT線の8mm 2 や5.5mm2 のもの)も
用いることを可能とし、出来るだけ柔らかいケーブルを
使用することにより、配線作業を容易に行えるようにす
るためである。また、後述するようにハーネスコネクタ
HC及びハーネスプラグHPを用いた分岐幹線L1 用の
ケーブルの接続を行えるようにするためでもある。
【0018】ブレーカユニットBUとしては、床上に設
置されるタイプのもの(図5の左側に示す)と、床面に
埋設する形で設置されるタイプのもの(図5の右側に示
す)とが用いられる。床上設置型のブレーカユニットB
Uは、特に図5(b)に示すように、複数のコンセント
(テーブルタップなど)Cを接続する抜け止め構造を有
するコンセント部COを複数備え、内蔵するブレーカB
Rを介してコンセントCに電源の供給を行う。このブレ
ーカユニットBUは、ハーネスプラグHP付きのケーブ
ルCAによりジョイントボックスAに接続される。この
ブレーカユニットBUに接続されるコンセントCのコー
ドCDには抜け止め構造の電源プラグPを取り付けてあ
る。
【0019】床面埋設型のブレーカユニットBUは内部
にブレーカBRが内蔵され、ハーネスプラグHP付きの
ケーブルCAでジョイントボックスAに接続される。こ
こで、このブレーカユニットBUにもコンセント(テー
ブルタップ)Cを直接に接続することは可能であるが、
本実施例の場合には、上記ジョイントボックスAと同様
に分岐回線L2 をさらに複数分岐する分岐回路用の配線
装置(以下、ジョイントボックスと呼ぶ。なお、上記幹
線分岐用のジョイントボックスAと識別するために、分
岐回路用のジョイントボックスと呼ぶ)JBを用いて、
複数のコンセントCを接続可能としてある。この場合に
は、ブレーカユニットBUには、ジョイントボックスJ
B側のケーブルCAとしてハーネスコネクタHC付きの
ものを用い、コネクタ接続によりジョイントボックスJ
Bと接続できるようにしてある。なお、この分岐回路用
のジョイントボックスJBの構造は後述する幹線用のジ
ョイントボックスAとほぼ同じ構造であるので、説明は
省略する。
【0020】幹線分岐用のジョイントボックスAを図1
に示す。このジョイントボックスAは、図1(a)に示
すように、一端(図中の左側)に幹線L0 のケーブルC
Aに取り付けられたハーネスコネクタHC(図5参照)
を接続する接続部11を設け、他端(右側)に送り配線
される分岐幹線L1 のケーブルCAに取り付けられたハ
ーネスプラグHP(図5参照)を接続する接続部12を
設け、さらに両側部にブレーカユニットBUのケーブル
CAに取り付けられたハーネスプラグHPを接続する2
個の接続部13を夫々設けてある。
【0021】ジョイントボックスAのハウジング10
は、図2に示すように、上面が開口する箱状のボディ1
0aと、ボディ10aに被着される下面が開口する箱状
のカバー10bとで構成され、夫々対応させて4箇所に
形成された挿通孔17a,17bを通して組立鋲16を
かしめて組み合わせる構造としてある。なお、ボディ1
0a及びカバー10bは合成樹脂製である。
【0022】ボディ10a及びカバー10bの接続部1
1〜13に対応する部分には、複数の隔壁15を形成し
て、接続部11〜13の内部を複数の区画に分割してあ
り、夫々の隔壁15で分割される区画に導電板201
204 を収めるようにしてある。なお、導電板204
接地用であり、この接地極用の端子を幹線分岐用のジョ
イントボックスAに設けておくことにより、接地極用の
ケーブル(以下、アース線と呼ぶ)を個別に配線する必
要を無くし、配線作業を容易とするようにしてある。
【0023】夫々の導電板201 〜204 の一端(接続
部11側)には、栓刃部20aを形成し、他端(接続部
12側)に刃受部20bを形成してある。また、夫々の
導電板201 〜204 には先端に刃受部20bが形成さ
れた各種形状の導電片20cをかしめ連結し、分岐幹線
1 を接続部13に分岐している。各導電片20cの夫
々の刃受部20bは接続部13の内部に夫々収められ
る。なお、夫々の導電板201 〜204 は各非接触状態
でハウジング10内に収められることは言うまでもな
い。但し、この各導電板201 〜204 を各非接触状態
且つ極力絶縁する状態でハウジング10内に収めるため
に、ボディ10a,カバー10bに夫々の導電板201
〜204 を位置決めしたり、絶縁を施す隔壁などを形成
する場合もある。
【0024】上述の導電板201 〜204 を用いて形成
される内部回路を図6に示す。図6の場合には、分岐幹
線L1 には3線式の単相200Vが供給されるようにな
っており、ケーブルCAとしては接地極用の芯線を備え
る4芯構造のもの用いてある。また、ジョイントボック
スAでは夫々の分岐側に2線式の単相100Vを供給
し、夫々の分岐側のケーブルCAとしては接地極用の芯
線を備える3芯構造のものが用いられる。
【0025】各接続部11〜13に接続される周知のハ
ーネスコネクタHC及びハーネスプラグHPの構造につ
いて簡単に説明する。ハーネスプラグHPは、その前面
に凹部を形成してあり、その凹部内に複数本の栓刃が突
出する構造となっている。また、ハーネスコネクタHC
は、上記ハーネスプラグHPの凹部に嵌まる凸部30が
突設され(図5参照)、その凸部30の前面にハーネス
プラグHPの栓刃が挿入される栓刃挿入口(図1(b)
あるいは(c)に示す接続部12,13の栓刃挿入口1
4参照)が形成され、その内部の刃受ばねで栓刃を受け
る構造となっている。つまり、ハーネスコネクタHCの
凸部30をハーネスプラグHPの凹部に嵌め込むように
連結すると、ハーネスプラグHPの栓刃がハーネスコネ
クタHCの刃受ばねに電気的に接続される。
【0026】また、ハーネスプラグHPの上面にはロッ
ク釦31を設けてあり、このロック釦31のロック爪が
ハーネスコネクタHCの凸部の上面に形成された横溝か
らなるロック溝32に係止されることより、ハーネスコ
ネクタHCとハーネスプラグHPとの機械的な接続状態
が保持される。なお、ロック釦31を操作してロック爪
とロック溝32との係止状態を外せば、ハーネスコネク
タHCとハーネスプラグHPとの接続状態を外すことが
できるようになっている。さらに、ハーネスコネクタH
Cの凸部30の上面には縦溝33を形成し、ハーネスプ
ラグHPの凹部の内面には縦溝33に嵌まる突条を形成
し、用途の異なるハーネスコネクタHCとハーネスプラ
グHPとが接続されることを防止してある。
【0027】なお、詳細な説明は行わないが、上記幹線
分岐用のジョイントボックスAの接続部11は、ハーネ
スプラグHPの前端部と同様の構造に形成され、ロック
釦18も備え、且つ接続部12,13はハーネスコネク
タHCの前端部と同様の構造に形成され、ロック溝19
a及び縦溝19bを形成してある。分岐回路用のジョイ
ントボックスJBは、送り配線用の接続部12を除いた
構造とほぼ同じになっている。このジョイントボックス
JBでは、ブレーカユニットBUからのアース線を含む
3線式のケーブルCA及びコンセントCのコードCDを
ハーネス方式でコネクタ接続することで、容易に分岐回
路L2 を複数分岐できるようにしてある。なお、コンセ
ントCとしては、床面に埋設される埋込型コンセントC
も接続される。
【0028】上記幹線分岐用のジョイントボックスAを
用いた床下配線システムであれば、分岐幹線及びその送
り配線される分岐幹線のケーブルCAをハーネス方式で
コネクタ接続することができ、分岐幹線のケーブルCの
配線作業を容易に行える。従って、結果的には床下配線
を容易に行えることになる。 (実施例2)図8乃至図10に基づいて本発明の他の実
施例を説明する。上述の実施例1の場合には分岐幹線L
1 をコネクタ接続とすることで、特に分岐幹線L1 の配
線作業を容易としたものであったが、本実施例の場合に
は接続部11,12をケーブルを速結方式で接続する速
結端子構造とし、分岐幹線L1 の配線作業を容易とした
ものである。
【0029】ここで、速結方式のケーブル接続とは、被
覆を剥がして露出させたケーブルの芯線を、接続部に形
成された挿入孔に差し込むと、ケーブルの接続が行われ
る接続方法をいう。なお、この速結端子構造は従来より
周知の構造であるので、説明は概略的に行う。本実施例
のジョイントボックスAでは、接続部11’,12’の
端面(図8(a)中の左右に臨む面)に、被覆を剥がし
て露出させた分岐幹線L1 のケーブル(この種の電線と
してはVVF線が用いられる)CAの芯線を挿入する挿
入孔14’Aを形成してある。
【0030】なお、接地極のケーブルCAの挿入孔1
4’が形成された部分と、その他の極の挿入口14’が
形成された部分とには、個別に凹所25a,25bを形
成してある。このように凹所25a,25bを形成する
ことで、接地極用の挿入口14’とその他の極の挿入口
14’と明確に識別し、分岐幹線L1 が接地極を有する
場合において、接地極用のケーブルの誤接続を防止し、
電源短絡事故を防止するようにしてある。
【0031】本実施例の場合には、図9に示すように、
側方に開口するコ字状の端子板部26を導電板201
204 の両端に形成し、この端子板部26内に鎖錠ばね
27を収納して速結端子構造としてある。また、接地極
用の導電板204 及び導電板201 〜203 の夫々のケ
ーブルを外す場合に操作される解除釦28を備えてい
る。なお、図9では図示してないが、鎖錠ばね27は夫
々の端子板部26毎に備えており、解除釦28は接続部
12’側にも同様のものを一対備えている。
【0032】接続部11,12の挿入孔24からケーブ
ルの芯線を挿入すると、端子板部26と鎖錠ばね27と
の間に芯線が弾性挟持されると共に、鎖錠ばね27が芯
線に係止し、ケーブルの抜けが防止される。そして、解
除釦28を解除穴29を通して工具で操作すると、鎖錠
ばね27とケーブルの芯線の係止状態を外して、ケーブ
ルを外すことができるようにしてある。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明では上述のように、分岐
幹線及びその送り配線される分岐幹線のケーブルをコネ
クタ接続する第1の接続部を設けてあるので、分岐幹線
及びその送り配線される分岐幹線のケーブルをコネクタ
方式で接続でき、配線作業が容易となる。
【0034】請求項2の発明では、各接続部に接地極用
に対応する端子を設けてあるので、分岐幹線が接地極を
有する場合に、接地極用のケーブルを個別に配線する必
要がなく、さらに配線作業を容易に行える。請求項3の
発明では、分岐幹線及びその送り配線される分岐幹線の
ケーブルを速結方式で接続する第1の接続部を設けてあ
るので、分岐幹線及びその送り配線される分岐幹線のケ
ーブルをいわゆる速結方式で接続でき、配線作業が容易
となる。
【0035】請求項4の発明では、ケーブルの芯線を差
し込む挿入口が形成された面における接地極の挿入口が
形成された部分と、その他の極の挿入口が形成された部
分とに個別に凹所を形成してあるので、接地極用の挿入
口をその他の極の挿入口と明確に識別でき、分岐幹線が
接地極を有する場合において、接地極用のケーブルの誤
接続を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本願発明の一実施例の幹線分
岐用配線装置の平面図、側面図及び正面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】ビルの1フロアの幹線配線状態を示す説明図で
ある。
【図4】1エリアの配線状態を示す説明図である。
【図5】(a),(b)はエリア内の要部の配線方法を
示す平面図及び側面図である。
【図6】幹線分岐用配線装置の幹線分岐状態を示す回路
図である。
【図7】分岐回路を増設する場合の施工方法の説明図で
ある。
【図8】(a)〜(c)は他の実施例の幹線分岐用配線
装置の平面図、側面図及び正面図である。
【図9】同上の分解斜視図である。
【図10】エリア内の要部の配線方法を示す説明図であ
る。
【図11】従来の床下配線システムにおける分岐回路を
増設する場合の問題点の説明図である。
【符号の説明】
0 幹線 L1 分岐幹線 L2 分岐回路 A ジョイントボックス BR ブレーカ C コンセント CA ケーブル 11,11’,12,12’,13接続部 204 導電板 25a,25b 凹所

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幹線から分岐され床下に引き込まれた分
    岐幹線を複数分岐する幹線分岐用配線装置を床下に複数
    設置しておき、上記幹線分岐用配線装置の適宜分岐端に
    ブレーカを介してコンセントを接続し、床下の空間を用
    いて屋内配線を行う床下配線システムの幹線分岐用配線
    装置であって、分岐幹線及びその送り配線される分岐幹
    線のケーブルをコネクタ接続する第1の接続部と、分岐
    回路側のケーブルをコネクタ接続する第2の接続部とを
    備えて成ることを特徴とする幹線分岐用配線装置。
  2. 【請求項2】 上記各接続部に接地極用に対応する端子
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の幹線分岐
    用配線装置。
  3. 【請求項3】 幹線から分岐され床下に引き込まれた分
    岐幹線を複数分岐する幹線分岐用配線装置を床下に複数
    設置しておき、上記幹線分岐用配線装置の適宜分岐端に
    ブレーカを介してコンセントを接続し、床下の空間を用
    いて屋内配線を行う床下配線システムの幹線分岐用配線
    装置であって、分岐幹線及びその送り配線される分岐幹
    線のケーブルを速結方式で接続する第1の接続部と、分
    岐回路側のケーブルをコネクタ接続する第2の接続部と
    を備えて成ることを特徴とする幹線分岐用配線装置。
  4. 【請求項4】 上記分岐幹線が接地極を有する場合にお
    いて、被覆を剥がして露出されたケーブルの芯線を差し
    込む挿入口が形成された面における接地極の挿入口が形
    成された部分と、その他の極の挿入口が形成された部分
    とに個別に凹所を形成して成ることを特徴とする請求項
    2記載の幹線分岐用配線装置。
JP5068564A 1993-03-26 1993-03-26 幹線分岐用配線装置 Pending JPH06283239A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104335424A (zh) * 2012-04-13 2015-02-04 Wago管理有限责任公司 电路分配器

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CN104335424A (zh) * 2012-04-13 2015-02-04 Wago管理有限责任公司 电路分配器

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