JPH11265758A - 基板用可動コネクタ - Google Patents

基板用可動コネクタ

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JPH11265758A
JPH11265758A JP10068749A JP6874998A JPH11265758A JP H11265758 A JPH11265758 A JP H11265758A JP 10068749 A JP10068749 A JP 10068749A JP 6874998 A JP6874998 A JP 6874998A JP H11265758 A JPH11265758 A JP H11265758A
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JP
Japan
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press
connector
housing
base
board
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Withdrawn
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JP10068749A
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English (en)
Inventor
Kensaku Takada
憲作 高田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用として最適で、端子同士の接触による
ショートがなく、かつ半田付け部にも悪影響を及ぼさな
いようにする。 【解決手段】 配線用基板10に固定されるベース13
と、水平面内で移動可能にベース13で支持されたハウ
ジング14と、コネクタ用圧接端子15と、被覆電線1
8とを備え、この被覆電線18は、ハウジング14で嵌
合部15aが保持されたコネクタ用圧接端子15の圧接
刃15fに一端部18aが圧接接続され、他端部18b
から露出させた芯線18dが配線用基板10に半田付け
aされ、この他端部18bと一端部18aとの間の中間
部18cが撓み可能な長さに設定されて、この中間部1
8cの他端部18b寄りは、ベース13の圧入溝部13
dに上方から圧入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板用可動コネク
タの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、電気・電子機
器(例えばナビゲーションやオーディオ)を内蔵した車
載モジュール(例えばセンタークラスタやメータ類)1
を車両(例えばインストルメントパネル)2に取付ける
と同時に、車載モジュール1の第1コネクタ3を車両の
インストルメントパネル2の第2コネクタ4に嵌合させ
るようにした車載モジュールの車両取付け構造が提案さ
れている(実開昭59−20578号公報参照)。
【0003】上記のような車載モジュールの車両取付け
構造では、車載モジュール1とインストルメントパネル
2との取付け誤差等に起因する第1コネクタ4と第2コ
ネクタの水平(横)方向の嵌合不良を防止するために、
インストルメントパネル2にあけた穴2aに第2コネク
タ4全体を水平(横)方向へ可動できるように係合させ
ている。この場合、可動する第2コネクタ4にワイヤー
ハーネス5を接続しているので、可動構造及び接続構造
が大型化すると共に、第2コネクタ4の取り扱いも煩雑
になる。
【0004】なお、コネクタの端子の連結部の途中を金
属ランス構造により係止してハウジングを可動にする構
成が一般電気機器用として提案されているが(実開昭2
−97775号公報参照)、その係止力が充分ではな
く、車載モジュールのような大きなモジュール同士に要
求される大きな可動量、振動や外力で係止力が緩むと、
端子同士が接触してショートしたり、半田付け部に歪み
が作用して半田付け部の寿命に悪影響を及ぼすおそれが
あることから、車載用としてはそのまま採用することが
できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解決するためになされたもので、車載用として最
適で、端子同士の接触によるショートがなく、かつ半田
付け部にも悪影響を及ぼさない基板用可動コネクタ提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、配線用基板に固定されるベースと、水平
面内で移動可能にベースで支持されたハウジングと、コ
ネクタ用圧接端子と、被覆電線とを備え、この被覆電線
は、ハウジングで嵌合部が保持されたコネクタ用圧接端
子の圧接刃に一端部が圧接接続され、他端部から露出さ
せた芯線が配線用基板に半田付けされ、この他端部と一
端部との間の中間部が撓み可能な長さに設定されて、こ
の中間部の他端部寄りは、ベースの圧入溝部に上方から
圧入されていることを特徴とする基板用可動コネクタを
提供するものである。
【0007】本発明によれば、コネクタ用圧接端子に圧
接接続する被覆電線の一端部と、配線用基板に半田付け
する他端部の芯線との間の中間部をベースの圧入溝部に
上方から圧入することにより、ハウジングの大きな移動
によりコネクタ用端子を引っ張る動き、振動や外力によ
っても、中間部の柔軟な撓みで圧入による固定が外れる
おそれが全くない。
【0008】請求項2のように、上記ハウジングは少な
くとも2個に分割されて、この分割ハウジングにコネク
タ用圧接端子の嵌合部を保持した状態で、各圧接刃に被
覆電線を一括で圧接接続した後に、分割ハウジングを組
み合わせるように構成することができる。
【0009】請求項3のように、上記ハウジングは、同
一形状の分割ハウジングを組み合わせるように構成する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、従来技術と同一構成
・作用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0011】図1に示すように、車両のインストルメン
トパネル(具体的に図示しない。)2には、自動車用ワ
イヤーハーネス等を種々の電装品に分岐接続するのに用
いられる電気接続箱6が取付けられ、この電気接続箱6
のケースには、第2コネクタ8が一体に設けられてい
る。この第2コネクタ8には、コネクタ用端子として雄
端子が設けられている。なお、第2コネクタ8は、電気
接続箱6に代えて、車載の電気・電子機器に一体に固定
されているものでも良い。
【0012】上記インストルメントパネル2に取付ける
センタークラスタ(車載モジュール)1には、電気・電
子機器であるナビゲーションやオーディオ等を内蔵する
ための開口1a,1bがそれぞれ形成されると共に、こ
のセンタークラスタ1の裏面には、内蔵したナビゲーシ
ョンやオーディオ、あるいはエアコン等の操作スイッチ
類9を取付けた配線用基板10が固定され、この配線用
基板10に、センタークラスタ1をインストルメントパ
ネル2に取付けると同時に、インストルメントパネル2
の電気接続箱6の第2コネクタ8に嵌合させるようにし
た第1コネクタ7が取付けられている。なお、11は、
インストルメントパネル2に取付けたセンタークラスタ
1に連続するセンターコンソールである。
【0013】上記センタークラスタ1の配線用基板10
の第1コネクタ7は、図2に示すように、配線用基板1
0にねじ12で固定されるベース13と、水平面内(図
2のX方向及びY方向)で移動可能にベース13で支持
されたハウジング14と、複数のコネクタ用圧接端子1
5(後述)及び被覆電線18とを備えている。
【0014】図6に詳細に示すように、上記ベース13
には、長さ方向の両側にねじ止め穴13aを有するフラ
ンジ部13bがそれぞれ形成され、上面の幅方向の両側
の突出部13cには、各被覆電線18に対応する圧入溝
部13dが長さ方向に所定のピッチでそれぞれ形成され
ている。また、このベース13の幅方向の両側の側面の
フランジ部13eには、上記各被覆電線18の芯線18
dに対応するアライメント保持用挿入穴13fが長さ方
向に所定のピッチでそれぞれ形成されている。
【0015】図4及び図7に詳細に示すように、上記コ
ネクタ用端子(雌端子)15は、ハウジング14のキャ
ビティ14cで保持される嵌合部15aと圧接刃15f
とバレル15gとを有している。
【0016】また、被覆電線18は、一端部18aが上
記コネクタ用圧接端子15の圧接刃15fに圧接接続さ
れてバレル15gにより被覆部分が保持され、中間部1
8cがL字形状に折り曲げられ、他端部18bから露出
させた芯線18dが配線用基板10に半田付けされるよ
うになる。また、この中間部18cの他端部18b寄り
は、ベース13の圧入溝部13dに上方から圧入される
ようになる。上記他端部18bと一端部18aとの間の
中間部18cは撓み可能な長さに設定されている。な
お、芯線18dは、単芯線でも撚り線でも良い。
【0017】図4及び図6に示すように、上記ハウジン
グ14は、広幅の両側面14a方向に2分割されて、同
一形状の各分割ハウジング14A,14Bの上内部に
は、上記各コネクタ用端子15の嵌合部15aを収容し
て保持するキャビティ14cがそれぞれ形成され、この
キャビティ14cに続いて、各コネクタ用端子15の圧
接刃15fとバレル15gとが接触しないように隔てる
隔壁部14hがそれぞれ形成されると共に、下内部は上
記各被覆電線18が遊嵌する大きな空洞部14dに形成
されている。
【0018】上記各分割ハウジング14A,14Bは、
内面同士を当接させて組み合わせるようになっていて、
一方のハウジング14Aの狭幅の側面14bのロック穴
14iを他方のハウジング14Bの狭幅の側面14bの
ロック突起14jで係止することにより一体的にロック
されて、ハウジング14が完成するようになる。
【0019】上記各分割ハウジング14A,14Bの狭
幅の両側面14bの下部には、側方へそれぞれ突出する
一対の係止突起14eがそれぞれ形成されると共に、広
幅の両側面14aの下部には、各コネクタ用端子15の
リード部15bの導出用溝14fがそれぞれ形成されて
いる。
【0020】図5に示すように、上記ハウジング14
は、下面をベース13の上面に載置したとき、広幅の両
側面14aがベース13の両突出部13cにそれぞれ当
接するまでベース13の水平面内でY方向へ移動可能な
幅W1に設定されると共に、狭幅の両側面14bがベー
ス13に係止した係止部材17の前面17e(後述)に
それぞれ当接するまでベース13の水平面内でX方向へ
移動可能な幅W2に設定されている。
【0021】図3及び図6に示すように、一対の係止部
材17の後部には、上記ベース13の各フランジ部13
bの両側のレール部13gに側方から挿入するレール溝
部17aが形成されると共に、レール部13gに挿入し
たときにフランジ部13bの下面の係止凹部(不図示)
に係合する一対の係止爪17bと、フランジ部13bの
ねじ止め穴13aに一致するねじ止め穴17cとが形成
されている。
【0022】また、係止部材17の前部には、逆U字状
に立ち上がった係止穴部17dが形成されて、この係止
穴部17dに上記ハウジング14の係止突起14eが嵌
入されることにより、ハウジング14が上方に移動しな
いように係止されるようになる。
【0023】この係止部材17の係止穴部17dは、上
記ベース13の両突出部13cの方向の長穴に形成され
て、これにより、上記ハウジング14が上方に移動しな
いように係止された状態で、ハウジング14の広幅の両
側面14aがベース13の両突出部13cにそれぞれ当
接するまでベース13の水平面内でY方向へ移動が許容
されると共に、係止穴部17dの前面17eは、狭幅の
両側面14bがそれぞれ当接するまでベース13の水平
面内でX方向へ移動を許容するようになる。
【0024】上記のような構成であれば、まず、第1コ
ネクタ7の組み付けは、上記分割ハウジング14A,1
4Bの各キャビティ14cに空洞部14dから各コネク
タ用端子15の嵌合部15aを挿入すると、図4に示し
たように、各キャビティ14cの凹部14gに各嵌合部
15aのランス15eが係合して、嵌合部15aがキャ
ビティ14cに収容された状態で保持されるようにな
る。
【0025】そして、この状態で各コネクタ用端子15
の圧接刃15fに各被覆電線18を一括で圧接接続した
後に、各分割ハウジング14A,14Bの内面同士を当
接させると、ハウジング14Aのロック穴14iがハウ
ジング14Bのロック突起14jで係止されることによ
り一体的にロックされて、ハウジング14が完成するよ
うになる。
【0026】そして、この状態のままで、各被覆電線1
8の芯線18dをベース13の各挿入穴13fに上方か
ら挿入しながら、被覆電線18の中間部18cをベース
13の各圧入溝部13dに上方から圧入する。これによ
り、ベース13の上面にハウジング14の下面が当接し
て、ベース13によりハウジング14が水平面内(図2
のX方向及びY方向)で移動可能に支持されることにな
る。
【0027】その後、係止部材17の各レール溝部17
aをベース13の各フランジ部13bのレール部13g
に側方から挿入すると、フランジ部13bの係止凹部に
係止爪17bが係合して、係止部材17がベース13に
固定されると共に、係止穴部17dがハウジング14の
係止突起14eに嵌入されて、ハウジング14が上方に
移動しないように係止された状態で、ベース13の水平
面内でX方向とY方向への移動が許容されるようになる
(図3参照)。
【0028】このとき、被覆電線18の一端部18aが
コネクタ圧接用端子15のバレル15gで保持(固定)
され、被覆電線18の中間部18cがベース13の圧入
溝部13dに圧入(固定)されているので、この中間部
18cの剛性によりハウジング14がベース13の中間
位置に保持されている。
【0029】このようにして組み付けた第1コネクタ7
は、図4に示したように、ベース13を配線用基板10
の所定位置に当てがいながら各被覆電線18の芯線18
dを各スルーホール10aに差し込んで、各ねじ止め穴
17c,13aを利用して第2コネクタ8のベース13
と係止部材17を配線用基板10にねじ12で共締め固
定した後に、各芯線18dを配線用基板10の回路に半
田付けaをする。その後、この配線用基板10をセンタ
ークラスタ1の所定位置に固定する。
【0030】そして、このセンタークラスタ1をインス
トルメントパネル2に取付けると同時に、センタークラ
スタ1の第1コネクタ7をインストルメントパネル2の
第2コネクタ8に嵌合させる時に、センタークラスタ1
とインストルメントパネル2との取付け誤差等で第2コ
ネクタ8に対する第1コネクタ7の嵌合位置が一致しな
いときには、第1コネクタ7の嵌合に伴って第1コネク
タ7のハウジング14が被覆電線18の中間部18cの
剛性に抗してベース13の水平面内でX方向とY方向へ
移動するので、第1コネクタ7が第2コネクタ8に確実
に嵌合するようになる。
【0031】上記構成において、被覆電線18の中間部
18cをベース13の圧入溝部13dに上方から圧入す
ることにより、ハウジング13の大きな移動によりコネ
クタ用端子を引っ張る動き、振動や外力によっても、中
間部18cの柔軟な撓みで圧入による固定が外れるおそ
れが全くないから、芯線18dの半田付けaに歪みが作
用しないので、半田付けaの半田付けの寿命に悪影響を
及ぼさなくなる。また、圧入による固定が緩んでも被覆
電線18の被覆部分が接触するだけで、コネクタ用圧接
端子15同士が接触しないのでショートのおそれがな
い。
【0032】さらに、ハウジング14(A,B)は2個
に分割されて、この分割ハウジング14A,14Bにコ
ネクタ用圧接端子15の嵌合部15aを保持した状態
で、各圧接刃15fに被覆電線18を一括で圧接接続し
た後に、分割ハウジング14A,14Bを組み合わせる
ようにしたから、分割ハウジング14A,14Bに予め
コネクタ用圧接端子18を保持した状態で、被覆電線1
8を一括で圧接接続できるので、生産性が向上するよう
になる。
【0033】さらにまた、上記ハウジング14は、同一
形状の分割ハウジング14A,14Bを組み合わせるよ
うにすれば、同一形状の分割ハウジング14A,14B
の一方を裏返すだけでハウジング14を組み合わせるこ
とができるので、分割ハウジング14A,14Bの金型
が共用できて、金型費が安くなる。
【0034】また、上記コネクタ用圧接端子15及び被
覆電線18は、既存のものを僅かに加工するだけで製造
できるので、製造コストが安くなる。
【0035】さらに、被覆電線18の中間部18cは、
板ばね状のものとは異なり、方向性に制約が無くて自由
に変形するので、上記X方向及びY方向への移動力の差
が少なくてスムーズに移動できるようになる。また、被
覆電線18は静止状態ではハウジング14をその位置に
保持する程度の剛性を有し、ハウジング14の移動に伴
って塑性変形した状態でハウジング14をその位置に保
持するので、板ばね状のものとは異なり、移動した位置
でハウジング14に復元力が作用しなくなる。
【0036】一方、ベース13には、被覆電線18の中
間部18cをベース13の圧入溝部13dに上方から圧
入するときに、他端部18bの芯線18dを挿入可能な
アライメント保持用挿入穴13fが形成されているか
ら、通常の基板用コネクタのように、アライメント保持
用挿入穴を別部品に形成する必要が無いので、部品点数
の増加が抑えられる。
【0037】また、ベース13のフランジ部13bに
は、係止部材17を側方から係合させ、ハウジング14
の係止突起14eを係止穴部17dに嵌入してハウジン
グ14が上方に移動しないように係止すると共に、ハウ
ジング14のベース13の水平面内での移動を許容する
ようにしたから、係止部材17によりハウジング114
の上方への移動(抜け)を強固、かつ確実に防止できる
ようになる。
【0038】さらに、係止部材17は、ベース13を配
線用基板10に固定するねじ12で配線用基板0に共締
め固定しているから、ねじ12による共締め時に、係止
部材17の係止不良等による不完全な組み付けが検知で
きると共に、係止部材17のガタ付きが無くなって異音
が発生しなくなる。
【0039】上記実施形態では、センタークラスタ1の
配線用基板10の第1コネクタ7をインストルメントパ
ネル2の第2コネクタ8に嵌合させる構造であったが、
センタークラスタ1に代えて、メータ類の第1コネクタ
7をインストルメントパネル2の第2コネクタ8に嵌合
させる構造であっても良い。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の基板用可動コネクタは、コネクタ用圧接端子に圧接
接続する被覆電線の一端部と、配線用基板に半田付けす
る他端部の芯線との間の中間部をベースの圧入溝部に上
方から圧入することにより、ハウジングの大きな移動に
よりコネクタ用端子を引っ張る動き、振動や外力によっ
ても、中間部の柔軟な撓みで圧入による固定が外れるお
それが全くないから、半田付け部に歪みが作用しないの
で、半田付け部の半田付けの寿命に悪影響を及ぼさなく
なる。また、圧入による固定が緩んでも被覆電線の被覆
部分が接触するだけで、端子同士が接触しないのでショ
ートのおそれがない。
【0041】また、請求項2のように、ハウジングを分
割し、この分割ハウジングにコネクタ用圧接端子の嵌合
部を保持した状態で、各圧接刃に被覆電線を一括で圧接
接続した後に、分割ハウジングを組み合わせるようにす
れば、分割ハウジングに予めコネクタ用圧接端子を保持
した状態で、被覆電線を一括で圧接接続できるので、生
産性が向上するようになる。
【0042】さらに、請求項3のように、同一形状の分
割ハウジングを組み合わせてハウジングを完成させるよ
うにすれば、同一形状の分割ハウジングの一方を裏返す
だけでハウジングを組み合わせることができるので、分
割ハウジングの金型が共用できて、金型費が安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るセンタークラスタのインストル
メントパネル取付け構造の斜視図である。
【図2】 第1コネクタの略画的斜視図である。
【図3】 第1コネクタの組み付け斜視図である。
【図4】 第1コネクタの断面図である。
【図5】 ハウジングの移動を示す第1コネクタの略画
的平面図である。
【図6】 第1コネクタの分解斜視図である。
【図7】 コネクタ用端子の斜視図である。
【図8】 従来の車載モジュールの車両取付け構造の断
面図である。
【符号の説明】
7 第1コネクタ 8 第2コネクタ 10 配線用基板 12 ねじ 13 ベース 13d 圧入溝部 14 ハウジング 14A,14B 分割ハウジング 15 コネクタ用端子 15a 嵌合部 15f 圧接刃 15g バレル 17 係止部材 18 被覆電線 18a 一端部 18b 他端部 18c 中間部 18d 芯線 X,Y 移動方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線用基板に固定されるベースと、水平
    面内で移動可能にベースで支持されたハウジングと、コ
    ネクタ用圧接端子と、被覆電線とを備え、この被覆電線
    は、ハウジングで嵌合部が保持されたコネクタ用圧接端
    子の圧接刃に一端部が圧接接続され、他端部から露出さ
    せた芯線が配線用基板に半田付けされ、この他端部と一
    端部との間の中間部が撓み可能な長さに設定されて、こ
    の中間部の他端部寄りは、ベースの圧入溝部に上方から
    圧入されていることを特徴とする基板用可動コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングは少なくとも2個に分割
    されて、この分割ハウジングに複数のコネクタ用圧接端
    子の嵌合部を保持した状態で、各圧接刃に被覆電線を一
    括で圧接接続した後に、分割ハウジングを組み合わせる
    ように構成した請求項1に記載の基板用可動コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記ハウジングは、同一形状の分割ハウ
    ジングを組み合わせるように構成した請求項2に記載の
    基板用可動コネクタ。
JP10068749A 1998-03-18 1998-03-18 基板用可動コネクタ Withdrawn JPH11265758A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005050694A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Yazaki Corp コネクタ
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