JP3005069B2 - 屋内配線方法 - Google Patents

屋内配線方法

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JP3005069B2
JP3005069B2 JP3093846A JP9384691A JP3005069B2 JP 3005069 B2 JP3005069 B2 JP 3005069B2 JP 3093846 A JP3093846 A JP 3093846A JP 9384691 A JP9384691 A JP 9384691A JP 3005069 B2 JP3005069 B2 JP 3005069B2
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博之 立石
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンション等の屋内配
線方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マンション等では間取りのパターンが大
体決まっていることが多く、このためコンセントやスイ
ッチ等の配線器具の設置位置等も大体決まる。そこで、
従来では配線器具の設置位置に応じて工場等で予め配線
ケーブルを所定の長さに切断し、その配線ケーブル同士
の接続までを工場で予め行っておき、現場では配線ケー
ブルの配線器具との接続だけを行うようにしていた。上
述のようにして工場で上記配線ケーブル同士を接続した
ものはブランチケーブルと呼ばれ、このブランチケーブ
ル20は図3に示すように配線ケーブル4を接続するジ
ョイント部20aの上面にフック20bを設け、フック
20bを天井に引っ掛けて、現場の配線施工を行うよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
屋内配線方法では、配線器具に形成してある挿入孔に段
剥き等により被覆を剥がした配線ケーブル4の芯線を挿
入して、配線ケーブル4の配線器具への接続を行うよう
にしてあったため、屋内配線作業に手間がかかる問題が
あり、昨今のように電気工事士が不足する現状では大き
な問題となっていた。
【0004】また、ブランチケーブル20は、部屋の間
取りの変更や配線器具の設置箇所の変更などに容易に対
応させることができないという問題もあった。本発明は
上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とする
ところは、結線作業が容易で、部屋の間取りの変更や配
線器具の設置箇所の変更等に容易に対応できる屋内配線
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、分電盤から電源ケーブルによって給電
される電源を分岐するゾーンプルボックスを屋内の各所
に設け、このゾーンプルボックスにハーネス接続により
延長ケーブルを接続すると共に、配線器具が備える器具
ケーブルと延長ケーブルとをハーネス接続で接続し、上
記電源ケーブルのゾーンプルボックスとの接続をハーネ
ス接続とし、上記ゾーンプルボックスが、電源ラインを
分岐して送り配線するものと、送り配線、負荷接続用の
配線器具及びこの負荷の制御用のスイッチを夫々接続す
るもの、あるいは負荷接続用の配線器具及びこの負荷の
制御用の複数のスイッチを夫々接続するものなどの各種
のものをブロック化し、それら各ブロックを連結して一
体化するのである。
【0006】
【0007】
【作用】本発明は、上述のように延長ケーブル及び器具
ケーブルとの接続をハーネス接続とすることにより、結
線作業が容易となるようにし、またゾーンプルボックス
を屋内の各所に予め設置しておけば、延長ケーブルでゾ
ーンプルボックスと配線器具との間を中継する形で、屋
内配線を自在に行うことができ、部屋の間取りの変更や
配線器具の設置場所の変更に容易に対応させることがで
きるようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1及び図2に本発明の一実施例を示す。本
実施例の屋内配線方法では、図1に示すように、分電盤
からの電源ケーブル3と複数本の延長ケーブル4とが接
続されるゾーンプルボックス1を屋内の各所(例えば屋
内の各ゾーン毎)に設ける。なお、ゾーンプルボックス
1は目立たないように例えば天井裏等に設置してある。
延長ケーブル4は図2に示すように両端にハーネスコネ
クタ10及びハーネスプラグ11を取り付けてある。な
お、図2(a)はケーブル部がVCT線であり、同図
(b)がVVF線である場合を示す。そして、本実施例
では配線器具5として器具ケーブル6を備えるものを用
い、この器具ケーブル6の先端にはハーネスプラグ11
を取り付けてある。
【0009】上記ゾーンプルボックス1は、各種のもの
をブロック化し、それら各ブロックを連結して一体化し
てある。ここで、その一例を説明すると、例えば図1中
のブロック1aは電源ラインを3分岐して送り配線する
もので、図1の場合には夫々の分岐端には配線器具5と
してのコンセントが接続されている。また、ブロック1
bは、送り配線、負荷接続用の配線器具5及びこの負荷
7の制御用のスイッチ9を夫々接続するもので、図1の
場合には負荷7が天井に設けられる照明器具となってお
り、負荷接続用の配線器具5としては引掛シーリングを
用いてあり、部屋の入口のドア30の近傍に設けたスイ
ッチ9により照明器具をオン,オフする場合に用いてあ
る。さらに、ブロック1cは、負荷接続用の配線器具5
及びこの負荷7の制御用の複数のスイッチ9を夫々接続
するもので、図1の場合には負荷7が壁に設けられたベ
ッド照明としての照明器具となっており、負荷接続用の
配線器具5としては照明器具を接続するコンセントを用
いてあり、スイッチ9は部屋の入口のドア30の近傍に
設けられた上記天井の照明器具の操作用のスイッチ9と
連設して設けられたものと、ベッド31の近傍の壁面に
設けられたものとを用いてあり、所謂3路回路を構成す
ることにより、いずれのスイッチ9によってもベッド照
明をオン,オフできるようにする場合に用いてある。
【0010】上記ゾーンプルボックス1の各ブロック1
a〜1cは、一端面にハーネスプラグ11と同じ構造と
なった1つの接続部8aを備えると共に、他端面にハー
ネスコネクタ10と同じ構造の1つの接続部8bを備え
ている。そして、上記夫々の接続部8a,8bの間は直
結されている。つまり、電源ケーブル3の一対の電源線
と接地線とが夫々接続部8bの備える3極の端子に連結
されている。さらに、各ブロック1a〜1cの両端面に
は夫々ハーネスコネクタ10と同じ構造の2つの接続部
8bを備え、各ブロック1a〜1cの内部ではこれら接
続部8bの端子に上述した用途に応じて電源ケーブル3
から供給される電力を分岐して供給してある。なお、ゾ
ーンプルボックス1の接続部8a,8bの構造は周知の
ハーネスコネクタ10及びハーネスプラグ11の構造か
ら容易に理解されるので詳細な説明は省略する。
【0011】ここで、1つのブロック(本実施例の場合
にはブロック1a)の接続部8aには電源ケーブル3の
先端に取り付けられたハーネスコネクタ10が着脱自在
に接続され、この接続部8aに対応する上面に設けられ
たロック体80によりハーネスコネクタ10の抜けを防
止する構造になっており、ロック体80の操作でハーネ
スコネクタ10を外すこともできる構造となっている。
【0012】そして、その他のブロック1b,1cの接
続部8aには夫々ブロック1a,1bの他端面の接続部
8bが接続され、これにより各ブロック1a〜1cが一
体に連結され、電源ケーブル3からの電力がブロック1
b,1cに供給される。次に、延長ケーブル4と配線器
具5が備える器具ケーブル6との夫々の先端に取り付け
られるハーネスコネクタ10及びハーネスプラグ11に
ついて説明する。本実施例では延長ケーブル4の器具ケ
ーブル6と接続される側にハーネスコネクタ10を取り
付けると共に、コンセントや引掛シーリング等の配線器
具5の器具ケーブル6の先端にハーネスプラグ11を取
り付けてある。
【0013】ハーネスプラグ11は先端に凹部を穿設し
てあり、この凹部内に3本の栓刃を備え、ハーネスコネ
クタ10は先端に上記ハーネスプラグ11の凹部に嵌合
される突部が形成され、この突部の先端面に形成された
栓刃挿入孔を通して挿入されるハーネスプラグ11の栓
刃が接続される刃受ばねを内部に備えている。そして、
このハーネスプラグ11の上面にはハーネスコネクタ1
0の連結状態を固定するロック片12を備え、このロッ
ク片12を押圧した場合に上記ハーネスコネクタ10の
固定状態を解除してハーネスコネクタ10を外すことが
できる。なお、これらハーネスコネクタ10及びハーネ
スプラグ11も周知のものであるので、詳細な説明は省
略する。
【0014】ところで、この種の屋内配線においては誤
配線を行う恐れがある。そこで、本実施例のゾーンプル
ボックス1の接続部8b、延長ケーブル4のハーネスコ
ネクタ10とハーネスプラグ11及び器具ケーブル6の
ハーネスプラグ11は使用用途に応じて形状の異なるも
のを使用してある。つまり、図1のブロック1bあるい
はブロック1cに示すように、コンセント等の配線器具
5に接続される接続部8bと、スイッチ9に接続される
接続部8b’とで形状を異ならせ、さらにコンセント等
の配線器具5に接続される接続部8bに関しては逆差し
を防止するように2状の縦溝を形成してある。このよう
にすれば、現場における誤配線を防止できる。
【0015】本実施例のようにゾーンプルボックス1を
用いると、電源ケーブル3や延長ケーブル4をハーネス
接続で接続でき、またハーネスコネクタ10及びハーネ
スプラグ11を用いて延長ケーブル4と器具ケーブル6
との接続を行うと、従来のようにケーブルの段剥きなど
の作業を伴う配線器具と配線ケーブルとの接続を行わず
に済み、配線器具5との接続も容易となり、結線作業も
容易となる。つまり、部屋の間取りや配線器具5の設置
箇所が決まっているマンションなどにおいて、予め決ま
った長さの延長ケーブル4を用意しておきさえすれば、
現場ではハーネスコネクタ10とハーネスプラグ11と
の接続を行うだけでよいので、結線作業が容易となるの
である。また、上記ゾーンプルボックス1を屋内の各所
に予め設置しておき、長さの異なる延長ケーブル4を予
め用意しておけば、屋内配線を自在に行うことができ、
部屋の間取りの変更や配線器具の設置場所を変更する場
合等にも容易に対応させることができる。
【0016】ところで、上述の説明においては天井配線
により屋内配線を行う場合について説明したが、本発明
は事務所などで適用されるいわゆるシステムフロアと呼
ばれる二重床構造の床などを用いた床配線や壁面を用い
た配線などにも適用でき、さらにはOAパネル等の什器
内の内部配線にも応用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、分電盤から電源
ケーブルによって給電される電源を分岐するゾーンプル
ボックスを屋内の各所に設け、このゾーンプルボックス
にハーネス接続により延長ケーブルを接続すると共に、
配線器具が備える器具ケーブルと延長ケーブルとをハー
ネス接続で接続し、上記電源ケーブルのゾーンプルボッ
クスとの接続をハーネス接続とし、上記ゾーンプルボッ
クスが、電源ラインを分岐して送り配線するものと、送
り配線、負荷接続用の配線器具及びこの負荷の制御用の
スイッチを夫々接続するもの、あるいは負荷接続用の配
線器具及びこの負荷の制御用の複数のスイッチを夫々接
続するものなどの各種のものをブロック化し、それら各
ブロックを連結して一体化するので、延長ケーブル及び
器具ケーブルとの接続をハーネス接続として結線作業を
容易にでき、またゾーンプルボックスを屋内の各所に予
め配置しておけば、延長ケーブルでゾーンプルボックス
と配線器具との間を中継する形で屋内配線を自在に行う
ことができ、部屋の間取りの変更や配線器具の設置場所
の変更に容易に対応させることができる利点がある。
た、電源ケーブルのゾーンボックスとの接続をハーネス
接続とすると、電源ケーブルの接続も容易になり、さら
に屋内配線を容易に行える。さらに、上記ゾーンプルボ
ックスが、電源ラインを分岐して送り配線するものと、
送り配線、負荷接続用の配線器具及びこの負荷の制御用
のスイッチを夫々接続するもの、あるいは負荷接続用の
配線器具及びこの負荷の制御用の複数のスイッチを夫々
接続するものなどの各種のものをブロック化し、それら
各ブロックを連結して一体化すると、屋内配線形態に応
じて各ブロックを自在に入替えて使用でき、多様な屋内
配線にも対応できる利点がある。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の屋内配線方法を示す説明図
である。
【図2】(a),(b)は夫々同上に用いる延長ケーブ
ルの説明図である。
【図3】従来の屋内配線に用いられるブランチケーブル
の斜視図である。
【符号の説明】
1 ゾーンプルボックス 1a〜1c ブロック 3 電源ケーブル 4 延長ケーブル 5 配線器具 6 器具ケーブル 7 負荷 9 スイッチ 10 ハーネスコネクタ 11 ハーネスプラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H02G 3/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分電盤から電源ケーブルによって給電さ
    れる電源を分岐するゾーンプルボックスを屋内の各所に
    設け、このゾーンプルボックスにハーネス接続により延
    長ケーブルを接続すると共に、配線器具が備える器具ケ
    ーブルと延長ケーブルとをハーネス接続で接続し、上記
    電源ケーブルのゾーンプルボックスとの接続をハーネス
    接続とし、上記ゾーンプルボックスが、電源ラインを分
    岐して送り配線するものと、送り配線、負荷接続用の配
    線器具及びこの負荷の制御用のスイッチを夫々接続する
    もの、あるいは負荷接続用の配線器具及びこの負荷の制
    御用の複数のスイッチを夫々接続するものなどの各種の
    ものをブロック化し、それら各ブロックを連結して一体
    化することを特徴とする屋内配線方法。
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