JPS5813586Y2 - ケ−ブル接続器 - Google Patents

ケ−ブル接続器

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JPS5813586Y2
JPS5813586Y2 JP1978167605U JP16760578U JPS5813586Y2 JP S5813586 Y2 JPS5813586 Y2 JP S5813586Y2 JP 1978167605 U JP1978167605 U JP 1978167605U JP 16760578 U JP16760578 U JP 16760578U JP S5813586 Y2 JPS5813586 Y2 JP S5813586Y2
Authority
JP
Japan
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contact
connector
cable
insulating block
ground
Prior art date
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Application number
JP1978167605U
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English (en)
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JPS5584876U (ja
Inventor
安井博史
Original Assignee
日本航空電子工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーブル接続器、特にシグナル導線群およびグ
ランド導線群を含む複数の導線を絶縁被覆せしめた電気
ケーブルの端部に取付けられるケーブル接続器の構造に
関する。
例えば特開昭52−118589号公報にはこの種のケ
ーブル接続器の一例が示されているが、その構造ではシ
グナル導線もまたグランド導線も夫々専用の導電性部材
の溝に押し込むことのみによる接続であるため、ケーブ
ルと接続器との機械的な結合強度が小さいという問題が
あり、またたとえシグナル導線を接続するための複数個
の導電性部材に空き箇所があったとしても、グランド導
電線群をその空き導電性部材を介してグランドに接続す
ることはできず、グランド導線を接続するための導電性
部材の端部をさらに別の経路を通してグランドに接続す
るという作業を行わなければならないため、接続や切離
しの作業が複雑であり、配線接続の信頼性が劣る上に、
小型化できないという問題もある。
したがって本考案は、この種のケーブル接続器を改良し
、電気ケーブル端部への機械的な結合強度を大きくでき
、かつシグナル導線を接続するための複数個の導電性部
材のうち空いている導電性部材を介してグランド導線を
グランドに接続できるようにすることを目的とする。
以下図面を参照しながら、本考案につき実施例を用いて
説明する。
先ず第1図には本考案によるケーブル接続器の一実施例
が分解状態で示されている。
このケーブル接続器は、コネクタ10と、絶縁ブロック
20と、導電性グランドプレート30と、導電性バスバ
ー40と、絶縁キャップ50とを含んでいる。
コネクタ10は絶縁ハウジング11に2列にかつ千鳥状
に互いに離して設けた多数の貫通した空洞にそれぞれ導
電性コンタクト12を組込み保持している。
コンタクト12の夫々は一端の結線部121にU字状の
切込み122を有し、かつ他端にはプリント回路板60
の取付穴61に設けた電気接続柱62に弾力をもって接
触嵌合する接触部(図示せず)を有している。
絶縁ハウジング11はコンタクト12の結線部121を
間にして上面に立設された対のガイド壁111と、長手
方向両端面に対称な形で設けた上部突起112および下
部突起113とを有している。
絶縁フロック20は長手方向両端にそれぞれ下向きのア
ーム21を有し、かつ途中部分には2列にかつ千鳥状に
互いに離して設けた多数の貫通孔22を有している。
そしてこの絶縁ブロック20は、貫通孔22を設けた部
分を絶縁・・ウジフグ110対のガイド壁111間に挿
入させるとともに、対のアーム21を絶縁ハウジング1
1の長手方向両端面114に案内させつつコネクタ10
に組合わされるものである。
この組合わせ時にはコンタクト12の結線部121が絶
縁ブロック200貫通孔22に嵌入し、かつアーム21
の下端の係止部211が絶縁ハウジング11の下部突起
113に引掛って相互離脱を阻止するように設計する。
さらに絶縁ブロック20の一側面には、夫夫の貫通孔2
2に1対1で対応する位置にそれぞれ溝23が形成され
ている。
これらの溝23は溝底に絶縁壁が存在する有底のもので
あるが、この底部の絶縁壁については図中に表われてい
ない。
また絶縁ブロック20の長手方向両端近傍には角穴24
がそれぞれ形成されている。
そして絶縁ブロック20の上面には、上記貫通孔22お
よび角穴24を含む領域にわたって広がった凹部25が
形成されている。
導電性グランドグレート30は長手方向両端に、絶縁ブ
ロック20の角穴24に嵌ノ、する接触片31をそれぞ
れ有し、また長手方向途中部分に、絶縁ブロック200
貫通孔22に嵌入する幾つかの舌片32を有している。
舌片32はグレート30に切込みを入れるとともに折曲
げることで形成され、貫通孔22内においてコンタクト
12の切込み122に接触挿入されるようにその長さを
選ばれる。
なお舌片32を形成する位置は、グランド接続に利用さ
れる電気接続柱62の位置にしたがって選ばれる。
導電性バスパー40は長手方向両端に、グランドプレー
ト30の接触片31に重ね合わさった状態で絶縁ブロッ
ク20の角穴24に嵌入する接触片41と、フラットケ
ーブルの端部の絶縁被覆部分を挾み込み固定するための
クランプ42とをそれぞれ有している。
絶縁キャップ50はフラットケーブルの押えふたを目的
としたもので、長手方向両端に下向きのアーム51をそ
れぞれ有している。
アーム51は絶縁ブロック200両端面に設けた端面溝
26に案内挿入されるもので、さらに絶縁ハウジング1
1の上部突起112に嵌合して相互離脱を防止する窓5
11が設けられている。
さらにこうした構造の各部品よりなるケーフル接続器を
フラットケーブルの端部に取付けるには、第2図に示す
ように、フラットケーブル70の端部の絶縁被覆71を
除去してシグナル導線群72とグランド導線群73とを
露出させ、残った絶縁被覆71の端部にバスパー40を
そのクランプ42を締付けることにより固着し、そして
グランド導線群73をバスパー40上に折返えしてその
バスパー40の上面に半田付けや溶接や圧着等により接
続する。
こうしてフラットケーブル70の端部に取付けたバスパ
ー40はグランドプレート30と重ねた状態で絶縁ブロ
ック20の上面の凹部25に宛嵌める。
すると接触片31および41は互いに重ね合わさった状
態で絶縁ブロック20の角穴24に嵌入する。
ここで接触片31むよび41のうち少なくとも一方にバ
ネ性をもたせ、両者の電気接続を良好に行わせる。
また同時に、グランドプレート30の舌片32は対応し
た貫通孔22に嵌入する。
このとき先にグランドプレート30を絶縁ブロック20
に宛嵌めた後に、バスパー40を重ね合わせてもよい。
その後にシグナル導線群72の各導線を絶縁ブロック2
0の別々の溝23に嵌込みつつ、貫通孔22を設けた部
分の下面に折り返し、そして絶縁フロック20をコネク
タ10と嵌合させる。
すると、シグナル導線群γ2の各導線は対応したコンタ
クト12の切込み122に押込まれ、またグランドプレ
ート30の舌片32も対応したコンタクト12の切込み
122に押込まれ、そして絶縁ブロック20の係止部2
11が絶縁ハウジング11の下部突起113に引掛る。
そして最後に、バスパー40の上方よりキャップ50を
嵌め込むと、キャップ50のアーム51に設けた窓51
1が絶縁ハウジング11の上部突起112に嵌合するこ
とにより、このキャップ50もコネクタ10に結合され
る。
かくしてフラットケーブル70の端部にケーブル接続器
がしっかりと取付けられる。
この取付けた状態を、第3図に一部を切欠いて内部をも
示した断面図として表わしである。
このようにフラットケーブル70の端部に取付けたケー
ブル接続器によると、第1図に示したプリント回路板6
0の電気接続柱62に嵌合させるだけで、シグナル導線
群72を所定の回路に接続できるのはもちろんのこと、
グランド導線群T3も所定の回路に接続できる。
以上実施例を用いて説明し、たように、本考案によるケ
ーブル接続器においては、舌片の位置が異なる複数種の
グランドプレートを用意し、それらのグランドプレート
を選択使用することにより、任意なる位置の接触部材に
グランド導線群を接続しておくことができるので、ケー
ブルの接続対象物に対するシグナル導線の接続とグラン
ド導線の接続とが同時にかつ一操作で行われ゛るととも
に、コネクタの複数のコンタクトのうち空きコンタクト
を介して任意の位置にグランドを落すことができ、また
ケーブルの端部への取付けに際し、グランド導線の配線
処理とシグナル導線の配線処理とを分離して作業できる
ため、ケーブルの導線が多数本である場合にもそのケー
ブルへの取付は作業は簡単であり、またケーブルの絶縁
被覆に固定されるバスバーの一部が絶縁ブロックの穴に
係合する構造であるため、ケーブル端部への機械的な結
合強度を大きくとることができる。
なお上述の実施例ではフラットケーブルに用いる場合を
示したが、他の形式のケーブルに対しても、一群の個別
になっている導線に対しても適用することができること
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるケーブル接続器の一実施例を分解
状態で示した斜視図、第2図はケーブル端部にバスバー
を取付けた状態を示す斜視図、第3図は本考案によるケ
ーブル接続器の一実施例をケーブル端部に取付けた状態
を一部切欠いて内部をも示した斜視断面図である。 10・・・コネクタ、11・・・絶縁ハウジング、12
・・・導電性コンタクト、20・・・絶縁ブロック、2
2・・・貫通孔、24・・・角穴、30・・・導電性グ
ランドプレート、31・・・接触片、32・・・舌片、
40・・・導電性バスバー、41・・・接触片、42・
・・クランプ、50・・・絶縁キャップ、60・・・プ
リント回路板、70・・・フラットケーブル、T1・・
・絶縁被覆、72・・・シグナル導線群、T3・・・グ
ランド導線群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シグナル導線群およびグランド導線群を含む複数の導線
    を絶縁被覆せしめた電気ケーブルの端部に取付けられる
    ケーブル接続器において、絶縁ハウジングに複数個の導
    電性コンタクトを列をなすように組込んだコネクタ、該
    コネクタに組合わされる絶縁ブロック、該絶縁ブロック
    の該コネクタとは逆側の面に組合わされる導電性グラン
    ドプレート、およびケーブルの絶縁被覆に重ね合わせ固
    定されるとともにグランド導線群に接続される導電性バ
    スバーを含み、上記バスバーは端部に接触片を有し、上
    記グランドプレートはグランド接続用舌片を有するとと
    もに端部に接触片を有し、上記絶縁ブロックは上記複数
    個のコンタクトの夫々に対応する位置に貫通孔を有する
    とともに端部に上記バスバーの接触片と上記グランドプ
    レートの接触片とを相互接触状態で一緒に受は入れる穴
    を有し、上記グランド接続用舌片は上記絶縁ブロックの
    貫通孔に嵌入して上記コンタクトに接触するようになっ
    ており、上記コネクタと上記絶縁ブロックとの間にシグ
    ナル導線群を挾み込むことにより上記コンタクトに接触
    させるようになしたことを特徴とするケーブル接続器。
JP1978167605U 1978-12-07 1978-12-07 ケ−ブル接続器 Expired JPS5813586Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978167605U JPS5813586Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07 ケ−ブル接続器

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JP1978167605U JPS5813586Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07 ケ−ブル接続器

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Publication Number Publication Date
JPS5584876U JPS5584876U (ja) 1980-06-11
JPS5813586Y2 true JPS5813586Y2 (ja) 1983-03-16

Family

ID=29167966

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JP1978167605U Expired JPS5813586Y2 (ja) 1978-12-07 1978-12-07 ケ−ブル接続器

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JPH08124612A (ja) * 1994-10-20 1996-05-17 Miwa Denki Kogyo Kk 多段コネクタ

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JPS5584876U (ja) 1980-06-11

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