JPH11273193A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH11273193A
JPH11273193A JP10070176A JP7017698A JPH11273193A JP H11273193 A JPH11273193 A JP H11273193A JP 10070176 A JP10070176 A JP 10070176A JP 7017698 A JP7017698 A JP 7017698A JP H11273193 A JPH11273193 A JP H11273193A
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reel
magnetic tape
arm
reel base
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良之 斉藤
Akio Konishi
章雄 小西
Koichiro Hirabayashi
晃一郎 平林
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ走行中に異常が発生がした場合にも、
テープにダメージを与える事なく安全にカセットを排出
することができる、高信頼性の磁気記録再生装置を達成
することを目的とする。 【解決手段】 通常の磁気テープの記録再生動作時に、
Sリール台4またはTリール台5が異常に停止した場合
や、装置内部が結露した場合等に、ピンチローラ55を
キャプスタン軸20から離し、Tリール台5、Sリール
台4の順にテープ2を巻取る方向に所定量回転させイジ
ェクト待機状態とし、イジェクト時、Tリール台5でテ
ープ2を巻取りながらアンローディングし、その後所定
時間Tリール台5を巻取り方向に回転した後、Sリール
台4を所定時間巻取り方向に回転させる事により、テー
プダメージなく安全にカセットを排出することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダーに使用して有効な磁気記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】VTRのような磁気記録再生装置は、近
年ディジタル化、長時間化の要求を受けて記録媒体であ
る磁気テープに超薄手テープを採用する傾向にある。
【0003】このような超薄手テープを、メカニズムは
テープカセットから引き出し、回転ヘッドシリンダに巻
回させるべくローディングし、磁気ヘッドに当接させな
がら走行させることで情報を記録再生し、再びカセット
内にテープを巻き入れ、カセットを排出する必要があ
る。この一連の動作のなかで、テープに傷、折れなどの
ダメージが発生した場合、重大な品質問題になる。中で
も、ローディングアンローディング時のテープダメージ
は最も注意を要するところのひとつで、もし、テープに
たるみを生じたままテープカセットを排出しようとする
と、テープがテープカセットから引き出されたままカセ
ット蓋が閉じてしまい、大きなテープダメージを発生さ
せてしまう。
【0004】VTRでは、テープ走行中に何らかの異常
が発生した場合にも、大切なテープを安全に排出できる
ように様々な工夫がなされている。
【0005】以下、従来の磁気記録再生装置について、
実開昭61−195552号公報の第2図を参照して説
明する。
【0006】本図は、テープカセット10から磁気テー
プ16を引き出し回転ヘッドドラム18に巻回し記録再
生を行う磁気記録再生装置のテープパスの代表的な例で
ある。
【0007】23はキャプスタンモータで、20はキャ
プスタン、19はピンチローラで、キャプスタン20に
磁気テープ16を介してピンチローラ19を押しつけた
状態でキャプスタン20を回転させることにより磁気テ
ープを駆動する。
【0008】またキャプスタン23の回転力は、ギヤ2
4,25,タイミングベルト26を介して固定ギヤ3
2、首振りギヤ34に伝えられ、さらにSリール台1の
駆動ギヤ28かTリール台2の駆動ギヤ29に選択的に
伝えられる。
【0009】首振りギヤ34は、固定ギヤ32の支軸周
りに回動可能に軸支された首振り板33上に植立された
支軸39周りに回動可能に軸支されている。
【0010】上記のような磁気記録再生装置において、
正方向に磁気テープを送る場合(録画再生時、早送り時
等)、キャプスタンモータ23が正転(CCW方向)す
るとキャプスタン20により磁気テープ16が正方向に
送られる。これと同時に、キャプスタン20の回転力は
タイミングベルト26を介し固定ギヤ32に伝えられ、
この回転力により首振り板33が支軸31周りにCW方
向に回転し、首振りギヤ34がTリール台2の駆動ギヤ
29と噛合しTリール台2がCW方向に回転し磁気テー
プ16がカセット内の巻き取りリールに巻き取られる。
【0011】反対に逆方向に磁気テープを送る場合(逆
再生時、巻き戻し時等)には、キャプスタンモータ23
が逆転(CW方向)し磁気テープ16が逆方向に送られ
る。これと同時に、タイミングベルト26を介し固定ギ
ヤ32に回転力が伝えられ、この回転力により首振り板
33がCCW方向に回転し首振りギヤ34がSリール台
1の駆動ギヤ28と噛合し、Sリール台1がCCW方向
に回転し磁気テープ16がカセット内の供給リールに巻
き取られる。
【0012】上記のような構成の磁気記録再生装置にお
いては、Sリール台1、及びTリール台2、回転ヘッド
ドラム18が正常に回転しているかどうかを検知するセ
ンサーがついており、異常を検知した場合動作を停止
し、救済動作を行うことが一般に行われている。
【0013】図38は上記従来の技術の例の第2図をも
とに、テープたるみの様子を模式的に現したものであ
る。以下図38を用いて、異常時の状況と従来の異常時
の救済動作の一般動作について説明する。
【0014】第1に、再生中にテープ巻取り側のTリー
ル台2に異常が発生し磁気テープ16を巻き取れない場
合、システムがTリール台2の回転異常を検知して再生
を停止するが、異常が発生して停止するまでの間キャプ
スタン20は磁気テープ16を送り続けるため、キャプ
スタン20とTリール台2の間(16v部)でテープた
るみが発生する。この場合、Tリール台2の異常をシス
テムが検知した為、Sリール台1で磁気テープ16を巻
き取りながらカセット10の排出を行う。
【0015】第2に、反対に逆再生中に巻取り側のSリ
ール台1に異常が発生し磁気テープ16を巻取れない場
合、システムがSリール台1の回転異常を検知して逆再
生を停止するが、異常が発生して停止するまでの間キャ
プスタン20は磁気テープ16を送り続けるため、キャ
プスタン20のSリール台1側(16u)でテープたる
みが発生する。この場合、Sリール台1の異常をシステ
ムが検知したため、Tリール台2で磁気テープ16を巻
き取りながらカセット10の排出を行う。
【0016】上記のようにテープ走行中にシステムが異
常を検知した場合、キャプスタン20の回転を停止し、
カセット10の取り出しを促す警告を表示し、使用者に
よりイジェクトボタンが押された後、二つのリール台の
内どちらか一方で異常が検知されたリール台とは逆のリ
ール台で、たるんだ磁気テープを巻き取りながらアンロ
ードしカセットが取り出される動作が一般的に行われて
いる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなような構
成及び動作では下記のような状況では、テープカセット
を安全に取り出すことができない場合がある。
【0018】第1に、上記に従来の技術にて示すよう
に、テープ走行中に巻き取り側のリール台に回転異常が
発生し磁気テープたるみが生じ、異常が発生した方と反
対のリール台で巻き取りながらアンロードした場合、図
38に示すようにガイドピン17bが矢印方向に移動
し、上記従来の技術の実開昭61−195552号公報
の第1図に示す位置にもどり、これを追いかけて、図3
8のたるんだ磁気テープ16u、16vが巻き取られ
る。従って、たるんだテープ16u、16vはガイドピ
ン17bにガイドされずに不安定な状態でカセット10
内に巻き取られる。これは、巻き取られる磁気テープ1
6が、周辺の部材に引っかかりテープダメージが生じた
り、周辺の部材に塗布されているオイル又はグリス類が
磁気テープ16に付着するなどの可能性を有し、安全な
テープ巻き取り動作とはいえない。
【0019】第2に、再生中に供給側のSリール台1に
異常が発生し磁気テープ供給が行えなくなった場合に
は、Sリール台1が停止し同時にTリール台2も停止す
る。この場合ST両リール台1、2が同時に停止するた
め、システムがどちらのリール台で異常が発生したか検
知できないか、あるいは誤検知する事があり、逆にTリ
ール台2が異常と判断しアンロード時にSリール台1で
巻き取りながらテープを排出しようとする場合がある。
この場合、実際にはSリール台1が異常で磁気テープ1
6を巻き取れない為、アンロード時に磁気テープ16が
たるんだままカセット10が排出されテープダメージが
発生することがある。
【0020】また、同様に逆再生中に磁気テープ16を
供給するTリール台2に異常が発生し磁気テープ16の
供給が行えなくなった場合、Tリール台2が停止し同時
にSリール台1も停止する。この場合もST両リール台
が同時に停止するため、システムがどちらのリール台が
異常であるか検知できないか、あるいは誤検知する事が
あり、逆にSリール台1が異常と判断しアンロード時に
Tリール台2で巻き取りながら磁気テープ16を排出し
ようとする場合がある。この場合、実際にはTリール台
2が異常で磁気テープを巻き取れない為、アンロード時
に磁気テープがたるんだままカセット10が排出されテ
ープダメージが発生することがある。
【0021】さらに、結露状態をシステムが検知した
時、磁気テープ16が回転ヘッドドラム18に張り付い
た場合、Sリール台1あるいはTリール台2のいずれか
で巻き取りながらアンロードしカセットを排出する。こ
の時磁気テープが十分に巻き取れないことがありテープ
ダメージが発生する可能性がある。例としてTリール台
2で巻き取った場合を説明する。本従来の技術第2図に
おいて記録再生時に結露状態になり、磁気テープ16が
シリンダ18に張り付いたとき、システムがこれを検知
しキャプスタン20を停止し記録再生をやめ、ピンチロ
ーラ19をキャプスタン20から引き離し、イジェクト
待機状態となる。その後イジェクトした場合各ガイドピ
ン17a、17bが第1図に示す位置まで移動し、Sリ
ール台1又はTリール台2によりテープを巻き取る動作
を行い図39の状態に至る。しかし図39に示すよう
に、回転ヘッドドラム18より右側の磁気テープ(16
T部)は、Tリール台2により巻き取られているが、左
側の磁気テープ(16S部)は、回転ヘッドドラムの1
8a部に磁気テープが張り付いているためTリール2で
巻き取られずたるんだまま残っていることがあり、この
状態でカセットを排出するとテープダメージが発生す
る。この現象は、Sリール台1によって巻き取ったとき
も同様で、この際は、シリンダ18の右側にテープ16
が残ったままとなる。
【0022】このように、従来の異常時の救済動作で
は、カセット排出時にテープダメージを発生させる可能
性があり、安全にカセットを取り出す事ができない。
【0023】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、通常のテープの記録再生動作時に、Tリール台また
はSリール台が異常に停止した場合や、装置内部が結露
した場合等に、ピンチローラをキャプスタンから離した
後、Sリール台及びTリール台の両方を順に所定量テー
プを巻き取る方向に回転させることにより、上記異常に
際し発生したテープたるみを巻き取って各ガイドピンに
テープを沿わせ理想のテープパスに近い形を形成し、次
の動作が行われる時にテープダメージが起こらず、スム
ーズな動作が行われるメカニズムを提供することを目的
とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、通常の磁気テープの記
録再生動作時に、巻取側リール台または供給側リール台
が異常に停止した場合や、装置内部が結露した場合、回
転ヘッドシリンダの回転が異常に停止した場合等の場合
に、前記ピンチローラを前記キャプスタン軸から離した
後、前記巻取側リール台または前記供給側リール台の一
方を前記リール駆動源を用いて磁気テープを巻き取る方
向に所定量だけ回転させ、その後前記巻取側リール台ま
たは前記供給側リール台の他方を前記リール駆動源を用
いて磁気テープを巻き取る方向に所定量だけ回転させる
という構成を有している。
【0025】この構成によって、異常に際し発生したテ
ープたるみを巻き取って理想のテープパスに近い形のテ
ープパスを形成し、次のモード移行時にテープダメージ
が起こらずスムーズな動作が行われ、また安全にカセッ
トを排出することができるメカニズムを搭載した磁気記
録再生装置が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通常の磁気テープの記録再生動作時に、巻取側リー
ル台または供給側リール台が異常に停止した場合や、装
置内部が結露した場合、回転ヘッドシリンダの回転が異
常に停止した場合等の場合に、前記ピンチローラを前記
キャプスタン軸から離した後、前記巻取側リール台また
は前記供給側リール台の一方を前記リール駆動源を用い
て磁気テープを巻き取る方向に所定量だけ回転させ、そ
の後前記巻取側リール台または前記供給側リール台の他
方を前記リール駆動源を用いて磁気テープを巻き取る方
向に所定量だけ回転させることを特徴としたもので、異
常に際し発生したテープたるみを巻き取って理想のテー
プパスに近い形のテープパスを形成し、次のモード移行
時にテープダメージが起こらずスムーズな動作が行わ
れ、また安全にカセットを排出することができるという
作用を有する。
【0027】請求項2に記載の発明は、通常の磁気テー
プの記録再生動作時に巻取側リール台または供給側リー
ル台が異常に停止した場合や、装置内部が結露した場
合、回転ヘッドシリンダの回転が異常に停止した場合等
の場合に、ピンチローラをキャプスタン軸から離した
後、巻取側リール台または供給側リール台の一方をリー
ル駆動源を用いて磁気テープを巻き取る方向に所定量だ
け回転させ、その後前記巻取側リール台または前記供給
側リール台の他方を前記リール駆動源を用いて磁気テー
プを巻き取る方向に所定量だけ回転させ、この後アンロ
ーディング動作を行い、前記巻取側リール台または前記
供給側リール台の一方を前記リール駆動源を用いて磁気
テープを巻き取る方向に所定量だけ回転させ、その後前
記巻取側リール台または前記供給側リール台の他方を前
記リール駆動源を用いて磁気テープを巻き取る方向に所
定量だけ回転させることを特徴したものであり、システ
ムが異常なリール台を誤認しこの異常なリール台で巻き
取り動作を行ったとき、或いは結露状態でシリンダにテ
ープが張り付いた場合などの時にも、発生したテープた
るみを巻き取って理想のテープパスに近い形のテープパ
スを形成し、その後のアンローディング完了時に残った
テープも再度巻き取り、テープダメージなく安全にテー
プを排出するという作用を有する。
【0028】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図35を用いて説明する。 (実施の形態1)本発明の一実施例について以下に説明
する。
【0029】図1はカセット着脱状態(以下アンロード
モードと呼ぶ)での本発明の磁気記録再生装置の平面図
である。図1では、図を見易くするためにいくつかの部
品が省略されている。
【0030】1はカセットで、2はカセット1に張架さ
れたテープで、テープ2はカセット1に収納されている
二つのリール(図示せず)に巻かれている。図を見易く
するためカセット1は、その外形のみを一点鎖線で図示
し、テープ2は、カセット1より外にある状態のもの、
のみ一点鎖線で図示する。3はサブシャーシで、カセッ
ト1が装着される。4,5はサブシャーシ3上に回転自
在に設けられたSリール台及びTリール台で、カセット
1内のリール(図示せず)と係合する。
【0031】6はアイドラで、7のアイドラギアがアイ
ドラ6上に軸支されており、メインシャーシ8上に植立
する9のセンターギア軸に対して、アイドラ6は回動自
在に設けられている。10はセンターギアで、センター
ギア軸9に対して回転自在に設けられている。アイドラ
ギア7は、センターギア10により回転駆動され、Sリ
ール台4、Tリール台5の外周部のギアと係合し、それ
らを回転駆動する。11はサブシャーシ3に設けられた
カセット内メモリー読み出し用スイッチ(以下MIC−
SWと略す)である。
【0032】12はテンションアームで、テンションア
ーム12付近の詳細図を図2に示す。図1及び図2にお
いて、テンションアーム12は13のテンションアーム
軸に対して回動自在にサブシャーシ3に設けられてお
り、14のテンションポストがその一端に設けられてい
る。15はテンションアーム12の一端16に設けられ
たテンションアーム規制ピンで、サブシャーシ3に設け
られた穴17を通って、図4に示すメインシャーシ8上
のテンションプレート18に係合して、テンションアー
ム12の動きを規制している。但し、テンションプレー
ト18は図1では省略されている。
【0033】19はテンションバンドで、その一端12
4はテンションアーム12上に軸20により軸支されて
おり、その他端125はテンションバンド規制アーム2
1に軸22により軸支されている。テンションバンド規
制アーム21はサブシャーシ3上に軸23により軸支さ
れており、ねじりコイルバネ24により反時計方向に付
勢されている。115はサブシャーシ3に設けられたね
じりコイルバネ24のバネかけ部である。116はテン
ションアーム係止板で、所定の位置に調整後117の位
置でサブシャーシ3上にねじ(図示せず)で固定され
る。テンションバンド規制アーム21はテンションアー
ム係止板116と当接することによってその位置を規制
される。
【0034】25はテンションバンド規制アーム21に
設けられたピンであり、ピン25はサブシャーシ3の穴
17を通じて、前記テンションプレート18に係合して
おり、テンションバンド規制アーム21の動きを規制す
る。テンションバンド19はSリール台4の円筒部26
に巻回されている。テンションアーム12は引張りバネ
27により反時計方向に付勢されている。引張りバネ2
7の一端はサブシャーシ3のバネ掛け部に掛けられてい
る。なお、本実施例においては図を見易くするため、す
べての引張りバネは破線でその外形のみ図示する。11
8,119はテンションバンド19に設けられた凸A部
及び凸B部である。120はテンションアーム12に設
けられたバンド規制凸部で凸A部118及び凸B部11
9に当接、離反することによってテンションバンド19
の動きを規制し、そのたるみを防止することによってS
リール台4からのテンションバンド19の脱落を防止す
る。
【0035】図1において28はT4アームで、軸29
によりサブシャーシ3上に軸支されており、その一端に
T4ポスト30が設けられており、その他端にはT4規
制ピン31が設けられている。T4アーム28はバネ
(図示せず)により反時計方向に付勢されている。
【0036】32はカムA板、33はカムB板でそれぞ
れピン34,35により左右方向に移動自在に付設され
ている。カムA板32、カムB板33は位置を調整され
た後、ネジ(図示せず)によりサブシャーシ3に固定さ
れる。
【0037】36はサブシャーシ3に設けられた4本の
長穴でメインシャーシ8上に植立された4本の軸37に
係合しており、サブシャーシ3は4本の長穴36に沿っ
て前後方向に移動可能に支持されている。
【0038】38はメインシャーシ8上に設けられた回
転磁気ヘッド持ったシリンダーで、テープ2が巻回され
ることにより、信号の記録再生を行う。
【0039】39,40はSボート及びTボートで、S
ボート39,Tボート40に設けられたピン41A,4
1B,41C,41Dがレール42の長穴43に係合し
ており、長穴43に沿ってSボート39,Tボート40
は移動する。Sボート39上にはS2ポスト44とS1
ポスト45が、また、Tボート40上にはT1ポスト4
6と、T2ポスト47がそれぞれ設けられており、Sボ
ート39,Tボート40の移動に伴ってテープ2をシリ
ンダー38に巻回する。48はメインシャーシ8上に設
けられたレール部である。49はメインシャーシ8上に
設けられたS3ポストである。50はキャプスタンであ
る。51はT3ポストで、キャプスタン50を保持する
キャプスタンハウジング52に設けられている。
【0040】53はピンチアームで、メインシャーシ8
上に軸54により軸支されており、その一端にピンチロ
ーラ55が回転自在に設けられている。ピンチアーム5
3の回動支軸54と同軸上にピンチ圧着アーム56が設
けられており、ねじりコイルバネ57により一体に付勢
保持されている。引張りバネ58はピンチアーム53と
サブシャーシ3の間に張架されており、ピンチアーム5
3を反時計方向に付勢している。またピンチアーム53
の凸部59はサブシャーシ3の壁部60に当接してお
り、サブシャーシ3の移動に伴いピンチアーム53を駆
動する。
【0041】図3は図1と同じアンロードモードでの本
実施の形態1の磁気記録再生装置の平面図で、サブシャ
ーシ3の部分を取り除いた図であり、メインシャーシ8
上の構成を説明するための図である。
【0042】図4にアンロードモードでのテンションプ
レート18付近の詳細図を示す。図3及び図4におい
て、61はテンションプレート18に設けられた二つの
長穴で、メインシャーシ8に植立する二つのガイドピン
62と係合し、テンションプレート18は、前記ガイド
ピン62によって前後方向にガイドされる。
【0043】63はテンションプレート18に設けられ
たカム溝で、前記図1でのテンションアーム規制ピン1
5が係合する。64はテンションプレート駆動アーム
で、軸65によりメインシャーシ8上に軸支される。6
6はメインシャーシ8上に軸67により軸支されたカム
ギアである。カムギア66上に設けられたカム溝68
と、テンションプレート駆動アーム64上に設けられた
カムフォローピン69が係合する。テンションプレート
駆動アーム64上に設けられたピン70と、テンション
プレート18に設けられたカム溝71が係合している。
前記図1におけるテンションバンド規制アーム21上の
ピン25はテンションプレート18の右端部カム72と
当接している。
【0044】図1及び図3,4において、カムギア66
のカム溝68によってテンションプレート駆動アーム6
4が駆動され、且つテンションプレート駆動アーム64
上のピン70によりテンションプレート18が駆動され
る。
【0045】テンションプレート18に設けられたカム
溝63と右端部カム72により、テンションアーム12
とテンションバンド規制アーム21がそれぞれ駆動さ
れ、且つそれらの動きが規制される。
【0046】図5はメインシャーシ8上に設けられた、
前記Sボート39,Tボート40を駆動するための構成
図である。図3及び図5において、ボート駆動アーム7
3は軸74によりメインシャーシ8上に軸支されてい
る。75はカムギア66に植立する駆動ピンで、ボート
駆動アーム73に設けられた内側カム76と当接し、カ
ムギア66の回動によりボート駆動アーム73は駆動さ
れる。
【0047】77はボート駆動アーム73に設けられた
ギア部で、メインシャーシ8に軸78で軸支されたSロ
ードギア79と一体に形成された小ギア部80と係合す
る。
【0048】81はSロードアームで、Sロードギア7
9と同軸上に軸支される。82はSロードリンクで、S
ロードアーム81とSボート39に対してそれぞれ軸8
3及び、ピン41Aによって回動自在に取り付けられ
る。
【0049】84はTロードギアで、軸85によってメ
インシャーシ8上に軸支され、Sロードギア79と係合
している。86はTロードアームで、Tロードギア84
と同軸上に軸支される。87はTロードリンクで、Tロ
ードアーム86とTボート40に対してそれぞれ軸88
及び、ピン41Cによって回動自在に取り付けられてい
る。
【0050】Sロードアーム81とSロードギア79
は、普段はねじりコイルバネ(図示せず)によって一体
となり、軸78を中心に回動するが、Sロードギア79
を時計方向に回転させると、前記ねじりコイルバネ(図
示せず)によって、Sロードギア79は反時計方向に付
勢される。同様に、Tロードアーム86とTロードギア
84は、普段はねじりコイルバネ(図示せず)によって
一体となり、軸85を中心に回動するが、Tロードアー
ム86が係止された状態でTロードギア84を反時計方
向に回転させると、前記ねじりコイルバネ(図示せず)
によって、Tロードギア84は時計方向に付勢される。
【0051】ボート駆動アーム73の回動によりSロー
ドギア79及び、Tロードギア84が駆動され、Sロー
ドリンク82及び、Tロードリンク87を介して、Sボ
ート39及び、Tボート40が図3のレール42上を移
動する。
【0052】図6はサブシャーシ駆動アーム89の単品
図である。図1、図3、図6において、サブシャーシ駆
動アーム89は軸90によってメインシャーシ8上に軸
支されており、前記ボート駆動アーム73と同様にサブ
シャーシ駆動アーム89に設けられた内側カム91が、
カムギア66に植立された駆動ピン75によって、駆動
される。
【0053】92はサブシャーシ駆動アーム89に植立
されたガイドピンで、図1においてサブシャーシ3の穴
108通してカムA板32及び、カムB板33と当接す
る。カムギア66によってサブシャーシ駆動アーム89
が駆動され、サブシャーシ駆動アーム89によってカム
A板32、カムB板33を介してサブシャーシ3が駆動
される。カムA板32、カムB板33の位置を左右に調
整することによって、メインシャーシ8に対するサブシ
ャーシ3の位置を調整することができる。
【0054】図3において、93はタイミングベルトで
キャプスタン50の回転をメインシャーシ8に軸支され
た二段ギア94に伝える。二段ギア94はセンターギア
10に噛み合っており、従ってキャプスタン50の回転
はタイミングベルト93、二段ギア94、センターギア
10、アイドラギア7を介してSリール台4及びTリー
ル台5に伝えられる。
【0055】図7はピンチアーム53の構成図で、図8
はピンチアーム53、図9はピンチ圧着アーム56、図
10はねじりコイルバネ57のそれぞれの単品図であ
る。なお、図7,8において、ピンチローラ55は破線
で、その外形のみ図示されている。図7のように普段は
ねじりコイルバネ57によりピンチアーム53と、ピン
チ圧着アーム56は一体となって回動支軸54を中心に
回動する。ピンチローラ55がキャプスタン50と当接
し、その回動が係止された状態でさらにピンチ圧着アー
ム56を時計方向に回動させると、ねじりコイルバネ5
7の反力によりピンチローラ55がキャプスタン50に
圧着される。152はピンチ圧着アーム56上に軸支さ
れたローラである。
【0056】図3において、95はピンチカムギアで、
メインシャーシ8上に軸96で軸支されている。97は
ピンチ駆動アームで、メインシャーシ8上に軸支されて
おり、ピンチ駆動アーム97に植立するカムピン99
が、ピンチカムギア95に設けられたカム溝100に係
合することにより、ピンチカムギア95によってピンチ
駆動アーム97が駆動させられる。
【0057】図1,図3において、T4規制ピン31は
サブシャーシ3に設けられた穴101を通して、ピンチ
駆動アーム97上の凸部102と当接する。ピンチ駆動
アーム97の回動により、T4アーム28は駆動され
る。
【0058】図11はMIC−SW11の断面図で、図
1における破断線A−Aによるものである。図1及び図
11において、MIC−SW11はサブシャーシ3にね
じ(図示せず)により固定されている。103はサブシ
ャーシ補強板で、サブシャーシ3とねじ(図示せず)に
より固定されている。サブシャーシ補強板103の上端
コの字曲げ部104は、MIC−SW11の上端部10
5と係合することにより、MIC−SW11の強度を高
めている。106はMIC−SW11に設けられた接点
端子で、カセット2に設けられたカセット内メモリー1
07と接触することによって、信号の入出力を行う。接
点端子106はカセット2によって押圧される為、MI
C−SW11はその反力を受ける。一般にMIC−SW
11の本体部はプラスチックで作られる為、クリープ変
形し易い。本構成ではMIC−SW11がサブシャーシ
補強板103によって補強できる為、MIC−SW11
本体を薄肉化でき、装置本体の小型化が実現できる。
【0059】図12は図1におけるB矢視図である。図
12及び図1において、メインシャーシ8上のカムギア
66に植立された駆動ピン75によって、ボート駆動ア
ーム73とサブシャーシ駆動アーム89が駆動される。
109と110は、それぞれカムA板32とカムB板3
3に設けられた長穴で、長穴109,110を介して左
右方向に移動可能にサブシャーシ3に対して保持され
る。111,112は、それぞれカムA板32とカムB
板33を、図1の113及び114の位置にてサブシャ
ーシ3に対し左右方向にガイドし、カムA板32とカム
B板33の位置調整後、固定するねじ(図1には図示せ
ず)である。
【0060】図13,図14,図15、図16、図17
は、図1のカセット着脱状態(アンロードモード)から
順にテープ記録再生状態へ至る、本実施の形態1の磁気
記録再生装置の平面図である。
【0061】図13はテンションポスト―T4ポスト引
出し状態(以下ロード1モードと呼ぶ)の図である。図
14は、サブシャーシ3が全ストロークの半分だけ移動
した状態(以下ロード2モードと呼ぶ)の図である。図
15は、サブシャーシ3の移動が完了し且つ、テープロ
ーディング即ちテープ2のシリンダー38への巻回が完
了して、Sリール台4からTリール台5への正方向へテ
ープが走行し、テープの記録再生及び早送り等が行える
状態(以下PLAYモードと呼ぶ)の図である。
【0062】図16はテープの走行を行わない状態(以
下STOPモードと呼ぶ)の図である。
【0063】図17はPLAYモードと逆方向にテープ
が走行しテープの逆方向再生、巻き戻し等が行える状態
(以下REVモードと呼ぶ)の図である。
【0064】図13,図14,図15,図16,図17
の各部品の各番号はすべて図1に対応している。
【0065】図18、図19は図3と同様に本発明の磁
気記録再生装置の平面図で、サブシャーシ3の部分を取
り除いた図でありメインシャーシ8上の構成を説明する
ための図である。
【0066】それぞれ図3はアンロードモード、図18
はロード1モード、図19はロード2モードを示す。図
18,図19の各部品の番号はすべて図3に対応してい
る。
【0067】図20,図21,図22、図23は図4と
同様にテンションプレート18付近の詳細図である。
【0068】それぞれ図4はアンロードモード、図20
はロード1モード、図21はロード2モード、図22は
PLAYモード、図23はSTOPモード及びREVモ
ードを示す。ここでテンションプレート18の位置はS
TOPモードとREVモードで同じである。
【0069】図20,図21,図22,図23での各部
品の番号はすべて図4に対応している。
【0070】図24,図25,図26,図27,図2
8,図29、図30はカムギア66に設けられた駆動ピ
ン75によってボート駆動アーム73とサブシャーシ駆
動アーム89が駆動される状態を説明した図である。
【0071】図24はアンロードモード、図25はロー
ド1モード、図26はロード2モード、図27はPLA
Yモードより若干ロード2モードに近い状態(以下PL
AY前モードと呼ぶ)、図28はPLAYモード、図2
9はSTOPモード、図30はREVモードを示す。
【0072】図31,図32,図33,図34,図35
はピンチ駆動アーム97によってメインシャーシ上のピ
ンチアーム53とサブシャーシ3上のT4アーム28が
駆動される状態を示したもので、図31〜図35ではT
4アーム28に設けられたT4アーム規制ピン31のみ
図示している。ここで図31はアンロードモード、図3
2はロード1モード、図33はロード2モード、図34
はPLAYモード及びREVモード、図35はSTOP
モードを示す。ピンチ駆動アーム97とピンチアーム5
3,T4アーム28の動きはSTOPモードとREVモ
ードで同じである。
【0073】アンロードモードよりREVモードまで順
を追って動作の説明を行う。以下アンロードモードを示
す図1,図3,図4、図24、図31について説明す
る。
【0074】図1でカセット1よりテープ2はまだ引き
出されていない。図1,図3,図24においてサブシャ
ーシ3はメインシャーシ8より最も飛び出した位置にあ
る。カムギア66上の駆動ピン75はサブシャーシ駆動
アーム89及びボート駆動アーム73のそれぞれの内側
カム91と76に設けられたそれぞれ第1の円弧部12
1,122に接しており、サブシャーシ駆動アーム89
とボート駆動アーム73はそれぞれ時計方向に最も回転
した状態にある。
【0075】ボート駆動アーム73はそのギア部77に
よってSロードギア79を最も反時計方向に回転した状
態にある。Sロードギア79よりSロードアーム81,
Sロードリンク82を介してSボート39はレール42
の最も手前にある。Tボート52も同様にSロードギア
79よりTロードギア84、Tロードアーム86,Tロ
ードリンク87を介してレール42の最も手前にある。
【0076】図1,図3,図4においてテンションプレ
ート18はテンションプレート駆動アーム64によって
最も手前にあり、テンションアーム12はテンションア
ーム規制ピン15を介してテンションプレート18のカ
ム溝63により、時計方向に最も回動した位置にある。
【0077】テンションバンド規制アーム21に設けら
れたピン25はテンションプレート18の右端部カム7
2の下端凹部123に位置しておりテンションアーム係
止板116によってテンションバンド規制アーム21の
位置は決まっている。
【0078】ねじりコイルバネ24によってテンション
バンド規制アーム21は反時計方向に付勢されテンショ
ンアーム係止板116と当接してその位置が決まる。
【0079】この時テンションバンド19はその一端1
24がSリール台4に近づいているためバンドがたるん
でしまう。しかしテンションバンド119の他端125
がテンションバンド規制アーム21によってSリール台
4から離れる方向に移動させられているため、テンショ
ンバンド19のたるみが減少させられる。
【0080】また、この時テンションバンド19の凸A
部118がテンションアーム12に設けられたバンド規
制凸部120によって押されることによりバンドのたる
みが減少させられる。これらによってバンドのたるみに
よるテンションバンド19のSリール台4からの脱落が
防止できる。
【0081】図1,図3,図31においてピンチアーム
53は引っ張りバネ58によって反時計方向に最も回動
した位置にある。この時ピンチ駆動アーム97とピンチ
アーム53は接していない。
【0082】T4アーム28は最も反時計方向に回動し
た位置にある。以下ロード1モードを示す図13,図1
8,図20,図25,図32について説明する。
【0083】図13においてテープ2がテンションポス
ト14とT4ポスト30によって図13に示す状態まで
引き出されている。テープ2はSボート39上のS1ポ
スト45及びシリンダ38にも若干巻回している。
【0084】図13,図18,図25においてカムギア
66上の駆動ピン75はまだサブシャーシ駆動アーム8
9の第1の円弧部121上にあり、サブシャーシ3はま
だ駆動されておらずアンロードモードと同じ位置にあ
る。ボート駆動アーム73では前記駆動ピン75は第1
の円弧部122を通過して内側カム76に設けられた凹
部126に係合することによってボート駆動アーム73
は反時計方向に回転を始めており、Sボート39、Tボ
ート40がSロードギア79,Tロードギア84を介し
てレール42上をテープ2の引き出し方向に移動してい
る。
【0085】図13,図18,図20においてテンショ
ンプレート駆動アーム64によってテンションプレート
18は奥側(シリンダ側)へ移動する。それに伴いテン
ションアーム規制ピン15がテンションプレート18の
ガイド溝63によって駆動されテンションアーム12は
反時計方向に回転駆動しテープ2を引き出している。
【0086】テンションバンド規制アーム21はテンシ
ョンプレート18の移動に伴い右端部カム72の凸部1
28によって時計方向に回動させられる。これによりテ
ンションバンド19はSリール台4の円筒部26に対し
てゆるめられ、Sリール台4は回転可能な状態となる。
【0087】図13,図18,図32においてピンチア
ーム53はサブシャーシ3がまだ移動していないため、
アンロードモードと同じ位置にある。
【0088】T4アーム28はピンチ駆動アーム97の
凸部102によりT4規制ピン31を介して時計方向に
テープ2を引き出している。
【0089】以下ロード2モードを示す図14、図1
9,図21,図26,図33について説明する。
【0090】図14においてカセット1はシリンダ38
の方向へ移動中であり、テープ2はS2ポスト44,S
1ポスト45,T1ポスト47,T2ポスト46によっ
てシリンダ38に巻回されている。Sボート39、Tボ
ート40は所定位置への移動を完了しているがテンショ
ンポスト14とT4ポスト30がまだ移動途中のためテ
ープ2を記録再生するための所定のテープ走行パスはま
だ完成していない。
【0091】図14,図19,図26においてカムギア
66上の駆動ピン75はサブシャーシ駆動アーム89の
第1の円弧部121を通過し、その内側カム91に設け
られた凹部127に係合することによってサブシャーシ
駆動アーム89は反時計方向に回転を始めており、ガイ
ドピン92を介してサブシャーシ3はシリンダ38の方
向へ移動中である。
【0092】ボート駆動アーム73では駆動ピン75は
内側カム91の凹部126を通過し、第2の円弧部12
9にある。駆動ピン75は凹部126を通過する間はボ
ート駆動アーム73を回転駆動するが第1及び第2の円
弧部122,129ではボート駆動アーム73を定位置
に保持する。
【0093】ボート駆動アーム73は反時計方向に最も
回転した位置にあり、そのギア部77,Sロードギア7
9、Tロードギア84を介してSボート39及びTボー
ト40はメインシャ−シ8上の所定の位置まで移動を完
了している。141,142はメインシャー8上に設け
られたボートストッパーでSボート39のV部143と
Tボート40のV部144がそれぞれボートストッパー
141と142に当接し、Sボート39、Tボート40
は位置を決められる。Sロードギア79とSロードアー
ム81及びTロードギア84とTロードアーム86はS
ボート39、Tボート40の移動途中ではそれぞれ一体
となって回転する。ロード2モードより若干ロード1モ
ード側でSボート39,Tボート40がそれぞれ所定位
置まで到達するようにSリンク82とSロードアーム8
1及びTリンク87とTロードアーム86は構成されて
おりその位置よりロード2モードまでの間ボート駆動ア
ーム73はSロードギア79及びTロードギア84をそ
れぞれ時計及び反時計方向に回転させるため、Sロード
ギア79とSロードアーム81及びTロードギア84と
Tロードアーム86との間に回転位相差を生じ、それぞ
れ図示されていないねじりコイルバネの反力によってS
ボート39とTボート40はボートストッパー141,
142に圧着固定させられる。
【0094】図14,図19,図24においてテンショ
ンアーム12とテンションバンド規制アーム21のサブ
シャーシ3に対する相対的な位置はロード1モードより
PLAYモード直前までのテープローディングの間テン
ションプレート18によってロード1モードと同じ状態
に保持されている。即ちテンションアーム12はサブシ
ャーシ3に対して相対的な位置が固定されており、かつ
テンションバンド19がテンションバンド規制アーム2
1の時計方向への回動によってSリール台4の円筒部2
6に対してゆるんだ状態でSリール台4の回転が可能な
状態になっている。
【0095】図14,図19、図33においてピンチア
ーム53はサブシャーシ3の移動に伴い、その凸部59
がサブシャーシ3の壁部60によって押され、時計方向
に回転している。
【0096】サブシャーシ3の移動に伴いT4アーム2
8上のT4規制ピン31がピンチ駆動アーム97の凸部
102からメインシャーシ上に設けられたT4ガイド1
45上に移動している。
【0097】T4ガイド145によってT4アーム28
のサブシャーシ3に対する相対位置はサブシャーシ3の
移動中もロード1モードと同じに保持される。
【0098】PLAYモードの若干手前であるPLAY
前モードを示す図27について説明する。
【0099】カムギア66上の駆動ピン75はサブシャ
−シ駆動アーム89の凹部127を通過し、内側カム9
1に設けられた第2の円弧部130にある。
【0100】サブシャーシ駆動アーム89は最も反時計
方向に回転した位置にありガイドピン92を介してサブ
シャーシ3は所定の位置まで移動を完了している。ま
た、駆動ピン75はボート駆動アーム73の内側カム7
6の第2の円弧部129に位置しているためボート駆動
アーム73はロード2モードと同じ位置にある。
【0101】PLAYモードを示す図15,図22,図
28、図34について説明する。図15においてテープ
2はカセット1よりの引き出しを完了し記録再生のため
のテープ走行パスが完成している。
【0102】図15において完成した前記テープ走行パ
スについて説明する。カセット1の左側に位置するテー
プ供給側リール(図示せず)より引き出されたテープ2
はテンションポスト14に巻回したあとメインシャーシ
8上に設けられたS3ポスト49に巻回しS2ポスト4
4に巻回し、S1ポスト45に巻回したあとシリンダ3
8に対してテープ記録パターンの規格上所定巻き付け角
と傾き角にて巻回し、その後T1ポスト46に巻回し、
T2ポスト47に巻回しT3ポスト51に巻回すること
によってテープ2はカセット1からの引き出し時とねじ
れ及び高低差のない状態に戻されその後テープの進行方
向に対して垂直なキャプスタン50に巻回しT4ポスト
30に巻回した後再びカセット1内の右側に位置する巻
き取り側リール(図示せず)に戻される。
【0103】ここでテンションポスト14,S3ポスト
49,S2ポスト44,T2ポスト47、T4ポスト3
0はテープの進行方向に対して垂直なポストであり、S
1ポスト45,T1ポスト46,T3ポスト51はテー
プの進行方向に対して傾斜したポストである。
【0104】図28においてカムギア66上の駆動ピン
75はサブシャーシ駆動アーム89の第2の円弧部13
0にあり、その位置は図27に示すPLAY前モードと
同じでありサブシャーシ3の移動は完了している。
【0105】駆動ピン75はボート駆動アーム73では
その内側カム76に設けられた第3の円弧部146に位
置している。
【0106】図5に示すように第3の円弧部146(D
の範囲)に第2の円弧部129(Cの範囲)より若干半
径が大きい。147は第2と第3の円弧部129,14
6との受け渡し部(Eの範囲)である。
【0107】図28においてボート駆動アーム73は図
27のPLAY前モードよりも若干時計方向に回転して
おり、サブシャーシ駆動アーム89に設けられたボート
駆動アーム係止部148とボート駆動アーム73の凸部
149が当接している。このPLAYモードでのボート
駆動アーム73のPLAY前モードよりの若干の戻り量
は、ロード2モードで発生したSロードギア79とSロ
ードアーム81及びTロードギア84とTロードアーム
86との間の回転位相差よりも十分に少ないため、Sボ
ート39及びTボート40のボートストッパー141,
142への圧着固定は保持されている。
【0108】これによりPLAYモード以降ではSボー
ト39,Tボート40の圧着固定の反力は駆動ピン75
ではなくサブシャーシ駆動アーム89のボート駆動アー
ム係止部148によって保持され、従ってPLAYモー
ド以降ボート駆動アームの位置は駆動ピン75ではな
く、ボート駆動アーム係止部148によって決定され
る。
【0109】図22、図15においてテンションアーム
規制ピン15はテンションプレート18のカム溝63の
上端無規制部150に位置している。
【0110】ここではテンションプレート18はテンシ
ョンアーム規制ピン15と接していない。
【0111】テンションバンド規制アーム21に設けら
れたピン25はテンションプレート18の右端部カム7
2の上端凹部151に位置しており、アンロードモード
と同様にサブシャーシ3上のテンションバンド規制アー
ム21の位置はテンションアーム係止板116と当接す
ることによって決まっている。
【0112】テンションアーム12はSリール台4の円
筒部26にテンションバンド19が引っ張りバネ27の
張力によりたるみなく巻回することによってその位置が
決まる。ここでテンションバンド19とSリール台4の
円筒部26との間で摩擦力が発生しテープ2がテンショ
ンポスト14に張力を持って巻回、走行することによっ
て前記摩擦力にフィードバックがかかりテープテンショ
ンの安定化が保たれる。
【0113】PLAYモードでのテンションポスト14
の位置は従ってテンションアーム係止板116の位置を
動かして図示されないネジで固定することによって調整
することが出来る。
【0114】図34において、PLAYモードではピン
チ駆動アーム97はピンチカムギア95によって時計方
向に回動しており、ピンチ駆動アーム97上の押圧カム
部151がピンチ圧着アーム56上に軸支されたローラ
152を押圧することによってねじりコイルバネ57に
よりピンチローラ55をテープ2を介してキャプスタン
50に押圧する。これによりテープ2がキャプスタン5
0の回転によって走行駆動される。
【0115】T4アーム28の位置はT4ガイド145
によって保持されている。STOPモードを示す図1
6,図23,図29,図35について説明する。
【0116】図29でサブシャーシ駆動アーム89及び
ボート駆動アーム73の位置はPLAYモード(図2
8)と同じであり、カムギア66上の駆動ピン75の位
置のみ異なっている。
【0117】図16,図23において、テンションプレ
ート18はテンションプレート駆動アーム64によって
PLAYモード(図22)よりも少し手前に動かされて
いる。この時のテンションアーム12及びテンションバ
ンド規制アーム21のサブシャーシ3上に対する相対的
な位置はロード1モード及びロード2モードと同じであ
る。
【0118】図29において、サブシャーシ駆動アーム
89とボート駆動アーム73はPLAYモード(図2
8)と同じ状態でありカムギア66上の駆動ピン75の
みが移動している。
【0119】図35、図16においてピンチ駆動アーム
97は反時計方向に回転しておりピンチ圧着アーム56
のローラ152とは接しておらずピンチアーム53は引
っ張りバネ58によって反時計方向に付勢されサブシャ
ーシ3の壁部60と当接している。この時ピンチローラ
55とキャプスタン50は離れている。
【0120】REVモードを示す図17,図23,図3
0,図34について説明する。図30でサブシャーシ駆
動アーム89及びボート駆動アーム73の位置はPLA
Yモード(図28)及びSTOPモード(図29)と同
じであり、カムギヤ66上の駆動ピン75の位置のみ異
なっている。
【0121】テンションプレート18はSTOPモード
から動かず、テンションアーム12及びテンションバン
ド規制アーム21の位置は図23に示すSTOPモード
と全く同じである。
【0122】ピンチ駆動アーム97は図35に示すST
OPモードより再び時計方向に回転し図34に示すPL
AYモードと同じ位置に移動し、ピンチアーム53はP
LAYモードと全く同じ状態になる。T4アーム28は
PLAYモード、STOPモード、REVモード共同じ
状態を保つ。
【0123】図15はシリンダ38にテープ2を巻回し
磁気記録再生ができる状態で、Sリール台4、及びTリ
ール台5、シリンダ38、キャプスタン50には各々正
常に回転しているか検知する回転検知センサー(図示せ
ず)が設けられており、回転不良が生じた場合これを検
知しキャプスタン50を停止する。
【0124】ここで、通常の磁気テープの記録再生動作
時に、巻取側リール台または供給側リール台が異常に停
止した場合、装置内部が結露した場合等、の動作を図1
5、図36、図37をもとに説明をする。
【0125】第1に、図15の状態で、再生中にテープ
巻取り側のTリール台5に異常が発生しテープ2を巻き
取れない場合を考える。この場合、図36に示すよう
に、システムがTリール台5の回転異常を検知して再生
を停止するが、異常が発生して停止するまでの間キャプ
スタン50は磁気テープ2を送り続けるため、キャプス
タン50とTリール台5の間(2a部)でテープたるみ
が発生する。
【0126】第2に、図15の状態で、逆再生中にテー
プ巻取り側のSリール台4に異常が発生しテープ2を巻
き取れない場合を考える。この場合も、図36に示すよ
うに、システムがSリール台4の回転異常を検知して逆
再生を停止するが、異常が発生して停止するまでの間キ
ャプスタン50は磁気テープ2を送り続けるため、キャ
プスタン50近傍(2b部)でテープたるみが発生す
る。
【0127】この状態で、キャプスタン50からピンチ
ローラ55を離し、次にTリール台5で所定の時間テー
プ2を巻き、次にSリール台4で再度所定の時間テープ
2を巻き、2a部または2b部に生じたテープたるみを
吸収し、図15に示すテープパスを形成しイジェクト待
機状態となる。そして、使用者によりイジェクト動作が
行われたとき、Tリール台5で巻きながらアンロード
し、図1に示す状態に至る。
【0128】そして、再度Tリール台5で所定時間テー
プ2を巻き、次にSリール台4で所定の時間テープを巻
き、その後カセットを排出する。
【0129】第3に、図15の状態で、再生中にテープ
供給側のSリール台4に異常が発生しテープ2を巻き出
されない場合、及び逆再生中にテープ供給側のTリール
台5に異常が発生しテープ2を巻き出されない場合を考
える。この場合は、Sリール台4、及びTリール台5が
同時に停止するためシステムがどちらが異常であるか検
知することは困難である。また、この場合は図36に示
すようなテープたるみは発生せず、図15に示すテープ
パスが保たれる。この場合も、キャプスタン50からピ
ンチローラ55を離し、次にTリール台5で所定時間テ
ープ2を巻き、次にSリール台4で再度所定の時間テー
プ2を巻く動作が行われ、エジェクト待機状態となる。
そして、使用者によりイジェクト動作が行われたとき、
Tリール台5で巻きながらアンロードし、図1に示す状
態に至る。しかしながら、前記したようにTリール台5
が異常の場合には、図1に至ったとき、テープの巻き取
りが不充分でテープたるみが残る場合がある。しかし、
その後のTリール台5で所定時間テープを巻き、続いて
Sリール台4で所定時間テープを巻く動作で吸収し、カ
セットを排出する。
【0130】第4に、図15の状態で結露状態をシステ
ムが検知した時も同様の動作を行い、磁気テープ2がシ
リンダ38に張り付いた状態から、テープを排出する。
システムが結露状態を検知するとキャプスタン50が停
止し、キャプスタン50からピンチローラ55を離し、
次にTリール台5で所定の時間テープ2を巻き取る方向
に回転し、次にSリール台4で所定の時間テープ2を巻
き取る方向に回転する。この動作にて、シリンダ38に
テープ2が張り付いて生じたテープたるみがある場合は
これが吸収されて、図15に示すテープパスを形成し、
イジェクト待機状態となる。そして、使用者によりイジ
ェクト動作が行われたとき、Tリール台5で巻きながら
アンロードし、図37の状態に至る。図37に至ったと
きシリンダ38より右側のテープ2Tは充分巻き取られ
ているが、左側2Sはシリンダの38a部にテープ2が
張り付いているため巻き取れない。しかしながら、図3
7に至った後、所定時間Tリール台5をテープを巻き取
る方向に回転させた後、Sリール台4で所定時間テープ
2を巻き取る方向に回転させた後、カセットを排出する
が、Sリール台4の巻き取り動作により、図37の状態
で残っていた2S部のテープが巻き取られ、安全にテー
プが排出される。
【0131】以上のように本実施の形態によれば、通常
の磁気テープの記録再生動作時に、巻取側リール台また
は供給側リール台が異常に停止した場合、装置内部が結
露した場合等において、まずキャプスタン50を停止
し、キャプスタン50からピンチローラ55を引き離
し、その後Tリール台5をテープ2を巻き取る方向に所
定時間回転し、続いてSリール台4をテープ2を巻き取
る方向に所定時間回転し、その後アンローディング動作
をTリール台5でテープ2を巻きながら行い、アンロー
ディングが完了した後再度Tリール台5をテープ2を巻
き取る方向に所定時間回転し、続いてSリール台4をテ
ープ2を巻き取る方向に所定時間回転をすることによ
り、テープダメージ無く安全にカセットを排出すること
ができる。
【0132】なお、異常の説明では、再生時、逆再生時
に異常が発生した場合について説明したが、早送り時、
巻き戻し時、スロー再生時、記録時、一時停止時などテ
ープが走行する状態すべてにおいて異常が発生した場合
も同様であることは言うまでもない。
【0133】以上説明した本発明実施の形態1におい
て、本特許請求の範囲の請求項1記載のリール駆動源は
キャプスタン20、テープガイド部材はS1ポスト4
5、S2ポスト44、T1ポスト46、T2ポスト4
7、T4ポスト30に相当する。
【0134】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープ走行時に
異常が発生した場合にもテープダメージを与えることな
く安全にテープを排出することができるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における磁気記録再生装
置のカセット着脱状態(アンロードモード)の平面図
【図2】同実施の形態1における磁気記録再生装置のテ
ンションアーム付近の平面図
【図3】同実施の形態1における磁気記録再生装置のア
ンロードモードでのサブシャーシの部分を取り除いた平
面図
【図4】同実施の形態1における磁気記録再生装置のア
ンロードモードでのテンションプレート付近の平面図
【図5】同実施の形態1における磁気記録再生装置のメ
インシャーシ上に設けられたSボート、Tボートを駆動
するための構成図
【図6】同実施の形態1における磁気記録再生装置のサ
ブシャーシ駆動アームの単品図
【図7】同実施の形態1における磁気記録再生装置のピ
ンチアームの構成図
【図8】同実施の形態1における磁気記録再生装置のピ
ンチアームの単品図
【図9】同実施の形態1における磁気記録再生装置のピ
ンチ圧着アームの単品図
【図10】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ねじりコイルバネの単品図
【図11】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
MIC−SWの断面図
【図12】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
図1のB矢視図
【図13】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テンションポスト、T4ポスト引き出し状態(ロード1
モード)の平面図
【図14】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
サブシャーシが全ストロークの半分だけ移動した状態
(ロード2モード)の平面図
【図15】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テープの記録再生及び早送り等が行なえる状態(PLA
Yモード)の平面図
【図16】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テープの走行を行なわない状態(STOPモード)の平
面図
【図17】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
テープの逆方向再生及び巻戻し等が行なえる状態(RE
Vモード)の平面図
【図18】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのサブシャーシ部分を取り除いた平面
【図19】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのサブシャーシ部分を取り除いた平面
【図20】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのテンションプレート付近の平面図
【図21】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのテンションプレート付近の平面図
【図22】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAYモードでのテンションプレート付近の平面図
【図23】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
STOPモード及びREVモードでのテンションプレー
ト付近の平面図
【図24】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
アンロードモードでのボート駆動アームとサブシャーシ
駆動アームが駆動される状態を示した平面図
【図25】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図26】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図27】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAYモードより若干ロード2モードに近い状態(P
LAY前モード)でのボート駆動アームとサブシャーシ
駆動アームが駆動される状態を示した平面図
【図28】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAYモードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図29】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
STOPモードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆
動アームが駆動される状態を示した平面図
【図30】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
REVモードでのボート駆動アームとサブシャーシ駆動
アームが駆動される状態を示した平面図
【図31】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
アンロードモードでのピンチアームとT4アームが駆動
される状態を示した平面図
【図32】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード1モードでのピンチアームとT4アームが駆動さ
れる状態を示した平面図
【図33】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
ロード2モードでのピンチアームとT4アームが駆動さ
れる状態を示した平面図
【図34】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
PLAY及びREVモードでのピンチアームとT4アー
ムが駆動される状態を示した平面図
【図35】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
STOPモードでのピンチアームとT4アームが駆動さ
れる状態を示した平面図
【図36】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
異常時に発生するテープたるみの第1の例を示す模式図
【図37】同実施の形態1における磁気記録再生装置の
異常時に発生するテープたるみの第2の例を示す模式図
【図38】従来の磁気記録再生装置の異常時に発生する
テープたるみの第1の例を示す模式図
【図39】従来の磁気記録再生装置の異常時に発生する
テープたるみの第1の例を示す模式図
【符号の説明】
1 カセット 2 テープ 3 サブシャーシ 4 Sリール台 5 Tリール台 8 メインシャーシ 38 シリンダ 50 キャプスタン 55 ピンチローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】またキャプスタンモータ23の回転力は、
ギヤ24,25,タイミングベルト26を介して固定ギ
ヤ32、首振りギヤ34に伝えられ、さらにSリール台
1の駆動ギヤ28かTリール台2の駆動ギヤ29に選択
的に伝えられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0104
【補正方法】変更
【補正内容】
【0104】図28においてカムギア66上の駆動ピン
75はサブシャーシ駆動アーム89の第2の円弧部13
0にあり、サブシャーシ駆動アーム89の位置は図27
に示すPLAY前モードと同じでありサブシャーシ3の
移動は完了している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0106
【補正方法】変更
【補正内容】
【0106】図5に示すように第3の円弧部146(D
の範囲)第2の円弧部129(Cの範囲)より若干半
径が大きい。147は第2と第3の円弧部129、14
6との受け渡し部(Eの範囲)である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0126
【補正方法】変更
【補正内容】
【0126】第2に、図17の状態で、逆再生中にテー
プ巻取り側のSリール台4に異常が発生しテープ2を巻
き取れない場合を考える。この場合も、図36に示すよ
うに、システムがSリール台4の回転異常を検知して逆
再生を停止するが、異常が発生して停止するまでの間キ
ャプスタン50は磁気テープ2を送り続けるため、キャ
プスタン50近傍(2b部)でテープたるみが発生す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0127
【補正方法】変更
【補正内容】
【0127】これら第1及び第2の状態で、キャプスタ
ン50からピンチローラ55を離し、次にTリール台5
で所定の時間テープ2を巻き、次にSリール台4で再度
所定の時間テープ2を巻き、2a部または2b部に生じ
たテープたるみを吸収し、図15に示すテープパスを形
成しイジェクト待機状態となる。そして、使用者により
イジェクト動作が行われたとき、Tリール台5で巻きな
がらアンロードし、図1に示す状態に至る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0129
【補正方法】変更
【補正内容】
【0129】第3に、図15の状態で、再生中にテープ
供給側のSリール台4に異常が発生しテープ2を引き出
されない場合、及び逆再生中にテープ供給側のTリール
台5に異常が発生しテープ2を引き出されない場合を考
える。この場合は、Sリール台4、及びTリール台5が
同時に停止するためシステムがどちらが異常であるか検
知することは困難である。また、この場合は図36に示
すようなテープたるみは発生せず、図15に示すテープ
パスが保たれる。この場合も、キャプスタン50からピ
ンチローラ55を離し、次にTリール台5で所定時間テ
ープ2を巻き、次にSリール台4で再度所定の時間テー
プ2を巻く動作が行われ、エジェクト待機状態となる。
そして、使用者によりイジェクト動作が行われたとき、
Tリール台5で巻きながらアンロードし、図1に示す状
態に至る。しかしながら、前記したようにTリール台5
が異常の場合には、図1に至ったとき、テープの巻き取
りが不充分でテープたるみが残る場合がある。しかし、
その後のTリール台5で所定時間テープを巻き、続いて
Sリール台4で所定時間テープを巻く動作で吸収し、カ
セットを排出する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0132
【補正方法】変更
【補正内容】
【0132】なお、以上の説明では、再生時、逆再生時
に異常が発生した場合について説明したが、早送り時、
巻き戻し時、スロー再生時、記録時、一時停止時などテ
ープが走行する状態すべてにおいて異常が発生した場合
も同様であることは言うまでもない。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0133
【補正方法】変更
【補正内容】
【0133】以上説明した本発明の実施の形態1におい
て、本特許請求の範囲の請求項1記載のリール駆動源は
キャプスタン20、テープガイド部材はテンションポス
ト14、S1ポスト45、S2ポスト44、T1ポスト
46、T2ポスト47、T4ポスト30に相当する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープをテープカセットより引き出
    し回転ヘッドを有する回転ヘッドシリンダに所定角度巻
    回させ、磁気テープの記録再生を行う磁気記録再生装置
    であって、使用者によりテープカセットが装着された状
    態を第1の状態と定義し、テープカセット装着後に、テ
    ープガイド部材が磁気テープをテープカセットより引き
    出し回転ヘッドシリンダに所定角度巻回することによ
    り、磁気テープの記録再生が可能なテープ走行系が形成
    された状態を第2の状態と定義した時、磁気テープを駆
    動するキャプスタン軸と、磁気テープを前記キャプスタ
    ン軸に圧接するピンチローラと、回転自在に軸支され、
    かつテープカセット内で磁気テープを巻回保持する供給
    側リールに係合する供給側リール台と、テープカセット
    内で磁気テープを巻回保持する巻取側リールに係合する
    巻取側リール台と、これらのリール台の回転を駆動する
    リール駆動源とを備え、前記第2の状態において、通常
    の磁気テープの記録再生動作時に、巻取側リール台また
    は供給側リール台が異常に停止した場合や、装置内部が
    結露した場合、回転ヘッドシリンダの回転が異常に停止
    した場合等の場合に、前記ピンチローラを前記キャプス
    タン軸から離した後、前記巻取側リール台または前記供
    給側リール台の一方を前記リール駆動源を用いて磁気テ
    ープを巻き取る方向に所定量だけ回転させ、その後前記
    巻取側リール台または前記供給側リール台の他方を前記
    リール駆動源を用いて磁気テープを巻き取る方向に所定
    量だけ回転させることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープをテープカセットより引き出
    し回転ヘッドを有する回転ヘッドシリンダに所定角度巻
    回させ、磁気テープの記録再生を行う磁気記録再生装置
    であって、使用者によりテープカセットが装着された状
    態を第1の状態と定義し、テープカセット装着後に、テ
    ープガイド部材が磁気テープをテープカセットより引き
    出し回転ヘッドシリンダに所定角度巻回することによ
    り、磁気テープの記録再生が可能なテープ走行系が形成
    された状態を第2の状態と定義し、前記第1の状態から
    前記第2の状態に移行する動作をローディング動作と定
    義し、前記第2の状態から前記第1の状態に移行する動
    作をアンローディング動作と定義した時、磁気テープを
    駆動するキャプスタン軸と、磁気テープを前記キャプス
    タン軸に圧接するピンチローラと、回転自在に軸支さ
    れ、かつテープカセット内で磁気テープを巻回保持する
    供給側リールに係合する供給側リール台と、テープカセ
    ット内で磁気テープを巻回保持する巻取側リールに係合
    する巻取側リール台と、これらのリール台の回転を駆動
    するリール駆動源とを備え、前記第2の状態において、
    通常の磁気テープの記録再生動作時に、巻取側リール台
    または供給側リール台が異常に停止した場合、装置内部
    が結露した場合、回転ヘッドシリンダの回転が異常に停
    止した場合等の場合に、前記ピンチローラを前記キャプ
    スタン軸から離した後、前記巻取側リール台または前記
    供給側リール台の一方を前記リール駆動源を用いて磁気
    テープを巻き取る方向に所定量だけ回転させ、その後前
    記巻取側リール台または前記供給側リール台の他方を前
    記リール駆動源を用いて磁気テープを巻き取る方向に所
    定量だけ回転させ、この後、前記アンローディング動作
    を行い、前記巻取側リール台または前記供給側リール台
    の一方を前記リール駆動源を用いて磁気テープを巻き取
    る方向に所定量だけ回転させ、その後前記巻取側リール
    台または前記供給側リール台の他方を前記リール駆動源
    を用いて磁気テープを巻き取る方向に所定量だけ回転さ
    せることを特徴とする磁気記録再生装置。
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