JP3112338B2 - 配線装置 - Google Patents

配線装置

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JP3112338B2
JP3112338B2 JP04104972A JP10497292A JP3112338B2 JP 3112338 B2 JP3112338 B2 JP 3112338B2 JP 04104972 A JP04104972 A JP 04104972A JP 10497292 A JP10497292 A JP 10497292A JP 3112338 B2 JP3112338 B2 JP 3112338B2
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内配線などのために
使用される配線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の配線配線としては、図25に示す
ように、配線器具(以下、ジョイントボックスと呼ぶ)
1を屋内の各所に配置し、このジョイントボックス1を
介して屋内の各種のスイッチや負荷などを自在に配線で
きるようにしたものがある。上記ジョイントボックス1
には分電盤からの電源ケーブル3と複数本の配線ケーブ
ル4とが接続される。なお、ジョイントボックス1は目
立たないように例えば天井裏等に設置してある。そし
て、配線器具5として器具ケーブル6を備えるものを用
い、この器具ケーブル6の先端にはハーネスプラグ11
を取り付けてある。また、配線ケーブル4の先端にはハ
ーネスコネクタ10を取り付け、配線器具5と配線ケー
ブル4との接続がハーネス接続で行われるようにしてあ
る。
【0003】上記ジョイントボックス1は、上記電源ケ
ーブル3を接続する電源用の接続部2と、電源ラインを
内部で複数分岐して出力し例えばコンセントなどの配線
器具5に接続される配線ケーブル4が接続される送り配
線用の複数の接続部2と、スイッチ9とこのスイッチ9
を介して電源の供給を制御してオン,オフされる照明器
具などの負荷7とを夫々接続するスイッチ用及び負荷用
の複数の接続部2とを備える。
【0004】これら接続部2はいわゆる速結端子構造と
なっており、ジョイントボックス1の両端部に夫々設け
てある。夫々の接続部2には複数の電線挿入孔を備え、
これら電線挿入孔は幅方向において横一列に形成してあ
る。上記ジョイントボックス1へのケーブル3,4の接
続は、ケーブル3,4の被覆を剥がした芯線を挿入する
と、内部に設けられた端子板と鎖錠ばねとで芯線を弾性
保持して接続が行われる。また、この速結式で接続され
たケーブル3,4を外す場合には、工具などを解除穴を
通して差し込んで、内部に設けられた解除釦を操作する
ことにより行うことができるようになっている。なお、
この種の速結端子は従来より周知のものである。
【0005】図25に示す屋内配線について簡単に説明
する。天井に設けられた照明器具である負荷7を、負荷
接続用の配線器具5としての引掛シーリングを介してジ
ョイントボックス1に接続すると共に、部屋の入口のド
ア30の近傍に設けたスイッチ9をジョイントボックス
1に接続してある。これらスイッチ9及び負荷7が接続
されるジョイントボックス1の接続部2間には、スイッ
チ9を介して負荷7の電源の供給を制御する回路を形成
してある。従って、上記スイッチ9で負荷7をオン,オ
フできる。また、壁に設けられたベッド照明である負荷
7を、負荷接続用の配線器具5であるコンセントを介し
てジョイントボックス1に接続すると共に、部屋の入口
のドア30の近傍に設けられた上記天井の照明器具の操
作用のスイッチ9と連設して設けられたスイッチ9と、
ベッド31の近傍の壁面に設けられたスイッチ9とをジ
ョイントボックス1に接続してある。これらスイッチ9
及び負荷7が接続されるジョイントボックス1の接続部
2間には、上記負荷7及び2個のスイッチ9間にいわゆ
る3路スイッチ回路を形成してある。従って、いずれの
スイッチ9によってもベッド照明をオン,オフできる。
【0006】上記ハーネスプラグ11及びハーネスコネ
クタ10の簡単な説明を行う。ハーネスプラグ11は先
端に凹部を穿設してあり、この凹部内に3本の栓刃を備
え、ハーネスコネクタ10は先端に上記ハーネスプラグ
11の凹部に嵌合される突部が形成され、この突部の先
端面に形成された栓刃挿入孔を形成してあり、この栓刃
挿入孔を通して挿入されるハーネスプラグ11の栓刃が
接続される刃受ばねを内部に備えている。ここで、上記
ハーネスコネクタ10の後端部の内部には上記ジョイン
トボックス1と同様の速結端子が納められており、後端
面に形成された接続部の電線挿入孔に配線ケーブル4の
芯線を挿入して速結方式で配線ケーブル4の接続が行え
るようにしてある。なお、ハーネスプラグ11は配線器
具5の器具ケーブル6に予め取り付けられている。そし
て、このハーネスプラグ11の上面にはハーネスコネク
タ10の連結状態を固定するロック片12を備え、この
ロック片12を押した場合に上記ハーネスコネクタ10
の固定状態を解除してハーネスコネクタ10を外すこと
ができる。なお、これらハーネスコネクタ10及びハー
ネスプラグ11も周知のものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の従
来の屋内配線においては、施工される負荷7やスイッチ
9の数が増加することを考慮して、ジョイントボックス
1の内部回路は多めに設けたものが使用される。このよ
うにすると、ジョイントボックス1の内部回路が無駄に
なり、不経済であるという問題があった。
【0008】そこで、ジョイントボックス1の内部回路
は必要最小限にしておき、追加される屋内配線は別途行
うということも考えられるが、この場合には上記屋内配
線により簡単且つ正確に結線を行えるという利点を損な
うという問題がある。本発明は上述の点に鑑みて為され
たものであり、その目的とするところは、不要にコスト
を増加させることなく、簡単且つ正確に配線を行える配
線装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、電源ケーブルを接続する電源
用の接続部と、電源ラインを内部で複数分岐して出力す
る送り配線用の複数の接続部と、スイッチとこのスイッ
チを介して電源の供給を制御してオン,オフされる負荷
とを夫々接続するスイッチ用及び負荷用の複数の接続部
とを備える基本ユニットと、少なくとも上記基本ユニッ
トの上記電源用の接続部、スイッチ用及び負荷用の複数
の接続部とを備え配線を行うスイッチや負荷の増加に応
じて基本ユニットに連結自在な追加ユニットとで構成し
て成り、上記スイッチが、商用電源を電源として動作
し、負荷をオン,オフするものである場合において、追
加ユニットとして上記スイッチの出力と負荷との間を直
結するものを用い、上記スイッチ用の電源を基本ユニッ
トの送り配線用の接続部から供給している
【0010】なお、請求項2に示すように、負荷が単相
3線式の電源で動作するものである場合に、上記スイッ
チと商用電源を電源として動作し、負荷をオン,オフす
るスイッチとを共に同一の接続部に接続できるようにす
る場合には、スイッチを接続する接続部を、負荷が接続
される接続部の負荷接続端子の一端に直結される端子
と、電源ラインの電圧側極及び接地側極とが夫々接続さ
れる端子とを備える3端子構造とすればよい。
【0011】また、請求項3に示すように、基本ユニッ
トと追加ユニットとの連結部には、互いに係合して外れ
を防止する係合部を設けることが好ましい。
【0012】さらに、請求項4に示すように、接続部に
未使用の電線接続部がある場合においては、その電線接
続部を閉塞する閉塞部材を備えると、ちりやほこりの内
部への侵入を防止し、且つ誤結線を防止できる。さらに
また、請求項5に示すように、天井などの造営面に取付
ねじでねじ止めして取り付けられる配線装置において、
上記連結部の固定を取付ねじの造営面の固定により行う
と、構造を簡素化できて好ましい。
【0013】また、請求項6に示すように、ケーブルの
接続部の構造が速結端子構造である場合において、接続
部に接続されるケーブルとその周縁部との絶縁を施す保
護装置を備えると、被覆を長く剥き過ぎた場合の安全性
を確保できる。
【0014】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
必要に応じて追加ユニットを増設することを可能とし、
基本ユニットのもつ簡単且つ正確に配線を行えるという
利点がそのまま維持して、余分な回路を基本ユニットに
設けておくというような、無駄を無くし、無駄なコスト
の増加を抑えるとともに、商用電源を電源として動作す
るスイッチもジョイントボックスで配線できる
【0015】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例では、予め決められたスイッチや負荷が接続する
基本ユニットAと、追加的に付加されるスイッチや負荷
が接続される追加ユニットBとからなる。例えば、基本
ユニットAとしては図1(a)に示すものが用いられ
る。この基本ユニットAでは、分電盤からの電源ケーブ
ルが接続される接続部2cと、スイッチとそのスイッチ
でオン,オフされる負荷とが接続される複数の接続部2
a,2bを備え、内部に設けた後述する導電板45によ
りスイッチを介して負荷に電源供給する内部回路を構成
としてある。そして、この基本ユニットAには複数の送
り配線用の接続部2dを設けてあり、例えば追加ユニッ
トBに対して電源の供給を行うようにしてある。なお、
上記スイッチにより負荷のオン,オフを行う回路を以下
の説明ではスイッチ回路1aと呼ぶ。また、電源を分岐
する送り配線用の回路を送り回路1bと呼ぶ。
【0016】但し、基本ユニットAの構造は必ずしも上
述の構成のものだけに限定される訳ではなく、例えば図
3に示すように、スイッチとして、人体からの熱線を検
知して負荷を自動的にオン,オフするスイッチ(以下、
熱感自動スイッチと呼び、そのジョイントボックス1内
部のスイッチ回路1cと呼ぶ)を接続できる構造とした
り、あるいは2つのスイッチで同一負荷をオン,オフで
きるようにしたいわゆる3路スイッチ回路(以下、2ヵ
所操作回路1dと呼ぶ)を構成できる構造としてもよ
い。
【0017】追加ユニットBは、基本的には基本ユニッ
トAと同一の構造であり、部屋内で使用される機器など
の増加に対応して複数のスイッチや負荷を接続できるよ
うになっている。ところで、最近のオフィスなどでは照
明器具などとして200Vを電源とする機器が増えてい
る。これら機器や一般住宅の水回りで使用される例えば
換気扇などの機器では、電気設備基準などの法規から接
地を行う必要がある。そこで、本実施例の基本ユニット
A及び追加ユニットBの負荷を接続する接続部には、ア
ースをとるための接地極用の端子を設けてある。なお、
図1などに示すように、ジョイントボックス1の上面に
は銘板などにより内部回路と接続する対象の種別を示す
と共に、Wで接地側極、アースマークで接地極を明示し
てある。なお、無印の端子が電圧側極であることを示
す。
【0018】熱感自動スイッチと、いわゆる片切スイッ
チである通常のスイッチとの基本ユニットA’への接続
方法を図5に示す。ここで、熱感自動スイッチ(あるい
は負荷のオン,オフを遠隔で行えるようにしたワイヤレ
ススイッチなども含む)のように、電源の供給を必要と
するスイッチの場合には、図5(b)に示すように、電
圧側極以外に、接地側極もスイッチS’に接続する必要
がある。なお、負荷Lは上記スイッチS’の出力と接地
側極との間に接続される。
【0019】但し、上記スイッチS’用だけに専用に用
いることは不経済であるので、スイッチS,S’のいず
れも接続でき、且つ互いのスイッチS,S’の接続を容
易に行えるようにすることが好ましい。この場合には、
図7(a)〜(c)に示す3つの方法が考えられる。第
1の方法としては、図7(a)に示すように、スイッチ
S,S’の接続部と負荷Lの接続部とを夫々3端子構造
とし、端子T1 と端子T4 とを直接に接続し、端子T2
と端子T5 とを接地側極、端子T3 を電圧側極、端子T
6 を接地極に接続する構造としてある。ここで、(a)
〜(c)の左側に、接続部2a側への夫々のスイッチ
S,S’の接続方法を示す。なお、夫々のスイッチS,
S’の入出力は、その入出力の端部が位置する端子T1
〜T3 に接続されることを意味する。
【0020】第2の方法としては、図7(b)に示すよ
うに、端子T1 と端子T4 とを直接に接続し、端子T2
を電圧側極に、端子T3 ,T5 を接地側極に、端子T6
を接地極に接続する構造としてある。但し、この方法で
あると、熱感自動スイッチS’の電源入力のケーブルが
よじれる欠点がある。第3の方法としては、図7(c)
に示すように、接続部2aを4端子構造として、第1の
方法の接続部2aに電圧側極に接続される端子T3 ’を
別個に設けたものである。但し、この場合には端子が4
個となり、構造が複雑になる問題がある。
【0021】そこで、本実施例では第1の方法を採用し
ている。この第1の方法を採用した場合のスイッチS,
S’の夫々の接続方法を図6に示す。上記基本ユニット
Aと追加ユニットBとは図2に示すように互いに連結し
て使用する構造となっている。基本ユニットAは、図8
に示すように、偏平な直方体状のハウジングで構成さ
れ、両端部の夫々の一側部を切欠いてあり、その切欠き
部25から幅方向に沿って連結溝21を形成してある。
追加ユニットBのハウジングも、基本ユニットAの長手
方向に対応する寸法が異なるだけで、基本的には基本ユ
ニットAと同様に偏平な直方体状であり、一端部に上記
連結溝21に嵌まる連結凸部22を形成してあり、この
連結凸部22の上面側の縁部に2個の突条24a,24
bを突設してある。なお、連結凸部22の切欠き部25
に対応する部分は突条24a,24bを含む連結凸部2
2の厚みよりも厚くして、この部分は連結溝21に嵌ま
らない構造としてある。そして、基本ユニットA側には
上記突条24a,24bが嵌まる凹所23a,23bを
形成してある。ここで、凹所23aは、図8(a)に示
すように、切欠き部25からやや中央側に至る部分に形
成され、凹所23bはその凹所23aよりも中央寄り
で、ハウジングの上方に突設された部分の凹所23aを
除く全長にわたって形成してある。そして、突条24a
は切欠き部25部分から、突条24bは凹所13aの左
寄り部分に形成され端方向に開口する部分から挿入され
る。
【0022】本実施例の基本ユニットAと追加ユニット
Bとを連結する場合には、基本ユニットAの切欠き部2
5及び凹所23aの開口の位置に、突条24a,24b
の位置を合わせて、基本ユニットAと追加ユニットBと
の端面同士を突き合わせる。この状態で、連結溝21に
連結凸部22が嵌まる。次に、基本ユニットAの幅方向
における右側方向に連結凸部22をスライドさせるよう
に、いずれかあるいは両ユニットA,Bをスライドさ
せ、図9に示すように基本ユニットAと追加ユニットB
との幅方向における位置を合わせる。これにより、基本
ユニットAに対して追加ユニットBが連結される。ここ
で、各ユニットA,Bの連結部における基本ユニットA
の長手方向における連結外れは、凹所23a,23bと
突条24a,24bとの係合により阻止される。
【0023】ところで、上記熱感自動スイッチS’など
を接続できるようにする場合、図3に示す基本ユニット
A’を用いてもよいが、図1(a)に示す基本ユニット
Aを用いることもできる。但し、この場合には次のよう
な追加ユニットB’を用いる。追加ユニットB’は、図
4に示すように、熱感自動スイッチS’を接続する接続
部2eと、負荷Lを接続する接続部2fとを直接に接続
するだけのものであり、そのような内部結線回路1eを
複数備えている。この追加ユニットB’を用いた場合、
熱感自動スイッチS’を基本ユニットAの送り配線の接
続部2dの電圧側極と接地側極との間に接続して、熱感
自動スイッチS’に電源を供給し、熱感自動スイッチ
S’の出力を追加ユニットB’の一方の接続部2eに接
続し、負荷Lを他方の接続部2fに接続する。この場合
にも、熱感自動スイッチS’で人体が検知されたとき
に、負荷Lに電源が供給されて負荷Lが動作する。
【0024】上記各ユニットA,A’,B,B’の夫々
の接続部2は、上述したいわゆる速結端子構造となって
いる。通常この種のジョイントボックス1のハウジング
は、上記導電板ブロックCが取り付けられるボディ41
と、このボディ41に被着されるカバー42とで構成さ
れ、接続部2は上下に半分に分割してボディ41とカバ
ー42に形成され、ボディ41にカバー42を被着した
状態で、例えば図1(b)に示す構造となる。なお、本
実施例の接続部2はケーブルの接続状態を解除できるよ
うに解除釦を設けてあり、その解除釦の操作をカバー4
2の一段高くした部分の側面に形成された解除穴44を
通して行うようにしてある。
【0025】接続部2の端面は凹設し、この凹部内に3
個の電線挿入孔40を形成してある。この電線挿入孔4
0が形成されたボディ41の構造を図18に示す。電線
挿入孔40は凹溝40aにより形成され、凹部41aに
より接続部2の端面の凹部が形成される。ここで、ケー
ブルを挿入する側においては芯線を容易に挿入でき、且
つ芯線の接続が確実に行えるように、芯線の挿入側では
径を大きく、中に行くほどに径を小さく形成してある。
【0026】ところで、上述したように、この種の電線
挿入孔40は必ずしもすべて使用されるとは限らない。
この場合に、電線挿入孔40をそのままにしておくと、
ごみやほこりの侵入や誤配線の問題を起こす恐れがあ
る。そこで、これを防止する場合に閉塞部材43を用い
ればよい。本実施例の閉塞部材43は、図18及び図1
9に示すように、中央部に電線挿入孔40の再奥部分が
嵌まる首部43aを備え、その両側に電線挿入孔40の
再奥部分の外側よりの徐々に径を細径とした部分が嵌ま
る頭部43bを備えている。ここで、両側に頭部43b
を形成してあるのは、閉塞部材43の抜けを防止するた
めと、取付の際に方向性がないようにするためである。
【0027】上記基本ユニットAなどの内部回路を構成
する導電板45について図10乃至図17に基づいて説
明する。本実施例の場合、鎖錠ばねが取り付けられる端
子板部46を備える図10乃至図12に示す導電板45
a〜45cと、電源ラインが夫々接続される図13に示
す導電板45d,45eと、導電板45d,45eに対
して導電板45a〜45cを接続する図14乃至図16
に示す接続用の導電板45f〜45hとを備えている。
【0028】導電板45aは、図10(a)における左
側部を側方に開口する略コ字状に形成すると共に、その
内部に鎖錠ばねを係止片46aに固定して取り付ける端
子板部46を形成してあり、右側にハウジングを構成す
るボディから突設された凸部に嵌合してこの導電板45
aを固定する下方に開口する凹部47aを備える固定部
47を形成し、上片の右側に導電板45f〜45hにか
しめ連結するためのダボ48を形成してある。
【0029】導電板45bは、上記導電板45aと左右
が反対になっているものである。また、導電板45cは
上記導電板45a,5bを一体に連結したもの、つまり
は両側に端子板部46を備え、中央部に複数の固定部4
7を備えたものであり、上面の中央部には複数のダボ4
8を形成してある。導電板45d,45eは複数のダボ
かしめ用の孔49が等間隔で形成された棒状のもので、
導電板45d,45eとはその長さが夫々異なり、導電
板45dは例えば基本ユニット用として用いられ、導電
板45eは追加ユニット用として用いられる。
【0030】導電板45f〜45hは、上記夫々の導電
板45a〜45cと導電板45d,45eとの間を接続
するもので、本実施例の場合には単相3線式であり、例
えば基本ユニットAでは導電板45dを3個用いてあ
り、これら導電板45dは各導電板45a〜45cより
も上に配置されている。従って、導電板45fを2弾に
折り曲げて、高さ調節している。なお、導電板45gに
関しても、下側に位置する片の長さが異なるだけで、導
電板45fと同様の構成となっている。ここで、導電板
45f,45gの上側に位置する片には、例えば導電板
45dのかしめ孔49に嵌まるダボ48を形成すると共
に、下側に位置する片には、導電板45a〜45cのダ
ボ49がかしめられるかしめ孔49を形成してある。導
電板45hは、上から見てコ字状に形成され、2つの導
電板45b間を連結する2ヵ所操作回路用として用いら
れるもので、両端部に夫々かしめ孔49を形成してあ
る。
【0031】図17は各導電板45a〜45hを内部回
路に応じて連結した導電板ブロックCを示す。このよう
な導電板ブロックCの構造であると、導電板45a〜4
5hの配置や連結状態を変更することにより、共通のハ
ウジングを用いて多様な用途に対応できるジョイントボ
ックス1を構成することができる。なお、このジョイン
トボックス1の場合にはハウジングの上面に、内部回路
や接続部の種別など一目で分かるようにする銘板を貼着
する(あるいは刻印または印刷を施す)ようにしてあ
り、その銘板を見れば外観は同じであっても、どのよう
な用途に対応するものであるかが簡単に分かるようにな
っている。なお、上述した導電板45a〜45hの構造
自体は一例を示したまでであり、その他の構造の導電板
45を複数用意しておき、それらを組み合わせるように
してもよいことは言うまでもない。
【0032】ところで、図1に示す基本ユニットA,B
の天井などの造営面への取付は、ハウジングに形成され
た取付孔50を通して造営面に図示しない取付ねじを螺
着して行う。この図1の場合には、基本ユニットAと追
加ユニットBとの連結を、上記造営面への取付構造とは
別個に行うようにしていた。しかし、次の方法を採用す
れば、両者を一体構造とすることができる。
【0033】図20がその構造を示すもので、基本ユニ
ットAの両端部から耳片51を夫々突設し、この耳片5
1が嵌まる凹部52を追加ユニットBに形成する。そし
て、耳片51と凹部52とを一体に嵌め合わせた場合
に、両者を連通する取付孔50を形成し、この取付孔5
0を通して取付ねじを造営面に螺着する。このようにす
れば、ユニットA,Bの連結と同時に造営面への各ユニ
ットA,Bの取付が行われる。
【0034】さらに、図21及び図22に示すように、
各ユニットA,Bの連結部の構造は図1の場合とほぼ同
じ構造とし(但し、追加ユニットBは幅方向に自在に位
置が変化する)、取付孔50を連結部に対応する位置に
形成し、上記図20と同様に、取付孔50を通して取付
ねじを造営面に螺着すると、ユニットA,Bの連結と同
時に造営面への各ユニットA,Bの取付を行える。
【0035】上述したような速結構造を有するジョイン
トボックスの場合に、被覆を長く剥き過ぎると、外部に
芯線が露呈する問題がある。そこで、これを防止する場
合には、図23に示す絶縁性を有する板状の2枚の保護
板53を用いて、この保護板53の間にジョイントボッ
クス1を挟むようにして図24に示すように造営面への
取付を行えばよい。なお、ケーブルを図中の60、芯線
を61で示す。なお、夫々の保護板53には2乗の突条
53aを形成し、この突条53a間にジョイントボック
ス1を位置決めできる構造として、取付ねじ54のねじ
締めが容易としてある。また、これら絶縁板53にはジ
ョイントボックス1の取付孔50に連通する取付孔53
bを形成してある。
【0036】なお、上述の説明では基本ユニットAと追
加ユニットBとを幅方向において連結する構造とした
が、厚み方向(例えば、図1(a)における紙面に直交
する方向)において連結する構造としてもよいことは言
うまでもない。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、電源ケ
ーブルを接続する電源用の接続部と、電源ラインを内部
で複数分岐して出力する送り配線用の複数の接続部と、
スイッチとこのスイッチを介して電源の供給を制御して
オン,オフされる負荷とを夫々接続するスイッチ用及び
負荷用の複数の接続部とを備える基本ユニットと、少な
くとも上記基本ユニットの上記電源用の接続部、スイッ
チ用及び負荷用の複数の接続部とを備え配線を行うスイ
ッチや負荷の増加に応じて基本ユニットに連結自在な追
加ユニットとで構成して成り、上記スイッチが、商用電
源を電源として動作し、負荷をオン,オフするものであ
る場合において、追加ユニットとして上記スイッチの出
力と負荷との間を直結するものを用い、上記スイッチ用
の電源を基本ユニットの送り配線用の接続部から供給し
ているので、必要に応じて追加ユニットを増設すること
ができ、基本ユニットのもつ簡単且つ正確に配線を行え
るという利点をそのまま維持でき、余分な回路を基本ユ
ニットに設けておくというような無駄を無くし、無駄な
コストの増加を抑えることができるとともに、商用電源
を電源として動作するスイッチもジョイントボックスで
配線できる
【0038】請求項2に示すように、負荷が単相3線式
の電源で動作するものである場合に、スイッチを接続す
る接続部を、負荷が接続される接続部の負荷接続端子の
一端に直結される端子と、電源ラインの電圧側極及び接
地側極とが夫々接続される端子とを備える3端子構造と
すれば、商用電源を電源として動作するスイッチも通常
のスイッチと共に同一の接続部に接続できる。
【0039】請求項3に示すように、基本ユニットと追
加ユニットとの連結部には、互いに係合して外れを防止
する係合部を設けると、例えば造営面への取付時に基本
ユニットと追加ユニットとが外れるということがなく、
取付を楽に行える。
【0040】請求項4に示すように、接続部に未使用の
電線接続部がある場合においては、その電線接続部を閉
塞する閉塞部材を備えると、ちりやほこりの内部への侵
入を防止し、且つ誤結線を防止できる。請求項5に示す
ように、天井などの造営面に取付ねじでねじ止めして取
り付けられる配線装置において、上記連結部の固定を取
付ねじの造営面の固定により行うと、構造を簡素化でき
る。
【0041】請求項6に示すように、ケーブルの接続部
の構造が速結端子構造である場合において、接続部に接
続されるケーブルとその周縁部との絶縁を施す保護装置
を備えると、被覆を長く剥き過ぎた場合の安全性を確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は夫々本発明の一実施例の基本
ユニットの平面図と、その側面図、追加ユニットの平面
図と、その側面図である。
【図2】同上の両ユニットの連結状態を示す平面図であ
る。
【図3】(a),(b)は他の基本ユニットを示す平面
図及び側面図である。
【図4】他の追加ユニットと基本ユニットとの接続方法
の説明図である。
【図5】スイッチと熱感自動スイッチとの接続状態を示
す説明図である。
【図6】スイッチ及び熱感自動スイッチとをいずれの接
続部にも接続可能とした場合の端子構造の説明図であ
る。
【図7】スイッチ及び熱感自動スイッチとをいずれの接
続部にも接続可能とする場合の複数の方法を示す説明図
である。
【図8】(a)〜(d)は各ユニット間の外れ防止構造
を詳細に示した基本ユニットの平面図と、その側面図、
追加ユニットの平面図と、その側面図である。
【図9】各ユニット間の外れ防止構造を詳細に示した両
ユニットの連結状態を示す平面図である。
【図10】(a)〜(d)は同上の内部回路を構成する
導電板の正面図、側面図、平面図及び底面図である。
【図11】(a)〜(d)は同上の内部回路を構成する
他の導電板の正面図、側面図、平面図及び底面図であ
る。
【図12】(a)〜(d)は同上の内部回路を構成する
さらに他の導電板の正面図、側面図、平面図及び底面図
である。
【図13】(a),(b)は各ユニット毎に用いられる
さらに他の導電板の平面図である。
【図14】(a),(b)は導電板間を連結する導電板
の平面図及び側面図である。
【図15】(a),(b)は導電板間を連結する他の導
電板の平面図及び側面図である。
【図16】(a)〜(c)は導電板間を連結するさらに
他の導電板の平面図、側面図及び正面図である。
【図17】同上を用いて内部回路を構成した導電板ブロ
ックを示す平面図である。
【図18】未使用の電線挿入孔を閉塞する構造を示す斜
視図である。
【図19】(a),(b)は閉塞部材の平面図及び断面
図である。
【図20】各ユニットの他の連結構造を示す斜視図であ
る。
【図21】(a)〜(d)はさらに他の各ユニットの他
の連結構造を備える基本ユニットの平面図と、その側面
図、追加ユニットの平面図と、その側面図である。
【図22】同上の連結方法の説明図である。
【図23】ケーブルの被覆が長い場合の安全対策方法を
示す斜視図である。
【図24】同上における取付状態を示す側面図である。
【図25】屋内配線方法を示す説明図である。
【符号の説明】
A,A’ 基本ユニット B,B’ 追加ユニット S スイッチ S’ 熱感自動スイッチ L 負荷 2a〜2f 接続部 21 連結溝 22 連結凸部 23a,23b 凹所 24a,24b 突条 40 電線挿入孔 43 閉塞部材 53 保護板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/00 H01R 13/514 H02G 3/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源ケーブルを接続する電源用の接続部
    と、電源ラインを内部で複数分岐して出力する送り配線
    用の複数の接続部と、スイッチとこのスイッチを介して
    電源の供給を制御してオン,オフされる負荷とを夫々接
    続するスイッチ用及び負荷用の複数の接続部とを備える
    基本ユニットと、少なくとも上記基本ユニットの上記電
    源用の接続部、スイッチ用及び負荷用の複数の接続部と
    を備え配線を行うスイッチや負荷の増加に応じて基本ユ
    ニットに連結自在な追加ユニットとで構成して成り、上
    記スイッチが、商用電源を電源として動作し、負荷をオ
    ン,オフするものである場合において、追加ユニットと
    して上記スイッチの出力と負荷との間を直結するものを
    用い、上記スイッチ用の電源を基本ユニットの送り配線
    用の接続部から供給することを特徴とする配線装置。
  2. 【請求項2】 負荷が単相3線式の電源で動作するもの
    である場合に、スイッチを接続する接続部を、負荷が接
    続される接続部の負荷接続端子の一端に直結される端子
    と、電源ラインの電圧側極及び接地側極とが夫々接続さ
    れる端子とを備える3端子構造として成ることを特徴と
    する請求項1記載の配線装置。
  3. 【請求項3】 基本ユニットと追加ユニットとの連結部
    に、互いに係合して外れを防止する係合部を設けて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の配線装置。
  4. 【請求項4】 接続部に未使用の電線接続部がある場合
    において、その電線接続部を閉塞する閉塞部材を備えて
    成ることを特徴とする請求項1記載の配線装置。
  5. 【請求項5】 天井などの造営面に取付ねじでねじ止め
    して取り付けられる配線装置において、上記連結部の固
    定を取付ねじの造営面の固定により行って成ることを特
    徴とする請求項1記載の配線装置。
  6. 【請求項6】 ケーブルの接続部の構造が速結端子構造
    である場合において接続部に接続されるケーブルとその
    周縁部との絶縁を施す保護装置を備えて成ることを特徴
    とする請求項1記載の配線装置
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