JP6604568B2 - 非常用照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、非常用照明装置に関し、より詳細には電力系統の停電時に電池から供給される電力で非常用照明を行う非常用照明装置に関する。
従来例として、特許文献1記載の非常灯を例示する。特許文献1記載の非常灯(以下、従来例という)は、光源部と、光源部を支持する枠部材と、バッテリと、バッテリを電源として光源部を点灯させる点灯ユニットと、バッテリ及び点灯ユニットを内部に収容し、かつ、枠部材が取り付けられる器具本体とを備える。枠部材は、器具本体の開口面に嵌め込まれ、側方からねじ止めされて器具本体に固定される。
特開2012−84324号公報
このような非常用照明装置は、一つの建物に非常に多くの台数が設置されるので、バッテリ(電池)の交換作業を簡素化することが望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、電池の交換作業の容易化を図ることを目的とする。
本発明の非常用照明装置は、本体と、光源ユニットと、電池ユニットと、点灯ユニットと、カバーとを備え、前記電池ユニットは、電池と、前記電池を収容する電池ケースとを有し、前記点灯ユニットは、前記電池から供給される電力で前記光源ユニットを点灯させる点灯装置を有して前記本体に支持され、記電池ケースは、前記カバーに着脱可能に固定され、かつ、前記カバーとともに前記本体に支持されており、前記カバーは、前記光源ユニットから放射される光が通過する窓孔を有し、かつ、前記電池ケースが固定された状態で前記本体に着脱可能に装着されることを特徴とする。
本発明の非常用照明装置は、電池の交換作業の容易化を図ることができるという効果がある。
実施形態に係る非常用照明装置の分解斜視図である。 実施形態に係る非常用照明装置を示し、図2Aは背面図、図2Bは正面図、図2Cは平面図である。 実施形態に係る非常用照明装置を示し、カバーを省略し、かつ、電池ケースの一部を破断した正面図である。 実施形態に係る非常用照明装置を示し、カバーが取付ばねによって本体に仮保持されている状態の側面図である。 実施形態に係る非常用照明装置における点灯装置の回路ブロック図である。 実施形態に係る非常用照明装置における光源ユニットの縦断面図である。 実施形態に係る非常用照明装置におけるカバーと電池ユニットの斜視図である。 実施形態に係る非常用照明装置におけるカバーと電池ユニットを示し、片側の取付ばねを省略した側面図である。 別の実施形態に係る非常用照明装置(直付け型の非常用照明装置)の斜視図である。 別の実施形態に係る非常用照明装置(直付け型の非常用照明装置)を示し、カバーが取付ばねによって本体に仮保持されている状態の斜視図である。
以下、本実施形態に係る非常用照明装置Xについて、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態に係る非常用照明装置Xは、電池内蔵型の非常灯(非常用照明器具)として構成されている。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態に係る非常用照明装置Xは、図1に示すように、本体1、光源ユニット2、電池ユニット3、点灯ユニット4、カバー5、支持具6並びに取付ばね7を備え、建物の通路や廊下などの天井に埋込配設される。ただし、以下の非常用照明装置Xの説明では、図1において上下、左右、前後の各方向を規定する。
光源ユニット2は、図6に示すように、LEDモジュール20、放熱部材21、レンズブロック22、取付部材23、押さえ部材24、熱伝導シート25並びにプラグコネクタ26などを備えることが好ましい。LEDモジュール20は、矩形平板状の実装基板200の上面中央に1個又は複数個のLEDチップ(固体発光素子)が実装される。これらのLEDチップは、例えば、青色光を放射する青色発光ダイオードであることが好ましい。また、LEDチップを含む実装基板200の上面は、LEDチップから放射される青色光を波長変換する蛍光物質が混入された封止樹脂で円盤状に被われる。さらに、実装基板200の対角の位置にある一対の角部の上面には、カソードの電極とアノードの電極が形成されている。なお、LEDモジュール20は、アノードの電極とカソードの電極に直流電圧が印加されることにより、白色の照明光を放射するように構成される。
熱伝導シート25は、高熱伝導率、電気絶縁性及び難燃性を有するシリコーン樹脂製の
シート材で構成されることが好ましい。熱伝導シート25は、LEDモジュール20の実装基板200と放熱部材21との間に介在し、LEDチップから発せられて実装基板200を通して伝導される熱を、放熱部材21に伝導するように構成される。
押さえ部材24は、例えば、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料によって、おおよそ円盤状に形成されることが好ましい。押さえ部材24は、中央にほぼ矩形の孔240を有する。また、押さえ部材24の上面における孔240の周囲に凹所241が設けられる。さらに、押さえ部材24の上面において、孔240の対角の位置に、押さえ突起242がそれぞれ形成されている。また、押さえ部材24は、角筒状のコネクタ保持部243を有する。このコネクタ保持部243は、プラグコネクタ26を内側に収容して保持するように構成される(図6参照)。
プラグコネクタ26は、一対のコンタクトと、これら一対のコンタクトを電気的に絶縁した状態で支持するコネクタハウジング260とを有する。片方のコンタクトは、電線を介してLEDモジュール20のカソード電極と電気的に接続される。もう片方のコンタクトは、別の電線を介してLEDモジュール20のアノード電極と電気的に接続される。
レンズブロック22は、例えば、ガラス製であって、おおよそ円錐台形状のレンズ部220と、レンズ部220の周縁から外向きに突出する円環状の外鍔部221とを有することが好ましい(図1及び図6参照)。レンズ部220は、図6に示すように、おおよそ回転放物面形状の入射面2200が形成されている。レンズ部220は、入射面2200に入射する光(LEDモジュール20から放射される照明光)の配光を制御するように構成される。
取付部材23は、例えば、ポリカーボネート樹脂などの合成樹脂材料によって、おおよそ円環状に形成されることが好ましい(図1参照)。取付部材23は、枠部230、一対の引掛部232、固定部233などを有することが好ましい(図6参照)。枠部230は、円環状の主部2300と、主部2300の外周縁から全周に渡って下向きに突出する円筒形状の周壁部2301とを有する。主部2300は、円形の窓孔231を有する。一対の引掛部232は、周壁部2301の左前及び右前の下面から下向きに突出するように周壁部2301と一体に形成されることが好ましい。引掛部232は、周壁部2301から下向きに突出する直方体状の突片2320と、突片2320から周壁部2301と並行して突出する直方体状の引掛片2321とを有する(図1参照)。つまり、引掛部232は、全体としてL字状に形成されることが好ましい。固定部233は、おおよそ台形状に形成されることが好ましい。固定部233は、枠部230の周壁部2301における後面から後方へ突出するように、周壁部2301と一体に形成されることが好ましい(図1参照)。なお、固定部233は、中央に円形のねじ挿通孔2330が設けられることが好ましい。
放熱部材21は、アルミ又はアルミ合金製の板材で構成され、LEDモジュール20と熱結合される結合部210と、点灯ユニット4の筐体41に固定される固定部211とを有することが好ましい(図6参照)。さらに、放熱部材21は、結合部210と固定部211を繋ぐ連結部212を有することが好ましい。結合部210は、おおよそ円盤状に形成されることが好ましい。固定部211は、おおよそ台形状に形成されることが好ましい。連結部212は、矩形に形成されることが好ましい。ただし、固定部211は、結合部210及び連結部212のいずれよりも左右方向の幅寸法を大きくするように構成されることが好ましい(図1及び図3参照)。
結合部210の前端における左右両側には、それぞれ被引掛部213が設けられる(図1参照)。被引掛部213は、取付部材23の引掛部232を放熱部材21の厚み方向(上下方向)に通過させ、かつ、引掛部232を厚み方向と交差する方向(左右方向及び前後方向)に移動可能に構成されることが好ましい。被引掛部213は、放熱部材21(の結合部210)の周縁部分に形成される切欠2130を有することが好ましい。切欠2130は、おおよそ矩形に形成されることが好ましい。被引掛部213は、切欠2130と、切欠2130の隣(左隣)に位置する部位とで構成されることが好ましい(図1参照)。ただし、被引掛部213は、切欠2130の代わりに、放熱部材21を厚み方向に貫通する孔を有してもよい。この場合、被引掛部213は、孔と、孔の隣に位置する部位(被引掛部位)とで構成される。
固定部211には、2つの丸孔2110と、1つのねじ孔(第1ねじ孔2111)とが設けられる(図1参照)。2つの丸孔2110は、左右方向に一列に並ぶように設けられることが好ましい。第1ねじ孔2111は、固定部211の右端近くに設けられることが好ましい。また、連結部212には、矩形の挿通孔2120と、ねじ孔(第2ねじ孔)とが設けられることが好ましい。挿通孔2120は、連結部212のほぼ中央に設けられて押さえ部材24のコネクタ保持部243が挿通される(図6参照)。また、第2ねじ孔は、挿通孔2120の左後方の位置に設けられ、取付部材23の固定部233のねじ挿通孔2330に挿通されるねじがねじ込まれる。
本体1は、下面が開口した有底筒状に形成される。また、本体1は、左右両側に平坦な面(平坦面)を有し、それらの平坦面を除く周面が円筒面となるように構成されている。さらに、本体1の下端縁には、外向きに突出する円環状のフランジ10が形成されている(図1及び図3参照)。なお、本体1は、本体1の下端の近傍における左前方の位置から内側に突出する被固定部12を有することが好ましい。この被固定部12は矩形の平板状に形成され、先端の近傍にねじ挿通孔120が設けられることが好ましい(図1及び図3参照)。
本体1の左右両側の平坦面には、それぞれ支持具6が1つずつ取り付けられている(図2A及び図2C参照)。これら一対の支持具6は、長尺の板ばね状に形成されることが好ましい。それぞれの支持具6は、長手方向の一端部で本体1の平坦面に固定され、かつ、長手方向の他端部が本体1の底板11に近付く向き(上向き)に撓み可能に構成されている。つまり、本体1は、埋込孔内に挿入される一対の支持具6と、本体1の下端面に設けられるフランジ10との間で天井材を挟み込むようにして天井材に支持される。
電池ユニット3は、複数本の電池30と、これら複数本の電池30を収容する電池ケース31とを有する(図1及び図3参照)。電池30は、例えば、円筒形のニッカド電池、あるいは、円筒形のニッケル水素電池などの2次電池が好ましい。電池ケース31は、上下両側の底面が馬蹄形(U字形)である筒状に形成されることが好ましい。複数本の電池30は、軸方向を上下方向とし、径方向に沿って一列に並ぶように電池ケース31内に収容されることが好ましい。
電池ケース31の下側の前端部には、点灯ユニット4と電気的に接続されるコネクタ部32が設けられている(図1参照)。コネクタ部32は、一対のコンタクトと、これら一対のコンタクトを電気的に絶縁した状態で支持するコネクタハウジング320とを有する。片方のコンタクトは、電池ケース31内で電気的に直列接続されている複数本の電池30のうちの一方の端の電池30の正極と電気的に接続される。もう片方のコンタクトは、他方の端の電池30の負極と電気的に接続される。
点灯ユニット4は、点灯装置40と、点灯装置40を収容する筐体41とを有する。点灯装置40の回路ブロック図を図5に示す。点灯装置40は、直流電源回路400、充電回路401、点灯回路402、停電検出回路403、制御回路404、モニタランプ405、押釦スイッチ406、受信部407などを備えることが好ましい。
直流電源回路400は、例えば、リンギングチョークコンバータなどの自励型のスイッチング電源回路で構成され、外部電源(例えば、商用の電力系統)Wから供給される交流電圧を、当該交流電圧の実効値よりも低い直流電圧に変換することが好ましい。充電回路401は、外部電源Wから給電されているときに動作し、直流電源回路400から電池ユニット3へ一定の充電電流を流すように構成されることが好ましい。点灯回路402は、電池ユニット3から供給される直流電流を定電流化して光源ユニット2に供給するように構成されることが好ましい。停電検出回路403は、直流電源回路400の出力電圧から外部電源Wの停電を検出して制御回路404に通知するように構成される。モニタランプ405は、例えば、緑色光を放射する発光ダイオードで構成され、充電回路401から電池ユニット3に供給される充電電流によって発光させられることが好ましい。受信部407は、赤外線を通信媒体とする無線信号を受信し、受信した無線信号から送信フレームを復調して制御回路404に渡すように構成される。この無線信号は、定期点検の作業を行う作業者に操作されるワイヤレス送信器から送信される。なお、定期点検とは、法令で定められた期間ごとに実施され、点灯回路402を強制的に動作させて光源ユニット2が規定の時間以上、点灯状態を維持することを確認することを目的とする。
制御回路404は、停電検出回路403が停電を検出していないとき、充電回路401を動作させ、かつ、点灯回路402を停止させるように構成される。また、制御回路404は、停電検出回路403が停電を検出しているとき、充電回路401を停止させ、かつ、点灯回路402を動作させるように構成される。さらに、制御回路404は、一方の押釦スイッチ406Aが押操作された場合、あるいは、受信部407から送信フレームを受け取った場合、充電回路401を停止させ、かつ、点灯回路402を動作させて定期点検動作を行うように構成される。ただし、制御回路404は、他方の押釦スイッチ406Bが押操作された場合は、点灯回路402を数秒間動作させた後、再度、点灯回路402を停止させ、かつ、充電回路401を動作させるように構成されることが好ましい。
点灯装置40は、プリント配線板からなる回路基板の第1面に実装される種々の電子部品と、回路基板の第2面(第1面の裏面)に形成される導体とで直流電源回路400から制御回路404までの各回路を実現するように構成される。なお、モニタランプ405、及び2つの押釦スイッチ406A、406Bは、いずれも回路基板の第1面における下端近くに実装されることが好ましい(図3参照)。
点灯ユニット4の筐体41は、上下両側の底面が六角形である筒状に形成されることが好ましい。ただし、筐体41の2つの底面は、1つの辺(第1辺)が対向する他の1つの辺(第2辺)よりも長く、かつ、第1辺の両側の2つの辺(第3辺及び第4辺)が平行となる六角形に形成されることが好ましい(図3参照)。筐体41の下面には、3つの開口部410A、410B、410Cが前後方向に一列に並ぶように設けられている。前端の開口部410Aの奥には、電池ユニット3のコネクタ部32と前後方向に挿抜可能に接続される受け側のコネクタが配置されている。また、中央の開口部410Bの奥には、光源ユニット2のプラグコネクタ26と前後方向に挿抜可能に接続されるレセプタクルコネクタが配置されている。さらに、後端の開口部410Cの奥には、モニタランプ405、2つの押釦スイッチ406A、406B、受信部407及び2つの操作部材42が配置されている。これら2つの操作部材42は、上下方向に移動可能に設けられており、上向きに移動する際に、それぞれ押釦スイッチ406A、406Bの押釦を押操作するように構成されることが好ましい。また、筐体41は、速結式の端子台43を保持するように構成されることが好ましい(図2C参照)。
点灯ユニット4は、図1及び図3に示すように、筐体41の上面及び下面の第2辺を平坦面に沿わせるようにして、本体1内に収容される。そして、点灯ユニット4は、筐体41の上面が本体1の底板11に設けられた固定片110にねじ止めされることによって、本体1に固定される(図2A参照)。ただし、筐体41に保持された端子台43は、図2Cに示すように、本体1の底板11に設けられる段差部111の孔1110を通して、差込口430を本体1の外に露出させることが好ましい。つまり、これらの差込口430に電源線の導体が差し込まれることにより、端子台43を介して外部電源Wと点灯装置40とが電気的に接続される。
カバー5は、本体1のフランジ10の外径よりも大きい円盤状に形成され、中央に円形の窓孔50が設けられている(図1及び図2B参照)。この窓孔50には、光源ユニット2のレンズ部220が挿通される。カバー5は、本体1の前面の開口を開放可能に塞ぐように構成されている。カバー5の上面における前端及び後端には、それぞれ取付ばね7が取り付けられている。これら一対の取付ばね7は、本体1の内周面の前側及び後側にそれぞれ一対ずつ設けられる挿通溝13に抜き差し可能に挿通される。つまり、カバー5は、一対の取付ばね7がそれぞれ一対の挿通溝13に挿通されることにより、本体1の下面を閉塞する状態で本体1に保持される(図2C参照)。
一対の挿通溝13は、本体1の内周面と、本体1の内周面から内側に突出する一対の引掛部130とで構成される(図3参照)。一対の引掛部130は、それぞれ上下方向から見てL字形状に形成されることが好ましい。また、一対の引掛部130は、互いの開口部分を前後方向に対向させるように配置される(図3参照)。また、本体1の内周面における一対の引掛部130の下方には、仮保持部15がそれぞれ設けられる(図1及び図3参照)。これらの仮保持部15は、前後方向から見てL字形状に形成されることが好ましい。なお、一対の引掛部130及び仮保持部15は、図3に示すように、本体1の内周面において、電池ユニット3と点灯ユニット4が本体1内で並ぶ方向(左右方向)と交差する方向(例えば、前後方向)の両側にそれぞれ配置される。
取付ばね7は、一対のV字形状のばね部70と、これら一対のばね部70の一端(上端)同士を連結する連結部71とを有し、一対のばね部70の突出部位(中間部位)同士が反対向きに突出するように構成される(図1参照)。なお、取付ばね7を構成する一対のばね部70と連結部71は、例えば、金属製の線材が略U字状に折り曲げられることにより、一体に形成されることが好ましい。取付ばね7は、一対のばね部70の他端(連結部71で連結されていない方の端)が保持金具51に保持されることで、一対のばね部70の他端を支点として回転可能にカバー5に取り付けられる(図7参照)。
ところで、本実施形態に係る非常用照明装置Xは、電池ユニット3(の電池ケース31)がカバー5に着脱可能に装着されている。すなわち、電池ケース31は、前端部及び後端部の下端の近くに、それぞれ第2結合部310が設けられている(図7及び図8参照)。第2結合部310は、おおよそ三角柱状であって、斜面を上に向けて電池ケース31の左側面から突出するように設けられている。ただし、2つの第2結合部310のうちで後方の第2結合部310は、ばね片311と一体に設けられることが好ましい。ばね片311は、上端が電池ケース31に固定されて左右方向に撓み可能に構成されている(図7参照)。そして、ばね片311の下端寄りの左側面に、第2結合部310が一体に設けられている。
一方、カバー5は、2つの第2結合部310が各別に結合される2つの第1結合部53を備えている。これら2つの第1結合部53は、おおよそ鉤形の撓み片530と、撓み片530の下端から撓み片530の厚み方向の両側に突出する矩形板状の脚片531とをそれぞれ有している(図7参照)。なお、第1結合部53は、合成樹脂材料によって撓み片530と脚片531とが一体に形成されることが好ましい。また、これら2つの第1結合部53は、脚片531がカバー5の上面に接着や熱かしめなどの適宜の方法で固着されることが好ましい。ただし、第1結合部53は、金属材料で形成されても構わない。
次に、本実施形態に係る非常用照明装置Xの組立手順を説明する。ただし、一対の支持具6は、既に本体1に取り付けられている。
まず、組立作業を行う作業者は、本体1内に点灯ユニット4を収容し、本体1の底板11の固定片110に点灯ユニット4の筐体41をねじ止めして固定する(図1参照)。それから、作業者は、光源ユニット2を点灯ユニット4の筐体41に取り付ける。ここで、筐体41の下面には、放熱部材21の2つの丸孔2110にそれぞれ個別に挿通される2つの突起411が下向きに突設されている。つまり、作業者は、放熱部材21の固定部211に設けられている2つの丸孔2110に2つの突起411を個別に挿通させて位置決めするようにして、固定部211を筐体41の下面に載せる。ただし、作業者は、本体1の被固定部12が放熱部材21の下になるように、被固定部12と筐体41の下面との間に固定部211を挿入する(図3参照)。それから、作業者は、被固定部12のねじ挿通孔120に挿通したねじを、放熱部材21の固定部211に設けられている第1ねじ孔2111にねじ込むことにより、光源ユニット2を点灯ユニット4の筐体41に取り付ける(図3参照)。このとき、光源ユニット2のプラグコネクタ26は、筐体41の中央の開口部410Bの奥に配置されているレセプタクルコネクタと電気的かつ機械的に接続される。なお、固定部211には、丸孔2110の代わりに、突起411が嵌まる凹部が設けられても構わない。
続いて、作業者は、カバー5の2つの第1結合部53を、電池ユニット3の2つの第2結合部310に各別に結合することによって、電池ユニット3をカバー5に固定する。すなわち、作業者は、2つの第2結合部310を2つの第1結合部53にそれぞれ位置合わせした状態でカバー5の上面に電池ユニット3を押し付ける。すると、第1結合部53の撓み片530が撓み、第2結合部310が撓み片530の先端を乗り越えて復帰することによって、撓み片530の先端が第2結合部310に引っ掛かる。このようにして、作業者は、電池ユニット3をカバー5に固定することができる。
最後に、作業者は、電池ユニット3を取り付けたカバー5を本体1に装着する。より詳細には、作業者は、一対の取付ばね7を本体1の内周面の前側及び後側にそれぞれ一対ずつ設けられる挿通溝13に挿通することにより、本体1の下面を閉塞するようにカバー5を本体1に保持させる(図2C参照)。ここで、電池ユニット3のコネクタ部32は、電池ユニット3が本体1内に収容される際に、点灯ユニット4の筐体41に設けられている開口部410Aを通して、点灯ユニット4の受け側のコネクタと電気的かつ機械的に接続される。以上のようにして、本実施形態に係る非常用照明装置Xの組立が完了する。
続いて、本実施形態に係る非常用照明装置Xの電池ユニット3の交換作業の手順を説明する。
交換作業を行う作業者は、取付ばね7のばね力に抗してカバー5を下向きに引っ張る。カバー5が下向きに引っ張られると、取付ばね7は、一対のばね部70を互いに近付く向きに撓ませながら挿通溝13内を下向きに移動し、連結部71が仮保持部15に当たる位置(仮保持位置)で停止する(図4参照)。そして、作業者は、一対の取付ばね7の連結部71をそれぞれ仮保持部15から外してカバー5及び電池ユニット3を本体1から取り外す。次に、作業者は、撓み片530を指で撓ませることによって第1結合部53と第2結合部310の結合を解除し、カバー5から電池ユニット3を取り外す。それから、作業者は、新しい電池ユニット3をカバー5に固定した後、再び取付ばね7を挿通溝13に挿通し、下から押し上げるようにして電池ユニット3を本体1内に収容し、かつ、カバー5を本体1の下面側に取り付ける。以上のようにして、電池ユニット3の交換作業が完了する。
ところで、本実施形態に係る非常用照明装置は埋込型の非常用照明装置に限定されず、天井に直付けされる直付け型の非常用照明装置であっても構わない。
直付け型の非常用照明装置XXは、図9及び図10に示すように、円盤状の本体1と、円錐台形状のカバー5とを有する。本体1は、天井にねじ止めされて直付けされる。点灯ユニット4は、固定金具によって本体1に固定される。また、本体1には、2つの取付ばね7が取り付けられる(図10参照)。一方、カバー5の内周面には、2つの取付ばね7がそれぞれ個別に引っ掛けられる2つの引掛具54が設けられている。つまり、カバー5は、これら2つの取付ばね7がそれぞれ引掛具54に引っ掛けられることで本体1に着脱可能に取り付けられる(図9及び図10参照)。また、電池ユニット3は、図10に示すように、カバー5の内底面に着脱可能に固定されており、カバー5が本体1に取り付けられたときに点灯ユニット4の隣に配置される。
上述のように本実施形態に係る非常用照明装置X(及びXX)は、本体1と、光源ユニット2と、電池ユニット3と、点灯ユニット4と、カバー5とを備える。電池ユニット3は、電池30と、電池30を収容する電池ケース31とを有している。点灯ユニット4は、電池30から供給される電力で光源ユニット2を点灯させる点灯装置40を有して本体1に支持されている。カバー5は、光源ユニット2から放射される光が通過する窓孔50を有して本体1に着脱可能に装着される。電池ケース31は、カバー5に着脱可能に固定され、かつ、カバー5とともに本体1に支持されている。
本実施形態に係る非常用照明装置X(及びXX)が上述のように構成されれば、本体1に対するカバー5の着脱と、本体1に対する電池ユニット3の着脱とが同時に実行可能とされる。そのため、本実施形態に係る非常用照明装置X(及びXX)は、本体1に対するカバー5の着脱と電池ユニット3の着脱とが別々に行われる場合と比較して、電池(電池ユニット3)の交換作業の容易化を図ることができる。
また、本実施形態に係る非常用照明装置X(及びXX)において、カバー5は、本体1と対向する後面(上面)に、1つ又は複数の第1結合部53が設けられることが好ましい。電池ケース31は、1つ又は複数の第1結合部53と各別かつ着脱可能に結合する1つ又は複数の第2結合部310が設けられていることが好ましい。
本実施形態に係る非常用照明装置X(及びXX)が上述のように構成されれば、第1結合部53と第2結合部310が結合することでカバー5に対する電池ケース31の着脱が容易に行われる。
ここで、第1結合部53及び第2結合部310の構成は、図7及び図8に示した構成に限定されない。例えば、第2結合部310は、第1結合部53の撓み片530の先端が引っ掛かる溝であっても構わない。また、埋込型の非常用照明装置Xにおいて、カバー5に設けられて取付ばね7を保持している保持金具51に、第1結合部53が一体に設けられても構わない。
X,XX 非常用照明装置
1 本体
2 光源ユニット
3 電池ユニット
4 点灯ユニット
5 カバー
30 電池
31 電池ケース
40 点灯装置
41 筐体
50 窓孔
53 第1結合部
310 第2結合部

Claims (2)

  1. 本体と、光源ユニットと、電池ユニットと、点灯ユニットと、カバーとを備え、
    前記電池ユニットは、電池と、前記電池を収容する電池ケースとを有し、
    前記点灯ユニットは、前記電池から供給される電力で前記光源ユニットを点灯させる点灯装置を有して前記本体に支持され、
    記電池ケースは、前記カバーに着脱可能に固定され、かつ、前記カバーとともに前記本体に支持されており、
    前記カバーは、前記光源ユニットから放射される光が通過する窓孔を有し、かつ、前記電池ケースが固定された状態で前記本体に着脱可能に装着されることを特徴とする非常用照明装置。
  2. 前記カバーは、前記本体と対向する後面に、1つ又は複数の第1結合部が設けられ、前記電池ケースは、1つ又は複数の前記第1結合部と各別かつ着脱可能に結合する1つ又は複数の第2結合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の非常用照明装置。
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