JP2533901Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2533901Y2
JP2533901Y2 JP1988060623U JP6062388U JP2533901Y2 JP 2533901 Y2 JP2533901 Y2 JP 2533901Y2 JP 1988060623 U JP1988060623 U JP 1988060623U JP 6062388 U JP6062388 U JP 6062388U JP 2533901 Y2 JP2533901 Y2 JP 2533901Y2
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press
circuit
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load
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彰芳 佐藤
明彦 千里久
裕一 石田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の配線に用いられる電気接続箱に関
する。
〔従来の技術〕
従来の電気接続箱は、多数のヒューズやリレーを集約
して設け、ワイヤーハーネスのジョイント部を吸収する
ために、内部回路の構成にブスバーを使用している。
第6図はその一例を示し、メインカバー1とアンダー
カバー2に絶縁板3と複数のブスバー4とから成る配線
板組立体a,b…を収納する。そして、ブスバー4に起立
連成したタブ端子5を絶縁板3のタブ孔6を貫通させて
両端部に雌端子部7を設けた中継端子8の一端を嵌挿し
て、該中継端子8を両カバーに設けたコネクタ挿着部
9、ヒューズキャビティ10等に突出させ、ワイヤーハー
ネスWの端末コネクタ9′やヒューズ11等を接続できる
ようにしてある。12はリレー、13はサーキットブレーカ
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上の如く、内部回路の構成にブスバー4を使用して
いるが、タブ端子5群の配列や絶縁板各層のタブ孔6を
貫通させる等、回路の取廻しがきわめて複雑であり、回
路の一部変更を要する場合にはブスバー4の切断等で対
応するとしても、大巾な回路変更は不可能である。従っ
て、電気接続箱を適用する車種やグレードが変る毎に、
回路設計やブスバー金型を根本的に替える必要があり、
コストアップの要因となっていた。
本考案の課題は、かかる問題点を解決し、車種やグレ
ード別による回路構成の変更を容易にし、低コストで製
作できる電気接続箱を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を達成するため、本考案にあっては、第1
図に示すように、カバー1,2内に、ヒューズ11の上流側
に接続される電源側回路Eとヒューズ11の下流側に接続
される負荷側回路Lとからなる内部回路を収容して成る
電気接続箱において、前記電源側回路Eは、ヒューズ11
の上流側に接続される端子5bを設けたブスバー4を絶縁
板3に配設して形成され、前記負荷側回路Lは、前記ヒ
ューズ11の下流側に接続されるヒューズ側圧接端子15の
スロット15bに電線14の一端を圧入接続すると共に、該
電線14の他端側を前記カバー1,2に固定された少なくと
も1個の負荷側圧接端子15′のスロット15bに圧入接続
して形成されていることを特徴とする。
〔作用〕
第1図から明らかなように、負荷側回路Lの数は電線
14に接続する圧接端子15の数を増減することにより自由
に変えられるから、ジョイント吸収能力が大きく、回路
変更が容易であり、車種、グレードが異っても迅速に対
処できる。
そして、電源側回路Eを形成するブスバー4の電流容
量を大きくしておけば、ヒューズ11の交換によりジョイ
ント数の増減に対して簡単に対処できる。
従って、比較的複雑なパターンを有するブスバー4に
よる電源側回路Eは車種、グレードによらず共通回路と
して使用することができ、製造工程の合理化により大巾
なコストダウンが可能である。
〔実施例〕
以下、従来例と同様の構成部分には同一の符号を用い
て説明する。
第2図において、配線板組立体aの絶縁板3にはヒュ
ーズ11の上流側に接続される電源側回路のブスバー4の
みが複数個配設されている。ブスバー4はバッテリー電
源回路(図示せず)接続用のタブ端子5aとヒューズ接続
用のタブ端子5bを有する。
メインカバー1のヒューズキャビティ10に複数組の対
となる端子孔10a,10bが設けられている。一方の端子孔1
0aには上記タブ端子5bが貫通してのび、他方の端子孔10
bにはヒューズ11の下流側に接続されるヒューズ側圧接
端子15が固定されている。ヒューズ側圧接端子15は一端
に雄形端子部15a、他端に電線圧入用のスロット15bを有
して成り、ヒューズ11の一対の端子11a,11bと上記タブ
端子5b、圧接端子15との接続にはそれぞれ中継端子8が
用いられる。
また、アンダーカバー2も多数の端子孔2aを有し、各
孔2aにはヒューズ側圧接端子15と同一構造の負荷側圧接
端子15′が圧入固定されている。この負荷側圧接端子1
5′とヒューズ側圧接端子15のスロット15bにそれぞれ電
線14の端部を圧入固定することによりヒューズ11の下流
側に接続される負荷側回路Lが形成される。
符号141,142,143で示す電線には、それぞれ1,2,3本
の負荷側圧接端子15′が接続されている。
このように、ジョイント数は随意に変えられるから、
回路変更はきわめて容易である。
第3図に示す実施例はヒューズ側圧接端子15を絶縁板
3に設けた端子孔3aに直接圧入固定するようにしたもの
である。この場合には、配線板組立体aの組立工程中、
同一ラインでタブ端子5bおよびヒューズ側圧接端子15に
対する中継端子8の組付けができる。
第4図に示す実施例はヒューズ側圧接端子16をアンダ
ーカバー2に設けた圧入孔2aに固定するようにしたもの
である。この圧接端子16は、第5図に示すように、上方
に雄型端子部16a、下方に圧入片16bを形成すると共に圧
入片16b側にスロット16dをもつ圧接片16cを突設して成
る。この場合には、分岐接続のための電線14をアンダー
カバー2内で一層で配線することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の電気接続箱は、内部回
路のうちヒューズの下流側に接続される負荷側回路を電
線と一端に該電線を圧入するスロットを設けた圧接端子
とで形成するようにしたので、内部回路の形成に必要な
ブスバーの数が減少し、ブスバー金型を変えずに回路の
大巾な変更を迅速かつ容易にすることができると共に、
ヒューズ上流側の電源側回路を形成するブスバーの回路
構成が簡素化され、品番も減少するから、コスト低下を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気接続箱に係る内部回路の配線図、 第2図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、 第3図および第4図はそれぞれ他の実施例を示す分離状
態の断面図、 第5図は第4図のヒューズ側圧接端子の拡大斜視図、 第6図は従来の電気接続箱の分解斜視図である。 E…電源側回路、L…負荷側回路、1…メインカバー、
2…アンダーカバー、3…絶縁板、4…ブスバー、5,5
a,5b…タブ端子、8…中継端子、10…ヒューズキャビテ
ィ、11…ヒューズ、14,141〜143…電線、15,16,…ヒュ
ーズ側圧接端子、15′…負荷側圧接端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石田 裕一 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−16109(JP,A) 実開 昭55−140271(JP,U) 実開 昭58−162717(JP,U) 実開 昭59−195785(JP,U) 実開 昭56−86783(JP,U) 実開 昭53−162388(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバー内に、ヒューズの上流側に接続され
    る電源側回路とヒューズの下流側に接続される負荷側回
    路とからなる内部回路を収容して成る電気接続箱におい
    て、 前記電源側回路は、ヒューズの上流側に接続される端子
    を設けたブスバーを絶縁板に配設して形成され、 前記負荷側回路は、前記ヒューズの下流側に接続される
    ヒューズ側圧接端子のスロットに電線の一端を圧入接続
    すると共に、該電線の他端側を前記カバーに固定された
    少なくとも1個の負荷側圧接端子のスロットに圧入接続
    して形成されていることを特徴とする電気接続箱。
JP1988060623U 1988-05-10 1988-05-10 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2533901Y2 (ja)

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JPH01166419U JPH01166419U (ja) 1989-11-21
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