JP2573456B2 - 屋内配線システム - Google Patents

屋内配線システム

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JP2573456B2
JP2573456B2 JP4318626A JP31862692A JP2573456B2 JP 2573456 B2 JP2573456 B2 JP 2573456B2 JP 4318626 A JP4318626 A JP 4318626A JP 31862692 A JP31862692 A JP 31862692A JP 2573456 B2 JP2573456 B2 JP 2573456B2
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哲 上野
亨 花原
修 山田
修 覚野
日出夫 中川
務 公受
裕仁 伊藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の床面上に適宜間
隔をおいて新たに床面を形成し、建物の床面と新たに形
成された床面との間の空間を利用して屋内配線を行う屋
内配線システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスビルなどにおいては、建物の床
面の上に適宜間隔をおいて新たに床面を形成し(以下、
このように新たに形成された床をフリーアクセスフロア
と呼ぶ)、フリーアクセスフロア内(つまりは、建物の
床面とフリーアクセスフロアの床面との間の空間)を利
用して屋内配線を行う屋内配線方式が多く採用されるよ
うになっている。
【0003】従来のこの種の屋内配線システムでは、図
17に示すように、分電盤Aによる分岐回路L1 を分岐
装置(以下、ジョイントボックスと呼ぶ)Bを用いて複
数分岐し、コンセントC1 ,C2 に給電を行う。ここ
で、壁面イの幹線L0 及び分岐回路L1 は配管ホを通し
て配線してある。また、分岐回路L1 用のケーブルは複
数のジョイントボックスBを用いてフリーアクセスフロ
ア(ロ)内で自在に引き回される。この分岐回路L1
のケーブルとしてはVVF線が用いられている。
【0004】上記分電盤Aは一般に各フロアの壁面イな
どに複数設けられ、夫々の分電盤Aで幹線L0 (例え
ば、単相3線式200Vとアース線からなる4線)を複
数の分岐回路L1 に分岐している。ここで、幹線L0
は主幹ブレーカBR0 (例えば、100A用)を設け、
各分岐回路L1 毎に分岐ブレーカBR1 (例えば、20
A用)を設けてある。なお、分岐回路L1 には単相2線
式100Vあるいは200Vが供給され、アース線を加
えた3線になっている。
【0005】ジョイントボックスBは、分岐回路L1
後段のジョイントボックスBに送り配線すると共に、分
岐回路L1 をさらに複数分岐する。そして、上記ジョイ
ントボックスBへの各ケーブルの接続は、ハーネス構造
のコネクタを用いたいわゆるハーネス接続により簡単に
行えるようにしてある。上記屋内配線システムでは、フ
リーアクセスフロア(ロ)の内部にコンセントC1 を設
けるか、あるいはフリーアクセスフロア(ロ)の床板上
にコンセントC 2 を設け、これらコンセントC1 ,C2
を介してOA機器Dの電源プラグが接続されるコンセン
ト(例えば、テーブルタップ)C3 に給電が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記屋
内配線システムでは例えば分岐回路L1 を新たに設ける
場合には、分電盤Aとの間の配線が必要であるため、分
電盤Aまでのフリーアクセスフロア(ロ)の床板を上げ
て配線を行う必要があり、分電盤AとOA機器Dとの間
が離れている場合、作業が大変になるという問題があっ
た。例えば、図18のハで示す位置に新たな分岐回路L
1 のコンセントC1 ,C2 を設ける場合、図中の斜線で
示すフリーアクセスフロア(ロ)の床板を外す必要があ
る。
【0007】また、上記フリーアクセスフロア(ロ)内
には通話・情報系の信号線L2 の配線も同時に行われ
る。この場合、図19に示すように、信号線(例えば、
ツイストペア線)L2 のフリーアクセスフロア(ロ)の
床面から引き出した終端に露出型のモジュラコネクタM
Cを設け、このモジュラコネクタMCにOA機器(例え
ば、オンライン端末など)DのモジュラプラグMPを接
続していた。つまり、電源用と通話・情報用に夫々モジ
ュラコネクタMCとコンセントC3 とを設置する必要が
あるため、施工に手間がかかるという問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、電源ラインの分岐回路
の追加に容易に対応でき、且つ通話・情報ラインの追加
を電源ラインの分岐回路の追加と共に行う場合にも容易
に対応できる屋内配線システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明では、上記目的を
達成するために、建物の床面上に適宜間隔をおいて新た
に床面を形成し、建物の床面と新たに形成された床面と
の間の空間を利用して屋内配線を行う屋内配線システム
であって、分電盤で幹線から分岐された分岐幹線を、新
たに設けられた床面の下に引き込んで、複数の分岐装置
を用いて建物の床面と新たな床面との間で自在に配線
し、上記分岐装置による分岐端に接続されるブレーカ
このブレーカを介して給電を受ける複数のコンセント
よび通話・情報用のモジュラジャックを少なくとも一体
に備えたコンセントユニットと、コンセントユニットが
備えるコンセントに接続される栓刃、栓刃を介してコン
セントユニットから給電を受ける複数のコンセント及び
通話・情報用のモジュラジャックを少なくとも一体に備
えた増設用コンセントユニットとを備えている。
【0010】
【0011】
【作用】本発明は、上述のように分電盤で幹線から分岐
された分岐幹線を、新たに設けられた床面の下に引き込
んで、複数の分岐装置を用いて建物の床面と新たな床面
との間で自在に配線し、上記分岐装置による分岐端に接
続されるブレーカこのブレーカを介して給電を受ける
複数のコンセントおよび通話・情報用のモジュラジャッ
クを少なくとも一体に備えたコンセントユニットと、コ
ンセントユニットが備えるコンセントに接続される栓
刃、栓刃を介してコンセントユニットから給電を受ける
複数のコンセント及び通話・情報用のモジュラジャック
を少なくとも一体に備えた増設用コンセントユニットと
を備えることにより、従来の分電盤からOA機器までの
分岐回路をコンセントユニットのブレーカ以降とし、分
岐回路を新たに追加する場合に、コンセントユニットの
増設と、このコンセントユニットと分岐装置との間の配
線を行うことで対応可能とし、分岐回路の追加を大幅な
配線作業を必要とすることなく行うことを可能とする
ともに、分岐回路の追加と共に行われる通話・情報ライ
ンの追加にも、別個にモジュラコンセントなどを設置す
ることなく、同時に対応可能とし、しかも、コンセント
ユニットのコンセントに増設コンセントユニットの栓刃
を接続することで増設コンセントユニットを並設するこ
とでモジュラジャックを使用するOA機器以外に電話機
を接続することもでき、さらには、増設コンセントユニ
ットのコンセントに別の増設コンセントユニットの栓刃
を接続して増設コンセントユニットを増設することがで
き、コンセントユニットの増設が容易に行なえる
【0012】
【0013】
【実施例】図1乃至図15に基づいて本発明の一実施例
を説明する。本実施例の屋内配線システムも、図1に示
すように、分電盤Aで幹線L0 を複数分岐し、夫々の分
岐回路L0 ’を分岐装置としてのジョイントボックスB
で分岐し、フリーアクセスフロア(ロ)内に分岐回路L
0 ’を自在に配線している。但し、本実施例の場合に
は、分電盤Aに設けた主幹ブレーカBR0 を例えば20
0A用にしてあり、分岐ブレーカBR1 は夫々50A用
としてある。つまり、本実施例の場合には、分電盤Aに
よる分岐回路L0 ’の電流容量を従来より大きくし、こ
の分岐回路L0’を幹線とほぼ同様に用いてある点が異
なる。従って、上記分岐回路L0 ’を以下分岐幹線と呼
ぶ。
【0014】そして、本実施例ではジョイントボックス
Bで分岐した分岐幹線L0 ’の分岐端にコンセントユニ
ットCUを設けてある。このコンセントユニットCU
は、20A用のブレーカBR2 と、このブレーカBR2
を介して給電される複数のコンセントC4 ,C4 ’と、
通話・情報用のモジュラジャックMJとを一体に内蔵し
ている。コンセントC4 ,C4 ’は前面と側面とに夫々
設け、前面に設けられるコンセントC4 は接続部を複数
備える。なお、夫々の接続部はアース端子付のものであ
る。モジュラジャックMJは2個備え、一方をフリーア
クセスフロア(ロ)の床面から引き出される信号線L2
の接続用として用い、他方を電話機やOA機器D用の接
続用として用いる。
【0015】コンセントユニットCUは、図4に示すよ
うに、背面が開口する箱状のボックス10と、このボッ
クス10の開口する背面に被着される裏カバー11とで
ハウジングが形成されている。ボックス10の前面に
は、JIS規格に適合する大角形の3個モジュール寸法
の開口部12を3個形成し、夫々の開口部12に、ブレ
ーカBR2 、コンセントC4 、及びモジュラジャックM
Jが取り付けられる。このボックス10のコーナ部には
コンセントユニットCUの固定用の挿通孔27を形成し
てある。
【0016】ブレーカBR2 としては汎用のものを使用
し、汎用の取付枠13を用いて開口部12に取り付けら
れる。なお、ブレーカBR2 のハンドル15が誤って操
作されることを防止するために、取付枠13にはハンド
ル15を被覆するハンドルカバー14が開閉自在に取り
付けられている。このハンドルカバー14は、ブレーカ
BR2 のオン,オフ状態を確認できるように、一部もし
くは全体が透明樹脂で形成されている。
【0017】なお、上記ハンドルカバー14は図8
(a)に示すように、上下方向に開閉するものである
が、同図(b)に示すように左右に開閉するもの、同図
(c),(d)に示すように上下あるいは左右にスライ
ドするものなどであってもよい。コンセントユニットC
Uの前面に取り付けられるコンセントC4 としては、接
地端子付きの15A,125Vのダブルコンセントが使
用されている。このコンセントC4 には、埋込型の既製
の配線器具を埋込ボックスに取り付ける場合に用いる取
付枠に相当する取付枠部16を一体に形成してある。な
お、取付枠部16は一部を切除し、既製の取付枠よりも
小型にしてある。
【0018】モジュラジャックMJは既製の合成樹脂製
の取付枠17を用いて開口部12に取り付けられる。こ
こで、モジュラジャックMJは既製の埋込型の配線器具
の1個モジュール寸法に形成してあるので、モジュラジ
ャックMJの間に1個モジュール寸法のブランクチップ
18を入れて、モジュラジャックMJの間に隙間ができ
ないようにしてある。なお、モジュラジャックMJの取
付枠17への取付は、既製の埋込型の配線器具と同様
に、係止爪19によりワンタッチで行われる。
【0019】図3(a)に上記夫々のブレーカBR2
コンセントC4 及びモジュラジャックMJを取付けた状
態を示す。なお、ボックス10の上記モジュラジャック
MJの取付部の回りは、隔壁10aと絶縁セパレータ2
3を用いて電源部と絶縁してある。なお、絶縁セパレー
タ23は、モジュラジャックMJの取付が容易に行える
ように用いてある。
【0020】分岐幹線L0 ’のケーブルCAは、ボック
ス10の側面及び下面あるいは裏カバー11の1つの角
部に形成された切欠部21,22を通してコンセントユ
ニットCU内に引き込まれる。ここで、切欠部21,2
2は、コンセントユニットCUの取付方法により、ケー
ブルCAを引く出す方向を変えることができるように、
側方、背方及び下方の3方向に引き出すことができるよ
うに形成してある。
【0021】このコンセントユニットCU内部の結線方
法を図11に示す。なお、ブレーカBR2 のねじ締め式
の入力端子に接続される分岐幹線L0 ’のケーブルCA
は張力止めされる。つまり、ケーブルCAを張力止め具
20を用いてボックス10に固定し、ケーブルCAが引
っ張られても、ブレーカBR2 の入力端子に力が加わら
ないようにしてある。また、ブレーカBR2 の入力端子
が例えば速結構造の端子になっており、ケーブルCAの
芯線が単線でなく、より線である場合には、ケーブルC
Aの芯線部に棒状圧着端子24を圧着カバー25で取り
付けて、速結式で接続できるようにすればよい。
【0022】コンセントユニットCUの側面に取り付け
られるコンセントC4 としては、電源プラグを差し込ん
で所定角度回転させると、抜け止めが施される抜け止め
構造のものを用いてある。このコンセントC4 は剛性を
有する押さえ板26を用いてボックス10に取り付けら
れる。なお、詳細な説明は省略するが、ブレーカBR 2
の取付枠13への取付や、各取付枠13,17及び取付
枠部16のボックス10への取付、押さえ板26のボッ
クス10への取付は固定ねじを用いて行う。
【0023】上記コンセントユニットCUのフリーアク
セスフロア(ロ)の床面への取付は、図9に示すよう
に、L字状の取付板30の固定片30aをボルト31及
びナット32でフリーアクセスフロア(ロ)の床板ホに
固定し、取付片30bにコンセントユニットCUを取り
付けることにより行う。なお、ケーブルCAや信号線L
2 は床板ホに穿設されブッシング34が嵌められた貫通
孔33を通して床上に引出し、コンセントユニットCU
と接続すればよい。
【0024】また、図10に示すようにコンセントユニ
ットCUの挿通孔27を通してコンセントユニットCU
を直接に床面に取り付けることも可能である。さらに、
図11に示すように、上記取付板30の固定片30aを
床下に通す形状に形成し、建物の床面に取付板30を固
定してもよい。さらにまた、図12あるいは図13に示
すように、床面に固定される取付具35,36に対して
上記取付板30を固定するようにしてもよい。なお、図
12の取付具35は、角形の鍔片35aから2本の脚片
35bを垂設し、これら脚部35bに上下位置を可変自
在な挟み片35cを取り付け、鍔片35aと挟み片35
cとで床板ホの開口周縁を挟んで固定される。また、図
13は円筒状で上部に鍔を有する雄ねじ部36aと、円
筒状で下部に鍔部を有する雌ねじ部36bとを螺合し、
鍔部で床板ホの開口周縁を挟んで固定される。なお、図
12及び図13の場合には取付具35,36に上下に貫
通する部分を備え、ケーブルCAを貫通部を通して引き
出させるようになっている。
【0025】本実施例では、コンセントユニットCUが
ブレーカBR2 を備えているので、このブレーカBR2
以降が図14における20A分岐回路L1 となる。従っ
て、OA機器Dなどを新たに設定する場合、その近傍に
コンセントユニットCUを設置し、このコンセントユニ
ットCUとジョイントボックスBとの間の配線を行えば
よい。例えば、図14のハで示す位置にコンセントユニ
ットCUを設置する場合には、図中破線で示すフリーア
クセスフロア(ロ)の床板を外すだけで、分岐回路L1
の追加を行え、配線作業が容易となる。
【0026】なお、ジョイントボックスBとコンセント
ユニットCUとの間の配線長が3m以内であれば、VV
F線などでなく、キャブタイヤケーブルを使用でき、配
線作業を容易に行える。ここで、キャブタイヤケーブル
は法規的には分岐幹線L0 の電流容量を満足しないが、
コンセントユニットCUのブレーカBR2 が20A用で
あるので、この分岐路には20Aまでの電流しか流れな
いので、キャブタイヤケーブルを使用できる。
【0027】また、ジョイントボックスBから遠い箇所
に新たにコンセントユニットCUを設置する場合、ジョ
イントボックスB間の分岐幹線L0 ’用のケーブルを切
断し、新たにジョイントボックスBを設けたり、あるい
は複数のジョイントボックスBを経由させて分岐幹線L
0 を延長したりすることにより、新たな分岐回路L1
追加に対応させることができる。また、このコンセント
ユニットCUのコンセントC4 にコンセント(テーブル
タップ)C3 を接続することで、使用者が自在に床上配
線を行うことができる。
【0028】ところで、通話・情報ラインを追加する場
合には、フリーアクセスフロア(ロ)の内部に設置され
た集合モジュラコンセントMC’とコンセントユニット
CUのモジュラジャックMJとの間を、両端にモジュラ
プラグが取り付けられた信号線L2 を用いて接続されば
よい。このようにコンセントユニットCUがモジュラジ
ャックMJを一体に備えるので、モジュラコンセントM
Cを別個に設置する必要がない。
【0029】但し、モジュラジャックMJを使用するO
A機器(例えば、オフライン端末)D以外に電話機Eが
ある場合、コンセントユニットCUだけでは対応できな
い。そこで、本実施例の屋内配線システムでは増設コン
セントユニットCU’を備えている。この増設コンセン
トユニットCU’は、図2に示すように、コンセントC
4 とモジュラジャックMJとを一体的に内蔵し、図6に
示すようにほぼコンセントユニットCUと同じ外観を呈
するように形成されている。なお、ハウジング構造やコ
ンセントC4 やモジュラジャックMJの取付構造なども
コンセントユニットCUと同じになっている。
【0030】そして、一側面にコンセントユニットCU
の側面に設けられたコンセントC4’に接続される栓刃
11及びアースピン12からなる電源プラグPが突設さ
れ、この電源プラグPからコンセントC4 に給電を行う
ようにしてある。なお、電源プラグPとしては抜け止め
構造を有するものを用いることが好ましい。この増設コ
ンセントユニットCU’は栓刃11及びアースピン11
を、コンセントユニットCUのコンセントC4 ’に接続
する(いわゆるプラグイン接続する)ことで、コンセン
トユニットCUに並設される。このように増設コンセン
トユニットCU’を並設すれば、図15に示すように、
モジュラジャックMJを使用するOA機器D以外に電話
機Eを接続することができる。
【0031】また、隣の机トの上にさらに別のOA機器
Dや電話機Eが設置される場合が考えられる。そこで、
本実施例の屋内配線システムでは、図2に示す電源コー
ド付の電源プラグP’を備える増設コンセントユニット
CU”を用いればよい。この増設コンセントユニットC
U”を増設コンセントユニットCU’にさらに増設すれ
ば、別の机トの上に設置されたOA機器Dや電話機Eを
接続できる。
【0032】ところで、以上の説明においては、コンセ
ントユニットCUあるいは増設コンセントユニットC
U’がモジュラジャックMJを備えていたが、分岐回路
の追加だけに対応させる場合には、図16に示すよう
に、モジュラジャックMJの代わりにコンセントC4
設けるものを用いればよい。
【0033】
【発明の効果】発明は上述のように、分電盤で幹線か
ら分岐された分岐幹線を、新たに設けられた床面の下に
引き込んで、複数の分岐装置を用いて建物の床面と新た
な床面との間で自在に配線し、上記分岐装置による分岐
端に接続されるブレーカこのブレーカを介して給電を
受ける複数のコンセントおよび通話・情報用のモジュラ
ジャックを少なくとも一体に備えたコンセントユニット
と、コンセントユニットが備えるコンセントに接続され
る栓刃、栓刃を介してコンセントユニットから給電を受
ける複数のコンセント及び通話・情報用のモジュラジャ
ックを少なくとも一体に備えた増設用コンセントユニッ
トとを備えているので、従来の分電盤からOA機器まで
の分岐回路をコンセントユニットのブレーカ以降とし、
分岐回路を新たに追加する場合に、コンセントユニット
の増設と、このコンセントユニットと分岐装置との間の
配線を行うことで対応でき、分岐回路の追加を大幅な配
線作業を必要とすることなく行うことができるととも
に、分岐回路の追加と共に行われる通話・情報ラインの
追加にも、別個にモジュラコンセントなどを設置するこ
となく、同時に対応可能とし、しかも、コンセントユニ
ットのコンセントに増設コンセントユニットの栓刃を接
続することで増設コンセントユニットを並設することで
モジュラジャックを使用するOA機器以外に電話機を接
続することもでき、さらには、増設コンセントユニット
のコンセントに別の増設コンセントユニットの栓刃を接
続して増設コンセントユニットを増設することができ、
コンセントユニットの増設が容易に行なえるという効果
がある
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の屋内配線システムのシステ
ム構成図である。
【図2】同上の要部構成であるコンセントユニット及び
増設コンセントユニットを示す斜視図である。
【図3】(a)〜(d)はコンセントユニットの各構成
の取付構造を示す正面断面図、側面断面図、平面断面
図、及び異なる破断面での平面断面図である。
【図4】同上のコンセントユニットの分解斜視図であ
る。
【図5】コンセントユニットの内部結線図である。
【図6】増設ユニットの各構成の取付構造を示す正面断
面図である。
【図7】(a)〜(c)はブレーカに取付枠を取り付け
た状態を示す平面図、側面図及び底面図である。
【図8】(a)〜(d)は夫々ブレーカ用の各種ハンド
ルカバー構造を示す説明図である。
【図9】(a),(b)はコンセントユニットの施工状
態を示す正面図及び側面図である。
【図10】コンセントユニットの別の施工状態を示す正
面図である。
【図11】(a),(b)はコンセントユニットのさら
に別の施工状態を示す正面図及び側面図である。
【図12】(a),(b)はコンセントユニットのさら
に異なる施工状態を示す正面図及び側面図である。
【図13】(a),(b)はコンセントユニットのさら
に異なる施工状態を示す正面図及び側面図である。
【図14】分岐回路を追加する場合の配線作業方法の説
明図である。
【図15】実際の施工状態の説明図である。
【図16】分岐回路の追加だけに対応させたコンセント
ユニット及び増設コンセントユニットを示す斜視図であ
る。
【図17】従来の屋内配線システムの説明図である。
【図18】同上の問題点の説明図である。
【図19】さらに他の問題点の説明図である。
【符号の説明】
A 分電盤 L0 幹線 L0 ’ 分岐幹線 B ジョイントボックス CU コンセントユニット BR2 ブレーカ C4 コンセント MJ モジュラジャック ロ フリーアクセスフロア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 修 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 覚野 修 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 中川 日出夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 公受 務 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 伊藤 裕仁 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−226215(JP,A) 実開 昭63−41879(JP,U) 実開 昭62−78024(JP,U) 実開 昭63−182484(JP,U) 実開 昭64−43574(JP,U) 実開 平1−146490(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の床面上に適宜間隔をおいて新たに
    床面を形成し、建物の床面と新たに形成された床面との
    間の空間を利用して屋内配線を行う屋内配線システムで
    あって、分電盤で幹線から分岐された分岐幹線を、新た
    に設けられた床面の下に引き込んで、複数の分岐装置を
    用いて建物の床面と新たな床面との間で自在に配線し、
    上記分岐装置による分岐端に接続されるブレーカこの
    ブレーカを介して給電を受ける複数のコンセントおよび
    通話・情報用のモジュラジャックを少なくとも一体に備
    えたコンセントユニットと、コンセントユニットが備え
    るコンセントに接続される栓刃、栓刃を介してコンセン
    トユニットから給電を受ける複数のコンセント及び通話
    ・情報用のモジュラジャックを少なくとも一体に備えた
    増設用コンセントユニットとを備えて成ることを特徴と
    する屋内配線システム
JP4318626A 1992-11-27 1992-11-27 屋内配線システム Expired - Lifetime JP2573456B2 (ja)

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Cited By (1)

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