JPS6242453Y2 - - Google Patents

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JPS6242453Y2
JPS6242453Y2 JP1981020875U JP2087581U JPS6242453Y2 JP S6242453 Y2 JPS6242453 Y2 JP S6242453Y2 JP 1981020875 U JP1981020875 U JP 1981020875U JP 2087581 U JP2087581 U JP 2087581U JP S6242453 Y2 JPS6242453 Y2 JP S6242453Y2
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terminal
connector
electrical contact
housing
relay
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多極の雌雄コネクタ相互の接続により
結線されるワイヤーハーネス群のうち、特定のワ
イヤーハーネスからヒユーズなどの導電片を介し
て分岐線を取り出すのに便利な分岐用中継コネク
タに関するものである。
自動車など数多くの電装品に対して複雑な結線
を行う装置では、はじめに装備される標準品にも
とづいて所定の配線パターンで結線されているも
のであつて、これにカー冷蔵庫、エアーリフアイ
ナ、フオグランプ等のオプシヨン電気品を付加す
る場合には分岐回路が必要となつて、そのための
結線替えが非常に面倒である。
特に自動車においては、改良のための配線処理
がダツシユボード附近でエンジンルーム側のハー
ネス群と室内側のハーネス群とを連絡するために
設けているコネクタ部分で行われるのが殆どであ
つて、狭隘な場所であるのと電線が輻湊している
のとで簡単には行なえないものである。
かゝる配線変更を行う場合、例えば特公昭51ー
45792号公報に開示される如きコネクタを使用し
て分岐線を取り出すことが従来から成されていた
が、このコネクタは第1図に図示するように、板
状の板状の導電部材を打ち抜いて形成した櫛状部
材25と、電線の端部の必線部を挿入させる2つ
の通路29,30を持つた本体部分26と、この
本体部分の中央部に包囲させる中心部分27とを
備えていて、前記中心部分27は2つの前記通路
29,30を横断させて前記櫛状部材25の凸部
及び凹部を挿入し得る溝と、この溝に挿入させた
櫛状部材25を押し込ませた状態に保たせるため
のカバー28を有する構造であり、前記各通路2
9,30に挿入した幹線となる電線の心線部と分
岐線となる電線の心線部とに対して前記櫛状部材
25の凹部で夫々挾みつけるようにすることによ
り2つの電線相互間の電気的接続を行わせてい
る。
かかる構造のコネクタは電線を櫛状部材25で
挾み付けているだけで弾性的、機械的に係合させ
ていないために、車体の振動の影響で電線と櫛状
部材25との接続部で心線部が動くことがあつ
て、そのために弛みが生じて接触不良を来した
り、最悪の場合に心線部が通路29,30から抜
け出すこともある。
これとは別に第2図に示すように、雌雄コネク
タ2,1に対して、所要数の電線両端に前記雌雄
コネクタ2,1と対関係をなす雄雌コネクタ
1′,2′を接続し、かつ電線の中間から線を分岐
してなる中継具24を組み合わせて嵌合を解いた
雌雄コネクタ2,1の間に前記中継具24を介在
せしめる如き手段も多用されるが、この中継具が
相当な長さとなることから配線が弛緩して納まり
が悪い問題があつた。
さらに前記両方式ともに、電源極を分岐するこ
とが多い配線変えに対してヒユーズを別途設ける
心要があつて、より一層配線が複雑となるばかり
でなく、ヒユーズの固定にも別途考慮を払わねば
ならない等の問題があつた。
本考案は上記欠点に鑑み、特に自動車のダツシ
ユボート附近などの狭隘な場所において、雌雄コ
ネクタに関連して行う分岐配線処理を単一構造の
分岐用中継コネクタにより簡単に、かつコンパク
トに行えると共に、耐振的にもすぐれた配線を可
能ならしめることにより、前述せる従来の問題点
の解消をはからうとする点に特徴を有する。
以下に、本考案の具体的構成について添付図面
にもとづいて詳細に説明する。
第3図は本考案に係るコネクタの例を分解斜視
したものであつて、該コネクタはハウジング相互
およびハウジング内に夫々収容される電気接触端
子相互を雌雄嵌合関係により、機械的および電気
的に接続し得る1対の雄コネクタ1と雌コネクタ
2との間に介在せしめる分岐用中継コネクタ3で
あつて、前記雄コネクタ1及び雌コネクタ2と同
じ極数である所要数例えば6個の中継用電気接触
端子(以下中継端子と称す)7a〜7fを、前記
両コネクタ1,2の端子収容部に対応させた形状
及び配列で設けられた6個の端子収容部6a〜6
fに夫々有する第1ハウジング4と、分岐回路を
取り出すために必要な2個の電気接触端子(以下
端子と称する)11,8を、前記端子収容部6a
〜6fのうち下段の中間部及び一端部に位置する
端子収容部6d及び端子収容部6bに隣り合わせ
て夫々設けた第1端子収容部9及び第2端子収容
部10に対して夫々単極をなして有する第2ハウ
ジング5とが上下の並列的な一体に設けられてい
る。
第1ハウジング4は、雄コネクタ1、雌コネク
タ2の各ハウジングにおける嵌合部と嵌合可能な
嵌合部すなわち雌コネクタ2に対応する嵌合部と
雄コネクタ1に対応する嵌合部とを前後の両側に
有する一方、前記両コネクタ1,2の各係合片1
4,15に係合し得る係合片16,17を周壁の
一側で前記第2ハウジング5を逃がした個所に有
している。
第2ハウジング5は雄コネクタ1と結合する前
側を、第5図に示す如く第1ハウジング4の前面
と面一の一体にさせ、一方、雌コネクタ2と結合
する後側は、前記端子収容部6bに隣り合わせた
第2端子収容部10を第1ハウジング4の後面と
面一にさせかつ、前記端子収容部6dに隣り合わ
せた第1端子収容部9を第1ハウジング4の後面
から引込ませた段違いの形態となしていて、さら
に前記第2端子収容部10の後部側周壁は、後述
する単極用コネクタ19が外嵌合可能なように、
第1ハウジング4及び第1端子収容部9とは離し
て独立した筒状部に形成されている。
さらに第2ハウジング5には、第1ハウジング
4の端子収容部6a〜6fのうち、特定極例えば
正電圧極に連結する中継端子7dが収容される前
記端子収容部6dと、その直下の第1端子収容部
9とに亘らせて、それ等の間に介在する仕切壁部
にハウジング後面側から凹設して、後面側に開口
しかつ適当な深さを有する溝状に形成した通路1
3を設けていて、この通路13を介して前記端子
収容部6d,9を連通せしめている。
中継端子7a〜7fは、前記両コネクタ1,2
の電気接触端子に接続し得る雄形の接触部20と
雌形の接触部21とを両端に一体をなして有する
双頭状端子に形成され、一方、第2端子収容部1
0に収容される端子8も同様な形状の双頭状端子
に形成される。
また、第1端子収容部9に収容される端子11
は例えば雄形の接触部を有する単頭状端子に形成
させている。
そして、正電圧極に連絡する中継端子7dと、
前記端子11とは、前記通路13に介挿せしめる
連結片12により一体に連結されて、この一体構
造になる端子が分岐中継端子を構成している。
なお、第3図および第4図中、18は単極コネ
クタ19を固定するために、第2端子収容部10
の周壁に設けた係合片である。
叙上の構成になるコネクタ3はハウジング内へ
の各端子収容に際しては、中継端子7a〜7c,
7e,7fを対応する端子収容部6a〜6c,6
e,6fに夫々挿入側となる後側の開口から挿入
して所定位置に固定し、また端子8も同様に第2
端子収容部10に同要領で挿入固定し、さらに中
継端子7d、連結片12、端子11からなる分岐
中継端子を、端子収容部6d、第1端子収容部9
および通路13が連続しているコネクタ3ハウジ
ングの後面側から、中継端子7dが端子収容部6
dに、連結片12が通路13に、端子11が第1
端子収容部9に夫々介在される如く押し込み挿入
して所定位置に固定させることによつて組立てが
終わる。
なお、各端子7a〜7f,8,11のハウジン
グ内での固定は周知の手段で行えばよく、例えば
各端子の板状部における中間部に切り起しにより
爪を設け、この爪をハウジング内の段差部を乗り
越えさせて、爪を引つ掛け固定するなどの手段が
一般的である。
なお、端子8,11のハウジング内前側に位置
している雄形接触部に対して、後述するブレード
型ヒユーズ22の刃に嵌合し得る雌形接触片23
を嵌合せしめることにより、前記ヒユーズ22の
結合を容易ならしめるようにしている。
組立てが完了したコネクタ3に対してブレード
型ヒユーズ22を第1端子収容部9、第2端子収
容部10内における雌形接触片23が嵌合されて
なる前記各端子11,8に対して前側(第3図に
おいて右側)から嵌合すると共に、第1ハウジン
グ3に対して雄コネクタ1、雌コネクタ2を嵌合
し、さらに単極用電気端子が端子収容部に収容さ
れて前記第2端子収容部10に接続するための増
設回路用の単極コネクタ19を第2端子収容部1
0のハウジング後面側の筒状部に外嵌合せしめる
ことによつて、結線は終るが、中継端子7dは連
絡片12、端子11、前記ヒユーズ22、端子8
を介して、前記単極コネクタ19の電気端子(図
示せず)に電気的に接続される。
このようにして、エンジンルーム側の配線端に
存する雄コネクタ1と、車室側の配線端に存する
雌コネクタ2との結合は分岐用中継コネクタ3を
介して簡単かつ確実に成され、しかも係合片14
と16が、係合片15と17が係合するので機械
的な安定結合が成され、振動に耐性を有する接続
が可能となる。
一方、正電圧極としての中継端子7dは前述す
る如く、連結片12及び電気端子11ならびに、
ブレート型ヒユーズ22を経て単極コネクタ19
に導かれるので、オプシヨン装置に対する分岐回
路の取り出しも前記コネクタ3で確実に行われ
る。
叙上の如く構成した本考案コネクタは雌雄コネ
クタ2,1の間に介在せしめて電気的・機械的に
結合できるので、振動に対して十分な耐性があり
接触不良などの問題を防止し、安定した電気接続
が可能である。
さらに本考案コネクタを用いることによつて分
岐回路を同時に取り出すことができ、実施例の如
く分岐回路を保護するためのヒユーズを同時に前
記コネクタに取り付けることができるので配線処
理は頗る容易となるばかりでなく、コンパクトに
まとめることが可能であり、特に自動車用ワイヤ
ハーネスに実施して好適な分岐用中継コネクタで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の分岐コネクタの外観斜視図、第
2図は従来の中継具の実施例に係る車体内部配線
の斜視図、第3図は本考案コネクタの例に係る分
解斜視図、第4図は同じく右斜めに下方視したハ
ウジング斜視図、第5図は右側面図である。 1……雄コネクタ、2……雌コネクタ、3……
分岐用中継コネクタ、4……第1ハウジング、5
……第2ハウジング、6a〜6f……端子収容
部、7a〜7f……中継用電気接触端子、8……
電気接触端子、9……第1端子収容部、10……
第2端子収容部、11……電気接触端子、12…
…連結片、13……通路、14〜18……係合
片、19……単極用コネクタ、20,21……接
触部、22……ブレード型ヒユーズ、23……接
触片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング相互およびハウジング内に夫々収容
    される電気接触端子相互を雌雄嵌合関係により、
    機械的および電気的に接続し得る1対の雄コネク
    タ1と雌コネクタ2との間に介在せしめる分岐用
    中継コネクタであり、所要数の中継用電気接触端
    子7a…を端子収容部6a…に夫々有する第1ハ
    ウジング4と、2個の電気接触端子8,11を第
    1端子収容部9と第2端子収容部10とに単極を
    なし有する第2ハウジング5とが並列的な一体に
    設けられていて、第1ハウジング4は雄コネクタ
    1・雌コネクタ2の各ハウジングにおける嵌合部
    と嵌合可能な嵌合部を前後の両側に有すると共
    に、前記両コネクタ1,2の各係合片14,15
    に係合し得る係合片16,17を周壁の一側に有
    し、一方、第2ハウジング5は、第1端子収容部
    9が第1ハウジング4の端子収容部6a…のうち
    特定極に連絡する中継用電気接続端子7dが収容
    される端子収容部6dと通路13により連通され
    ていると共に第2端子収容部10の周壁が単極用
    コネクタ19と雌雄嵌合し得る嵌合部に形成され
    ており、前記中継用電気接触端子7a……は、雄
    コネクタ1、雌コネクタ2の電気接触端子に接続
    し得る接触部20,21を両端に有する双頭状端
    子に形成され、前記第2端子収容部10に収容す
    る電気接触端子8は同様な双頭状端子に形成され
    一方、前記第1端子収容部9に収容する電気接触
    端子11は単頭状端子に形成されていて、この電
    気接触端子11と、前記特定極に連絡する中継用
    電気接触端子7dと前記通路13に介挿する連絡
    片12とを連結し一体となすことにより分岐中継
    端子に形成せしめてこの分岐中継端子により分岐
    された分岐回路が、第1端子収容部9に収容する
    前記電気接触端子11と第2端子収容部10に収
    容する電気接触端子8との間に橋絡したブレード
    型ヒユーズ22などの導電片を介して第2端子収
    容部10に嵌合した単極用コネクタ19から導出
    し得る如くしたことを特徴とする分岐用中継コネ
    クタ。
JP1981020875U 1981-02-16 1981-02-16 Expired JPS6242453Y2 (ja)

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JPS57133880U JPS57133880U (ja) 1982-08-20
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JP2018007378A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス

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JPS57133880U (ja) 1982-08-20

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