JP7149558B2 - 点灯装置、非常用照明装置、及び非常用照明器具 - Google Patents

点灯装置、非常用照明装置、及び非常用照明器具 Download PDF

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Description

本発明は、一般に点灯装置、非常用照明装置、及び非常用照明器具に関する。
従来、リチウム二次電池を備えた防災照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。防災用照明器具は、災害などによる停電時に、リチウム二次電池に蓄えた電力により光源を点灯させる。
特開2010-267605号公報
一般に、非常用照明装置(防災照明器具など)は蓄電池を備えており、停電時には蓄電池に蓄えられた電力によって光源を点灯させる。しかし、蓄電池は、放電し続けると転極を生じることがある。転極が生じた蓄電池は、非常用照明装置に不具合を生じさせる可能性がある。
本発明の目的は、蓄電池の転極による不具合を低減させることができる点灯装置、非常用照明装置、及び非常用照明器具を提供することにある。
発明の一態様に係る点灯装置は、充電回路と、電源回路と、状態判定部と、を備える。前記充電回路は、商用電力を入力されて蓄電池を充電する。前記電源回路は、前記商用電力が停電した場合に前記蓄電池の蓄電電力によって光源を点灯させる。前記状態判定部は、前記蓄電池に転極が生じているか否かを判定する。そして、前記電源回路は、前記転極が生じていると前記状態判定部が判定した場合、前記蓄電池の放電電流を減少させる。前記状態判定部は、前記蓄電池の電圧値が第1所定値以下、かつ前記第1所定値より小さい第2所定値以上の範囲内に所定時間以上収まっている場合に、前記転極が生じていると判定する。
本発明の一態様に係る点灯装置は、充電回路と、電源回路と、状態判定部と、を備える。前記充電回路は、商用電力を入力されて蓄電池を充電する。前記電源回路は、前記商用電力が停電した場合に前記蓄電池の蓄電電力によって光源を点灯させる。前記状態判定部は、前記蓄電池に転極が生じているか否かを判定する。そして、前記電源回路は、前記転極が生じていると前記状態判定部が判定した場合、前記蓄電池の放電電流を減少させる。前記蓄電池は、前記蓄電池の正極容量が消耗することで第1転極を生じ、前記蓄電池の負極容量が消耗することで第2転極を生じる。前記状態判定部は、前記蓄電池の電圧値に基づいて前記第1転極及び前記第2転極のそれぞれが発生したか否かを判定し、前記第1転極及び前記第2転極が生じた場合に前記転極が生じていると判定する。
本発明の一態様に係る点灯装置は、充電回路と、電源回路と、状態判定部と、を備える。前記充電回路は、商用電力を入力されて蓄電池を充電する。前記電源回路は、前記商用電力が停電した場合に前記蓄電池の蓄電電力によって光源を点灯させる。前記状態判定部は、前記蓄電池に転極が生じているか否かを判定する。そして、前記電源回路は、前記転極が生じていると前記状態判定部が判定した場合、前記蓄電池の放電電流を減少させる。前記蓄電池は、前記蓄電池の正極容量が消耗することで第1転極を生じ、前記蓄電池の負極容量が消耗することで第2転極を生じる。前記状態判定部は、前記蓄電池の電圧値に基づいて前記第2転極が発生したか否かを判定し、前記第2転極が生じた場合に前記転極が生じていると判定する。
本発明の一態様に係る非常用照明装置は、上述の点灯装置と、前記点灯装置の出力によって点灯する光源と、前記点灯装置に前記光源を点灯させるための電力を供給する蓄電池と、を備える。
本発明の一態様に係る非常用照明器具は、上述の非常用照明装置と、前記非常用照明装置が取り付けられる筐体と、を備える。
以上説明したように、本発明は、蓄電池の転極による不具合を低減させることができるという効果がある。
図1は、実施形態の点灯装置を備える非常用照明装置の構成を示すブロック図である。 図2は、同上の検出電圧値[Vs]の時間変化を示すグラフである。 図3は、同上の非常用照明器具の構成を示す斜視図である。
以下の実施形態は、一般に点灯装置、非常用照明装置、及び非常用照明器具に関する。より詳細に、以下の実施形態は、蓄電池によって光源を点灯させる点灯装置、非常用照明装置、及び非常用照明器具に関する。
図1は、本実施形態の非常用照明装置A1の構成を示す。非常用照明装置A1は、点灯装置1と、蓄電池2と、光源3とを備える。
光源3は、複数の固体発光素子を有する。例えば、光源3は、複数の固体発光素子として複数のLED(Light Emitting Diode)が直列接続されたLEDアレイを有している。なお、光源3は、固体発光素子としてLEDを有する構成に限らない。光源3は、例えば、有機EL(Organic Electro Luminescence、OEL)、または半導体レーザダイオード(Laser Diode、LD)などの他の固体発光素子を有していてもよい。
点灯装置1は、充電回路11と、電源回路12と、停電検出回路13とを備える。
充電回路11は、AC/DCコンバータで構成され、蓄電池2を充電する。充電回路11は、電力会社が管理する電力系統などの外部電源9から商用電圧(商用電力)を供給される。充電回路11は、蓄電池2の蓄電状態を制御する充電機能を有しており、蓄電池2の充電時には、商用電圧を直流電圧に変換して直流電圧を出力する。充電回路11が出力する直流電圧は、蓄電池2に印加され、蓄電池2を充電する。そして、充電回路11は、外部電源9の通電時に、蓄電池2のSOC(State Of Charge)を所定の目標値に制御する。なお、蓄電池2に蓄電されている電力(蓄電池2の残容量)を蓄電電力と呼ぶ。
蓄電池2は、ニッケル水素電池、またはニッケルカドミウム電池(ニッカド電池)であることが好ましい。蓄電池2は、複数の電池セル21が直列接続されており、互いに隣り合う電池セル21のうち、一方の電池セル21の正極が他方の電池セル21の負極に電気的に接続する。そして、複数の電池セル21の各電圧(セル電圧)の和が、蓄電池2の両端電圧(電池電圧V1)になる。なお、蓄電池2は、直列接続された複数の電池セル21を有する二次電池であればよく、特定の種類に限定されない。
電源回路12は、電力変換回路121と、制御回路122と、電圧検出回路123と、スイッチ素子124とを有する。
電力変換回路121には電池電圧V1が入力され、電力変換回路121の出力端間には光源3が接続されている。電力変換回路121は、蓄電池2の蓄電電力を電源として、光源3に点灯電流Ioを供給する電力変換機能を有する。そして、電力変換回路121は、IC(Integrated Circuit)で構成された照明制御回路12aを備えている。照明制御回路12aは、電力変換回路121が有するトランジスタなどの能動素子を制御することで、電力変換機能の実行及び停止を切り替えることができる。電力変換回路121の電力変換機能が実行されている場合、点灯電流Ioの値が目標値に近付くように点灯電流Ioは制御され、光源3が点灯する。また、電力変換回路121の電力変換機能が停止すると、点灯電流Ioの値が0になり、光源3は消灯する。
制御回路122は、マイクロコンピュータ12b、及びマイクロコンピュータ12bの周辺回路を備える。マイクロコンピュータ12bの周辺回路は、マイクロコンピュータ12bの入力ポート及び出力ポートなどに接続したインタフェース回路、電源ICなどである。マイクロコンピュータ12bは、照明制御回路12aに対して電力変換機能の実行及び停止を指示する。
電圧検出回路123は、電池電圧V1を検出する機能を有する。具体的に、電圧検出回路123は、抵抗123a,123bの直列回路を具備する。抵抗123a,123bの直列回路は、蓄電池2の両端間に接続されており、電池電圧V1を分圧する。抵抗123aがハイサイド側に接続され、抵抗123bがローサイド側に接続されており、抵抗123bの両端電圧が、電池電圧V1の検出値を示す検出電圧Vsとして、制御回路122に入力される。検出電圧Vsの値[Vs](以降、検出電圧値[Vs]とする)は、電池電圧V1の値に比例する。
スイッチ素子124は、PNP型のジャンクショントランジスタであり、スイッチ素子124のエミッタが蓄電池2の正極に接続され、スイッチ素子124のコレクタが制御回路122に接続される。スイッチ素子124のベースは、制御回路122に接続されており、スイッチ素子124は、制御回路122によってオンまたはオフされる。
停電検出回路13は、外部電源9の停電を検出する停電検出機能を有する。本実施形態の停電検出回路13は、外部電源9の電圧を監視しており、外部電源9の電圧の値が所定値以下に低下した場合に、外部電源9の停電を検出する。停電検出回路13は、外部電源9の停電を検出すると、制御回路122へ停電検出信号を出力する。
マイクロコンピュータ12bは、停電検出信号の有無を監視する。停電検出回路13が停電検出信号を出力していない場合、マイクロコンピュータ12bは、照明制御回路12aに対して電力変換機能の停止を指示する。すなわち、外部電源9の通電時には、点灯電流Ioの値が0になり、光源3は消灯する。一方、停電検出回路13が停電検出信号を出力している場合、マイクロコンピュータ12bは、照明制御回路12aに対して電力変換機能の実行を指示する。すなわち、外部電源9の停電時には、点灯電流Ioの値が目標値に近付くように制御され、光源3は点灯する。
このように、電力変換回路121は、外部電源9の停電時に、蓄電池2の蓄電電力を電源として、光源3に点灯電流Ioを供給する。
外部電源9が停電し、電力変換回路121が電力変換機能を実行して光源3を点灯させているとき、外部電源9の停電によって蓄電池2は充電されないので、蓄電池2の残容量は減少し続ける。そして、検出電圧値[Vs]は、図2に示すように時間経過に伴って低下する。そして、マイクロコンピュータ12bは、検出電圧値[Vs]を監視しており、検出電圧値[Vs]に基づいて、蓄電池2の放電制御を行う。
具体的に、マイクロコンピュータ12bは、コンピュータシステムであり、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。そして、メモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、マイクロコンピュータ12bが放電制御部12c、及び状態判定部12dの各機能を有するように構成されており、本実施形態における蓄電池2の放電制御機能が実現される。
状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]に基づいて、蓄電池2の状態を判定する。
放電制御部12cが照明制御回路12aに対して電力変換機能の実行を指示することで、蓄電池2から電力変換回路121へ負荷電力が供給される。また、放電制御部12cが照明制御回路12aに対して電力変換機能の停止を指示することで、蓄電池2から電力変換回路121への負荷電力の供給が停止する。
さらに、放電制御部12cがスイッチ素子124をオンすることで、蓄電池2から制御回路122に制御電力が供給される。また、放電制御部12cがスイッチ素子124をオフすることで、蓄電池2から制御回路122の制御電力の供給が停止する。
ここで、マイクロコンピュータ12bは、検出電圧Vsを動作電源としており、スイッチ素子124のオン、オフに関わらず、検出電圧Vsが動作電圧以上であれば動作可能に構成されている。一方、制御回路122のマイクロコンピュータ12bの周辺回路は、スイッチ素子124を介して入力される電池電圧V1を動作電源としており、スイッチ素子124がオンしていれば動作し、スイッチ素子124がオフしていれば動作しないように構成されている。
図2では、時間t0以前は、外部電源9が通電しており、放電制御部12cは、照明制御回路12aに対して電力変換機能の停止を指示し、スイッチ素子124をオンしている。そして、時間t0に外部電源9が停電すると、放電制御部12cは、照明制御回路12aに対して電力変換機能の実行を指示し、スイッチ素子124を引き続きオンする。
そして、時間t0以降(外部電源9が停電している期間)、放電制御部12cは、状態判定部12dによる蓄電池2の状態の判定結果(状態判定結果)に基づいて、蓄電池2の放電モードを切り替える。
第1放電モードは、蓄電池2が、電力変換回路121へ負荷電力を供給し、かつ制御回路122に制御電力を供給する放電モードである。放電制御部12cは、照明制御回路12aに電力変換機能の実行を指示し、スイッチ素子124をオンすることで、蓄電池2の放電モードを第1放電モードに設定する。第1放電モードでは、マイクロコンピュータ12b、及びマイクロコンピュータ12bの周辺回路がそれぞれ動作し、光源3が点灯する。
第2放電モードは、蓄電池2が、電力変換回路121へ負荷電力を供給せず、制御回路122に制御電力を供給する放電モードである。放電制御部12cは、照明制御回路12aに電力変換機能の停止を指示し、スイッチ素子124をオンすることで、蓄電池2の放電モードを第2放電モードに設定する。第2放電モードでは、マイクロコンピュータ12b、及びマイクロコンピュータ12bの周辺回路はそれぞれ動作するが、光源3は消灯する。
時間t0に電力変換回路121が電力変換機能を実行すると、光源3が点灯する。そして、光源3が点灯してから暫くの間、検出電圧値[Vs]は、蓄電池2の定格電圧値に対応する定格電圧値[Va1]を維持する。蓄電池2の定格電圧値は、電池セル21の定格電圧値(例えば1.2V)に、電池セル21の直列接続数を掛けた値である。このとき、蓄電池2の放電モードは、電力変換回路121へ負荷電力を供給し、制御回路122に制御電力を供給する第1放電モードになる。第1放電モードの蓄電池2は、負荷電力及び制御電力の両方を供給するので、蓄電池2の放電電流I1(図1参照)は比較的大きくなり、蓄電池2の残容量が次第に減少する。蓄電池2の残容量が少なくなると、検出電圧値[Vs]は低下し始める。
マイクロコンピュータ12bは、過放電検出閾値[Va2]のデータを予め記憶しており、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]が過放電検出閾値[Va2]にまで低下すると、蓄電池2の状態が過放電状態であると判定する。状態判定部12dは、蓄電池2の状態が過放電状態であると判定すると、放電制御部12cに対して過放電通知を行う。放電制御部12cは、過放電通知が行われた場合、照明制御回路12aに対して電力変換機能の停止を指示することで、蓄電池2の放電モードを第1放電モードから第2放電モードに切り替える。照明制御回路12aが電力変換回路121の電力変換機能を停止させると、負荷電力は0(または略0)になる(時間t1)。以降、蓄電池2の放電モードは、電力変換回路121へ負荷電力を供給せず、制御回路122に制御電力を供給する第2放電モードになる。第2放電モードの蓄電池2は、制御電力のみを供給するので、放電電流I1は比較的小さくなり、検出電圧値[Vs]が低下する傾きは、時間t1の直前に比べて小さくなる。
しかし、外部電源9の停電時に蓄電池2は充電されないので、蓄電池2は放電し続け、蓄電池2の残容量は減少し続ける。蓄電池2は、複数の電池セル21が直列接続されており、複数の電池セル21は、理想的には互いに容量が同じになる。しかし、実際は、複数の電池セル21の各間には個体差があり、複数の電池セル21の各容量は互いにばらついている。この場合、他の電池セル21に比べて容量が小さい電池セル21では、他の電池セル21に比べて残容量が早いタイミングで消耗し(早いタイミングでなくなり)、極性が反転する転極が生じる。転極が生じた電池セル21は、他の電池セル21によって逆極性になるように充電される。なお、以降の説明では、転極した電池セル21を有する蓄電池2を、転極が生じている蓄電池2とする。
図2では、蓄電池2の放電モードが第1放電モードから第2放電モードに切り替わった時間t1以降も、検出電圧値[Vs]は徐々に低下し続ける。そして、他の電池セル21に比べて容量が小さい電池セル21では、他の電池セル21に比べて正極容量が早いタイミングで消耗し、極性が反転する第1転極が生じる。
図2では、検出電圧値[Vs]が第1移行電圧値[Va3]にまで低下すると、蓄電池2の状態が過放電状態から第1転極状態に移行し始める(時間t2)。時間t2に検出電圧値[Vs]は急激に低下し始め、時間t2以降に検出電圧値[Vs]が低下する傾きは、時間t2の直前の傾きに比べて大きくなる。この検出電圧値[Vs]の急激な低下は、検出電圧値[Vs]が第1転極電圧値[Va4]に低下するまで続く(時間t3)。そして、時間t3以降に検出電圧値[Vs]が低下する傾きは、時間t3の直前の傾きに比べて小さくなる。
そして、時間t3以降も蓄電池2の放電モードが第2放電モードであれば、検出電圧値[Vs]は徐々に低下し続ける。そして、他の電池セル21に比べて容量が小さい電池セル21では、他の電池セル21に比べて負極容量が早いタイミングで消耗し、さらに逆極性に充電される第2転極が生じる。
図2では、検出電圧値[Vs]が第2移行電圧値[Va5]にまで低下すると、蓄電池2の状態が第1転極状態から第2転極状態に移行し始める(時間t4)。時間t4に検出電圧値[Vs]は急激に低下し始め、時間t4以降に検出電圧値[Vs]が低下する傾きは、時間t4の直前の傾きに比べて大きくなる。この検出電圧値[Vs]の急激な低下は、検出電圧値[Vs]が第2転極電圧値[Va6]に低下するまで続く(時間t5)。そして、時間t5以降に検出電圧値[Vs]が低下する傾きは、時間t5の直前の傾きに比べて小さくなる。
なお、上述の説明において、[Va1],[Va2],[Va3],[Va4],[Va5],[Va6]の関係は、[Va1]>[Va2]>[Va3]>[Va4]>[Va5]>[Va6]になる。また、t1,t2,t3,t4,t5の関係は、t1<t2<t3<t4<t5になる。
上述の転極が生じた蓄電池2は、非常用照明装置A1または点灯装置1に不具合を生じさせる可能性がある。例えば、転極が生じた蓄電池2は寿命が短くなり、さらに転極が生じた蓄電池2から内容物が漏れることもある。また、転極が生じた蓄電池2から水素などのガスが発生することもある。
そこで、本実施形態の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを判定し、蓄電池2に転極が生じた場合には、蓄電池2の放電モードを第2放電モードから第3放電モードに切り替えて、蓄電池2の放電電流I1をさらに低減させる。この結果、点灯装置1は、蓄電池2の転極の過度の進行を抑制でき、蓄電池2の転極による不具合を低減させることができる。
本実施形態では、状態判定部12dが、検出電圧値[Vs]に基づいて、蓄電池2に転極が生じているか否かを判定する。状態判定部12dは、第1転極及び第2転極の少なくとも一方が生じている場合に、蓄電池2に転極が生じていると判定する。そして、状態判定部12dが蓄電池2に転極が生じていると判定した場合、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。第3放電モードは、蓄電池2が、電力変換回路121へ負荷電力を供給せず、制御回路122に制御電力を供給しない放電モードである。放電制御部12cは、照明制御回路12aに電力変換機能の停止を指示し、スイッチ素子124をオフすることで、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。第3放電モードでは、マイクロコンピュータ12bは動作するが、マイクロコンピュータ12bの周辺回路は動作せず、光源3は消灯する。
第3放電モードでは、蓄電池2が、電力変換回路121へ負荷電力を供給せず、制御回路122に制御電力を供給しないので、蓄電池2の放電電流I1を第2放電モードに比べてさらに減少させることができる。したがって、点灯装置1は、蓄電池2の転極の過度の進行を抑制でき、蓄電池2の転極による不具合を低減させることができる。
以下、状態判定部12dによる転極の判定方法について説明する。
(第1判定方法)
状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]が所定値以下になった場合に、転極が生じていると判定する。
例えば、マイクロコンピュータ12bは、第1転極検出閾値[Vb1](所定値)のデータを予め記憶している。第1転極検出閾値[Vb1]は、第1転極電圧値[Va4]以上、第1移行電圧値[Va3]未満に設定される(図2)。そして、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]が第1転極検出閾値[Vb1]にまで低下すると、蓄電池2に第1転極が生じていると判定する。状態判定部12dが蓄電池2に第1転極が生じていると判定すると、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。
また、マイクロコンピュータ12bは、第2転極検出閾値[Vb2](所定値)のデータを予め記憶していてもよい。第2転極検出閾値[Vb2]は、第2転極電圧値[Va6]以上、第2移行電圧値[Va5]未満に設定される(図2)。そして、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]が第2転極検出閾値[Vb2]にまで低下すると、蓄電池2に第2転極が生じていると判定する。状態判定部12dが蓄電池2に第2転極が生じていると判定すると、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。
(第2判定方法)
状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]の所定時間当たりの変動値が所定値以上になった場合に、転極が生じていると判定する。
検出電圧値[Vs]の所定時間当たりの低下値の絶対値|dVs/dt|を低下傾き値(変動値)とする。この場合、図2に示す時間t1~t2の期間における低下傾き値[ΔVs1]と、時間t2~t3の期間における低下傾き値[ΔVs2]との関係は、[ΔVs2]>[ΔVs1]になる。
そこで、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]の低下傾き値を周期的に求める。そして、マイクロコンピュータ12bは、傾き閾値[ΔVc1](所定値)のデータを予め記憶している。傾き閾値[ΔVc1]は、低下傾き値[ΔVs1]以上、低下傾き値[ΔVs2]未満に設定される(図2)。状態判定部12dは、求めた低下傾き値が傾き閾値[ΔVc1]以上になると、第1転極が生じていると判定する。状態判定部12dが蓄電池2に第1転極が生じていると判定すると、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。
(第3判定方法)
状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]が第1所定値以下、かつ第1所定値より小さい第2所定値以上の範囲内に所定時間以上収まっている場合に、転極が生じていると判定する。
例えば、マイクロコンピュータ12bは、上述の第1判定方法の第1転極検出閾値[Vb1](第1所定値)のデータ、及び第2転極検出閾値[Vb2](第2所定値)のデータを予め記憶していている。
そして、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]が、第1転極検出閾値[Vb1]以下、かつ第2転極検出閾値[Vb2]以上の範囲内に所定時間以上収まっている場合に、第1転極が生じていると判定する。状態判定部12dが蓄電池2に第1転極が生じていると判定すると、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。
(第4判定方法)
状態判定部12dは、第1転極及び第2転極が発生した場合に、転極が生じていると判定する。
検出電圧値[Vs]の所定時間当たりの低下値の絶対値|dVs/dt|を低下傾き値とする。この場合、図2に示す時間t1~t2の期間における低下傾き値[ΔVs1]と、時間t2~t3の期間における低下傾き値[ΔVs2]との関係は、[ΔVs2]>[ΔVs1]になる。また、時間t2~t3の期間における低下傾き値[ΔVs2]と、時間t3~t4の期間における低下傾き値[ΔVs3]との関係は、[ΔVs2]>[ΔVs3]になる。
そこで、状態判定部12dは、蓄電池2の放電モードが第2放電モードから第1放電モードに切り替わった直後の検出電圧値[Vs]の低下傾き値を、低下傾き値[ΔVs1]として求める。以降、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]の低下傾き値を周期的に求める。そして、状態判定部12dは、求めた低下傾き値が低下傾き値[ΔVs1]より所定値以上大きくなると、求めた低下傾き値の最大値を低下傾き値[ΔVs2]として求める。その後、状態判定部12dは、求めた低下傾き値が低下傾き値[ΔVs2]より所定値以上小さくなると、第1転極が生じていると判定する。
次に、第2転極が生じているか否かを状態判定部12dが判定する方法について説明する。
図2に示す時間t3~t4の期間における低下傾き値[ΔVs3]と、時間t4~t5の期間における低下傾き値[ΔVs4]との関係は、[ΔVs4]>[ΔVs3]になる。また、時間t4~t5の期間における低下傾き値[ΔVs4]と、時間t5~の期間における低下傾き値[ΔVs5]との関係は、[ΔVs4]>[ΔVs5]になる。
そこで、状態判定部12dは、上述のように第1転極が生じていると判定した直後の検出電圧値[Vs]の低下傾き値を、低下傾き値[ΔVs3]として求める。以降、状態判定部12dは、検出電圧値[Vs]の低下傾き値を周期的に求める。そして、状態判定部12dは、求めた低下傾き値が低下傾き値[ΔVs3]より所定値以上大きくなると、求めた低下傾き値の最大値を低下傾き値[ΔVs4]として求める。その後、状態判定部12dは、求めた低下傾き値が低下傾き値[ΔVs4]より所定値以上小さくなると、第2転極が生じていると判定する。
そして、状態判定部12dが蓄電池2に第1転極が生じていると判定し、さらに第2転極が生じていると判定すると、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。
また、放電制御部12cは、状態判定部12dが蓄電池2の第1転極及び第2転極のうち第2転極が生じていると判定した場合に、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定してもよい。
(第5判定方法)
状態判定部12dは、蓄電池2の放電電流I1(図1参照)の値に基づいて、蓄電池2に転極が生じているか否かを判定してもよい。
蓄電池2に転極が生じると、電池電圧V1の値は、転極が生じる前に比べて低下する(図2参照)。この結果、蓄電池2に転極が生じると、蓄電池2の放電電流I1の値は、転極が生じる前に比べて増加する。そこで、状態判定部12dは、蓄電池2の放電電流I1の値が所定値以上になった場合に、転極(第1転極または第2転極)が生じていると判定することができる。
また、図2の時間t2~t3の期間では、電池電圧V1の所定時間当たりの低下値は、時間t2の直前に比べて大きくなっている。この結果、時間t2~t3の期間では、放電電流I1の所定時間当たりの増大値は、時間t2の直前に比べて大きくなっている。そこで、状態判定部12dは、放電電流I1の所定時間当たりの増大値が所定値以上になった場合に、第1転極が生じていると判定してもよい。
そして、状態判定部12dが蓄電池2に転極が生じていると判定すると、放電制御部12cは、蓄電池2の放電モードを第3放電モードに設定する。
(第6判定方法)
状態判定部12dは、直列接続された複数の電池セル21のうち少なくとも1つの電池セル21の電圧値(セル電圧値)に基づいて、転極が生じているか否かを判定してもよい。
蓄電池2は、複数の電池セル21が直列接続されており、複数の電池セル21のうち1つ以上の電池セル21が転極を生じることで、蓄電池2に転極が生じる。そこで、点灯装置1は複数の電池セル21のそれぞれのセル電圧値を検出してもよい。この場合、状態判定部12dは、上述の第1~第4判定方法のいずれかと同様の方法によって、それぞれのセル電圧値に基づいて複数の電池セル21のそれぞれに転極が生じているか否かを判定する。そして、状態判定部12dは、少なくとも1つの電池セル21に転極が生じれば、蓄電池2に転極が生じていると判定する。
また、状態判定部12dは、複数の電池セル21のうち特定の電池セル21についてのみ、転極が生じているか否かを判定してもよい。
蓄電池2では、複数の電池セル21が直列接続されている。そして、上述の第1判定方法~第5判定方法は、1つ以上の電池セル21の転極による電池電圧V1の低下、または1つ以上の電池セル21の転極による放電電流I1の増加を検出して、蓄電池2に転極が生じているか否かを判定する。
しかし、第6判定方法では、電池セル21のそれぞれのセル電圧値に基づいて蓄電池2に転極が生じているか否かを判定するので、蓄電池2に転極が生じているか否かをより確実に判定することができる。
また、状態判定部12dは、複数の電池セル21のうち1つ以上の電池セル21のセル電圧値が負値になった場合に、当該電池セル21に転極が生じていると判定してもよい。セル電圧値が負値になるとは、電池セル21の負極の電位が電池セル21の正極の電位よりも高くなった状態のことである。
(非常用照明器具)
以下、図3を用いて、非常用照明装置A1を具備する非常用照明器具B1の構成例について説明する。本実施形態の非常用照明器具B1は、例えば、天井材や壁材などの造営材に取り付けられており、停電時に避難用の通路などに照明光を照射する。
非常用照明器具B1は、有底円筒状の筐体5を備えており、筐体5には、非常用照明装置A1が収納されている。すなわち、点灯装置1、蓄電池2、及び光源3は、筐体5に収納されており、光源3は、筐体5の底面から外部に照明光を照射する。
(まとめ)
上述の実施形態に係る第1の態様の点灯装置1は、充電回路11と、電源回路12と、状態判定部12dと、を備える。充電回路11は、商用電力を入力されて蓄電池2を充電する。電源回路12は、商用電力が停電した場合に蓄電池2の蓄電電力によって光源3を点灯させる。状態判定部12dは、蓄電池2に転極が生じているか否かを判定する。そして、電源回路12は、転極が生じていると状態判定部12dが判定した場合、蓄電池2の放電電流I1を減少させる。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを判定し、蓄電池2に転極が生じた場合には、蓄電池2の放電電流I1を減少させる。この結果、点灯装置1は、蓄電池2の転極の過度の進行を抑制でき、蓄電池2の転極による不具合を低減させることができる。
また、実施形態に係る第2の態様の点灯装置1では、第1の態様において、状態判定部12dは、蓄電池2の電圧値(電池電圧V1の値)が所定値以下になった場合に、転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第3の態様の点灯装置1では、第1の態様において、状態判定部12dは、蓄電池2の放電電流I1の値が所定値以上になった場合に、転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第4の態様の点灯装置1では、第1の態様において、状態判定部12dは、蓄電池2の電圧値(電池電圧V1の値)の所定時間当たりの変動値が所定値以上になった場合に、転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第5の態様の点灯装置1では、第1の態様において、状態判定部12dは、蓄電池2の放電電流I1の値の所定時間当たりの変動値が所定値以上になった場合に、転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第6の態様の点灯装置1では、第1の態様において、状態判定部12dは、蓄電池2の電圧値(電池電圧V1の値)が第1所定値以下、かつ第1所定値より小さい第2所定値以上の範囲内に所定時間以上収まっている場合に、転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第7の態様の点灯装置1では、第2、第4、第6の態様のいずれか一つにおいて、蓄電池2は、直列接続された複数の電池セル21を有する。そして、状態判定部12dは、蓄電池2の電圧値(電池電圧V1の値)として、複数の電池セル21のうち少なくとも1つの電池セル21の電圧値(セル電圧値)に基づいて、転極が生じているか否かを判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2を構成する電池セル21に転極が生じたか否かを判定可能に構成される。
また、実施形態に係る第8の態様の点灯装置1では、第7の態様において、転極は、電池セル21の負極の電位が電池セル21の正極の電位よりも高くなった状態であることが好ましい。
上述の点灯装置1は、電池セル21の転極を確実に検出できる。
また、実施形態に係る第9の態様の点灯装置1では、第1の態様において、蓄電池2は、蓄電池2の正極容量が消耗することで第1転極を生じ、蓄電池2の負極容量が消耗することで第2転極を生じる。そして、状態判定部12dは、蓄電池2の電圧値(電池電圧V1の値)に基づいて第1転極及び第2転極のそれぞれが発生したか否かを判定し、第1転極及び第2転極が生じた場合に転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第10の態様の点灯装置1では、第1の態様において、蓄電池2は、蓄電池2の正極容量が消耗することで第1転極を生じ、蓄電池2の負極容量が消耗することで第2転極を生じる。そして、状態判定部12dは、蓄電池2の電圧値(電池電圧V1の値)に基づいて第2転極が発生したか否かを判定し、第2転極が生じた場合に転極が生じていると判定することが好ましい。
上述の点灯装置1は、蓄電池2に転極が生じたか否かを精度よく判定できる。
また、実施形態に係る第11の態様の非常用照明装置A1は、第1乃至第10の態様のいずれか一つの点灯装置1と、点灯装置1の出力によって点灯する光源3と、点灯装置1に光源3を点灯させるための電力を供給する蓄電池2と、を備える。
上述の非常用照明装置A1は、蓄電池2の転極の過度の進行を抑制でき、蓄電池2の転極による不具合を低減させることができる。
また、実施形態に係る第12の態様の非常用照明器具B1は、第11の態様の非常用照明装置A1と、非常用照明装置A1が取り付けられる筐体5と、を備える。
上述の非常用照明器具B1は、蓄電池2の転極の過度の進行を抑制でき、蓄電池2の転極による不具合を低減させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1 点灯装置
11 充電回路
12 電源回路
12d 状態判定部
2 蓄電池
21 電池セル
3 光源
5 筐体
A1 非常用照明装置
B1 非常用照明器具
I1 放電電流
V1 電池電圧

Claims (7)

  1. 商用電力を入力されて蓄電池を充電する充電回路と、
    前記商用電力が停電した場合に前記蓄電池の蓄電電力によって光源を点灯させる電源回路と、
    前記蓄電池に転極が生じているか否かを判定する状態判定部と、を備え、
    前記電源回路は、前記転極が生じていると前記状態判定部が判定した場合、前記蓄電池の放電電流を減少させ、
    前記状態判定部は、前記蓄電池の電圧値が第1所定値以下、かつ前記第1所定値より小さい第2所定値以上の範囲内に所定時間以上収まっている場合に、前記転極が生じていると判定する
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 商用電力を入力されて蓄電池を充電する充電回路と、
    前記商用電力が停電した場合に前記蓄電池の蓄電電力によって光源を点灯させる電源回路と、
    前記蓄電池に転極が生じているか否かを判定する状態判定部と、を備え、
    前記電源回路は、前記転極が生じていると前記状態判定部が判定した場合、前記蓄電池の放電電流を減少させ、
    前記蓄電池は、前記蓄電池の正極容量が消耗することで第1転極を生じ、前記蓄電池の負極容量が消耗することで第2転極を生じ、
    前記状態判定部は、前記蓄電池の電圧値に基づいて前記第1転極及び前記第2転極のそれぞれが発生したか否かを判定し、前記第1転極及び前記第2転極が生じた場合に前記転極が生じていると判定する
    ことを特徴とする点灯装置。
  3. 商用電力を入力されて蓄電池を充電する充電回路と、
    前記商用電力が停電した場合に前記蓄電池の蓄電電力によって光源を点灯させる電源回路と、
    前記蓄電池に転極が生じているか否かを判定する状態判定部と、を備え、
    前記電源回路は、前記転極が生じていると前記状態判定部が判定した場合、前記蓄電池の放電電流を減少させ、
    前記蓄電池は、前記蓄電池の正極容量が消耗することで第1転極を生じ、前記蓄電池の負極容量が消耗することで第2転極を生じ、
    前記状態判定部は、前記蓄電池の電圧値に基づいて前記第2転極が発生したか否かを判定し、前記第2転極が生じた場合に前記転極が生じていると判定する
    ことを特徴とする点灯装置。
  4. 前記蓄電池は、直列接続された複数の電池セルを有し、
    前記状態判定部は、前記蓄電池の前記電圧値として、前記複数の電池セルのうち少なくとも1つの電池セルの電圧値に基づいて、前記転極が生じているか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  5. 前記転極は、前記電池セルの負極の電位が前記電池セルの正極の電位よりも高くなった状態である
    ことを特徴とする請求項4記載の点灯装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の点灯装置と、
    前記点灯装置の出力によって点灯する光源と、
    前記点灯装置に前記光源を点灯させるための電力を供給する蓄電池と、を備える
    ことを特徴とする非常用照明装置。
  7. 請求項6記載の非常用照明装置と、
    前記非常用照明装置が取り付けられる筐体と、を備える
    ことを特徴とする非常用照明器具。
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