JP4858814B2 - 配線システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報と負荷の電力とを同時に送ることができ、且つ停電等した場合であっても負荷を機能させることができるバックアップ機能を備えた配線システムに関する。
従来、端末器を通じて負荷の操作(監視)制御を行うシステムには、端末器へ中央監視装置から複極のベースバンド信号からなる伝送信号を時分割多重によって送り、各端末器では、この伝送信号を利用して情報の授受を行うと共に端末回路部の電源を得るシステムがあった(下記特許文献1参照)。
そしてこのシステムでは、埋め込み型の配線器具用に規格されているスイッチボックスとこれに対応する取付枠とを用いて操作スイッチ等を設けた操作用端末器を壁面に埋め込み配設することで、従前の壁スイッチと同様な使い方が行われるようになっている。また2組の操作用端末器を取り付ける場合には、2つの取付窓を備えた2連用の取付枠を用い、取付枠の片側の一連分を一連型のスイッチボックスに取り付け、残りの片側を壁面に沿わせるように配置し、夫々の取付窓に操作用端末器を取り付けることで、2つの操作用端末器を併設する構成を採用していた。また、取付窓間に設けた導電片を両側の取付窓に設けた操作用端末器のリード片を接触させることで、一方の操作用端末器(スイッチボックス側)から他方の操作用端末器へ信号線を送り配線する構成となっている。
特許第3136006号公報(段落番号0004、0005、0015、図1、図37)
ところで、上述のシステムは、伝送信号により端末器の端末回路部に電力を供給することができるものの、例えば信号線の電流容量等の制限から制御用端末器により制御される負荷への電力供給は、夫々の設置場所において商用電源から供給する構成であった。そのため、2線の信号線を各端末器間で接続するだけでよいため、信号線について省配線化を図ることができるものの、負荷に対する電源線の配置が従前のままであるため、制御用端末器の設置場所が限定される。
また、災害等によって停電した場合のように、商用電源からの電力供給が絶たれてしまうと、配線システム全体の機能が停止してしまい、例えば防犯や防災等が困難になる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ゲート装置に対して機能モジュールを接続するだけで機能モジュールの電力路と情報路とを同時に確保できると共に停電した場合であっても機能モジュールを機能させることができるバックアップ機能を備えた配線システムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る配線システムは、電力線に接続された電力路接続口と情報線に接続された情報路接続口とを有するゲート装置と、ゲート装置の電力路接続口と情報路接続口とに接続されるコネクタ、DC駆動部、及びDC駆動部にDC供給するための第一AC/DC変換手段を有するDC駆動機能モジュールと、停電検出手段と、電力線の途中で分岐する分岐電力線に第二AC/DC変換手段を介して接続され、電力を供給するバックアップ電源手段とを備え、通常時には、電力線を通ってゲート装置に送られるAC電力を第一AC/DC変換手段にて変換してDC駆動部にDC供給する一方、第二AC/DC変換手段によって変換されたDC電力をバックアップ電源手段に充電し、停電検出手段が停電を検出するとバックアップ電源手段のDC電力を情報線を通してDC駆動部にDC供給することを特徴とする。
該構成の配線システムにあっては、ゲート装置の電力路接続口と情報路接続口とにDC駆動機能モジュールのコネクタを接続することによって、ゲート装置に対してDC駆動機能モジュールを接続するものである。よって、DC駆動機能モジュールは、ゲート装置に接続すれば、同時に電力線及び情報線に接続されることになる。
また、通常時には、電力線を通って送られるAC電力をAC/DC変換手段によりDC電力に変換してDC駆動機能モジュールにDC供給することができるので、DC駆動機能モジュールが機能する。一方、停電した場合には、停電検出手段が停電を検知し、それによりバックアップ電源手段の電力によりDC駆動機能モジュールにDC供給される。その電力によって、DC駆動機能モジュールは機能し続ける。
また、バックアップ電源手段はAC/DC変換手段で変換されたDC電力を供給するから、予めDC変換されたDC電力を直接利用してDC駆動機能モジュールにDC供給することができるので、バックアップ電源手段とDC駆動機能モジュールとの配線を簡素化することができる。
また、DC駆動機能モジュールはDC駆動部とDC駆動部にDC供給するための第一AC/DC変換手段とを有し、通常時には電力線を通ってゲート装置に送られるAC電力を第一AC/DC変換手段にて変換してDC駆動部にDC供給する一方、バックアップ電源手段は電力線の途中で分岐する分岐電力線に第二AC/DC変換手段を介して接続され、通常時には第二AC/DC変換手段によって変換されたDC電力を充電し、停電検出手段が停電を検出するとバックアップ電源手段のDC電力を情報線を通してDC駆動部にDC供給することで、電力線をAC電力専用の電力路とすることによって汎用性が向上する。また、停電時に、バックアップ電源手段によるDC電力を情報線を通してDC駆動部に直接DC供給することができる。
更に、電力線と情報線とは分電盤を介して外部と接続され、バックアップ電源手段は、分電盤内において、電力線から分岐して設けられ且つ情報線と電気的に接続されていることが好ましい。このように構成すると、分電盤とゲート装置との間の電力線及び情報線の配線を簡素化することができ、また、メンテナンス等の作業を分電盤内で一手に行うことが可能となる。
また、DC駆動機能モジュールは、LEDモジュールであることが好ましい。LEDは、省電力可能なものであるため、バックアップ電源手段の電力を長時間に亘って利用することができ、停電が長時間に及んでも、LEDの機能を維持し続けることが可能となる。従って、停電時に、LEDモジュールを、例えば避難者の避難経路を照らす等の防災用照明器具等として利用することができる。
更に、LEDモジュールは、部屋の上部に設けられたゲート装置に接続されることが好ましい。このようにすると、停電時だけでなく通常時にも、LEDモジュールを主たる照明器具として機能させることができる。
また更に、LEDモジュールは、部屋の下部に設けられたゲート装置に接続されることが好ましい。このようにすると、停電時だけでなく通常時にも、LEDモジュールを歩行者等の足元を照らす足元灯として機能させることができる。
また、DC駆動機能モジュールは、センサモジュールであることが好ましい。このようにすると、停電時に、例えば、部外者が侵入したことや火災が発生したこと等をセンサモジュールにより検知することができるので、防犯防災器具として利用することができる。
更に、DC駆動機能モジュールとして更にLEDモジュールを備え、センサモジュールでの検出信号が情報線を通ってLEDモジュールに送信されると、LEDモジュールは、送信された検出信号に対応した駆動状態となることが好ましい。このようにすると、停電時に、LEDの駆動状態(発光状態)によって、視覚を通じて容易にセンサモジュールの検知結果を認識することが可能となる。
また更に、DC駆動機能モジュールは、コネクタが電力路接続口と情報路接続口とに接続されることにより、電力線及び情報線に同時に接続されることが好ましい。ゲート装置の電力路接続口と情報路接続口とに対して機能モジュールのコネクタを着脱自在に接続するだけで電力路と情報路とを同時に確保することができる。
更に、電力路接続口と情報路接続口とはモジュール化されて接続部を形成しており、コネクタは接続部に適合するようにモジュール化されていることが好ましい。DC駆動機能モジュールをどのゲート装置にも着脱自在に接続できるのでレイアウトフリーで施工性に優れた配線システムとすることができる。
このように、本発明に係る配線システムにあっては、ゲート装置が電力路接続口と情報路接続口とを有しており、電力路接続口と情報路接続口とにコネクタを接続することによってDC駆動機能モジュールをゲート装置に接続するので、ゲート装置に対して機能モジュールを接続するだけで機能モジュールの電力路と情報路とを同時に確保することができる。
しかも、通常時にDC駆動機能モジュールにDC供給することができるだけでなく、停電時にも、バックアップ電源手段の電力によりDC駆動機能モジュールにDC供給することができ、DC駆動機能モジュールが機能し続ける。従って、従来のように、商用電源からの電力の供給が途絶えて配線システムの機能が停止することなく、配線システムが機能し続け、例えば、防犯や防災等をすることができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る配線システムの一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。
図1に、本実施形態における配線システム1が示されている。該配線システム1は、外部の電源(例えば、商用電源AC等)に接続された電力線L1と、外部のインターネット網NTに接続されている情報線L2と、電力線L1及び情報線L2が引き込まれる分電盤2と、分電盤2を介して例えば屋内等の適所に引き込まれて配線された電力線L1及び情報線L2に接続されるゲート装置3と、ゲート装置3に接続されるDC駆動機能モジュールとを備える。以下、DC駆動機能モジュールとしてLEDモジュール4及びセンサモジュール5が用いられる場合について説明する。
分電盤2は、電力線L1が外部から引き込まれて導入される主幹ブレーカMBと、主幹ブレーカMBの二次側に接続される第一分岐ブレーカBB1とを備えている。そして、第一分岐ブレーカBB1から電力線L1が例えば屋内等の適所に配線され、その途中又は先端にゲート装置3が接続されている。尚、本実施形態では、ゲート装置3は複数箇所接続されているが、1箇所でもよい。
また、分電盤2は、主幹ブレーカMBと第一分岐ブレーカBB1との間で電力線L1が分岐した分岐電力線L3とこの分岐電力線L3に接続される第二分岐ブレーカBB2とを備え、更に、第二分岐ブレーカBB2の二次側に第二AC/DC変換手段としての第二AC/DCコンバータ6と第二AC/DCコンバータ6に接続されるバックアップ電源手段としてのバッテリ7とを備える。ここで、第二AC/DCコンバータ6は停電検出機能を有しており、本実施形態では、この停電検出機能が停電検出手段として機能する。停電検出機能の構成としては、例えば、スイッチを切り替えて電力が送電される電力路を切り替える構成とすることもできるし、或いは、電力の流れのみを切り替える構成とすることもできる。尚、停電検出手段は、第二AC/DCコンバータ6の機能ではなく、別体の例えば停電検出器であってもよい。このような分電盤2においては、通常時、即ち、商用電源ACからAC電力が供給されている場合には、第二分岐ブレーカBB2と第二AC/DCコンバータ6とを介して分岐電力線L3を通って送られてきた電力がバッテリ7に充電されるようになっている。
また、分電盤2は、外部から引き込まれた情報線L2が導入されるゲートウェイGW(ルータ、ハブ内蔵)を備えており、ゲートウェイGWから情報線L2が例えば屋内等の適所に引き込まれて配線され、そこにゲート装置3が接続されている。そして、ゲートウェイGWと第二AC/DCコンバータ6とは電気的に接続されている。
ゲート装置3は、第一分岐ブレーカBB1から配線された電力線L1とゲートウェイGWから配線された情報線L2とにそれぞれ接続されている。ゲート装置3は、図1に示すように、建物内の適所において埋め込み配設している1乃至複数のスイッチボックスSBに取り付けられるものであり、電力線L1に接続された電力路接続口31と情報線L2に接続された情報路接続口32とを有する。具体的には、スイッチボックスSBは、建物内の壁面に前面開口するように埋め込み配設されている。そして、始端となるスイッチボックスSBには、分電盤2を介して屋内に引き込まれた電力線L1と情報線L2とが壁面内にて接続されている。一方、各スイッチボックスSB間には、壁面内で先行配線した電力線L1と情報線L2とが送り配線されている。このようにして、それぞれのスイッチボックスSBは電力線L1及び情報線L2に接続されている。尚、スイッチボックスSBは、室内の天井面やエアコン口等のようなハイポジションHPに設けられるものと、壁スイッチ等で推奨される高さ位置(ミドルポジションMP)に設けられるものと、足元付近(ローポジションLP)に設けられるものとに区分される。
ゲート装置3は、上述のようなスイッチボックスSB内の奥壁に取り付けられ、図2に示すように、後部(スイッチボックスSBの奥壁側)に、電力線L1及び情報線L2をそれぞれ接続する上下一対の端子部を上下に2組33,34,33’,34’並べて配備している。下側の端子部の組33’,34’に接続される電力線L1及び情報線L2は、他のスイッチボックスSBへの送り配線となっている。また、ゲート装置3の前部には、電力線L1と電気的に接続される接触部を備え且つ前方開口した電力路接続口31と情報線L2と電気的に接続される接触部を備え且つ前方開口した情報路接続口32とが設けられる。
ここで、電力路接続口31と情報路接続口32とは、両者間の間隔及び内部の接触部の配列、開口の形状をシステムとしてモジュール化(定型化或いは規格化)しており、これによって接続部3Aを構成している。ゲート装置3は、この接続部3AがスイッチボックスSBの前面開口側に配置されるように取り付けられる。
ゲート装置3に接続されるLEDモジュール4は、ゲート装置3の電力路接続口31と情報路接続口32とに接続されるコネクタ4Aを有する。具体的には、LEDモジュール4は、図2に示すように、その背面部に電力路接続口31に嵌合する電力被接触部41と情報路接続口32に嵌合する情報被接触部42とを備え、それぞれの被接触部にてコネクタ4Aを構成している。尚、このコネクタ4Aは、ゲート装置3の接続部3Aに対応した形態となるようにモジュール化している。LEDモジュール4の内部には、電力被接触部41に接続される第一AC/DC変換手段としての第一AC/DCコンバータ43と、第一AC/DCコンバータ43の二次側に接続されるDC/ACコンバータ44と、DC/ACコンバータ44に接続されると共にコア45に巻き回されたコイル46とが設けられている。従って、通常時には、第一AC/DCコンバータ43とDC/ACコンバータ44とを介して送られてきた電力が、拡張用としてLEDモジュール4に隣接されている機能モジュールに非接触にて供給できるようになっている。尚、第一AC/DCコンバータ43は、ゲート装置3に設けてもよい。また、非接触ではなく接触した状態で拡張用の機能モジュールに電力を供給するような構成であってもよい。また、第一AC/DCコンバータ43及びDC/ACコンバータ44の間には、DC駆動部としての第一発光素子LED47が分岐して接続されている。通常時には、電力線L1を通って送電されたAC電力が、第一AC/DCコンバータ43でDC変換されて第一発光素子LED47にDC供給されることによって、第一発光素子LED47が発光し、LEDモジュール4としての機能を発揮する。
また、LEDモジュール4の内部には、情報被接触部42に接続された送受信部48と、送受信部48の二次側に接続されるE/O変換部49と、E/O変換部49に接続された第二発光素子LED401と、送受信部48の二次側でE/O変換部49と併設して接続されるO/E変換部402と、O/E変換部402に接続される受光素子PD403とを備える。従って、拡張用の機能モジュールとの間で、非接触で情報信号の送受信をすることができる。尚、非接触ではなく接触した状態で情報信号の送受信をするような構成であってもよい。そして、情報被接触部42及び送受信部48の間には、第一発光素子LED47が電気的に接続されている。即ち、第一発光素子LED47は、電力線L1と情報線L2との間に亘るように電気的に接続されている。
このようなLEDモジュール4は、ゲート装置3のモジュール化された接続部3Aに接続するので、ハイポジションHP、ミドルポジションMP、及びローポジションLPの何れの位置に設置されたゲート装置3についても接続可能であるが、本実施形態では、図1に示すように、ハイポジションHP及びローポジションLPに位置するゲート装置3に接続されている。
ゲート装置3に接続されるセンサモジュール5は、図3に示すように、上述のLEDモジュール4のDC駆動部としての第一発光素子LED47を、例えば人検出センサや火災報知センサ、窓用防犯センサ等の各種の防犯防災センサ57としたものである。このセンサモジュール5についても、LEDモジュール4と同様に、何れの位置に設置されたゲート装置3についても接続可能であるが、本実施形態では、図1に示すように、ハイポジションHP及びミドルポジションMPに位置するゲート装置3に接続されている。また、センサモジュール5での検出信号を情報線L2を介してLEDモジュール4に送信し、その検出信号に基づいて、第一発光素子LED47の駆動状態、換言すると第一発光素子LED47の発光状態、例えば点灯や点滅等の発光方法や発光色などを変化させるように、LEDモジュール4を構成することもできる。このようにすると、停電時、即ち、商用電源ACからのAC電力が途絶えると、第一発光素子LED47の発光状態によって、視覚を通じてセンサモジュール5の検知結果を容易に認識することができる。
このように、本配線システム1は、各ゲート装置3に対してLEDモジュール4及びセンサモジュール5を自由に接続することができるので、レイアウトフリーで施工性に優れている。尚、本実施形態では、図1に示すように、LEDモジュール4或いはセンサモジュール5を接続していないゲート装置3が存在するが、ここには当然LEDモジュール4或いはセンサモジュール5を接続してもよい。また、例えばスイッチ機能を有する機能モジュール(図示しない)やコンセント機能を有する機能モジュール(図示しない)を接続することもできる。
以上の構成の配線システム1では、通常時には、商用電源ACから供給されるAC電力は、主幹ブレーカMBに導入され、第一分岐ブレーカBB1を介して電力線L1を通って各ゲート装置3に送られると共に第二分岐ブレーカBB2を介して分岐電力線L3を通って第二AC/DCコンバータ6に送られる。
ゲート装置3に送られたAC電力は、電力路接続口31と電力被接触部41とを介して第一AC/DCコンバータ43に送られ、AC電力からDC電力に変換され、第一発光素子LED47にDC供給される。そうすると、第一発光素子LED47が発光してLEDモジュール4が機能する。因みに、拡張用の機能モジュールがLEDモジュール4に隣接されている場合には、第一発光素子LED47にDC供給されると共に変換されたDC電力がDC/ACコンバータ44に送られてAC電力に変換され、コア45とコイル46とを介して非接触で拡張用の機能モジュールにAC供給される。尚、センサモジュール5についても、防犯防災センサ57にDC供給され、防犯防災センサ57が作動してセンサモジュール5が機能する。
そして、第二AC/DCコンバータ6に送られたAC電力は、DC変換され、DC電力としてバッテリ7に充電される。
一方、停電時には、第二AC/DCコンバータ6の停電検出機能により、停電状態であることが検出され、バッテリ7からDC電力が供給されるようになる。バッテリ7から供給されたDC電力は、ゲートウェイGWを介して情報線L2を通り、ゲート装置3に送られる。ゲート装置3に送られたDC電力は、情報路接続口32と情報被接触部42とを介して第一発光素子LED47にDC供給され、第一発光素子LED47が発光してLEDモジュール4が機能する。尚、センサモジュール5についても、防犯防災センサ57にDC供給され、防犯防災センサ57が作動してセンサモジュール5が機能する。
以上の構成からなる配線システム1にあっては、ゲート装置3の電力路接続口31と情報路接続口32とにLEDモジュール4及びセンサモジュール5のそれぞれのコネクタ4A,5Aを構成する電力被接触部41,51と情報被接触部42,52とをそれぞれ接続することによって、ゲート装置3に対してLEDモジュール4及びセンサモジュール5を接続するものである。よって、LEDモジュール4及びセンサモジュール5は、ゲート装置3に接続すれば、電力線L1及び情報線L2に同時に接続されることになる。従って、電力路と情報路とを同時に確保することができる。
しかも、通常時には、商用電源ACから送られるAC電力は、第一分岐ブレーカBB1を介して電力線L1を通ってゲート装置3に送られ、電力路接続口31と電力被接触部41,51とを介して第一AC/DCコンバータ43,53によってDC電力に変換される。そして、DC電力として第一発光素子LED47及び防犯防災センサ57にDC供給され、第一発光素子LED47が発光すると共に防犯防災センサ57が作動してLEDモジュール4及びセンサモジュール5が機能する。
一方、停電時には、停電検出手段としての第二AC/DCコンバータ6の停電検出機能によって停電状態であることが検出される。これに伴ってバッテリ7に蓄えられたDC電力により情報線L2を通って第一発光素子LED47及び防犯防災センサ57にDC供給される。そして、第一発光素子LED47が発光すると共に防犯防災センサ57が作動して、LEDモジュール4及びセンサモジュール5が機能する。
従って、停電しても防犯や防災等をすることができるうえに、バッテリ7とLEDモジュール4或いはセンサモジュール5との間の配線を簡素化することができる。更に、電力線L1をAC電力専用の電力路とすることによって汎用性が向上すると共にDC駆動部としての第一発光素子LED47或いは防犯防災センサ57に対し直接的にDC供給することができる。
また、電力線L1と情報線L2とは分電盤2を介して商用電源ACと接続され、バッテリ7と第二AC/DCコンバータ6とは、分電盤2内に設けられているため、分電盤2とゲート装置3との間の電力線L1及び情報線L2の配線を簡素化することができると共にメンテナンス等の作業を分電盤2内で一手に行うことが可能となる。
更に、DC駆動部として電力消費量が少ない第一発光素子LED47と防犯防災センサ57とを用いているため、バッテリ7に蓄えられたDC電力を長時間に亘って利用することができる。加えて、第一発光素子LED47をハイポジションHP及びローポジションLPに設けているので、停電時に、例えば避難者の避難経路を照らす等の防災用照明器具等として利用するだけでなく、通常時にも主たる照明器具や足元灯などに利用することができる。
また、防犯防災センサ57によって様々な防犯防災機能を得ることができる。例えば、防犯防災センサ57が異常状態を検出した場合に、第一発光素子LED47を点滅状態にすることによって家人に異常を知らせることも可能であるし、或いは、侵入者に対して威嚇することも可能である。
尚、本実施形態では、AC/DC変換手段として第一AC/DCコンバータ43と第二AC/DCコンバータ6とを備える場合について説明したが、これに限られず、一つのAC/DCコンバータを備える場合であってもよい。この場合、商用電源ACからのAC電力をAC/DCコンバータにてDC電力に変換したうえで、通常時におけるDC駆動機能モジュールへのDC供給とバッテリ7への充電とを行う。
また、本実施形態では、停電時のバッテリ7からの電力供給が情報線L2を通している場合について説明したが、これに限られず、情報線L2とは別の例えば停電用電力線L1を準備し、これを通して電力供給してもよい。
更に、本実施形態では、バッテリ7及び第二AC/DCコンバータ6が分電盤2内において分岐電力線L3及び情報線L2に電気的に接続されている場合について説明したが、これに限られず、分電盤2外に設けてもよい。例えば、分電盤2とゲート装置3との間にバッテリ7及び第二AC/DCコンバータ6を配置し、分岐電力線L3及び情報線L2のそれぞれに電気的に接続する場合であってもよい。
また更に、本実施形態では、バックアップ電源手段としてバッテリ7を用いる場合について説明したが、これに限られず、例えば、UPSや太陽電池、或いは二次電池等であってもよいし、また、各種の自家発電手段等であってもよい。
また、バッテリ7はAC電力を充電しAC電力を供給する場合であってもよい。
本発明の一実施形態に係る配線システムを示す構成説明図。 ゲート装置及びLEDモジュールを示す構成説明図。 ゲート装置及びセンサモジュールを示す構成説明図。
符号の説明
1…配線システム、2…分電盤、3…ゲート装置、4…LEDモジュール、5…センサモジュール、6…第二AC/DCコンバータ、7…バッテリ、43… 第一AC/DCコンバータ、47…第一発光素子LED、57…防犯防災センサ、L1…電力線、L2…情報線、L3…分岐電力線、AC…商用電源、NT…インターネット網、GW…ゲートウェイ、MB…主幹ブレーカ、BB1…第一分岐ブレーカ、BB2…第二分岐ブレーカ

Claims (9)

  1. 電力線に接続された電力路接続口と情報線に接続された情報路接続口とを有するゲート装置と、ゲート装置の電力路接続口と情報路接続口とに接続されるコネクタ、DC駆動部、及びDC駆動部にDC供給するための第一AC/DC変換手段を有するDC駆動機能モジュールと、停電検出手段と、電力線の途中で分岐する分岐電力線に第二AC/DC変換手段を介して接続され、電力を供給するバックアップ電源手段とを備え、通常時には、電力線を通ってゲート装置に送られるAC電力を第一AC/DC変換手段にて変換してDC駆動部にDC供給する一方、第二AC/DC変換手段によって変換されたDC電力をバックアップ電源手段に充電し、停電検出手段が停電を検出するとバックアップ電源手段のDC電力を情報線を通してDC駆動部にDC供給することを特徴とする配線システム。
  2. 電力線と情報線とは分電盤を介して外部と接続され、バックアップ電源手段は、分電盤内において、電力線から分岐して設けられ且つ情報線と電気的に接続されていることを特徴とする請求項に記載の配線システム。
  3. DC駆動機能モジュールは、LEDモジュールであることを特徴とする請求項1に記載の配線システム。
  4. LEDモジュールは、部屋の上部に設けられたゲート装置に接続されることを特徴とする請求項に記載の配線システム。
  5. LEDモジュールは、部屋の下部に設けられたゲート装置に接続されることを特徴とする請求項に記載の配線システム。
  6. DC駆動機能モジュールは、センサモジュールであることを特徴とする請求項1に記載の配線システム。
  7. DC駆動機能モジュールとして更にLEDモジュールを備え、センサモジュールでの検出信号が情報線を通ってLEDモジュールに送信されると、LEDモジュールは、送信された検出信号に対応した駆動状態となることを特徴とする請求項に記載の配線システム。
  8. DC駆動機能モジュールは、コネクタが電力路接続口と情報路接続口とに接続されることにより、電力線及び情報線に同時に接続されることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の配線システム。
  9. 電力路接続口と情報路接続口とはモジュール化されて接続部を形成しており、コネクタは接続部に適合するようにモジュール化されていることを特徴とする請求項に記載の配線システム。
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