JP3717764B2 - センサー体及びこれを用いた保安灯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱線を検出するセンサーを備えるセンサー体と、夜間に人体が接近したことを検出してライトを点灯する保安灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
人体が接近したことを検出して、夜間にライトを点灯させる保安灯装置はすでに市販されている。この種の保安灯装置は、たとえば建物内では階段や廊下等にに設けられる。また、屋外にも設けられる。保安灯装置は、人体の接近を赤外線等の熱線で検出するセンサーを備えている。センサーは、人体が接近すると制御信号を出力する。出力される制御信号は、点灯回路を制御して光源を点灯させる。センサーはプリント基板に固定してケースに収納される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この構造の保安灯装置は、長期間にわたって確実に動作させるのが極めて難しい。それは、センサーの出力端子の漏電が原因となって、センサーから出力される微弱な信号を正常に検出できなくなるからである。人体の接近を検出したとのセンサーからの出力信号は極めて微弱な信号であり、しかも、センサーの出力インピーダンスは極めて高いので、出力端子の極めてわずかな漏電が、センサーの出力信号を検出できなくする。したがって、センサーの出力端子に埃が付着し、あるいは結露し、あるいはまた埃が水分を吸湿すると漏電して正常に動作しなくなってしまう。
【0004】
さらにまた、保安灯装置は、人体から放射される熱線を効率よく集束してセンサーに入射させるために、カバーレンズを設けている。カバーレンズはレンズで熱線を集束してセンサーに入射させる。カバーレンズは、集束した熱線を正確にセンサーに入射させるために、極めて高い精度で固定する必要がある。
【0005】
従来の保安灯装置は、カバーレンズとセンサーを、高い精度で正確にプリント基板に固定するのが難しい。それは、センサーが出力端子を介してプリント基板に固定され、カバーレンズはプリント基板に設けた取付孔に嵌入して固定するからである。出力端子を介して固定する構造は、センサーを極めて高い精度で固定するのが難しい。センサーの固定位置がずれると、センサーとカバーレンズとの相対位置がずれ、カバーレンズで集束された熱線を効率よくセンサーに入射できなくなる。このことは、センサーに入射される熱線が弱くなって、検出感度を低下させる原因となる。
【0006】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、長期間にわたって正常に動作すると共に、人体から放射される熱線を効率よく集束してセンサーに入射して高感度に人体を検出できるセンサー体と、これを用いた保安灯装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の保安灯装置は、熱線を検出するセンサー2を備えるセンサー体と、センサー2に入射される熱線を集束するカバーレンズ5と、センサー2から出力される制御信号でスイッチングされる点灯回路7と、この点灯回路7で点滅される光源6と、センサー体と光源6と点灯回路7を内蔵しているケース1とを備え、 センサー体は、人体から放射される熱線を検出するセンサー2と、このセンサー2を保持する台座4と、台座4を連結すると共にセンサー2の出力端子8を電気接続するプリント基板3とを備え、台座4が、センサー2を定位置に連結するためのセンサー嵌着部11と、カバーレンズ5を定位置に装着するためのカバー嵌着部12とを有し、センサー2とカバーレンズ5を、台座4を介してプリント基板3に装着する。
【0011】
さらに、本発明の保安灯装置は、センサー嵌着部11を、内形をセンサー2の外形にほぼ等しくしている周壁13とすることができる。さらに、保安灯装置は、カバー嵌着部12を、カバーレンズ5の開口縁を挿入できる環状溝15とすることができる。さらにまた、保安灯装置は、台座4とカバーレンズ5との間に、換気用の開口部18を設けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのセンサー体及びこれを用いた保安灯装置を例示するものであって、本発明はセンサー体と保安灯装置を以下のものに特定しない。
【0013】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0014】
図1の斜視図と、図2の縦断面図と、図3の横断面図と、図4のブロック図に示す保安灯装置は、熱線を検出するセンサー2を備えるセンサー体と、センサー2に入射される熱線を集束するカバーレンズ5と、センサー2から出力される制御信号でオンオフにスイッチングされる点灯回路7と、この点灯回路7で点滅される白色LED等の光源6と、センサー体や光源6等を内蔵しているケース1と、ケース1に連結されて光源6の光を透過させる透光カバー30とを備える。センサー体は、人体から放射される赤外線等の熱線を検出するセンサー2と、このセンサー2を固定しているプリント基板3と、このプリント基板3とセンサー2との間に配設されてセンサーを保持する台座4とを備える。
【0015】
センサー2は焦電型の熱線センサーで、人体から放射される熱線である赤外線を検出する検出素子2Aを金属ケース2Bに収納している。金属ケース2Bは、上方を開口して、下端からは絶縁して3つの出力端子8を突出させている。このセンサー2は、金属ケース2Bの上方の開口部から、人体から放射される熱線である赤外線を検出素子2Aに入射させる。
【0016】
プリント基板3は、ケース1内の定位置に固定されている。プリント基板3は、図2と図3において、前面にセンサー2を固定している。センサー2は、出力端子8をプリント基板3に半田付けして固定している。さらに、プリント基板3は、点灯回路を実現する電子部品と、光源6も半田付して固定している。
【0017】
台座4はプラスチックを成形して製作される。プラスチック製の台座4は、センサー2の出力端子8を理想的な状態で絶縁してプリント基板3に連結できる特長がある。ただ、台座は、金属をプレス成形し、あるいは鋳造して製作することもできる。金属製の台座は、センサーとプリント基板との間を広くし、さらに、台座と出力端子との間隔も広くして、センサーの出力端子を充分な絶縁構造とする。
【0018】
台座4は、プリント基板3の定位置に連結するために、嵌着構造で連結される。台座4とプリント基板3の嵌着構造は、たとえば、プリント基板の連結孔と台座の凸部、あるいは、プリント基板の凸部と台座の連結孔からなり、凸部を連結孔に入れて、台座をプリント基板の定位置に連結する構造である。
【0019】
台座4の上面斜視図を図5に、底面斜視図を図6に、平面図を図7に示す。図5におけるC−C線断面が、図2における台座の断面として開示され、D−D線断面が、図3における台座の断面として開示されている。これらの図の台座4は、下面に突出して複数の支持脚部9を設けており、この支持脚部9の挿入部9Aをプリント基板3に設けた連結孔3aに入れて、台座4をプリント基板3の定位置に連結している。したがって、この台座4は、嵌着構造を支持脚部9で構成し、この支持脚部9をプリント基板3の連結孔3aに入れて、台座4を定位置に連結している。支持脚部9は、連結孔3aに挿入される挿入部9Aを先端に設けており、挿入部9Aは細くして、挿入部9Aの後端面をプリント基板3の表面に当接して、支持脚部9の挿入する深さを一定にしている。
【0020】
台座4は、支持脚部9でもってプリント基板3から離して連結される。したがって、台座4の底面は、プリント基板3の表面から離れて接触しない非接触部10ができる。センサー2の出力端子8は、この非接触部10を貫通してプリント基板3に連結される。台座4の非接触部10とプリント基板3の表面との隙間は、好ましくは約5mmとする。ただし、この隙間は、2〜10mmとすることもできる。この隙間を広くすると出力端子8の絶縁状態を良好にできるが、出力端子8に誘導される雑音が多くなり、また、センサー2を強固にプリント基板3に固定するのが難しくなる。したがって、非接触部10とプリント基板3との隙間は、出力端子8の絶縁と取付強度等を考慮して前述の範囲とする。焦電型の熱線センサー2は、金属ケース2Bを備えているので、この金属部分に結露しやすく、湿度が高い等の理由により結露すると、出力端子8間にて導通状態になり漏電し、正常に動作しにくくなる。しかしながら、本実施例においては台座4が支持脚部9を備えているので、センサー2の金属ケース2Bとプリント基板3との間に空間ができ、空気が換気され、結露を防止することができる。
【0021】
台座4は、センサー2を定位置に連結するためのセンサー嵌着部11と、カバーレンズ5を定位置に装着するためのカバー嵌着部12を上面に設けている。図2、図3および図7に示す台座4は、内形をセンサー2の外形にほぼ等しくしている周壁13でセンサー嵌着部11を設けている。図のセンサー2は、外形を円柱状としている。したがって、円形リング状の周壁13を設けて、この周壁13の内側にセンサー2を嵌着して定位置に装着できる形状としている。さらに、周壁13には、切欠部14を設けており、またセンサー2は、その外周の一部に突起2aを有しているので、周壁13の切欠部14にセンサー2の突起2aを挿入してセンサー2を定位置に固定することができる。センサー嵌着部11は、センサー2を台座4の定位置に配設できる全ての形状とすることができる。したがって、センサー嵌着部は、台座の上面にセンサーを嵌入できる凹部を設ける構造、さらに、センサーの外周を3点以上で支持する凸部を設けて、複数の凸部の内側にセンサーを配設する構造とすることもできる。
【0022】
カバーレンズ5は、人体から放射される熱線を透過させる透明のプラスチック、たとえば、アクリル樹脂を成形して製作される。図8の斜視図に示すカバーレンズ5は、球面状に成形して開口縁を円筒状に成形している。球面状に成形している部分は、熱線を集束してセンサー2に入射できるフレネルレンズ状に成形している。
【0023】
そして、図5と図7の台座4は、カバーレンズ5の開口縁を挿入できる環状溝15をカバー嵌着部12としている。カバー嵌着部12の環状溝15は円形のリング状で、センサー嵌着部11の外側にあって、センサー嵌着部11の周壁13と同心に配設される。カバー嵌着部12に装着されるカバーレンズ5の中心にセンサー2を配設するためである。カバーレンズ5は、カバー嵌着部12である環状溝15に、筒状の開口縁を隙間なく挿入して、位置ずれしないように台座4に連結される。カバーレンズ5の開口縁は、厚さを環状溝15の幅に等しくして、隙間なく挿入できる構造としている。また、カバーレンズ5は、図8に示すように、方向を特定する突起5aを開口縁から突出している。台座4は、この突起5aを案内する嵌着凹部16を環状溝15に設けている。この嵌着凹部16は開口形状であり、図7においては、わかりやすくするために黒色に塗りつぶしてある。
【0024】
図の台座4は、カバー嵌着部12を環状溝15としているが、この構造はカバーレンズ5を極めて高い精度で台座4の正確な位置に連結できる。さらに、台座4に連結しているカバーレンズ5は、環状溝15に嵌着されて変形を確実に阻止できる。変形しないカバーレンズ5は、人体から放射される熱線を有効に集束してセンサー2に入射できる特長がある。また、台座4で変形が防止されるカバーレンズ5は、薄く成形して、熱線の透過率を高くして安価に製作できる特長もある。
【0025】
ただ、台座は、カバー嵌着部を環状溝にかぎらず、カバーレンズを特定の位置に連結できる全ての形状、たとえば、カバーレンズの開口縁に複数の凸起を設け、この凸起を挿入する孔や凹部を台座の上面に開口して、凸起を孔や凹部に入れて、カバーレンズを台座の定位置に連結する構造とすることもできる。
【0026】
台座4の支持脚部9の挿入部9Aをプリント基板3の連結孔3aに挿入した状態で、センサー2の出力端子8をプリント基板3の裏面にて配線パターンに半田付け等の方法で連結して、センサー2は、台座4を挟んでプリント基板3に固定される。この取付構造は、台座4に固定用の機構を設ける必要がなく、台座4はプリント基板3と定位置に配設される上述の挿入部9Aを用いた連結機構のみを設ければよい。したがって、台座4を簡単にプリント基板3に連結、固定できる。このような機構により、台座4にセットしたセンサー2をプリント基板3に固定して、台座4とセンサー2の両方が固定される。
【0027】
図の台座4は、カバーレンズ5も定位置に連結するためのカバー嵌着部12を設けているが、カバーレンズ5が台座4から抜けるのは、表面ケース1Aで阻止している。したがって、このカバーレンズ5は、台座4との間で抜け止の機構を設ける必要がなく、簡単な連結構造にできる。カバーレンズ5が抜けるのを阻止するために、表面ケース1Aは、カバーレンズ5を外部に表出させる開口窓17の内形をカバーレンズ5よりも小さくし、開口窓17の内側面をカバーレンズ5の上面に接触させている。カバーレンズ5は、台座4に接着して抜けないように連結することもできる。
【0028】
さらに、図2に示す台座4は、カバーレンズ5との間に、換気用の開口部18を設けている。この台座4は、図5ないし図7に示すように、円形の本体部分とリング状のカバー嵌着部12とを部分的に切除して切除部4Aを設けており、上面にカバーレンズ5を装着した状態で、切除部4Aとカバーレンズ5の内部とを連通する開口部18を設けている。このように、台座4とカバーレンズ5との間に設けられる開口部18は、カバーレンズ5内の空気を換気して、結露を有効に防止できる。
【0029】
この構造の台座4は、以下のように組み立てて、センサー2とカバーレンズ5を定位置に固定する。
(1) 台座4にセンサー2をセットした状態で、センサー2の出力端子8をプリント基板3にセットして、台座4をプリント基板3の定位置に固定する。
(2) 台座4のカバー嵌着部12である環状溝15にカバーレンズ5を装着して、カバーレンズ5を台座4の定位置に連結する。
(3) 表面ケース1Aを背面ケース1Bに連結することで、表面ケース1Aの開口窓17の内側面でカバーレンズ5が抜けないように支持する。
【0030】
次に、図4に示す本実施例の回路ブロック図を説明する。点灯回路7は、図4に示すように、センサー2の出力を増幅するアンプ19と、アンプ19の出力を基準電圧に比較するコンパレータ20と、コンパレータ20からの出力で制御されて光源6を一定時間点灯状態に保持するタイマー回路21と、このタイマー回路21でオンオフにスイッチングされて光源6を点滅させるスイッチング素子22と、外部の明るさを検出してタイマー回路21に信号を出力する照度回路23とを備える。照度回路23の照度検出部は、図1のケース1の左側面側に設けてある。さらに、この図の点灯回路7は、停電したときに光源6を点灯するために、停電を検出する停電検知回路24も備えている。
【0031】
この点灯回路7は、センサー2が人体を検出すると、センサー2が熱線を検出して制御信号を出力する。この制御信号は、アンプ19で増幅されてコンパレータ20に入力される。アンプ19は、センサー2の制御信号を、数千倍から約1万倍に増幅してコンパレータ20に入力する。コンパレータ20は、アンプ19から入力される信号を基準電圧に比較して、所定レベルの信号が入力されるとオン信号を出力する。タイマー回路21は、オン信号が入力されるとスイッチング素子22をオンにするオン信号を出力する。ただし、タイマー回路21は、照度回路23から、周囲が明るいことを示す”明”信号が入力されているとオン信号を出力せず、周囲が暗いことを示す”暗”信号が入力されるときに限ってオン信号を出力する。その後、タイマー回路21は、オン信号が入力されなくなってから一定時間、たとえば、数秒〜数十秒は継続してオン信号を出力する。タイマー回路21からオン信号が出力されるときに、スイッチング素子22はオンになって光源6を点灯する。
【0032】
さらに、停電になると、停電検知回路24が停電を検出して、スイッチング素子22をオンにして光源6を点灯させる。停電検知回路24は、停電しているときは連続して光源6を点灯させる。
【0033】
図の保安灯装置は、商用電源で充電する二次電池25を内蔵しており、この二次電池25を電源として使用する。商用電源はトランス26で降圧して整流回路27で整流して二次電池25を充電する。二次電池25の出力は、DC/DCコンバータ28で昇圧される。DC/DCコンバータ28を内蔵する保安灯装置は、内蔵する二次電池25の本数を少なくして、二次電池25の出力電圧を低くできる。DC/DCコンバータ28で昇圧するからである。
【0034】
電源には切換スイッチ29を接続している。切換スイッチ29は、自動位置、連続/停電灯位置と、オフ位置の3位置のスイッチである。自動位置は、センサー2が人体を検出すると光源6を点灯させるが、停電では光源6を点灯させない切換位置である。連続/停電灯位置は、停電したとき、あるいは、コンセントより抜いて懐中電灯として使用するとき、人体を検出したときに光源6を点灯させる切換位置である。オフ位置は光源6を点灯させない位置である。コンセントより抜いて、本実施例の保安灯装置を、懐中電灯として使用するときは、図2の矢印で示すように、電源プラグ36を折り畳んで使用することができる。
【0035】
光源6は、発光ダイオードや電球が使用できるが、発光ダイオードはフィラメントがなく極めて長寿命で信頼性が高いので最適である。発光ダイオードは、蛍光体で発光色を白色とした発光ダイオードが最適である。白色の発光ダイオードは、2本のニッケル−水素電池やニッケル−カドミウム電池では電圧が低くて充分な明るさで点灯できない。図の保安灯装置は、2本のニッケル−水素電池やニッケル−カドミウム電池を内蔵しているが、これ等の電池電圧をDC/DCコンバータ28で昇圧して発光ダイオードを点灯させている。
【0036】
さらに、図1と図2に示す保安灯装置は、光源6の光を透過させる透光カバー30をケース1の上部に連結している。透光カバー30は、透明のプラスチック、たとえば、アクリロニトリルスチレンやアクリル等を成形して製作される。この透光カバー30は、光源6から照射される光を、透過させて外部に拡散して照射する。
【0037】
【発明の効果】
【0039】
本発明の保安灯装置は、センサーを保持する台座に、センサーを定位置に連結するためのセンサー嵌着部と、カバーレンズを定位置に装着するためのカバー嵌着部とを設けて、センサーとカバーレンズを、台座を介してプリント基板に装着しているので、これらを高い精度で正確にプリント基板に固定できる。したがって、センサーとカバーレンズとの相対的な位置がずれるのを確実に阻止して、カバーレンズで集束された熱線を効率よくセンサーに入射し、検出感度を低下させることなく確実に人体を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の保安灯装置の斜視図
【図2】図1に示す保安灯装置のA−A線断面図
【図3】図1に示す保安灯装置のB−B線断面図
【図4】図1に示す保安灯装置の回路構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施例にかかる台座の斜視図
【図6】図5に示す台座の底面斜視図
【図7】図5に示す台座にセンサーを装着した状態を示す拡大平面図
【図8】カバーレンズの底面斜視図
【符号の説明】
1…ケース 1A…表面ケース 1B…背面ケース
2…センサー 2A…検出素子 2B…金属ケース
2a…突起
3…プリント基板 3a…連結孔
4…台座 4A…切除部
5…カバーレンズ 5a…突起
6…光源
7…点灯回路
8…出力端子
9…支持脚部 9A…挿入部
10…非接触部
11…センサー嵌着部
12…カバー嵌着部
13…周壁
14…切欠部
15…環状溝
16…嵌着凹部
17…開口窓
18…開口部
19…アンプ
20…コンパレータ
21…タイマー回路
22…スイッチング素子
23…照度回路
24…停電検知回路
25…二次電池
26…トランス
27…整流回路
28…DC/DCコンバータ
29…切換スイッチ
30…透光カバー
36…電源プラグ

Claims (4)

  1. 熱線を検出するセンサー(2)を備えるセンサー体と、センサー(2)に入射される熱線を集束するカバーレンズ(5)と、センサー(2)から出力される制御信号でスイッチングされる点灯回路(7)と、この点灯回路(7)で点滅される光源(6)と、センサー体と光源(6)と点灯回路(7)を内蔵しているケース(1)とを備え、
    センサー体は、人体から放射される熱線を検出するセンサー(2)と、このセンサー(2)を保持する台座(4)と、台座(4)を連結すると共にセンサー(2)の出力端子(8)を電気接続するプリント基板(3)とを備え、
    この台座(4)が、センサー(2)を定位置に連結するためのセンサー嵌着部(11)と、カバーレンズ(5)を定位置に装着するためのカバー嵌着部(12)とを有し、センサー(2)とカバーレンズ(5)を、台座(4)を介してプリント基板(3)に装着してなることを特徴とする保安灯装置。
  2. センサー嵌着部(11)が、内形をセンサー(2)の外形にほぼ等しくしている周壁(13)を有する請求項に記載の保安灯装置。
  3. カバー嵌着部(12)が、カバーレンズ(5)の開口縁を挿入できる環状溝(15)を有する請求項に記載の保安灯装置。
  4. 台座(4)とカバーレンズ(5)との間に、換気用の開口部(18)を設けている請求項に記載の保安灯装置。
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