JPH0727568Y2 - 電気接続器 - Google Patents

電気接続器

Info

Publication number
JPH0727568Y2
JPH0727568Y2 JP162690U JP162690U JPH0727568Y2 JP H0727568 Y2 JPH0727568 Y2 JP H0727568Y2 JP 162690 U JP162690 U JP 162690U JP 162690 U JP162690 U JP 162690U JP H0727568 Y2 JPH0727568 Y2 JP H0727568Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
terminal
wire
insulation
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP162690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0394768U (ja
Inventor
哲朗 斉木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP162690U priority Critical patent/JPH0727568Y2/ja
Publication of JPH0394768U publication Critical patent/JPH0394768U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0727568Y2 publication Critical patent/JPH0727568Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、絶縁被覆電線と電線圧入溝を有する圧接端子
とを構成要素とする電気接続器に関する。
この電気接続器は、例えば自動車の電気配線において所
謂ジャンクションボックス或いは分岐コネクタとして使
用し、ワイヤーハーネスの分岐接続を集中的に行なうの
に適している。
〔従来の技術〕 従来、このような電気接続器の一種として、第8図a,b
に示すように、連鎖状の分岐用圧接端子21を絶縁ケース
24に固定し、電線サイズ(線径)の異なる大,小二種の
絶縁被覆電線25,25′を圧接する構造の分岐コネクタ26
が使用されている。
この分岐用圧接端子21は、太径の絶縁被覆電線25に対す
る溝巾の広い電線圧入溝23をもつ大型端子22と、小径の
絶縁被覆電線25′に対する溝巾の狭い電線圧入溝23′を
もつ小型端子22′とが連成されており、各溝23,23′の
溝底23a,23a′のケース底面G、即ち絶縁ケース24にお
ける分岐圧接端子21の固定面からの高さについてはとく
に調整されていない。
従って、電線圧入溝23,23′の圧入接続された絶縁被覆
電線25,25′のケース底面Gからの高さは不揃いであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の分岐コネクタ26では、電線サイズが異なると、対
応する端子22,22′に絶縁被覆電線25,25′を圧接したと
きの圧接高さも異なる。このことは、圧接に使用する圧
接治具27の降下ストロークも符号L,L′で示されるよう
に異なることを意味し、電線サイズに合わせてストロー
クを調整する必要があり、操作が面倒であった。
そこで、本考案は、電線サイズが異なっても、圧接治具
の降下ストロークを変えずにそのまま圧接できる構造を
もつ電気接続器を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を達成するため、本考案は、請求項1に記載
のように、U字状の電線圧入溝をもつ複数の圧接端子を
絶縁ケースに固定し、絶縁被覆電線の導体部が溝底に接
するように電線圧入溝に圧入接続する電気接続器であっ
て、前記複数の圧接端子を、線径の異なる二種以上の絶
縁被覆電線を組合わせて圧接できるように、所定の溝巾
をもつ標準端子と異なる溝巾をもつ異径端子とで構成す
ると共に、標準端子と異径端子の電線圧入溝に圧接され
た各絶縁被覆電線の前記絶縁ケースにおける圧接端子の
固定面からの高さが略一定となるように、予め標準端子
の電線圧入溝の溝底の前記固定面からの高さに対する異
径端子の電線圧入溝の溝底の前記固定面からの高さを変
えて形成したことを特徴とする。
複数の圧接端子を構成する標準端子と異径端子は、請求
項2に記載のように、分岐接続のための連鎖端子として
形成したもの、或いは請求項3に記載のように、圧入溝
と反対側に1極または2極以上の分岐タブをもつ独立し
た分岐用圧接端子として形成したもの、のいずれの場合
も適用できる。
〔作用〕
本考案による電気接続器は、絶縁被覆電線を電線圧入溝
に圧入接続した際に、電線サイズに関係なく絶縁被覆電
線の絶縁ケースにおける圧接端子の固定面からの高さが
ほぼ一定になるように構成されているから、電線圧入に
使用する圧接治具の降下ストロークを一定にすることが
できる。
これにより、多数の圧接端子に複数本の絶縁被覆電線を
同時に圧接するための圧接治具の製作および操作を簡単
にすることができる。
以下、上記構成および作用を実施例を示す図面を参照し
て具体的に説明する。
〔実施例〕
第1図および第2図において、Aは分岐コネクタであっ
て、その絶縁ケース1には連鎖状の分岐用圧接端子2が
固定されている。
圧接端子2は、複数の標準端子3と異径端子3′とを並
べて連成されている。標準端子3は所定の線径の絶縁被
覆電線5を圧接するための溝巾の広い電線圧入溝4を有
し、異径端子3′は絶縁被覆電線5より小径の絶縁被覆
電線5′を圧接するための溝巾の狭い電線圧入溝4′を
有する。
各絶縁被覆電線5,5′はその絶縁被覆部5a,5a′に電線圧
入溝4,4′の溝壁が食い込み、導体部5b,5b′がほぼ溝底
4a,4a′に接触する状態で圧入接続される。この状態を
想定して、第3図の拡大図に示すように、電線圧入溝4
を標準として、その溝底4aに対して溝4′の溝底4a′の
絶縁ケース1の底面Gからの高さHを変えることによ
り、各溝4,4′に圧接された絶縁被覆電線5,5′の圧接高
さH′が略一定となるように、該溝4,4′が形成され
る。
従って、各端子3,3′の電線圧入溝4,4′にそれぞれ絶縁
被覆電線5,5′を圧接する際には、圧接治具8を一定の
ストロークSだけ降下させることにより、互いに線径の
異なる絶縁被覆電線5,5′を圧接することができる。
なお、第1図において、1aは絶縁ケース1の側壁に設け
られた電線引出溝、6はコネクタカバー、7aと7bは絶縁
ケース1とカバー6のロック手段を構成するロック爪と
可撓ロックアームを示す。そして、符号5Aで示される絶
縁被覆電線に対して他の絶縁被覆電線5,5′群が分岐用
圧接端子2を介して分岐接続される。
以上は、電線サイズの異なる大小二種の絶縁被覆電線5,
5′に対する二種の端子3,3′で構成された分岐用圧接端
子2を例示したものであるが、端子3,3′の他に別のサ
イズの端子を付加してもよく、また、どの端子を標準端
子として選ぶかも任意であり、サイズの異なる二種以上
の電線を組合わせて圧接することが可能である。
第4図ないし第7図は本考案の他の実施例を示す。
これらの図において、Bは分岐接続箱であって、その絶
縁ケース9の内面には溝巾の異なる大小二種の電線収容
溝10,10′が一定ピッチで並設され、下面には複数のコ
ネクタ差込部11,11′,11″が立設されている。
各電線収容溝10,10′にはそれぞれコネクタ差込部11〜1
1′に臨んで、大小の端子収容溝12,12′が凹設され、圧
接端子13,13′が収容されている。
圧接端子13は、第5図に拡大して示す如く、基板部14
と、両端に折り曲げ連成した電線圧入溝16を有する圧接
部15と、基板部14の中間から圧接部16と反対側に折り曲
げ起立させた分岐タブ17とから成り、電線圧入溝16は絶
縁被覆電線5の線径に合わせて開設してある。圧接端子
13′は、第6図にみるように、圧接部15′の電線圧入溝
16′を絶縁被覆電線5′の線径に合せた他は圧接端子13
と同様の構造をもつ。
端子収容溝12は、第6図に示す如く、タブ挿通孔12aを
有し、圧接端子13が分岐タブ17を該挿通孔12aから前記
コネクタ差込部11(11′,11″)に突き出した状態で収
容固定されている。端子収容溝12′は圧接端子13′の圧
接部15′の大きさに合わせて底上げ12b′がなされ、こ
れにより両端子13,13′の電線圧入溝16,16′に圧接され
た絶縁被覆電線5,5′の圧接高さH′が一定になるよう
に調整されている。
従って、各列の電線収容溝10,10′の端子収容溝12,12′
に該当する圧接端子13,13′を挿着したのち、絶縁被覆
電線5,5′をかけ渡し、圧接治具18を降下させると、す
べての端子13,13′と絶縁被覆電線5,5′を圧接を同時に
行なうことができる。
圧接治具18は、第7図に示す如く、各列の圧接端子13,1
3′の一対の圧接部15,15′の進入を許容する凹部19を有
し、凹部の中央には端面を弧状に湾曲させた一条の電線
押圧突起20が突設されている。
押圧突起20は、第6図に示される圧接高さH′がすべて
一定であることから、圧接治具18の下面18aと面一に形
成されておればよく、構造も簡単で圧接治具18の製作も
容易である。
圧接治具18に換えて、第2図に示す圧接治具8の降下ス
トロークを一定にして圧接を行うこともできることはも
ちろんである。
〔考案の効果〕 以上のように、本考案によれば、U字状の電線圧入溝を
もつ複数の圧接端子を絶縁ケースに固定し、絶縁被覆電
線の導体部が溝底に接するように電線圧入溝に圧入接続
する電気接続器において、前記複数の圧接端子を、線径
の異なる二種以上の絶縁被覆電線を組合わせて圧接でき
るように、所定の溝巾をもつ標準端子と異なる溝巾をも
つ異径端子とで構成すると共に、標準端子と異径端子の
電線圧入溝に圧接された各絶縁被覆電線の前記絶縁ケー
スにおける圧接端子の固定面からの高さが略一定となる
ように、予め標準端子の電線圧入溝の溝底の前記固定面
からの高さに対する異径端子の電線圧入溝の溝底の前記
固定面からの高さを変えて形成してあるから、電線サイ
ズや端子サイズが異なるものを組み合せた分岐コネクタ
や分岐接続箱の場合でも、上記サイズの異同に拘らず圧
接治具の降下ストロークを一定にして圧接を行なうこと
ができ、ストローク調整や複雑な構造の圧接治具を用い
ることなく、簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分岐コネクタの分解斜
視図、 第2図は同上の電線圧接状態を示す要部断面図、 第3図は第2図の電線と圧接端子との相互関係を示す拡
大説明図、 第4図は本考案の他の実施例を示す分岐接続箱の要部分
解斜視図、 第5図は第4図における圧接端子13の拡大斜視図、 第6図は第4図の要部の断面図、 第7図は第4図の要部拡大図、 第8図a,bは従来の分岐コネクタの断面図(a)と分岐
用圧接端子の斜視図(b)である。 1……絶縁ケース、2……分岐用圧接端子、3……標準
端子、3′……異径端子、4,4′……電線圧入溝、5,5′
……絶縁被覆電線、13,13′……圧接端子。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】U字状の電線圧入溝をもつ複数の圧接端子
    を絶縁ケースに固定し、絶縁被覆電線の導体部が溝底に
    接するように電線圧入溝に圧入接続する電気接続器であ
    って、 前記複数の圧接端子を、線径の異なる二種以上の絶縁被
    覆電線を組合わせて圧接できるように、所定の溝巾をも
    つ標準端子と異なる溝巾をもつ異径端子とで構成すると
    共に、標準端子と異径端子の電線圧入溝に圧接された各
    絶縁被覆電線の前記絶縁ケースにおける圧接端子の固定
    面からの高さが略一定となるように、予め標準端子の電
    線圧入溝の溝底の前記固定面からの高さに対する異径端
    子の電線圧入溝の溝底の前記固定面からの高さを変えて
    形成したことを特徴とする電気接続器。
  2. 【請求項2】複数の圧接端子を構成する標準端子と異径
    端子が規則的または不規則に並設された連鎖状の分岐用
    圧接端子として形成されている請求項1の電気接続器。
  3. 【請求項3】標準端子および/または異径端子が、電線
    圧入溝の反対側に1極または2極以上の分岐タブをもつ
    分岐用圧接端子として形成されている請求項1の電気接
    続器。
JP162690U 1990-01-16 1990-01-16 電気接続器 Expired - Lifetime JPH0727568Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP162690U JPH0727568Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 電気接続器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP162690U JPH0727568Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 電気接続器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0394768U JPH0394768U (ja) 1991-09-26
JPH0727568Y2 true JPH0727568Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31505523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP162690U Expired - Lifetime JPH0727568Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 電気接続器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0727568Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4684117B2 (ja) * 2006-02-09 2011-05-18 ホシデン株式会社 取付部品及びこれが取り付けられるコネクタ並びに電子機器
JP6188507B2 (ja) * 2013-09-10 2017-08-30 株式会社ニチフ端子工業 電線分岐コネクタ
KR101395298B1 (ko) * 2014-01-17 2014-05-16 정우종 종균 삽입장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0394768U (ja) 1991-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4533199A (en) IDC termination for coaxial cable
JPH0357018Y2 (ja)
JP2000048888A (ja) 電気コネクタ
JP2000223181A (ja) リボンケ―ブル用の電気コネクタ
EP0003435B1 (en) Electrical connector for establishing connections between a flat flexible cable and a further connector
JPH0718128Y2 (ja) 多極コネクタ
JP2589838Y2 (ja) 圧接接続用コネクタ
JP3691564B2 (ja) 分岐型電気コネクタ及びそれに使用されるコンタクト
JPH0727568Y2 (ja) 電気接続器
JPH0757795A (ja) ワイヤ接続装置
JPH0638338A (ja) ブスバーと電線の圧接構造
US6638118B2 (en) Distribution wiring harness assembly
JPH0817491A (ja) 異種ケーブル接続用コネクタ
US6341987B1 (en) Cable connector assembly
JPS5813586Y2 (ja) ケ−ブル接続器
JP3670891B2 (ja) 分岐装置
JP3061499U (ja) リボンケ―ブルコネクタ
JPS6035979Y2 (ja) フラットケ−ブルに接続されるコネクタ
JPH025484Y2 (ja)
JP2552495Y2 (ja) 圧接式電線接続器
JPS6348395B2 (ja)
JPH10255874A (ja) 電線圧接用コネクタ及び電気接続箱
JP2822746B2 (ja) 並列分岐コネクタ
JPH0739136Y2 (ja) フラットワイヤハーネスの分岐接続構造
JPH025485Y2 (ja)