JPH0736430Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH0736430Y2
JPH0736430Y2 JP1988049311U JP4931188U JPH0736430Y2 JP H0736430 Y2 JPH0736430 Y2 JP H0736430Y2 JP 1988049311 U JP1988049311 U JP 1988049311U JP 4931188 U JP4931188 U JP 4931188U JP H0736430 Y2 JPH0736430 Y2 JP H0736430Y2
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JP
Japan
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conductor
conductors
case
insulating plate
terminal portion
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JP1988049311U
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JPH01157524U (ja
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哲朗 斉本
圭一 尾崎
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の電気配線などに用いられる電気接続
箱の改良に関する。
従来の技術 従来、この種の電気接続箱として第6図に示す如く、上
部ケース1と下部ケース2に複数本のブスバー3をその
巾方向に縦に並列に収容すると共に、平面ブスバー4の
一端を所望のブスバー3にスポット溶接などにより分岐
接続し、他端に設けた外部接続用端子部5を上部ケース
1に形成した絶縁ハウジング6a,6b,6cなどに挿着し、ヒ
ューズA、リレーB、ヒュージブルリンクCのような電
気部品の雄端子7を前記端子部5に嵌挿して接続するよ
うにしたものがある。図中、8,8′はブスバーの位置決
め溝、9は端子部5を支持する突起、10はワイヤーハー
ネスWの端末コネクタDに対する挿着部である。
考案が解決しようとする課題 従来の電気接続箱では、リレーやヒューズを接続するた
めの絶縁ハウジング6a,6b…が上部ケース1の上壁1aに
形成されている。従って、分岐接続に使用される平面ブ
スバー4の外部接続用端子部5を集合、配列させて電極
端子群Eを形成し、これを各絶縁ハウジングに臨ませる
ためには平面ブスバー4の長さlや縦ブスバー3との接
続位置を変えるなどそのレイアウトには種々の工夫が必
要である。そして、電気接続箱が適用される自動車の種
類やグレードが異なると、上記絶縁ハウジングの数や形
成位置も変わるから、平面ブスバーの共通化は困難であ
り、多種類の平面ブスバーを用意しなければならず、部
品点数および金型の増大などによりコストアップを招
く。
本考案の課題は、上記の問題点に鑑み、ケースに形成さ
れるヒューズやリレーなどを接続するための絶縁ハウジ
ングの位置や分岐接続に使用される回路部品などを共通
化し、低いコストで容易に製作することができ、車種や
グレードの違いに合わせて回路構成を簡単に変えること
ができる電気接続箱を提供することにある。
課題を解決するための手段 前記の課題を達成するため、本考案の電気接続箱は、箱
型の表カバーと裏カバーとからなるケースと、該ケース
に収容される絶縁板と、この絶縁板上において長手方向
に並設した複数本の導体と、ブスバーの一端にスロット
を有する圧接片を形成し、他端に外部接続用端子部を形
成し、かつ長さが同一または異なる複数の分岐用導体と
を備え、前記ケースの前記導体と平行な側壁にはヒュー
ズ、リレーなどの電気部品を接続する複数のハウジング
が形成され、前記複数の分岐用導体は前記絶縁板上の導
体とは交差して配設され、その一端の圧接片はスロット
を介して所望の導体に接続され、他端の外部接続用端子
部が前記側壁の対応するハウジングに収容されているこ
とを特徴とする。
以下、上記構成を実施例を示す図面を参照して具体的に
説明する。
実施例 第1図において、11はブスバーからなる導体であって、
絶縁板12の表裏両面にその巾方向を縦にして一定間隔で
複数本が並列に配置されており、導体11の一端(または
両端)には雄形端子部11aが形成されて絶縁板12の端側
から突出している。
13は表,裏カバー13A,13Bからなる箱型のケースであっ
て、図示しないロック手段により開閉自在に構成されて
いる。ケース13の前記導体11の巾面と平行な側壁13aに
は、ヒューズ、リレー等の電気部品を接続するハウジン
グ14,14′…が形成されている。また、ケース13の両側
の端壁13bには、前記雄形端子部11aを収容するハウジン
グ15,15′が形成され、ワイヤーハーネス接続用のコネ
クタ結合部を構成している。
16はブスバーからなる分岐接続用導体であって、第2図
aのように、一端に雄形端子部16aを、他端にスロット1
6bを有する一対の圧接片16cを、それぞれ形成した構造
をもつ。
この分岐接続用導体16は、種々の長さのものを予めハウ
ジング14,14′…の位置に合わせて絶縁板12に導体11と
直交する方向に固定しておく。固定方法は、絶縁板12に
溝(図示せず)を設けて圧入したり、接着剤或いは超音
波溶着など既知の方法に従う。
固定された各分岐接続用導体16の雄形端子部16aに雌−
雌中継端子17の一端を嵌挿する一方、圧接片16cのスロ
ット16bに前記導体11を圧入固定し、ケース13を被せる
ことにより電気接続箱の組立が終了する。
中継端子17は分岐接続用導体16の外部接続用端子部とし
て機能するが、相手側が雌端子であれば雄形端子部16a
をそのまま使用すればよい。
また、分岐接続用導体16は、第2図bに展開して示すよ
うに、鈑金のプレス、折曲加工により製作容易であり、
その長短は第2図cの如くカットすることで自由に調整
することができ、最小限一台の金型装置があれば足り
る。
第3図はブスバー状の導体11の代わりに単芯線や撚線か
らなる導体11′を使用すると共に、該銅線11′の端部に
は分岐接続用導体16と同様の構造をもつ圧接端子18をコ
ネクタ結合用端子として圧接接続したものである。第4
図は上記圧接端子18の代わりに導体11′の端部を丸ピン
加工してピン端子部11a′として形成したものである。
第5図はブスバーからなる分岐接続用導体16の代わりに
単芯線や撚線からなる導体16′を使用したものである。
導体16′と導体11との接続には、導体11の所望位置にス
ロット11bを有する一対の圧接片11cを起立連成して導体
16′の一端を圧入接続し、他端には通常の雌端子19を外
部接続用端子部として圧着接続したものである。
第3図乃至第5図に示す実施例は、第1図に示されるブ
スバーからなる導体11および分岐接続用導体16のいずれ
か一方に単芯線や撚線を使用したので、ブスバーの打抜
用金型を減らし、一層のコスト低下を図ることができ
る。
以上は各導体11,11′,16,16′を絶縁板12を用いて配設
した例であるが、これを省いて従来例を示す第6図と同
様に表,裏カバー13A,13Bのいずれかに直接配設しても
よい。
作用 本考案の電気接続箱は、第1図から明らかなように、リ
レー、ヒューズなどの電気部品を接続するハウジングを
ケース13の側壁13aに形成したので、横方向に配列した
導体11に対して分岐接続用導体16を縦に配設して接続す
ればよく、その接続およびレイアウトがきわめて容易に
できる。
分岐接続用導体16は第2図cのように長さを簡単に変え
ることにより、所望の導体11に接続することができるか
ら、回路の設計変更も容易である。
従って、電気接続箱が適用される車種やグレードの異な
る場合でも、その構成部品である導体11(11′)や分岐
接続用導体16(16′)を共通化できるから、部品点数が
減少し、部品の製造コストを大巾に低減することができ
る。また、上記導体11,11′,16,16′はいずれもパター
ン化され、単純な形状をしているから、金型の種類およ
び制作費が少なく、イニシャルコストが低くて済む。
考案の効果 以上説明したように、本考案の電気接続箱は、ヒュー
ズ、リレー等の電気部品を接続するハウジングをケース
の側壁に設けたことにより、内部回路を構成する部品の
パターン化および共通化により、部品点数や金型などが
減少してコストの大巾な低減が可能であり、回路の接続
構造も簡単であるから、車種、グレード別による設計変
更も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気接続箱の一実施例を示す一部切欠
斜視図、 第2図a〜cは同上の電気接続箱を構成する分岐接続用
導体を示す拡大斜視図(a)、展開図(b)とその一部
カット図(c)、 第3図乃至第5図は夫々本考案の他の実施例を示す一部
切欠斜視図、 第6図は従来の電気接続箱の分解斜視図である。 11,11′……導体、13……ケース、13A…表カバー、13B
……裏カバー、14,14′……ハウジング、16,16′……分
岐接続用導体、17……中継端子(外部接続用端子部)、
19……雌端子(外部接続用端子部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱型の表カバーと裏カバーとからなるケー
    スと、該ケースに収容される絶縁板と、この絶縁板上に
    おいて長手方向に並設した複数本の導体と、ブスバーの
    一端にスロットを有する圧接片を形成し、他端に外部接
    続用端子部を形成し、かつ長さが同一または異なる複数
    の分岐用導体とを備え、 前記ケースの前記導体と平行な側壁にはヒューズ、リレ
    ーなどの電気部品を接続する複数のハウジングが形成さ
    れ、前記複数の分岐用導体は前記絶縁板上の導体とは交
    差して配設され、その一端の圧接片はスロットを介して
    所望の導体に接続され、他端の外部接続用端子部が前記
    側壁の対応するハウジングに収容されていることを特徴
    とする電気接続箱。
JP1988049311U 1988-04-14 1988-04-14 電気接続箱 Expired - Lifetime JPH0736430Y2 (ja)

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JPH01157524U JPH01157524U (ja) 1989-10-31
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