JP3493034B2 - 配線装置 - Google Patents
配線装置Info
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
使用される配線装置に関するものである。
うに、配線器具(以下、ジョイントボックスと呼ぶ)1
を屋内の各所に配置し、このジョイントボックス1を介
して屋内の各種のスイッチや負荷などを自在に配線でき
るようにしたものがある。上記ジョイントボックス1に
は分電盤からの電源ケーブル3と複数本の配線ケーブル
4とが接続される。なお、ジョイントボックス1は目立
たないように例えば天井裏等に設置してある。そして、
配線器具5として器具ケーブル6を備えるものを用い、
この器具ケーブル6の先端にはハーネスプラグ11を取
り付けてある。また、配線ケーブル4の先端にはハーネ
スコネクタ10を取り付け、配線器具5と配線ケーブル
4との接続がハーネス接続で行われるようにしてある。
ーブル3を接続する電源用の接続部2と、電源ラインを
内部で複数分岐して出力し例えばコンセントなどの配線
器具5に接続される配線ケーブル4が接続される送り配
線用の複数の接続部2と、スイッチ9とこのスイッチ9
を介して電源の供給を制御してオン,オフされる照明器
具などの負荷7とを夫々接続するスイッチ用及び負荷用
の複数の接続部2とを備える。
なっており、ジョイントボックス1の両端部に夫々設け
てある。夫々の接続部2には複数の電線挿入孔を備え、
これら電線挿入孔は幅方向において横一列に形成してあ
る。上記ジョイントボックス1へのケーブル3,4の接
続は、ケーブル3,4の被覆を剥がした芯線を挿入する
と、内部に設けられた端子板と鎖錠ばねとで芯線を弾性
保持して接続が行われる。また、この速結式で接続され
たケーブル3,4を外す場合には、工具などを解除穴を
通して差し込んで、内部に設けられた解除釦を操作する
ことにより行うことができるようになっている。なお、
この種の速結端子は従来より周知のものである。
る。天井に設けられた照明器具である負荷7を、負荷接
続用の配線器具5としての引掛シーリングを介してジョ
イントボックス1に接続すると共に、部屋の入口のドア
30の近傍に設けたスイッチ9をジョイントボックス1
に接続してある。これらスイッチ9及び負荷7が接続さ
れるジョイントボックス1の接続部2間には、スイッチ
9を介して負荷7の電源の供給を制御する回路を形成し
てある。従って、上記スイッチ9で負荷7をオン,オフ
できる。また、壁に設けられたベッド照明である負荷7
を、負荷接続用の配線器具5であるコンセントを介して
ジョイントボックス1に接続すると共に、部屋の入口の
ドア30の近傍に設けられた上記天井の照明器具の操作
用のスイッチ9と連設して設けられたスイッチ9と、ベ
ッド31の近傍の壁面に設けられたスイッチ9とをジョ
イントボックス1に接続してある。これらスイッチ9及
び負荷7が接続されるジョイントボックス1の接続部2
間には、上記負荷7及び2個のスイッチ9間にいわゆる
3路スイッチ回路を形成してある。従って、いずれのス
イッチ9によってもベッド照明をオン,オフできる。
クタ10の簡単な説明を行う。ハーネスプラグ11は先
端に凹部を穿設してあり、この凹部内に3本の栓刃を備
え、ハーネスコネクタ10は先端に上記ハーネスプラグ
11の凹部に嵌合される突部が形成され、この突部の先
端面に形成された栓刃挿入孔を形成してあり、この栓刃
挿入孔を通して挿入されるハーネスプラグ11の栓刃が
接続される刃受ばねを内部に備えている。ここで、上記
ハーネスコネクタ10の後端部の内部には上記ジョイン
トボックス1と同様の速結端子が納められており、後端
面に形成された接続部の電線挿入孔に配線ケーブル4の
芯線を挿入して速結方式で配線ケーブル4の接続が行え
るようにしてある。なお、ハーネスプラグ11は配線器
具5の器具ケーブル6に予め取り付けられている。そし
て、このハーネスプラグ11の上面にはハーネスコネク
タ10の連結状態を固定するロック片12を備え、この
ロック片12を押した場合に上記ハーネスコネクタ10
の固定状態を解除してハーネスコネクタ10を外すこと
ができる。なお、これらハーネスコネクタ10及びハー
ネスプラグ11も周知のものである。
ィスなどでは照明器具などとして200Vを電源とする
機器が増えている。これら機器や一般住宅の水回りで使
用される例えば換気扇などの機器では、電気設備基準な
どの法規から接地を行う必要がある。しかし、従来では
この種の機器は少なく、従ってこのような接地を行う必
要がある場合には、電源の接続は2芯のVVFケーブル
を用いて行い、接地は別個のIV線で行うっていた。し
かし、最近のように接地を必要とする機器が増加してく
ると、別配線を行うことなく接地を行るようにすること
が望まれている。
あり、その目的とするところは、接地が容易に行える配
線装置を提供することにある。
達成するために、電源用の接続部に接地極を接続する端
子を設け、少なくとも負荷を接続する各接続部に、負荷
と接続されたケーブルの接地極を接続する接地極用の端
子を設けるとともに、スイッチ用の接続部から負荷用の
接続部を介して負荷に電源供給する内部回路が収納され
たハウジングを備え、各接続部の端子の種別を、接続部
に接続するケーブルの芯線の被覆の色と一致させて色分
け表示する表示手段をハウジングの表面に設けてある。
なお、上記各接続部をケーブルを速結式で接続する速結
構造であることが好ましい。
負荷と配線装置との接続を3芯のケーブルを用いて行
え、接地のための配線作業を容易とする。さらに、各接
続部の端子の種別を、接続部に接続するケーブルの芯線
の被覆の色と一致させて色分け表示する表示手段をハウ
ジングの表面に設けることにより、接続する芯線の位置
が容易に分かるようにする。
実施例では、予め決められたスイッチや負荷が接続する
基本ユニットAと、追加的に付加されるスイッチや負荷
が接続される追加ユニットBとからなる。例えば、基本
ユニットAとしては図1(a)に示すものが用いられ
る。この基本ユニットAでは、分電盤からの電源ケーブ
ルが接続される接続部2cと、スイッチとそのスイッチ
でオン,オフされる負荷とが接続される複数の接続部2
a,2bを備え、内部に設けた後述する導電板によりス
イッチを介して負荷に電源供給する内部回路を構成とし
てある。そして、この基本ユニットAには複数の送り配
線用の接続部2dを設けてあり、例えば追加ユニットB
に対して電源の供給を行うようにしてある。なお、上記
スイッチにより負荷のオン,オフを行う回路を以下の説
明ではスイッチ回路1aと呼ぶ。また、電源を分岐する
送り配線用の回路は送り回路1bと呼ぶ。
述の構成のものだけに限定される訳ではなく、例えば図
3に示すように、スイッチとして、人体からの熱線を検
知して負荷を自動的にオン,オフするスイッチ(以下、
熱感自動スイッチと呼び、そのジョイントボックス1内
部のスイッチ回路1cと呼ぶ)を接続できる構造とした
り、あるいは2つのスイッチで同一負荷をオン,オフで
きるようにしたいわゆる3路スイッチ回路(以下、2ヵ
所操作回路1dと呼ぶ)を構成できる構造としてもよ
い。
のオン,オフを遠隔で行えるようにしたワイヤレススイ
ッチなども含む)のように、電源の供給を必要とするス
イッチの場合には、電圧側極以外に、接地側極もスイッ
チS’に接続する必要がある。但し、上記スイッチS’
用だけに接続部2aを専用に用いることは不経済である
ので、スイッチS,S’のいずれも接続できるようにす
べての接続部2aを3端子構造としてもよい。
トAと同一の構造であり、部屋内で使用される機器など
の増加に対応して複数のスイッチや負荷を接続できるよ
うになっている。ところで、上述したように最近のオフ
ィスなどでは照明器具などとして200Vを電源とする
機器が増えている。これら機器や一般住宅の水回りで使
用される例えば換気扇などの機器では、電気設備基準な
どの法規から接地を行う必要がある。そこで、本実施例
の基本ユニットA及び追加ユニットBの負荷を接続する
接続部には、アースをとるための接地極用の端子を設け
てある。なお、図1などに示すように、ジョイントボッ
クス1の上面には銘板などにより内部回路と接続する対
象の種別を示すと共に、Wで接地側極、アースマークで
接地極を明示してある。なお、無印の端子が電圧側極で
あることを示す。
図2に示すように互いに連結して使用する構造となって
いる。基本ユニットAは、偏平な直方体状のハウジング
で構成され、両端部の夫々の一側部を切欠いてあり、そ
の切欠き部25から幅方向に沿って連結溝21を形成し
てある。追加ユニットBのハウジングも、長手方向の寸
法が異なるだけで、基本的には基本ユニットAと同様に
偏平な直方体状であり、一端部に上記連結溝21に嵌ま
る連結凸部22を形成してあり、この連結凸部22の上
面側の縁部に2個の突条24a,24bを突設してあ
る。なお、連結凸部22の切欠き部25に対応する部分
は突条24a,24bを含む連結凸部22の厚みよりも
厚くして、この部分は連結溝21に嵌まらない構造とし
てある。そして、基本ユニットA側には上記突条24
a,24bが嵌まる凹所23a,23bを形成してあ
る。ここで、凹所23aは、切欠き部25からやや中央
側に至る部分に形成され、凹所23bはその凹所23a
よりも中央寄りで、ハウジングの上方に突設された部分
の凹所23aを除く全長にわたって形成してある。そし
て、突条24aは切欠き部25部分から、突条24bは
凹所13aの左寄り部分に形成され端方向に開口する部
分から挿入される。
Bとを連結する場合には、基本ユニットAの切欠き部2
5及び凹所23aの開口の位置に、突条24a,24b
の位置を合わせて、基本ユニットAと追加ユニットBと
の端面同士を突き合わせる。この状態で、連結溝21に
連結凸部22が嵌まる。次に、基本ユニットAの幅方向
における右側方向に連結凸部22をスライドさせるよう
に、いずれかあるいは両ユニットA,Bをスライドさ
せ、図2に示すように基本ユニットAと追加ユニットB
との幅方向における位置を合わせる。これにより、基本
ユニットAに対して追加ユニットBが連結される。ここ
で、各ユニットA,Bの連結部における基本ユニットA
の長手方向における連結外れは、凹所23a,23bと
突条24a,24bとの係合により阻止される。
部2は、上述したいわゆる速結端子構造となっている。
通常この種のジョイントボックス1のハウジングは、内
部に導電板が配設されるボディ41と、このボディ41
に被着されるカバー42とで構成され、接続部2は上下
に半分に分割してボディ41とカバー42に形成され、
ボディ41にカバー42を被着した状態で、例えば図1
(b)に示す構造となる。なお、本実施例の接続部2は
ケーブルの接続状態を解除できるように解除釦を設けて
あり、その解除釦の操作をカバー42の一段高くした部
分の側面に形成された解除穴44を通して行うようにし
てある。
個の電線挿入孔40を形成してある。この電線挿入孔4
0は、芯線の挿入側では径を大きく、中に行くほどに径
を小さく形成し、芯線を容易に挿入でき、且つ芯線の接
続が確実に行えるようにしてある。上記基本ユニットA
などの内部回路は、複数の導電板を互いに連結して構成
した導電板ブロックで構成してある。なお、導電板とし
ては共通できる部分が極力共通にすることにより、数種
の導電板の配置や連結状態を変更することにより、共通
のハウジングを用いて多様な用途に対応できるジョイン
トボックス1を構成することができる。なお、このジョ
イントボックス1の場合にはハウジングの上面に、内部
回路や接続部の種別など一目で分かるようにする銘板を
貼着する(あるいは刻印または印刷を施す)ようにして
あり、その銘板を見れば外観は同じであっても、どのよ
うな用途に対応するものであるかが簡単に分かるように
なっている。
のVVFケーブルとして、芯線部の被覆に黒、白、緑に
色分けしたものが商品化されている。そこで、本実施形
態では、上記銘板などにおける内部回路を示す表示と、
接続部2の端子の種別を示す表示とを、ケーブルの芯線
の被覆の色と一致させて色分けすることにより、接続す
る芯線の位置が容易に分かるようにしている。
の天井などの造営面への取付は、ハウジングに形成され
た取付孔50を通して造営面に図示しない取付ねじを螺
着して行う。なお、上述の説明では基本ユニットAと追
加ユニットBとを幅方向において連結する構造とした
が、厚み方向(例えば、図1(a)における紙面に直交
する方向)において連結する構造としてもよい。
に接地極を接続する端子を設け、少なくとも負荷を接続
する各接続部に、負荷と接続されたケーブルの接地極を
接続する接地極用の端子を設けるとともに、スイッチ用
の接続部から負荷用の接続部を介して負荷に電源供給す
る内部回路が収納されたハウジングを備え、各接続部の
端子の種別を、接続部に接続するケーブルの芯線の被覆
の色と一致させて色分け表示する表示手段をハウジング
の表面に設けてあるので、負荷と配線装置との接続を3
芯のケーブルを用いて行え、接地のための配線作業が容
易になるとともに、各接続部の端子の種別を、接続部に
接続するケーブルの芯線の被覆の色と一致させて色分け
表示する表示手段をハウジングの表面に設けることで、
接続する芯線の位置が容易に分かるようになる。
接続する速結構造であると、さらに結線作業を容易に行
える。
ユニットの平面図と、その側面図、追加ユニットの平面
図と、その側面図である。
る。
図及び側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 電源ケーブルを接続する電源用の接続部
と、電源ラインを内部で複数分岐して出力する送り配線
用の複数の接続部と、スイッチとこのスイッチを介して
電源の供給を制御してオン,オフされる負荷とを夫々接
続するスイッチ用及び負荷用の複数の接続部とを備える
単相3線式の電源ラインの配線用に用いられる配線装置
において、電源用の接続部に接地極を接続する端子を設
け、少なくとも負荷を接続する各接続部に、負荷と接続
されたケーブルの接地極を接続する接地極用の端子を設
けるとともに、スイッチ用の接続部から負荷用の接続部
を介して負荷に電源供給する内部回路が収納されたハウ
ジングを備え、各接続部の端子の種別を、接続部に接続
するケーブルの芯線の被覆の色と一致させて色分け表示
する表示手段をハウジングの表面に設けて成ることを特
徴とする配線装置。 - 【請求項2】 上記各接続部をケーブルを速結式で接続
する速結構造として成ることを特徴とする請求項1記載
の配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10497192A JP3493034B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10497192A JP3493034B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304711A JPH05304711A (ja) | 1993-11-16 |
JP3493034B2 true JP3493034B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=14394993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10497192A Expired - Fee Related JP3493034B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3493034B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4205780B2 (ja) | 1998-07-06 | 2009-01-07 | 富士通株式会社 | ブレーカ装置及びブレーカユニット |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP10497192A patent/JP3493034B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH05304711A (ja) | 1993-11-16 |
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