JP2899220B2 - 直天ユニットケ−ブル - Google Patents
直天ユニットケ−ブルInfo
- Publication number
- JP2899220B2 JP2899220B2 JP6275666A JP27566694A JP2899220B2 JP 2899220 B2 JP2899220 B2 JP 2899220B2 JP 6275666 A JP6275666 A JP 6275666A JP 27566694 A JP27566694 A JP 27566694A JP 2899220 B2 JP2899220 B2 JP 2899220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- synthetic resin
- resin container
- unit cable
- conduit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集合住宅等におい
て、天井部を構成するコンクリ−ト中に埋設される埋込
みボックスに適用される直天ユニットケ−ブルに係るも
のである。
て、天井部を構成するコンクリ−ト中に埋設される埋込
みボックスに適用される直天ユニットケ−ブルに係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅等において、ケ−ブルを
布設する空間がないコンクリ−トスラブから成る天井の
場合には、電線管と埋込みボックスをコンクリ−トスラ
ブ中に埋設したのち、電線管に平型ケ−ブルや絶縁電線
等を通線し、埋込みボックスの外側でケ−ブル等の余長
をとり、結線図に従い、他のケ−ブル等と結線し、その
接続部とケ−ブル等の余長を、埋込みボックスに収納し
ていた。
布設する空間がないコンクリ−トスラブから成る天井の
場合には、電線管と埋込みボックスをコンクリ−トスラ
ブ中に埋設したのち、電線管に平型ケ−ブルや絶縁電線
等を通線し、埋込みボックスの外側でケ−ブル等の余長
をとり、結線図に従い、他のケ−ブル等と結線し、その
接続部とケ−ブル等の余長を、埋込みボックスに収納し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の技
術では、電線管及び埋込みボックス埋設作業、ケ−ブル
等の通線作業、結線作業等を各作業工程の進捗状況に応
じて、その都度作業のために、その度毎に、同一現場に
出向く必要があった。
術では、電線管及び埋込みボックス埋設作業、ケ−ブル
等の通線作業、結線作業等を各作業工程の進捗状況に応
じて、その都度作業のために、その度毎に、同一現場に
出向く必要があった。
【0004】室内の間仕切りができた段階で、室内造作
用の仮設照明等用のために仮設ケ−ブルを新たに布設
し、建築物の完成後には、仮設ケ−ブルを撤去する必要
があった。
用の仮設照明等用のために仮設ケ−ブルを新たに布設
し、建築物の完成後には、仮設ケ−ブルを撤去する必要
があった。
【0005】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、前記作業を一括して実施でき、かつ仮設
ケ−ブルを布設する必要がない直天ユニットケ−ブルの
提供を目的とするものである。
されたもので、前記作業を一括して実施でき、かつ仮設
ケ−ブルを布設する必要がない直天ユニットケ−ブルの
提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】所定の長さに切断した所
要数のケ−ブルを結線図に従い、結線し、導体接続部を
合成樹脂製容器に収納し、該合成樹脂製容器に防水絶縁
樹脂を注入硬化させ、さらに余長になるケ−ブル部のシ
−スを合成樹脂製容器の直上で剥ぎ取って成るユニット
ケ−ブルを、一端に、埋め込みボックスに装着が可能な
アタッチメントを取り付けた所定の長さの電線管に、合
成樹脂製容器がアタッチメントの外側に位置するように
挿通する。
要数のケ−ブルを結線図に従い、結線し、導体接続部を
合成樹脂製容器に収納し、該合成樹脂製容器に防水絶縁
樹脂を注入硬化させ、さらに余長になるケ−ブル部のシ
−スを合成樹脂製容器の直上で剥ぎ取って成るユニット
ケ−ブルを、一端に、埋め込みボックスに装着が可能な
アタッチメントを取り付けた所定の長さの電線管に、合
成樹脂製容器がアタッチメントの外側に位置するように
挿通する。
【0007】
【作用】すでに必要な回路結線がなされ、電線管に挿通
されているので、現場では、合成樹脂製容器とシ−スを
剥ぎ取られた余長部を、埋め込みボックス内に収納し、
電線管のアッタチメントを、埋込みボックスに装着する
ことにより全て作業が一度に終了する。
されているので、現場では、合成樹脂製容器とシ−スを
剥ぎ取られた余長部を、埋め込みボックス内に収納し、
電線管のアッタチメントを、埋込みボックスに装着する
ことにより全て作業が一度に終了する。
【0008】前記のユニットケ−ブルから仮設用の電源
を確保できるので、仮設ケ−ブルを新たに布設する必要
がなく、仮設ケ−ブルの布設工事及び撤去工事を省略で
き、また仮設ケ−ブルの調達も不要になる。
を確保できるので、仮設ケ−ブルを新たに布設する必要
がなく、仮設ケ−ブルの布設工事及び撤去工事を省略で
き、また仮設ケ−ブルの調達も不要になる。
【0009】
【実施例】この発明の実施の一例を示す図面について説
明するに、室数や電気製品、それらの設置場所等に応じ
て、選択、計尺切断された所要数の平型ビニル絶縁ビニ
ルシ−スケ−ブル等のケ−ブル1を結線図に従い、導体
相互を結線した導体接続部2をビニル、ポリエチレン等
から成る合成樹脂製容器3に収納し、この合成樹脂製容
器3に熱硬化性エポキシ樹脂等の防水絶縁樹脂4を注入
し、硬化させ、さらに余長になるケ−ブル部のシ−スを
合成樹脂製容器3の直上で適宜長Lだけ剥ぎ取り、ユニ
ットケ−ブル5を構成する。なお、通常使用されている
埋込みボックス6においては、現場における多くの実用
例から、シ−スを剥ぎ取る適宜長Lは5乃至30cmが
適当である。
明するに、室数や電気製品、それらの設置場所等に応じ
て、選択、計尺切断された所要数の平型ビニル絶縁ビニ
ルシ−スケ−ブル等のケ−ブル1を結線図に従い、導体
相互を結線した導体接続部2をビニル、ポリエチレン等
から成る合成樹脂製容器3に収納し、この合成樹脂製容
器3に熱硬化性エポキシ樹脂等の防水絶縁樹脂4を注入
し、硬化させ、さらに余長になるケ−ブル部のシ−スを
合成樹脂製容器3の直上で適宜長Lだけ剥ぎ取り、ユニ
ットケ−ブル5を構成する。なお、通常使用されている
埋込みボックス6においては、現場における多くの実用
例から、シ−スを剥ぎ取る適宜長Lは5乃至30cmが
適当である。
【0010】次に、ユニットケ−ブル5を構成する複数
のケ−ブル1の内、行き先が同じケ−ブル1を、一端
に、埋め込みボックス6に装着が可能なアタッチメント
7を取り付けた所定の長さの電線管8に、前記の合成樹
脂製容器3がアタッチメント7の外側に位置するように
挿通する。
のケ−ブル1の内、行き先が同じケ−ブル1を、一端
に、埋め込みボックス6に装着が可能なアタッチメント
7を取り付けた所定の長さの電線管8に、前記の合成樹
脂製容器3がアタッチメント7の外側に位置するように
挿通する。
【0011】なお、ユニットケ−ブル5を構成する複数
個のケ−ブル1のうち、電源ケ−ブルとして使用される
ケ−ブルに給電することにより集合住宅の各階における
仮設電源を確保することができる。
個のケ−ブル1のうち、電源ケ−ブルとして使用される
ケ−ブルに給電することにより集合住宅の各階における
仮設電源を確保することができる。
【0012】図4は、本願の直天ユニットケ−ブルを、
埋め込みボックス6に装着し、コンクリ−トスラブ9に
埋め込んだ状態の一実施例を示す。ケ−ブルシ−スを剥
ぎ取った余長部分は、可撓性があるので、適当に曲げ
て、埋め込みボックス6内に納められている。図4にお
いて、下側に一本だけ引き出されたケ−ブル1が、例え
ば、仮設照明用ケ−ブル等として使用することができ
る。
埋め込みボックス6に装着し、コンクリ−トスラブ9に
埋め込んだ状態の一実施例を示す。ケ−ブルシ−スを剥
ぎ取った余長部分は、可撓性があるので、適当に曲げ
て、埋め込みボックス6内に納められている。図4にお
いて、下側に一本だけ引き出されたケ−ブル1が、例え
ば、仮設照明用ケ−ブル等として使用することができ
る。
【0013】室内における大工、左官工事用等に必要な
照明用等の電源は、前記のユニットケ−ブル5の電源ケ
−ブルに給電し、電灯用ケ−ブルに照明器具等を取り付
けることにより確保できる。
照明用等の電源は、前記のユニットケ−ブル5の電源ケ
−ブルに給電し、電灯用ケ−ブルに照明器具等を取り付
けることにより確保できる。
【0014】なお、前記のアッタチメント7の構造は、
それが装着される埋め込みボックス6の構造により決ま
り、限定的なものではない。電線管8は、通称CD管と
呼称される可撓プラスチック管が広く使用されている。
それが装着される埋め込みボックス6の構造により決ま
り、限定的なものではない。電線管8は、通称CD管と
呼称される可撓プラスチック管が広く使用されている。
【0015】
【効果】この発明は上述のように構成されているので、
次のような効果を呈する。
次のような効果を呈する。
【0016】現場におけるケ−ブルの電線管への通線作
業を省略できる。
業を省略できる。
【0017】現場におけるけ−ブルの結作業を省略でき
る。
る。
【0018】仮設電源用ケ−ブルの布設、撤去作業が不
要になる。
要になる。
【0019】現場におけるケ−ブル長の測定、切断作業
が不要になる。
が不要になる。
【0020】品質管理が行き届いた専門工場において、
回路構成のための導体接続がなされ、かつ水密処理が十
分に施されるので、接続部の信頼性が向上する。
回路構成のための導体接続がなされ、かつ水密処理が十
分に施されるので、接続部の信頼性が向上する。
【0021】ケ−ブルの余長を最小限に抑えることがで
きる。この発明は以上のように、実用上、顕著な効果を
有し、その工業的利用価値は高い。
きる。この発明は以上のように、実用上、顕著な効果を
有し、その工業的利用価値は高い。
【図1】本発明のユニットケ−ブルの一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】ユニットケ−ブルを電線管に通線した状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】埋め込みボックスの一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の使用状態の一例を示す断面図である。
1 ケ−ブル 2 接続部 3 合成樹脂製容器 4 防水絶縁樹脂 5 ユニットケ−ブル 6 埋め込みボックス 7 アタッチメント 8 電線管 9 コンクリ−トスラブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02G 3/28 H02G 3/28 C (72)発明者 高田 敏夫 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−333442(JP,A) 特開 平6−225422(JP,A) 特開 平6−78433(JP,A) 特開 平6−223613(JP,A) 特開 昭58−54810(JP,A) 実開 平4−93426(JP,U) 実開 平4−35616(JP,U) 実開 平1−64912(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】所定の長さに切断した所要数のケ−ブルを
結線図にしたがって結線し、導体接続部を合成樹脂製容
器に収納し、該合成樹脂製容器に防水絶縁樹脂を注入硬
化させ、さらに余長になるケ−ブル部のシ−スを合成樹
脂製容器の直上で剥ぎ取って成るユニットケ−ブルを、
一端に、埋め込みボックスに装着が可能なアタッチメン
トを取り付けた所定の長さの電線管に、合成樹脂製容器
がアタッチメントの外側に位置するように挿通したこと
を特徴とする直天ユニットケ−ブル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275666A JP2899220B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 直天ユニットケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6275666A JP2899220B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 直天ユニットケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08116614A JPH08116614A (ja) | 1996-05-07 |
JP2899220B2 true JP2899220B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=17558664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6275666A Expired - Fee Related JP2899220B2 (ja) | 1994-10-13 | 1994-10-13 | 直天ユニットケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2899220B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-13 JP JP6275666A patent/JP2899220B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08116614A (ja) | 1996-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |