JP2007318383A - 天気情報表示システム - Google Patents

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政博 山本
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Abstract

【課題】宅内の玄関スペースに有効に設置することができる天気情報表示システムを提供する。
【解決手段】宅内の造営面の裏側に先行配線されて電力、情報信号を伝送する電線と、外部ネットワークNTと通信して取得した情報を前記電線に伝送させる外部通信手段(ゲートウェイGW)とを有する宅内ネットワークAと、造営面に埋め込み配設され、前記電線に接続されることで電力の供給を受けると共に情報信号の授受を行う複数のゲート装置3とを備えてなり、ゲート装置3を介して伝送される天気情報を表示する表示装置(天気表示モジュール8a)を宅内の玄関R1に設けたことを特徴とする天気情報表示システム。
【選択図】図2

Description

本願発明は、インターネット等の外部ネットワークから天気情報を取得し表示する天気情報表示システムに関するものである。
従来から、特開2004−184224公報(特許文献1)に示されるように、外部ネットワークから天気情報を取得し表示する天気情報表示システムは知られている。この天気情報表示システムは、図24に示すように、天気予報映像化装置90に設けられた天気予報情報取得手段91が外部ネットワーク92と通信して、気象事業者提供サーバ93から天気情報を取得し、これを映像化して表示装置94に表示させる。
この天気情報表示システムを住宅内に導入する場合は、例えば天気予報映像化装置90をコンセントに繋ぐことで電力を受給し、ケーブルによって電話回線に接続させるか、或いは、無線通信することで外部ネットワーク92と通信させて天気情報を取得する。
特開2004−184224公報
しかしながら、上記従来例である天気情報表示システムにあっては、住宅内の玄関スペースに天気情報を表示する場合は、電力供給を受けるために壁面に設置されたコンセントに電線を繋ぎ、更に、天気情報の取得のために玄関スペースから電話回線が通常ひかれている居間等の部屋までケーブルをひく必要があり面倒な作業を伴うものであった。又、ひかれたケーブルは、邪魔になったり宅内の外観を悪くしたりするものであった。
又、無線通信により外部ネットワーク92と通信する場合であっても、無線通信に必要な機器を設ける必要があるため、システムが大型化し玄関スペースに有効に設置することができない。更に、無線通信する場合は、場所によって通信が不安定であったり、受信する天気情報によっては通信に時間がかったりといった問題が生じていた。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、システムの構築が容易な天気情報表示システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、宅内の造営面の裏側に先行配線されて電力、情報信号を伝送する電線と外部ネットワークと通信して取得した情報を前記電線に伝送させる外部通信手段とを有する宅内ネットワークと、造営面に埋め込み配設され、前記電線に接続されることで電力の供給を受けると共に情報信号の授受を行う複数のゲート装置とを備えてなり、ゲート装置を介して伝送される天気情報を表示する表示装置を宅内の玄関スペースに設けたことを特徴としている。
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の天気情報表示システムにおいて、表示装置はゲート装置に対して着脱自在に設けられており、ゲート装置に接続されることで玄関スペースの造営面に固定されるようになっていることを特徴としている。
又、本願請求項3記載の発明では、上記請求項1記載の天気情報表示システムにおいて、表示装置は玄関スペースに備えられた傘収納具に設けられていることを特徴としている。
又、本願請求項4記載の発明では、上記請求項1又は2記載の天気情報表示システムにおいて、ゲート装置は、前記電力、情報信号を伝送する電線に接続された接続ポートが設けられ、表示装置は、該接続ポートと接続され、ゲート装置から該表示装置への給電と、ゲート装置と該表示装置との間での信号伝送の両方を同時に確立するコネクタを備えていることを特徴としている。
本願請求項1記載の天気情報表示システムにおいては、表示装置をゲート装置に接続させることで、表示装置の駆動電力の受電及び情報信号の受信をともに行うことができるため、電力と情報信号とを別々の場所から受信する必要がなくシステムの構築が容易になるものである。更に、造営面の裏側に先行配線された電線及び外部通信手段を有した宅内ネットワークを利用して天気情報を取得しているため、ケーブルを電話回線までひいたり、無線通信したりする必要がなく、玄関スペースにおいても有効に設置することができる。
又、本願請求項2記載の天気情報表示システムにおいては、表示装置はゲート装置に対して着脱自在に備えられているため、玄関スペースの造営面に複数のゲート装置が備えられている場合は、必要に応じて表示装置を適切な位置にあるゲート装置に付け替えることができる。又、表示装置はゲート装置に接続されることで玄関スペースの造営面に固定されるようになっているため、表示装置を設置するスペースを特に設ける必要がなく、収まりがよくなるものである。
又、本願請求項3記載の天気情報表示システムにおいては、表示装置は傘収納具に備えられているため、例えば、表示装置に雨の予報が表示された場合は、その場ですぐに傘を取ることができ、より有効に利用できるシステムになるものである。更に、表示装置があらかじめ傘収納具に備えられているため、別途、天気情報を表示するための専用の表示機等を傘収納具に取り付け、配線するといった作業が必要なく容易に傘収納具に天気情報を表示させることができる。
又、本願請求項4記載の天気情報表示システムにおいては、表示装置は一つのゲート装置にコネクタを介して接続させることで、電力及び情報信号を同時に受信することが可能となる。したがって、電力及び情報信号を別々の場所から受信する必要がなく、表示装置をゲート装置に直接接続させることで配線が完結するため、システムの構築がより容易になるものである。
図1〜図18は、本願請求項1、2、4に対応した第一の実施形態である天気情報表示システムを示している。この天気情報表示システムは、図2に示すように、造営面の裏側に先行配線されて電力、情報信号を伝送する電線(電力線L1、情報線L2)と、外部ネットワーク(インターネット網NT)と通信して取得した情報を前記電線に伝送させる外部通信手段(ゲートウェイGW)とを有する宅内ネットワークAと、造営面に埋め込み配設され、前記電線に接続されることで電力の供給を受けると共に情報信号の授受を行う複数のゲート装置3とを備えてなり、ゲート装置3を介して伝送される天気情報を表示する表示装置(天気表示モジュール8a)を宅内の玄関R1に設けている。又、表示装置はゲート装置3に対して着脱自在に設けられており、ゲート装置3に接続されることで玄関R1の造営面に固定されるようになっている。
以下、この実施形態の天気情報表示システムを、より具体的詳細に説明する。本実施形態の天気情報表示システムが適用される宅内ネットワークAは、住宅やビル等の建物内に埋め込み配設される配線システムからなっている。この配線システムは、図2に示すように、宅内の適所に埋め込み配設している1乃至複数のスイッチボックス2を設け、各スイッチボックス2間に壁面内に先行配線した電力線L1と、情報線L2とを送り配線するとともに、始端のスイッチボックス2に対しては、配線盤1内の主幹ブレーカMBと分岐ブレーカBBとを介して屋内に引き込まれた電力線L1を導入し、また外部ネットワークであるインターネット網NTに外部通信手段となるゲートウェイGW(ルータ、ハブ内蔵)を介して接続されている情報線L2を導入してある。ここでスイッチボックス2には室内の天井面のようなハイポジションHPに設けられるものと、壁スイッチ等で推奨される高さ位置の壁面のようなミドルポジションMPに設けられるものと、足元付近の壁面や床面のようなローポジションLPに設けられるものとに区分される。
これらのスイッチボックス2は、例えばJISで規格化された大角形の1個モジュール寸法の埋め込み型の配線器具が3個取り付けることができる1連の取付枠4(図5参照)に対応して規格化されており、図4に示すように上部から配線盤1または他のスイッチボックス2から送り配線されてくる電力線L1及び情報線L2を導入するとともに、下部からは他のスイッチボックス2へ送り配線するための電力線L1及び情報線L2を導出している。そして各スイッチボックス2には基本機能モジュール8を接続するゲート装置3のボディを夫々取付枠4により取り付けてある。本願発明の天気情報を表示する表示装置は、この基本機能モジュール8からなっている。
又、取付枠4は図5に示すように中央に器具取り付け用の窓孔4aを設けてあって、この窓孔4aに取り付け対象の器具本体の前部を背方から嵌め、左右両側の枠片に設けた係止手段に器具本体の両側に設けた被係止部を係止させて器具本体を固定するようになっている。そして上下枠片に設けた取付孔4bに挿通する取り付けねじ(図示せず)をスイッチボックス2のねじ孔(図示せず)に締結することで、器具本体ごとスイッチボックス2に取り付けられる。またスイッチボックス2を用いず、埋め込み孔を開口した壁パネルに取り付ける場合には所謂挟み金具で壁パネルを挟持させて取り付けたり、木ねじを用いて取り付けることもできるようになっている。
ゲート装置3は図6に示すようにボディ背面部に速結端子構造の接続端子部5a,5b及び送り配線用の接続端子部5a’、5b’を設け、夫々に対応する電力線L1、情報線L2を接続するようになっている。またボディ前面部には、送られてきた電力線L1と電気的に接続されている接触部を備えた電力路接続口6Aと、送られてきた情報線L2と電気的に接続されている情報路接続口6Bとを有しモジュール化した接続口6を図5に示すように備えている。
これら接続口6A,6Bは両者間の間隔及び内部の接触部の配列、開口部の形状等がシステムとして規格化されており、このゲート装置3のボディ前面部を覆うようにスイッチボックス2の前面開口側に取り付ける図7に示す基本機能モジュール8の背面部に設けたコネクタ7の被接続部7A、7Bが各接続口6A,6Bに着脱自在に結合されるようになっている。
基本機能モジュール8は、後述する拡張機能モジュール10とで機能モジュールを構成するもので、図7,図8(a)に示す合成樹脂製(ABS等の非結晶性汎用プラスチック)で扁平なモジュール本体8A内に図10に示す回路を内蔵しているもので、背面部のコネクタ7の被接続部7A,7Bをゲート装置3の接続口6A,6Bに結合させることで、スイッチボックス2の前面開口を覆うとともに、周部のフランジをスイッチボックス2の前面開口周辺の壁面に重ねた状態となり、その状態で上、下部の中央に穿孔している取付孔80に取り付けねじ(図示せず)を前面部側から挿通させて取付枠4の上下枠に設けたねじ孔4cに螺入締結することでスイッチボックス2に取付枠4を介して取り付けられる。
またモジュール本体8Aの前面部には、上、下の取付孔80の開口位置より上または下側位置において、図8(a)に示すようにモジュール本体8Aの幅方向に幅広溝81aと幅狭溝81bとからなる連結用溝部81を中央の仕切壁82で左右に二分されるように形成している。
この仕切壁82の左側または右側の連結用溝部81には図8(b)に示す合成樹脂製の連結体100の片側半分を仕切壁82に当たる位置まで嵌め込み、この連結体100の残り半分を図9に示すように拡張機能モジュール10側に同様に設けてある連結用溝部81に嵌め込むことで、基本機能モジュール8と拡張機能モジュール10とを機械的に結合できるようになっている。連結体100は背面に幅広溝81a,幅狭溝81bを仕切る仕切壁81cが嵌る溝100aを設け、両溝81a、81bに跨るように挿入される。そして基本機能モジュール8では前面部側から化粧カバー8Bを着脱自在に被着することで、また拡張機能モジュール10では蓋部83を閉じることで、両者の連結用溝部81に跨るように嵌め込んである連結体100が脱落しないように保持して連結状態を維持するようになっている。而して連結体100と連結用溝部81とが基本機能モジュール8と拡張機能モジュール10との連結手段を構成する。
本配線システムでは、複数の種類の基本機能モジュール8が準備されており、基本機能モジュール8は、図10に示すように、被接続部7Aを介して供給される商用電源ACを安定した直流電圧からなる内部回路の動作電源+Vに変換するAC/DCコンバータ21と、被接続部7Bを介して接続される情報線L2を通じて双方向に伝送される情報信号を送受信する通信伝送部22と、被接続部7Aを介して商用電源ACに接続される電源用コネクタ9A,9A’と、通信伝送部22、被接続部7Bを介して情報線L2に接続される情報用コネクタ9B,9B’とを基本的に備える。そして、内部で情報信号を取り出したり、情報信号を送信する必要がある場合には、通信伝送部22で受信される情報信号からデータを取り込んで処理を行うとともに、当該基本機能モジュール8から情報信号を送る場合の情報生成処理を行う演算処理部23と、I/Oインターフェース24を介して演算処理部23との間でデータの授受を行って動作する機能部25とを備え、通信伝送部22、演算処理部23、I/Oインターフェース24で通信部20を構成する。これら各部は動作電源+Vを前記のAC/DCコンバータ21から供給される。上記機能部25の構成が基本機能モジュール8によって異なるのである。
基本機能モジュール8のモジュール本体8Aの両側側面の一方側は雄型の電源用コネクタ9A、情報用コネクタ9Bを、他方側には雌型の電源用コネクタ9A’、情報用コネクタ9B’を設けている。そして、これら電源用コネクタ9A,9A’の接触片に被接続部7Aの接触片を内部で接続することで、左右何れの方向に拡張機能モジュール10が連結されても商用電源ACを供給することができるようにしている。さらに、情報用コネクタ9B,9B’の接触片に通信伝送部22の入出力を接続することで、左右何れの方向に拡張機能モジュール10が連結されても情報信号の授受を行えるようにしている。なお、上記電源用コネクタ9A,9A’は、モジュール本体8Aの両側側面において一端側に偏倚して配置され、上記情報用コネクタ9B,9B’は、モジュール本体8Aの両側側面において他端側に偏倚して配置される。
これら電源用コネクタ9A,9A’、情報用コネクタ9B,9B’は、内部の接触部の配列、開口部の形状等がシステムとして規格化され、さらには同一面に配置された電源用コネクタと情報用コネクタとの間隔もシステムとして規格化されており、拡張機能モジュール10の後述する電源用コネクタ11A,11A’、情報用コネクタ11B,11B’が着脱自在に結合されるようになっている。
次に、本配線システムでは、複数の種類の拡張機能モジュール10が準備されており、拡張機能モジュール10は図11に示すように、電源用コネクタ11A,11A’と、情報用コネクタ11B,11B’と、電源用コネクタ11A,11A’いずれか一方を介して供給される商用電源ACを、安定した直流電圧からなる内部回路の動作電源+Vに変換するAC/DCコンバータ31と、情報用コネクタ11B,11B’を介して双方向に伝送される情報信号を送受信する通信伝送部32とを基本的に備える。そして、内部で情報信号を取り出したり、情報信号を送信する必要がある場合には、通信伝送部32で受信される情報信号からデータを取り込んで処理を行うとともに、当該拡張機能モジュール10から情報信号を送る場合の情報生成処理を行う演算処理部33と、I/Oインターフェース34を介して演算処理部33との間でデータの授受を行って動作する機能部35とを備え、通信伝送部32、演算処理部33、I/Oインターフェース34で通信部30を構成する。これら各部は動作電源+Vを前記のAC/DCコンバータ31から供給される。上記機能部35の構成が拡張機能モジュール10によって異なるのである。
そして、拡張機能モジュール10は、基本的には図12(a)に示すようにモジュール本体10Aの高さ寸法を基本機能モジュール8と同じ高さ寸法に規格化され、また横幅寸法も規格化された単位モジュール寸法の整数倍に規格化されている。
また、合成樹脂製(ABS等の非結晶性汎用プラスチック)で扁平なモジュール本体10Aの両側側面の一方側は雄型の電源用コネクタ11A、情報用コネクタ11Bを、他方側には雌型の電源用コネクタ11A’、情報用コネクタ11B’を設けている。上記電源用コネクタ11A,11A’は、モジュール本体10Aの両側側面において一端側に偏倚して配置され、上記情報用コネクタ11B,11B’は、モジュール本体10Aの両側側面において他端側に偏倚して配置される。これら電源用コネクタ11A,11A’、情報用コネクタ11B,11B’は、基本機能モジュール8の電源用コネクタ9A,9A’、情報用コネクタ9B,9B’と同様に、内部の接触部の配列、開口部の形状等がシステムとして規格化され、さらには同一面に配置された電源用コネクタと情報用コネクタとの間隔もシステムとして規格化されており、基本機能モジュール8の電源用コネクタ9A,9A’、情報用コネクタ9B,9B’、あるいは他の拡張機能モジュール10の電源用コネクタ11A,11A’、情報用コネクタ11B,11B’が着脱自在に結合されるようになっている。
具体的には、雄型の電源用コネクタ11A、情報用コネクタ11Bは、基本機能モジュール8の雌型の電源用コネクタ9A’、情報用コネクタ9B’、あるいは他の拡張機能モジュール10の雌型の電源用コネクタ11A’、情報用コネクタ11B’に接続し、雌型の電源用コネクタ11A’、情報用コネクタ11B’は、基本機能モジュール8の雄型の電源用コネクタ9A、情報用コネクタ9B、あるいは他の拡張機能モジュール10の雄型の電源用コネクタ11A、情報用コネクタ11Bに接続する。
そして、モジュール本体10A内ではこれら電源用コネクタ11A,11A’の接触片を互いに接続しており、片側の電源用コネクタが隣接する基本機能モジュール8または拡張機能モジュール10の電源用コネクタに嵌合して電力を受け取る側となると、他方の電源用コネクタが電力供給側となる。
さらに、情報用コネクタ11B,11B’の接触片に通信伝送部32の入出力を接続することで、左右何れの方向に基本機能モジュール8や、他の拡張機能モジュール10が連結されても情報信号の授受を行えるようにしており、両側に隣接する基本機能モジュール8または拡張機能モジュール10との間で情報信号を授受できるようになっている。
また、拡張機能モジュール10のモジュール本体10Aの形状は、背面を図12(b)、(c)に示すように平坦な面に形成して壁面に沿わせることができるようにしている。そして上下位置には上述の連結体100を基本機能モジュール8と同様に挿入するための幅広溝81a、幅狭溝81bからなる連結用溝部81を設けるとともに、この連結用溝部81を開閉する蓋部83を設け、連結体100を装着する際や外す場合にはこの蓋部83を開き、連結体100の装着状態を保持する際には上述したように閉じるようになっている(図12(c)参照)。
上記ゲート装置3に取り付けられた基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10は、宅内に配設された情報線L2を介して互いに接続された宅内ネットワークAを構成しており、図2は、玄関R1を有する宅内において、この宅内ネットワークAを用いた天気情報表示システムの構成を示し、図3は、宅内に設けた玄関R1における各機能モジュールの配設例を示す。以下、この天気情報表示システムについて説明する。
まず、電力線L1,情報線L2は住宅やビル等の建物内の壁面内に先行配線されて各ゲート装置3に配線されており、玄関R1のミドルポジションMPに設けられたゲート装置3には、天気情報の表示等を行う表示装置となる基本機能モジュール8a(以後、天気表示モジュール8aと称す)と、照明器具200をオン/オフする壁スイッチを構成する基本機能モジュール8b(以後、壁スイッチモジュール8bと称す)とが接続される。
又、玄関R1のハイポジションHPに設けられたゲート装置3には、人感センサ機能を有する基本機能モジュール8c(以後、人感センサモジュール8cと称す)と、照明器具200の調光機能を備えた基本機能モジュール8d(以後、調光制御モジュール8dと称す)とが接続される。
又、玄関R1のローポジションLPに設けられたゲート装置3には、各機能モジュール間の通信制御、監視動作を行う基本機能モジュール8e(以後、制御監視モジュール8eと称す)と、電源プラグ用の栓刃接続部28を有する基本機能モジュール8f(以後、コンセントモジュール8fと称す)とが接続される。
天気表示モジュール8aの機能部25は、図1に示すように、天気情報制御部250a、表示部250b、操作部250c、モジュール情報記憶部250dで構成され、天気情報制御部250aは、通信伝送部22、演算処理部23、I/Oインターフェース24からなる通信部20を通じて、情報線L2を介した他の機能モジュール8,10との間で情報信号の授受を行い、各部の動作を制御する。また、図10の化粧カバー8Bの前面には表示部250bのディスプレー、操作部250cの操作スイッチを露出させている。
壁スイッチモジュール8bの機能部25は、図13に示すように照明器具の点灯・消灯を切り替える照明操作スイッチ251aと、照明操作スイッチ251aの操作データを生成して点灯・消灯信号として送信するデータ生成機能を有するスイッチ制御部251bと、モジュール情報記憶部251cとで構成され、化粧カバー8B(図10)の前面に照明操作スイッチ251aの操作部を露出させている。
人感センサモジュール8cの機能部25は、図14に示すように、焦電素子252aと、焦電素子252aの出力に基づいて人の存在を検知した場合に人体検知信号を生成して送るデータ生成機能を有するセンサ制御部252bと、モジュール情報記憶部252cとで構成される。
調光制御モジュール8dは、図15に示すように、電源用コネクタ7A−電源用コネクタ9A,9A’間から引き出された電源ラインを接続した引掛栓刃接続部26を備え、化粧カバー8Bの前面に引掛栓刃接続部26を露出させている。そして、機能部25は図16に示すように、引掛栓刃接続部26の出力を可変とする出力可変部253aと、情報線L2から入力された情報信号に基づいて出力可変部253aの動作を制御する調光制御部253bと、モジュール情報記憶部253cとで構成されている。
制御監視モジュール8eの機能部25は、図17に示すように、制御部254a、モジュール情報記憶部254bで構成され、制御部254aが通信部20を通じて、情報線L2を介した他の機能モジュール8,10との間で情報信号の授受を行い、各機能モジュール間の通信制御、監視動作を行う。
コンセントモジュール8fは、図18に示すように、電源用コネクタ7A−電源用コネクタ9A,9A’間から引き出された電源ラインを接続した栓刃接続部28を備え、化粧カバー8Bの前面に栓刃接続部28を露出させている。
又、制御監視モジュール8eは、データ授受を行う各機能モジュール(ここでは、天気表示モジュール8a、壁スイッチモジュール8b、人感センサモジュール8c、調光制御モジュール8d)にモジュール識別情報を自動的に割り当てる機能を有しており、各機能モジュールに割り当てられたモジュール識別情報は、各機能モジュールのモジュール情報記憶部250d、251c、252c、253cに格納される。また、制御監視モジュール8eのモジュール情報記憶部254bには、各機能モジュールに割り当てたモジュール識別情報が全て格納されている。
上記モジュール識別情報の割り付け機能は、例えば、制御監視モジュール8eにUPnP(ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ)のコントロールポイントの機能を実装することで実現でき、UPnPにおいてデバイスの検出を行うSSDP(Simple Service Discovery Protocol)を利用してUPnPのデバイスに相当する各機能モジュールを自動的に検出し、各機能モジュールのネットワークアドレス(モジュール識別情報)、すなわちプライベートのIPアドレスを、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を用いて自動的に割り当てる。但し、DHCPを用いたネットワークアドレスの自動割り当てについては従来周知であるから詳細な説明は省略する。
そして、各機能モジュールが送信する情報信号には送信先の機能モジュールの識別情報が含まれており、制御監視モジュール8eで行われる各機能モジュールの制御、監視動作は、各機能モジュールに割り付けた識別情報を利用して行われる。例えば、壁スイッチモジュール8bが送信する点灯・消灯信号や、人感センサモジュール8cが送信する人体検知信号は、制御監視モジュール8eで中継されて、送信先の調光制御モジュール8d等の機能モジュールへ伝送され、照明器具200の点灯・消灯等が行われる。
天気表示モジュール8aは、このような宅内ネットワークAに接続しており、本実施形態の天気情報表示システムの動作について、以下説明する。
天気表示モジュール8aの表示部250bには、現在の天気及び天気予報等の様々な天気情報が表示されるようになっている。この天気情報は晴れ・曇り・雨といった情報に限らず、例えば、気温、降水確率、風、紫外線、花粉等の天気に関する情報を、時間、地域ごとに示すものである。又、これらの天気情報は、天気情報制御部250aによって宅内ネットワークAを介して、外部ネットワークに接続している気象事業者提供サーバから取得される。
表示する天気情報は操作部250cを操作することによって選択することができ、天気情報制御部250aは、操作部250cの選択に基づいて必要な天気情報を気象事業提供サーバから取得する。取得した天気情報は、表示用信号に変換されて表示部250bへと送信され、表示部250bによって天気情報が表示される。又、天気情報制御部250aは、任意の時間において自動的に天気情報を取得しており、表示される天気情報は自動的に更新されるようになっている。なお、天気情報の表示方法としては、ディスプレー等に映像を表示させる方法が望ましいが、音声により表示するものであってもよい。
又、天気表示モジュール8aは、人感センサモジュール8cと連動させることで、天気情報の表示時間を制御することが可能であり、この動作について次に説明する。なお、各機能モジュール間の情報信号の授受は、制御監視モジュール8eで中継されることで制御、監視されるが、以下の説明では、制御監視モジュール8eの中継動作については省略する。
人感センサモジュール8cは、玄関で人を検知した場合に人体検知信号を生成して、天気表示モジュール8a及び調光制御モジュール8dへと送信する。天気表示モジュール8aの天気情報制御部250aは、この人体検知信号を受信した時にのみ表示用信号を表示部250bへと送信するようになっており、したがって、天気表示モジュール8aは、玄関に人がいる場合にのみ天気情報を表示することになる。又、調光制御モジュール8dの調光制御部253dは、照明器具200の消灯時に人体検知信号を受信した場合は、照明器具200を点灯させるようになっている。
したがって、この実施形態の天気情報表示システムにおいては、玄関R1に表示装置となる天気表示モジュール8aを備え、天気情報を表示するようになっているため、外出時に天気情報を取得することで、例えば雨の予報が表示されている場合は傘を持っていく等、その日の天気に対応した準備をして外出することができる。又、天気表示モジュール8aは外出時に必ず通ることになる玄関R1に備えられているため、天気情報を気にかけていない場合であっても、外出時に確実に天気情報を取得することができる。
又、この天気表示システムは、天気表示モジュール8aをゲート装置3に接続させることで、天気表示モジュール8aの駆動電力の受電及び情報信号の受信をともに行うことができるため、電力と情報信号とを別々の場所から受信する必要がなくシステムの構築が容易になるものである。更に、造営面の裏側に先行配線された電線及び外部通信手段を有した宅内ネットワークAを利用して天気情報を取得しているため、ケーブルを電話回線までひいたり、無線通信したりする必要がなく、玄関R1においても有効に設置することができる。
又、天気表示モジュール8aはゲート装置3に対して着脱自在に備えられているため、玄関スペースの造営面に複数のゲート装置3が備えられている場合は、必要に応じて天気表示モジュール8aを適切な位置にあるゲート装置3に付け替えることができる。又、天気表示モジュール8aはゲート装置3に接続されることで玄関R1の造営面に固定されるようになっているため、天気表示モジュール8aを設置するスペースを特に設ける必要がなく、収まりがよくなるものである。
又、天気表示モジュール8aは、玄関R1に人がいる場合にのみ天気情報を表示するようになっているため、無駄な電力の消費を防ぐことができる。
本実施形態では、調光制御モジュール8dと照明器具200のように、機能モジュールと当該機能モジュールとの間で情報信号の授受を行う機器との組み合わせで1つの宅内機器を構成したり、人感センサモジュール8cのように機能モジュール自体に宅内機器の機能を組み込んだもの宅内機器として用いている。しかし、いずれにしても、天気表示モジュール8aをゲート装置3に接続すれば、天気表示モジュール8aと宅内機器との間で情報信号の授受を容易に行うことができ、天気表示モジュール8aを新規に設置する場合、あるいは宅内機器を新規に設置する場合でも、ゲート装置3を介して互いに情報信号の授受が可能となり、天気表示モジュール8aと宅内機器との連動を容易に行うことができる。なお、天気表示モジュール8aと連動する宅内機器は、照明器具200に限定されるものではない。
本実施形態の天気情報表示システムが適用される配線システムは玄関R1に限られることはなく宅内の全ての部屋に導入され得るものである。又、この配線システムに用いられる基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10としては上記以外に、空調機器の運転操作器や、空調機器の温度設定器や、電力供給を利用した電気カミソリ、電動歯ブラシ、携帯オーディオプレーヤ等の充電器や、監視カメラ等で撮像した映像の伝送機能やモニタ機能を有するインターホンの親機,子機、人感センサ等がある。なお、上記各機能モジュールは、基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10のいずれでも構成できる
又、ゲート装置3、基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10がコネクタの代わりにコアにコイルを巻回した構成を各々備えて、互いのコアが磁気結合することで相手側のコイルに低圧交流電源電圧を誘起させて電源供給を行い、さらには情報信号をE/O変換を経て送り出し、情報信号をO/E変換を経て取り込むことで、光信号からなる情報信号を発光素子、受光素子を用いて非接触で双方向に伝送すれば、ゲート装置3、基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10間の電力、情報信号の授受を非接触で行うことができる。
又、システム全体の情報信号の伝送方式を電力線搬送方式で行えば、電力路と情報路との共通化を図ることができる。
なお、本発明の機能モジュールを用いる天気情報表示システムの情報信号の伝送方式としては、ベースバンド伝送またはブロードバンド伝送の何れを採用しても良く、またプロトコルも何れでも良く、特に限定されるものではないので、説明は省略する。またゲート装置3間の使用プロトコルと、ゲート装置3に連なる機能モジュール8,10での使用プロトコルを異ならせ、例えばゲート装置3でプロトコル変換を行うようにしても良い。
又、天気情報表示システムにおいては、例えば図4に示すように、基本機能モジュール8をゲート装置3に接続し、基本機能モジュール8の右側部にはある機能を有する拡張機能モジュール10を接続し、この拡張機能モジュール10の右側部には異なる機能を有する拡張機能モジュール10を接続することができ、したがって、予め同一に配線されている電力線L1、情報線L2にゲート装置3、基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10を接続することで、各機能モジュールは電力路と情報路とを同時に確保でき、新たに配線工事を行う必要がなく、施工性に優れている。また、各機能モジュールは互いに同一の情報線L2を用いることで、他の機能モジュールとの間の連動制御を容易に行なうことができ、拡張性に優れたものとなる。
而して基本機能モジュール8を使用するに当たっては、まず、ゲート装置3を予め建物の適所の壁面に埋設してあるスイッチボックス2に取付枠4を介して取り付け、先行配線されている電力線L1,情報線L2の接続を行う。その後、ゲート装置3の前面部に設けられた電線路接続口6A,6Bに対して基本機能モジュール8のコネクタ7の対応する被接続部7A,7Bを接続するとともに、基本機能モジュール8をゲート装置3の前面部を覆うように取付枠4に取り付ける。この基本機能モジュール8はこの取り付けた状態において壁面よりも前面部が突出し、両側面が室内側に露出することになる。
そして、拡張機能モジュール10は基本機能モジュール8の露出した両側側面の一方に片側の側面を面接させてコネクタ接続し、この状態で連結体100を用いて拡張機能モジュール10と基本機能モジュール8とを機械的に連結する。これによって基本機能モジュール8と拡張機能モジュール10とで機能モジュールが構成されることになる。このとき拡張機能モジュール10の背面はスイッチボックス2の側方の壁面に沿うことになり、例えば壁面にクロス貼り等が施されている場合、拡張機能モジュール10の背面の位置が多少のずれていてもそれを吸収して背面を壁部に密接させた状態に配設することができ、拡張機能モジュール10の前面部から操作力等が加わっても連結部位に加わる荷重を軽減することができる。
さらに先に連結した拡張機能モジュール10に別の拡張機能モジュール10を連結する場合には、対向側面を面接させてコネクタ接続した状態で連結体100により互いに機械的に連結する。このようにして図4に示すように順次拡張機能モジュール10を側方に連結することができる。
なお、基本機能モジュール8は両側に拡張機能モジュール10を連結することができるため、基本機能モジュール8の両側方向に拡張機能モジュール10を連結しても良い。このようにして拡張機能モジュール10を連結した後、両端に位置する拡張機能モジュール10または基本機能モジュール8の連結部位の側部に着脱自在にエンドカバー101を被着することで、拡張機能モジュール10の連結施工が完了することになる。なお、基本機能モジュール8に拡張機能モジュール9を連結しない状態、つまり未使用のまま置いておく場合にはエンドカバー101を基本機能モジュール8の両側部に被着する。
以上のようにして配設施工が終了し、システムが完成した後は、対応する基本機能モジュール8、拡張機能モジュール10間で情報信号の授受を行う。
また、本実施形態では拡張機能モジュール10や基本機能モジュール8の追加や削除に特別な施工が不要となり、そのため一般ユーザの好みに合わせて拡張機能モジュール10を基本機能モジュール8に連結するだけで、拡張性が確保される。
なお、本実施形態に用いるゲート装置3は取付枠4でスイッチボックス2に取り付けているが、スイッチボックス2の奥壁に直接取り付け、基本機能モジュール8をスイッチボックス2に取り付ける構成としても勿論良い。
図19〜23は、本願請求項1、3に対応した第二の実施形態である天気情報表示システムを示している。なお、ここでは、上記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
図19は、玄関R1を有する宅内において、宅内ネットワークAを用いた天気情報表示システムの構成を示し、図20は、宅内に設けた玄関R1における各機能モジュールの配設例を示す。以下、この天気情報表示システムについて説明する。
この天気情報表示システムは、図21に示すように、玄関R1のローポジションLPに設けられたゲート装置3に、電源プラグ用の栓刃接続部28を有するとともに電力線搬送通信機能を設けた基本機能モジュール8g(以後、通信機能付きコンセントモジュール8gと称す)が接続されている。又、栓刃接続部28には、図23に示すように電力線搬送通信を用いて天気情報を電源プラグ300aから受信可能な傘収納具300が接続されている。
又、その他にも、玄関R1の造営面に設けられたゲート装置3には、壁スイッチモジュール8b、人感センサモジュール8c、調光制御モジュール8d、制御監視モジュール8e、コンセントモジュール8fが接続されている。
通信機能付きコンセントモジュール8gは、図21に示すように、電源用コネクタ7A−電源用コネクタ9A,9A’間から引き出された電源ラインを接続した栓刃接続部28を備え、化粧カバー8Bの前面には栓刃接続部28を露出させている。そして、機能部25は、栓刃接続部28を介した電力線搬送通信機能を有しており、図22に示すように、栓刃接続部28を流れる電流からデータを取り込んだり、栓刃接続部28を流れる電流にデータを重畳させたりするPLCモデム251aと、PLCモデム251aを介したデータ授受を制御するPLC通信部251bと、モジュール情報記憶部251cとを備える。
傘収納具300は、電源プラグ300aを台所R1に設けた通信機能付きコンセントモジュール8gの栓刃接続部28に接続することで、電力線L1から電力が供給されて動作する。又、傘収納具300は、電源プラグ300aを介した電力線搬送通信機能を有しており、図23に示すように、電源プラグ300aを流れる電流からデータを取り込んだり、電源プラグ300aを流れる電流にデータを重畳させるPLCモデム300bと、PLCモデム300bを介したデータ授受を制御するPLC通信部300cとを備える。更に、表示したい天気情報を選択する操作部300dと、取得した天気情報を表示させる表示部300eとが備えられている。
そして、傘収納具300の操作部300dを操作することによって、表示したい天気情報を選択し、傘収納具300は、この選択情報を電源プラグ200aを流れる電流に重畳させる。栓刃接続部28を介して選択情報を受け取った通信機能付きコンセントモジュール8gは、この選択情報に基づいて宅内ネットワークAを介して外部ネットワークに接続している気象事業者提供サーバから天気情報を取得する。取得した天気情報は、通信機能付きコンセントモジュール8gによって、栓刃接続部28から傘収納具300に供給される電流に重畳される。傘収納具300は、電源プラグ300aを介して受けとった天気情報を、表示部300eによって表示させる。
表示部300eは図20に示すように、傘収納具300の一表面全体にわたって備えられた発光パネルであり、発光パネル内に設けられた発光素子によって、天気情報を表示する。天気情報の表示は、例えば、晴れの予報であれば赤色、雨の予報であれば水色に発光するといった方法で表示される。なお、天気情報の表示方法はこれに限定されるものではなく、ディスプレー等に映像を表示させたり、音声によって表示したりするものであってもよい。
又、操作部300dは、図20に示すように、傘収納具300と一体に備えられているのではなく、傘収納具300とは分離して、リモコン装置や他の機能モジュールに備えられているものであってもよい。
又、通信機能付きコンセントモジュール8gは、第一実施形態と同様に、人感センサモジュール8cと連動させることで、傘収納具300に表示する天気情報の表示時間を制御することが可能である。
したがって、この実施形態の天気情報表示システムにおいては、表示装置は傘収納具300に備えられているため、例えば、表示装置に雨の予報が表示された場合は、その場ですぐに傘を取ることができ、より有効に利用できるシステムになるものである。
更に、表示部300eがあらかじめ傘収納具300に備えられているため、別途、天気情報を表示するための専用の表示機等を傘収納具に取り付け、配線するといった作業が必要なく容易に傘収納具300に天気情報を表示させることができる。
なお、この実施形態においては、請求項2の効果は奏さない。
又、この実施形態では、傘収納具300に天気情報を表示させているが、天気情報を表示する宅内機器は傘収納具300に限られるものではなく、例えば照明器具200に表示するものであってもよい。ただし、この場合は、請求項2、3の効果は奏さない。
本願発明の第一の実施形態である天気情報表示システムにおける天気表示モジュールの回路構成図。 同上の配線システムの構成図。 同上の玄関におけるシステムの配設例を示す斜視図。 同上の機能モジュールの配設状態を示す斜視図。 同上のゲート装置を取付枠に取り付けた状態の正面図。 同上のゲート装置への配線形態を示す斜視図。 同上の基本機能モジュールをスイッチボックスから外した状態の斜視図。 (a)は同上の基本機能モジュールの化粧カバーを外した状態の斜視図、(b)は連結体の斜視図。 同上の基本機能モジュールと拡張モジュールとの連結構成の説明図。 同上のゲート装置、基本機能モジュールの回路構成図。 同上の拡張機能モジュールの回路構成図。 同上の拡張機能モジュールを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は蓋部を開き、連結体を外した状態の側面図。 同上の壁スイッチモジュールの機能部の回路構成図。 同上の人感センサモジュールの機能部の回路構成図。 同上の調光制御モジュールの回路構成図。 同上の調光制御モジュールの機能部の回路構成図。 同上の制御監視モジュールの機能部の回路構成図。 同上のコンセントモジュールの機能部の回路構成図。 本願発明の第二の実施形態である天気情報表示システムにおける配線システムの構成図 同上の玄関におけるシステムの配設例を示す斜視図。 同上の通信機能付きコンセントモジュールの回路構成図。 同上の通信機能付きコンセントモジュールの機能部の回路構成図。 同上の傘収納具の回路構成図。 従来例である天気情報表示システムを示す構成図。
符号の説明
L1 電力線
L2 情報線
3 ゲート装置
8 基本機能モジュール
8a 天気表示モジュール
10 拡張機能モジュール
20 通信部
250a 天気情報制御部
250b 表示部
250c 操作部
250d モジュール情報記憶部

Claims (4)

  1. 宅内の造営面の裏側に先行配線されて電力、情報信号を伝送する電線と外部ネットワークと通信して取得した情報を前記電線に伝送させる外部通信手段とを有する宅内ネットワークと、造営面に埋め込み配設され、前記電線に接続されることで電力の供給を受けると共に情報信号の授受を行う複数のゲート装置とを備えてなり、前記外部通信手段を用いて取得されゲート装置を介して伝送される天気情報を表示する表示装置を宅内の玄関スペースに設けたことを特徴とする天気情報表示システム。
  2. 表示装置はゲート装置に対して着脱自在に設けられており、玄関スペースの造営面に設置されたゲート装置に接続することで造営面に固定されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の天気情報表示システム。
  3. 表示装置は玄関スペースに備えられた傘収納具に設けられていることを特徴とする請求項1記載の天気情報表示システム。
  4. ゲート装置は、前記電力、情報信号を伝送する電線に接続された接続ポートが設けられ、表示装置は、該接続ポートと接続され、ゲート装置から該表示装置への給電と、ゲート装置と該表示装置との間での信号伝送の両方を同時に確立するコネクタを備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の天気情報表示システム。
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