JP3425087B2 - 配線システム - Google Patents
配線システムInfo
- Publication number
- JP3425087B2 JP3425087B2 JP23596198A JP23596198A JP3425087B2 JP 3425087 B2 JP3425087 B2 JP 3425087B2 JP 23596198 A JP23596198 A JP 23596198A JP 23596198 A JP23596198 A JP 23596198A JP 3425087 B2 JP3425087 B2 JP 3425087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- wiring system
- wiring
- branch
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
の配線系に用いる配線システムに関するものである。
す配線システムあるいは図6に示す配線システムが採用
されている。図5に示す配線システムは、分電盤1内に
主幹ブレーカ11と複数個の分岐ブレーカ12とを設
け、主幹ブレーカ11の負荷側に接続した主線Lmを分
岐ブレーカ12を介して分岐し、分岐された各支線Lb
に適宜にアウトレット21を接続したものである。近年
では、オフィス内で使用する情報機器の増加に伴ってフ
リーアクセスフロアを用いた配線システムが広く普及し
てきており、床下に配線空間を形成することが多くなっ
ている。フリーアクセスフロアを用いた配線システム
は、オフィス内のレイアウトに応じて配線を自由に引き
回すことができるからレイアウトの変更などに対応しや
すいと考えられている。しかし、アウトレット21の位
置を変更したときには配線を引き回す経路も変更しなけ
ればならないから、結局はオフィス内に多数のアウトレ
ット21を設けておく必要がある。また、アウトレット
21までの配線が長い場合には配線の位置を変更するの
が非常に面倒である。つまり、オフィス内のレイアウト
変更に対応可能ではあるものの施工作業が面倒であるか
ら、従来はオフィス内のレイアウトが決定した後に配線
を敷設することが多かった。
mに接続したジョイントボックス22を建築時に適宜に
設置しておき、ジョイントボックス22に設けたコネク
タに着脱自在に接続されるプラグを備えたアウトレット
21を必要に応じて接続する配線システムが考えられて
いる。
ように、建築時に主線Lmを敷設するとともに主線Lm
にジョイントボックス22を接続しておき、オフィスの
レイアウトが決まってからアウトレット21を接続した
支線Lbをジョイントボックス22に接続するものであ
る。このような構成とすれば、ジョイントボックス22
までは位置が固定されているから建築時に先行配線して
おくことができ、レイアウトの変更時には配線器具に接
続された比較的短い支線Lbとジョイントボックス22
との接続関係を変更するだけになって配線が扱いやすく
なる。しかも、主線Lmおよびジョイントボックス22
は工場において予め接続された状態で出荷され、言わば
プレハブ化されている。支線Lbにはプラグ20が設け
られ、ジョイントボックス22に設けた分岐接続部とし
てのコネクタ23とプラグ20とを着脱することによ
り、接続関係を容易に変更することができるようにして
ある。アウトレット21にはブレーカを内蔵したものを
用いており、この配線システムでは分電盤1内には分岐
ブレーカが不要になっている。
1が支柱32によって床下地の上に支持されており、床
下地と床板31との間に形成された空間を配線空間とし
て主線Lm、支線Lb、ジョイントボックス22を収納
している。
た配線システムでは、オフィス内のレイアウト変更など
があっても、適宜位置のジョイントボックス22のコネ
クタ23とアウトレット21側のプラグ20との接続関
係を変更すれば、容易に対応することができる。しか
も、プラグ20に接続された支線Lbには一般にキャブ
タイヤケーブルが用いられており、比較的容易に引き回
すことができるから、アウトレット21を所望位置に配
置するのが容易である。その上、ブレーカがアウトレッ
ト21に内蔵されていることによって、情報機器の接続
系統をブレーカに対応付けて一括管理するのが容易にな
るという利点も備えている。
器には、人がオフィスにいないときにも通電しておかな
ければならないものと、人がオフィスにいるときにのみ
使用されるものとがある。前者にはファクシミリ、LA
Nのサーバなどがあり、後者には各自が使用するパーソ
ナルコンピュータなどがある。以下では、前者を連続配
線系、後者を執務配線系と呼ぶことにする。一般に執務
配線系は執務中以外には給電の必要がないから、人がい
ないときには電源供給を停止させるのが望ましい。つま
り、非使用時に執務配線系の給電を停止させることによ
って、情報機器の切り忘れなどによる無駄な電力消費を
抑制することができる。
線系と執務配線系とに分けるには、図8または図9に示
す構成が考えられる。図8に示す配線システムは、分電
盤1内において、主幹ブレーカ11の負荷側で主線Lm
を2系統に分離し、一方の系統を連続配線系S1、他方
の系統を執務配線系S2とするものであって、連続配線
系S1と執務配線系S2とにそれぞれ分岐ブレーカ12
を設けている。執務配線系S2は一括して開閉する必要
があるから、電磁接触器やリレーのような開閉器13を
主幹ブレーカ11と分岐ブレーカ12との間に挿入して
ある。また、図9に示す配線システムは、主幹ブレーカ
11に複数の分岐ブレーカ12を接続し、各分岐ブレー
カ12に接続された支線Lbにそれぞれ電磁接触器やリ
レーのような開閉器13を挿入したものである。この構
成では各支線Lbごとに電源の供給と停止とを行なうこ
とが可能になる。
ステムでは、図5に示した配線システムと同様にレイア
ウトの変更に対応可能であっても作業が面倒である。そ
の上、連続配線系S1と執務配線系S2とのアウトレッ
ト21はオフィス内で混在しており、アウトレット21
の場所や個数はレイアウトによって変化するから、レイ
アウトの変更に対して図5に示した配線システムと同程
度の対応を可能とするには、連続配線系S1と執務配線
系S2とにそれぞれ図5に示した配線システムと同程度
の個数の分岐ブレーカ12が必要になる。つまり、分岐
ブレーカ12の個数が2倍程度になり、結果的に分電盤
1が大型化したり配線系統が複雑になったりするという
問題が生じる。
ントボックス22を用いる配線システムにおいて連続配
線系S1と執務配線系S2とを設けるには、図10、図
11に示すような構成が考えられる。図10,図11に
示す配線システムも図8,図9に示す配線システムと同
様の技術を用いている。つまり、図10に示す配線シス
テムでは、主幹ブレーカ11に接続される主線Lmを2
系統に分離して、一方を連続配線系S1とし,他方には
開閉器13を挿入して執務配線系S2としている。ま
た、図11に示す配線システムでは、ジョイントボック
ス22により分岐された支線Lbの一部に開閉器13を
挿入し、複数の開閉器13を一括して開閉することによ
り執務配線系S2の開閉を一括して行なえるようにして
ある。
配線システムを採用すれば、レイアウト変更への対応は
容易になるが、図10に示す配線システムでは図8に示
した配線システムと同様に、2系統に分割していない場
合に比較してジョイントボックス22やアウトレット2
1がほぼ2倍必要になる。
ョイントボックス22とアウトレット21との間に開閉
器13を設けているから、執務配線系S2として用いる
アウトレット21の個数分の開閉器13が必要であって
開閉器13の個数が多くなり、しかも、開閉器13を床
下地と床板との間に形成された配線空間に収納するか
ら、配線施工が面倒になる。
あり、その目的は、比較的少ない配線用部材で2系統の
配線系を設けることができるようにし、しかも1つの開
閉器で少なくとも1系統の配線系を一括して開閉するこ
とを可能とし配線施工を容易にした配線システムを提供
することにある。
側に単相3線の主線が接続された主幹ブレーカと、主線
を接続する主線接続部および主線の中性線と一方の電圧
線とに電気的に接続された第1分岐接続部および主線の
中性線と他方の電圧線とに電気的に接続された第2分岐
接続部を備えたジョイントボックスと、第1分岐接続部
と第2分岐接続部とにそれぞれ接続される支線を介して
主線に電気的に接続されるアウトレットと、主幹ブレー
カとジョイントボックスとの間で少なくとも一方の電圧
線を開閉する開閉器とを備えるものである。この構成に
よれば、単相3線の2本の電圧線を別系統として扱い、
ジョイントボックスにおいて一方の電圧線を第1分岐接
続部に接続し、他方の電圧線を第2分岐接続部に接続し
たものであって、第1分岐接続部に接続したアウトレッ
トと第2分岐接続部に接続したアウトレットとを別の配
線系統として扱うことができる。しかも、両電圧線の少
なくとも一方を開閉器により開閉するから、開閉器で開
閉される電圧線に接続されている配線系統を一括して開
閉することができる。その結果、ジョイントボックスを
用いることでレイアウトの変更に容易に対応できること
に加えて、1系統分程度の配線部材で2系統の配線が可
能になるとともに、必要に応じて1系統の配線系を一括
して開閉することが可能になるのである。
て、前記開閉器が、外部信号により開閉されるものであ
る。この構成によれば、開閉器の配置場所によらず開閉
器を遠方制御することが可能になる。
2の発明において、前記ジョイントボックスの第1分岐
接続部および第2分岐接続部と前記アウトレットとに対
応付けて主線の2本の電圧線のうちのどちらに電気的に
接続されている系統かを示す表示部を設けたものであ
る。この構成によれば、表示部の表示内容に応じて系統
別を容易に認識することができ、誤結線の可能性を低減
することができる。
3の発明において、一方の電圧線により給電される電気
機器の使用領域内における人の存否に相当する信号を発
生する給電管理部を設け、人の不在に相当する信号が給
電管理部から発生すると前記一方の電圧線に設けた前記
開閉器が開放されるものである。この構成によれば、人
の存否に相当する信号によって1系統の配線系を開閉す
るから、この配線系を執務配線系としておけば執務中に
のみ使用する情報機器への給電を人の存否に応じて入切
することができ、人が不在であるときには執務配線系へ
の給電を停止させて電力の無駄な消費の可能性を低減す
ることができる。ここに、人の存否に相当する信号を発
生する給電管理部は、人感センサのように実際に人が存
在するか否かを検出するものだけに限らず、たとえば入
退室の管理をカードキーで行なう場合にはカードキーの
使用状態で室内の人の存否を判断することが可能であ
り、また空調装置のスイッチのオンオフを人の存否と対
応付けることも可能であり、さらには人の存在する時間
帯をタイマで管理しタイムスケジュールによって開閉器
を開閉してもよい。
4の発明において、前記開閉器が各電圧線にそれぞれ設
けられ、両開閉器が閉成される状態と、両開閉器が開放
される状態と、一方の開閉器のみが閉成される状態とを
選択可能としたものである。この構成によれば、ジョイ
ントボックスで分岐される2系統の配線系を連続配線
系,執務配線系のいずれにも使用することが可能にな
る。たとえば、両開閉器をともに開閉すれば2系統の配
線系を執務配線系として用いることができ、一方の開閉
器のみを開閉すればその配線系のみを執務配線系とし、
他方の配線系は開閉器を常時閉成しておけば連続配線系
として用いることができる。あるいはまた、一方の配線
系は開閉器を開放し、他方の配線系は開閉器を常時閉成
しておくことにより1系統のみを連続配線系に使用する
ことも可能である。このように開閉器の開閉状態の組み
合わせにより2系統の配線系をいろいろな形態で使用す
ることができる。
5の発明において、下地床の上に配線空間を介して床板
を敷設した二重床構造のフリーアクセスフロアを用い、
前記主線と前記支線と前記ジョイントボックスとを前記
配線空間に収納し、前記アウトレットを床板の上面に露
設したものである。この構成によれば、フリーアクセス
フロアを用いてジョイントボックスを配置するから、配
線洪水を生じることなく配線することができる。しか
も、ジョイントボックスを用いたことによりアウトレッ
トの位置の自由度が高く、レイアウトの変更にも容易に
対応することができる。
1内において主幹ブレーカ11の負荷側に接続された主
線Lmの2本の電圧線L1,L2にそれぞれ開閉器13
a,13bを挿入したものである。開閉器13a,13
bは電磁接触器ないしリレーであって、給電制御部とし
ての制御ユニット14a,14bを通して各別に開閉さ
れるようになっている。制御ユニット14a,14b
は、外部信号を受けて開閉器13a,13bを制御する
ものであり、外部信号としては人感センサからの出力、
カードキーの使用状態、空調装置の運転・停止のスイッ
チの操作状態、タイマで管理されているタイムスケジュ
ールなどを用いることができる。あるいはまた、分電盤
1の外に設けた専用のスイッチを開閉器13a,13b
に直結して開閉器13a,13bの開閉を行なうもの
や、信号線を時分割多重伝送方式で伝送される信号を用
いてスイッチと負荷とを対応付けて制御するようにした
遠隔監視制御システムを用いて開閉器13a,13bの
開閉を行なうものなどであってもよい。ここに用いる遠
隔監視制御システムは、たとえば2線式の1つの信号線
上に親機となる伝送制御装置を接続するとともに子機と
なる複数台の端末器を分岐接続し、スイッチを設けた端
末器でスイッチが操作されると、伝送制御装置から送出
される伝送信号に同期して端末器からスイッチの操作情
報を伝送制御装置に伝送し、その後、伝送制御装置から
スイッチの操作情報に応じた制御信号を他の端末器に伝
送して、他の端末器に接続された負荷を制御するように
したものである。したがって、開閉器13a,13bを
負荷とすれば、開閉器13a,13bの遠方制御が可能
になるのである。
続され、一方の電圧線L1,L2と中性線Nと接地線G
NDとの3線が電気的に接続されたコネクタ23を4個
備えている。また、主線Lmは単相3線であって、ジョ
イントボックス22の内部配線では、図2に示すよう
に、中性線Nといずれか一方の電圧線L1,L2と接地
線GNDとを組にしてコネクタ23に接続してある。図
示例ではコネクタ23は4個設けられ、そのうち2個は
電圧線L1が接続され、残りの2個は電圧線L2が接続
される。つまり、各コネクタ23では両電圧線L1,L
2を用いて200Vを取り出すことはできないようにし
てある。ところで、図示するジョイントボックス22
は、直方体状のケースを有し(図7参照)、長手方向の
両端面に主線Lmが接続される主線接続部24を備えて
いる。主線接続部24はいわゆる速結端子構造を有し、
主線接続部24に形成した端子孔に主線Lmの芯線を差
し込むと、板ばねを用いて形成した鎖錠ばねが芯線に弾
接するとともに鎖錠ばねの先端縁が芯線に食い込むこと
によって主線Lmの電気的接続および抜け止めがなされ
る。ジョイントボックス22にも受けた2つの主線接続
部24はジョイントボックス22の内部では互いに接続
されており、両主線接続部24に接続した2本の主線L
mを電気的に接続するようになっている。つまり、一方
の主線Lmを主幹ブレーカ11側とし、他方の主線Lm
を送り配線とすることができる。
の幅方向の両側面に2個ずつで合計4個設けられてい
る。一方の側面の2個のコネクタ23は電圧線L1に接
続され、他方の側面の2個のコネクタ23は電圧線L2
に接続される。したがって、主線Lmに対して左右のコ
ネクタ23は互いに異なる電圧線L1,L2に接続され
ることになる。つまり、一方の電圧線L1に接続された
コネクタ23は第1分岐接続部として機能し、他方の電
圧線L2に接続されたコネクタ23は第2分岐接続部と
して機能する。上述したように、各電圧線L1,L2に
はそれぞれ開閉器13a,13bが挿入されているか
ら、開閉器13a,13bの開閉に応じて各ジョイント
ボックス22の2個ずつのコネクタ23への電圧の印加
と非印加とを選択することができる。
ケーブルを1系統だけ用いながらも、ジョイントボック
ス22に設けたコネクタ23を2系統に分けて給電を制
御することができるのであって、多くの配線部材を用い
ることなく配線系を2系統とすることができる。しか
も、開閉器13a,13bによって各配線系への電源の
供給と停止とを選択することができるから、開閉器13
a,13bの開閉状態に応じて各配線系を連続配線系と
執務配線系とのいずれにも用いることが可能になる。
の両方を開放すれば全系統を執務配線系として用いたこ
とになり、一方のみを開放すれば1系統のみを執務配線
系とし残りの1系統のみを連続配線系として用いたこと
になる。また、両方を閉成したままにしておけば、全系
統を連続配線系として用いたことになる。
はプラグ20が接続される。プラグ20にはキャブタイ
ヤケーブルよりなる支線Lbの一端が接続され、支線L
bの他端にはアウトレット21が接続される。このアウ
トレット21はブレーカを内蔵したものであって、この
ブレーカが分岐ブレーカとして機能する。また、プラグ
20は、ロック体を備えたいわゆるハーネスプラグであ
って、ジョイントボックス22のコネクタ23に接続し
たときにコネクタ23から外れないようにロックされる
構造になっている。
系と執務配線系とがあるから、使用者が両者を区別する
ことができるように、図3のように、アウトレット21
に連続配線系と執務配線系とを区別する表示部2a,2
bを設けておくのが望ましい。表示部2a,2bとして
は、筐体の全体を異なる色に着色しておくのが望まし
く、たとえば、連続配線系は一般の配線器具で広く用い
られているアイボリやライトグレイのような色(図では
白抜きで示している)とし、執務配線系にはブラックな
どの色(図では斜線で示している)を用いればよい。ま
た、ジョイントボックス22の各コネクタ23を連続配
線系および執務配線系として固定的に用いるときには、
あらかじめ連続配線系か執務配線系かを表示しておくこ
とが可能であるから、アウトレット21と同様にジョイ
ントボックス22にも表示部3a,3bを設けるように
するとよい。表示部3a,3bは色や番号により連続配
線系および執務配線系とを区別できるようにしておけば
よい。
L2にそれぞれ開閉器13a,13bを設けているが、
図4に示すように、一方の電源線L1にのみ開閉器13
を設け、この開閉器13を開閉する制御ユニット14を
設けてもよい。この場合、電線線L1に接続されたアウ
トレット21のみを執務配線系として用いることが可能
になる。
主線が接続された主幹ブレーカと、主線を接続する主線
接続部および主線の中性線と一方の電圧線とに電気的に
接続された第1分岐接続部および主線の中性線と他方の
電圧線とに電気的に接続された第2分岐接続部を備えた
ジョイントボックスと、第1分岐接続部と第2分岐接続
部とにそれぞれ接続される支線を介して主線に電気的に
接続されるアウトレットと、主幹ブレーカとジョイント
ボックスとの間で少なくとも一方の電圧線を開閉する開
閉器とを備えるものであり、単相3線の2本の電圧線を
別系統として扱い、ジョイントボックスにおいて一方の
電圧線を第1分岐接続部に接続し、他方の電圧線を第2
分岐接続部に接続したものであって、第1分岐接続部に
接続したアウトレットと第2分岐接続部に接続したアウ
トレットとを別の配線系統として扱うことができる、し
かも、両電圧線の少なくとも一方を開閉器により開閉す
るから、開閉器で開閉される電圧線に接続されている配
線系統を一括して開閉することができる。その結果、ジ
ョイントボックスを用いることでレイアウトの変更に容
易に対応できることに加えて、1系統分程度の配線部材
で2系統の配線が可能になるとともに、必要に応じて1
系統の配線系を一括して開閉することが可能になるとい
う利点を有する。
て、前記開閉器が、外部信号により開閉されるものであ
り、開閉器の配置場所によらず開閉器を遠方制御するこ
とが可能になるという利点を有する。
2の発明において、前記ジョイントボックスの第1分岐
接続部および第2分岐接続部と前記アウトレットとに対
応付けて主線の2本の電圧線のうちのどちらに電気的に
接続されている系統かを示す表示部を設けたものであ
り、表示部の表示内容に応じて系統別を容易に認識する
ことができ、誤結線の可能性を低減することができると
いう利点がある。
3の発明において、一方の電圧線により給電される電気
機器の使用領域内における人の存否に相当する信号を発
生する給電管理部を設け、人の不在に相当する信号が給
電管理部から発生すると前記一方の電圧線に設けた前記
開閉器が開放されるものであり、人の存否に相当する信
号によって1系統の配線系を開閉するから、この配線系
を執務配線系としておけば執務中にのみ使用する情報機
器への給電を人の存否に応じて入切することができ、人
が不在であるときには執務配線系への給電を停止させて
電力の無駄な消費の可能性を低減することができるとい
う利点がある。
4の発明において、前記開閉器が各電圧線にそれぞれ設
けられ、両開閉器が閉成される状態と、両開閉器が開放
される状態と、一方の開閉器のみが閉成される状態とを
選択可能としたものであり、ジョイントボックスで分岐
される2系統の配線系を連続配線系,執務配線系のいず
れにも使用することが可能になるという利点がある。
5の発明において、下地床の上に配線空間を介して床板
を敷設した二重床構造のフリーアクセスフロアを用い、
前記主線と前記支線と前記ジョイントボックスとを前記
配線空間に収納し、前記アウトレットを床板の上面に露
設したものであり、フリーアクセスフロアを用いてジョ
イントボックスを配置するから、配線洪水を生じること
なく配線することができるという利点があり、しかも、
ジョイントボックスを用いたことによりアウトレットの
位置の自由度が高く、レイアウトの変更にも容易に対応
することができるという利点がある。
スの内部配線図である。
る。
ある。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 負荷側に単相3線の主線が接続された主
幹ブレーカと、主線を接続する主線接続部および主線の
中性線と一方の電圧線とに電気的に接続された第1分岐
接続部および主線の中性線と他方の電圧線とに電気的に
接続された第2分岐接続部を備えたジョイントボックス
と、第1分岐接続部と第2分岐接続部とにそれぞれ接続
される支線を介して主線に電気的に接続されるアウトレ
ットと、主幹ブレーカとジョイントボックスとの間で少
なくとも一方の電圧線を開閉する開閉器とを備えること
を特徴とする配線システム。 - 【請求項2】 前記開閉器が、外部信号により開閉され
ることを特徴とする請求項1記載の配線システム。 - 【請求項3】 前記ジョイントボックスの第1分岐接続
部および第2分岐接続部と前記アウトレットとに対応付
けて主線の2本の電圧線のうちのどちらに電気的に接続
されている系統かを示す表示部を設けたことを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の配線システム。 - 【請求項4】 一方の電圧線により給電される電気機器
の使用領域内における人の存否に相当する信号を発生す
る給電管理部を設け、人の不在に相当する信号が給電管
理部から発生すると前記一方の電圧線に設けた前記開閉
器が開放されることを特徴とする請求項2または請求項
3記載の配線システム。 - 【請求項5】 前記開閉器が各電圧線にそれぞれ設けら
れ、両開閉器が閉成される状態と、両開閉器が開放され
る状態と、一方の開閉器のみが閉成される状態とを選択
可能としたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の
いずれかに記載の配線システム。 - 【請求項6】 下地床の上に配線空間を介して床板を敷
設した二重床構造のフリーアクセスフロアを用い、前記
主線と前記支線と前記ジョイントボックスとを前記配線
空間に収納し、前記アウトレットを床板の上面に露設し
たことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
に記載の配線システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23596198A JP3425087B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 配線システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23596198A JP3425087B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 配線システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000069652A JP2000069652A (ja) | 2000-03-03 |
JP3425087B2 true JP3425087B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=16993786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23596198A Expired - Fee Related JP3425087B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 配線システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3425087B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6413453B2 (ja) * | 2014-08-07 | 2018-10-31 | 日産自動車株式会社 | 車両用ケーブル配索構造 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23596198A patent/JP3425087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000069652A (ja) | 2000-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7745959B2 (en) | Integrated lighting control panel with analog inputs/outputs | |
CN102084450B (zh) | 具有控制电子装置的电保护开关装置 | |
US7889476B2 (en) | Electronics for multipole remote operated relay | |
US4920476A (en) | Electronic control for lighting panelboards | |
US6246928B1 (en) | Electrical interruption device comprising a communication module | |
US5978193A (en) | Switchgear unit capable of communication | |
US8319372B2 (en) | EIB protocol in an integrated power distribution system | |
JP4593923B2 (ja) | 中圧統合開閉装置 | |
US7204696B1 (en) | Duplex receptacle | |
US6320732B1 (en) | Electrical power distribution control system with dual voltage sources | |
JP3425087B2 (ja) | 配線システム | |
US5763959A (en) | Control cabinet for building automation systems | |
EP0950278B1 (en) | Circuit for selective power supply to electrical units | |
JP2000341682A (ja) | インターホンユニット、モニタテレビユニット | |
EP0584164B1 (en) | A system of electrical outlets and connectors | |
US9705358B2 (en) | Panel board emergency lighting system | |
KR100370106B1 (ko) | 전동기 보호용 계전기 | |
JPH0731013A (ja) | 屋内電気配線システム | |
JPH05304712A (ja) | 配線装置 | |
JPH0556522A (ja) | ビル用高圧配電設備 | |
EP0753926A2 (en) | Electric installation system and method for performing operational definitions of the electric installation system | |
EP1074901A2 (en) | Programmable and computerised unit system for centralised management of command and actuation devices in electrical plants | |
CZ293541B6 (cs) | Elektronický přístroj pro zabudování do instalační krabice a kryt pro elektronický přístroj | |
EP1690322A1 (en) | Electrical connector for data and energy supply | |
JP3005069B2 (ja) | 屋内配線方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030401 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 6 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502 Year of fee payment: 11 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |