JPS5910899Y2 - 分岐接続箱 - Google Patents
分岐接続箱Info
- Publication number
- JPS5910899Y2 JPS5910899Y2 JP1979168453U JP16845379U JPS5910899Y2 JP S5910899 Y2 JPS5910899 Y2 JP S5910899Y2 JP 1979168453 U JP1979168453 U JP 1979168453U JP 16845379 U JP16845379 U JP 16845379U JP S5910899 Y2 JPS5910899 Y2 JP S5910899Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- slot
- casing
- junction box
- insulating partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は分岐接続箱に関するものである。
複雑な回路要素を有する電気機器や自動車には多数の電
気部品が使用されていて、これらの電気部品間の情報、
信号又は電力の授受などのための電気回路を完或するた
め一般にハーネスと称される組電線が利用されている。
気部品が使用されていて、これらの電気部品間の情報、
信号又は電力の授受などのための電気回路を完或するた
め一般にハーネスと称される組電線が利用されている。
しかし電気部品の取付位置が各所に分散されるものが多
いことから組電線には多数の分岐線を要し、その製作に
手間を要する問題があるので、最近に至り、分岐線回路
を接続箱中に導電パターンとしてまとめることにより、
該接続箱からは分岐部分のない並行電線で配線しようと
する配線手段が考えられている。
いことから組電線には多数の分岐線を要し、その製作に
手間を要する問題があるので、最近に至り、分岐線回路
を接続箱中に導電パターンとしてまとめることにより、
該接続箱からは分岐部分のない並行電線で配線しようと
する配線手段が考えられている。
この種の分岐線回路をその中に有する電気接続箱の一般
的なものとしては第１，２図に示すように導電パターン
を有する複数枚のバスバー（回路導体）１．１’，１”
等を積層してケーシング２内に収納すると共に導電パタ
ーンの要素たるバスバーの端部３を折り曲げ又は折り曲
げずケーシングから露呈させてコネクタ用端子４として
使用する構造のものが挙げられる。
的なものとしては第１，２図に示すように導電パターン
を有する複数枚のバスバー（回路導体）１．１’，１”
等を積層してケーシング２内に収納すると共に導電パタ
ーンの要素たるバスバーの端部３を折り曲げ又は折り曲
げずケーシングから露呈させてコネクタ用端子４として
使用する構造のものが挙げられる。
なお第１，２図中５は絶縁仕切板、６は端子用あな、７
はフユーズホルダ、８はリレーホルダ、９，９′はコネ
クタ、１３は絶縁被覆電線を示しているしかし乍らこの
種の型のものはコネクタ９，９′等を必要として、部品
数を多くし又その取付加工の手間もかかる。
はフユーズホルダ、８はリレーホルダ、９，９′はコネ
クタ、１３は絶縁被覆電線を示しているしかし乍らこの
種の型のものはコネクタ９，９′等を必要として、部品
数を多くし又その取付加工の手間もかかる。
本考案はこのような問題点を解消し併せて電気的接触に
よる事故を防ごうとするものである。
よる事故を防ごうとするものである。
以下本考案を例示の図面に就いて説明する。
第４図は本考案の主要部とふたを示す斜視図で、２はケ
ーシングを示し、ケーシング内には従来と同様導電パタ
ーンを有する複数枚のバスパー１．１’，１“等が絶縁
仕切板５と共に積層されて（又は単層で）収納されてい
る（第２図参照）。
ーシングを示し、ケーシング内には従来と同様導電パタ
ーンを有する複数枚のバスパー１．１’，１“等が絶縁
仕切板５と共に積層されて（又は単層で）収納されてい
る（第２図参照）。
しかし本考案に於いてはバスバ一端子部分とコネクタ一
部分が従来と異り次のようになされている。
部分が従来と異り次のようになされている。
即ち第４図中１１はバスバ一端部３（第２図参照）を折
り曲げて又は折り曲げず形戊したタブであり、このタブ
にスロット１２を設けている。
り曲げて又は折り曲げず形戊したタブであり、このタブ
にスロット１２を設けている。
このスロット１２に上記タブ１１に接続させる絶縁被覆
電線１３を把持させてタブ１１と絶縁被覆電線１３を電
気的接続をする。
電線１３を把持させてタブ１１と絶縁被覆電線１３を電
気的接続をする。
上記電線をタブのスロットで把持してタブと電気的接続
させる詳細は第３図に示す通りであり、電線導体１４の
部分外径（単線の場合は単線外径、撚線の場合は線束外
径）より幅の小さいスリット１６を設けたスロット１２
に圧入すると電線被覆１５は破られタブ１１と電線導体
１４とが接触する。
させる詳細は第３図に示す通りであり、電線導体１４の
部分外径（単線の場合は単線外径、撚線の場合は線束外
径）より幅の小さいスリット１６を設けたスロット１２
に圧入すると電線被覆１５は破られタブ１１と電線導体
１４とが接触する。
なお第４図中１０はりレーヒューズ等のホルダ、１７は
ケーシングのふたを示している。
ケーシングのふたを示している。
更に本考案に於いてはスロットに把持された電線端末１
８の短絡を防止すべく電線の対向する端末間に入るよう
ふた１７に起立する絶縁仕切壁１９を設けている。
８の短絡を防止すべく電線の対向する端末間に入るよう
ふた１７に起立する絶縁仕切壁１９を設けている。
又、ケーシング２の部材には、上記絶縁仕切壁の挿入さ
れる位置に絶縁仕切壁の厚さに対応する幅を有する溝２
０を設けているが必ずしもこの溝を設ける必要はない。
れる位置に絶縁仕切壁の厚さに対応する幅を有する溝２
０を設けているが必ずしもこの溝を設ける必要はない。
ふた１７の両壁には、両壁中央部から垂設する鍵部２１
を設け、ケーシング２０部材には、鍵部２１に対応する
鍵わく２２を設けている 以上の様な本考案によると、端子及びコネクタを用いる
ことなく、いきなりバスバ一端部のタブと絶縁被覆電線
を把持、電気的接続が出来る。
を設け、ケーシング２０部材には、鍵部２１に対応する
鍵わく２２を設けている 以上の様な本考案によると、端子及びコネクタを用いる
ことなく、いきなりバスバ一端部のタブと絶縁被覆電線
を把持、電気的接続が出来る。
従って部品数も少なく、又電線端末処理も手間を要しな
い利点がある。
い利点がある。
更に上記よりタブに保持された絶縁被覆電線の対向する
端末は絶縁仕切壁により絶縁隔離されており電気的接触
が起らず事故の発生しない安定したものが得られる利点
がある。
端末は絶縁仕切壁により絶縁隔離されており電気的接触
が起らず事故の発生しない安定したものが得られる利点
がある。
第１，２図は従来の分岐接続箱を説明する図であって、
第１図はその外観斜視図、第２図はその内部に収納され
るバスバーと絶縁仕切板の平面図、第３，４図は本考案
の分岐接続箱を説明する図であって、第４図は主要部分
とふたの斜視図、第３図はそのバスバ一端部を折り曲げ
て又は折り曲げず形或したタブと絶縁被覆電線の斜視図
である。 ２・・・・・・ケーシング、５・・・・・・絶縁仕切板
、９，９′・・・・・・コネクタ、１１・・・・・・タ
ブ、１２・・・・・・スロット、１３・・・・・・絶縁
被覆電線、１４・・・・・・電線導体、１５・・・・・
・電線被覆、１６・・・・・・スリット、１７・・・・
・・ふた、１８・・・・・・電線端末、１９・・・・・
・絶縁仕切壁、２０・・・・・・溝。
第１図はその外観斜視図、第２図はその内部に収納され
るバスバーと絶縁仕切板の平面図、第３，４図は本考案
の分岐接続箱を説明する図であって、第４図は主要部分
とふたの斜視図、第３図はそのバスバ一端部を折り曲げ
て又は折り曲げず形或したタブと絶縁被覆電線の斜視図
である。 ２・・・・・・ケーシング、５・・・・・・絶縁仕切板
、９，９′・・・・・・コネクタ、１１・・・・・・タ
ブ、１２・・・・・・スロット、１３・・・・・・絶縁
被覆電線、１４・・・・・・電線導体、１５・・・・・
・電線被覆、１６・・・・・・スリット、１７・・・・
・・ふた、１８・・・・・・電線端末、１９・・・・・
・絶縁仕切壁、２０・・・・・・溝。
Claims (3)
- （１）導電パターンを有する複数枚のバスバーを単層又
は複数層ケーシング内に収納する分岐接続箱に於いて、
ケーシングの表面に突出するバスバ一端部にスロットを
設け、このスロットに接続させる絶縁被覆電線を把持さ
せて、バスバ一端部と電線を電気的接触をさせると共に
、これらバスバ一端部および該バスバ一端部に接続され
た電線の部分を包被し、ケーシングに着脱自在に係止す
るふたに、起立する絶縁仕切壁を設けて上記把持された
電線の対向する端末間に入るように構或したことを特徴
とする分岐接続箱。 - （２）スロットに電線導体部分外径より幅の小さいスリ
ットを設け、このスロットに絶縁被覆電線を圧大してス
リットで電線被覆を破ることによりスロットに電線を把
持させることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第（
１）項記載の分岐接続箱。 - （３）ケーシング部材には絶縁仕切壁が当たる位置に絶
縁仕切壁の厚みに対応して挿入される溝を設けたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第（２）項記載の分
岐接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979168453U JPS5910899Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 分岐接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979168453U JPS5910899Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 分岐接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5686819U JPS5686819U (ja) | 1981-07-11 |
| JPS5910899Y2 true JPS5910899Y2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=29679282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979168453U Expired JPS5910899Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 分岐接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910899Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5533472B2 (ja) * | 2010-09-09 | 2014-06-25 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 分岐回路の形成方法およびコネクタ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5165389A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-05 | Furukawa Electric Co Ltd | Okunaihaisenyosetsuzokubotsukusu |
| JPS5328075U (ja) * | 1976-08-17 | 1978-03-10 | ||
| JPS5313268B2 (ja) * | 1974-06-29 | 1978-05-09 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313268U (ja) * | 1976-07-16 | 1978-02-03 |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP1979168453U patent/JPS5910899Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313268B2 (ja) * | 1974-06-29 | 1978-05-09 | ||
| JPS5165389A (ja) * | 1974-12-02 | 1976-06-05 | Furukawa Electric Co Ltd | Okunaihaisenyosetsuzokubotsukusu |
| JPS5328075U (ja) * | 1976-08-17 | 1978-03-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5686819U (ja) | 1981-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3415889B2 (ja) | シールドコネクタ | |
| US20030049966A1 (en) | Shielding connector | |
| US5415568A (en) | Electrical contact and electrical connector using such contact | |
| US5888088A (en) | Electrical connection construction of electrical connection box | |
| US5509812A (en) | Cable tap assembly | |
| JPH0532899Y2 (ja) | ||
| JP3075118B2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JPH0821438B2 (ja) | 多重伝送用タ−ミナル | |
| JPH0721971B2 (ja) | 多重伝送用ケ−ブル | |
| JPS6330121Y2 (ja) | ||
| JP3014913B2 (ja) | 電気コネクタ組立体 | |
| JPS5910899Y2 (ja) | 分岐接続箱 | |
| JP2647641B2 (ja) | 自動車のワイヤーハーネス装置 | |
| JPS5833646Y2 (ja) | 分岐接続箱 | |
| JPH08227738A (ja) | 電気接続箱の接続構造 | |
| JPH0727568Y2 (ja) | 電気接続器 | |
| JP3085447B2 (ja) | 多重接続型圧接端子および電気接続箱 | |
| JPH0621179U (ja) | ワイヤーハーネス用接続部品 | |
| JP2000173687A (ja) | 圧接端子及びその圧接端子を用いた電気接続箱 | |
| JPS5936102Y2 (ja) | 分岐接続箱 | |
| JPS61161678A (ja) | 分岐接続装置 | |
| JPS5926752Y2 (ja) | バスバ−と絶縁板の組付体 | |
| JP3048082B2 (ja) | 相互接続組立体 | |
| JPH0736430Y2 (ja) | 電気接続箱 | |
| JPH0649066Y2 (ja) | 分岐接続箱 |