JPH0731013A - 屋内電気配線システム - Google Patents

屋内電気配線システム

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JPH0731013A
JPH0731013A JP5173215A JP17321593A JPH0731013A JP H0731013 A JPH0731013 A JP H0731013A JP 5173215 A JP5173215 A JP 5173215A JP 17321593 A JP17321593 A JP 17321593A JP H0731013 A JPH0731013 A JP H0731013A
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JP
Japan
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unit
distribution board
wiring
line
board
Prior art date
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Application number
JP5173215A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
Toshihiro Kondo
俊裕 近藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニット住宅等における屋内電気配線が容易
となるよう、施工方式を階層化した配線システムにおい
て主分電盤7内の分岐回路のサーキットブレーカBがト
リップした場合に照明が同時に消えても、非常灯Eを点
灯させて必要最小限の照度を確保するようにする。 【構成】 このため、前記各分岐回路の警報スイッチ付
きのサーキットブレーカB1 〜B4 を使用し、マスタユ
ニット7aに有力したトリップ信号を信号線9aを介し
てスレーブユニットに通知し、この信号9aに重畳され
た電源を使用して非常灯Eを点灯するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅等の屋内配線システ
ム、特に階層化施工の可能な電気配線システムに関する
もので有る。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅、特にユニット式のプレファ
ブ住宅またはマンション等の各戸におけるこの種の屋内
配線は、間取りのパターンが大体決まっていることが多
く、コンセントやスイッチ等の配線器具の配線位置も予
め大体定められている。
【0003】しかしながら、従来のこれらに対する建築
現場における配線施工方法は、いずれも手数がかかり、
また異なる間取りあるいは建築後の配線の追加/変更等
への対応が困難であったため、種々の改良提案がなされ
ているが、いずれもいくつかの問題点が残っていた。
【0004】このため、以上のような従来例の種々の問
題点を解決し、建築現場での配線作業が容易であり、接
続や配線の追加や変更にも容易に対応し得ると共に、ユ
ニット住宅においても、ユニット内の配線を工場内で事
前生産可能であり、かつ遠隔制御やタイマ動作等の機能
の追加や組替えが建築後においても容易なこの種の屋内
電気配線システムが、本願におけると同一の発明者及び
出願人にによって別途出願されている。
【0005】上記発明の屋内電気配線システムは、商用
電源を各配電線路に分岐するための主分電盤と、この分
岐された電力を各住宅設備機器に分配するための分散分
電盤と、この分散分電盤からの分配電力線路を各住宅ユ
ニットに引込む箇所に配設されたユニット貫通壁とより
成り、前記主分電盤に、通信制御を行うためのマスタユ
ニットを内蔵すると共に、前記分散分電盤内には配線器
具を有するスレーブユニットを内蔵し、その間を通信線
路で接続したことを特徴とするものである。
【0006】以上の発明提案により、屋内電気配線施工
が階層化され、各ユニット内に配線された分散分電盤を
現場において主分電盤に接続することにより、建築現場
施工の省力化が可能となり、また信号線により任意位置
のスイッチから制御アダプタの電源制御を行うことがで
き、さらに、住宅建築後のの電気配線の追加/変更等の
要望にも容易に対応することができるようになった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような前記提案例にあっては、ユニット単位でサーキッ
トブレーカを設けて回路を分岐した場合、そのコンセン
トに接続する機器が誤って過電流となるか、あるいは過
大容量の機器を接続した場合には、同回路の照明も同時
に消えることになり、その応急処置に支障を来す。
【0008】本発明は、上記のような不便な事態を解消
するためになされたもので、ブレーカのトリップ時に非
常灯を点灯させるための手段を備えたこの種の屋内電気
配線システムの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、この種の屋内電気配線システムを、商用電源を各
配電線路に分岐するための主分電盤と、この分岐された
電力を各住宅設備機器に分配するための分散分電盤と、
この分散分電盤からの分配電力線路を各住宅ユニットに
引込む箇所に配線されたユニット貫通盤とより成り、前
記主分電盤に、通信制御を行うためのマスタユニットを
内蔵すると共に、前記分散分電盤内には、配線器具を有
するスレーブユニットを内蔵し、その間を通信線路で接
続した電気配線システムであって、前記主分電盤内の分
岐回路にはサーキットプレーカを備え、このブレーカの
トリップ信号の入力により、前記マスタユニットは信号
線を経由して前記スレーブユニットにこの信号を通知
し、このスレーブユニットは信号線に重畳される電源を
使用して非常灯を点灯するための手段を備えるよう構成
することにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0010】
【作用】以上のような本発明のシステム構成により、前
記のような原因によりブレーカがトリップすると警報ス
イッチがオンし、マスタユニットは電源を主分電盤より
直接分岐されているため停電することがなく、このマス
タユニットはこの接点信号を受けて該当するスレーブユ
ニットに対して非常灯の点灯指示信号を送り、室内の必
要最小限の照度を確保することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1に本発明に係るユニット住宅の各ユニットにおける
屋内配線システムの一実施例の系統図、図2に、キッチ
ンユニット内における配線例の立面斜視図を示す。
【0012】(構成)図1において、U1 ,U2 ,…
…,U6 は各住宅ユニット、1は本実施例の特徴である
ユニットU1 〜U3 に配設された各分岐分電盤、2はユ
ニットU4 〜U 6 に配設されたユニット貫通盤を示す。
3は、各分散分電盤1内のスレーブユニット内蔵配線器
具で、その一例の斜視図を図5に示す。各ユニット内の
住宅設備機器としての4はコンセント、5はスイッチ、
6は照明器具をそれぞれ示す。また、7は主(中央)分
電盤、7aはそのマスタユニット、8は引込線、9は主
分電盤7より分岐開閉器を介して分岐された各電力配
線、9aは信号線(通信線)を示す。
【0013】また、図2において、Uk はキッチンユニ
ット、1aはアダプタ内蔵型の分散分電盤で、10はコ
ンセント用配線、11は照明用配線、12は棚下灯用配
線、13は換気扇用配線をそれぞれ示す。
【0014】図3は、壁内上部埋込み型の分散分電盤1
bの一例のイメージ図で、天井面14に近接してユニッ
トの内壁面に配設され、この中までコンセント,照明,
スイッチの配線が予め引込まれた状態の斜視図を表わ
す。15は回り縁用の配線増設用ケースウェイを示す。
図例においては、将来の増設に備えて分散分電盤1bの
内部に、例えば電話や同軸配線接続分岐スペースをも確
保している。
【0015】分散分電盤1bの表面カバーには停電時点
灯する非常灯Eが配設され、該当するブレーカがトリッ
プした場合には通信線9aを経由してマスタユニット7
aからの指令によりスレーブユニットが点灯させる。な
お、点灯させるための電源は、通信線9aを経由してマ
スタユニット7aから供給される。
【0016】図4は、ユニット貫通盤2の一例の取付け
状態のイメージ図で、16は天井、17は上枠、18は
縦枠、19は壁内を示し、複数本の配線はそれぞれ一端
は各分散分電盤1へ他端は各ユニットUn 内の各器具へ
導かれる。またスペース20には、分散分電盤1と同じ
表面化粧カバーを設ける。また必要に応じてユニット貫
通盤2の下部には、将来の変更に備えて、21に示すよ
うな予備配線を収納しておくことができる。
【0017】図5は、スレーブユニット内蔵配線器具3
のイメージ斜視図である。各アダプタはプランに合わせ
て組合わせるもので、必要に応じて交換、接続変更が可
能である。図例のA1 は照明2回路アダプタ、22はそ
の出力、A2 は各調光1回路アダプタ、23はそれぞれ
の出力、4aはコンセント分岐コネクタを示す。また2
4は電源入力、25は連結コネクタによる接続部を示
す。
【0018】ユニット住宅の1ユニットはかならずしも
1部屋にはなっておらず、通常は複数ユニットで1部屋
が構成される。配線数が少ないユニットまたは、分散分
電盤1が取付けられたユニットに隣接するユニットには
ユニット貫通盤2を設ける。このことにより、分散分電
盤1の数が減り、現場での接続作業箇所を減らし、作業
効率を向上することかできる。
【0019】ユニット貫通盤2は、ユニット内のコンセ
ント4,照明器具6,スイッチ5等の配線を集約した場
所で、それらのケーブルは隣接する分散分電盤1までの
余長が確保されており、現場でユニット組立後、分散分
電盤1まで引き延ばされて接続される。分散分電盤1内
の接続は図5に示したアダプタA1 ,A2 によって行
う。
【0020】図6に、アダプタの一例の機能説明図を示
す。7aは、中央分電盤7に内蔵された同期制御マスタ
ユニット、Aはアダプタ、30はその駆動回路、31は
MPUである。また32は受信機で、33はMPU、3
4/35は第1/第2アンテナを示す。36は温度/湿
度検知用センサ、37は、それぞれ照明器具1,2及び
シーンのワイヤレススイッチである。
【0021】図7に、アダプタAのブロック回路図を示
す。このアダプタAは、通信線9aからの制御及び、ス
イッチ入力1/スイッチ入力2 38/39からの制御
により、制御リレー1/制御リレー2 40/41を制
御して、それぞれの負荷の開閉を行う。
【0022】図中、42は、ラインドライバ、43はラ
インドライバ、44はリセット回路、45は発振回路
を、また46は電源回路、47は制御用直流電圧出力、
48,49はそれぞれ制御出力1,2を示す。
【0023】図8に、マスタユニット7aの構成ブロッ
ク図を示す、図において、B1 ,B 2 ,B3 ,B4 は、
それぞれ各分岐回路に配設された警報スイッチ付きのサ
ーキットブレーカで、そのいずれかがトリップするとマ
スタユニット7aにリモコン出力50信号が入力され
る。マスタユニット7aは、スレーブユニットに信号線
9aを経由してトリップ信号を通知し、スレーブユニッ
トは、信号線9aに重畳された電源を使用して非常灯E
を点灯する(図7参照)。
【0024】前記スレーブの識別はアドレスによって行
われる。なお、図8中、51は非常灯電源回路、52は
その給電回路を示す、53はバッテリー、54は充電回
路、55は電源入力、56は直流電圧を示す。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
住宅ユニット単位でサーキットブレーカを受けて回路を
分岐したため、そのコンセント接続する機器が誤って過
電流となるか、あるいは過大容量の機器を接続した場
合、照明は同時に消えても、非常灯が点灯して必要最小
限の照度を確保し、これに対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のシステム系統図
【図2】 キッチンユニット内の配線例の立面斜視図
【図3】 壁内上部埋込み型分散分電盤の一例のイメー
ジ図
【図4】 ユニット貫通盤の一例のイメージ図
【図5】 スレーブユニット内蔵配線器具の一例図
【図6】 アダプタの一例の機能説明図
【図7】 アダプタAのブロック回路図
【図8】 アダプタA3 ,A4 のブロック回路図
【符号の説明】
1,1a,1b 分散分電盤 2 ユニット貫通盤 3 スレーブユニット内蔵配線器具 4 コンセント 5 スイッチ 6 照明器具 7 主分電盤 7a マスタユニット 9 電力配線 9a 信号線(通信線) A,A1 ,A2 ,A3 ,A4 アダプタ B1 ,B2 ,B3 ,B4 サーキットブレーカ E 非常灯 U1 〜U6 住宅ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を各配電線路に分岐するための
    主分電盤と、この分岐された電力を各住宅設備機器に分
    配するための分散分電盤と、この分散分電盤からの分配
    電力線路を各住宅ユニットに引込む箇所に配線されたユ
    ニット貫通盤とより成り、前記主分電盤に、通信制御を
    行うためのマスタユニットを内蔵すると共に、前記分散
    分電盤内には、配線器具を有するスレーブユニットを内
    蔵し、その間を通信線路で接続した電気配線システムで
    あって、前記主分電盤内の分岐回路にはサーキットプレ
    ーカを備え、このブレーカのトリップ信号の入力によ
    り、前記マスタユニットは信号線を経由して前記スレー
    ブユニットにこの信号を通知し、このスレーブユニット
    は信号線に重畳される電源を使用して非常灯を点灯する
    ための手段を備えたことを特徴とする屋内電気配線シス
    テム。
JP5173215A 1993-07-13 1993-07-13 屋内電気配線システム Pending JPH0731013A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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