JP3247487B2 - 幹線分岐用配線装置 - Google Patents

幹線分岐用配線装置

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JP3247487B2
JP3247487B2 JP12274993A JP12274993A JP3247487B2 JP 3247487 B2 JP3247487 B2 JP 3247487B2 JP 12274993 A JP12274993 A JP 12274993A JP 12274993 A JP12274993 A JP 12274993A JP 3247487 B2 JP3247487 B2 JP 3247487B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床下配線システムに用
いられる幹線分岐用配線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスビルなどにおいては、建
物の床スラブ等の床面の上に適宜間隔をおいて新たに床
面を形成し(以下、このように形成された床をフリーア
クセスフロアと呼ぶ)、フリーアクセスフロア内(つま
りは、建物の床面と新たに形成された床面との間の空
間)を利用して屋内配線を行う床下配線方式が多く採用
されるようになっている。
【0003】従来のこの種の床下配線では、複数の分岐
回路用配線装置を床下に設置し、分電盤からの分岐回路
を上記分岐回路用配線装置を用いて複数分岐することに
よりフリーアクセスフロア内で自在に配線し、複数のコ
ンセントに給電を行うようにしている。上記分電盤は一
般に各フロアの壁面などに設けられ、幹線(例えば、単
相3線式200Vとアース線からなる4線)を複数の分
岐回路に分岐している。ここで、幹線には主幹ブレーカ
(例えば、100A用)を設け、各分岐回路毎に分岐ブ
レーカ(例えば、20A用)を設け、分岐回路には単相
2線式100Vあるいは200Vを供給していた。ま
た、分岐回路用のケーブルとしては接地極用の芯線を含
む3芯のものが用いられていた。
【0004】分岐回路用配線装置の配線装置本体内には
導電板と導電片より成る複数種の線路ブロックが収納配
置されており、この線路ブロックによって形成される内
部回路を介して分岐回路を後段の分岐回路用配線装置に
送り配線すると共に、分岐回路をさらに複数に分岐す
る。そして、配線装置本体内に形成される内部回路は導
電板より複数の導電片を突設して形成された複数の線路
ブロックを配線装置本体内に収納配置するようにして形
成されており、この各線路ブロックは導電板に対する導
電片の連結位置がそれぞれ異なったものとなっている。
つまり、導電片は導電板に穿設された連結孔に端部を連
結固定するようにして導電板に連結固定されているもの
であるが、各線路ブロックを構成する各導電板にはそれ
ぞれ位置を異ならせるようにして連結孔が穿設されてお
り、この連結孔に導電片の端部を連結固定することで導
電板からの導電片の突出位置が異なる数種の線路ブロッ
クが形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のような従
来例にあっては、各線路ブロックは、導電板に対する導
電片の連結位置を異ならせることによって構成が異なる
ようになっているために、導電板は形成される各線路ブ
ロック毎に連結孔の位置が異なるものを複数種用意する
必要があり、各線路ブロックを形成するための専用の導
電板を容易する必要があってコストアップになるという
問題があった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、内部回路を構成する部
材の共通化を図ることができ、コストを下げることがで
きる幹線分岐用配線装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、幹線から分岐され床下に引き込まれた
分岐幹線を複数分岐する幹線分岐用配線装置を床下に複
数設置しておき、上記幹線分岐用配線装置の適宜分岐端
にブレーカを介してコンセントを接続し、床下の空間を
用いて屋内配線を行う床下配線システムの幹線分岐用配
線装置であって、配線装置本体aのハウジング10をボ
ディ10aと内カバー10cとカバー10bとで構成
し、ボディ10aと内カバー10cとを組み合わせるこ
とにより接続部13を形成すると共にボディ10aとカ
バー10bを組み合わせることにより他の接続部11、
12を形成し、配線装置本体a内に複数の導電板201
〜204を収納配置し、各導電板201〜204の長手方
向に沿って複数の連結孔21…を穿設し、配線装置本体
aの端部に設けられた接続部13に至るように配線装置
本体a内に導電片20c…を複数収納配置し、各導電片
20c…の端部を各導電板201〜204に穿設されたい
ずれかの連結孔21…にかしめ固定して数種の線路ブロ
ック1001〜1004を形成したものである。
【0008】また、請求項2記載のものにあっては、配
線装置本体a内に複数の仕切り壁15aを立設して各導
電板201 〜204 が収納配置される導電板収納部20
0を形成したことに特徴を有している。また、請求項3
記載のものにあっては、分岐回路L2 側のケーブルをコ
ネクタ接続する接続部13を備えたことに特徴を有して
いる。
【0009】また、請求項4記載のものにあっては、接
続部13にコネクタ接続されるプラグの接続方向を規制
するガイド溝19bと、コネクタ接続されたプラグの抜
け止めを行う抜け止め部19aとを接続部13に備えた
ことに特徴を有している。
【0010】
【作用】しかして、導電板201〜204に穿設された複
数の連結孔21…のいずれかに対して導電片20cの端
部を接続して線路ブロック100を形成することで、導
電板201〜204に対する導電片20cの連結位置の差
による線路ブロック100の種類の変更は、導電板20
1〜204に穿設された連結孔21…への導電片20cの
連結位置を適宜設定することで行うことができ、導電片
20cの連結位置が異なる複数の線路ブロック1001
〜1004を形成するにあたって、導電板201〜204
は多数の連結孔21…が穿設された1種類のものを用意
するだけでよく、複数種の線路ブロック1001〜10
4を構成する導電板201〜204を共通のものを使用
することができ、部材の共通化を図ることができる。
た、配線装置本体aのハウジング10をボディ10aと
内カバー10cとカバー10bとで構成し、ボディ10
aと内カバー10cとを組み合わせることにより接続部
13を形成すると共にボディ10aとカバー10bを組
み合わせることにより他の接続部11、12を形成する
ので、一方の接続部の個数が異なる複数種の配線装置本
体aを形成するにあたっては、内カバー10cとカバー
10bの一方を新規に作成するだけで他方を共通化して
用いることができる。
【0011】請求項2の発明では、導電板収納部200
に各導電板201 〜204 を収納配置することで導電板
201 〜204 の位置決め等を行う必要がなく組み立て
性が向上する。請求項3の発明では、分岐回路L2 側の
ケーブルをコネクタ接続する接続部13を備えているこ
とにより、分岐回路L2 側のケーブルをコネクタとプラ
グとの嵌合で接続可能とし、配線作業を容易とすること
ができる。
【0012】請求項4の発明では、接続部13にコネク
タ接続されるプラグの接続方向を規制するガイド溝19
bと、コネクタ接続されたプラグの抜け止めを行う抜け
止め部19aとを接続部13に備えていることによって
接続部13への分岐回路L2側のケーブルの誤接続を防
止すると共に、外力によってケーブルが簡易に抜けたり
するのを防止することができる。
【0013】
【実施例】図7にビルの1フロアにおける幹線配線状態
を示す。この幹線配線システムでは、分電室イにおいて
主幹線(図示せず)を複数分岐し、複数エリアの壁面に
設置された分電盤ロでさらに幹線L0 を複数分岐し、そ
れら分岐幹線L1 をフリーアクセスフロア内に引き込
み、本発明に係る幹線分岐用配線装置(以下、ジョイン
トボックスと呼ぶ)Aを用いて床下配線を行う。図7で
は分岐幹線L1 に付した黒丸がジョイントボックスAを
示す。このようにジョイントボックスAをエリア(ハ)
に複数配置しておくことにより、エリア(ハ)内の適宜
位置に自在に分岐回路L2 を設けることができる。
【0014】図8に各エリア(ハ)における配線例を示
し、さらに要部の具体的な構成を図9に示す。なお、説
明を簡単にするために、エリア(ハ)は長方形であると
して以下の説明を行う。分岐幹線L1 は複数のジョイン
トボックスAを介してエリア(ハ)の中央に従属配線す
る。ここで、ジョイントボックスAは、分岐幹線L1
のケーブルの所定長さ(例えば、3m)毎に設置する。
これにより、例えば、図8の斜線で示すエリア(ハ)を
さらに区分した領域ニに、ブレーカユニットBUを介し
てコンセントCを接続可能とする。つまりは、エリア
(ハ)内に分岐回路L2 を適宜設けることを可能とす
る。
【0015】ここで、分岐回路L2 を新たに設ける場合
には、分岐回路L2 の追加を必要とする箇所にブレーカ
ユニットBUを設置し、このブレーカユニットBUとジ
ョイントボックスAとの間を接続し、ブレーカユニット
BUにコンセントCを接続することで対応させる。この
ようにすれば、新たな分岐回路L2 の追加の際に、分電
盤ロまでの広範囲の配線作業が不要になる。
【0016】また、上述のようにジョイントボックスA
を分岐幹線L1 用のケーブルの所定長さ毎に配置してあ
るのは、分岐幹線L1 用のケーブル長を短くして、ケー
ブルの種別として電流容量の小さいもの(例えば、VV
R線もしくはVCT線の8mm 2 や5.5mm2 のもの)も
用いることを可能とし、出来るだけ柔らかいケーブルを
使用することにより、配線作業を容易に行えるようにす
るためである。また、後述するようにハーネスコネクタ
HC及びハーネスプラグHPを用いた分岐幹線L1 用の
ケーブルの接続を行えるようにするためでもある。
【0017】ブレーカユニットBUとしては、床上に設
置されるタイプのもの(図9の左側に示す)と、床面に
埋設する形で設置されるタイプのもの(図9の右側に示
す)とが用いられる。床上設置型のブレーカユニットB
Uは、特に図9(b)に示すように、複数のコンセント
(テーブルタップなど)Cを接続する抜け止め構造を有
するコンセント部COを複数備え、内蔵するブレーカB
Rを介してコンセントCに電源の供給を行う。このブレ
ーカユニットBUは、ハーネスプラグHP付きのケーブ
ルCAによりジョイントボックスAに接続される。この
ブレーカユニットBUに接続されるコンセントCのコー
ドCDには抜け止め構造のハーネスプラグHPを取り付
けてある。
【0018】床面埋設型のブレーカユニットBUは内部
にブレーカBRが内蔵され、ハーネスプラグHP付きの
ケーブルCAでジョイントボックスAに接続される。こ
こで、このブレーカユニットBUにもコンセント(テー
ブルタップ)Cを直接に接続することは可能であるが、
本実施例の場合には、上記ジョイントボックスAと同様
に分岐回線L2 をさらに複数分岐する分岐回路用の配線
装置(以下、ジョイントボックスと呼ぶ。なお、上記幹
線分岐用のジョイントボックスAと識別するために、分
岐回路用のジョイントボックスと呼ぶ)JBを用いて、
複数のコンセントCを接続可能としてある。この場合に
は、ブレーカユニットBUには、ジョイントボックスJ
B側のケーブルCAとしてハーネスコネクタHC付きの
ものを用い、コネクタ接続によりジョイントボックスJ
Bと接続できるようにしてある。なお、この分岐回路用
のジョイントボックスJBの構造は後述する幹線分岐用
のジョイントボックスAとほぼ同じ構造であるので、説
明は省略する。
【0019】幹線分岐用のジョイントボックスAを図1
乃至図4に示す。このジョイントボックスAは、一端
(図中の左側)に幹線L0 のケーブルCAを接続する接
続部11を設け、他端(右側)に送り配線される分岐幹
線L1 のケーブルCAを接続する接続部12を設け、さ
らに両側部にブレーカユニットBUのケーブルCAに取
り付けられたハーネスプラグHPをコネクタ接続する2
個の接続部13を夫々設けてある。
【0020】ジョイントボックスAは配線装置本体aに
よって主体が構成されており、配線装置本体aを構成す
るハウジング10は、図1に示すように、上面が開口す
る箱状のボディ10aと、ボディ10aに被着される下
面が開口する箱状の内カバー10cと、内カバー10c
に被着されるカバー10bとで構成され、ボディ10a
と内カバー10cとは夫々対応させて4箇所に形成され
た挿通孔17a,17bを通して組立鋲16をかしめて
組み合わせる構造としてある。カバー10bは内カバー
10c上に被着されるものであり、カバー10bと内カ
バー10cとは夫々対応させて4箇所に形成された挿通
孔17c,17dを介して取付けねじ16aにて組み合
わせる構造としてある。17eはボディ10aを取付け
ねじにて床面に固定する場合に取付けねじが挿通される
挿通孔である。なお、ボディ10a及びカバー10b、
内カバー10cは合成樹脂製である。
【0021】ボディ10a及びカバー10bの接続部1
1〜13に対応する部分には、仕切り壁15aとしての
複数の隔壁15を形成して、接続部11〜13の内部を
複数の区画に分割してあり、夫々の隔壁15で分割され
る導電板収納部200内に導電板201 〜204 を収め
ることができ、各導電板201 〜204 の設置する場合
に面倒な位置決めを行ったりするようなことなく各導電
板収納部200に対して手間取ることなく簡易に設置で
きるようにしてある。なお、導電板204 は接地用であ
り、この接地極用の端子を幹線分岐用のジョイントボッ
クスAに設けておくことにより、接地極用のケーブル
(以下、アース線と呼ぶ)を個別に配線する必要を無く
し、配線作業を容易とするようにしてある。
【0022】夫々の導電板201 〜204 の一端(接続
部11側)には、接続孔20aを形成し、他端(接続部
12側)に接続孔20dを形成してあり、各導電板20
1 〜204 は接続孔20a,20dを介して締め付けね
じ16bにてボディ10aに連結固定されるようにして
ある。また、夫々の導電板201 〜204 には先端に刃
受部20bが形成された各種形状の導電片20cをかし
め連結し、分岐幹線L 1 を接続部13に分岐している。
各導電片20cの夫々の刃受部20bは接続部13の内
部に夫々収められる。なお、夫々の導電板201 〜20
4 は各非接触状態でハウジング10内に収められること
は言うまでもない。但し、この各導電板201 〜204
を各非接触状態且つ極力絶縁する状態でハウジング10
内に収めるために、ボディ10a,カバー10bに夫々
の導電板201 〜204 を位置決めしたり、絶縁を施す
隔壁などを形成する場合もある。導電板201 〜204
には長手方向に沿って所定間隔毎に多数の連結孔21…
が穿設されており、いずれかの連結孔21…に端部をか
しめ固定するようにして各導電板201 〜204 に導電
片20cが連結されており、かしめ固定される連結孔2
1を適宜設定して導電片20cを導電板201 〜204
に連結固定することで導電片20cの取付位置が異なる
複数種の線路ブロック1001 〜1004 が形成され
る。つまり、連結される連結孔21の位置を適宜設定す
ることで同一形状の導電板201 〜20 4 を用いて導電
片20cの取付け状態の異なる複数種の線路ブロック1
001 〜1004 を形成することができ、複数種の線路
ブロック1001 〜1004 を形成するにあたって、導
電板201 〜204 を共通化することができるようにな
っている。
【0023】上述の導電板201 〜204 を用いて形成
される内部回路を図2に示す。図2の場合には、分岐幹
線L1 には3線式の単相200Vが供給されるようにな
っており、ケーブルCAとしては接地極用の芯線を備え
る4芯構造のものを用いてある。また、ジョイントボッ
クスAでは夫々の分岐側に2線式の単相100Vを供給
し、夫々の分岐側のケーブルCAとしては接地極用の芯
線を備える3芯構造のものが用いられる。
【0024】各接続部13に接続される周知のハーネス
コネクタHC及びハーネスプラグHPの構造について簡
単に説明する。ハーネスプラグHPは、その前面に凹部
を形成してあり、その凹部内に複数本の栓刃が突出する
構造となっている。また、ハーネスコネクタHCは、上
記ハーネスプラグHPの凹部に嵌まる凸部30が突設さ
れ(図9参照)、その凸部30の前面にハーネスプラグ
HPの栓刃が挿入される栓刃挿入口が形成され、その内
部の刃受ばねで栓刃を受ける構造となっている。つま
り、ハーネスコネクタHCの凸部30をハーネスプラグ
HPの凹部に嵌め込むように連結すると、ハーネスプラ
グHPの栓刃がハーネスコネクタHCの刃受ばねに電気
的に接続される。
【0025】また、ハーネスプラグHPの上面には図9
に示すようにロック釦31を設けてあり、このロック釦
31のロック爪がハーネスコネクタHCの凸部の上面に
形成された抜け止め部19aからなるロック溝に係止さ
れることより、ハーネスコネクタHCとハーネスプラグ
HPとの機械的な接続状態が保持される。なお、ロック
釦31を操作してロック爪とロック溝との係止状態を外
せば、ハーネスコネクタHCとハーネスプラグHPとの
接続状態を外すことができるようになっている。さら
に、ハーネスコネクタHCの凸部30の上面にはガイド
溝19bを形成し、ハーネスプラグHPの凹部の内面に
はガイド溝19bに嵌まる突条を形成し、用途の異なる
ハーネスコネクタHCとハーネスプラグHPとが接続さ
れることを防止してある。つまり、接続部13に接続さ
れるプラグはコネクタ接続によって配線作業を手間取る
ことなく容易に行うことができながら、誤接続が防止さ
れると共に外力によって簡単に抜けたりしないようにな
っている。
【0026】接続部11及び接続部12に接続されるケ
ーブルCAは各単線をそれぞれ接続端子を介して各導電
板201 〜204 の端部に締め付けねじ16bによって
電気的に連結されている。また、各導電板201 〜20
4 にケーブルCAの各単線を電気的に接続するにあたっ
て、図10に示されるようにケーブルCAの各単線の心
線を部分的に露出させ、この部分的に露出させた心線を
各導電板201 〜204 上に接続するようにしてもよ
い。このようにしてケーブルCAを接続するようになっ
ているとジョイントボックスAの部分でケーブルCAを
切断することなく接続することができる。
【0027】分岐回路用のジョイントボックスJBは、
送り配線用の接続部12を除いた構造とほぼ同じになっ
ている。このジョイントボックスJBでは、ブレーカユ
ニットBUからのアース線を含む3線式のケーブルCA
及びコンセントCのコードCDをハーネス方式でコネク
タ接続することで、容易に分岐回路L2 を複数分岐でき
るようにしてある。なお、コンセントCとしては、床面
に埋設される埋込型コンセントCも接続される。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように、配線装置本体内
に複数の導電板を収納配置し、各導電板の長手方向に沿
って複数の連結孔を穿設し、配線装置本体の端部に設け
られた接続部に至るように配線装置本体内に導電片を複
数収納配置し、各導電片の端部を各導電板に穿設された
いずれかの連結孔にかしめ固定して数種の線路ブロック
を形成してあるので、導電板に穿設された複数の連結孔
のいずれかに対して導電片の端部を接続して線路ブロッ
クを形成することで、導電板に対する導電片の連結位置
の差による線路ブロックの種類の変更は、導電板に穿設
された連結孔への導電片の連結位置を適宜設定すること
で行うことができ、導電片の連結位置が異なる複数の線
路ブロックを形成するにあたって、導電板は多数の連結
孔が穿設された1種類のものを用意するだけでよく、複
数種の線路ブロックを構成する導電板を共通のものを使
用することができ、部材の共通化を図ることができてコ
ストを下げることができるものである。また、配線装置
本体のハウジングをボディと内カバーとカバーとで構成
し、ボディと内カバーとを組み合わせることにより接続
部を形成すると共にボディとカバーを組み合わせること
により他の接続部を形成するので、一方の接続部の個数
が異なる複数種の配線装置本体を形成するにあたって
は、内カバーとカバーのいずれか一方を新規に作成する
だけで他方を共通化して用いることができ、内カバーと
カバーの両方を新たに作成する必要が無くなって金型代
や製造工程等の増加を抑えて製造コストを安価にするこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上のカバーと内カバーを外した状態の平面図
である。
【図3】幹線分岐用配線装置の正面図である。
【図4】幹線分岐用配線装置の側面図である。
【図5】幹線分岐用配線装置の幹線分岐状態を説明する
説明図である。
【図6】ブレーカ付コンセントと幹線分岐用配線装置を
示す斜視図である。
【図7】ビルの1フロアの幹線配線状態を示す説明図で
ある。
【図8】1エリアの配線状態を説明する説明図である。
【図9】(a)(b)はエリア内の要部の配線方法を示
す平面図及び側面図である。
【図10】他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 分岐回路 a 配線装置本体10 ハウジング 10a ボディ 10b カバー 10c 内カバー 11 接続部 12 接続部 13 接続部 15a 仕切り壁 19a 抜け止め部 19b ガイド溝 201〜204 導電板 20c 導電片 21 連結孔 1001〜1004 線路ブロック 200 導電板収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 25/00 H02G 3/16 H01R 31/02 H01R 4/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幹線から分岐され床下に引き込まれた分
    岐幹線を複数分岐する幹線分岐用配線装置を床下に複数
    設置しておき、上記幹線分岐用配線装置の適宜分岐端に
    ブレーカを介してコンセントを接続し、床下の空間を用
    いて屋内配線を行う床下配線システムの幹線分岐用配線
    装置であって、配線装置本体のハウジングをボディと内
    カバーとカバーとで構成し、ボディと内カバーとを組み
    合わせることにより接続部を形成すると共にボディとカ
    バーを組み合わせることにより他の接続部を形成し、
    線装置本体内に複数の導電板を収納配置し、各導電板の
    長手方向に沿って複数の連結孔を穿設し、配線装置本体
    の端部に設けられた接続部に至るように配線装置本体内
    に導電片を複数収納配置し、各導電片の端部を各導電板
    に穿設されたいずれかの連結孔にかしめ固定して数種の
    線路ブロックを形成して成ることを特徴とする幹線分岐
    用配線装置。
  2. 【請求項2】 配線装置本体内に複数の仕切り壁を立設
    して各導電板が収納配置される導電板収納部を形成して
    成ることを特徴とする請求項1記載の幹線分岐用配線装
    置。
  3. 【請求項3】 分岐回路側のケーブルをコネクタ接続す
    る接続部を備えて成ることを特徴とする請求項1記載の
    幹線分岐用配線装置。
  4. 【請求項4】 接続部にコネクタ接続されるプラグの接
    続方向を規制するガイド溝と、コネクタ接続されたプラ
    グの抜け止めを行う抜け止め部とを接続部に備えて成る
    ことを特徴とする請求項3記載の幹線分岐用配線装置。
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