JPH11185885A - 過電流保護付ジョイントコネクタ - Google Patents

過電流保護付ジョイントコネクタ

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JPH11185885A
JPH11185885A JP9355387A JP35538797A JPH11185885A JP H11185885 A JPH11185885 A JP H11185885A JP 9355387 A JP9355387 A JP 9355387A JP 35538797 A JP35538797 A JP 35538797A JP H11185885 A JPH11185885 A JP H11185885A
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JP
Japan
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overcurrent protection
connector
terminal
bus bar
connector housing
Prior art date
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Withdrawn
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JP9355387A
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English (en)
Inventor
毅之 ▲柳▼瀬
Tsuyoshi Yanase
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の簡易な構造で障害時の過電流保護素子
を容易に交換することができるようにした過電流保護付
ジョイントコネクタを提供することを課題とする。 【解決手段】 相手コネクタとの接続部を有するコネク
タハウジングと、前記コネクタハウジング内に、前記接
続部方向に延びた複数の分岐端子部を有するブスバー
と、前記分岐端子部と接続され、前記相手コネクタと接
続される端子接続片と、前記分岐端子部と前記端子接続
片との間に接続される過電流保護素子と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は過電流保護素子が設
けられている過電流保護付ジョイントコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】特公平8−9313号公報には図5に示
されるような自動車のワイヤリングシステムが開示され
ている。すなわち、バッテリEと電気接続箱Bとはヒュ
ージブルリンク2を介して電線1で接続され、電気接続
箱B内においては総括ヒューズ4aを介して4個の負荷
1 〜R4 に対してそれぞれヒューズ8a〜8dを介し
て接続する。また、電気接続箱Bと各負荷との接続は
雌、雄の多極コネクタ9,10により結合すると共に該
コネクタ9,10間にまたがる一方に個別ヒューズ8a
〜8dを集約して一体化した多連ヒューズ8を介装する
ようにしている。
【0003】図6は同上の実施態様を示しており、多連
ヒューズ8はカード型に形成され、絶縁基板81 に可溶
体8a′,8b′…を並設し、その両端に接続部82
配設すると共に絶縁基板81 の一端に抜差用の撮み83
を突設する。多極の雌コネクタ9は、電気接続箱Bの一
側に形成された凹部91 に多連ヒューズ8の差込み用の
スリット92 を開設すると共に、該スリット92 の内奥
部に前記総括ヒューズ4aから分岐されたブスバー93
の先端に形成されたコ字状の端子部94 を配列させる。
多極の雄コネクタ10は、前記凹部91 に嵌合する凸型
ハウジング10 1 に前記支線7a等の先端に圧着接続さ
れた端子金具102 を収容係止させ、該端子金具102
の先端部には前記端子部94 と同様にコ字状の電気接触
部103が形成する。
【0004】このように形成された電気接続箱Bの雌コ
ネクタ9におけるスリット92 に多連ヒューズ8を差し
込み、各可溶体8a′,8b′…の一端側を端子部94
と接続部82 とにより接続した御、雄コネクタ10を凹
部91 に嵌合して同様に接続することにより総括ヒュー
ズ4aと各支線7a〜7dとが一括して接続され、しか
も各支線にはその実負荷電流に見合った個別ヒューズ8
a〜8d(8a′〜8d′)が介装される。そして、可
溶体8a′〜8d′のいずれかが溶断した場合には、多
連ヒューズ8ごと新品と交換するようにしている。
【0005】図7は多連ヒューズの別の実施態様を示
す。この多連ヒューズ11は、一対の刃型端子12a,
12aと小容量の可溶体12bとからなる刃型ヒューズ
12,12′…をプラスチックケース13により多数組
横一列に一体的に形成したもので、各ヒューズの可溶体
12bはその実負荷電流に合った容量に形成される。図
中、14は電気接続箱Bに設けられた多連ヒューズ11
に対する結合用コネクタ、15は刃型端子12aを内部
回路と接続するための雌−雄中継端子、16は前記支線
7a〜7d等で形成される通常のワイヤーハーネス結合
用コネクタである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のワイヤリングシステムにおいては、負荷と共に負荷に
接続されるヒューズが増加し、該ヒューズを収納する箱
が必要とし、構成が大型となると共にコストアップとな
る。
【0007】本発明は小型で簡易な構造で障害時の過電
流保護素子を容易に交換することができる過電流保護付
ジョイントコネクタを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、相手コネクタとの接
続部を有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウ
ジング内に、前記接続部方向に延びた複数の分岐端子部
を有するブスバーと、前記分岐端子部と接続され、前記
相手コネクタと接続される端子接続片と、前記分岐端子
部と前記端子接続片との間に接続される過電流保護素子
と、を備える。
【0009】請求項2の発明においては、前記相手コネ
クタとの接続部を前記コネクタハウジング一端と他端に
設ける。
【0010】一端側または一端側と他端側に相手コネク
タとの接続部をコネクタハウジングに設け、該コネクタ
ハウジング内にブスバーの接続方向に延びる分岐端子部
に過電流保護素子を介して相手コネクタと接続する端子
接続片を設けるようにしたので、コネクタハウジング内
に過電流保護素子が収納され、小型で簡易な構成にする
ことができ、容易に過電流保護素子の交換を行うことが
できる。
【0011】請求項3の発明においては、前記過電流保
護素子を前記端子接続片と前記分岐端子部を除去した前
記ブスバーに直接接続する。ブスバーの分岐端子部を除
去して過電流保護素子を直接ブスバーに接続するように
したので、ブスバーの形成を容易に行うことができる。
【0012】請求項4の発明においては、前記端子接続
片の中の1端子片を前記過電流保護素子を接続せずに直
接前記ブスバーと接続する。端子接続片の中の1端子片
には過電流保護素子を接続しないようにしたので、該端
子を使用して各負荷に大電流を供給することができる。
【0013】請求項5の発明においては、前記過電流保
護素子を通過する電流による発熱によって溶断する溶断
素子または熱によって抵抗値を増加させるPTC素子、
または溶断素子とPTC素子の両方を使用する。過電流
保護素子として電流による発熱によって溶断する溶断素
子または熱によって抵抗値を増加させるPTC素子、ま
たは溶断素子とPTC素子の両方を使用するようにした
ので、負荷に合った過電流保護を行うことができる。
【0014】また請求項6の発明においては、前記端子
接続片と前記過電流保護素子とが接続された前記ブスバ
ーが前記コネクタハウジング内にモールドする。ブスバ
ーに接続された過電流保護素子および端子接続片をコネ
クタハウジング内にモールドするようにしたので、容易
にブスバーをコネクタハウジング内に固定することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
3を参照して説明する。図1(A)は本発明の実施例の
斜視図、(B)は同実施のコネクタハウジングの透視斜
視図、図2は同実施例のコネクタハウジングの断面図、
図3は同実施例のブスバー、過電流保護素子および端子
接続片の取付を説明するための図である。
【0016】過電流保護付ジョイントコネクタは、図1
(A)に示されるように、コネクタハウジング20、該
コネクタハウジング20の接続部20Aおよび20Bに
差し込む相手コネクタ21Aおよび21Bで構成され
る。相手コネクタ21Aおよび21Bには21a1 ,2
1a2 で示すように複数の端子収納室が設けられ、該端
子収納室には電線22Aおよび22Bと接続された図示
しない端子が収納され、後述するコネクタハウジング2
0内に設けられている端子接続片25Aおよび25Bと
挿入孔21b1 〜21b2 等を介して接続される。
【0017】コネクタハウジング20内には、図1
(B)および図2に示されるように、端子接続片25A
および25Bが過電流保護素子24Aおよび24Bを介
して接続されたブスバー23がモールドされて固定され
ている。ブスバー23には、図3に示されるように、コ
ネクタハウジング20の接続部20Aおよび20B方向
に延びた複数の分岐端子部23Aおよび23Bが設けら
れている。
【0018】また25Aおよび25Bはそれぞれブスバ
ー23の分岐端子部23Aおよび23Bと接続される端
子接続片で、前述したように、相手コネクタ21Aおよ
び21Bに収納されている端子と接続される。端子接続
片25Aおよび25Bとブスバー23の分岐端子部23
Aおよび23Bとは過電流保護素子24Aおよび24B
を介して接続される。なお過電流保護素子24Aおよび
24Bは半田付等により端子接続片25Aおよび25
B、および分岐端子部23Aおよび23Bに固定接続さ
れる。
【0019】またブスバー23に電流を供給する端子接
続片25B2 には過電流保護素子を接続せずに、直接ブ
スバー23と接続される。したがって、電気回路として
は図4に示されるように、端子接続片25B2 より供給
された電流はブスバー23を通り、それぞれ過電流保護
素子24Aおよび24Bを介して端子接続片25Aおよ
び25Bに分岐され、負荷に供給される。
【0020】過電流保護素子24Aおよび24Bとして
は、電流による発熱によって溶断する溶断素子や、熱に
よって抵抗値を増加させるPTC素子であっても良く、
また溶断素子とPTC素子との両方を混在するようにし
てもよい。また実施例では過電流保護素子24Aおよび
24Bをブスバー23の分岐端子部23Aおよび23B
と接続するようにしていたが、分岐端子部23Aおよび
23Bを除去して直接ブスバー23と接続するようにし
てもよい。
【0021】また実施例ではコネクタハウジング20の
接続部20Aおよび20Bで相手コネクタ21Aおよび
21Bと接続するようにしていたが、接続部20Aまた
は20Bのいずれか一端のみで相手コネクタと接続する
ようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。一端側または一端側と他端側に相手
コネクタとの接続部をコネクタハウジングに設け、該コ
ネクタハウジング内にブスバーの接続方向に延びる分岐
端子部に過電流保護素子を介して相手コネクタと接続す
る端子接続片を設けるようにしたので、コネクタハウジ
ング内に過電流保護素子が収納され、小型で簡易な構成
にすることができ、容易に過電流保護素子の交換を行う
ことができる。
【0023】ブスバーの分岐端子部を除去して過電流保
護素子を直接ブスバーに接続するようにしたので、ブス
バーの形成を容易に行うことができる。端子接続片の中
の1端子片には過電流保護素子を接続しないようにした
ので、該端子を使用して各負荷に大電流を供給すること
ができる。
【0024】過電流保護素子として電流による発熱によ
って溶断する溶断素子または熱によって抵抗値を増加さ
せるPTC素子、または溶断素子とPTC素子の両方を
使用するようにしたので、負荷に合った過電流保護を行
うことができる。また、ブスバーに接続された過電流保
護素子および端子接続片をコネクタハウジング内にモー
ルドするようにしたので、容易にブスバーをコネクタハ
ウジング内に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の実施例の斜視図、(B)
は同実施例のコネクタハウジングの透視斜視図である。
【図2】同実施例のコネクタハウジングの断面図であ
る。
【図3】同実施例のブスバー、過電流保護素子および端
子接続片の取付を説明するための図である。
【図4】本発明の実施例の電気回路の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【図7】従来例の説明図である。
【符号の説明】
20 コネクタハウジング 20A,20B 接続部 21A,21B 相手コネクタ 23 ブスバー 23A,23B 分岐端子部 24A,23B 過電流保護素子 25A,25B 端子接続片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタとの接続部を有するコネク
    タハウジングと、 前記コネクタハウジング内に、 前記接続部方向に延びた複数の分岐端子部を有するブス
    バーと、 前記分岐端子部と接続され、前記相手コネクタと接続さ
    れる端子接続片と、 前記分岐端子部と前記端子接続片との間に接続される過
    電流保護素子と、を備えたことを特徴とする過電流保護
    付ジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記相手コネクタとの接続部を前記コネ
    クタハウジング一端と他端に設けるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の過電流保護付ジョイントコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記過電流保護素子を前記端子接続片と
    前記分岐端子部を除去した前記ブスバーに直接接続する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の過
    電流保護付ジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記端子接続片の中の1端子片を前記過
    電流保護素子を接続せずに直接前記ブスバーと接続する
    ようにしたことを特徴とする請求項1,2または3記載
    の過電流保護付ジョイントコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記過電流保護素子を通過する電流によ
    る発熱によって溶断する溶断素子または熱によって抵抗
    値を増加させるPTC素子、または溶断素子とPTC素
    子の両方を使用するようにしたことを特徴とする請求項
    1,2,3または4記載の過電流保護付ジョイントコネ
    クタ。
  6. 【請求項6】 前記端子接続片と前記過電流保護素子と
    が接続された前記ブスバーが前記コネクタハウジング内
    にモールドしたことを特徴とする請求項1,2,3,4
    または5記載の過電流保護付ジョイントコネクタ。
JP9355387A 1997-12-24 1997-12-24 過電流保護付ジョイントコネクタ Withdrawn JPH11185885A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8210878B2 (en) 2008-05-09 2012-07-03 Tyco Electronics Japan G.K. Electrical connector
CN104715558A (zh) * 2013-12-13 2015-06-17 蓝开平 一种监控电气火灾的多功能监控器和方法
EP2909897A1 (en) * 2012-10-16 2015-08-26 TE Connectivity Germany GmbH Electrical potential distribution plug type adapter, method for equipping an electrical distributor device

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