JP3489718B2 - 電気配線ブロック - Google Patents

電気配線ブロック

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JP3489718B2
JP3489718B2 JP34025397A JP34025397A JP3489718B2 JP 3489718 B2 JP3489718 B2 JP 3489718B2 JP 34025397 A JP34025397 A JP 34025397A JP 34025397 A JP34025397 A JP 34025397A JP 3489718 B2 JP3489718 B2 JP 3489718B2
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和明 横山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内に配線さ
れるワイヤーハーネス相互間、或いは電気機器の接続に
使用され、ヒューズやリレー等の電気部品を備えた電気
配線ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の自動車は、自動化されるとともに
AV機器やナビゲーション装置を搭載していて、必然的
にワイヤーハーネスやコネクタ等の配線部材、更に安全
のためのヒューズ等が増大化する傾向がある。このよう
な配線部材やヒューズ等を効率よく、しかもメンテナン
ス性等を考慮して接続するために図46に示すような電
気配線ブロックが使用されている(特開平6−2334
34号公報参照)。
【0003】一方の電気配線ブロックAは、自動車用ワ
イヤーハーネスに介設されるジャンクションボックスで
あり、コネクタ201、ヒューズブロック202が設け
られており、内部にブスバー203により電気回路が設
けられている。また、他方の電気配線ブロックBは、リ
レーボックスであり、リレー用ソケット204が設けら
れ、内部にブスバー205により電気回路が設けられて
いる。この電気配線ブロックBは、一方の電気配線ブロ
ックAの切欠空所206内に嵌合され、係止爪207と
段部208の係合により固定される。
【0004】一方の電気配線ブロックAの表面にはブス
バー203の端子203aが起立し、他方の電気配線ブ
ロックBの端部には該端子203aに対応してブスバー
205の端子205aが起立している。図47に示すよ
うに一方の電気配線ブロックAに他方の電気配線ブロッ
クBを結合した状態で、ヒュージブルリンク210を嵌
合することにより、ヒュージブルリンク210を介して
ブスバー203とブスバー205の電気回路が導通す
る。また、保護カバー211は電気配線ブロックBを使
用しない場合に端子203a に被せて絶縁保護を行うも
のである。
【0005】また、種々の回路に対して共用化、汎用化
することができるヒューズブロック220が開示されて
いる(実開平5−11289号公報参照)。図48に示
すようにヒューズブロック220は、ブレード型ヒュー
ズ222の各タブ端子223を差し込み接続するためブ
ロック表面220aに臨ませて設ける複数の端子差し込
み接続部224の隣合う横方向間隔Lx 及び縦方向間隔
Ly が該ヒューズ222の各タブ端子223の間隔Lと
同一になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
気配線ブロックにおいては、電気配線ブロックA上のヒ
ューズブロック202やリレーボックスである電気配線
ブロックB等は一体成形されているため、車両の仕様に
よるリレーやヒューズ等の電気部品の有無に対応でき
ず、空きになるハウジングができるため、その部分の材
料費やスペースが無駄になってしまう。また、ブロック
に他車種への汎用性がないために他車種への共用化は全
くできず、メーカー仕様の変更による回路変更やオプシ
ョン対応等に部品の汎用性がないという問題がある。
【0007】また、上記ヒューズブロック220におい
ては、一種類のヒューズのみの配置をブロック表面上で
容易に行うことができるが、ブロック裏面からバスバー
等の導電路への接続端子の接続作業が必要であり、リレ
ー等の別種類の電気部品には適用することができないと
いう問題がある。
【0008】更にまた、上記ヒューズブロック220に
おいては各収容室224に配索されているバスバーが大
型化されたものであるため、車種の仕様に変更があった
場合には不使用の箇所が出てバスバーや収容室の無駄が
生じてしまうという不都合な問題がおきることがある。
【0009】本発明の目的は、種々の電気部品を様々な
バリエーションに対応でき、しかも容易に導電路を形成
することができる電気配線ブロックを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記1)乃
12)に記載する電気配線ブロックによって解決され
【0011】 1)カセット収容室を備えるブロック本
体と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別
に同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位
置に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブ
ロックにおいて、前記ブロック本体内にばね性を有する
嵌合部を備えた電源分配用バスバーが装着されると共
に、前記カセットブロック内に前記電源分配用バスバー
に対応したカセット用バスバーが装着され、前記嵌合部
に嵌合する前記カセット用バスバー側の雄タブが前記カ
セットブロックの所定位置に設けられた突出用開口部か
ら突出していると共に、前記カセットブロックが、前記
突出用開口部に対向した所定位置に隣接する別のカセッ
トブロックから突出したカセット用バスバーの雄タブを
挿通する挿通用開口部を備えると共に、前記カセット用
バスバーが、相手の前記カセット用バスバーの雄タブを
接続する嵌合部を備えていることを特徴とする電気配線
ブロックである。
【0012】前記構成の電気配線ブロックによれば、車
両の仕様上、必要となる所望数の各種カセットブロック
をブロック本体のカセット収容室内に容易に嵌合させる
ことができるので、ヒューズやリレー等の極数が多くな
った場合や少なくなった場合でもカセットブロックの嵌
合個数を変えるだけで対応することができる。従って、
カセットブロックの組み合わせによって複数種類の構成
が可能となり、多くの車両仕様に対応できる汎用性に優
れた電気配線ブロックを得ることができる。
【0013】 また、車両仕様上、必要な個数だけブロ
ック本体内に嵌合させることで、カセットブロックの突
出用開口部から突出したカセット用バスバーの雄タブが
ブロック本体内に配置された電源分配用バスバーの嵌合
部に接続される。従って、各種カセットブロックへの
列的な電源分配を確実かつ容易に行うことができ、バス
バー化により接続電線や接続端子を大幅に削減させるこ
とができる。
【0014】 2)前記1)記載の電気配線ブロックで
あって、前記カセットブロックが、前記挿通用開口部側
に隣接する別の前記カセットブロックを係合するための
第1ロック部と、前記突出用開口部側に前記第1ロック
部に対応した第2ロック部を備えていることを特徴とす
る電気配線ブロックである。
【0015】 前記構成の電気配線ブロックによれば、
一方のカセットブロックに対して別のカセットブロック
を当接させ、一方のカセットブロックの第1ロック部の
下端に別のカセットブロックの第2ロック部の上端を配
置させると共に、別のカセットブロックの突出用開口部
から突出した雄タブを一方のカセットブロックの挿通用
開口部の下端に配置させる。そして、別のカセットブロ
ックを上方にスライドさせることにより、別のカセット
ブロックの第2ロック部が一方のカセットブロックの第
1ロック部に嵌合すると共に、別のカセットブロックの
雄タブが一方のカセットブロックの挿通用開口部内に嵌
挿される。従って、複数のカセットブロックが一体的に
連結されると共に、カセットブロック内のカセット用バ
スバーも連結され、端部にあるカセットブロックの雄タ
ブを元電源と接続させるだけで、全てのカセットブロッ
クへの直列的な電源分配を確実かつ容易に行うことがで
き、カセットブロックのブロック本体への装着作業も簡
略化させることができる。
【0016】 3)カセット収容室を備えるブロック本
体と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別
に同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位
置に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブ
ロックにおいて、前記ブロック本体内に前記カセットブ
ロック内に配索されたカセット用バスバーの雄タブを接
続する電源分配用の雌型端子を備えていることを特徴と
する電気配線ブロックである。
【0017】 4)カセット収容室を備えるブロック本
体と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別
に同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位
置に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブ
ロックにおいて、前記ブロック本体内に複数の雄タブを
備え、接続用電線により接続される電源分配用バスバー
が装着されると共に、前記カセットブロックに前記電源
分配用バスバーに対応した雄タブを備えるカセット用バ
スバーが装着され、該カセット用バスバーの雄タブと前
記電源分配用バスバーとの間に雌型端子を設けているこ
とを特徴とする電気配線ブロックである。
【0018】前記3)又は4)記載の電気配線ブロック
によれば、ブロック本体内でカセットブロック内のバス
バーの雄タブと接続する雌端子を元電源に接続している
電線に接続させることが容易であるため車両の仕様に合
わせて雌端子の数を適宜設定することが可能となり、そ
のためカセット収容室のスペースの有効化及びバスバー
の不使用による無駄を防止することができる。
【0019】 5)カセット収容室を備えるブロック本
体と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別
に同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位
置に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブ
ロックにおいて、前記ブロック本体内に装着される前記
電源分配用バスバーが前記ブロック本体に備えられた前
記カセット収容室に挿着される前記カセットブロックに
対応して一極毎に分割され、元電源に接続される雄タブ
と前記カセットブロックに接続の雄タブを有する元電源
バスバーと、該元電源バスバーに隣接して前記カセット
ブロックに接続の雄タブを有する供給バスバーとを備え
たことを特徴とする電気配線ブロックである。 6)前記5)記載の電気配線ブロックであって、前記電
源分配用バスバーが前記ブロック本体に備えられる前記
カセット収容室に挿着される前記カセットブロックに対
応して一極毎に分割されて前記元電源バスバーと、末端
の端末バスバーと、中間に配索される中間バスバーとに
形成され、該中間バスバーが前記カセットブロックに接
続の雄タブと、元電源側に隣接するバスバーに接続する
ための雄タブと、端末側に隣接するバスバーと接続する
ための雄タブとを形成することを特徴とする電気配線ブ
ロックである。前記5)又は6)記載の電気配線ブロッ
クによれば、ブロック本体内に配索される電源分配用バ
スバーが、元電源バスバーとカセット収容室内に挿着す
るカセットブロックに対応する供給バスバー、又は元電
源バスバーと末端の端末バスバーと中間に配索される中
間バスバーとに分割されているので、供給バスバーや中
間バスバー等の設定を車両の仕様に対応できるようにし
て電気配線ブロックを汎用化できる。
【0020】 7)前記5)記載の電気配線ブロックで
あって、前記電源分配用バスバーが前記元電源バスバー
と、複数の前記供給バスバーとに分割され、該供給バス
バーと前記元電源バスバーと電線により接続されること
を特徴とする電気配線ブロックである。前記7)記載の
電気配線ブロックによれば、各供給バスバーと該供給バ
スバーに隣接する元電源バスバーとの接続を各バスバー
に形成した雄タブに電線を接続させて行うことにより、
種々の接続の仕方が可能となる。
【0021】 8)前記5)記載の電気配線ブロックで
あって、前記元電源バスバーに取付け部が形成され、前
記供給バスバーに取付け部が形成され、前記元電源バス
バーと前記供給バスバーとが前記各取付け部にてボルト
及びナットにより固着されることを特徴とする電気配線
ブロックである。記8)記載の電気配線ブロックによ
れば、各供給バスバーと該供給バスバーに隣接する元電
源バスバーとの接続をボルト及びナットにより行うこと
により、種々の接続の仕方が可能となる。
【0022】 9)前記6)記載の電気配線ブロックで
あって、前記元電源バスバーに接続用雄タブが形成さ
れ、前記中間バスバーに接続用雄タブが形成され、前記
元電源バスバーと前記中間バスバーの前記各接続用雄タ
ブが雌型端子により接続することを特徴とする電気配線
ブロックである。前記9)記載の電気配線ブロックによ
れば、前記ブロック本体内に配索される電源分配用バス
バーが元電源バスバーと複数の中間バスバーとに分割さ
れ、分割された各バスバーが雌型端子により接続させる
ことにより、車両の仕様に対応できるようになり汎用性
を高めることができる。 10)カセット収容室を備えるブロック本体と、ヒュー
ズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に同一形状に
カセット化し、該ブロック本体内の所定位置に装着され
るカセットブロックとを備えた電気配線ブロックにおい
て、前記ブロック本体の底部に係止される裏面にコネク
タ嵌合部を有する裏カバーと前記ブロック本体との間に
絶縁体からなる仕切り板を挟んで導電体からなる複数の
板状バスバーが装着され、該板状バスバーの周縁から立
設された雄タブが所望のカセットブロック内のバスバー
から外面へ突出したバネ性の嵌合部に接続され、さらに
前記板状バスバーには前記コネクタ嵌合部内に突出する
電源接続用雄タブがそれぞれ設けられていることを特徴
とする電気配線ブロックである。前記10)記載の電気
配線ブロックによれば、裏カバーのバスバーのパターン
を変更するだけで、回路の全く違う車種や電源分配の思
想の異なるメーカーへの共用化が可能になる。よって、
ワイヤーハーネスの省線化、軽量化、ジョイント吸収を
実現すると共に、他メーカーや他車種の様々な電源分配
の仕様に対応できる。
【0023】 11)カセット収容室を備えるブロック
本体と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種
別に同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定
位置に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線
ブロックにおいて、前記ブロック本体の前記カセット収
容室の複数の隔壁の一方の端の外面に竪方向に延伸され
た第1スライドレールを設け、前記カセットブロックに
はそれぞれのバスバーから外面へ突出したバネ性の嵌合
部と、外周面には前記ブロック本体の隔壁又は周壁内側
に設けられた第1ロック部に係合する第2ロック部が具
備されると共に、別に設けられたジョイントブロックの
ジョイントブロック本体の両側面には前記第1スライド
レールに係合する複数の第2スライドレールが縦方向に
延伸されて設けられ、内部には複数のバスバーが保持さ
れると共に、該バスバーには先端に前記ジョイントブロ
ック本体端面に突設されたコネクタ嵌合部内に突出する
雄タブと、前記カセットブロックの嵌合部に接続される
適数の雄タブと、該雄タブを適宜な位置に保持する保持
腕が設けられていることを特徴とする電気配線ブロック
である。前記11)記載の電気配線ブロックによれば、
ジョイントブロックのバスバーおよび保持腕の取り出し
パターンを変更したり、ブロック本体を2個に変更する
だけで、他車種や他メーカーへの共用化が可能になる。
よって、ワイヤーハーネスの省線化、軽量化、ジョイン
ト吸収を実現すると共に、他メーカーや他車種の様々な
仕様、カセットブロックの使用数量の違い、電気配線の
違い等に自由に対応し、安価な製品を提供することがで
きる。
【0024】 12)カセット収容室を備えるブロック
本体と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種
別に同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定
位置に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線
ブロックにおいて、前記カセットブロックを係合するた
めの第1ロック部及び該第1ロック部に対応する第2ロ
ック部を備えるカセットブロックが互いに係合されて複
数のカセットブロックにより1つのグループが構成さ
れ、該カセットブロックのグループの両端に第1ロック
部を備える取付台と第2ロック部を備える取付台とが係
合され、該取付台により台部に固定させることを特徴と
する電気配線ブロックである。前記12)記載の電気配
線ブロックによれば、カセットブロックのみの使用で電
気配線ブロックを構成することができ、台部への取付け
も両サイドに設けた取付台により固定できるので、構造
を簡単にできる。よって、ワイヤーハーネスの省線化、
軽量化、ジョイント吸収を実現すると共に、他メーカー
や他車種の様々な電源分配の仕様に対応できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電気配線ブロ
ックの基本構成の一例を図1〜図6に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明に係る電気配線ブロックの基本構
成の一例を示す分解斜視図、図2は図1における組付け
完了状態を示す斜視図、図3は図2とは別のヒューズブ
ロックとして組付けた場合の斜視図、図4は図2とは別
のリレーブロックとして組付けた場合の斜視図、図5は
図1における第1及び第2ロック部の構成を示す斜視
図、図6は図5における断面図である。
【0026】図1に示すように電気配線ブロック1は、
自動車の電気系統に付随して用いられるリレーやヒュー
ズ等の各種電気部品を収容したものであって、前記各種
電気部品を組付けるブロック本体2と各種カセットブロ
ック3、4から構成されている。ブロック本体2は、合
成樹脂を一体成形したものであり、各種カセットブロッ
ク3、4を収容する複数の同一形状のカセット収容室5
を備えている。このカセット収容室5内の周壁2aに
は、図5に示すような中央に係止穴7aを有する矩形板
状の係止リブ7が各々設けられている。また、ブロック
本体2の外周壁には、係止リブ7と同一形状のオプショ
ンカセット用の外部係止リブ8が設けられている。
【0027】また、カセット収容室5内に収容される同
一形状のカセットブロックとしては、4個のヒューズが
装着可能な複数のヒューズカセットブロック3と、1個
のリレーが装着される複数のリレーカセットブロック4
が設定されている。この両カセットブロック内には、接
続電線に固着された図示されていない雌型端子が挿着さ
れている。また、カセットブロック3、4の外側の所定
位置には、図5に示すようなカセット収容室5内の係止
リブ7に係止されるロック爪6が設けられている。この
ロック爪6は、係止リブ7を嵌挿する係合壁6aと係止
穴7aに係止される係止ランス6bを備えている。ま
た、カセットブロック3、4の外側の所定位置には、ロ
ック爪6とは別のブロック本体2の外部係止リブ8に固
定するためのオプション用ロック爪11が設けられてい
る。なお、リレーの大きさが変わればヒューズの極数も
変わり、カセットブロックの大きさもリレーの大きさに
対応させて変化する。
【0028】図1に示すようにブロック本体2へのカセ
ットブロック3、4の挿着手順は、ブロック本体2の下
方から6個のヒューズカセットブロック3と8個のリレ
ーカセットブロック4がカセット収容室5内に収容され
る。従って、図2に示すようにこの場合は図中奥側の2
個のカセット収容室5aが空き状態となる。このとき、
図6に示すように各々ヒューズカセットブロック3及び
リレーカセットブロック4のロック爪6の係合壁6a内
に係止リブ7が入り込み、係止ランス6bの突起が係止
リブ7の係止穴7aに係止されることでカセット収容室
5内に固定される。
【0029】また、図2に示すようにブロック本体2の
外周壁には、オプションのヒューズカセットブロック3
aとリレーカセットブロック4aが各々1個ずつ装着さ
れ、1個の外部係止リブ8aが空き状態となる。なお、
カセット収容室5内に収容された各々カセットブロック
3、4から引き出されている接続電線はブロック本体2
の所定位置に設けられた電線取出穴9から1本に束ねら
れて取り出される。
【0030】また、図3に示すようにヒューズブロック
1Aとしてヒューズカセットブロック3のみを14個組
付けた例で、外側にオプションのヒューズカセットブロ
ック3aが1個装着されている。更に、図4に示すよう
にリレーブロック1Bとしてリレーカセットブロック4
のみを14個組付けた例で、外側にオプションのリレー
カセットブロック4aが1個装着されている。
【0031】前述した電気配線ブロック1によれば、車
両の仕様上、必要となる所望数の各種カセットブロック
3、4をブロック本体2のカセット収容室5内に容易に
嵌合させることができるので、ヒューズやリレー等の極
数が多くなった場合や逆に少なくなった場合でもカセッ
トブロック3、4の嵌合個数を変えるだけで対応するこ
とができる。従って、カセットブロック3、4の組み合
わせによって複数種類の構成が可能となり、多くの車両
仕様に対応できる汎用性に優れた電気配線ブロックを提
供することができる。また、カセットブロック3、4を
ブロック本体2の下方からカセット収容室5内に挿入す
ることで、確実かつ容易に固定することができると共
に、第1ロック部としての係止リブ7及び第2ロック部
としてのロック爪6が共に共通化されているので、各種
カセットブロック3、4を所望位置に固定することがで
きる。
【0032】次に、本発明に係る電気配線ブロックの基
本構成の別例を図7〜図13に基づいて詳細に説明す
る。図7は本発明に係る電気配線ブロックの基本構成の
別例を示す分解斜視図、図8は図7におけるブロック本
体に組付けられる電源分配用バスバーの構成を示す斜視
図、図9は図7におけるブロック本体に挿着されるヒュ
ーズカセットブロックの分解斜視図、図10は図7にお
けるブロック本体に挿着されるリレーカセットブロック
の分解斜視図、図11は図9における組付け完了状態の
ヒューズカセットブロックの斜視図、図12は図10に
おける組付け完了状態のリレーカセットブロックの斜視
図、図13は図7における電気配線ブロックの組付け完
了状態を示す斜視図である
【0033】気配線ブロック20は、複数の同一形状
のカセット収容室25を備えたブロック本体22と各種
カセットブロック23、24から構成されている。ブロ
ック本体22は、合成樹脂を一体成形したものであり、
内部には図8に示すような電源分配用バスバー27、2
8がインサート成形されている。この電源分配用バスバ
ー27、28の所定位置にはばね性を有する嵌合部29
を備えており、一端には元電源に接続される雄タブ27
a、28aが形成されている。また、ブロック本体22
上面には図示されていない電源供給用コネクタが嵌合さ
れるコネクタ部31が形成されている。また、カセット
収容室25内の周壁には、図5で示したものと同一構成
の係止リブ38が各々設けられている。
【0034】また、カセット収容室25内に収容される
同一形状のカセットブロックとしては、4個のヒューズ
が装着可能な2個のヒューズカセットブロック23と、
1個のリレーが装着される2個のリレーカセットブロッ
ク24が設定されている。この両カセットブロック内に
は、電源分配用バスバー27、28に対応したカセット
用バスバー33、34が挿着されている。
【0035】即ち、図9及び図11に示すようにヒュー
ズカセットブロック23内にはヒューズの脚部が接続さ
れる中継端子としてのヒューズ用雌型端子32が固定さ
れ、この雌型端子32にヒューズカセット用バスバー3
3が接続される。このヒューズカセット用バスバー33
の端部には前記電源分配用バスバー27、28の嵌合部
29に接続される雄タブ36が形成されている。この雄
タブ36はヒューズカセット用バスバー33がヒューズ
カセットブロック23内に挿着されたとき、ヒューズカ
セットブロック23の下端に設けられた突出用開口部2
3aから突出するように構成されている。また、ヒュー
ズカセットブロック23の外周壁の所定位置には前記係
止リブ38に係合する図5で示したものと同一構成のロ
ック爪26が設けられている。
【0036】また、図10及び図12に示すようにリレ
ーカセットブロック24内にはリレーの脚部が接続され
る中継端子としてのリレー用雌型端子35が固定され、
この雌型端子35にリレーカセット用バスバー34が接
続される。このリレーカセット用バスバー34の端部に
は前記同様に電源分配用バスバー27、28の嵌合部2
9に接続される雄タブ37が形成されている。この雄タ
ブ37はリレーカセット用バスバー34がリレーカセッ
トブロック24内に挿着されたとき、リレーカセットブ
ロック24の下端に設けられた突出用開口部24aから
突出するように構成されている。また、前記同様にリレ
ーカセットブロック24の外周壁には前記係止リブ38
に係合する同一構成のロック爪26が設けられている。
【0037】図7に示すようにブロック本体22へのカ
セットブロック23、24の挿着手順は、ブロック本体
22の下方から2個のヒューズカセットブロック23と
2個のリレーカセットブロック24がカセット収容室2
5内に収容される。従って、図13に示すようにこの場
合は図中奥側の対向した配列の4個のカセット収容室2
5a及び手前の側端の1個のカセット収容室25bが空
き状態となる。一方、カセットブロック23、24から
突出した雄タブ36、37は、電源分配用バスバー28
の嵌合部29に接続されコネクタ部31から供給された
電源は電源分配用バスバー28を介して各々カセットブ
ロック23、24内のカセット用バスバー33、34に
分配される。
【0038】前述した電気配線ブロック20によれば、
車両仕様上、必要な個数だけブロック本体22内に嵌合
させることで、カセットブロック23、24の突出用開
口部23a、24aから突出したカセット用バスバー3
3、34の雄タブ36、37がブロック本体22内に配
置された電源分配用バスバー27、28の嵌合部29に
接続される。従って、各種カセットブロック23、24
への並列的な電源分配を確実かつ容易に行うことがで
き、バスバー化により接続電線や接続端子を大幅に削減
させることができる。
【0039】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第1実施の形態例を図14〜図18に基づいて詳細に
説明する。図14は本発明を適用した電気配線ブロック
に挿着されるヒューズカセットブロックの第1実施の形
態例を示す分解斜視図、図15は図14における組付け
完了状態を裏面側から示した斜視図、図16は本発明を
適用した電気配線ブロックに挿着されるリレーカセット
ブロックの第1実施の形態例を示す分解斜視図、図17
はヒューズカセットブロックとリレーカセットブロック
の連結途中の状態を示す斜視図、図18は図17におけ
る連結完了状態を示す斜視図である。なお、上述した電
気配線ブロックの基本構成例と同一構成及び作用を有す
るものに関する詳細な説明は省略する。
【0040】図14に示すように本実施の形態における
ヒューズカセットブロック43は、その内部にヒューズ
が接続されるヒューズ用雌型端子32が固定され、この
雌型端子32にヒューズカセット用バスバー53が接続
される。このヒューズカセット用バスバー53の端部に
は電源分配用バスバーに接続される雄タブ56が形成さ
れている。そして、雄タブ56に対向した位置に相手の
カセット用バスバーの雄タブを接続する嵌合部58を備
えている。
【0041】また、ヒューズカセットブロック43に
は、その下端に雄タブ56が突出する突出用開口部43
aが設けられており、ヒューズカセット用バスバー53
がヒューズカセットブロック43内に挿着されると、こ
の雄タブ56が突出用開口部43aから突出するように
構成されている。また、図15に示すようにカセットブ
ロック43の突出用開口部43aに対向した裏面側に
は、隣接する別のカセットブロックから突出したカセッ
ト用バスバーの雄タブを挿通するための挿通用開口部4
3bが設けられている。更に、図14及び図15に示す
ように挿通用開口部43b側に隣接する別のカセットブ
ロックを係合するための第1ロック部としての係止リブ
46と、突出用開口部43a側に係止リブ46に対応し
た第2ロック部としてのロック爪45を備えている。ま
た、図5で示したものと同一構成のブロック本体への固
定用のロック爪26が設けられている。
【0042】また、図16に示すようにリレーカセット
ブロック44は、その内部にリレーが接続されるリレー
用雌型端子35が固定され、この雌型端子35にリレー
カセット用バスバー54が接続される。このリレーカセ
ット用バスバー54の端部には前記同様に電源分配用バ
スバーに接続される雄タブ57が形成されている。そし
て、雄タブ57に対向した位置に相手のカセット用バス
バーの雄タブを接続する嵌合部59を備えている。
【0043】また、リレーカセットブロック44には、
前記ヒューズカセットブロック43と同一構成の突出用
開口部44aと、突出用開口部44aに対向した裏面側
に隣接する別のカセットブロックから突出したカセット
用バスバーの雄タブを挿通するための挿通用開口部44
bが設けられている。更に、挿通用開口部44b側に隣
接する別のカセットブロックを係合するための係止リブ
48と、突出用開口部44a側に係止リブ48に対応し
たロック爪47を備えている。また、図5で示したもの
と同一構成のブロック本体への固定用のロック爪26が
設けられている。
【0044】図17に示すようにヒューズカセットブロ
ック43にリレーカセットブロック44を連結する場
合、ヒューズカセットブロック43の裏面側にリレーカ
セットブロック44を当接配置する。即ち、ヒューズカ
セットブロック43の係止リブ46の下端にリレーカセ
ットブロック44のロック爪47の上端を配置させると
共に、リレーカセットブロック44の突出用開口部44
aから突出した雄タブ57をヒューズカセットブロック
43の挿通用開口部43bの下端に配置させる。
【0045】次に、リレーカセットブロック44を上方
にスライドさせることにより、リレーカセットブロック
44のロック爪47がヒューズカセットブロック43の
係止リブ46に嵌合すると共に、リレーカセットブロッ
ク44の雄タブ57がヒューズカセットブロック43の
挿通用開口部43b内に嵌挿される。この状態で、図1
8に示すようにヒューズカセットブロック43とリレー
カセットブロック44が一体的に連結されると共に、双
方のカセット用バスバー53,54も連結される。従っ
て、ヒューズカセットブロック43の雄タブ56を元電
源と接続させるだけで、全てのカセットブロックへの直
列的な電源分配を行うことができる。
【0046】前述したように本実施の形態例のカセット
ブロック43、44によれば、2個以上の複数種類のカ
セットブロックを連鎖状に連結させることができると共
に、カセットブロック内のカセット用バスバーも同様に
連鎖状に接続させることができる。従って、連鎖状に連
結された複合カセットブロック体の一端部にあるカセッ
トブロックの雄タブを元電源と接続させるだけで、全て
のカセットブロックへの直列的な電源分配を確実かつ容
易に行うことができ、カセットブロックのブロック本体
への装着作業も簡略化させることができる。
【0047】次に本発明を適用した電気配線ブロックの
第2実施の形態例を図19〜図21に基づいて詳細に説
明する。図19は本発明を適用した電気配線ブロックの
第2実施の形態例を示す分解斜視図、図20は図19に
おける電線付端子の斜視図、図21は図20におけるジ
ョイント部の構成を一部断面して示す側面図である。
【0048】本実施の形態における電気配線ブロック2
0は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブロ
ック本体22と各種カセットブロック23、24から構
成されている。尚、第1実施の形態例と同一構成及び作
用を有するものに関する詳細な説明は省略する。
【0049】ブロック本体22の内部には図20に示す
ような電源分配用の複数の雌端子61を電線63にてユ
ニット化した電線付端子60が設けられている。この電
線付端子は一端に車両の仕様により決まるカセットブロ
ックの数と同数の電源分配用の雌端子61が設けられて
おり、他端に元電源との接続用の雄タブ64が設けられ
ている。前記雌端子61の下端部に形成の雄タブ62は
元電源の電線63に接続される。電線63はビニール等
にて被覆されているので、剥離工具にて被覆を剥がして
端子62の下端部をカシメ工具を使用してカシメ、剥離
部に固着する。前記元電源との接続用雄タブ64は前記
ブロック本体22の上面に形成されるコネクタ部31内
に設定される。
【0050】ブロック本体22内にカセットブロック2
3、24を挿着すると該カセットブロック内に配索のバ
スバーの雄タブ36または37が電源分配用の雌端子6
1に挿入され元電源と接続する。また、ブロック本体2
2及び前記カセットブロック23、24にはこのカセッ
トブロックをブロック本体22に係止する為に図5で示
したものと同一構成の固定用のロック爪6と係止リブ7
とがそれぞれ設けられている。
【0051】従って、本実施の形態例では電源に電線で
接続している端子を必要に応じて端子の数を設定できる
ので、ブロック本体内の雌端子の数を車両の仕様に合わ
せて必要なカセットブロックの数に合わせることが容易
にできるので、接続用端子を予め製作しておくことが可
能となり、その結果あとで端子が余るようなことがない
から資源の節約と生産時間の短縮化に寄与できる。
【0052】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第3実施の形態例を図22〜図23に基づいて詳細に
説明する。図22は本発明を適用した電気配線ブロック
第3実施の形態例を示す一部を分解した斜視図、図2
3は図22における電気配線ブロックの分解斜視図であ
る。
【0053】本実施の形態例における電気配線ブロック
20は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブ
ロック本体22と各種カセットブロック23、24から
構成されている。尚、第1及び第2実施の形態例と同一
構成及び作用を有するものに関する詳細な説明は省略す
る。
【0054】ブロック本体22には図に示されていない
電源供給用コネクタが嵌合されるコネクタ部31と接続
電線を1本に束ねて取り出す電線取出穴9とが設けられ
ている。更に、ブロック本体22には図23に示すよう
な電源分配用バスバー80が設けられている。該バスバ
ーは元電源バスバー81と複数の供給バスバー82とに
分割され、該両バスバーは接続用電線83、84により
接続されている。
【0055】前記元電源バスバー81は元電源に接続さ
れる雄タブ27aと、カセットブロック23、24内に
配索されたバスバー33(又は34)と接続するための
雄タブ65と、前記供給バスバー82と接続するための
複数の雄タブ85の各端部を有して一体的に形成され、
コネクタ部31内に組み込まれている。前記供給バスバ
ー82はカセットブロック内のバスバーと接続するため
の雄タブ65が形成され、カセット収容室25内に組み
込まれている。元電源バスバー81と供給バスバー82
とは各々に形成された雄タブ85と雄タブ86とに接続
用電線83(又は84)の各端部に設けられた接続端子
87を介して接続される。各雄タブ85、86はブロッ
ク本体22のカセット収容室25に隣接して形成された
雄タブ穴88内に突出するように配置される
【0056】前記電源分配用バスバー80とカセットブ
ロック23、24との接続は元電源バスバー81及び供
給バスバー82の各々に形成された雄タブ65に予め接
続した雌型端子89にカセットブロック23、24内に
配索したバスバー33、34に形成の雄タブ36、37
を接続して行われる。尚、元電源バスバー81とカセッ
トブロック23、24内のバスバー33、34を前記接
続用電線83により直接的に接続することも可能であ
る。
【0057】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、電源分配用バスバー80のうち元電源バスバー81
をコネクタ部31内に配索すると共に一極毎に分割され
た供給バスバー82をカセット収容室25内に配索し、
配索された供給バスバー82と元電源バスバー81の各
雄タブ85、86とを接続用電線83(又は84)によ
り接続してバスバー回路が設けられる。
【0058】従って、本実施の形態例ではカセット収容
室内に組み込まれるバスバーは一極毎に分割され元電源
バスバー81と接続用電線83にて接続しているので、
車両の仕様により決定されるカセットブロックに対応さ
せて設定することが容易であり、従来のようにバスバー
の無駄や空カセット収容室の発生することがなく、汎用
性を高めることができる。
【0059】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第4実施の形態例を図24に基づいて詳細に説明す
る。図24は本発明を適用した電気配線ブロックの第4
実施の形態例を示すの分解斜視図である。
【0060】本実施の形態における電気配線ブロック2
0は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブロ
ック本体22と各種カセットブロック23、24から構
成されている。尚、第1実施及び第2実施の形態例と同
一構成及び作用を有するものに関する詳細な説明は省略
する。
【0061】ブロック本体22には図に示されていない
電源供給用コネクタが嵌合されるコネクタ部31と接続
電線を1本に束ねて取り出す電線取出穴9とが設けられ
ている。更に、ブロック本体22には電源分配用バスバ
ー80が設けられている。該バスバーは元電源バスバー
81と末端の端末バスバー82aと中間に配索される中
間バスバー90とに分割され、これら各バスバー81、
82、90は接続用電線91により接続されている。
【0062】前記元電源バスバー81は元電源に接続さ
れる雄タブ27aと、カセットブロック23、24内に
配索されたバスバー33(又は34)と接続するための
雄タブ65と、隣接する前記中間バスバー90と接続す
るための雄タブ85の各端部を有して一体的に形成され
ている。前記端末バスバー82aはカセットブロック内
のバスバーと接続するための雄タブ65と前記中間バス
バー90と接続するための雄タブ86とが形成されてい
る。
【0063】前記中間バスバー90はカセットブロック
内のバスバー33(又は34)と接続するための雄タブ
65と、電源受入れ用の雄タブ86と、電源伝達用の雄
タブ92とが形成されている。前記各バスバー81、8
2、90間の接続は、元電源バスバー81と隣接の中間
バスバー90とは各々に形成された雄タブ85と雄タブ
86とに接続用電線91の各端部に設けられた接続端子
87を接続させて行う。
【0064】また、隣接する2つの中間バスバー90、
90間では電源伝達用の雄タブ92と電源受入れ用の雄
タブ86とを接続用電線91に設けた接続端子87を接
続させて行う。また、中間バスバー90と該中間バスバ
ーに隣接する端末バスバー82aとは該端末バスバーの
電源受入れ用の雄タブ86と中間バスバー90の電源伝
達用雄タブ92とのそれぞれを前記接続用電線91に設
けられた接続端子87にて接続させて行う。各雄タブ8
5及び86はブロック本体22のカセット収容室25に
隣接して形成された雄タブ穴88内に収容される。電源
分配用バスバー80とカセットブロック23、24との
接続はバスバー側の各雄タブ65に予め接続された雌型
端子89にカセットブロック23、24内に配索のバス
バー33,34に形成の雄タブ36、37を接続させて
行う。
【0065】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、電源分配用バスバー80のうち中間バスバー90の
設定数を自由に増減でき、しかも該中間バスバーに電源
受入れ雄タブ86と電源伝達用雄タブ92が形成されて
いるため、電源分配用バスバー80のうちの元電源バス
バー81及び端末バスバー82aとの接続、及び隣接す
る他の中間バスバー90との接続を接続用電線91にて
容易に行うことができると共に仕様に応じて接続電線9
1による接続を種々変えることが可能である。更に、該
接続用電線は隣接するバスバーの接続に使われるため必
要長さが最も短くて済ませることができる。
【0066】従って、本実施の形態例では元電源バスバ
ー81に接続用電線91で接続されている中間バスバー
90を必要に応じて増減できるので、車両の仕様により
変わるカセットブロツクの数に合わせて収容室内に組み
込まれる中間バスバー90及び端末バスバー82aの数
も的確に設定できるから、無用のバスバーが組み込まれ
た収容室を使用できずに空けて置いたり、バスバーが不
使用により無駄な設備投資となることが防止できるもの
である。
【0067】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第5実施の形態例を図25及び図26に基づいて詳細
に説明する。図25は本発明を適用した電気配線ブロッ
クの第5実施の形態例を示す分解斜視図であり、図26
は図25における電源分配用バスバーの分解斜視図であ
る。
【0068】本実施の形態における電気配線ブロック2
0は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブロ
ック本体22と各種カセットブロック23、24から構
成されている。尚、第1実施及び第2実施の形態例と同
一構成及び作用を有するものに関する詳細な説明は省略
する。
【0069】前記ブロック本体22には図に示されてい
ない電源供給用コネクタが嵌合されるコネクタ部31と
接続電線を一本に束ねて取り出す電線取出穴9とが設け
られている。更に、ブロック本体22には電源分配用バ
スバー93が設けられている。該バスバーは元電源バス
バー94の1個と単一のカセットブロック23(又は2
4)に直接、電源を供給するための雄タブを備えた供給
バスバー95の複数個とからなっている。前記元電源バ
スバー94は中央に段形成された取付け部94aと、一
端に屈曲形成されその端部に元電源に接続する雄タブ9
4bと、他端に形成された雄タブ94cとで構成されて
いる。前記供給バスバー95は段形成された取付け部
5aと雄タブ95cとで構成されている。前記各雄タブ
94c、95cは雌型端子89を接続し、該雌型端子8
9にはカセットブロック23、24内に組み込まれたバ
スバー33、34の雄タブ36、37が接続される。元
電源バスバー94の取付け部94aには適宜の箇所に貫
通穴94dが穿設され、供給バスバー95の取付け部
5aには段形成の両方の適宜の位置に貫通穴95dが穿
設されている。元電源バスバー94と供給バスバー95
とはそれぞれの取付け部94a、95aを重ねて、貫通
穴94d、95dに通されるボルト96aとナット96
bにより固定される。
【0070】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、元電源バスバー94をブロック本体内のコネクタ部
31内に配索すると共に車種の仕様により必要なカセッ
トブロック23、24を挿着するカセット収容室25内
に供給バスバー95を配索することができる。
【0071】従って、本実施の形態の供給バスバー95
は一極毎に分割されたものであるから、車両の仕様に対
応して設定が容易である。そのため本実施の形態のもの
は、従来のようなバスバーが不使用となって無駄になる
ようなことがないから、汎用性が高められるものであ
る。
【0072】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第6実施の形態例を図27乃至図29に基づいて詳細
に説明する。図27は本発明を適用した電気配線ブロッ
クの第6実施の形態例における電源分配用バスバーの分
解斜視図であり、図28は図27における電源分配用バ
スバーを構成する供給バスバーの正面図であり、図29
は本発明を適用した電気配線ブロック第6実施の形態例
を示す分解斜視図である。
【0073】本実施の形態における電気配線ブロック2
0は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブロ
ック本体22と各種カセットブロック23、24から構
成されている。尚、第1実施及び第2実施の形態例と同
一構成及び作用を有するものに関する詳細な説明は省略
する。
【0074】前記ブロック本体22には図示されていな
い電源供給用コネクタが嵌合されるコネクタ部31と接
続電線を一本に束ねて取り出す電線取出穴9とが設けら
れている。更に、ブロック本体22には図29に示すよ
うな電源分配用バスバー97が設けられている。該バス
バーは1個の元電源バスバー97aとそれぞれ単一のカ
セットブロック23(又は24)に直接、電源を供給す
るための雄タブ94cを備えた複数の供給バスバー97
bとからなっている。
【0075】前記電源分配用のバスバー97は元電源と
なるコネクタ(図示せず)と接続する元電源バスバー9
7aとカセツトブロックに電源の供給のみ行う複数の分
配バスバー97bとをボルト97c及びナット97dで
組付けて構成されている。また、元電源バスバー97a
は段違いに形成され適宜の位置にボルト貫通穴97hが
穿けられた取付け部97eと、該取付け部の一端に形成
されコネクタと接続する雄タブ27aと、他端に形成さ
れカセットブロック内のバスバー33、34と雌型端子
89を介して接続される雄タブ94cとで構成されてい
る。分配バスバー97bは平面状の取付け部97jとカ
セットブロック内のバスバーと接続する雄タブ94cと
で構成されている。
【0076】前記分配バスバー97bの取付け部97j
(図28参照)は素材の状態で両側縁の適宜の位置に複
数の切込み部97kと複数のボルト貫通穴97hとが形
成されているので、仕様に応じて適宜の位置の切込み部
97kから切断して取付け部97jの長さが異なる分配
バスバー97bを作成することができる。
【0077】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、元電源バスバー97aをブロック本体22内のコネ
クタ部31内に配索すると共に各カセットブロックに対
応する長さの異なる分配バスバー97bを複数枚重ねて
貫通穴97hに通される1本のボルト97cにより固定
できるので、この分配バスバー97bを車種の仕様によ
り挿着されるカセットブロック23、24に対応させて
カセット収容室25内に配索することができる。
【0078】従って、本実施の形態の分配バスバー97
bは一極毎に分割されているものであるから、車両の仕
様に対応しての設定が容易である。そのため、本実施の
形態の電気配線ブロックは、従来のような配索されたバ
スバーが不使用となって無駄になるようなことがなく、
どの様な仕様のものにも対応することが可能となるから
汎用性が高められる。
【0079】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
内に配索される電源分配用バスバーの第7実施の形態例
を図30に基づいて詳細に説明する。図30は本発明を
適用した電気配線ブロックの第7実施の形態例における
電源分配用バスバーの分解斜視図である。
【0080】本実施の形態における電源分配用バスバー
98は図示しない電気配線ブロックのブロック本体内に
配索され、該ブロック本体内に設けられる複数の同一形
状のカセット収容室に挿着される各種カセットブロック
のバスバーと接続される。尚、第1実施及び第2実施の
形態例と同一構成及び作用を有するものに関する詳細な
説明は省略する。
【0081】前記電源分配用バスバー98は1個の元電
源バスバー98aとそれぞれ単一の各種カセットブロッ
クに直接、電源を供給するための複数の同一形状の分配
バスバー98bとからなっている。元電源バスバー98
aは、段違いに形成され適宜の位置に貫通穴98eが穿
けられている取付け部98cと、一端に形成され図示さ
れないコネクタと接続して元電源を受ける雄タブ27a
と、他端に形成されカセット収容室内に挿着されるカセ
ットブロックと接続する雄タブ98dとからなってい
る。また、分配バスバー98bは、段違いに形成され適
宜の位置に2個の貫通穴98e、98eが穿けられてい
る取付け部98cと、他端に形成されカセット収容室内
に挿着されるカセットブロックと接続する雄タブ98d
とからなっている。
【0082】元電源バスバー98aと隣接する分配バス
バー98bとは各取付け部98cを重ねて一致する貫通
穴98cにボルト98fを通してナット98gにより固
定しする。そして、固定された分配バスバー98bと隣
接する分配バスバー98bとは前述同様に各取付け部9
8cを重ねて一致する他の貫通穴98eにボルト98f
を通してナット98gにより固定する。以上のようにし
て元電源バスバー98aに分配バスバー98bを固定し
たあと、隣接する分配バスバー98bを必要な数だけ固
定することができる。
【0083】更に、元電源バスバー98aの取付け部9
8cには他の回路用の電線98hの端部に固着される丸
型端子98jが分配バスバー98bを結合するために通
されたボルト98fにより固定されている。
【0084】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、元電源バスバー98aに隣接する一極接続用の雄タ
ブ98dを有する分配バスバー98bを固定し、さらに
隣接する分配バスバー98bを順次固定して複数枚重ね
ることにより、車種の仕様により挿着されるカセットブ
ロック23、24に対応する電源分配用のバスバー98
をカセット収容室25内に配索することができる。
【0085】従って、本実施の形態の分配バスバー98
bは一極毎に分割されていて、しかも同一形状であるか
ら、車両の仕様に対応しての設定が容易である。そのた
め本実施の形態の電気配線ブロックは、従来のように配
索されたバスバーが不使用なって無駄になるようなこと
がなく、どの様な仕様のものにも対応することが可能と
なるから汎用性が高められる。更に、元電源バスバー9
8aの取付け部98cに他の回路用の電線98hの丸型
端子98jを接続することができるので応用範囲を広く
することができる。
【0086】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第8実施の形態例を図31に基づいて詳細に説明す
る。図31は本発明を適用した電気配線ブロックの第8
実施の形態例を示す分解斜視図である。
【0087】本実施の形態における電気配線ブロック2
0は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブロ
ック本体22と各種カセットブロック23、24から構
成されている。尚、第1実施及び第2実施の形態例と同
一構成及び作用を有するものに関する詳細な説明は省略
する。
【0088】前記ブロック本体22には図示されていな
い電源供給用コネクタが嵌合されるコネクタ部31と接
続電線を一本に束ねて取り出す電線取出穴9とが設けら
れている。更に、ブロック本体22には電源分配用バス
バー99が設けられている。該バスバーは1個の元電源
バスバー99aと、それぞれ単一のカセットブロック2
3または24に直接、電源を供給するための雄タブ99
eを備えた複数の中間バスバー99bと、元電源バスバ
ー99aから最も離れた位置に配索される終端バスバー
99cとからなり、各バスバーは雌型端子99dにより
接続されている。
【0089】前記元電源バスバー99aは元電源のコネ
クタに接続される雄タブ27aと、カセットブロック2
3、24内に配索されたバスバー33、34と雌型端子
99kを介して接続する雄タブ99eと、隣接する中間
バスバー99bと雌型端子99dを介して接続する雄タ
ブ99fの各端部を有して一体的に形成されている。ま
た、中間バスバー99bはカセットブロック23、24
内のバスバー33、34と雌型端子99kを介して接続
する雄タブ99eと、元電源バスバー99aまたは該元
電源バスバー側に隣接する中間バスバー99bと雌型端
子99dを介して接続する雄タブ99jと、終端バスバ
ー99cまたは該終端バスバー側に隣接する中間バスバ
ー99bに雌型端子99dを介して接続する雄タブ99
fの各端部を有して一体的に形成されている。更に、終
端バスバー99cは隣接する中間バスバー99bと雌型
端子99dを介して接続する雄タブ99jと、カセット
ブロック23、24内に配索されたバスバー34と雌型
端子99kを介して接続する雄タブ99eの各端部を有
して一体的に形成されている。
【0090】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、電源分配用バスバー99のうち中間バスバー99b
の設定数を自由に増減でき、しかも該中間バスバーに電
源受入れ側の雄タブ99jと電源伝達側の雄タブ99f
とが形成されているため、中間バスバー99bは隣接す
る元電源バスバー99aとの接続、及び反対側に隣接す
る終端バスバー99cとの接続を雌型端子99dにて容
易に行うことができるから車両の仕様に応じて中間バス
バー99bの数を種々変えることが可能である。
【0091】従って、本実施の形態例では元電源バスバ
ー99aに雌型端子99dで接続されている中間バスバ
ー99bを必要に応じて増減できるので、車両の仕様に
より変わるカセットブロツク23、24の挿着数に合わ
せてカセット収容室25内に組み込まれる中間バスバー
99bの数が的確に設定することができるから、無用の
バスバーが組み込まれた収容室を使用できずに空けて置
いたり、バスバーが不使用により無駄な設備投資となる
ことが防止できるものである。
【0092】次に本発明を適用した電気配線ブロックの
第9実施の形態例を図32〜図33に基づいて詳細に説
明する。図32は本発明を適用した電気配線ブロックの
第9実施の形態例を示す分解斜視図であり、図33は図
32におけるブロック本体よりバスバーを取出した状態
を示す分解斜視図である。
【0093】本実施の形態における電気配線ブロック2
0は複数の同一形状のカセット収容室25を備えたブロ
ック本体22と各種カセットブロック23、24から構
成されている。尚、第1実施及び第2実施の形態例と同
一構成及び作用を有するものに関する詳細な説明は省略
する。
【0094】前記ブロック本体22の内部には図33に
示すような電源分配用の複数の雄タブ65を設けた電源
分配用バスバー27、28がインサート成形されてい
る。この電源分配用バスバーの一端には元電源に接続さ
れる雄タブ27a、28aが形成されている。また、ブ
ロック本体22の上面には図示されていない電源供給用
コネクタが嵌合されるコネクタ部31が形成されてい
る。また、各カセット収容室25内の周壁には図5で示
したものと同一構成の係止リブ7が各々設けられてい
る。
【0095】また、前記カセット収容室25内に収容さ
れる同一形状のカセットブロックとしては、4個のヒュ
ーズが装着可能なヒューズカセットブロック23と1個
のリレーが装着されるリレーカセットブロック24が設
定されている。この両カセットブロック内には前記電源
分配用バスバー27、28に対応したカセット用バスバ
ー33(又は34)が設けられており、このカセット用
バスバーの端部には前記電源分配用バスバーの雄タブ3
6(又は37)が設けられている。
【0096】前記両カセットブロック23、24内のカ
セットブロック用バスバー33の各雄タブ36、37と
前記ブロック本体22内の電源分配用バスバー27、2
8の複数の電源分配用雄タブ65との接続には両雄タブ
の間に雌型端子32、35を介装させて両雄タブを接続
させている。
【0097】従って、本実施の形態例ではブロック本体
22内にインサートしたバスバー27、28における電
源分配用接続端子を雄タブ65に形成すると共にカセッ
トブロック23、24内のバスバーにおける電源受入用
接続端子を雄タブ37、38に形成し、両雄タブ36、
65および37、65間に雌型端子32、35を介装さ
せることによりブロック本体22とカセットブロック2
3、24との電気的接続をなして接続作業を容易にする
と共に仕様上必要なカセットブロック23、24の数の
みの雌型端子32を使用すれば良いのでバスバー27、
28の構造が簡単になり且つ製造が容易となる。
【0098】次に、上記第1実施の形態例として図14
に示した実施の形態を基にして既に説明したものを一部
変更した第10実施の形態例を図34〜図35に基づい
て詳細に説明する。図34は本発明を適用した電気配線
ブロックの第10実施の形態例におけるヒューズカセッ
トブロックの全体斜視図、図35は図34におけるヒュ
ーズカセットブロックの分解斜視図である。尚、第1実
の形態例と同一構成及び作用を有するものに関する詳
細は省略する。
【0099】図34に示すように本実施の形態例におけ
るヒューズカセットブロック43はその内部にヒューズ
が接続される複数のヒューズ用雄型端子を備えるヒュー
ズカセット用バスバー65が固定されている。このヒュ
ーズカセットバスバー65の端部には電源分配用バスバ
ーに接続される雄タブ56が形成されている。そしてこ
の雄タブ56の反対向の位置に隣接するカセットブロッ
クの雄タブに接続する為の雌型端子67を接続する雄タ
ブ68が設けられている。
【0100】また、ヒューズカセットブロック43には
雄タブ56が突出する突出用開口部43aと雌型端子6
7を接続する雄タブ68が設けられる側に挿通用開口部
43bとが設けられており、ヒューズカセット用バスバ
ー65がヒューズカセットブロック43内に挿着する
と、雄タブ56が突出用開口部43aから突出するよに
構成されている。更に、挿通用開口部側に隣接する別の
カセットブロックを係合するための第1ロック部として
係止リブ(図示せず)と突出用開口部43a側に係止リ
ブに対応する第2ロック部としてのロック爪45を備え
ている。また、図5で示したものと同一構成のブロック
本体の固定用のロック爪(図示せず)が設けられてい
る。
【0101】従って、本実施の形態例ではカセットブロ
ック43内に固定のバスバー66の隣接カセットブロッ
クとの接続端子を雄タブ68に形成し、この雄タブに雌
型端子67を接続して隣接カセットブロックとの接続を
可能にしたことを特徴とするものであり、カセットブロ
ック43内のハスバー66の形状を簡単にすることによ
りカセットブロックの構造を簡単にし、製造を容易にす
ることができる。
【0102】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第11実施の形態例を図36〜図37に基づいて詳細
に説明する。図36は本発明を適用した電気配線ブロッ
クの第11実施の形態例を示す分解斜視図の前半1/2
図、図37は図36における後半2/2図である。図3
6〜図37における電気配線ブロック101は、前記ブ
ロック本体102の底部に係止される裏面にコネクタ嵌
合部111を有する裏カバー110と前記ブロック本体
102との間に合成樹脂材等の絶縁体からなる仕切り板
123を挟んで銅材等の導電体からなる複数の板状バス
バー114、117、120が装着され、該板状バスバ
ーの周縁から立設された適数の雄タブ116、119、
122が所望のカセットブロック103、104内のバ
スバー105、106から外面へ突出したバネ性の嵌合
部58、59に接続され、さらに前記板状バスバー11
4、117、120には前記コネクタ嵌合部111内に
突出する電源接続用雄タブ115、118、121がそ
れぞれ設けられている。
【0103】更に詳しくは、ブロック本体102には車
体等の壁に固定するために取付穴108を有する取付台
107と、電線取出し穴9と、裏カバー110を係止す
るための複数の係止突起109と、カセット収容室5の
内壁に第1ロック部としての係止リブ7が設けられてい
る。また、裏カバー110には裏面に相手コネクタを接
続するためのコネクタ嵌合部111が設けられていると
共に、電源接続用雄タブ115、118、121を貫通
するための適数の貫通穴112が設けられている。さら
に、上記係止突起109に係止されるための係止穴を有
する複数の係止アーム113が設けられている。そし
て、板状バスバー114、117、120および仕切り
板123の外周には図37に示されているように電源接
続用雄タブ115、118、121および雄タブ11
6、119、122に干渉しないように適宜な位置に複
数の逃げ溝が124が設けられている。なお、第1実施
および第2実施の形態例と同一構成および作用を有する
ものに関する詳細な説明は省略する。
【0104】本実施の形態例における電気配線ブロック
101は、先ず仕様に合わせて適宜な数のヒューズカセ
ットブロック103およびリレーカセットブロック10
4を取り出してブロック本体102の裏面から挿入する
とロック爪26が係止リブ7に係止される。次に、仕様
に合わせて板状バスバー114、117、120を取り
出し、間に仕切り板123を挟んで裏カバー110上に
押し込むと、電源接続用雄タブ115、118、121
は貫通穴112を貫通してコネクタ嵌合部111内に突
出される。そして、裏カバー110をブロック本体10
2の底面に被せると係止アーム113が係止突起109
に係止され、雄タブ116、119、122はヒューズ
およびリレーカセットブロック103、104の嵌合部
58、59に接続される。従って、コネクタ嵌合部11
1に相手コネクタを接続すればヒューズおよびリレーカ
セットブロック103、104は電源回路に接続され
る。
【0105】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、裏カバー110の板状バスバー114、117、1
20のパターンを変更するだけで、回路の全く違う車種
や電源分配の思想の異なるメーカーへの共用化が可能に
なる。よって、ワイヤーハーネスの省線化、軽量化、ジ
ョイント吸収を実現すると共に、他メーカーや他車種の
様々な電源分配の仕様に対応できる。
【0106】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第12実施の形態例を図38〜図43に基づいて詳細
に説明する。図38は本発明を適用した電気配線ブロッ
クの第12実施の形態例を示す斜視図、図39は図38
におけるブロック本体部分の分解斜視図、図40は図3
9における組立斜視図、図41は図38におけるジョイ
ントブロック部分の分解斜視図、図42は図41におけ
る組立斜視図、図43は本発明を適用した電気配線ブロ
ックの第12実施の形態例の一変形例を示す斜視図であ
る。
【0107】本実施の形態例における電気配線ブロック
131aは、ブロック本体132のカセット収容室5の
複数の隔壁137の一方の端の外面に縦方向に延伸され
た第1スライドレール138を設け、ヒューズおよびリ
レーカセットブロック133、134にはそれぞれのバ
スバー135、136から外面へ突出したバネ性の嵌合
部58、59と、外周面には前記ブロック本体132の
隔壁137又は周壁132a内側に設けられた第1ロッ
ク部としての係止リブ7に係合する第2ロック部として
のロック爪6が具備されると共に、別に設けられたジョ
イントブロック151のジョイントブロック本体152
の両側面には上記第1スライドレール138に係合する
複数の第2スライドレール153が縦方向に延伸されて
設けられ、内部には複数のバスバー161、165、1
69が保持されると共に、該バスバーには先端上記ジョ
イントブロック本体152端面に突設されたコネクタ嵌
合部155内に突出する雄タブ162、166、170
と、ヒューズまたはリレーカセットブロック133、1
34の嵌合部58、59に接続される適数の雄タブ16
4、168、172と、該雄タブを適宜な位置に保持す
る保持腕163、167、171が設けられている。
【0108】また、上記ジョイントブロック本体152
内にはバスバーホルダー154が設けられ、該バスバー
ホルダー154およびコネクタ嵌合部155内には上記
バスバー161、165、169を保持するための複数
の保持溝156、157、158が長手方向に沿って
けられている。さらに、ブロック本体132の端面には
接続電線を取り出すための電線取出し穴139が設けら
れている。
【0109】本実施の形態例における電気配線ブロック
131aは、先ず仕様に合わせて適宜な数のヒューズカ
セットブロック133およびリレーカセットブロック1
34を取り出してブロック本体132の裏面から挿入す
るとロック爪6が係止リブ7に係止されて図40に示し
たカセットブロック集合体140が組上がる。次に、仕
様に合わせてバスバー161、165、169を取り出
し、バスバーホルダー154およびコネクタ嵌合部15
5内に図中下方より各々保持溝156、157、158
に沿って嵌め込むことで保持させると、図42に示した
ジョイントブロック151が組上がる。
【0110】次に、ジョイントブロック151のスライ
ドレール153にカセットブロック集合体140のスラ
イドレール138を図における上方から係合させると、
図38に示したような電気配線ブロック131aが組上
がる。このとき、雄タブ164、168、172はそれ
ぞれのヒューズカセットブロック133およびリレーカ
セットブロック134の嵌合部58、59に接続される
から、コネクタ嵌合部155に相手コネクタを接続すれ
ヒューズおよびリレーカセットブロック133、13
4は電源回路に接続される。さらに、仕様に応じて別の
カセットブロック集合体140のスライドレール138
を図38におけるジョイントブロック151の図中手前
のスライドレール153に係合させると、図43に示し
たような別形状の電気配線ブロック131bを組み上げ
ることができる。この場合、収容可能なカセットブロッ
クは倍加される。
【0111】本実施の形態例は以上の如き構成であるか
ら、ジョイントブロック151のバスバー161、16
5、169および保持腕163、167、171の取り
出しパターンを変更したり、ブロック本体132を2個
に変更するだけで、他車種や他メーカーへの共用化が可
能になる。よって、ワイヤーハーネスの省線化、軽量
化、ジョイント吸収を実現すると共に、他メーカーや他
車種の様々な仕様、カセットブロックの使用数量の違
い、電気配線の違い等に自由に対応し、安価な製品を提
供することができる。
【0112】次に、本発明を適用した電気配線ブロック
第13実施の形態例を図44〜図45に基づいて詳細
に説明する。図44は本発明を適用した電気配線ブロッ
クの第13実施の形態例を示す全体斜視図、図45は図
44におけるカセットブロックと取付部の分解斜視図で
ある。本実施の形態例は図14及び図16の第1実施
形態例と同様でヒユーズカセットブロック143及びリ
レーカセットブロック144の各4側面には図5にて示
したロック爪6或いは係止リブ7のいずれかが設けられ
ている。
【0113】従って、各カセットブロック143、14
4はカセットブロックを隣接面に設けた前記ロック爪6
と係止リブ7とで係合ができるから仕様に合わせて適宜
の数だけ組み合わせることができる。そして、組み合わ
されたカセットブロックの電気配線ブロック173は両
サイドにおいてカセットブロックの側面に設けられるロ
ック爪6、145或いは係止リブ7、146を備えた取
付台141、142により所定の位置に固定されること
ができる。この取付台はL字形に形成され、水平部14
7に取付穴148を有しボルト(図示せず)等にて台部
に取付けられ、垂直部149の側面に前記ロック爪14
5又は係止リブ146が設けられている。
【0114】本実施の形態の電気配線ブロック173は
車の仕様に合わせて必要な数のカセットブロック14
3、144のみを使用することが出来ると共に台部への
取付けもカセットブロック143、144の両サイドに
係合された取付台142a、142bにより固定でき、
構造が簡単で不使用のカセットブロックその他を使用者
に提供しなくて済むので省資源に効果的なものである。
【0115】
【発明の効果】1)以上説明したように本発明に係る電
気配線ブロックにおいては、ブロック本体内にばね性を
有する嵌合部を備えた電源分配用バスバーが装着される
と共に、カセットブロック内に電源分配用バスバーに対
応したカセット用バスバーが装着され、嵌合部に嵌合す
るカセット用バスバー側の雄タブがカセットブロックの
所定位置に設けられた突出用開口部から突出していると
共に、カセットブロックが突出用開口部に対向した所定
位置に隣接する別のカセットブロックから突出したカセ
ット用バスバーの雄タブを挿通する挿通用開口部を備え
ると共に、カセット用バスバーが相手の前記カセット用
バスバーの雄タブを接続する嵌合部を備えている。 2)本発明に係る電気配線ブロックにおいては、カセッ
トブロックが挿通用開口部側に隣接する別のカセットブ
ロックを係合するための第1ロック部と、突出用開口部
側に第1ロック部に対応した第2ロック部を備えてい
る。
【0116】従って、車両の仕様上、必要となる所望数
の各種カセットブロックをブロック本体のカセット収容
室内に容易に嵌合させることができるので、ヒューズや
リレー等の極数が増減してもカセットブロックの嵌合個
数を変えるだけで対応することができる。よって、カセ
ットブロックの組み合わせによって複数種類の構成が可
能となり、トータルコストの低減を図ることができると
共に多くの車両仕様に対応できる汎用性に優れた電気配
線ブロックを得ることができる。
【0117】 また、カセットブロックの突出用開口部
から突出したカセット用バスバーの雄タブがブロック本
体内に配置された電源分配用バスバーの嵌合部に接続さ
れるので、各種カセットブロックへの直列的な電源分配
を確実かつ容易に行うことができ、バスバー化により接
続電線や接続端子を大幅に削減させることができる。
【0118】また、複数のカセットブロックが一体的に
連結されると共に、カセットブロック内のカセット用バ
スバーも連結され、端部にあるカセットブロックの雄タ
ブを元電源と接続させるだけで、全てのカセットブロッ
クへの直列的な電源分配を確実かつ容易に行うことがで
き、カセットブロックのブロック本体への装着作業も簡
略化させることができる。
【0119】 3)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、ブロック本体内にカセットブロック内に配索さ
れたカセット用バスバーの雄タブを接続する電源分配用
の雌型端子を備えている。従って、カセットブロック内
に配索のバスバーに、隣接するカセットブロックとの接
続用の雄タブが設けられ、その雄タブに雌型端子を介し
て接続を可能にしたため、カセットブロックの増設が容
易にできる。
【0120】 4)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、ブロック本体内に複数の雄タブを備え、接続用
電線により接続される電源分配用バスバーが装着される
と共に、カセットブロックに電源分配用バスバーに対応
した雄タブを備えるカセット用バスバーが装着され、該
カセット用バスバーの雄タブと電源分配用バスバーとの
間に雌型端子を設けている。従って、ブロック本体内に
設けられる電源分配用バスバーに複数の雄タブが設けら
れ、この雄タブに対しブロック本体に挿着されるカセッ
トブロックのバスバーに雄タブを設け、電源分配用の雄
タブとカセットブロックの雄タブとを雌型端子により接
続したもので、この雌型端子による接続がブロック本体
のバスバーとカセットブロック内のバスバーの接続を容
易にすることができる。
【0121】 5)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、ブロック本体内に装着される電源分配用バスバ
ーがブロック本体に備えられたカセット収容室に挿着さ
れるカセットブロックに対応して一極毎に分割され、元
電源に接続される雄タブとカセットブロックに接続の雄
タブを有する元電源バスバーと、該元電源バスバーに隣
接してカセットブロックに接続の雄タブを有する供給バ
スバーとを備えている。従って、ブロック本体内に配索
のバスバーを一極毎に分割し、適宜の数の設定ができ
る。よって、仕様に対応してバスバーをカセットブロッ
クの数に合わせて設けることができ、汎用性を高めるこ
とができる。
【0122】 6)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、電源分配用バスバーがブロック本体に備えられ
るカセット収容室に挿着されるカセットブロックに対応
して一極毎に分割されて元電源バスバーと、複数の供給
バスバーとに形成され、該供給バスバーがカセットブロ
ックに接続の雄タブと、元電源側に隣接するバスバーに
接続するための雄タブと、端末側に隣接するバスバーと
接続するための雄タブとを形成する。従って、ブロック
本体内に配索のバスバーを一極毎に分割し、分割された
バスバーに他のバスバーとの接続用の雄タブを設けたこ
とにより接続の仕方を種々の方法をとることができる。
【0123】 7)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、電源分配用バスバーが元電源バスバーと、複数
の供給バスバーとに分割され、該供給バスバーと元電源
バスバーと電線により接続される。従って、ブロック本
体内に配索の電源分配用バスバーを一極毎に分割し、分
割されたバスバーと他のバスバーとの接続が電線により
できるようにしたもので接続が容易となり、仕様の変化
に対応させることができる汎用性を有するものである。
【0124】 8)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、元電源バスバーに取付け部が形成され、中間バ
スバーに取付け部が形成され、元電源バスバーと中間バ
スバーとが各取付け部にてボルト及びナットにより固着
される。従って、ブロック本体内に配索の電源分配用バ
スバーを一極毎に分割し、分割されたバスバーと隣接の
バスバーとの接続にボルトとナットで固定して接続でき
るようにしたもので、接続が容易になり仕様の変化に対
応できる汎用性を高めることができる。
【0125】 9)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、元電源バスバーに接続用雄タブが形成され、中
間バスバーに接続用雄タブが形成され、元電源バスバー
と中間バスバーとが各雄タブを雌型端子により接続す
る。従って、ブロック本体内に配索の電源分配用バスバ
ーを一極毎に分割し、分割されたバスバーと隣接のバス
バーとが雌型端子により接続できるようにしたもので、
接続が容易になり仕様の変化に対応できる汎用性を高め
ることができる。
【0126】10)本発明に係る電気配線ブロックにお
いては、裏カバーの板状バスバーのパターンを変更する
だけで、回路の全く違う車種や電源分配の思想の異なる
メーカーへの共用化が可能になる。よって、ワイヤーハ
ーネスの省線化、軽量化、ジョイント吸収を実現すると
共に、他メーカーや他車種の様々な電源分配の仕様に対
応できる。
【0127】 11)本発明に係る電気配線ブロックに
おいては、ジョイントブロックのバスバーおよび保持腕
の取り出しパターンを変更したり、ブロック本体を2個
に変更するだけで、他車種や他メーカーへの共用化が可
能になる。よって、ワイヤーハーネスの省線化、軽量
化、ジョイント吸収を実現すると共に、他メーカーや他
車種の様々な仕様、カセットブロックの使用数量の違
い、電気配線の違い等に自由に対応し、安価な製品を提
供することができる。
【0128】 12)本発明に係る電気配線ブロックに
おいては、第1ロック部及び第2ロック部を備えるカセ
ットブロックが互いに係合されて複数のカセットブロッ
クにより1つのグループが構成され、該カセットブロッ
クのグループの両端に第1ロック部を備える取付台と第
2ロック部を備える取付台とが係合され、該取付台によ
り台部に固定させる。従って、カセットブロックのみの
使用で電気配線ブロックを構成することができ、台部へ
の取付けも両サイドに設けた取付台により固定できるも
ので、構造を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気配線ブロックの基本構成の一
を示す分解斜視図である。
【図2】図1における組付け完了状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図2とは別のヒューズブロックとして組付けた
場合の斜視図である。
【図4】図2とは別のリレーブロックとして組付けた場
合の斜視図である。
【図5】図1における第1及び第2ロック部の構成を示
す斜視図である。
【図6】図5における断面図である。
【図7】本発明に係る電気配線ブロックの基本構成の別
を示す分解斜視図である。
【図8】図7におけるブロック本体に組付けられる電源
分配用バスバーの構成を示す斜視図である。
【図9】図7におけるブロック本体に挿着されるヒュー
ズカセットブロックの分解斜視図である。
【図10】図7におけるブロック本体に挿着されるリレ
ーカセットブロックの分解斜視図である。
【図11】図9における組付け完了状態のヒューズカセ
ットブロックの斜視図である。
【図12】図10における組付け完了状態のリレーカセ
ットブロックの斜視図である。
【図13】図7における電気配線ブロックの組付け完了
状態を示す斜視図である。
【図14】本発明を適用した電気配線ブロックに挿着さ
れるヒューズカセットブロックの第1実施の形態例を示
す分解斜視図である。
【図15】図14における組付け完了状態を裏面側から
示した斜視図である。
【図16】本発明を適用した電気配線ブロックに挿着さ
れるリレーカセットブロックの 1実施の形態例を示す
分解斜視図である。
【図17】ヒューズカセットブロックとリレーカセット
ブロックの連結途中の状態を示す斜視図である。
【図18】図17における連結完了状態を示す斜視図で
ある。
【図19】本発明を適用した電気配線ブロックの第2実
の形態例を示す分解斜視図である。
【図20】図19における電線付端子の斜視図である。
【図21】図20におけるジョイント部構成を一部断面
して示す側面図である。
【図22】本発明を適用した電気配線ブロックの第3実
の形態例を示す一部を分解した斜視図である。
【図23】図22における電気配線ブロックの分解斜視
図である。
【図24】本発明を適用した電気配線ブロックの第4実
の形態例を示す分解斜視図である。
【図25】本発明を適用した電気配線ブロックの第5実
の形態例を示す分解斜視図である。
【図26】図25における電源分配用バスバーの分解斜
視図である。
【図27】本発明を適用した電気配線ブロックの第6実
の形態例における電源分配用バスバーの分解斜視図で
ある。
【図28】図27における電源分配用バスバーを構成す
る供給バスバーの正面図である。
【図29】本発明を適用した電気配線ブロックの第6実
の形態例を示す分解斜視図である。
【図30】本発明を適用した電気配線ブロックの第7実
の形態例における電源分配用バスバーの分解斜視図で
ある。
【図31】本発明を適用した電気配線ブロックの第8実
の形態例を示す分解斜視図である。
【図32】本発明を適用した電気配線ブロックの第9実
の形態例を示す分解斜視図である。
【図33】図32におけるブロック本体よりバスバーを
取出した状態を示す分解斜視図である。
【図34】本発明を適用した電気配線ブロックの第10
実施の形態例におけるヒューズカセットブロックの全体
斜視図である。
【図35】図34におけるヒューズカセットブロックの
分解斜視図である。
【図36】本発明を適用した電気配線ブロックの第11
実施の形態例を示す分解斜視図の前半1/2図である。
【図37】図36における後半2/2図である。
【図38】本発明を適用した電気配線ブロックの第12
実施の形態例を示す斜視図である。
【図39】図38におけるブロック本体部分の分解斜視
図である。
【図40】図39における組立斜視図である。
【図41】図38におけるジョイントブロック部分の分
解斜視図である。
【図42】図41における組立斜視図である。
【図43】本発明を適用した電気配線ブロックの第12
実施の形態例の一変形例を示す斜視図である。
【図44】本発明を適用した電気配線ブロックの第13
実施の形態例を示す全体斜視図である。
【図45】図44におけるカセットブロックと取付部の
分解斜視図である。
【図46】従来の電気配線ブロックを示す分解斜視図で
ある。
【図47】図46における組付け完了状態を示す斜視図
である。
【図48】従来の別の電気配線ブロックを示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1、20 電気配線ブロック 2、22 ブロック本体 2a 周壁 3、23 ヒューズカセットブロック 4、24 リレーカセットブロック 5、25 カセット収容室 6、26 ロック爪 7 係止リブ 8 外部係止リブ 9 電線取出穴 11 オプション用ロック爪 23a、24a 突出用開口部 27、28 電源分配用バスバー 27a、28a 雄タブ 29 嵌合部 31 コネクタ部 32 ヒューズ用雌型端子 33 ヒューズカセット用バスバー 34 リレーカセット用バスバー 35 リレー用雌型端子 36、37 雄タブ 38 係止リブ 43 ヒューズカセットブロック(第1実施の形態
例) 43a、44a 突出用開口部 43b、44b 挿通用開口部 44 リレーカセットブロック(第1実施の形態例) 45、47 ロック爪(第2ロック部) 46、48 係止リブ(第1ロック部) 53 ヒューズカセット用バスバー 54 リレーカセット用バスバー 56、57 雄タブ 58、59 嵌合部 60 電線付端子(第2実施の形態例) 61 電源分配用雌端子 62 端子 63 電線 64 元電源接続用雄タブ 65 雄タブ 66 ヒューズカセット用バスバー(第10実施の形
態例) 67 雌型端子 68 雄タブ 73 電気配線ブロック(第5実施の形態例) 80 電源分配用バスバー(第3実施の形態例) 81 元電源バスバー 82 供給バスバー 82a 端末バスバー 83、84 接続用電線 85 雄タブ 86 雄タブ(受入れ用)(第4実施の形態例) 90 中間バスバー 91 電線 92 雄タブ(伝達用) 94a、95a、97b、97e、98c 取付け部
第5、6、7実施の形態例) 99f、99j 雄タブ(第8実施の形態例) 101 電気配線ブロック(第11実施の形態例) 102 ブロック本体 103 ヒューズカセットブロック 104 リレーカセットブロック 105、106 バスバー 109 係止突起 110 裏カバー 111 コネクタ嵌合部 113 係止アーム 114、117、120 板状バスバー 116、119、122 雄タブ 115、118、121 電源接続用雄タブ 123 仕切り板 131a、131b 電気配線ブロック(第12実施
形態例) 132 ブロック本体 132a 周壁 133 ヒューズカセットブロック 134 リレーカセットブロック 135、136 バスバー 137 隔壁 138 スライドレール(雄形) 140 カセットブロック集合体 141、142a、142b 取付台(第13実施
形態例) 143 ヒューズカセットブロック 144 リレーカセットブロック 145 ロック爪(第2ロック部) 146 係止リブ(第1ロック部) 147 水平部 148 取付穴 149 垂直部 151 ジョイントブロック 152 ジョイントブロック本体 153 スライドレール(雌形) 155 コネクタ嵌合部 161、165、169 バスバー 162、166、170 電源接続用雄タブ 163、167、171 保持腕 164、168、172 雄タブ 173 電気配線ブロック(第13実施の形態例)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 和明 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株 式会社内 (72)発明者 石丸 勉 北海道札幌市豊平区福住3条2−4−5 矢崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−131918(JP,A) 特開 平1−212641(JP,A) 実開 平1−146719(JP,U) 実開 平1−162715(JP,U) 実開 平1−166419(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 B60R 16/02 635

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて、 前記ブロック本体内にばね性を有する嵌合部を備えた電
    源分配用バスバーが装着されると共に、前記カセットブ
    ロック内に前記電源分配用バスバーに対応したカセット
    用バスバーが装着され、 前記嵌合部に嵌合する前記カセット用バスバー側の雄タ
    ブが前記カセットブロックの所定位置に設けられた突出
    用開口部から突出していると共に、 前記カセットブロックが、前記突出用開口部に対向した
    所定位置に隣接する別のカセットブロックから突出した
    カセット用バスバーの雄タブを挿通する挿通用開口部を
    備えると共に、前記カセット用バスバーが、相手の前記
    カセット用バスバーの雄タブを接続する嵌合部を備えて
    いることを特徴とする電気配線ブロック。
  2. 【請求項2】 前記カセットブロックが、前記挿通用開
    口部側に隣接する別の前記カセットブロックを係合する
    ための第1ロック部と、前記突出用開口部側に前記第1
    ロック部に対応した第2ロック部を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の電気配線ブロック。
  3. 【請求項3】 カセット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて前記ブロック本体内に前記カセットブ
    ロック内に配索されたカセット用バスバーの雄タブを接
    続する電源分配用の雌型端子を備えていることを特徴と
    る電気配線ブロック。
  4. 【請求項4】 カセット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて 、 前記ブロック本体内に複数の雄タブを
    備え、接続用電線により接続される電源分配用バスバー
    が装着されると共に、前記カセットブロックに前記電源
    分配用バスバーに対応した雄タブを備えるカセット用バ
    スバーが装着され、該カセット用バスバーの雄タブと前
    記電源分配用バスバーとの間に雌型端子を設けているこ
    とを特徴とする電気配線ブロック。
  5. 【請求項5】 カセット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて 、 前記ブロック本体内に装着される前記
    電源分配用バスバーが前記ブロック本体に備えられた前
    記カセット収容室に挿着される前記カセットブロックに
    対応して一極毎に分割され、元電源に接続される雄タブ
    と前記カセットブロックに接続の雄タブを有する元電源
    バスバーと、該元電源バスバーに隣接して前記カセット
    ブロックに接続の雄タブを有する供給バスバーとを備え
    たことを特徴とする電気配線ブロック。
  6. 【請求項6】 前記電源分配用バスバーが前記ブロック
    本体に備えられる前記カセット収容室に挿着される前記
    カセットブロックに対応して一極毎に分割されて前記元
    電源バスバーと、末端の端末バスバーと、中間に配索さ
    れる中間バスバーとに形成され、該中間バスバーが前記
    カセットブロックに接続の雄タブと、元電源側に隣接す
    るバスバーに接続するための雄タブと、端末側に隣接す
    るバスバーと接続するための雄タブとを形成することを
    特徴とする請求項5記載の電気配線ブロック。
  7. 【請求項7】 前記電源分配用バスバーが前記元電源バ
    スバーと、複数の前記供給バスバーとに分割され、該供
    給バスバーと前記元電源バスバーと電線により接続され
    ることを特徴とする請求項5記載の電気配線ブロック。
  8. 【請求項8】 前記元電源バスバーに取付け部が形成さ
    れ、前記供給バスバーに取付け部が形成され、前記元電
    源バスバーと前記供給バスバーとが前記各取付け部にて
    ボルト及びナットにより固着されることを特徴とする
    求項5記載の電気配線ブロック。
  9. 【請求項9】 前記元電源バスバーに接続用雄タブが形
    成され、前記中間バスバーに接続用雄タブが形成され、
    前記元電源バスバーと前記中間バスバーの前記各接続用
    雄タブが雌型端子により接続することを特徴とする請求
    項6記載の電気配線ブロック。
  10. 【請求項10】 カセット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて 、 前記ブロック本体の底部に係止される
    裏面にコネクタ嵌合部を有する裏カバーと前記ブロック
    本体との間に絶縁体からなる仕切り板を挟んで導電体か
    らなる複数の板状バスバーが装着され、該板状バスバー
    の周縁から立設された雄タブが所望のカセットブロック
    内のバスバーから外面へ突出したバネ性の嵌合部に接続
    され、さらに前記板状バスバーには前記コネクタ嵌合部
    内に突出する電源接続用雄タブがそれぞれ設けられてい
    ることを特徴とする電気配線ブロック。
  11. 【請求項11】 カセット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて 、 前記ブロック本体の前記カセット収容
    室の複数の隔壁の一方の端の外面に竪方向に延伸された
    第1スライドレールを設け、前記カセットブロックには
    それぞれのバスバーから外面へ突出したバネ性の嵌合部
    と、外周面には前記ブロック本体の隔壁又は周壁内側に
    設けられた第1ロック部に係合する第2ロック部が具備
    されると共に、別に設けられたジョイントブロックのジ
    ョイントブロック本体の両側面には前記第1スライドレ
    ールに係合する複数の第2スライドレールが縦方向に延
    伸されて設けられ、内部には複数のバスバーが保持され
    ると共に、該バスバーには先端に前記ジョイントブロッ
    ク本体端面に突設されたコネクタ嵌合部内に突出する雄
    タブと、前記カセットブロックの嵌合部に接続される適
    数の雄タブと、該雄タブを適宜な位置に保持する保持腕
    が設けられていることを特徴とする電気配線ブロック。
  12. 【請求項12】 カセット収容室を備えるブロック本体
    と、ヒューズやリレー等の複数の電気部品を各々種別に
    同一形状にカセット化し、該ブロック本体内の所定位置
    に装着されるカセットブロックとを備えた電気配線ブロ
    ックにおいて前記カセットブロックを係合するため
    第1ロック部及び該第1ロック部に対応する第2ロッ
    ク部を備えるカセットブロックが互いに係合されて複数
    のカセットブロックにより1つのグループが構成され、
    該カセットブロックのグループの両端に第1ロック部を
    備える取付台と第2ロック部を備える取付台とが係合さ
    れ、該取付台により台部に固定させることを特徴とす
    気配線ブロック。
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