JPH0550108B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、一般的に電気接続装置及び方法に関
係し、詳細には、モジユラー型電話連結装置及び
特別な工具を用いることを必要としていない現場
で使用するための連結方法に関係する。

発明の背景 種々の工業規格が電話装置の連結に関して、電
話工業界において出されてきている。電話用多導
体ケーブルは、相互互換性があり相互に密接な関
係のある形状で接点を提供するモジユラープラグ
又はジヤツクを伴ない所定の種々の長さに整えら
れて工場であらかじめ組立てられる。従つて現場
のすえ付けは、例えばあらかじめ定められかつ十
分に組立られたケーブル、ジヤツク及びプラグユ
ニツトを用いて、モジユールにもとずいて行なわ
れる。現在の商用ユニツトとしては、典型的に、
ハーデステイーの米国特許3699498号に示される
ものがある。

４，６又は８本の導体を有するケーブルは、例
えば、導体と、ジヤツク又はプラグの接点との間
のような、単一の接続型内部接続インターフエー
スを有し、単一ジヤツク又はプラグで終端してい
る。これらの装置では、すえ付の際、現場の交換
に関し容易性の点で十分ではないが、25対タイプ
のケーブルには、この困難性ばかりでなく別の困
難性も伴うのである。

25対タイプのケーブルの場合には、現在の工業
規格の方法によると、複数のモジユラー電話ジヤ
ツクを有するハウジングを用いそこでは、ジヤツ
ク接点はワイヤに接続され、順に第２のプラグ接
点に接続される。第２のプラグ接点は第２のジヤ
ツク接点に係合し、その第２のジヤツク接点は順
に、25対ケーブルの導体に接続される。５つの接
続インターフエースがケーブル導体と例えばモジ
ユーラ電話ジヤツク出力接点である第１のものと
の間に存在する。そのため、25対ケーブル用の工
業規準に従う多導体コネクタでは電気抵抗が存在
するという欠点をともなうのである。

発明の要旨 第１の目的としては、本願発明は電話すえ付け
の際の現場での交換に適応する電話連結用の方法
及び装置の改良を提供するものである。

特に、本発明の目的は25対電話ケーブルの終端
のための改良された方法及びシステムを提供する
ことにある。

上記の目的を達成するため、多数の導体（例え
ば25対）を有する電話ケーブルに関し、本発明
は、電話用モジユラー形状にて接点を有するプラ
グ又はジヤツクとともに使用するための電気コネ
クタを提供する。このコネクタは、特に好ましい
装置では、折りたたみ部分により分離された第１
及び第２の隔離室を有するベースを含み、各隔離
室は、折りたたみ部分からはなれた開口と、この
開口と、折りたたみ部分との間に、予め選択され
たパターンで、多導体ケーブルの導体の取はずし
用のガイドの組とを有し、そして折りたたみ部分
は隔離室の外側に導体をおくために設けられてい
る。複数の接点が設けられ、その接点は、電話用
モジユラー形状にて外部係合するための第１の終
端部分と絶縁除去用の第２の終端部分とを有す
る。箱形部材は各隔離室内に配置され、接点を、
隔離室の開口に対して面した状態に接点第１終端
部分でもつて支持しかつ接点を隔離室内で導体と
電気的係合状態に接点第２終端部分をもつて支持
する。ベースは折りたたみ部分のまわりに折まげ
られ、折まげられた形状に固定され、こうして、
第１及び第２の隔離室内の箱形部材は互いに接触
して配置される。

なお、箱形部材を配置したベースは、折りたた
むことなく、同一平面上に配置しても良い。この
場合、ベースはその上に載置したプレート部材に
より固定され、対を成す箱形部材は互いに反対方
向を向いて配置される。

好ましい実施例及び方法の説明 第１図を参照すると、電話用コネクタ組付体１
０はプラグ１２とジヤツク１４とを含み、この
各々は１６，１８で示される多導体ケーブルに
夫々接続されている。このようなケーブルは典型
的には４，６又は８本の個別な導体を含み、丸ケ
ーブル又はフラツトケーブルでもよい。プラグの
ノーズ２４及びプラグ接点（不図示）の幾何学的
形状とともにジヤツクの開口２０と接点終端部２
２の形状に関しては工業規格がありこのプラグの
ノーズ及びプラグ接点は、ジヤツクとプラグが組
合せられると接点終端部２２に整合する。同様に
ラツチ２６及びこれに対応するもどり止め２８も
工業規格のものである。

第２図は、本発明に使用する導体支持部材３０
を示す。ここで示されるようにケーブル１８の３
２で示される８本の導体は、個々に近接するガイ
ド又は突起３４の間に整列させられ、導体の下に
ある貫通スロツト３６でもつて整えられ、そのス
ロツト３６は絶縁を除去する接点が導体３２に電
気的に接続されるようになつたのち絶縁を除去す
る接点を受け入れるようになつている。ここで示
されるように導体は表面３８で切りはなされる。

第２図の組立が完了すると、その組立体は第３
図に示すように反転させられ、ジヤツクハウジン
グ４０をもつた組立体内に下側に、より詳細には
ハウジング４０の支持面４２上に押し下げられ
る。ラツチ４４はもどり止め４６に係合しこの組
立体を固定する。支持表面４２上の絶縁除去接点
（不図示）は組立体内に係合し導体３２と電気的
に接続されるようになり、以つて導体３２は接点
終端部２２の個別なあるものと電気的に連続し、
接点終端部２２は外側への電気接続すなわちプラ
グ１２内の接点への接続のために配置されてい
る。

第４図から第８図において、挿入部材５０は接
続素子セツトを収容するのに用いられる。各接点
は接点終端部２２の１方の端部を含み、絶縁除去
用接点終端部５２の１方の端部とそれらの端部を
電気的に結合している中央領域５４（第７図）と
からなる。その上面に（第５図）、挿入部材５０
は溝５６を含み、溝は接点終端部２２のピツチに
対応する第１ピツチ（第４図のＰ１）間隔になつ
ている。リブ５８がその溝を画成し、リブは屈曲
面６０を越えて外側に延びている。その下面に
（第６図）、挿入部材５０がピツチＰ１から絶縁つ
き通し接点終端部５２のピツチＰ２へ要求された
転移に対応するピツチ変更をもつ一団の溝６２を
画成する。屈曲面と反対の終端において、挿入部
材５０は一連の個々に分離したチヤネル６４を画
成する。

第７図及び第８図に示される如く、接点終端部
５２はチヤネル６４の中に収納され、接点終端部
２２の終端部２２ａを垂直に下がり一終端部５２
ａまで直立して延びている。

第９図について説明すると、図面には第３図で
後方からみたジヤツクハウジング４０を画がかい
てあり、開口６６が支持面４２の上に設けられ、
櫛状構造６８の下で内方に延びている。櫛状構造
６８はジヤツクハウジング４０と１体となつてお
り、挿入部材５０の場合と同様に電気の絶縁材か
らなる。その歯７０は、細長いジヤツクハウジン
グ４０の中を直角に横切つて離間され、チヤネル
７２を画成する。歯は鋭く傾斜した突出し７４の
直下の方に延びている。櫛状構造はまた第１０図
においてハウジングの前面側から見ることがで
き、第１１図の断面図に示されるようにハウジン
グ４０と長手方向に伸びた領域を持つている。

第１１図の組立体にするには、第７図及び第８
図の下組立をし、挿入部材５０を開口６６に押し
込んで組立てる。斯ゝる挿入のさいに、接点終端
部２２が櫛状構造６８のチヤネル７２の中を通り
突出し７４と対面し、そこで屈曲面６０を中心に
曲げられ第１１図に図示した配列となり、その結
合点で挿入部材５０が全部ジヤツクハウジング４
０の中に収納され、ハウジング４０を挿入用長孔
７６（第５図）と係合してそこに保留される。プ
ラグノーズ２４をジヤツクの開口２０に収納する
と、接点終端部２２は、プラグ接点と電気的係合
がなされるので弾性的にたわむ。

こゝではジヤツク１４の構造について述べてき
たが、プラグ１２も同じ様に組立てられる。しか
し、プラグ１２の場合、接点終端部は外部接続即
ちジヤツク接点への接続に用いられるので、ジヤ
ツク接点の弾性的にたわむことのできる状態に対
向したモジユラー配列で固定された位置でプラグ
ハウジングに挿入して支持できるように保留され
る。

若干の導体からなるケーブルの終端へ適応する
場合、プラグまたはジヤツクは電話用モジユラー
形状に配置された接点を持ち挿入部材を受入れる
孔を有するハウジングを含む。接点手段として外
部電気的係合のための第１端部と対応電導体と内
部接続するための絶縁除去型の第２端部を持つ複
数の接点からなるものが提供される。接点手段を
保持する挿入部材で且つハウジング内に収納され
る挿入部材は、挿入部材の共通辺にそれぞれ第１
及び第２の端部に接点を配置しこのような電話用
モジユラー形状になつた第１終端部に接点を設け
ている。導体支持素子はハウジング内に導体を固
定し、接点手段第２端部と絶縁除去した結合状態
にその導体をして置く。

第１２図に本発明の好適な実施例を示す。同図
において、コネクタ７８は25対の複数導体のケー
ブルと共に用いられるものであり、その開かれた
組立てられていない配列が示されている。コネク
タ７８は６つの隔離室を持つた１対のベース７９
を含み、隔離室の１つが８０で示されている。箱
形部材８２は、ラツチ（第３図の４４）が省かれ
ていることをのぞくと、上述したジヤツクハウジ
ングに対応する。導体配線ガイド即ち支持部材８
４が隔離室８０に設置され、突起セツト８６を含
み、それを介して導体８８が、ストレンリリーフ
柱９２を通つて折りたゝみ部９０内の中央チヤネ
ルから配線される。組立の時には、箱形部材８２
に隔離室８０の方に下向きの力を加える。電気的
接触が上述の如くケーブル９４の導体８８と箱形
部材８２により支持された接点終端部５２の間で
なされる。

コネクタ７８の取扱い及び組立を容易にするた
めに、半円形カラ９５が折りたゝみ部９０に１体
として取付けられるのが好ましくまた軸方向に延
び且つカラ９５はその中にケーブル９４を設置す
るように形成されている。戻り止めケーブルスト
ラツプ９７またはその他適した固定手段がカラ９
５とケーブル９４のまわりにかたく巻きつけられ
ているのでケーブル９４がコネクタ７８に対して
固定された位置に保持される。ケーブル９４に張
力が直接かゝらないようにしている上に、さら
に、カラ／ストラツプの配置が組立者に自由に
個々の導体８８をそれぞれの隔離室８０の中へ、
ケーブル９４とコネクタ７８が共に保持されてい
るので、すぐ次の電気的接続が扱えるようにす
る。

第１２図に示す実施例には、25対のケーブルが
示され８つの個々の導体が６つのコネクタ隔離室
の各々に配分されている。各ベース７９は柱９６
と９８を含み、折りたゝみ部のまわりにベースを
折り曲げて閉じると柱の一方は他方の上に位置決
めされるしまた中央チヤネルを画成する。その接
合点で、第１３図に図示するように、ねじ１００
が柱の中に入り、下の柱の内面のねじ溝と係合し
確実に固定されたコネクタ組立体を提供する。見
られる通り、それぞれジヤツク箱形部材は斯のよ
うに当接対になつて取り付けられ１０２で示さ
れ、その１方は他方のリテイナとして組立体の中
で役立つているので、ジヤツク箱形部材と個々に
関連したラツチを必要としないですますことがで
きる。

第１２図と第１３図のコネクタは、電話用モジ
ユラープラグ接点と25対マルチ導体間の接続イン
ターフエースの削減を実現する。この内部接続に
対する現行工業規格はケーブルからプラグ接点と
係合できる電話ジヤツク接点までの５つの接続イ
ンターフエースと同じ位関連する。現行工業規格
の慣例では、電話ケーブルの導体はまづ集団で第
２次プラグに終端されることになつている。この
プラグ（第１インターフエース）が第２インター
フエースを画成する第２次ジヤツクに接続する。
この第２次ジヤツクが導体対導体第３インターフ
エースをその中に有する。第２次ジヤツク出力導
体は、スプライスへ導かれ、そのスプライスはそ
の導体との１つのインターフエース（第４）及び
第１次プラグ接点と係合するその出力接点を提供
する第１次ジヤツクの接点との１つのインターフ
エース（第５）とを有する。

第１２図及び第１３図のコネクタでは、電話導
体は電話用モジユラージヤツク出力接点終端部２
２と唯一つのインターフエースを有し、モジユラ
ープラグ接点と係合することになつている。斯く
て、絶縁除去接点終端部５２が、複数導体ケーブ
ルの導体と接点終端部２２の間としての唯一のイ
ンターフエースである。

第１４−１６図を参照すると、コネクタベース
１０６は第１２図及び第１３図のベース７９の代
りとして好ましい。こゝで隔離室１０８と１１０
が横断チヤネル１１２と１１４を通つて長い中央
の折りたゝみ部分１１６と連通する。チヤネル１
１２と１１４は隔離室壁１１８と１２０の中にそ
れぞれ完全に押込まれており、ストレーンリリー
フ素子として役立つて２つのケーブル導体が各チ
ヤネルの中へ配線されている。

リブ１２２は第１４図の平面の中へ延びている
即ち、隔離室の奥行の方へ伸びて導体支持部材１
２４を収納するのに役立つている、そして支持部
材１２４（第１６図）の中で垂直に延びている長
孔１２６の中にリブが入つている。

リブ１２２と長孔１２６の側壁との共同作用
は、支持部材１２４が隔離室の開口１２８の方向
に横断移動するのを控えさせるようにするが、第
１４図の平面から外部の方へ動くのは束縛しな
い、またその間ベース１０６は開いた状態になつ
ている。

第１４図のベースを用いているコネクタを組立
てる時には、支持部材１２４はリブ１２２の上を
摺動しながら各隔離室の中へ挿入される。ケーブ
ル導体は折りたゝみ部１１６からチヤネル１１４
を通つて支持部材１２４の表面へ配線される。支
持部材は第１セツトのガイド即ち第１４図の部分
組立体に示されるチヤネル１１４と並置した突起
１３０と第２セツトの突起１３２と１３４とを持
つており、突起１３２と１３４の間にウエブ１３
６が延びている。突起１３０は寸法Ｄ１だけ互い
に離間し高さＨ１（第１５図）になつている。突
起１３２は突起１３４と同様、互いに寸法Ｄ２だ
け離間し高さＨ２になつている。Ｄ１は突起１３
０が、突起１３２と突起１３４がする以上にもつ
とかたくチヤネル１３８の中へ配線された導体を
係合するように選ばれる。隣接ウエブ１３６の間
のポケツト１４０が、コネクタの組立が全部終る
と、絶縁除去接点終端部５２（第１２図）を固定
する。

チヤネル１３８の中へ配線されると、導体はチ
ヤネルの第１の溝Ｄ１の中にしつかりつかまれ且
つまた第２の溝Ｄ２の中に係合される。それから
後は、導体は、チヤネル１３８の他のチヤネルに
他の導体を配線する時に、以前配線された導体を
さまたげることなくうまく処理される。これは、
前に説明したリブ１２２と長孔１２６の共同作用
により支持部材１２４がその固定した導体と一緒
に垂直に浮揚するからである。

25対等大きい導体部材型の電話ケーブルと共に
使う適応性では、本発明は、折りたゝみ部により
隔離された一対の隔離室をもつベースを含むコネ
クタを提供し、各隔離室は折りたゝみ部から遠い
末端に開口と複数導体ケーブルからなる導体を予
め選んだ模様に設置するための一組のガイドを有
し、折りたゝみ部は隔離室の外側へ導体の置き場
所を提供している。箱形部材は各隔離室内にあり
且つ電話用モジユラー形状になつて支持された接
点の第１終端部と一緒に在住する接点つき挿入部
材を持つている。ベースは折りたゝみ部を中心に
折りたゝむことが出来るしまたそのように折り
たゝんだ配列で固定される、しかも一対の箱形部
材が当接関係で設置されている。

特に好ましいコネクタの構造において、本発明
はベースへ挿入の形でその導体支持部材を使用し
ており、その挿入が予め選んだ模様にケーブルの
導体を設置するための一組のガイドを画成する。
ベースと導体支持部材はベースに対して導体支持
部材の移動を容易にするための協同手段を持つて
いる。

終端された電話ケーブルを現場で組立てる時、
工場で組立てたケーブル、終端用ソケツトの必要
もまたその在庫調べをする必要もなしに任意の内
部接続を行うことができる。本発明のコネクタは
特別の器具なしで組立てられることも理解され
る。即ち電話設置者の通常のプライヤが本発明に
従つた接続を実現するのに十分役に立つ。

本発明の別の実施例を第１７図に示す。同図に
よれば、コネクタ７８を折りたたんで個々のジヤ
ツクを第１３図に示す如く同一側に並べる代りに
ベース７９は平坦で折りたゝんでないまゝになる
ので個々のジヤツクが反対側に設けられることが
理解される。プレート部材１４２は、それぞれの
ジヤツク箱形部材を当接するようにベース７９に
適当に固定され、それによつてジヤツクが適所に
保持されることになる。適当な開口１４４をプレ
ート部材１４２に設け、扁平コネクタ組立体の壁
設置をさせるようにするか又は同じコネクタ組立
体を高く積み重ねることができるようにする。ま
たこゝには、25対のコネクタが電話ケーブルの導
体に電気的に接続された複数のジヤツクを持つも
のとして記述されているが、望むならば、プラグ
を使用することができることがわかる。

以上説明したように、本発明のコネクタによれ
ば、絶縁除去型端部を有する電気接点を支持する
箱形部材を、導体を配列したベースに挿入するこ
とにより、導体と電気接点との間に絶縁除去接続
が成され、ベースを折り曲げることにより対を成
す箱形部材が当接するようにして固定される。こ
のようにして、特別な保持部材を用いることなく
箱形部材の保持が可能となる。

また、対を成す箱形部材を互いに反対方向を向
くように配置することが望ましい場合には、プレ
ート部材を用いて、ベースを折り曲げることなく
平坦な状態で固定することができる。

こうして、多導体から成る電話ケーブルを、特
別な工具を用いずに、容易に終端させることが可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に用いられる電話用プラグ及び
ジヤツクのはずされた状態の図；第２図は、第１
図の配置から反転された第１図のジヤツクの導線
支持部材の斜視図；第３図は、第１図のジヤツク
の分解された斜視図；第４図は、第１図のジヤツ
クの挿入部材の前面部；第５図は、第４図の挿入
部材の上面図；第６図は、第４図の挿入部材の底
面図；第７図は、第５及び第６図の−線から
見た第４図の挿入部材と接点組の組立体の断正面
図；第８図は、第７図の組立体の正面図；第９図
は、第３図のジヤツクハウジングの背面図；第１
０図は、第３図のジヤツクハウジングの正面図；
第１１図は、第１図のXI−XI面から見た組立られ
たジヤツクの断面図；第１２図は、本発明のコネ
クタの組立途中の段階を示す図；第１３図は第１
２図のコネクタをベースを折り曲げて固定した状
態を示す図；第１４図は第１２図及び第１３図の
コネクタの好ましい変形例の部分上面図；第１５
図は、第１４図の導体支持部材の部分正面図；第
１６図は、第１５図の−面から見た断面
図；第１７図は、第１２図のコネクタをベースを
折り曲げずに固定した状態を示す図である。 主要部分の符号の説明、電気コネクタ……７
８、ベース……７９、箱形部材……８２、突起セ
ツト……８６、ケーブル収納部……９０、柱……
９６，９８、プレート部材……１４２。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数の導体８８を有する電話ケーブル９４を
   収納するケーブル収納部９０と、ケーブル収納部
   に回動自在に取りつけた、ほぼ方形の一対のベー
   ス７９と、 各ベース上に、ケーブル収納部９０を中心とし
   て対称な位置に配置され、導体を機械的に支持す
   るスロツトを間に形成する複数の突起を有する少
   なくとも一対の突起セツト８６と、 一端に相手コネクタを収容する開口を有する少
   なくとも一対の箱形部材８２とを含む、複数の相
   手コネクタと共に用いる電話ケーブル用電気コネ
   クタ７８において、 各箱形部材８２は複数の電気接点を内部に支持
   し、各電気接点の一端は箱形部材の前記開口内に
   配置され、他端５２は絶縁除去型を成して箱形部
   材の、前記開口とは反対側の端部に配置され、 複数の導体８８はケーブル収納部９０から各突
   起セツト８６に配分され、箱形部材８２を前記反
   対側端部を突起セツトに対向させた状態でベース
   ７９に挿入することにより、電気接点の前記他端
   ５２との間で絶縁除去型接続が成され、 ベース７９はケーブル収納部９０を中心にして
   折りたたまれ、もつて対をなす箱形部材８２が互
   いに当接するように成すことを特徴とする電気コ
   ネクタ。 ２ 特許請求の範囲第１項記載のコネクタにおい
   て、ベース７９上、ケーブル収納部９０を中心と
   する対称な位置に配置される少なくとも一対の柱
   ９６，９８をさらに含み、各柱はその軸方向に貫
   通孔を有し、ベースは、一方の柱の貫通孔と連絡
   するよう一方のベースに形成した穴から挿入した
   ねじ１００と他方の柱の貫通孔に形成したねじ溝
   により、折りたたんだ状態で固定されることを特
   徴とする電気コネクタ。 ３ 複数の導体８８を有する電話ケーブル９４を
   収納するケーブル収納部９０と、ケーブル収納部
   に回動自在に取りつけた、ほぼ方形の一対のベー
   ス７９と、 各ベース上に、ケーブル収納部９０を中心とし
   て対称な位置に配置され、導体を機械的に支持す
   るスロツトを間に形成する複数の突起を有する少
   なくとも一対の突起セツト８６と、 一端に相手コネクタを収容する開口を有する少
   なくとも一対の箱形部材８２と、 各ベース上に、ケーブル収納部９０を中心とし
   て対称な位置に配置された少なくとも一対の柱で
   あつて、各々がその軸方向に貫通孔を有する柱９
   ６，９８と、 ほぼ方形のプレート部材１４２とを含む複数の
   相手コネクタと共に用いる電話ケーブル用電気コ
   ネクタ７８において、 各箱形部材８２は複数の電気接点を内部に支持
   し、各電気接点の一端は箱形部材の前記開口内に
   配置され、他端５２は絶縁除去型を成して箱形部
   材の、前記開口とは反対側の端部に配置され、 複数の導体８８はケーブル収納部９０から各突
   起セツト８６に配分され、箱形部材８２を前記反
   対側端部を突起セツトに対向させた状態でベース
   ７９に挿入することにより、電気接点の前記他端
   ５２との間で絶縁除去型接続が成され、 両ベース７９を同一平面を成すように配置した
   状態でその上にプレート部材１４２を載置し、柱
   の貫通孔と連絡するようプレート部材１４２に形
   成した穴１４４から挿入したねじ１００と柱の貫
   通孔に形成したねじ溝によりプレート部材をベー
   スに固定することを特徴とする電気コネクタ。