JP5243700B2 - 接続状態監視システム及び接続状態監視方法 - Google Patents
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Description
接続状態監視システム及び接続状態監視方法に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
本発明はこのような課題を解決しようとするもので、簡単な構成かつ低コストで全ての通信装置間の接続状態を一括して確認することができる接続状態監視システム及び接続状態監視方法を実現することを目的とする。
通信ケーブルを介して接続されたマスタ通信装置とスレーブ通信装置との接続状態を監視する接続状態監視システムにおいて、
前記マスタ通信装置が、接続確認用信号の出力後、第1の前記スレーブ通信装置で中継され、第2の前記スレーブ通信装置で折り返され、前記第1の前記スレーブ通信装置で再度中継されて戻った信号を受信して接続状態を監視する接続状態監視回路を備え、
前記第1のスレーブ通信装置は、共通のメインボードと、このメインボードと組み合わされ、前記通信ケーブルの送り線と戻り線がそれぞれ中継されるようにコネクタを介して接続される中継用の分岐ユニットとを備え、
前記第2のスレーブ通信装置は、共通のメインボードと、このメインボードと組み合わされ、前記通信ケーブルの送り線と戻り線がコネクタを介して接続される折り返し用の終端ユニットとを備え、
接続確認用信号は、前記接続状態監視回路により前記通信ケーブルの送り線に出力され、前記分岐ユニットの送り線を経由して他のスレーブ通信装置に伝えられ、前記終端ユニットを介して前記通信ケーブルの戻り線に折り返され、前記分岐ユニットの戻り線を経由して前記接続状態監視回路に入力し、
前記分岐ユニット、前記終端ユニットおよびメインボードは、汎用的に利用されるように構成されたことにより、
簡単な構成かつ低コストで全ての通信装置間の接続状態を一括してマスタ通信装置において監視することが可能になるとともに、ユニットやメインボードの汎用性を増すことができる。
請求項1記載の発明である接続状態監視システムにおいて、
前記接続確認用信号は、
周期パルス信号であることにより、ノイズの影響を少なくすることができるので、ノイズ
耐量(耐ノイズ性)向上が可能になる。
通信ケーブルを介して接続されたマスタ通信装置とスレーブ通信装置との接続状態を監視する接続状態監視方法において、
前記マスタ通信装置の接続状態監視回路が、接続確認用信号の出力後、第1の前記スレーブ通信装置で中継され、第2の前記スレーブ通信装置で折り返され、前記第1の前記スレーブ通信装置で再度中継されて戻った信号を受信して、接続状態を監視し、
前記第1のスレーブ通信装置では、共通のメインボードと組み合わされた中継用の分岐ユニットにおいて前記通信ケーブルの送り線と戻り線がそれぞれ中継されるようにコネクタを介して接続され、
前記第2のスレーブ通信装置では、共通のメインボードと組み合わされた折り返し用の終端ユニットにおいて前記通信ケーブルの送り線と戻り線がコネクタを介して接続され、
接続確認用信号は、前記接続状態監視回路により前記通信ケーブルの送り線に出力され、前記分岐ユニットの送り線を経由して他のスレーブ通信装置に伝えられ、前記終端ユニットを介して前記通信ケーブルの戻り線に折り返され、前記分岐ユニットの戻り線を経由して前記接続状態監視回路に入力し、
前記分岐ユニット、前記終端ユニットおよびメインボードは、汎用的に利用されることにより、
簡単な構成かつ低コストでマスタ通信装置において全ての通信装置間の接続状態を一括して監視することが可能になるとともに、ユニットやメインボードの汎用性を増すことができる。
請求項3記載の発明である接続状態監視方法において、
前記接続確認用信号は、
周期パルス信号であることにより、ノイズの影響を少なくすることができるので、ノイズ耐量向上が可能になる。
マスタ通信装置から出力する接続確認用信号を、通信ケーブルなどの接続構成要素を経由してスレーブ通信装置に送出し、スレーブ通信装置の終端ユニットにて折り返してマスタ通信装置に戻すことにより、簡単な構成かつ低コストでマスタ通信装置において全ての通信経路の接続状態を一括して監視することができる。また、スレーブ通信装置が、共通のメインボードと組み合わせて中継用の分岐ユニット又は折り返し用の終端ユニットとを備え、接続確認用信号を、分岐ユニットを経由して他のスレーブ通信装置に伝え、終端ユニットを介して折り返すように構成したので、汎用性を増し、さらなるコストダウンを図ることができる。
また、周期パルス信号を用いることにより、ノイズの影響を少なくすることができるので、ノイズ耐量向上が可能になる。
図1において、1はマスタ通信装置、2はコネクタ4及び通信用ケーブル5を介してこのマスタ通信装置1と接続する第1のスレーブ通信装置、3は同様にこのスレーブ通信装置2と接続する第2のスレーブ通信装置である。スレーブ通信装置2は共通のメインボード23及び中継用の分岐ユニット24から構成され、スレーブ通信装置3は共通のメインボード33及び折り返し用の終端ユニット34から構成される。11はマスタ通信装置1に設けられた接続状態監視回路、51はこの接続状態監視回路11の出力部と接続し、分岐ユニット24を経由し終端ユニット34に接続する送り線、52は終端ユニット34と接続し、分岐ユニット24を経由して接続態監視回路11の入力部と接続する戻り線である。送り線51及び戻り線52としては、例えば通信装置間をつなぐ多芯ケーブルの一部を用いることができる。12は接続状態監視回路の入力部に接続するバイアス回路である。
今マスタ通信装置1、スレーブ通信装置2及び3の間が正常に接続されているとする。マスタ通信装置1の接続状態監視回路11がその出力部より接続確認用信号を送り線51に出力すると、接続確認用信号は分岐ユニット24を経由して終端ユニット34に達して折り返す。その後、戻り線52上を逆方向に伝播して分岐ユニット24を経由して接続状態監視回路11の入力部に戻り、正常な接続状態であることが検出される。接続確認用信号としては電源電圧やグランドなどの定電圧を用いる。
マスタ通信装置11、スレーブ通信装置2及び3の間の接続が切れている状態では接続状態確認信号が戻らないので、バイアス回路12により接続確認用信号と異なる電位が接続状態監視回路11の入力部で検出され、接続が切れていることが確認される。
上記のような構成の接続状態監視システムによれば、マスタ通信装置1のみで全通信装置の接続状態を一括して監視することができるので、従来よりも構成を簡略化でき、コスト削減が期待できる。
また、スレーブ通信装置のメインボード23、33を共通化し分岐ユニットや終端ユニットと組み合わせることにより、ユニットやメインボードを汎用的に利用することができ、さらなるコストダウンにつながる。
なお、上記の実施例では通信装置が3台の場合を示したが、4台以上(第1のスレーブ通信装置が2台以上)の場合にも同様に適用可能である。
図2は本発明の第2の実施例で、ノイズ耐量を向上させるために、図1の前記接続確認用信号として定電圧の代わりに周期パルス信号を用いる場合を示すタイムチャートである。図において41は一定周期のパルス信号からなる接続確認用信号を示す。この場合、接続状態監視回路11は接続確認用信号の戻り信号がパルス周期に対応する一定時間内に変化すれば正常に接続しているとみなし、逆に信号変化がなければ接続が切れたとみなす。
上記の方式によれば、正常な接続状態においては接続状態監視回路11に定周期パルス信号が折り返され、定周期パルス信号にノイズが重畳しても定周期の信号変化が消える訳ではないので、接続が切れたとはみなされない。ノイズ耐量の向上により、より長距離の通信経路に適用することができるようになる。
2 スレーブ通信装置
3 第2のスレーブ通信装置
11 接続状態監視回路
12 バイアス回路
23,33 メインボード
24 分岐ユニット
34 終端ユニット
51 送り線
52 戻り線
Claims (4)
- 通信ケーブルを介して接続されたマスタ通信装置とスレーブ通信装置との接続状態を監視する接続状態監視システムにおいて、
前記マスタ通信装置が、接続確認用信号の出力後、第1の前記スレーブ通信装置で中継され、第2の前記スレーブ通信装置で折り返され、前記第1の前記スレーブ通信装置で再度中継されて戻った信号を受信して接続状態を監視する接続状態監視回路を備え、
前記第1のスレーブ通信装置は、共通のメインボードと、このメインボードと組み合わされ、前記通信ケーブルの送り線と戻り線がそれぞれ中継されるようにコネクタを介して接続される中継用の分岐ユニットとを備え、
前記第2のスレーブ通信装置は、共通のメインボードと、このメインボードと組み合わされ、前記通信ケーブルの送り線と戻り線がコネクタを介して接続される折り返し用の終端ユニットとを備え、
接続確認用信号は、前記接続状態監視回路により前記通信ケーブルの送り線に出力され、前記分岐ユニットの送り線を経由して他のスレーブ通信装置に伝えられ、前記終端ユニットを介して前記通信ケーブルの戻り線に折り返され、前記分岐ユニットの戻り線を経由して前記接続状態監視回路に入力し、
前記分岐ユニット、前記終端ユニットおよびメインボードは、汎用的に利用されるように構成されたことを特徴とする接続状態監視システム。 - 前記接続確認用信号は、周期パルス信号であることを特徴とする請求項1記載の接続状態監視システム。
- 通信ケーブルを介して接続されたマスタ通信装置とスレーブ通信装置との接続状態を監視する接続状態監視方法において、
前記マスタ通信装置の接続状態監視回路が、接続確認用信号の出力後、第1の前記スレーブ通信装置で中継され、第2の前記スレーブ通信装置で折り返され、前記第1の前記スレーブ通信装置で再度中継されて戻った信号を受信して、接続状態を監視し、
前記第1のスレーブ通信装置では、共通のメインボードと組み合わされた中継用の分岐ユニットにおいて前記通信ケーブルの送り線と戻り線がそれぞれ中継されるようにコネクタを介して接続され、
前記第2のスレーブ通信装置では、共通のメインボードと組み合わされた折り返し用の終端ユニットにおいて前記通信ケーブルの送り線と戻り線がコネクタを介して接続され、
接続確認用信号は、前記接続状態監視回路により前記通信ケーブルの送り線に出力され、前記分岐ユニットの送り線を経由して他のスレーブ通信装置に伝えられ、前記終端ユニットを介して前記通信ケーブルの戻り線に折り返され、前記分岐ユニットの戻り線を経由して前記接続状態監視回路に入力し、
前記分岐ユニット、前記終端ユニットおよびメインボードは、汎用的に利用されることを特徴とする接続状態監視方法。 - 前記接続確認用信号は、周期パルス信号であることを特徴とする請求項3記載の接続状態監視方法。
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