JPS6330121Y2 - - Google Patents

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JPS6330121Y2
JPS6330121Y2 JP11383279U JP11383279U JPS6330121Y2 JP S6330121 Y2 JPS6330121 Y2 JP S6330121Y2 JP 11383279 U JP11383279 U JP 11383279U JP 11383279 U JP11383279 U JP 11383279U JP S6330121 Y2 JPS6330121 Y2 JP S6330121Y2
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JP
Japan
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wire
connecting piece
groove
case
parallel
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JP11383279U
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JPS5631471U (ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は分岐接続箱の改良に関するものであ
る。
(従来技術) 複雑な回路要素を有する電気機器や自動車には
多数の電気部品が使用されていて、これらの電気
部品間の情報、信号又は電力の授受などのための
電気回路を完成するため一般にハーネスと称され
る組電線が利用されている。
しかし電気部品の取付位置が各所に分散される
ものが多いことから組電線には多数の分岐線を要
し、その製作に手間を要する問題があるので、最
近に至り、分岐線回路を接続箱中に導電パターン
としてまとめることにより該接続箱からは分岐部
分のない並行電線で配線しようとする配線手段が
考えられている。
この種の分岐線回路をその中に有する電気接続
箱の一般的なものとしては第1,2図に示すよう
に導電パターンを有する複数枚のバスバー(回路
導体)1,1′,1″等を積層してケーシング2内
に収納すると共に導電パターンの要素たるバスバ
ーの端部Eをケーシングから露呈させてコネクタ
用端子4として使用する構造のものが挙げられ
る。なお第1,2図中5は絶縁仕切板、6は端子
用あな、7はフユーズホルダ、8はリレーホル
ダ、9,9′はコネクタ、13は絶縁被覆電線を
示している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし乍らこの種の型のものは各種形状のバス
バー及びバスバーと接続するコネクターを必要と
しコストがかゝる、又回路変更の対応性が悪い。
上記に鑑み本考案はこのような問題点を解消す
るため開発されたものである。
即ち本発明の分岐接続箱はケース内に電線用溝
と連結片用溝とを直交させて設けると共に、該ケ
ース内には組電線を構成する絶縁被覆電線が引込
まれ該電線用溝内に並行に配設され、該連結片用
溝には、スロツト付端子を少なくとも2つ以上有
する導電性連結片が該スロツトを電線用溝内に配
設された絶縁被覆電線に圧入して収容され、該導
電性連結片のスロツト付端子の数と位置を適宜設
定することにより並行に配設された絶縁被覆電線
を任意に短絡させてケース内で分岐回路が形成さ
れることを特徴とするものである。
以下本考案を例示の図面に就いて説明する。第
3図aは本考案の後述の第4図及び第5図で示す
電線用溝20と連結片用溝21を省略して描いた
組電線の分岐が接続箱内に於いて行われた接続箱
の要部の斜視図で、2はケーシング、13′はケ
ーシングに引込まれた組電線即ち組の絶縁被覆電
線である(ふたは図示省略)。
(問題を解決するための手段) 上記組電線13′はその1本1本の絶縁被覆電
線即ち素電線13が適宜任意の間隔を以て並行に
配設されている。この配設は、第4図に示す様に
ケーシング2部材面に設けた並行な素電線用溝2
0中に配設されるものである。これにより素電線
はより安定する。なお11は素電線13端末の端
子であり、ケーシング2から露出してコネクタ1
2を形成している。
上記に於いてケーシング内で分岐回路を形成す
るためには次のようになされている。即ち櫛状に
突出させたスロツト14付き端子15を有する導
電性連結片16で接続すべき素電線13が保持さ
れ電気的接続がなされている。
この電気的接続は第3図bのようにして例えば
なされる。即ち素電線13の導体17の部分の外
径(単線の場合は単線外径、撚線の場合は線束外
径)より幅の小さいスリツト18をスロツト14
に設け、このようなスリツト付スロツトに素電線
13を圧入すると素電線13の被覆19は破られ
連結片16と素電線の導体17とが接触する。
又この際連結片もケーシング部材面の上記電線
用溝20と直交する連結片用溝21中に存在せし
めて素電線を把持し電気的接続するようにする。
これにより機構的により安定する。なお上記溝2
0,21を設ける部材面は絶縁板面となることも
ある(例えば多層の場合)。
更に又前記に於いて第5図に示す様に電線用溝
20と連結片用溝21との交叉する後者の溝21
内に突部22を設けておけば、これが第3図bの
連結片のスリツト18付きスロツト14を電線に
押し込むとき電線下側の枕となりスロツトのスリ
ツトが電線被覆をやぶり電線導体17に接触する
のを手助けする。
上記に於いては第3図の連結片16の中XYで
示されるものは第2図のバスバー1′のX′Y′部分
に、又第3図の素電線13の中ABで示されるも
の及びCDで示されるものは第2図のバスバー
1′の部分A′B′部分及びC′D′部分に相当するもの
と例えば考えられる。
(作用) 上記の様な本考案によると、導電性連結片16
のスロツト付端子15の数と位置を適宜設定する
ことにより並行に配設された電線13を任意に短
絡させてケース内で分岐回路を形成させることが
出来、又回路変更が容易となる。
又上記連結片はスロツト付端子が並行配設され
る電線間隔と同間隔で連続的に設けて製造し連結
片の長さは適当に切断し又端子は不必要なものは
切断除去すれば単一種類の連結片で事足りる。
更に本考案によると電線用溝とそれと直交する
連結片用溝を設けているので経時的にも安定した
接続特性が得られる。更に又スロツトを電線に押
込むとき、スリツトが電線被覆をうまくやぶる。
又組立の自動化もし易い。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、従来のようなバス
バー、コネクターが不要となり、低コスト、また
回路変更が容易な分岐接続箱を提供することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来の分岐接続箱を説明する図で
あつて、第1図はその外観斜視図、第2図はその
内部に収納されるバスバーと仕切板の平面図、第
3図は本考案の分岐接続箱の要部を説明する斜視
図(図a)とそれに用いる連結片のスロツト部分
の拡大斜視図(図b)、第4図は第3図に於ける
素電線の配設の仕方の斜視図、第5図は第4図に
於ける素電線配設用溝及び連結片用溝の設け方の
説明図であつて連結片取付前の斜視図(図a)と
連結片取付後の斜視図(図b)と連結片用溝方向
で切断した断面図(図c)を夫々例示している。 1,1′,1″……バスバー、2……ケーシン
グ、4……コネクタ用端子、5……絶縁仕切板、
6……端子用あな、7……フユーズホルダー、8
……リレーホルダー、9,9′……コネクタ、1
1……リレーやフユーズ等と接続する端子、12
……コネクタハウジング、13′……組絶縁被覆
電線、13……素絶縁被覆電線、14……スロツ
ト、15……スロツト付き端子、16……導電性
連結片、17……素電線13の導体、18……ス
リツト、19……素電線13の被覆、20……電
線用溝(素電線用溝)、21……連結片用溝、2
2……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内に電線用溝と連結片用溝とを直交させ
    て設けると共に、該ケース内には組電線を構成す
    る絶縁被覆電線が引込まれ該電線用溝内に並行に
    配設され、該連結片用溝にはスロツト付端子を少
    なくとも2つ以上有する導電性連結片が該スロツ
    トを電線用溝内に配設された絶縁被覆電線に圧入
    して収容され、該導電性連結片のスロツト付端子
    の数と位置を適宜設定することにより並行に配設
    された絶縁被覆電線を任意に短絡させてケース内
    で分岐回路が形成されることを特徴とする分岐接
    続箱。
JP11383279U 1979-08-18 1979-08-18 Expired JPS6330121Y2 (ja)

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JP11383279U JPS6330121Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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JP11383279U JPS6330121Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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Publication Number Publication Date
JPS5631471U JPS5631471U (ja) 1981-03-27
JPS6330121Y2 true JPS6330121Y2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=29346108

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JP11383279U Expired JPS6330121Y2 (ja) 1979-08-18 1979-08-18

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Families Citing this family (8)

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JPS63313475A (ja) * 1987-06-16 1988-12-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd 圧接端子を使用した分岐接続箱
JPH0539968Y2 (ja) * 1987-12-30 1993-10-12
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JPS5631471U (ja) 1981-03-27

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