JPH0217416Y2 - - Google Patents

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JPH0217416Y2
JPH0217416Y2 JP1986053590U JP5359086U JPH0217416Y2 JP H0217416 Y2 JPH0217416 Y2 JP H0217416Y2 JP 1986053590 U JP1986053590 U JP 1986053590U JP 5359086 U JP5359086 U JP 5359086U JP H0217416 Y2 JPH0217416 Y2 JP H0217416Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プリント基板用端子に関し、詳しく
はジヤンクシヨンブロツク(以下、「J.B」とい
う。)から電子ユニツトを介して外部へ信号電流
などを取り出すスルー回路形成のための端子に関
する。
従来の技術 自動車のワイヤーハーネスの配線には、一般に
多数のヒユーズ、リレーなどの電子部品を組込ん
だJ.Bを使用し、配線形態の簡素化を図つている
が、昨今の車載電装品の激増傾向に対応してJ.B
に各種の機能回路を組込んだ電子ユニツトを接続
し、この電子ユニツトを介してJ.Bからの信号電
流を取り出す接続方式が採られている。
この場合、電子ユニツト内部のプリント基板に
はその機能回路とは別に、J.Bからの信号電流を
取り出すためのスルー回路を形成する必要がある
から、回路構成が複雑になり、電子ユニツトが大
型化する難点がある。
これを解決するため、出願人は第5図に示すよ
うに、オス、メス兼用のスルー端子aと、これら
の端子の中央接続部bに接続されてプリント基板
cの回路dに電源を供給するためのタブ状の分岐
端子eとを設けることにより、プリント基板上の
スルー回路を実質的に廃止できるようにした接続
方式を提案した(実願昭60−140643号)。なお、
f,f′はそれぞれ電子ユニツトのJ.B接続側と外
部側に固定されるコネクタハウジングである。
考案が解決しようとする問題点 上記した分岐端子eはタブ状の剛体構造である
から、プリント基板cに一たん半田付け固定する
と自由度がなくなつてしまう。そこへさらにスル
ー端子aを接続すると、これらの端子aも分岐端
子eに規制されて自由度がない状態となる。この
ような状態で、スルー端子aをコネクタハウジン
グf,f′を介してJ.Bおよび外部ワイヤーハーネ
スのコネクタと接続した場合、相手端子との整合
不良が起りやすくなるのは当然であり、端子のね
じれやこじりが発生する。これはさらに分岐端子
eの半田付固定部に応力が集中することになり、
亀裂などが生じて半田付特性が低下する。その結
果、端子同志の電気的接続状態が不安定になる。
本考案の目的は、プリント基板用端子のスルー
端子とプリント基板との接続部分にクツシヨン機
能をもたせることにより、端子の整合不良や半田
付特性の低下をなくし、安定な電気的接続を行な
うことができる端子を提供するにある。
問題点を解決するための手段 図面を参照して説明すると、本考案の端子A
は、第1図および第2図イ,ロに示すように、薄
板金から形成され、相手タブを受入れる箱形の受
筒部1と、受筒部1のタブ入口側において対向す
る側壁1a,1aからそれぞれ一体に弧状ないし
く字状に折り返されて受筒部内にのびる一対の弾
性挾持片2と、受筒部1のタブ出口側において対
向する側壁1a,1aからそれぞれ一体にS字状
の弾性屈曲部3aを介して形成されたプリント基
板に対するリード端子3を備えたことを特徴とす
る。
受筒部1は、薄板金製の基板(側壁1a)の一
側自由縁部を他側に向けてコ字状に折曲して形成
されており、側壁1aの中間にはヘタリ防止片4
を切り起して内側に突出させ、弾性挾持片2の過
度の撓みを防止している。また、弾性挾持片2の
自由縁部は互に湾曲させて、その先端部を接触さ
せ、コーテイング剤が接点に付着するのを防止す
る為の付着防止片2aを形成してある。リード端
子3には、中間部両側にストツパー3bを突設す
ると共に、先端部両側を直角に折り曲げてコ字状
のガタ防止片3cを形成してある。
作 用 端子Aの作用およびこれを使用したスルー回路
の形成を第3,4図を参照して説明する。
Bはスルー端子であつて、薄板金製の基板4の
一方にメス端子部5、他方のタブ状のオス端子部
6が連成してあり、また基板4には係止孔6とガ
タ防止片7が設けてある。8は電子ユニツトCを
構成するプリント基板であつて、その側縁に延設
した信号回路9の先端部に、前記リード端子3に
対する角型のラウンド10を設けると共に、これ
に近接して前記オス端子部6に対する挿通孔11
が設けてある。
まず、スルー回路用コネクタハウジング12の
端子収容室12aにスルー端子Bを挿着して、そ
の係止孔6に係止アーム12bを係合させてスル
ー端子Bを固定する。
次に、本考案の端子Aのリード端子3をプリン
ト基板8のラウンド10に挿し込んで、半田付け
により固定する。この状態で、プリント基板8の
上からコネクタ(ハウジング)12を押し付ける
と、スルー端子Bのオス端子部6が端子Aの弾性
挾持片2,2間に進入して圧接し、両端子が電気
的に接続されて、プリント基板への信号回路が形
成される。
両端子の接続に際し、端子Aはそのリード端子
3を半田付け固定しても、S字状の弾性屈曲部3
をもつから、第2図の矢線P,Qで示すように上
下および左右方向に変位する自由度を有する。し
たがつて、受筒部1内に挿入されるオス端子部6
に多少のズレがあつても、端子Aはこれに追随し
て動く。これは、スルー端子Bも端子Aと共に変
位することを意味する。また、端子Aの一対の弾
性挾持片2もクツシヨン作用をもつから、スルー
端子Bの自由度が十分に確保される。
次に、端子Aに接続したスルー端子Bのオス端
子部6は受筒部1を通り、その先端がプリント基
板8の挿通孔11を貫通して裏面に突出するか
ら、第4図に示すように、上、下ケース13,1
4を被せ、外部接続用コネクタ15をネジ等で固
定すると、電子ユニツトCの組立が終了する。
この電子ユニツトCを符号Dで示れるJ.Bに接
続し、J.Bからのオス端子16をスルー端子Bの
メス端子部5と接続し、前記コネクタ15内に突
出したオス端子部6を外部コネクタ(図示せず)
のメス端子17と接続すると、J.Bから電子ユニ
ツトCを介して外部に通じるスルー回路が形成さ
れる。
この際、スルー端子Bは前記した端子Aのクツ
シヨン作用によつて自由度が確保されているか
ら、スルー端子Bとオスおよびメス端子16,1
7との接続の場合も整合不良がなく、端子のねじ
れやこじりが生じない。また、端子Aのリード端
子3とプリント基板8との半田付部分にも弾性屈
曲部3aによつて応力が集中することがなく、亀
裂などが入るおそれもない。
第1,2図に示す端子Aは、本考案の代表例を
示すもので、リード端子3にはストツパー3bや
ガタ防止片3cが突設してあるが、これらを省い
て第5,6図の従来例のように先端をピン状に形
成してもよい。ヘタリ防止片4と付着防止片2a
は、それぞれ弾性挾持腕2の圧接力を確保し、端
子Aのプリント基板への半田付けを自動化するう
えで、設けておくのが好ましい。
考案の効果 本考案のプリント基板用端子は、プリント基板
接続用のリード端子およびスルー端子との接続部
分にクツシヨン性をもたせたので、両端子間およ
び外部の端子との接続部分に整合不良が生じた
り、半田付特性が低下することもなく、安定な電
気的接続状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプリント基板用端子の代表例
を示す斜視図、第2図イ,ロは同上の側面図イと
断面図ロ、第3図は本考案の端子のプリント基板
への組付け方法の説明図、第4図は本考案の端子
を使用した電子ユニツトの組付状態を示す断面
図、第5図は従来例の説明図である。 A……プリント基板用端子、B……スルー端
子、C……電子ユニツト、D……ジヤンクシヨン
ブロツク、1……受筒、2……弾性挾持片、3…
…リード端子、3a……弾性屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄板金から形成され、相手タブを受入れる箱形
    の受筒部と、受筒部のタブ入口側において対向す
    る側壁からそれぞれ一体に弧状ないしく字状に折
    り返されて受筒部内にのびる一対の弾性挾持片
    と、受筒部のタブ出口側において対向する側壁か
    らそれぞれ一体にS字状の弾性屈曲部を介して形
    成されたプリント基板に対するリード端子とを備
    えたことを特徴とするプリント基板用端子。
JP1986053590U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH0217416Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986053590U JPH0217416Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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JP1986053590U JPH0217416Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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Publication Number Publication Date
JPS62165681U JPS62165681U (ja) 1987-10-21
JPH0217416Y2 true JPH0217416Y2 (ja) 1990-05-15

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ID=30879798

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2580051B2 (ja) * 1989-12-08 1997-02-12 日本電装株式会社 プリント基板用端子
JP7060153B1 (ja) * 2021-09-07 2022-04-26 Smk株式会社 コネクタ

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Publication number Publication date
JPS62165681U (ja) 1987-10-21

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