JP2015065027A - スプライス用部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線端末のスプライスと電線中間のスプライスを中間圧着端子を用いずに行えるようにする。
【解決手段】本体と蓋とからなるケースと、前記本体または蓋の一方に固定されるスプライス用バスバーを備え、前記スプライス用バスバーは前記本体または蓋に埋め込み固定される連続基部の上部に、U形状の圧接刃を並列に設けると共に該圧接刃を前記本体または蓋より突出させ、かつ、前記本体または蓋の他方に電線を1本づつ収容する電線挿入溝を並設し、前記並設する一部の圧接刃で電線端末スプライスを行うと共に、他の圧接刃で電線中間スプライスを行う構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明はスプライス用部品に関し、特に、電線の端末と電線中間部とをスプライスする場合および電線の中間部同士をスプライス接続する場合等に好適に用いられるものである。
従来、電線同士のスプライス(ジョイント)は、図7(A)に示す複数の電線100を端末で絶縁被覆101を皮剥ぎして芯線102を露出させ、これら芯線102を束ねて超音波溶接や抵抗溶接を行って端末集中スプライス部103を形成する方法、図7(B)に示す電線端末で露出させた芯線102に端子105を接続し、ジョイントバスバー106を収容したジョイントコネクタ110に前記電線端末の端子105を挿入し、ジョイントバスバー106を介して複数の電線端末をスプライスする方法が用いられている。
前記図7(B)に示す方法では電線端末の皮剥ぎ工程および端子の接続工程が必要となるため、該工程を省略できる方法として、本出願人は先願の特開2009−176476号公報で図7(C)に示す圧接刃201を並設したスプライス用圧接端子200を用いたスプライス方法を提供している。
前記図7(A)〜(C)に示すスプライスは、すべて電線端末同士を接続しており、電線端末と電線の中間部とをスプライスする場合は、図8(A)に示すように、電線100の端末で露出させた芯線102と電線中間部で絶縁被覆を皮剥して露出させた芯線102とを中間圧着端子250で加締め圧着している。電線の中間部同士をスプライスする場合も、図8(B)に示すように、電線の中間部で皮剥して露出させた芯線102同士を中間圧着端子250で加締め圧着している。
特開2009−176476号公報
前記のように、電線端末と電線中間部とをスプライスする場合、および電線中間部同士をスプライスする場合、電線の絶縁被覆を皮剥ぎして露出させた芯線同士を中間圧着端子を用いて接続している。
このように、中間圧着端子を用いてスプライスを加締め圧着して行う場合、電線の絶縁被覆の皮剥ぎ工程、中間圧着端子を端子圧着設備にセットして圧着する工程が必要となり、簡単にスプライスを形成することができない問題がある。
本発明は前記問題を解消せんとするもので、電線の皮剥ぎ工程が不要で、電線端末同士のスプライス、電線端末と電線中間部のスプライス、電線中間部同士のスプライスと多様な形態でのスプライスが行え、かつ、簡単な構成からなり、ワイヤハーネス組立作業台上に載置できるスプライス用部品を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、本体と蓋とからなるケースと、前記本体または蓋の一方に固定されるスプライス用バスバーを備え、
前記スプライス用バスバーは前記本体または蓋に埋め込み固定される連続基部の上部に、U形状の圧接刃を並列に設けると共に該圧接刃を前記本体または蓋より突出させ、かつ、
前記本体または蓋の他方に電線を1本づつ収容する電線挿入溝を並設し、
前記並設する一部の圧接刃で電線端末スプライスを行うと共に、他の圧接刃で電線中間スプライスを行う構成としていることを特徴とするスプライス用部品を提供している。
前記ケースに設ける並設する前記電線挿入溝の一部は、長さ方向の一端に閉鎖壁を設けると共に他端は開口とした電線端末挿入溝とし、残りの電線挿入溝は長さ方向の両端を開口とした電線中間挿入溝としていることが好ましい。
前記電線端末スプライスするスプライス用バスバーと前記電線中間スプライスするスプライス用バスバーの前記連続基部を連続し、電線端末と電線中間とをスプライスできる構成としている。
本発明では、並設した圧接刃により電線の端末を圧接し、また、電線の中間部を圧接するため、電線端末を圧接する圧接刃と電線中間部を圧接する圧接刃との下部の連続基部を連続させることで、電線端末と電線中間部とをスプライスすることができる。このように、従来は中間圧着端子を用いて行っていた電線端末と電線中間部のスプライスを中間圧着端子を用いずに行うことができる。よって、作業工程を簡素化できると共に、本体と蓋とからなるケースの一方にスプライス用バスバーを固定した簡単な構成であるため、小型化できワイヤハーネスの組立作業台上に搭載して、ワイヤハーネス組み立て作業中に他の作業と連続してスプライス形成作業を行うことができる。
また、スプライス用バスバーの連続基部を分断することで、電線端末同士のスプライス、電線の中間部同士のスプライスも行うことができる。
即ち、前記スプライス用バスバーを長さ方向で分断し、端末専用スプライス用バスバー、端末と中間部のスプライス用バスバー、中間部専用スプライス用バスバーに分け、並設する前記電線挿入溝は前記分断したスプライス用バスバーに対応させて電線端末挿入溝および電線中間部挿入溝とすることが好ましい。
該構成とすると、1つのスプライス用部品で、端末スプライス、中間部スプライスおよび端末と中間部のスプライスの3種類のスプライスを行うことができる。
さらに、前記スプライス用バスバーを長さ方向の一方側では幅方向の両側に一対設け、この一対のスプライス用バスバーに挟まれた中間位置に切断刃を設置し、前記スプライス用バスバーの圧接刃より突出させて前記切断刃の先端刃部を位置させると共に、該先端刃部から下部の両側面を絶縁層で被覆し、
前記先端刃部で電線中間部を切断し、両側の切断端面を前記絶縁層に突き当てて電線を分断し、分断した電線端末を前記スプライス用バスバーの圧接刃で圧接接続できる構成としてもよい。
この場合、前記電線挿入溝はすべて先端壁が無い電線中間部挿入溝とし、かつ、前記切断刃と対向する部位の電線中間部挿入溝の中間に前記切断刃挿入溝を設けている。
前記のように、幅方向の両側に設置するスプライス用バスバーの間に切断刃を設置して、連続した電線を中間位置で切断すると、2本の電線端末にでき、このように分段した同一幅方向の電線端末同士をスプライス用バスバーでスプライスすることができる。
前記ケースの本体と蓋とは、長さ方向の一端をヒンジを介して連続させ、かつ、長さ方向の他端には、本体と蓋とに互いにロック結合するロック部と被ロック部を設けることが好ましい。
前記ヒンジは本体と蓋とに一体的に連続する薄肉ヒンジ部とし、ケースを一体成形で設けることが好ましい。
なお、本体と蓋とを別体とし、本体に設けたスプライス用バスバーで電線を圧接接続した後に別体の蓋をかぶせてロック結合してもよい。
前記した本発明のスプライス用部品は、ケースの本体または蓋の一方に設けたスプライス用バスバーの並設した圧接刃により電線の端末を圧接し、また、電線の中間部を圧接するため、電線端末を圧接する圧接刃と電線中間部を圧接する圧接刃との下部の連続基部を連続させると、電線端末と電線中間部とをスプライスすることができる。このように、従来は中間圧着端子を用いて行っていた電線端末と電線中間部でのスプライスを中間圧着端子を用いずに行うことができる。よって、作業工程を簡素化できると共に、本体と蓋とからなるケースの一方にスプライス用バスバーを固定した簡単な構成であるため、小型化できワイヤハーネスの組立作業台上に搭載して、ワイヤハーネス組み立て作業中に他の作業と連続して行うことができる。また、スプライス用バスバーの連続基部を分断することで、電線端末同士のスプライス、電線の中間部同士のスプライスも行うことができ、簡単な構造のスプライス用部品で多様なスプライスを行うことができる。
本発明の第1実施形態のスプライス用部品を示し、(A)は斜視図、(B)はスプライス用バスバーの一部斜視図、(C)は(A)のC−C線断面図である。 電線をスプライス用バスバーで圧接接続している状態を示す斜視図である。 第1実施形態の電線のスプライス状態を示す概略平面図である。 第2実施形態を示し、(A)はスプライス用部品の概略正面図、(B)は電線のスプライス状態を示す概略平面図である。 第3実施形態を示し、(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は電線の切断圧接状態を示す一部断面図である。 第3実施形態の電線のスプライス状態を示す概略平面図である。 (A)(B)(C)はそれぞれ従来の電線端末のスプライス方法を示す図面である。 (A)(B)は従来の中間圧着端子を用いたスプライス方法を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3に第1実施形態のスプライス用部品を示す。
図1に示すスプライス用部品1は樹脂成形品からなるケース4に導電性金属板を打ち抜き後に曲げ加工したスプライス用バスバー2を固定している。
ケース4は本体10と蓋11とを薄肉ヒンジ12を介して連結している。本体10および蓋11は直方体状で、長さ方向の一端を前記薄肉ヒンジ12で連結し、他端にロック手段を設け、閉鎖時にロック結合している。本実施形態では、本体10の他端にロック爪13を突設すると共に蓋11の他端にロック爪13を係止するロック枠14を設けている。
前記本体10にスプライス用バスバー2を固定している。該スプライス用バスバー2は長方形状の導電性金属板を断面コ字状に屈曲し、左右両側板2aと2bの上部に長さ方向に所定の間隔をあけてU形状の圧接刃20(20m、20n)を左右対称に設けている。これら圧接刃20はU形状の内周面を切断刃とし、図2に示すように、スプライス接続する電線3の絶縁被覆3aを切断し、芯線3bに圧接刃20の先端を接触させて電気接続するものである。かつ、左右対象の圧接刃20mと20nで1本の電線3を長さ方向に間隔をあけて2カ所で圧接し、電気接続信頼性を高めている。
前記スプライス用バスバー2は左右両側板2aと2bの下部および下端連結板2cを連続基部21とし、本体10内にモールド成形で固定している。該本体10の上面10aより前記圧接刃20を突設している。本実施形態では、左右一対の圧接刃20(20mと20n)を長さ方向で7組設けている。即ち、圧接刃20A〜20Gを並設している。
蓋11の内面11a(本体10に蓋11をかぶせた状態で下面11a)に、長さ方向に間隔をあけて電線挿入溝15を並設している。これら電線挿入溝15は本体11の前記7組の圧接刃20と対応させた位置に7個設けている。電線挿入溝15は断面半円形状の溝とし、電線3の半周部を挿入保持できるようにしている。
電線挿入溝15のうち、薄肉ヒンジ12側の長さ方向の一側の4個の電線挿入溝は、長さ方向の一端に閉鎖壁15aを設けると共に他端は開口15bとし、電線端末挿入溝15−1としている。長さ方向の他側の3個の電線挿入溝は長さ方向の両端を開口15bとし、電線中間部挿入溝15−2としている。
前記スプライス用部品1を用いて、7本の電線3(3A〜3G)を図3に示すようにスプライスしている。該スプライスの手順は、芯線3bを絶縁被覆3aで被覆した電線3を、本体10の7組の圧接刃20(20A〜20G)に押し込み、圧接刃20で絶縁被覆3aを切断して芯線3bと接触させ、各圧接刃20を下部の連続基部21で導通させ、7本の電線3をスプライスしている。
前記7本の電線3のうち、薄肉ヒンジ12と反対側の4本の電線3(3A〜3D)は圧接刃20A〜20Dに対して電線3の端末を押し込んで、電線端末を圧接刃20で圧接接続している。残りの3本の電線3(3E〜3G)は圧接刃20E〜20Gに対して電線3の中間部を押し込んで、電線の中間部を圧接刃20で圧接接続している。圧接刃20A〜20Gは連続基部21で連続させているため、4本の電線端末と3本の電線中間部の合計7本の電線3を一括してスプライスする。
その後、蓋11を本体10にかぶせる。蓋11に設けた電線挿入溝15のうち4個の電線端末挿入溝15−1に電線端末スプライスをした4本の電線端末の上半周を収容する。残りの3個の電線中間部挿入溝15−2に電線中間スプライスをした3本の電線端末の上半周を収容する。蓋11を本体10に被せた状態でロック爪13にロック枠14を挿入係止してロック結合する。
前記のように、スプライス用部品1の本体10に固定したスプライス用バスバー2の圧接刃20に電線3を、絶縁被覆を剥離することなく、そのままの状態で圧接刃20に上方から押し込むだけで簡単に圧接接続できる。かつ、圧接刃20で圧接する電線箇所を電線端末と電線中間部とし、圧接接続した電線3を夫々電線挿入溝15に収容保持しているため、電線端末と電線中間部とを簡単な圧接作業でスプライスすることができる。
図4(A)(B)に第2実施形態を示す。
第2実施形態のスプライス用部品1では、本体10に固定するスプライス用バスバー2を長さ方向で3個に分断し、端末スプライス用バスバー2−1、端末中間スプライス用バスバー2−2、中間スプライス用バスバー2−3を長さ方向に間隔をあけて固定している。前記端末スプライス用バスバー2−1、端末中間スプライス用バスバー2−2、中間スプライス用バスバー2−3はいずれも左右一対の圧接刃20mと20nを長さ方向で2組設けている。
蓋11に設ける電線挿入溝15は一側部に3個の電線端末挿入溝15−1を設け、他側部に3個の電線中間部挿入溝15−2を設けている。
他の構成は第1実施形態と同様としている。
前記スプライス用部品1では、2本の電線の端末をスプライスし、2本の電線の端末と中間部とをスプライスし、2本の電線の中間部をスプライスし、3種類の形態のスプライスを1つのスプライス用部品1で行えるようにしている。
図5および図6に第3実施形態を示す。
第3実施形態のスプライス用部品1では、蓋11にスプライス用バスバー2を固定し、本体10に電線挿入溝を設け、5個の電線挿入溝をすべて両端開口の電線中間部挿入溝15−2としている。かつ、5個の電線中間部挿入溝15−2の幅方向の中央に長さ方向に連続する切断刃挿入溝16を設けている。
蓋11に3枚のスプライス用バスバー2を固定し、これら3枚のスプライス用バスバー2はいずれも上下方向の平板とし、上部に複数の圧接刃20を並設すると共に下部平板を連結基部21としている。3枚のスプライス用バスバーは、上端に2個の圧接刃20を長さ方向に並設した中間スプライス用バスバー2ー4と、上端に3個の圧接刃20を長さ方向に並設した2枚の端末スプライス用バスバー2−5と2−6からなる。
前記3枚のスプライス用バスバーはいずれも連結基部21を蓋11とモールド成形して固定し、上部の圧接刃20を蓋11の内面11aから突設している。前記中間スプライス用バスバー2ー4は蓋11の長さ方向の一方側で且つ幅方向の中央位置に固定している。 前記端末スプライス用バスバー2−5と2−6は蓋11の長さ方向の他方側で、且つ幅方向の両側に固定している。
前記端末スプライス用バスバー2−5と2−6の間に切断刃28を蓋11に下端を埋め込み固定して突設している。該切断刃28は前記端末スプライス用バスバー2−5、2−6と同等の長さを備える一方、これらバスバーより高さを大として突出させ、突出した上端に逆V形状にした刃先28aを長さ方向に連続して設けている。金属製とした切断刃28の刃先28aの下部両側面は絶縁樹脂をコーティングして絶縁層28b、28cとしている。該絶縁層28b、28cは滑り性の良いものとし、上端の刃先28aで切断した電線3が絶縁層28b、28cに滑り落ちてくるようにしている。他の構成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
該第3実施形態のスプライス用部品1では、本体10に対して開いた蓋11の上面の一方側に切断刃28を挟んで端末スプライス用バスバー2−5と2−6が突出し、他方側に中間スプライス用バスバー2ー4が突出する。
6本の電線を端末スプライスするものとし、3本の電線3−1〜3−3の中間位置を切断刃28の設置側に配線し、これら3本の電線3−1〜3−3を切断刃28で切断して6本の電線に分割する。切断された電線端末を両側の絶縁層28b、28cに突き当てながら落下させ、両側の端末スプライス用バスバー2−5と2−6にそれぞれ押し込み、各電線3の絶縁被覆層3aを切断して芯線3bと圧接する。これにより、3本の連続した電線、3本づつ端末スプライスした2組の電線としている。他方側では3本の電線3−4〜3−6の中間位置を中間スプライス用バスバー2ー4の圧接刃に押し込んで中間スプライスをする。
前記のように、電線をスプライス用バスバーの圧接刃で圧接した後、蓋11を本体10側に回転させて閉鎖し、スプライス接続した各電線3−1〜3−6の下半周を電線挿通溝15内に挿入保持する。
第3実施形態のスプライス用部品1では、切断刃28をスプライス用バスバーの間に配置しているため、電線端末スプライスする電線を予め切断しておく必要はなく、電線を切断すると同時にスプライス用バスバーで端末スプライスができ作業工程を簡素化できる。
なお、前記切断刃設置側の一方の端末スプライス用バスバー2−5と中間スプライス用バスバー2−4の連続基部を連続させると、切断刃28で分断した一方の電線端末と電線中間部とをスプライスすることができる。
本発明は前記実施形態に限定されず、スプライス用バスバーの配列、切断刃の設置位置等を変更することで、多様なスプライスを1つのスプライス用部品で行うことができる。 また、スプライス用バスバーはケースの本体または蓋とモールド成形せず、挿入固定してもよい。
1 スプライス用部品
2 スプライス用バスバー
3 電線
4 ケース
10 本体
11 蓋
15 電線挿入溝
15−1 電線端末挿入溝
15−2 電線中間挿入溝
20 圧接刃
21 連続基部
28 切断刃

Claims (6)

  1. 本体と蓋とからなるケースと、前記本体または蓋の一方に固定されるスプライス用バスバーを備え、
    前記スプライス用バスバーは前記本体または蓋に埋め込み固定される連続基部の上部に、U形状の圧接刃を並列に設けると共に該圧接刃を前記本体または蓋より突出させ、かつ、
    前記本体または蓋の他方に電線を1本づつ収容する電線挿入溝を並設し、
    前記並設する一部の圧接刃で電線端末スプライスを行うと共に、他の圧接刃で電線中間スプライスを行う構成としていることを特徴とするスプライス用部品。
  2. 並設する前記電線挿入溝の一部は長さ方向の一端に閉鎖壁を設けると共に他端は開口とした電線端末挿入溝とし、残りの電線挿入溝は長さ方向の両端を開口とした電線中間部挿入溝としている請求項1に記載のスプライス用部品。
  3. 前記電線端末スプライスするスプライス用バスバーと前記電線中間スプライスするスプライス用バスバーの前記連続基部を連続し、電線端末と電線中間とをスプライスできる構成としている請求項1または請求項2に記載のスプライス用部品。
  4. 前記スプライス用バスバーを長さ方向で分断し、端末専用スプライス用バスバー、端末と中間のスプライス用バスバー、中間専用スプライス用バスバーに分けている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスプライス用部品。
  5. 前記スプライス用バスバーを長さ方向の一方側では幅方向の両側に一対設け、この一対のスプライス用バスバーに挟まれた中間位置に切断刃を設置し、前記スプライス用バスバーの圧接刃より突出させて前記切断刃の先端刃部を位置させると共に、該先端刃部から下部の両側面を絶縁層で被覆し、
    前記先端刃部で電線中間部を切断し、両側の切断端面を前記絶縁層に突き当てて電線を分断し、分断した電線端末を前記スプライス用バスバーの圧接刃で圧接接続できる構成としている請求項1に記載のスプライス用部品。
  6. 前記ケースの本体と蓋は長さ方向の一端をヒンジを介して連続させ、かつ、長さ方向の他端には、本体と蓋とに互いにロック結合するロック部と被ロック部を設けている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のスプライス用部品。
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