JP2018156894A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる種類の電池ユニットの電池ケースの形状に関係なく電池ユニットが点灯ユニットに適合していないことを報知する。【解決手段】照明器具1は、光源(LEDモジュール20)と、点灯ユニット4と、電池ユニット3とを備える。電池ユニット3は、蓄電池30と、記憶部35とを含み、点灯ユニット4に着脱可能である。記憶部35は、電池ユニット3の識別情報を記憶する。点灯ユニット4において、判定部408は、記憶部35に記憶されている識別情報を電池ユニット3から取得し、識別情報を用いて電池ユニット3が点灯ユニット4に適合しているか否かを判定する。報知部(モニタランプ405)は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないと判定部408で判定された場合に、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関する。
特許文献1には、光源を含む光源ユニットが電源ユニットから着脱自在である照明器具が記載されている。特許文献1に記載された照明器具では、電源ユニットの種別判定部が、電源ユニットに光源ユニットが接続されたときに、光源ユニットの種別情報を光源ユニットから取得している。
また、従来、蓄電池を有する電池ユニットが、光源を点灯させる点灯ユニットに対して着脱可能である照明器具がある。この場合、点灯ユニットに適合する電池ユニットを接続する必要がある。
特開2011−138716号公報
ところで、従来の照明器具では、適合しない電池ユニットが点灯ユニットに接続された場合であっても、接続された電池ユニットをそのまま使用できたり、接続された電池ユニットの蓄電池に対して充電を開始したりする可能性があるという問題があった。
上記のような問題を解決するために、電池ユニットの蓄電池の種類に応じて電池ユニットの電池ケースの形状を変えたり、点灯ユニットの筐体の形状を変えたりすることも考えられる。
しかしながら、蓄電池の種類に応じて電池ユニットの電池ケースの形状を変えることは、電池ケースの種類が多くなり、設備投資の点で新たな問題が生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされた発明であり、本発明の目的は、異なる種類の電池ユニットの電池ケースの形状に関係なく電池ユニットが点灯ユニットに適合していないことを報知することができる照明器具を提供することにある。
本発明の一態様に係る照明器具は、光源と、点灯ユニットと、電池ユニットとを備える。前記点灯ユニットは、前記光源を点灯させる。前記電池ユニットは、蓄電池を含み、前記点灯ユニットに着脱可能である。前記電池ユニットは、記憶部を更に含む。前記記憶部は、前記電池ユニットの識別情報を記憶する。前記点灯ユニットは、充電回路と、判定部と、報知部とを含む。前記充電回路は、前記蓄電池を充電する。前記判定部は、前記記憶部に記憶されている前記識別情報を前記電池ユニットから取得し、前記識別情報を用いて前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合しているか否かを判定する。前記報知部は、前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合していないと前記判定部で判定された場合に、前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合していないことを報知する。
本発明の上記態様に係る照明器具によれば、異なる種類の電池ユニットの電池ケースの形状に関係なく、電池ユニットが点灯ユニットに適合していないことを報知することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の回路ブロック図である。 図2は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図3は、同上の照明器具の接続部の概略図である。 図4A及び図4Bは、同上の照明器具の電池ユニットのブロック図である。
以下の実施形態は、照明器具に関し、特に、蓄電池を有する電池ユニットが、光源を点灯させる点灯ユニットに対して着脱可能である照明器具に関する。
(1)照明器具の全体構成
以下、本実施形態に係る照明器具1について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図2に示す矢印によって照明器具の上下、左右、前後の各方向を規定する。
照明器具1は、図2に示すように、本体10と、光源ユニット2と、電池ユニット3と、点灯ユニット4と、カバー5と、複数(図1では2つ)の支持具6と、複数(図1では2つ)の取付ばね7とを備える。照明器具1は、電池内蔵型の非常灯(非常用照明器具)として構成されており、建物の通路や廊下などの天井に埋込配設される。
(2)照明器具の各構成要素
以下、本実施形態に係る照明器具1の各構成要素について、図面を参照して説明する。
(2.1)光源ユニット
光源ユニット2は、LEDモジュール20(図1参照)と、放熱部材21と、レンズブロック22と、取付部材23とを備える。LEDモジュール20では、矩形平板状の実装基板の実装面の中央に少なくとも1個のLEDチップ(固体発光素子)が実装される。上記LEDチップは、例えば、青色光を放射する青色発光ダイオードであることが好ましい。また、LEDチップを含む実装基板の実装面は、LEDチップから放射される青色光を波長変換する蛍光物質が混入された封止樹脂で円盤状に被われる。さらに、実装基板には、カソードの電極とアノードの電極とが形成されている。なお、LEDモジュール20は、アノードの電極とカソードの電極との間に直流電圧が印加されることにより、白色の照明光を放射するように構成される。
レンズブロック22は、例えば、ガラス製であって、概ね円錐台形状のレンズ部220と、レンズ部220の周縁から外向きに突出する円環状の外鍔部とを有する。レンズ部220は、概ね回転放物面形状の入射面が形成されている。レンズ部220は、入射面に入射する光(LEDモジュール20から放射される照明光)の配光を制御するように構成される。
取付部材23は、例えば、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料によって、概ね楕円形状に形成されている。取付部材23は、上下方向から見た形状が円形である凹所230と、凹所230の底に開口する円形の窓孔231とを有している。また、取付部材23は、長軸方向の両端に、それぞれねじ挿通孔を有している。
放熱部材21は、結合部210と、固定部211と、突板部212とを有している。結合部210は、左右方向を長手方向とする平板状に形成されている。結合部210の下面における左右方向の中央から右寄りの位置に、LEDモジュール20(図1参照)やレンズブロック22が取付部材23によって取り付けられている。結合部210は、2つのねじ孔を有している。取付部材23は、2つのねじ挿通孔にそれぞれ挿通された2本(図2では1本のみ図示)のねじ232が、結合部210の2つのねじ孔にそれぞれねじ込まれることにより、結合部210に固定される。また、結合部210は、2つの丸孔2100と、1つの角孔2101とを有している。2つの丸孔2100は、前後方向に一列に並ぶように設けられている。角孔2101は、2つの丸孔2100の間に設けられている。固定部211は、概ね矩形の平板状であって、結合部210の左側の縁から上向きに起立するように結合部210と一体に形成されている。また、固定部211は、前寄りの上端の近くにねじ孔2110が設けられている。さらに、固定部211は、前後方向の中央に、上端が開放された矩形の縦溝2111が形成されている。突板部212は、結合部210の右側の縁から上向きに起立するように結合部210と一体に形成されている。なお、結合部210、固定部211及び突板部212は、例えば、アルミ又はアルミ合金製の板材によって一体に形成されている。
(2.2)本体
本体10は、下面が開口した有底筒状に形成されており、電池ユニット3及び点灯ユニット4を収容する。また、本体10は、12個の平坦な壁を有する角筒状に形成されている。12個の壁のうち、左側に位置する平坦な壁(平坦壁15)に、ねじ挿通孔150が設けられている。さらに、本体10の12個の壁のそれぞれの下端縁には、外向きに突出する複数のフランジ片100が形成されている。
本体10の左右両側の平坦壁15には、それぞれ支持具6が1つずつ取り付けられている。一対の支持具6は、長尺の板ばね状に形成されている。各支持具6は、長手方向の一端部で本体10の平坦壁15に固定されており、かつ、長手方向の他端部が本体10の底板に近付く向き(上向き)に撓み可能に構成されている。つまり、本体10は、埋込孔内に挿入される一対の支持具6と、本体10の下端面に設けられる複数のフランジ片100との間で天井材を挟み込むようにして天井材に支持される。
(2.3)カバー
カバー5は、本体10の外径(複数のフランジ片100の先端縁の外径)よりも大きい円盤状に形成されており、中央に円形の窓孔50が設けられている。窓孔50には、光源ユニット2のレンズ部220が挿通される。カバー5は、本体10の前面の開口を開放可能に塞ぐように構成されている。カバー5の上面における前端及び後端には、それぞれ取付ばね7が取り付けられている。一対の取付ばね7は、本体10の内周面の前側及び後側にそれぞれ一対ずつ設けられる挿通溝13に抜き差し可能に挿通される。つまり、カバー5は、一対の取付ばね7がそれぞれ一対の挿通溝13に挿通されることにより、本体10の下面を閉塞する状態で本体10に保持される。また、カバー5は、窓孔50の近傍に4つの孔(第1孔53、第2孔54、第3孔55、第4孔56)が設けられている。なお、4つの孔53〜56は、縦横2列かつ等間隔に並べて設けられている。
(2.4)電池ユニット
電池ユニット3は、複数本の蓄電池30(図4A及び図4B参照)と、記憶部35と、複数本の蓄電池30及び記憶部35を収容する電池ケース31とを備える。各蓄電池30は、例えば、円筒形のニカド電池、又は、円筒形のニッケル水素電池などの2次電池である。電池ケース31は、上下両側の底面が馬蹄形(U字形)である筒状に形成されている。複数本の蓄電池30は、例えば、軸方向を上下方向とし、径方向に沿って一列に並ぶように電池ケース31内に収容されている。電池ユニット3は、点灯ユニット4に着脱可能に形成されている。
記憶部35は、例えば半導体メモリであり、電池ユニット3の識別情報を記憶する。識別情報は、電池ユニット3の種類に応じて個別に付与されている。電池ユニット3の種類は、例えば、電池ユニット3(複数本の蓄電池30)からの電力供給による光源の点灯継続時間(例えば30分間、60分間)、光源の定格電力によって区別される。特に、照明器具1が非常灯(非常用照明器具)又は誘導灯などの防災用照明器具である場合、光源の点灯継続時間及び定格電力は、法律などで定められている。電池ユニット3からの出力電圧が同じであっても、容量が異なる場合、これらの電池ユニット3には、異なる識別情報を付与する必要がある。
電池ユニット3には、図4A及び図4Bに示すように、様々な種類がある。図4Aに示す電池ユニット3は、3本の蓄電池30を有するタイプである。図4Bに示す電池ユニット3は、2本の蓄電池30を有するタイプである。図4Aに示す電池ユニット3と、図4Bに示す電池ユニット3とでは、互いに異なる識別情報が付与されている。
電池ユニット3は、コネクタ部32(第1接続部)を更に備える。コネクタ部32は、電池ケース31の下側の前端部に設けられており、点灯ユニット4と電気的に接続される。また、コネクタ部32は、図3に示すように、一対の電力用コンタクト321、322(第1電力端子)と、情報用コンタクト323(第1情報端子)と、コネクタハウジング320とを有する。
コネクタハウジング320は、電力用コンタクト321が挿入される第1挿入穴3201と、電力用コンタクト322が挿入される第2挿入穴3202と、情報用コンタクト323が挿入される第3挿入穴3203とを有する。コネクタハウジング320は、一対の電力用コンタクト321、322及び情報用コンタクト323からなる3本のコンタクトを互いに電気的に絶縁した状態で支持する。
片方の電力用コンタクト321は、電池ケース31内で電気的に直列接続されている複数本の蓄電池30のうちの一方の端の蓄電池30の正極と電気的に接続されている。もう片方の電力用コンタクト322は、他方の端の蓄電池30の負極と電気的に接続されている。情報用コンタクト323は、記憶部35に電気的に接続されている。
また、図2に示すように、電池ケース31の下側の後端部には、第1抜け止め部33と第2抜け止め部34とが設けられている。第1抜け止め部33は、上端が電池ケース31に固定されて左右方向に撓み可能に構成される第1ばね片330と、第1ばね片330の下端寄りの左側面に設けられている第1突起331とを有する。第1突起331は、下に向かって第1ばね片330から離れる向きに傾斜する斜面を有した三角柱状に形成されている。また、第2抜け止め部34は、上端が電池ケース31に固定されて前後方向に撓み可能に構成される第2ばね片340と、第2ばね片340の下端寄りの前面に設けられる第2突起341とを有する。第2突起341は、下に向かって第2ばね片340から離れる向きに傾斜する斜面を有した三角柱状に形成されている。
(2.5)点灯ユニット
点灯ユニット4は、図1及び図3に示すように、光源ユニット2のLEDモジュール20を点灯させるように構成されている。点灯ユニット4は、点灯装置40(図1参照)と、点灯装置40を収容する筐体41と、コネクタ42(第2接続部)とを備える。
コネクタ42は、筐体41に電池ユニット3及び点灯ユニット4が収容されている状態において、電池ユニット3のコネクタ部32に接続される。コネクタ42は、一対の電力用コンタクト421、422(第2電力端子)と、情報用コンタクト423(第2情報端子)と、コネクタハウジング420とを有する。コネクタハウジング420は、一対の電力用コンタクト421、422及び情報用コンタクト423からなる3本のコンタクトを互いに電気的に絶縁した状態で支持する。一対の電力用コンタクト421、422は、点灯装置40において充電回路401及び点灯回路402の両方に電気的に接続されている。情報用コンタクト423は、点灯装置40において制御回路404に電気的に接続されている。コネクタ42に電池ユニット3のコネクタ部32が接続されているとき、電力用コンタクト421は、電池ユニット3の電力用コンタクト321に電気的に接続され、電力用コンタクト422は、電池ユニット3の電力用コンタクト322に電気的に接続される。また、コネクタ42にコネクタ部32が接続されているとき、情報用コンタクト423は、電池ユニット3の情報用コンタクト323に電気的に接続される。
点灯装置40は、図1に示すように、直流電源回路400と、充電回路401と、点灯回路402と、停電検出回路403と、制御回路404と、モニタランプ405と、複数の押釦スイッチ406A、406Bと、受信部407とを備える。
直流電源回路400は、例えば、リンギングチョークコンバータなどの自励型のスイッチング電源回路であり、外部電源(例えば、商用の電力系統)9から供給される交流電圧を、当該交流電圧の実効値よりも低い直流電圧に変換するように構成される。充電回路401は、電池ユニット3の複数本の蓄電池30を充電するように構成されている。充電回路401は、外部電源9から給電されているときに動作し、直流電源回路400から電池ユニット3へ一定の充電電流を流すように構成される。点灯回路402は、電池ユニット3から供給される直流電流を定電流化して光源ユニット2に供給するように構成される。停電検出回路403は、直流電源回路400の出力電圧から外部電源9の停電を検出して制御回路404に通知するように構成される。受信部407は、赤外線を通信媒体とする無線信号を受信し、受信した無線信号から送信フレームを復調して制御回路404に渡すように構成される。この無線信号は、定期点検の作業を行う作業者に操作されるワイヤレス送信器から送信される。なお、定期点検は、法令で定められた期間ごとに実施され、点灯回路402を強制的に動作させて光源ユニット2が規定の時間以上、点灯状態を維持することを確認することを目的として行われる。
制御回路404は、プロセッサ及びメモリが搭載されたコンピュータ(マイクロコンピュータを含む)を主構成要素とする。上記コンピュータは、適宜のプログラムを実行することにより、制御回路404として機能する。
制御回路404は、点灯制御回路409を備える。点灯制御回路409は、非常時に蓄電池30からLEDモジュール20へ給電するように構成されている。
点灯制御回路409は、停電検出回路403が停電を検出していないとき、充電回路401を動作させ、かつ、点灯回路402を停止させるように構成されている。また、点灯制御回路409は、停電検出回路403が停電を検出しているとき、充電回路401を停止させ、かつ、点灯回路402を動作させるように構成されている。さらに、点灯制御回路409は、一方の押釦スイッチ406Bが押操作された場合、又は、受信部407から送信フレームを受け取った場合、充電回路401を停止させ、かつ、点灯回路402を動作させて点検動作を行うように構成されている。ただし、点灯制御回路409は、他方の押釦スイッチ406Aが押操作された場合は、点灯回路402を数秒間動作させた後、再度、点灯回路402を停止させ、かつ、充電回路401を動作させるように構成されている。
ところで、制御回路404は、判定部408を更に備える。判定部408は、電池ユニット3(蓄電池30)が点灯ユニット4に適合するか否かを判定するように構成されている。特に、判定部408は、照明器具1の設置段階における電池ユニット3の適合性判断を行う。
判定部408は、記憶部35に記憶されている識別情報を電池ユニット3から取得する。また、判定部408は、点灯ユニット4に適した識別情報を記憶している。そして、判定部408は、これらの識別情報を用いて電池ユニット3が点灯ユニット4に適合しているか否かを判定する。より詳細には、電池ユニット3が本体10内に設置されるときに、電池ユニット3のコネクタ部32が点灯ユニット4のコネクタ42に接続されると、判定部408は、電池ユニット3から識別情報を取得する。電池ユニット3から取得した識別情報が、判定部408に記憶されている識別情報と一致する場合、判定部408は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していると判定する。一方、電池ユニット3から取得した識別情報が、判定部408に記憶されている識別情報と異なる場合、判定部408は、電池ユニット3が点灯ユニット4に不適合であると判定する。なお、電池ユニット3から識別情報を取得できなかった場合も、判定部408は、電池ユニット3が点灯ユニット4に不適合であると判定する。
モニタランプ405は、例えば、緑色光を放射する発光ダイオードであり、充電回路401から電池ユニット3に供給される充電電流によって発光する。つまり、モニタランプ405は、充電回路401による充電が行われているか否かを報知する。作業者は、電池ユニット3を本体10に取り付けたときに、モニタランプ405の点灯状態を確認する。
また、モニタランプ405は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないと判定部408で判定された場合に、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを報知する。例えば、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していない場合、モニタランプ405は、正常時とは異なる点灯状態で点灯する。
また、充電回路401は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないと判定部408で判定された場合に、蓄電池30への充電を行わない。
点灯装置40は、プリント配線板からなる回路基板の第1面に実装される種々の電子部品と、回路基板の第2面(第1面の裏面)に形成される導体とで各回路を実現するように構成される。モニタランプ405、受信部407及び2つの押釦スイッチ406A、406Bは、いずれも回路基板の第1面に実装される。ただし、2つの押釦スイッチ406A、406Bは、いずれも押釦を下に向けて実装される。
(3)照明器具の組立手順
次に、照明器具1の組立手順を説明する。ただし、一対の支持具6は、既に本体10に取り付けられている。
まず、組立作業を行う作業者は、本体10内に点灯ユニット4を収容し、本体10の底板の固定片に点灯ユニット4の筐体41をかしめ固定する(図2参照)。それから、作業者は、光源ユニット2を点灯ユニット4の筐体41に取り付ける。ここで、筐体41の下面には、放熱部材21の2つの丸孔2100にそれぞれ個別に挿通される2つの突起411と、放熱部材21の角孔2101に挿通される引掛部412とが下向きに突設されている。作業者は、放熱部材21の固定部211に設けられている2つの丸孔2100に2つの突起411を個別に挿通し、かつ、角孔2101に挿通した引掛部412を角孔2101の周囲に引っ掛けて、光源ユニット2を筐体41に仮止めする。このとき、作業者は、本体10の左側の平坦壁15と点灯ユニット4との間に放熱部材21の固定部211を差し込み、かつ、電池ケース31の内側(左側)に突板部212を配置する。なお、光源ユニット2のプラグコネクタ26は、筐体41の中央の開口部の奥に配置されているレセプタクルコネクタと電気的かつ機械的に接続される。そして、作業者は、本体10の外から平坦壁15のねじ挿通孔150にねじ151を挿通し、放熱部材21の固定部211のねじ孔2110にねじ151をねじ込む。その結果、放熱部材21は、固定部211が本体10にねじ止めされることにより、本体10と熱的及び機械的に結合される。
続いて、作業者は、本体10内に電池ユニット3を収容する。電池ユニット3のコネクタ部32は、電池ユニット3が本体10内に収容される際に、点灯ユニット4の筐体41に設けられている開口部を通して、点灯ユニット4のコネクタ42と電気的かつ機械的に接続される。ここで、筐体41の右側面の後端寄りの部位には、凹部が設けられている。そして、電池ユニット3の第1抜け止め部33の第1突起331が筐体41の凹部に引っ掛かることにより、電池ユニット3が点灯ユニット4の筐体41に取り付けられる。一方、電池ユニット3を本体10から取り外す場合、作業者は、最初に第1抜け止め部33の第1ばね片330を指で摘まんで撓ませ、第1突起331と凹部の引っ掛かりを解除する。そうすると、電池ユニット3は、第2抜け止め部34の第2突起341が放熱部材21の結合部210に引っ掛かる位置まで引き下ろされる。そこから、作業者が第2ばね片340を指で摘まんで撓ませ、第2突起341と結合部210との引っ掛かりを解除すれば、電池ユニット3を本体10から引き抜いて取り外すことができる。
最後に、作業者は、一対の取付ばね7を本体10の内周面の前側及び後側にそれぞれ一対ずつ設けられる挿通溝13に挿通することにより、本体10の下面を閉塞するようにカバー5を本体10に保持させる。以上のようにして、照明器具1の組立が完了する。
(4)照明器具の動作
次に、本実施形態に係る照明器具1の動作について説明する。
まず、電池ユニット3(蓄電池30を含む)の種類を表す識別情報を電池ユニット3の記憶部35があらかじめ記憶している。点灯ユニット4が既に収容されている本体10に、電池ユニット3が収容される際に、第1接続部としてのコネクタ部32が第2接続部としてのコネクタ42に接続されたときに、記憶部35の識別情報が電池ユニット3から点灯ユニット4へ送信される。点灯ユニット4の判定部408は、電池ユニット3からの識別情報が判定部408に記憶されている識別情報と一致するか否かを判定する。2つの識別情報が一致する場合、判定部408は、電池ユニット3が適合していると判定する。一方、2つの識別情報が異なる場合、判定部408は、電池ユニット3が不適合であると判定する。報知部としてのモニタランプ405は、判定結果に応じて、点灯状態を変化させる。
また、電池ユニット3が適合であると判定部408で判定された場合、充電回路401は、電池ユニット3の蓄電池30への充電を開始する。一方、電池ユニット3が不適合であると判定部408で判定された場合、充電回路401は、電池ユニット3の蓄電池30への充電を行わない。
(5)変形例
電池ユニット3において、電池ユニット3の識別情報を記憶する記憶部は、半導体メモリには限定されない。例えば、電池ユニット3は、上記記憶部として、識別情報ごとに異なる抵抗値を有する分圧抵抗の組合せを有していてもよい。この場合、点灯ユニット4は、上記分圧抵抗によって分圧された電圧の電圧値を識別情報として取得するように構成されていればよい。
点灯ユニット4の判定部408は、点灯ユニット4に適した1つの識別情報のみを記憶していることには限定されない。判定部408は、複数の識別情報を記憶していてもよい。この場合、実際に用いる識別情報を、ディップスイッチなどの切替手段によって切り替えるようにすればよい。これにより、異なる種類の電池ユニット3と組み合わされる点灯ユニット4の共通化を図ることができる。例えば点灯継続時間が30分間である照明器具の点灯ユニットと、点灯継続時間が60分間である照明器具の点灯ユニットとを共通にすることができるので、製造上の利点がある。
電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを報知する報知部は、充電回路401による充電が行われているか否かを報知するモニタランプ405には限定されない。上記報知部は、モニタランプ405とは別体の表示部であってもよい。また、上記報知部は、表示部には限定されない。上記報知部は、例えばスピーカのような、音又は音声を出力する音出力部であってもよい。さらに、モニタランプ405は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していない場合、消灯するように設定されていてもよい。要するに、報知部は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを報知する機能を有していればよい。
電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないと判定部408で判定された場合、充電回路401は、蓄電池30への充電を行わないことには限定されない。電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していない場合であっても、蓄電池30への充電を許容してもよいときは、充電回路401は、蓄電池30への充電を行ってもよい。
電池ユニット3から点灯ユニット4への識別情報に関する通信は、有線での通信には限定されず、非接触通信(無線通信を含む)であってもよい。上記通信が非接触通信である場合、電池ユニット3の情報用コンタクト323及び点灯ユニット4の情報用コンタクト423は不要である。言い換えると、電池ユニット3は、電力用コンタクト321、322としての2本のコンタクトのみを有していればよく、点灯ユニット4は、電力用コンタクト421、422としての2本のコンタクトのみを有していればよい。つまり、識別情報の通信のためにコンタクトを増やす必要がない。
照明器具は、埋込型の非常灯に限定されず、天井に直付けされる直付け型の非常灯であっても構わない。
また、照明器具は、非常灯ではなく、非常時に人を誘導するための誘導灯であってもよい。要するに、照明器具は、防災用照明器具であることが好ましい。
(6)効果
以上説明したように、本発明の第1の態様に係る照明器具1は、光源(LEDモジュール20)と、点灯ユニット4と、電池ユニット3とを備える。点灯ユニット4は、光源を点灯させる。電池ユニット3は、蓄電池30を含み、点灯ユニット4に着脱可能である。電池ユニット3は、記憶部35を更に含む。記憶部35は、電池ユニット3の識別情報を記憶する。点灯ユニット4は、充電回路401と、判定部408と、報知部(モニタランプ405)とを含む。充電回路401は、蓄電池30を充電する。判定部408は、記憶部35に記憶されている識別情報を電池ユニット3から取得し、識別情報を用いて電池ユニット3が点灯ユニット4に適合しているか否かを判定する。報知部は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないと判定部408で判定された場合に、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを報知する。
第1の態様に係る照明器具1では、点灯ユニット4が、電池ユニット3の識別情報を取得し、この識別情報を用いて電池ユニット3が適合しているか否かを判定する。そして、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを報知部(LEDモジュール20)が報知する。これにより、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していない場合に作業者に知らせることができるので、電池ユニット3と点灯ユニット4との組合せの間違いを低減させることができる。
特に、照明器具1が非常灯又は誘導灯などの防災用照明器具である場合、光源の点灯継続時間及び定格電力が法律などで定められているため、電池ユニット3と点灯ユニット4との組合せの間違いを低減させる必要があり、効果的である。
本発明の第2の態様に係る照明器具1では、第1の態様において、報知部は、充電回路401による充電が行われているか否かを報知するモニタランプ405である。
第2の態様に係る照明器具1では、報知部が、充電回路401による充電が行われているか否かを報知するモニタランプ405である。これにより、充電状態を報知するモニタランプ405を用いて、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないことを作業者に知らせることができる。
本発明の第3の態様に係る照明器具1では、第1又は第2において、充電回路401は、電池ユニット3が点灯ユニット4に適合していないと判定部408で判定された場合に、蓄電池30への充電を行わない。
第3の態様に係る照明器具1では、不適合の蓄電池30への充電を行わない。これにより、間違った使用を継続することを低減させることができる。
本発明の第4の態様に係る照明器具1は、第1〜第3の態様のいずれか1つにおいて、点灯制御回路409を更に備える。点灯制御回路409は、非常時に蓄電池30から光源(LEDモジュール20)へ給電する。
第4の態様に係る照明器具1では、非常時に蓄電池30から光源(LEDモジュール20)へ給電する。これにより、非常時に光源を点灯させることができる。
1 照明器具
2 光源ユニット
20 LEDモジュール(光源)
3 電池ユニット
30 蓄電池
35 記憶部
4 点灯ユニット
401 充電回路
405 モニタランプ(報知部)
408 判定部
409 点灯制御回路

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源を点灯させる点灯ユニットと、
    蓄電池を含み、前記点灯ユニットに着脱可能である電池ユニットとを備え、
    前記電池ユニットは、前記電池ユニットの識別情報を記憶する記憶部を更に含み、
    前記点灯ユニットは、
    前記蓄電池を充電する充電回路と、
    前記記憶部に記憶されている前記識別情報を前記電池ユニットから取得し前記識別情報を用いて前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合しているか否かを判定する判定部と、
    前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合していないと前記判定部で判定された場合に前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合していないことを報知する報知部とを含む
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記報知部は、前記充電回路による充電が行われているか否かを報知するモニタランプである
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記充電回路は、前記電池ユニットが前記点灯ユニットに適合していないと前記判定部で判定された場合に前記蓄電池への充電を行わない
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 非常時に前記蓄電池から前記光源へ給電する点灯制御回路を更に備える
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
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