JPH07111717A - 屋内配線器具 - Google Patents
屋内配線器具Info
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- JPH07111717A JPH07111717A JP5254006A JP25400693A JPH07111717A JP H07111717 A JPH07111717 A JP H07111717A JP 5254006 A JP5254006 A JP 5254006A JP 25400693 A JP25400693 A JP 25400693A JP H07111717 A JPH07111717 A JP H07111717A
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- terminal
- adapter
- cable
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線器具の取り付け及び変更や、端末器具の
機能変更に柔軟に対応し、さらに、屋内配線作業を容易
にし、かつ、誤配線を防止する。 【構成】 分電盤1からの電源ケーブル2が分岐アダプ
タ15の速結端子部18へ速結接続され、配線ケーブル
23,24が、照明器具用に結線がされている分岐器具
20の速結端子21に速結接続される。次に、分岐器具
20が分岐アダプタ15に装着される。そして、配線ケ
ーブル23の他端が照明器具7のローゼット8に接続さ
れ、配線ケーブル24の他端が端末配線器具取り付け用
アダプタ26の速結端子29に速結接続されて、端末配
線器具31が端末配線器具取り付け用アダプタ26に装
着される。タンブラスイッチ35のデザイン等の変更
や、人感スイッチ等の自動点灯スイッチへの変更は、屋
内配線を変えることなく、端末配線器具31を取り替え
のみでよい。
機能変更に柔軟に対応し、さらに、屋内配線作業を容易
にし、かつ、誤配線を防止する。 【構成】 分電盤1からの電源ケーブル2が分岐アダプ
タ15の速結端子部18へ速結接続され、配線ケーブル
23,24が、照明器具用に結線がされている分岐器具
20の速結端子21に速結接続される。次に、分岐器具
20が分岐アダプタ15に装着される。そして、配線ケ
ーブル23の他端が照明器具7のローゼット8に接続さ
れ、配線ケーブル24の他端が端末配線器具取り付け用
アダプタ26の速結端子29に速結接続されて、端末配
線器具31が端末配線器具取り付け用アダプタ26に装
着される。タンブラスイッチ35のデザイン等の変更
や、人感スイッチ等の自動点灯スイッチへの変更は、屋
内配線を変えることなく、端末配線器具31を取り替え
のみでよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅等の建物の分電
盤からの電源を各部へ配電する際に用いられる屋内配線
器具に関する。
盤からの電源を各部へ配電する際に用いられる屋内配線
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内配線は、図11に示すよう
に、分電盤1からの電源ケーブル2を、柱や梁等の住宅
構造部材3等に隠蔽して取り付けられたジョイントボッ
クス4内において、リングスリーブ5(または、差し込
みコネクタ)等により分岐結線し、各端末器具に必要な
配線ケーブル6,6を分岐することにより行なわれる。
該配線ケーブル6,6には、スイッチ、ローゼット、ま
たはコンセント等の配線器具が接続される。図示の例で
は、分岐された配線ケーブル6は、照明器具7のローゼ
ット8に接続されると共に、上記照明器具7を点灯/消
灯するためのスイッチ9に設けられた差し込み端子10
(あるいは、ネジ式端子)等に接続される。また、スイ
ッチ9は、はさみ金具11等により壁12に固定され
る。
に、分電盤1からの電源ケーブル2を、柱や梁等の住宅
構造部材3等に隠蔽して取り付けられたジョイントボッ
クス4内において、リングスリーブ5(または、差し込
みコネクタ)等により分岐結線し、各端末器具に必要な
配線ケーブル6,6を分岐することにより行なわれる。
該配線ケーブル6,6には、スイッチ、ローゼット、ま
たはコンセント等の配線器具が接続される。図示の例で
は、分岐された配線ケーブル6は、照明器具7のローゼ
ット8に接続されると共に、上記照明器具7を点灯/消
灯するためのスイッチ9に設けられた差し込み端子10
(あるいは、ネジ式端子)等に接続される。また、スイ
ッチ9は、はさみ金具11等により壁12に固定され
る。
【0003】また、例えば、特開平4−325814号
公報に記載されているように、予め結線したジョイント
ボックスを複数種用意し、配線器具(スイッチ、ローゼ
ット、コンセント等)に対応した結線がされているジョ
イントボックスを用いて配線を分岐する方式が知られて
いる。この方式では、分電盤からの電源ケーブルによっ
て給電される電源を分岐するジョイントボックスを屋内
の各所に設け、このジョイントボックスに接続される電
源ケーブルと複数本の配線ケーブルとを速結方式で接続
し、該配線ケーブルと配線器具が備える複数本の器具ケ
ーブルとをハーネスにより接続する。
公報に記載されているように、予め結線したジョイント
ボックスを複数種用意し、配線器具(スイッチ、ローゼ
ット、コンセント等)に対応した結線がされているジョ
イントボックスを用いて配線を分岐する方式が知られて
いる。この方式では、分電盤からの電源ケーブルによっ
て給電される電源を分岐するジョイントボックスを屋内
の各所に設け、このジョイントボックスに接続される電
源ケーブルと複数本の配線ケーブルとを速結方式で接続
し、該配線ケーブルと配線器具が備える複数本の器具ケ
ーブルとをハーネスにより接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したジ
ョイントボックス内で配線を分岐する屋内配線器具で
は、ジョイントボックス4内で結線されるため、スイッ
チ等のデザイン変更や、機能変更に伴う器具の取り替え
が困難である。また、ジョイントボックス4内の結線作
業は、配線器具の種類毎に異なるため、作業が複雑にな
り、誤結線の原因となる。さらに、配線器具毎に配線の
種類が異なるため、器具配線の取り付けが混乱するとい
う問題が生じる。
ョイントボックス内で配線を分岐する屋内配線器具で
は、ジョイントボックス4内で結線されるため、スイッ
チ等のデザイン変更や、機能変更に伴う器具の取り替え
が困難である。また、ジョイントボックス4内の結線作
業は、配線器具の種類毎に異なるため、作業が複雑にな
り、誤結線の原因となる。さらに、配線器具毎に配線の
種類が異なるため、器具配線の取り付けが混乱するとい
う問題が生じる。
【0005】また、複数種のジョイントボックスを用い
る屋内配線器具では、配線器具の取り付け作業が、配線
ケーブル及び器具ケーブルへのハーネス取り付け、配線
器具結線、ハーネス接続、器具取り付けと非常に作業量
が多くなるという欠点を有する。また、配線器具を取り
替える場合には、ケーブルに取り付けられたハーネスを
付け替えるか、配線器具の結線を付け替える必要があり
作業量が多くなる。さらに、同様の理由により、配線器
具の機能変更が困難である。また、配線器具の種類によ
り、配線ケーブルの本数が異なり、使用するハーネスの
形状や、個数が異なるため、各部の接続において混乱
し、作業ミス(誤結線)が生じるという問題が生じる。
る屋内配線器具では、配線器具の取り付け作業が、配線
ケーブル及び器具ケーブルへのハーネス取り付け、配線
器具結線、ハーネス接続、器具取り付けと非常に作業量
が多くなるという欠点を有する。また、配線器具を取り
替える場合には、ケーブルに取り付けられたハーネスを
付け替えるか、配線器具の結線を付け替える必要があり
作業量が多くなる。さらに、同様の理由により、配線器
具の機能変更が困難である。また、配線器具の種類によ
り、配線ケーブルの本数が異なり、使用するハーネスの
形状や、個数が異なるため、各部の接続において混乱
し、作業ミス(誤結線)が生じるという問題が生じる。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、配線器具の取り付け及び機能変更に柔軟に対応
でき、さらに、配線作業を簡易化でき、かつ、作業ミス
(誤結線)を防止できる屋内配線器具を提供することを
目的としている。
もので、配線器具の取り付け及び機能変更に柔軟に対応
でき、さらに、配線作業を簡易化でき、かつ、作業ミス
(誤結線)を防止できる屋内配線器具を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、天井・壁・床・収
納内部等に取り付けられ、少なくとも、分電盤からの電
源ケーブルが接続される第1のアダプタと、予め内部結
線されていると共に、前記第1のアダプタに着脱可能で
あって、前記第1のアダプタに嵌合することにより、前
記電源ケーブルによって給電される電源を前記内部結線
に応じて複数の配線ケーブルに分岐する分岐手段と、天
井・壁・床・収納内部等に取り付けられ、前記配線ケー
ブルが接続される第2のアダプタと、前記第2のアダプ
タに嵌合することにより、前記配線ケーブルによって給
電される電源を室内側へ取り込む端末配線器具とを具備
することを特徴としている。
るために、請求項1記載の発明では、天井・壁・床・収
納内部等に取り付けられ、少なくとも、分電盤からの電
源ケーブルが接続される第1のアダプタと、予め内部結
線されていると共に、前記第1のアダプタに着脱可能で
あって、前記第1のアダプタに嵌合することにより、前
記電源ケーブルによって給電される電源を前記内部結線
に応じて複数の配線ケーブルに分岐する分岐手段と、天
井・壁・床・収納内部等に取り付けられ、前記配線ケー
ブルが接続される第2のアダプタと、前記第2のアダプ
タに嵌合することにより、前記配線ケーブルによって給
電される電源を室内側へ取り込む端末配線器具とを具備
することを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明では、前記端末
配線器具は、少なくとも、前記第2のアダプタに接続さ
れた配線ケーブルに対応する電気器具の電源供給をオン
/オフ制御する電路開閉器を備えることを特徴としてい
る。
配線器具は、少なくとも、前記第2のアダプタに接続さ
れた配線ケーブルに対応する電気器具の電源供給をオン
/オフ制御する電路開閉器を備えることを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項3記載の発明では、前記第1
のアダプタ及び前記第2のアダプタは、前記配線ケーブ
ル以外に、前記電源が供給される電気器具を制御する制
御情報を伝達するための制御ケーブルが接続可能である
ことを特徴としている。
のアダプタ及び前記第2のアダプタは、前記配線ケーブ
ル以外に、前記電源が供給される電気器具を制御する制
御情報を伝達するための制御ケーブルが接続可能である
ことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明では、前記第1のアダ
プタと前記分岐手段、及び前記第2のアダプタと前記端
末配線器具は、各々、嵌合方式を同一仕様とし、前記分
岐手段及び前記端末配線器具は、内部結線もしくは内部
回路構成が異なる複数の種類からなり、それぞれにおい
て異なる種類のものと交換可能であることを特徴として
いる。
プタと前記分岐手段、及び前記第2のアダプタと前記端
末配線器具は、各々、嵌合方式を同一仕様とし、前記分
岐手段及び前記端末配線器具は、内部結線もしくは内部
回路構成が異なる複数の種類からなり、それぞれにおい
て異なる種類のものと交換可能であることを特徴として
いる。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、端末配線器具の
種類に応じて取り付ける配線ケーブルの配線を変える必
要がないため、配線作業が容易になり、かつ、作業ミス
(誤結線)を防止できる。
種類に応じて取り付ける配線ケーブルの配線を変える必
要がないため、配線作業が容易になり、かつ、作業ミス
(誤結線)を防止できる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、電気
器具や電路開閉器の機能に変更が生じても、端末配線器
具の種類に応じて取り付ける配線ケーブルの配線を変え
る必要がなく、端末配線器具を変えるだけで容易に対応
できる。
器具や電路開閉器の機能に変更が生じても、端末配線器
具の種類に応じて取り付ける配線ケーブルの配線を変え
る必要がなく、端末配線器具を変えるだけで容易に対応
できる。
【0013】また、請求項3記載の発明によれば、電気
器具や電路開閉器の機能がアップしても、分岐手段もし
くは端末配線器具を変えるだけで容易に対応できる。
器具や電路開閉器の機能がアップしても、分岐手段もし
くは端末配線器具を変えるだけで容易に対応できる。
【0014】また、請求項4記載の発明によれば、端末
配線器具の取り付け及び変更が非常に容易にでき、ま
た、分岐手段も容易に変更できるため、照明制御等の電
気器具の機能アップや、機能変更が容易に行なえると共
に、端末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケーブ
ルや、配線を変える必要がないため、配線作業が容易に
なり、かつ、作業ミス(誤結線)を防止できる。
配線器具の取り付け及び変更が非常に容易にでき、ま
た、分岐手段も容易に変更できるため、照明制御等の電
気器具の機能アップや、機能変更が容易に行なえると共
に、端末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケーブ
ルや、配線を変える必要がないため、配線作業が容易に
なり、かつ、作業ミス(誤結線)を防止できる。
【0015】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。 ◇第1の実施例 図1は、この発明の第1の実施例の配線器具による屋内
配線を示す概略構成図である。図において、分電盤1
は、図示しない配電盤から導出された幹線から所定の配
線器具に配線を分岐するものであり、各分岐回路毎に図
示しない分岐開閉器が設けられている。ただし、配電盤
を備えず、直接、引き込み線を分電盤へ接続する場合も
ある。なお、以下の説明では、説明を簡単にするため
に、1つの分岐回路の配線のみを示している。
て説明する。 ◇第1の実施例 図1は、この発明の第1の実施例の配線器具による屋内
配線を示す概略構成図である。図において、分電盤1
は、図示しない配電盤から導出された幹線から所定の配
線器具に配線を分岐するものであり、各分岐回路毎に図
示しない分岐開閉器が設けられている。ただし、配電盤
を備えず、直接、引き込み線を分電盤へ接続する場合も
ある。なお、以下の説明では、説明を簡単にするため
に、1つの分岐回路の配線のみを示している。
【0016】次に、分岐アダプタ15は、ケース部1
6、ソケット部17及び速結端子部18よりなる。ケー
ス部16は、壁面に設けられた所定の取り付け穴に挿入
され、例えば、フランジ部16a,16aがねじ等によ
って壁面に係止されることにより固定される。このケー
ス部16の底面には、室内側に上記ソケット部17が設
けられており、室外(壁内)側に上記速結端子部18が
設けられている。ソケット部17は凹形状をしており、
このソケット部17には、複数条のブスバー17aが装
着されている。各ブスバー17aには、いくつもの分岐
端子が突出していて、これら分岐端子は、ソケット部1
7の凹部に収納された状態で外部に露出している。ブス
バー17aと上記速結端子部18とは電気的に接続され
ており、さらに、速結端子部には、上記分電盤1から導
出される分岐回路の電源コード2が差し込み接続(以
下、速結接続という)されている。
6、ソケット部17及び速結端子部18よりなる。ケー
ス部16は、壁面に設けられた所定の取り付け穴に挿入
され、例えば、フランジ部16a,16aがねじ等によ
って壁面に係止されることにより固定される。このケー
ス部16の底面には、室内側に上記ソケット部17が設
けられており、室外(壁内)側に上記速結端子部18が
設けられている。ソケット部17は凹形状をしており、
このソケット部17には、複数条のブスバー17aが装
着されている。各ブスバー17aには、いくつもの分岐
端子が突出していて、これら分岐端子は、ソケット部1
7の凹部に収納された状態で外部に露出している。ブス
バー17aと上記速結端子部18とは電気的に接続され
ており、さらに、速結端子部には、上記分電盤1から導
出される分岐回路の電源コード2が差し込み接続(以
下、速結接続という)されている。
【0017】次に、分岐器具(照明配線用)20は、そ
の裏面(室外側)に、速結端子部21とプラグ部22と
を備えている。速結端子部21は、2系統の端子部を有
しており、一方の端子部は、照明器具等の負荷へ電力を
供給するための1対の端子からなり、他方の端子部は、
負荷への電力供給をオン/オフするスイッチ回路を接続
するための1対の端子からなる。上記一方の端子部には
配線ケーブル23の一端が速結接続されており、該配線
ケーブル23の他端は、この実施例では、照明器具7の
ローゼット8に接続されている。また、上記他方の端子
部には、配線ケーブル24の一端が速結接続されてい
る。
の裏面(室外側)に、速結端子部21とプラグ部22と
を備えている。速結端子部21は、2系統の端子部を有
しており、一方の端子部は、照明器具等の負荷へ電力を
供給するための1対の端子からなり、他方の端子部は、
負荷への電力供給をオン/オフするスイッチ回路を接続
するための1対の端子からなる。上記一方の端子部には
配線ケーブル23の一端が速結接続されており、該配線
ケーブル23の他端は、この実施例では、照明器具7の
ローゼット8に接続されている。また、上記他方の端子
部には、配線ケーブル24の一端が速結接続されてい
る。
【0018】また、上記分岐器具20のプラグ部22は
凸形状をしており、その凸部には端子25が露出して設
けられている。このプラグ部22は、分岐器具20が上
記分岐アダプタ15のケース部16に装着されると、上
記分岐アダプタ16のソケット部17に嵌合するように
なっており、これによって、プラグ部22の端子25
と、ソケット部17のブスバー17aとが電気的に接続
される。この分岐器具20と分岐アダプタ16とは、必
要に応じて自在に着脱できるようになっている。
凸形状をしており、その凸部には端子25が露出して設
けられている。このプラグ部22は、分岐器具20が上
記分岐アダプタ15のケース部16に装着されると、上
記分岐アダプタ16のソケット部17に嵌合するように
なっており、これによって、プラグ部22の端子25
と、ソケット部17のブスバー17aとが電気的に接続
される。この分岐器具20と分岐アダプタ16とは、必
要に応じて自在に着脱できるようになっている。
【0019】ここで、図2を参照して上記分岐器具の内
部結線について説明する。図2は分岐器具20の内部結
線の一例を示す結線図である。図において、速結端子部
21の一方の端子部21aの端子21a1は、プラグ部
22の端子25aへ接続されており、同端子部21aの
端子21a2は、他方の端子部21bの端子21b1に接
続されている。また、速結端子部21における他方の端
子部21bの端子21b2は、プラグ部25の端子25
bへ接続されている。
部結線について説明する。図2は分岐器具20の内部結
線の一例を示す結線図である。図において、速結端子部
21の一方の端子部21aの端子21a1は、プラグ部
22の端子25aへ接続されており、同端子部21aの
端子21a2は、他方の端子部21bの端子21b1に接
続されている。また、速結端子部21における他方の端
子部21bの端子21b2は、プラグ部25の端子25
bへ接続されている。
【0020】次に、図1に示す端末配線器具取り付け用
アダプタ26は、上述した分岐アダプタ15と同様に、
ケース部27、ソケット部28及び速結端子部29から
なる。ケース部27は、壁面に設けられた所定の取り付
け穴に挿入され、例えば、フランジ部27a,27aが
ねじ等によって壁面に係止されることにより固定され
る。このケース部27の底面には、室内側に上記ソケッ
ト部28が設けられており、室外(壁内)側に上記速結
端子部29が設けられている。ソケット部28は凹形状
をしており、このソケット部28には、複数条のブスバ
ー28aが装着されている。各ブスバー28aには、い
くつもの分岐端子が突出していて、これら分岐端子は、
ソケット部28の凹部に収納された状態で外部に露出し
ている。ブスバー28aと上記速結端子部29とは電気
的に接続されており、さらに、速結端子部29には、上
記プラグ部20の速結端子部21に接続された配線ケー
ブル24の他端が速結接続されている。
アダプタ26は、上述した分岐アダプタ15と同様に、
ケース部27、ソケット部28及び速結端子部29から
なる。ケース部27は、壁面に設けられた所定の取り付
け穴に挿入され、例えば、フランジ部27a,27aが
ねじ等によって壁面に係止されることにより固定され
る。このケース部27の底面には、室内側に上記ソケッ
ト部28が設けられており、室外(壁内)側に上記速結
端子部29が設けられている。ソケット部28は凹形状
をしており、このソケット部28には、複数条のブスバ
ー28aが装着されている。各ブスバー28aには、い
くつもの分岐端子が突出していて、これら分岐端子は、
ソケット部28の凹部に収納された状態で外部に露出し
ている。ブスバー28aと上記速結端子部29とは電気
的に接続されており、さらに、速結端子部29には、上
記プラグ部20の速結端子部21に接続された配線ケー
ブル24の他端が速結接続されている。
【0021】次に、端末配線器具(スイッチ用)31
は、その裏面(室外側)にプラグ部32を備えている。
プラグ部32は凸形状をしており、その凸部には1対の
端子33が露出して設けられている。このプラグ部32
は、端末配線器具31が端末配線器具取り付け用アダプ
タ26のケース部27に装着されると、ソケット部28
に嵌合するようになっており、これによって、プラグ部
32の端子33と、ソケット部28のブスバー28aと
が電気的に接続される。ここで、図3を参照して上記端
末配線器具31の内部結線について説明する。図3は端
末配線器具31の内部結線の一例を示す結線図である。
図において、プラグ部32の端子32aはタンブラスイ
ッチ35の一端に接続され、同プラグ部32の端子32
bはタンブラスイッチ35の他端に接続されている。
は、その裏面(室外側)にプラグ部32を備えている。
プラグ部32は凸形状をしており、その凸部には1対の
端子33が露出して設けられている。このプラグ部32
は、端末配線器具31が端末配線器具取り付け用アダプ
タ26のケース部27に装着されると、ソケット部28
に嵌合するようになっており、これによって、プラグ部
32の端子33と、ソケット部28のブスバー28aと
が電気的に接続される。ここで、図3を参照して上記端
末配線器具31の内部結線について説明する。図3は端
末配線器具31の内部結線の一例を示す結線図である。
図において、プラグ部32の端子32aはタンブラスイ
ッチ35の一端に接続され、同プラグ部32の端子32
bはタンブラスイッチ35の他端に接続されている。
【0022】上述した構成において、屋内配線作業は次
のように行なわれる。まず、分電盤1からの電源ケーブ
ル2が分岐アダプタ15の速結端子部18へ速結接続さ
れ、続いて、配線ケーブル23,24が、照明器具用に
結線がされている分岐器具20の速結端子21に差し込
まれることにより速結接続され、分岐器具20が分岐ア
ダプタ15に装着される。そして、配線ケーブル23の
他端が照明器具7のローゼット8に接続され、配線ケー
ブル24の他端が端末配線器具取り付け用アダプタ26
の速結端子29に速結接続されて、端末配線器具31が
端末配線器具取り付け用アダプタ26に装着される。こ
の結果、電源ケーブル2により供給される電力は、端末
配線器具31に設けられたタンブラスイッチ35を介し
て照明器具7に給電される。タンブラスイッチ35のデ
ザイン等の変更や、人感スイッチ等の自動点灯スイッチ
への変更は、屋内配線を変えることなく、端末配線器具
31を取り替えのみでよい。端末配線器具31は、その
プラグ部32を端末配線器具取り付け用アダプタ26の
ソケット部28に嵌合しているだけであるので、容易に
取り替えることができる。
のように行なわれる。まず、分電盤1からの電源ケーブ
ル2が分岐アダプタ15の速結端子部18へ速結接続さ
れ、続いて、配線ケーブル23,24が、照明器具用に
結線がされている分岐器具20の速結端子21に差し込
まれることにより速結接続され、分岐器具20が分岐ア
ダプタ15に装着される。そして、配線ケーブル23の
他端が照明器具7のローゼット8に接続され、配線ケー
ブル24の他端が端末配線器具取り付け用アダプタ26
の速結端子29に速結接続されて、端末配線器具31が
端末配線器具取り付け用アダプタ26に装着される。こ
の結果、電源ケーブル2により供給される電力は、端末
配線器具31に設けられたタンブラスイッチ35を介し
て照明器具7に給電される。タンブラスイッチ35のデ
ザイン等の変更や、人感スイッチ等の自動点灯スイッチ
への変更は、屋内配線を変えることなく、端末配線器具
31を取り替えのみでよい。端末配線器具31は、その
プラグ部32を端末配線器具取り付け用アダプタ26の
ソケット部28に嵌合しているだけであるので、容易に
取り替えることができる。
【0023】なお、図2及び図3に示す内部結線は、1
台の照明器具7を1個のタンブラスイッチ35によって
点灯/消灯させる場合の結線例であり、これに限定され
ることなく、配線器具の種類に応じて結線を変えてもよ
い。
台の照明器具7を1個のタンブラスイッチ35によって
点灯/消灯させる場合の結線例であり、これに限定され
ることなく、配線器具の種類に応じて結線を変えてもよ
い。
【0024】◇第2の実施例 次に、図4は、この発明の第2の実施例の配線器具によ
る屋内配線を示す略構成図である。なお、図において、
図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略
する。分岐アダプタ35は、断面がコ字形状であって、
壁面に設けられた所定の取り付け穴に開口部を室内側に
して挿入され、例えば、フランジ部35a,35aがね
じ等によって壁面に係止されることにより固定される。
上記分岐アダプタ35には、その底面の室内側に、電圧
分岐用端子36、機器用端子37及び制御情報分岐用端
子38からなるソケット部39が設けられている。ま
た、分岐アダプタ35には、その底面の室外側に、上記
電圧分岐用端子36、機器用端子37及び制御情報分岐
用端子38に対応して、電源分岐用速結端子40、機器
用速結端子41及び制御情報分岐用速結端子42からな
る速結端子部43が設けられている。上記ソケット部3
9の各端子と、これに対応する速結端子部43の各端子
とは電気的に接続されている。
る屋内配線を示す略構成図である。なお、図において、
図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略
する。分岐アダプタ35は、断面がコ字形状であって、
壁面に設けられた所定の取り付け穴に開口部を室内側に
して挿入され、例えば、フランジ部35a,35aがね
じ等によって壁面に係止されることにより固定される。
上記分岐アダプタ35には、その底面の室内側に、電圧
分岐用端子36、機器用端子37及び制御情報分岐用端
子38からなるソケット部39が設けられている。ま
た、分岐アダプタ35には、その底面の室外側に、上記
電圧分岐用端子36、機器用端子37及び制御情報分岐
用端子38に対応して、電源分岐用速結端子40、機器
用速結端子41及び制御情報分岐用速結端子42からな
る速結端子部43が設けられている。上記ソケット部3
9の各端子と、これに対応する速結端子部43の各端子
とは電気的に接続されている。
【0025】ここで、図5を参照して上記分岐アダプタ
35について説明する。図5は正面(室内側)から見た
分岐アダプタ35の構成の一例を示す概略透視図であ
る。図において、分岐アダプタ35には、4つの分岐ア
ダプタ35a,35b,35c,35dが設けられてお
り、分岐アダプタ35a〜35d毎に、電源分岐用端子
40a〜40d、機器用端子41a〜41d及び制御情
報分岐用端子42a〜42dが備えられている。また、
分岐アダプタ35a〜35dには、上記電圧分岐用端
子、機器用端子及び制御情報分岐用端子毎に、差し込み
口45,45,…が設けられており、該差し込み口4
5,45,…を介して後述する分岐器具のブレードが挿
入されるようになっている。また、図では、分岐アダプ
タ35の裏面側に設けられた各種速結端子43及びそれ
らの結線を破線で示している。
35について説明する。図5は正面(室内側)から見た
分岐アダプタ35の構成の一例を示す概略透視図であ
る。図において、分岐アダプタ35には、4つの分岐ア
ダプタ35a,35b,35c,35dが設けられてお
り、分岐アダプタ35a〜35d毎に、電源分岐用端子
40a〜40d、機器用端子41a〜41d及び制御情
報分岐用端子42a〜42dが備えられている。また、
分岐アダプタ35a〜35dには、上記電圧分岐用端
子、機器用端子及び制御情報分岐用端子毎に、差し込み
口45,45,…が設けられており、該差し込み口4
5,45,…を介して後述する分岐器具のブレードが挿
入されるようになっている。また、図では、分岐アダプ
タ35の裏面側に設けられた各種速結端子43及びそれ
らの結線を破線で示している。
【0026】図示するように、この分岐アダプタの裏面
には、図面に向って左側に、5つの制御情報分岐用速結
端子42が設けられており、これら制御情報分岐用速結
端子42と各分岐アダプタ35a〜35dの制御情報分
岐用端子42a〜42dとは銅片からなるブスバーによ
り並列接続されている。また、分岐アダプタ35の裏
面、図面に向って右側には、5つの電源分岐用速結端子
40が設けられており、これら電源分岐用速結端子40
と各分岐アダプタ35a〜35dの電源分岐用端子40
a〜40dとはブスバーにより並列接続されている。ま
た、機器用端子41a〜41dの各々には機器用速結端
子41が個別に設けられている。したがって、この分岐
アダプタ35では、4つの配線器具の結線を行なえるよ
うになっている。
には、図面に向って左側に、5つの制御情報分岐用速結
端子42が設けられており、これら制御情報分岐用速結
端子42と各分岐アダプタ35a〜35dの制御情報分
岐用端子42a〜42dとは銅片からなるブスバーによ
り並列接続されている。また、分岐アダプタ35の裏
面、図面に向って右側には、5つの電源分岐用速結端子
40が設けられており、これら電源分岐用速結端子40
と各分岐アダプタ35a〜35dの電源分岐用端子40
a〜40dとはブスバーにより並列接続されている。ま
た、機器用端子41a〜41dの各々には機器用速結端
子41が個別に設けられている。したがって、この分岐
アダプタ35では、4つの配線器具の結線を行なえるよ
うになっている。
【0027】次に、図4に示す分岐器具(照明配線用)
46は、その裏面に、分岐器具プラグ部47を備えてい
る。この分岐器具プラグ部47には、電源接続用端子4
8、機器接続用端子49及び制御情報接続用端子50が
設けられている。図6は、上記分岐器具46の裏面外観
を示す斜視図である。電源接続用端子48、機器接続用
端子49及び制御情報接続用端子50は、各々、平板状
の1対のブレード48a,48b、49a,49b、5
0a,50bからなり、分岐器具46が上述した分岐ア
ダプタ35に装着されると、前述した差し込み口45,
45,…を介して、分岐アダプタ35のソケット部39
の対応する各端子に嵌合するようになっており、これに
よって、分岐器具プラグ部47の各端子とソケット部3
9の各端子とが電気的に接続される。上述したように、
この第2の実施例における分岐アダプタ35には、図5
に示すように、4つの分岐アダプタ35a〜35dが設
けられているので、図6に示すような分岐器具46を4
個、装着できるようになっている。
46は、その裏面に、分岐器具プラグ部47を備えてい
る。この分岐器具プラグ部47には、電源接続用端子4
8、機器接続用端子49及び制御情報接続用端子50が
設けられている。図6は、上記分岐器具46の裏面外観
を示す斜視図である。電源接続用端子48、機器接続用
端子49及び制御情報接続用端子50は、各々、平板状
の1対のブレード48a,48b、49a,49b、5
0a,50bからなり、分岐器具46が上述した分岐ア
ダプタ35に装着されると、前述した差し込み口45,
45,…を介して、分岐アダプタ35のソケット部39
の対応する各端子に嵌合するようになっており、これに
よって、分岐器具プラグ部47の各端子とソケット部3
9の各端子とが電気的に接続される。上述したように、
この第2の実施例における分岐アダプタ35には、図5
に示すように、4つの分岐アダプタ35a〜35dが設
けられているので、図6に示すような分岐器具46を4
個、装着できるようになっている。
【0028】ここで、図9を参照して上記分岐器具46
の内部構成について説明する。図9は分岐器具の内部構
成の一例を示すブロック図である。図において、電源回
路52は、電源接続用端子(ブレード48a,48b)
48を介して給電される交流電圧を所定の直流電圧に変
換し、直流電源としてCPU55へ供給する。次に、リ
レー53は、端末配線器具への給電のオン/オフを制御
するものであり、その接点の一端は上記電源接続用端子
48のブレード48aに接続され、同接点の他端は機器
接続用端子49のブレード49bに接続されている。ま
た、上記電源接続用端子48のブレード48bは、機器
接続用端子49のブレード49aに接続されている。
の内部構成について説明する。図9は分岐器具の内部構
成の一例を示すブロック図である。図において、電源回
路52は、電源接続用端子(ブレード48a,48b)
48を介して給電される交流電圧を所定の直流電圧に変
換し、直流電源としてCPU55へ供給する。次に、リ
レー53は、端末配線器具への給電のオン/オフを制御
するものであり、その接点の一端は上記電源接続用端子
48のブレード48aに接続され、同接点の他端は機器
接続用端子49のブレード49bに接続されている。ま
た、上記電源接続用端子48のブレード48bは、機器
接続用端子49のブレード49aに接続されている。
【0029】次に、ドライバレシーバ54は、制御情報
接続用端子(ブレード50a,50b)50から供給さ
れる制御情報を受信し、この制御情報をCPU55へ出
力する。CPU55は、上記電源回路52により駆動さ
れ、上記ドライバレシーバ54から供給される制御情報
(デジタル)に従って、リレー53の励磁、非励磁を制
御するようになっている。
接続用端子(ブレード50a,50b)50から供給さ
れる制御情報を受信し、この制御情報をCPU55へ出
力する。CPU55は、上記電源回路52により駆動さ
れ、上記ドライバレシーバ54から供給される制御情報
(デジタル)に従って、リレー53の励磁、非励磁を制
御するようになっている。
【0030】次に、図4に示す端末配線器具取り付け用
アダプタ58は、上述した分岐アダプタ35と同様に、
断面がコ字形状であって、壁面に設けられた所定の取り
付け穴に挿入され、例えば、フランジ部58a,58a
がねじ等によって壁面に係止されることにより固定され
る。上記端末配線器具取り付け用アダプタ58には、そ
の底面の室内側に、配線ケーブル接続用端子59及び制
御情報ケーブル接続用端子60からなるソケット部61
が設けられている。また、端末配線器具取り付け用アダ
プタ58には、その底面の室外側(壁内側)に、上記配
線ケーブル接続用端子59、制御情報ケーブル接続用端
子60に対応して、配線ケーブル接続用速結端子61及
び制御情報ケーブル接続用速結端子62からなる速結端
子部63が設けられている。上記ソケット部61の各端
子と、これに対応する速結端子部63の各端子とは電気
的に接続されている。
アダプタ58は、上述した分岐アダプタ35と同様に、
断面がコ字形状であって、壁面に設けられた所定の取り
付け穴に挿入され、例えば、フランジ部58a,58a
がねじ等によって壁面に係止されることにより固定され
る。上記端末配線器具取り付け用アダプタ58には、そ
の底面の室内側に、配線ケーブル接続用端子59及び制
御情報ケーブル接続用端子60からなるソケット部61
が設けられている。また、端末配線器具取り付け用アダ
プタ58には、その底面の室外側(壁内側)に、上記配
線ケーブル接続用端子59、制御情報ケーブル接続用端
子60に対応して、配線ケーブル接続用速結端子61及
び制御情報ケーブル接続用速結端子62からなる速結端
子部63が設けられている。上記ソケット部61の各端
子と、これに対応する速結端子部63の各端子とは電気
的に接続されている。
【0031】ここで、図7を参照して端末配線器具取り
付け用アダプタ58について説明する。図7は、正面
(室内側)から見た端末配線器具取り付け用アダプタ5
8の構成の一例を示す概略図である。図において、端末
配線器具取り付け用アダプタ58のソケット部61に
は、配線ケーブル接続用端子59及び制御情報ケーブル
接続用端子60毎に、差し込み口65,65が設けられ
ている。該差し込み口65,65を介して後述する端末
配線器具68のブレードが挿入される。
付け用アダプタ58について説明する。図7は、正面
(室内側)から見た端末配線器具取り付け用アダプタ5
8の構成の一例を示す概略図である。図において、端末
配線器具取り付け用アダプタ58のソケット部61に
は、配線ケーブル接続用端子59及び制御情報ケーブル
接続用端子60毎に、差し込み口65,65が設けられ
ている。該差し込み口65,65を介して後述する端末
配線器具68のブレードが挿入される。
【0032】次に、図4に示す端末配線器具(スイッチ
用)68は、その裏面にプラグ部69を備えている。図
8(a)は、上記端末配線器具68の正面外観を示す斜
視図であり、図8(b)は、同端末配線器具68の裏面
外観を示す斜視図である。図8(a)に示すように、端
末配線器具68の正面(室内側)には、タンブラスイッ
チ70が設けられている。また、端末配線器具68の裏
面(室外側)には、前述した端末配線器具取り付け用ア
ダプタ58のソケット部61の差し込み口65,65に
対応した位置に2対のブレード69a,69bが設けら
れている。各ブレード69a,69bは、所定の間隔を
有する平板状の電極からなり、端末配線器具68が端末
配線器具取り付け用アダプタ58に装着されると、上記
端末配線器具取り付け用アダプタ58の差し込み口6
5,65を介して各端子に嵌合するようになっている。
これによって、プラグ部69の各端子とソケット部61
の各端子とが電気的に接続される。
用)68は、その裏面にプラグ部69を備えている。図
8(a)は、上記端末配線器具68の正面外観を示す斜
視図であり、図8(b)は、同端末配線器具68の裏面
外観を示す斜視図である。図8(a)に示すように、端
末配線器具68の正面(室内側)には、タンブラスイッ
チ70が設けられている。また、端末配線器具68の裏
面(室外側)には、前述した端末配線器具取り付け用ア
ダプタ58のソケット部61の差し込み口65,65に
対応した位置に2対のブレード69a,69bが設けら
れている。各ブレード69a,69bは、所定の間隔を
有する平板状の電極からなり、端末配線器具68が端末
配線器具取り付け用アダプタ58に装着されると、上記
端末配線器具取り付け用アダプタ58の差し込み口6
5,65を介して各端子に嵌合するようになっている。
これによって、プラグ部69の各端子とソケット部61
の各端子とが電気的に接続される。
【0033】ここで、図10を参照して上記端末配線器
具68の回路構成について説明する。図10は端末配線
器具68の回路構成の一例を示すブロック図である。図
において、電源回路71は、ブレード69aを介して給
電される交流電圧を所定の直流電圧に変換し、直流電源
としてCPU72へ供給する。また、CPU72は、上
記電源回路71から供給される電源により駆動し、タン
ブラスイッチ70のオン/オフを検出し、これを制御情
報として、上記ドライバトランスファ73へ供給するよ
うになっている。ドライバトランスファ73は、CPU
72から供給される制御情報をブレード69bへ出力す
る。
具68の回路構成について説明する。図10は端末配線
器具68の回路構成の一例を示すブロック図である。図
において、電源回路71は、ブレード69aを介して給
電される交流電圧を所定の直流電圧に変換し、直流電源
としてCPU72へ供給する。また、CPU72は、上
記電源回路71から供給される電源により駆動し、タン
ブラスイッチ70のオン/オフを検出し、これを制御情
報として、上記ドライバトランスファ73へ供給するよ
うになっている。ドライバトランスファ73は、CPU
72から供給される制御情報をブレード69bへ出力す
る。
【0034】上述した構成において、屋内配線作業は次
のように行なわれる。まず、電源ケーブル2が分岐アダ
プタ35の電源分岐用速結端子40へ速結接続され、続
いて、同電源分岐用速結端子40と、端末配線器具取り
付け用アダプタ58の配線ケーブル接続用速結端子61
とが配線ケーブル24によって速結接続される。そし
て、分岐アダプタ35の機器用速結端子41と、照明器
具7のローゼット8とが配線ケーブル23によって接続
され、分岐アダプタ35の制御情報分岐用速結端子42
と、端末配線器具取り付け用アダプタ58の情報制御ケ
ーブル接続用速結端子62とが制御ケーブル80によっ
て速結接続される。次に、図9に示す回路構成の分岐器
具9が分岐アダプタ35に装着され、図10に示す回路
構成の端末配線器具10が端末配線器具取り付け用アダ
プタ58に装着される。
のように行なわれる。まず、電源ケーブル2が分岐アダ
プタ35の電源分岐用速結端子40へ速結接続され、続
いて、同電源分岐用速結端子40と、端末配線器具取り
付け用アダプタ58の配線ケーブル接続用速結端子61
とが配線ケーブル24によって速結接続される。そし
て、分岐アダプタ35の機器用速結端子41と、照明器
具7のローゼット8とが配線ケーブル23によって接続
され、分岐アダプタ35の制御情報分岐用速結端子42
と、端末配線器具取り付け用アダプタ58の情報制御ケ
ーブル接続用速結端子62とが制御ケーブル80によっ
て速結接続される。次に、図9に示す回路構成の分岐器
具9が分岐アダプタ35に装着され、図10に示す回路
構成の端末配線器具10が端末配線器具取り付け用アダ
プタ58に装着される。
【0035】この結果、分岐器具46では、電源回路5
2によりCPU55に電力が供給されると共に、端末配
線器具68では、電源回路71によりCPU72に電力
が供給される。ここで、タンブラスイッチ70がオン/
オフ操作されると、端末配線器具68のCPU72は、
上記タンブラスイッチ70のオン/オフ情報を制御情報
として、ドライバトランスファ73へ供給し、該ドライ
バトランスファ73は、制御情報を制御ケーブル80を
介して、分岐器具46内のドライバレシーバ54へ供給
する。分岐器具46では、CPU55がドライバレシー
バ54によって受信された制御情報に応じて、リレー5
3を励磁もしくは非励磁制御する。リレー53が励磁さ
れると、分岐アダプタ35の電源分岐用速結端子40に
給電されていた電力は、ソケット部39の電源分岐用端
子36−分岐器具46の電源接続用端子48−リレー5
3−機器接続用端子49−ソケット部39の機器用端子
37−機器用速結端子41−配線ケーブル23を介し
て、照明器具7に給電される。また、リレー53の励磁
が断たれると、リレー53の接点がオフとなるため、照
明器具7への給電が停止する。
2によりCPU55に電力が供給されると共に、端末配
線器具68では、電源回路71によりCPU72に電力
が供給される。ここで、タンブラスイッチ70がオン/
オフ操作されると、端末配線器具68のCPU72は、
上記タンブラスイッチ70のオン/オフ情報を制御情報
として、ドライバトランスファ73へ供給し、該ドライ
バトランスファ73は、制御情報を制御ケーブル80を
介して、分岐器具46内のドライバレシーバ54へ供給
する。分岐器具46では、CPU55がドライバレシー
バ54によって受信された制御情報に応じて、リレー5
3を励磁もしくは非励磁制御する。リレー53が励磁さ
れると、分岐アダプタ35の電源分岐用速結端子40に
給電されていた電力は、ソケット部39の電源分岐用端
子36−分岐器具46の電源接続用端子48−リレー5
3−機器接続用端子49−ソケット部39の機器用端子
37−機器用速結端子41−配線ケーブル23を介し
て、照明器具7に給電される。また、リレー53の励磁
が断たれると、リレー53の接点がオフとなるため、照
明器具7への給電が停止する。
【0036】このような屋内配線において、端末配線器
具取付用アダプタ58と端末配線器具68との接続は、
端末配線器具68の機能が異なっても、その制御情報を
伝達する制御情報接続用端子60と電源の供給を行なう
電源接続用端子59とが接続されればよく、例えば、図
8(b)に示すように標準化して設ければよい。これに
より、スイッチのデザイン等の変更や、3路スイッチへ
の変更、人感スイッチ等の自動点灯スイッチへの変更、
スイッチへのコンセント追加等は、屋内配線の付け替え
なしで、端末配線器具68の取り替えのみで可能とな
る。同様にして、分岐アダプタ35及び分岐器具46に
ついても、図5及び図7に示すように、標準化できる。
なお、図9及び図10に示す内部構成は、1台の照明器
具を1個のタンブラスイッチによって点灯/消灯させる
場合の回路構成例であり、これに限定されることなく、
端末器具や、配線器具の種類に応じて回路構成を変えて
もよい。
具取付用アダプタ58と端末配線器具68との接続は、
端末配線器具68の機能が異なっても、その制御情報を
伝達する制御情報接続用端子60と電源の供給を行なう
電源接続用端子59とが接続されればよく、例えば、図
8(b)に示すように標準化して設ければよい。これに
より、スイッチのデザイン等の変更や、3路スイッチへ
の変更、人感スイッチ等の自動点灯スイッチへの変更、
スイッチへのコンセント追加等は、屋内配線の付け替え
なしで、端末配線器具68の取り替えのみで可能とな
る。同様にして、分岐アダプタ35及び分岐器具46に
ついても、図5及び図7に示すように、標準化できる。
なお、図9及び図10に示す内部構成は、1台の照明器
具を1個のタンブラスイッチによって点灯/消灯させる
場合の回路構成例であり、これに限定されることなく、
端末器具や、配線器具の種類に応じて回路構成を変えて
もよい。
【0037】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこれら第1及び第2の
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれ
る。例えば、分岐器具もしくは端末配線器具におけるプ
ラグ部(ブレード)の形状は、平板状に限らず、他の形
状、例えば、円筒形状でもよく、さらに、その位置、あ
るいは方向等も、対称、同方向に配設する必要はなく、
非対称、異方向に配設してもよい。特に、端子の形状を
変えたり、端子の配設位置を非対称とすることで、装着
方向を間違えることがなくなる。
詳述してきたが、具体的な構成はこれら第1及び第2の
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれ
る。例えば、分岐器具もしくは端末配線器具におけるプ
ラグ部(ブレード)の形状は、平板状に限らず、他の形
状、例えば、円筒形状でもよく、さらに、その位置、あ
るいは方向等も、対称、同方向に配設する必要はなく、
非対称、異方向に配設してもよい。特に、端子の形状を
変えたり、端子の配設位置を非対称とすることで、装着
方向を間違えることがなくなる。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、天井・壁・床・収納内部等に取り付けら
れ、少なくとも、分電盤からの電源ケーブルが接続され
る第1のアダプタと、予め内部結線されていると共に、
前記第1のアダプタに着脱可能であって、前記第1のア
ダプタに嵌合することにより、前記電源ケーブルによっ
て給電される電源を前記内部結線に応じて複数の配線ケ
ーブルに分岐する分岐手段と、天井・壁・床・収納内部
等に取り付けられ、前記配線ケーブルが接続される第2
のアダプタと、前記第2のアダプタに嵌合することによ
り、前記配線ケーブルによって給電される電源を室内側
へ取り込む端末配線器具とを具備するようにしたため、
端末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケーブルの
配線を変える必要がないため、配線作業が容易になり、
かつ、作業ミス(誤結線)が防止できるという利点が得
られる。
発明によれば、天井・壁・床・収納内部等に取り付けら
れ、少なくとも、分電盤からの電源ケーブルが接続され
る第1のアダプタと、予め内部結線されていると共に、
前記第1のアダプタに着脱可能であって、前記第1のア
ダプタに嵌合することにより、前記電源ケーブルによっ
て給電される電源を前記内部結線に応じて複数の配線ケ
ーブルに分岐する分岐手段と、天井・壁・床・収納内部
等に取り付けられ、前記配線ケーブルが接続される第2
のアダプタと、前記第2のアダプタに嵌合することによ
り、前記配線ケーブルによって給電される電源を室内側
へ取り込む端末配線器具とを具備するようにしたため、
端末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケーブルの
配線を変える必要がないため、配線作業が容易になり、
かつ、作業ミス(誤結線)が防止できるという利点が得
られる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、前記
端末配線器具に、少なくとも、前記第2のアダプタに接
続された配線ケーブルに対応する電気器具の電源供給を
オン/オフ制御する電路開閉器を備えるようにしたた
め、電気器具や電路開閉器の機能に変更が生じても、端
末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケーブルの配
線を変える必要がなく、端末配線器具を変えるだけで容
易に対応できるという利点が得られる。
端末配線器具に、少なくとも、前記第2のアダプタに接
続された配線ケーブルに対応する電気器具の電源供給を
オン/オフ制御する電路開閉器を備えるようにしたた
め、電気器具や電路開閉器の機能に変更が生じても、端
末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケーブルの配
線を変える必要がなく、端末配線器具を変えるだけで容
易に対応できるという利点が得られる。
【0040】また、請求項3記載の発明によれば、前記
第1のアダプタ及び前記第2のアダプタに対して、前記
配線ケーブル以外に、前記電源が供給される電気器具を
制御する制御情報を伝達するための制御ケーブルを接続
可能としたため、電気器具や電路開閉器の機能がアップ
しても、分岐手段もしくは端末配線器具を変えるだけで
容易に対応できるという利点が得られる。
第1のアダプタ及び前記第2のアダプタに対して、前記
配線ケーブル以外に、前記電源が供給される電気器具を
制御する制御情報を伝達するための制御ケーブルを接続
可能としたため、電気器具や電路開閉器の機能がアップ
しても、分岐手段もしくは端末配線器具を変えるだけで
容易に対応できるという利点が得られる。
【0041】また、請求項4記載の発明によれば、前記
第1のアダプタと前記分岐手段、及び前記第2のアダプ
タと前記端末配線器具は、各々、嵌合方式を同一仕様と
し、前記分岐手段及び前記端末配線器具は、内部結線も
しくは内部回路構成が異なる複数の種類からなり、それ
ぞれにおいて異なる種類のものと交換可能としたため、
端末配線器具の取り付け及び変更が非常に容易にでき、
また、分岐手段も容易に変更できるため、照明制御等の
電気器具の機能アップや、機能変更が容易に行なえると
共に、端末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケー
ブルや、配線を変える必要がないため、配線作業が容易
になり、かつ、作業ミス(誤結線)を防止できるという
利点が得られる。
第1のアダプタと前記分岐手段、及び前記第2のアダプ
タと前記端末配線器具は、各々、嵌合方式を同一仕様と
し、前記分岐手段及び前記端末配線器具は、内部結線も
しくは内部回路構成が異なる複数の種類からなり、それ
ぞれにおいて異なる種類のものと交換可能としたため、
端末配線器具の取り付け及び変更が非常に容易にでき、
また、分岐手段も容易に変更できるため、照明制御等の
電気器具の機能アップや、機能変更が容易に行なえると
共に、端末配線器具の種類に応じて取り付ける配線ケー
ブルや、配線を変える必要がないため、配線作業が容易
になり、かつ、作業ミス(誤結線)を防止できるという
利点が得られる。
【図1】この発明の第1の実施例の配線器具による屋内
配線を示す略構成図である。
配線を示す略構成図である。
【図2】同実施例における分岐器具の内部結線の一例を
示す結線図である。
示す結線図である。
【図3】同実施例における端末配線器具の内部結線の一
例を示す結線図である。
例を示す結線図である。
【図4】この発明の第2の実施例の配線器具による屋内
配線を示す略構成図である。
配線を示す略構成図である。
【図5】同実施例における分岐アダプタの構成を示す概
略透視図である。
略透視図である。
【図6】同実施例における分岐器具の裏面外観を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】同実施例における端末配線器具取り付け用アダ
プタの構成を示す概略構成図である。
プタの構成を示す概略構成図である。
【図8】(a)は端末配線器具の正面外観を示す斜視図
であり、(b)は同端末配線器具の裏面外観を示す斜視
図である。
であり、(b)は同端末配線器具の裏面外観を示す斜視
図である。
【図9】同実施例における分岐器具の内部構成の一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図10】同実施例における端末配線器具の回路構成の
一例を示すブロック図である。
一例を示すブロック図である。
【図11】従来の配線器具による屋内配線を示す概略構
成図である。
成図である。
1 分電盤 2 電源ケーブル 15,35 分岐アダプタ(第1のアダプタ) 23,24 配線ケーブル 20,46 分岐器具(分岐手段) 26,58 端末配線器具取り付け用アダプタ(第2の
アダプタ) 31,68 端末配線器具 7 照明器具(電気器具) 35,70 タンブラスイッチ(電路開閉器) 80 制御ケーブル
アダプタ) 31,68 端末配線器具 7 照明器具(電気器具) 35,70 タンブラスイッチ(電路開閉器) 80 制御ケーブル
Claims (4)
- 【請求項1】 建物の屋内に取り付けられ、少なくと
も、分電盤からの電源ケーブルが接続される第1のアダ
プタと、 予め内部結線されていると共に、前記第1のアダプタに
着脱可能であって、前記第1のアダプタに嵌合すること
により、前記電源ケーブルによって給電される電源を前
記内部結線に応じて複数の配線ケーブルに分岐する分岐
手段と、 前記建物の屋内に取り付けられ、前記配線ケーブルが接
続される第2のアダプタと、 前記第2のアダプタに嵌合することにより、前記配線ケ
ーブルによって給電される電源を取り込む端末配線器具
とを備えてなることを特徴とする屋内配線器具。 - 【請求項2】 前記端末配線器具は、少なくとも、前記
第2のアダプタに接続された配線ケーブルに対応する電
気器具の電源供給をオン/オフ制御する電路開閉器を備
えてなることを特徴とする請求項1記載の屋内配線装
置。 - 【請求項3】 前記第1のアダプタ及び前記第2のアダ
プタは、前記配線ケーブル以外に、前記電源が供給され
る電気器具を制御する制御情報を伝達するための制御ケ
ーブルが接続可能であることを特徴とする請求項1記載
の屋内配線器具。 - 【請求項4】 前記第1のアダプタと前記分岐手段、及
び前記第2のアダプタと前記端末配線器具は、各々、嵌
合方式を同一仕様とし、前記分岐手段及び前記端末配線
器具は、内部結線もしくは内部回路構成が異なる複数の
種類からなり、それぞれにおいて異なる種類のものと交
換可能であることを特徴とする請求項1記載の屋内配線
器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254006A JPH07111717A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 屋内配線器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254006A JPH07111717A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 屋内配線器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111717A true JPH07111717A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17258955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5254006A Pending JPH07111717A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 屋内配線器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111717A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200492584Y1 (ko) * | 2020-03-24 | 2020-11-06 | (주)상건 | 배선 분기 겸용 텀블러 스위치 장치 |
WO2021194045A1 (ko) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | (주)상건 | 배선 분기 겸용 텀블러 스위치 장치 |
KR20210002182U (ko) * | 2020-03-24 | 2021-10-05 | (주)상건 | 배선 분기 겸용 텀블러 스위치 장치 |
KR20220056335A (ko) * | 2020-10-28 | 2022-05-06 | (주)상건 | 배선분기 일체형 텀블러 스위치 장치 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5254006A patent/JPH07111717A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200492584Y1 (ko) * | 2020-03-24 | 2020-11-06 | (주)상건 | 배선 분기 겸용 텀블러 스위치 장치 |
WO2021194045A1 (ko) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | (주)상건 | 배선 분기 겸용 텀블러 스위치 장치 |
KR20210002182U (ko) * | 2020-03-24 | 2021-10-05 | (주)상건 | 배선 분기 겸용 텀블러 스위치 장치 |
US12087520B2 (en) | 2020-03-24 | 2024-09-10 | Sang Geon Co., Ltd. | Wire distributor-combined tumbler switch device |
KR20220056335A (ko) * | 2020-10-28 | 2022-05-06 | (주)상건 | 배선분기 일체형 텀블러 스위치 장치 |
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