JP3491169B2 - 埋設型コンセント - Google Patents
埋設型コンセントInfo
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Description
設されて電気機器のプラグを接続することにより電気機
器に電源を供給するための埋設型コンセント、殊に複数
のプラグを接続するのに適した埋設型コンセントに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、図9に示すように室内で使用する
電気機器に電気を供給するための手段として電気機器の
プラグ1aを接続するためのコンセント2aとが壁面3
aに配設されている。 【0003】このコンセント2aは、コンセント本体4
aに収装されたプラグ1aの差込刃5aが接続される受
刃端子6aと、コンセント本体4aの表面を覆って配設
されるプレート7aの表面8aに形成された前記受刃端
子6aに通じる差込刃5aの差込口9aとによって形成
されるプラグ接続部10aが形成されている。 【0004】このように、プラグ接続部10aがプレー
ト7aの表面8aに沿って形成されていることから、接
続したプラグ1aが壁面3aに大きく突出することにな
り、殊に、コンセント2aの前面に機器や家具を設置す
る場合には壁面との間に大きな隙間が形成されて室内の
有効利用が図れない、という問題がある。 【0005】また、近頃では例えばビデオやオーディオ
機器ならびにコンピュータなどのように多数の機器を同
時に使用することが要求され、一つのコンセントから電
気を供給する手段として、例えば図9に示したように複
数のプラグ接続部11aを有するタップ12aが用いら
れていた。 【0006】ところが、タップ12aを用いてプラグ接
続部3aを増設させた場合には、接続したプラグ1aが
タップ12aの高さだけ更に大きく突出してしまうとと
もに、コンセント2aのプラグ接続部10aに差し込ま
れるタップ12aには複数のプラグ1aが接続されてい
るため、タップ12aが抜けやすく、更に、電気的接続
箇所が増えるために接触抵抗が増加するとともに接続不
良の確率が増加するなど、確実に電気的接続を行なうこ
とができない虞がある、という問題があった。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のコンセントは、接続したプラグが表
面側に大きく突出してしまうとともに、複数のプラグを
接続するのに適していない、という点である。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、コンセント本
体に収装されたプラグの差込刃が接続される受刃端子
と、前記コンセント本体の表面を覆って配設されるふた
体に形成された前記受刃端子に通じる前記差込刃の差込
口とによって形成されるプラグ接続部と、コンセント本
体の所定の高さ位置において外装される取付枠と、コン
セント本体の裏面に配設されている接続端子とを有する
埋設型コンセントにおいて、前記ふた体は 裏面を開口し
た所定の高さを有する函形に形成されているとともに、
その側面ならびに頂面に沿って前記プラグ接続部が形成
されており、前記側面ならびに頂面に沿って形成されて
いる前記プラグ接続部の差込刃が接続される受刃端子と
前記接続端子がそれぞれ極性が異なる受刃端子ごとにま
とめて一体に形成されている構成により、複数のプラグ
を接続しても確実に電気的接続を行なうことができるも
のである。 【0009】 【作用】プラグがふた体の所定高さを有する側面に沿っ
て形成されたプラグ接続部に接続されることになり、接
続されたプラグがふた体の高さ以上に表面側に突出する
ことがない。 【0010】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 【0011】図1乃至図8は本発明を複数の接続口を有
する壁面取付型のコンセントについて実施した場合の一
例を示すものであり、主としてプラグ1の差込刃11が
接続される受刃端子21などの端子部2が収装されたコ
ンセント本体3と、コンセント本体3の表面を覆って配
設されるふた体4と、コンセント本体3の所定の高さ位
置において外装される取付枠5と、取付枠5の表面を覆
う外装プレート6およびふた体4と外装プレート6との
間に配置される化粧プレート7などから構成される。 【0012】そして、コンセント本体3に被せられるふ
た体4は絶縁性を有する硬質合成樹脂により裏面を開放
した函形に形成され、左右の側面41,42にはプラグ
1の差込刃11を差し込むための2つの挿入口により形
成される二つの差込口43,43が長さ方向へ向けてそ
れぞれ並設されており、頂面44には中央部に差込口4
5が形成されている。 【0013】このふた体4は、接続されるプラグ1の厚
さlよりも僅かに長い高さhを有し、コンセント本体3
の裏面側から差し込まれた止めねじ31,31により互
いに固着される。 【0014】また、コンセント本体3に収容された端子
部2は、ふた体4の左右の側面41,42ならびに頂面
44に形成された差込口43,・・43ならびに45に
対応するための5組の受刃端子21、21をコンセント
本体3の頂面から突出させており、ふた体4の左右の側
面41,42に沿ってそれぞれ二つずつならびに頂面4
4に沿って一つの合計5つの接続部8がそれぞれ形成さ
れている。 【0015】尚、各受刃端子21は従来周知の板状の刃
受部とこれに対向配置させた刃受ばねとから構成され、
図8に示すようにそれぞれ接続される極性が異なる受刃
端子21を一体に形成した二つの端子部材24,25か
ら構成され、コンセント本体3の裏面には端子部材2
4,25にそれぞれ接続させた従来周知のねじを用いる
ことなしに電線の接続端部を着脱させることが可能な構
成を有する接続端子26,27が配設されている。 【0016】また、図面中、符号9は取付枠5の表面に
重ねて配置され外装プレート6が装着された金属製の補
強枠である。 【0017】係る構成を有する本実施例は、従来のコン
セントと同様に取付枠5ならびに補強枠9に連通形成さ
れた取付孔71,82を介して壁面に取付けられる。 【0018】壁面に取付けられた本実施例は表面に5個
の接続口8が露出しており、従来のように複数の接続部
を有するタップを用いることなく少なくとも5個の電気
機器を接続することが可能である。 【0019】殊に、プラグ1がふた体4の所定高さhを
有する側面41または42に沿って形成されたプラグ接
続部8に接続される場合にはプラグ1がふた体4の高さ
h以上に表面側に突出することがないので室内空間をき
わめて有効に利用することができ、コンセントの前面に
機器や家具を設置する場合にも壁面との間に大きな隙間
が形成されることもない。 【0020】また、従来のように複数の接続部を有する
タップを用いることがないため、タップの高さだけ更に
大きく突出してしまうことがなく、各プラグ1の差込刃
11が各受刃端子21に確実に圧接保持されるためタッ
プの用いた場合のように抜ける心配がない。 【0021】更に、タップを用いることによる電気的接
続箇所の増加による接触抵抗の増加ならびに接続不良な
どの心配もない。 【0022】特に、本実施例はそれぞれ極性が異なる受
刃端子21ごとにまとめて一体に形成した二つの端子部
材24,25を用いており、製造ならびに部品の管理な
どがきわめて容易である。 【0023】尚、本実施例はプラグ接続部8をふた体4
の左右の側面41、42にそれぞれ二つづ、ならびに頂
面44に一つだけ設けた構成としたが、左右の側面4
1、42ならびに頂面44に設けたプラグ接続部8の数
は問わない。 【0024】また、プラグ接続部8をふた体4の上下の
側面に設けてもよく、殊に、必要でなければ頂面44に
はプラグ接続部8を設けない構成、一つの側面に少なく
とも一つのプラグ接続部8を設けた構成であってもよ
い。 【0025】勿論、設置数以上の電源が必要である特別
な場合には、従来のようにタップを用いることが可能で
あり、ふた体4の高さをプラグ接続部8にタップが接続
可能な高さとしておくことにより側面41、42にタッ
プを接続することもできる。 【0026】更に、本実施例は、壁面取付け用のコンセ
ントについて示したが、例えば延長コードなどの端部に
接続されるコンセントについても同様に実施することが
できることは言うまでもない。 【0027】 【発明の効果】本発明によると、従来の複数個のプラグ
接続口を有するコンセントに比べてより多くのプラグ接
続口を設けることが可能であり、従来のように複数の接
続部を有するタップを用いることなく少なくとも5個の
電気機器を接続することが可能である。 【0028】殊に、プラグがふた体の所定高さを有する
側面に沿って形成されたプラグ接続部に接続される場合
にはプラグがふた体の高さ以上に表面側に突出すること
がないので室内空間をきわめて有効に利用することがで
き、コンセントの前面に機器や家具を設置する場合にも
壁面との間に大きな隙間が形成されることもない。 【0029】また、従来のように複数の接続部を有する
タップを用いることがないため、タップの高さだけ更に
大きく突出してしまうとともに、各プラグが各受刃端子
に確実に圧接保持されるため抜ける心配がない。 【0030】更に、タップを用いることによる電気的接
続箇所の増加による接触抵抗の増加ならびに接続不良な
どの心配もない。 【0031】加えて、従来の埋設型コンセントと同様に
壁面に取付けることができるものである。
正面図である。 【図8】図1に示した実施例における端子部材を示す斜
視図である。 【図9】従来例を示す説明図である。 【符号の説明】 1 プラグ 3 コンセント本体 4 ふた体 8 プラグ接続部 11 差込刃 21 受刃端子41 側面 42 側面 43 差込口 44 頂面 45 差込口
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンセント本体に収装されたプラグの差
込刃が接続される受刃端子と、前記コンセント本体の表
面を覆って配設されるふた体に形成された前記受刃端子
に通じる前記差込刃の差込口とによって形成されるプラ
グ接続部と、コンセント本体の所定の高さ位置において
外装される取付枠と、コンセント本体の裏面に配設され
ている接続端子とを有する埋設型コンセントにおいて、
前記ふた体は裏面を開口した所定の高さを有する函形に
形成されているとともに、その側面ならびに頂面に沿っ
て前記プラグ接続部が形成されており、前記側面ならび
に頂面に沿って形成されている前記プラグ接続部の差込
刃が接続される受刃端子と前記接続端子がそれぞれ極性
が異なる受刃端子ごとにまとめて一体に形成されている
ことを特徴とする埋設型コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01601694A JP3491169B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 埋設型コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01601694A JP3491169B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 埋設型コンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07211412A JPH07211412A (ja) | 1995-08-11 |
JP3491169B2 true JP3491169B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=11904783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01601694A Expired - Lifetime JP3491169B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | 埋設型コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3491169B2 (ja) |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP01601694A patent/JP3491169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07211412A (ja) | 1995-08-11 |
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