JPH05342834A - 磁気記録再生装置及びその操作方法 - Google Patents

磁気記録再生装置及びその操作方法

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JPH05342834A
JPH05342834A JP4154729A JP15472992A JPH05342834A JP H05342834 A JPH05342834 A JP H05342834A JP 4154729 A JP4154729 A JP 4154729A JP 15472992 A JP15472992 A JP 15472992A JP H05342834 A JPH05342834 A JP H05342834A
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slide
main chassis
main
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JP4154729A
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Yasuhiro Nemoto
泰弘 根本
Kazuo Sakai
和夫 酒井
Yoshiyuki Tanaka
良幸 田中
Kiyuuichirou Nagai
究一郎 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気テープカセットを用いる磁気記録再生装置
において、スライドシャーシとメインシャーシの高精度
な相対位置決めが可能な軽量シャーシを提供する。 【構成】スライドシャーシ7は、メインシャーシ6上に
設けたボス91により、3点でスライド可能に支持され
ている。スライドシャーシ7のメインシャーシ6に対す
る相対位置決め部材8を設け、ピンチローラのキャプス
タン軸への圧着力により、キャプスタン取付部の近傍に
おいてスライドシャーシ7とメインシャーシ6の相対位
置決めを行う。 【効果】スライド動作の負荷を増加させることなく、高
精度なスライドシャーシとメインシャーシの相対位置決
めが可能な軽量シャーシが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用及び業務用のビデ
オテ−プレコ−ダ(以下、VTRと称する)、VTR一
体型カメラ、ディジタルオーディオテープ装置(DA
T)等の磁気テープカセットを用いる磁気記録再生装置
に関し、特に小型軽量な装置を提供するための機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、VTR一体型カメラに代表される
ポータブルな磁気記録再生装置においては、小型軽量化
のニーズが強い。この小型軽量化を実現する一つの手段
として、記録再生を行う磁気ヘッドを搭載した回転ドラ
ムに対して、テープカセットを載置するスライドシャー
シを遠近方向に移動可能とし、記録再生時にはカセット
の開口部を回転ドラムに近づけることにより、装置を小
型軽量化する構造が知られている。その具体的な構造と
しては、例えば特開昭61−271648号公報や特開
昭63−302458号公報に開示のものがある。 こ
れらの例においては、前述したスライドシャーシを、回
転シリンダを搭載したメインシャーシ上に設けた3ヶ所
ないしは4ヵ所のボスサポートで支持し、両シャーシ相
互の距離を所定値に保ちながら、回転シリンダの遠近方
向に移動可能となっていた。ここで、シャーシの材料の
多くは、入手しやすく、軽量でかつ強度の得やすいアル
ミニウム材やステンレス鋼材等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来と同様の構成
で更なる軽量化を図るために、スライドシャーシ、メイ
ンシャーシの肉厚を薄くしたり、穴、切欠き等を設けた
りした場合、シャ−シの剛性が低下し、カセット内に設
けられたリール押付けばねの圧力や、イジェクト動作時
にカセットを所定の装着位置から離脱させるためのばね
の反力等により、シャーシに変形が生じやすくなる。特
に、シャ−シ平面に垂直な方向の凸部、即ちリブ部の設
置や板圧の変化を容易に行え高剛性とすることができる
ダィキャスト材に比較し、圧延加工板を用いて製作した
シャ−シの場合、リブ部を取付けて剛性をあげること
は、かしめやスポット溶接等の取付け方法を用いるため
シャ−シ全体の変形を生ずる原因となり、又は空間的制
約のために困難である。従って、圧延加工板を用いてシ
ャ−シを製作する場合、未使用部分を空孔として軽量化
すると、剛性特に面外剛性が著しく低下する。
【0004】その結果、シャ−シとボスサポ−トとの隙
間が不十分となるためスライドシャーシのスライド動作
時に負荷が大きくなり、所定の位置までスライドできな
くなる場合が生じる。特にメインシャーシとスライドシ
ャーシを4ヶ所でスライド可能に拘束する場合、シャー
シに変形が生じた場合のスライド動作による負荷が増大
し、位置決め精度が達成できなくなる。
【0005】又、スライド動作による負荷を軽減するた
めに拘束部分の隙間を大きくすると、メインシャーシと
スライドシャーシとの位置決め精度が低下するという問
題があった。このように、メインシャーシ・スライドシ
ャーシの相対位置決め精度が低下した場合、テープの走
行面を規制する部材の姿勢精度が維持できなくなり、テ
ープ走行面がずれたり、著しい場合にはテープ走行規制
部材の規制面に対するテープの接触力が過大になり、テ
ープが折れたり、傷ついたりする可能性が高まる。
【0006】更に、記録再生動作時においては、テープ
を圧着狹持して搬送するために、ピンチローラのキャプ
スタン軸への圧着力が加わる。このとき、メインシャー
シとスライドシャーシには、相対的に遠ざかる方向に変
形が生じ、メインシャーシ上にあるキャプスタン軸とス
ライドシャーシ上に搭載されているテープ走行規制部材
との間にテープ走行面のズレが発生する。従って、シャ
ーシ変形によってテープ搬送精度が低下してしまうとい
う問題があった。
【0007】特に、従来の構造のように3点でスライド
シャ−シを拘束する場合、スライドシャ−シとメインシ
ャーシを支持する部材と各シャ−シとの隙間が大きい
と、両シャ−シの平行度が低下するので、シャ−シ相互
の位置決め精度が低下する。
【0008】又、3点拘束の場合、従来の4点拘束の構
造に比べて組立て剛性が低く、キャプスタン軸への圧着
力等による動作時の変形量が大きくなり、テ−プ搬送精
度が低下しやすいという問題があった。
【0009】本発明の第1の目的は、軽量で薄肉なメイ
ンシャーシとスライドシャーシを使用する場合でもシャ
ーシの高い相対位置精度を達成することにある。
【0010】また、本発明の第2の目的は、スライドシ
ャーシのスライド動作時の駆動負荷は従来と同等で、テ
ープ搬送動作時にはメインシャーシ、スライドシャーシ
及びそれらに搭載されるテープ走行規制部材の姿勢を高
精度に保つことのできる軽量な構造を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付けたメイン
シャーシと、テープカセットを載置し回転ドラムの遠近
方向に移動するスライドシャーシとを備えた磁気記録再
生装置において、メインシャーシとスライドシャーシと
の相対位置決めを行う相対位置決め部材を設けた構成と
した。
【0012】又、相対位置決め部材に加え、メインシャ
ーシとスライドシャーシとをスライド可能に拘束する3
個所の拘束部を設けた構成とすると位置決めがより良く
なる。
【0013】又、磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取
付けたメインシャーシと、テープカセットを載置し回転
ドラムの遠近方向に移動するスライドシャーシと、テー
プを接触させて搬送を行うキャプスタン軸と、キャプス
タン軸との間にテープを狭持して搬送するためのピンチ
ローラとを備えた装置において、メインシャーシとスラ
イドシャーシとの相対位置決めを行う相対位置決め部材
を備え、相対位置決め部材はキャプスタン軸取付け部近
傍に配置する構成とした。
【0014】相対位置決め部材は、メインシャ−シ若し
くはスライドシャ−シのいずれに固定しても良い。
【0015】又、メインシャーシ及びスライドシャーシ
は圧延材を用いメインシャーシの内面に形成した空孔の
割合、即ち空孔率をスライドシャーシの内面に形成した
空孔率より多くする。空孔率の比は2倍以上あると効果
的であり、相対位置決めが確実に行える。
【0016】更に、上記目的を達成するためにシャ−シ
は以下の態様のものを用いると良い。
【0017】部品取付部以外に孔部を複数個設けたもの
が良く、孔部は直線部を有するものであるか、部品取付
部がネジ穴部を含むものであって孔部はネジ穴部より大
きいものであるか、孔部は互いに隣接するものである
か、孔部は直線部を有するものであって隣接する孔部は
互いに直線部分同士を対抗させるか又は隣接させるもの
であるか、若しくは部品取付部以外の孔部の少なくとも
1つは部品取付部に設けた孔又はネジ部の最も大きいも
のよりも大きいものであれば良い。
【0018】シャ−シは圧延材のアルミニウム材からな
るものであると良い。
【0019】又、磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取
付けたメインシャーシと、テープカセットを載置し回転
ドラムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備え
る磁気記録再生装置、例えばビデオカメラ、ビデオテ−
プレコ−ダに用いる各シャーシとして上記に記載のシャ
−シを用いても良い。
【0020】又、磁気記録再生装置の操作方法として
は、磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付けたメイン
シャーシに対し、テープカセットを載置したスライドシ
ャーシをスライドさせて固定し、記録再生動作時にメイ
ンシャ−シ上に設けられたキャプスタン軸とピンチロ−
ラとの間にテ−プを狭持して搬送する磁気記録再生装置
に対し、メインシャーシ上にスライドシャーシをスライ
ドさせる時にはメインシャーシとスライドシャーシとの
スライドが可能な3個所の拘束部で拘束し、スライド最
終位置においては3個所の拘束部に加え、メインシャー
シに固定したスライドシャーシとの相対位置決め部材に
よりメインシャーシとスライドシャーシとを係止させ、
記録再生動作時においてピンチローラのキャプスタン軸
への圧着力によりメインシャ−シを撓ませ相対位置決め
部材に接触させてメインシャーシとスライドシャーシと
の相対位置決めを行うのが良い。
【0021】又、メインシャーシとスライドシャーシと
のスライドが可能な3個所の拘束部でメインシャーシと
スライドシャーシとを拘束すると共にスライドシャーシ
にメインシャーシとスライドシャーシとの相対位置決め
部材を固定し、メインシャーシにスライドシャーシをス
ライドさせ、スライド最終位置においては3個所の拘束
部に加え、スライドシャーシに固定したメインシャーシ
との相対位置決め部材によりメインシャーシとスライド
シャーシとを係止させ、記録再生動作時においてピンチ
ローラのキャプスタン軸への圧着力によりメインシャ−
シを撓ませ相対位置決め部材に接触させてメインシャー
シとスライドシャーシとの相対位置決めを行っても良
い。
【0022】
【作用】スライド可能な3つの拘束点に相対位置決め部
材を加えることにより、スライドシャ−シとメインシャ
−シとの相対位置を所定の値に決めるのに効果的に作用
する。即ち、スライド可能な3点で支持する場合、特に
メインシャ−シのキャプスタン軸取付け側がピンチロ−
ラのキャプスタン軸への圧着力を受けて撓み、スライド
シャ−シ上に搭載されているテ−プ走行規制部材との間
にテ−プ走行面のズレが生じ、テ−プ搬送精度が低下す
る。相対位置決め部材はこのテ−プ走行面のズレを防止
するものでありピンチロ−ラのキャプスタン軸への圧着
力を受けて撓みやすいキャプスタン軸近傍に配置すると
効果がある。
【0023】ピンチロ−ラのキャプスタン軸への圧着力
により、ピンチロ−ラを取付けているスライドシャ−シ
はピンチロ−ラ支持点を中心とした曲げモ−メントを受
ける。
【0024】この曲げモ−メントは、スライドシャ−シ
を支持点として面外に曲げるように作用する。従って、
スライドシャ−シをメインシャ−シから遠ざける方向に
撓む位置に相対位置決め部材を配置すればスライドシャ
−シとメインシャ−シとを精度良く位置決めできる。し
かし、ピンチロ−ラの支持部材はテ−プの搬送系への装
着動作を行うためにスライドシャ−シ面に平行に突きで
た形状をしている。
【0025】このため、支持部材の剛性は低くピンチロ
−ラ自身で撓み、スライドシャ−シを曲げる作用が低下
する。
【0026】一方、キャプスタン軸を取付けているメイ
ンシャ−シはスライドシャ−シとの間隔を広げる方向に
曲げモ−メントを受ける。従って、両シャ−シを確実に
相対位置決め部材に接触させるには、スライドシャ−シ
の撓みを小さくし、メインシャ−シの撓みを大きくする
必要がある。
【0027】この点を考慮し、軽量化に対応して両シャ
−シから未使用部分を削除する量は、スライドシャ−シ
よりメインシャ−シの方を多くし、ピンチロ−ラのキャ
プスタン軸への圧着力によりメインシャ−シが撓む量を
スライドシャ−シの撓む量より多くする。
【0028】又、スライドシャ−シのスライド時にはメ
インシャ−シとスライドシャ−シとの拘束点はスライド
可能な3点のみであり、スライド終了時には相対位置決
め部材に係止される点が加わり、記録再生動作時におい
てのみピンチロ−ラのキャプスタン軸への圧着力により
メインシャ−シが撓み相対位置決め部材部分で両シャ−
シが確実に拘束され、拘束点は4点となりメインシャ−
シとスライドシャ−シとの相対位置が高精度に位置決め
される。
【0029】即ち、スライド動作時の負荷は従来の3点
支持構造と同等であり、記録再生時には4点の拘束によ
りメインシャ−シとスライドシャ−シとの相対位置が高
精度に位置決めすることができる。
【0030】又、スライドシャ−シ及び/又はメインシ
ャ−シの構造は、軽量化のために未使用部分を削除する
のが良い。削除は、シャ−シに剛性を維持しつつ大きく
孔状に開ける方が加工効率が良く、大きく削除すること
により軽量化が図れる。
【0031】又、孔部は直線部を有する形状とすること
により未使用部分を有効に削除できる。更に、孔部を隣
接させる場合には局部的に剛性の低下した部分を設ける
のは局部変形などを生ずる原因となるため好ましくな
い。このため、隣合う孔部は直線部を対抗させ、梁状と
することによりこのような不具合を防止できる。
【0032】
【実施例】以下に、本発明を8ミリ規格VTRのシャー
シに適用した第1実施例について、図を用いて説明す
る。最初に、記録再生装置の機構部及びシャーシの構成
について、図1〜3を用いて説明する。
【0033】図1に本実施例に関するメインシャーシと
スライドシャ−シの斜視図、図2にこのシャーシを用い
た8ミリVTRのカセット装着時の機構部の上面図、図
3にカセット装着時の機構部の側面図を示す。
【0034】図1に示すシャ−シは、軽量化を図るべく
未使用部分を極力空孔化したものであり、従来のシャ−
シの空孔率15%前後(例えば日立製、VM−E10)
に比較し、メインシャ−シで47%程度、スライドシャ
−シで23%程度の空孔率となっている。ここで空孔率
とは、シャ−シに孔が無い状態の面積に対する孔部の面
積の占める割合を指す。又、孔とはシャ−シを貫通して
設けた開口部を言い開口部を形成する縁の延長線が閉じ
るものを言う。
【0035】図1に明らかなようにシャ−シに設けた空
孔は円形状だけではなく、特にメインシャ−シ6に示す
ように直線部を有する形状のものを複数個形成してあ
る。
【0036】又、それらの互いに隣接する孔部は、孔部
を構成する直線部を互いに対抗させて形成し、隣接部は
直線状の梁を形成するようにした。
【0037】このような軽量化シャ−シの曲げ剛性につ
いて計算したところ、従来のシャ−シに比較し、単純な
曲げ剛性では4割程度低下することが予想される。従っ
て、従来と同じ荷重が加わるとシャ−シの撓みは従来に
比べ4割程度大きくなる。本実施例ではこの撓みを抑制
しメインシャ−シとスライドシャ−シとの相対位置を高
精度に位置決めする構造に関する。
【0038】回転ドラム1は信号の記録再生を行うヘッ
ド(図示せず)を搭載し、メインシャーシ6の平面に垂
直な方向に対して所定角度傾斜して取付けられている。
この回転ドラムの傾斜角は、装置全体の小型化を達成す
るために、カセット3をできる限り回転ドラム1に近づ
け、空間的な実装密度を高める条件と、あらかじめ規定
されているテープに対する信号の記録パターンを所定の
精度で記録再生する制約条件とから決められ、概ね3度
から10度程度の間の角度が選ばれる。
【0039】テープ2はリール31、32に巻かれ、カ
セット3に収納されている。カセット3は位置決めピン
35等により、スライドシャーシ7上に載置されてい
る。リール31、32は、スライドシャーシ7上に設け
られたリールハブ74、75により駆動される。カセッ
ト3に納められたテープ2は、移動部材120〜122
に設けられた引出し部材101〜105及び71〜73
の回動支持部材によって駆動される引出し部材109〜
111によってカセット3から引出され、回転ドラム1
に対して斜めに巻装される。これら引出し部材の移動経
路14〜16は、テープ2を引出して回転ドラム1に巻
装する過程で、引出し部材がテープ2に無理な力を加え
ないように決定する。より具体的な移動経路の決定法と
しては、引出し部材及びカセット3の任意の時刻の位置
及び姿勢に対して、テープ2が引出し部材の一部に設け
られているフランジ部等の部材と干渉することなく装架
できるように、引出し部材の位置、姿勢を調整し、これ
を実現できるように3次元コンピュ−タエイデッドデザ
イン(CAD)等を用いて移動経路14〜16を求め
る。
【0040】スライドシャーシ7は、ローディングモー
タ5により駆動され、テープ2が回転ドラム1に完全に
装架された状態(図4、5)における装置全体の大きさ
ができる限り小さくなるように、カセット3を回転ドラ
ム1と干渉しない範囲で回転ドラム1の方向にスライド
する。このメインシャーシ6に対しスライド動作が可能
なスライドシャーシ7との締結方法を図1により説明す
る。メインシャーシ6上に3ヶのボス部材91をかしめ
等の方法で固定する。このボス部材91に、所定のクリ
アランスを設けたスライド溝9A〜9Cを当接させ、フ
ランジ付きねじ90により、スライドシャーシ7を締結
する。この時、スライド動作時のローディングモータ5
の負荷が過大にならないよう、ボス部材91の座面とね
じ90のフランジ面との間隔を、スライドシャーシ7の
スライド溝9A〜9C近傍の板厚よりも大きく設定し、
所定の隙間を保つようにしてある。この隙間及びスライ
ドシャーシ7とメインシャーシ6の平面精度や板厚精
度、ボス部材91の取付精度、スライド溝9A〜9Cの
寸法精度が、スライドシャーシ7とメインシャーシ6と
の相対位置決め精度に影響を及ぼし、従来行われていた
3点のボス部材による支持のみでは、スライドシャーシ
7とメインシャーシ6を所定の精度で平行に保つことが
できなくなる場合がある。
【0041】しかし、他の従来例に見られるように、メ
インシャーシ6上のスライドシャーシ7を支持するボス
部材91の数を4点以上に増した場合、スライドシャ−
シ7とメインシャ−シ6との相対位置決め精度は向上す
るが、平面の拘束としては過剰になり、スライド動作時
の負荷が増えてしまう。この場合、例えばスライドシャ
ーシ7のスライド溝9A〜9C近傍にうねり等がある
と、ネジ90とボス部材91との間でロック状態を起こ
し易くなり、スライドシャーシ7を駆動するローディン
グモータ5の負荷(以下、スライド動作の負荷と略称す
る)が過大となり、所定の位置までスライドできなくな
る。このロックを避けるために、ねじ90の締付けを緩
め、隙間を大きくすると、スライド動作の負荷は小さく
なるが、メインシャーシ6とスライドシャーシ7との相
対位置決め精度は低下するという問題があった。
【0042】本実施例のシャーシでは、相対位置決め部
材8を、メインシャーシ6のキャプスタン取付部43の
近傍でメインシャーシ6とスライドシャーシ7との相対
位置決めができるように設けてある。本実施例において
は、相対位置決め部材8をスライドシャーシ7上に、ね
じ80で取付け、記録再生動作時にはメインシャーシ6
のキャプスタン取付部材43の近傍44においてメイン
シャ−シ6に相対位置決め部材8を接触させ、相対位置
決めをする構成となっている。尚、位置決め動作につい
ては後述する。
【0043】次に、記録再生時の機構動作について、図
4及び図5を用いて説明する。図4は記録再生動作時の
機構部の上面図、図5はその側面図を示す。この状態に
おいては、引出し部材101〜105はそれぞれ移動経
路14〜16の夫々の終端に設けられた位置決め部材6
0〜62に圧着されて、回転ドラム1に対するテープ2
の巻装動作を完了する。この時、テープ2はカセット3
からのテープ引出し部材109及び110、傾斜ガイド
107及び106、引出し部材102及び101、回転
ドラム1、引出し部材103、104及び105、テー
プガイド108、キャプスタンモータ40のキャプスタ
ン軸4、更に引出し部材111にそれぞれ所定の角度ず
つ巻きつけ、キャプスタン軸4とピンチローラ41との
間に圧着されて駆動される。
【0044】このピンチローラ41のキャプスタン軸4
への圧着力は、種々の摩擦係数のテープを安定に搬送で
きるよう決められ、8ミリVTRの場合概ね1〜5Nの
間に設定されている。この圧着力は、ピンチローラアー
ム42を介して、ピンチローラ駆動機構(図示せず)に
設けたコイルばねや板ばね、リンク等によってピンチロ
ーラ41に付与される。この圧着力による位置決め動作
を図6を用いて説明する。
【0045】図6には、説明の便宜上、記録再生動作状
態におけるメインシャーシ6とスライドシャーシ7との
相対位置決め動作にかかわる部材のみ示してある。記録
再生動作時におけるピンチローラ41のキャプスタン軸
4への圧着力400は、メインシャーシ6を矢印402
の方向に変位させるように働く。一方で、ピンチローラ
アーム42を介してスライドシャーシ7には、前述した
圧着力400のモーメント反力401がスライドシャー
シ7を矢印403の方向に変位させるように働く。そこ
で本実施例では、ピンチローラアーム41の圧着力40
0によるメインシャーシ6及びスライドシャーシ7の変
位を妨げ、かつその圧着力400を有効な位置決め力に
転換できるよう、相対位置決め部材8をメインシャーシ
6とスライドシャーシ7との相対変位が最も大きいと予
想されるキャプスタン軸4の取付部近傍に設けた。
【0046】本構成により、スライドシャーシ7に取付
けられた相対位置決め部材8が、上述した圧着力400
によるシャーシの相対変位により、メインシャーシ6の
表面に接触し、メインシャーシ6とスライドシャーシ7
の相対位置決めが行われる。ここで、相対位置決め部材
8のメインシャーシ6への「接触」とは、技術的に考え
られる互いに力を及ぼしあう形態を指し、例えば「結
合」、「圧着」、「圧接」等の用語で表現される技術的
位置決め手段であっても良い。ここで、スライドシャー
シ7のメインシャーシ6に対するスライド動作時には、
ピンチローラ41はキャプスタン軸4には圧着されない
(テープを狭持しない)ため、圧着力400は作用せ
ず、従って、相対位置決め部材8も、メインシャーシ6
への接触力を及ぼさない。よって、極めて単純な構成に
より、スライド動作時の負荷は、従来の3点でのボス支
持と同等であり、記録再生動作時には、スライドシャー
シ7とメインシャーシ6は高精度に相対位置決め可能な
軽量シャーシを持つ磁気記録再生装置が実現できる。
【0047】尚、相対位置決め部材8は、上述した実施
例にあるように1ヵ所である必要はなく、圧着力400
が有効にシャーシの相対位置決め力に転換できる場所で
あれば、複数追加しても良い。
【0048】第2の実施例を図7を用いて説明する。本
実施例は相対位置決め部材をメインシャ−シ6に固定す
る構成のものである。
【0049】図7は相対位置決め部材81の固定部近傍
の拡大図である。相対位置決め部材81はメインシャシ
6上にねじ80で固定されている。スライドシャ−シ7
は記録再生動作位置にスライドすると、メインシャ−シ
6に固定された相対位置決め部材81に係合可能な位置
(図7に示した位置)に装着される。その後、記録再生
動作が開始すると、第1実施例における動作と同様に、
ピンチロ−ラ41(図4に示すものと同一)がテ−プ2
(図4)を狭持してキャプスタン軸4に圧着される。こ
の段階で、図6に示した第1実施例の位置決め動作と全
く同様に、ピンチロ−ラ41のキャプスタン軸4への圧
着力及びその反力により、メインシャ−シ6上に設けら
れた相対位置決め部材81にスライドシャ−シが接触
し、メインシャ−シ7とスライドシャ−シ6の相対位置
が高精度に位置決めされる。
【0050】本実施例においては、相対位置決め部材8
1のメインシャ−シ6上への固定に必要な面積分だけメ
インシャ−シ6の部品搭載可能面積を狭めることになる
が、メインシャ−シ6に相対位置決め部材81が固定さ
れていることから、スライドシャ−シ7との接触位置が
高精度に決定でき、スライドシャ−シ7とメインシャ−
シ6との相対位置決め精度が向上する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スライド動作時の負荷は従来と同等でありながら、高精
度なスライドシャーシとメインシャーシの相対位置決め
が可能な軽量シャーシを用いた磁気記録再生装置が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である磁気記録再生装置の
シャーシの斜視図である。
【図2】カセット装着時の機構部の上面図である。
【図3】カセット装着時の機構部の側面図である。
【図4】記録再生動作時の機構部の上面図である。
【図5】記録再生動作時の機構部の側面図である。
【図6】位置決め動作の説明図である。
【図7】本発明の第2実施例の相対位置決め部材取付け
説明図である。
【符号の説明】
1…回転ドラム、2…テープ、3…カセット、4…キャ
プスタン軸、6…メインシャーシ、7…スライドシャー
シ、8…相対位置決め部材、41…ピンチローラ、91
…ボス部材。
フロントページの続き (72)発明者 長井 究一郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付け
    たメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ドラ
    ムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備えてな
    る磁気記録再生装置において、メインシャーシとスライ
    ドシャーシとの相対位置決めを行う相対位置決め部材を
    設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付け
    たメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ドラ
    ムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備えてな
    る磁気記録再生装置において、メインシャーシとスライ
    ドシャーシとをスライド可能に拘束する3個所の拘束部
    と、メインシャーシとスライドシャーシとの相対位置決
    めを行う相対位置決め部材とを設けたことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付け
    たメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ドラ
    ムの遠近方向に移動するスライドシャーシと、テープを
    接触させて搬送を行うキャプスタン軸と、キャプスタン
    軸との間にテープを狭持して搬送するためのピンチロー
    ラとを備えてなる装置において、メインシャーシとスラ
    イドシャーシとの相対位置決めを行う相対位置決め部材
    を備えるものであって、前記相対位置決め部材はキャプ
    スタン軸取付け部近傍に配置することを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  4. 【請求項4】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付け
    たメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ドラ
    ムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備えてな
    る磁気記録再生装置において、メインシャーシ及びスラ
    イドシャーシは圧延材を用いメインシャーシの空孔率が
    スライドシャ−シの空孔率より大きいものであることを
    特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】メインシャーシの空孔率がスライドシャ−
    シの空孔率の約2倍であることを特徴とする請求項4に
    記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記相対位置決め部材は、メインシャ−シ
    若しくはスライドシャ−シのいずれかに固定したもので
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記メインシャ−シ及び/又はスライドシ
    ャ−シはアルミニウム材からなることを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】部品取付部以外に孔部を複数個設けたもの
    であることを特徴とするシャ−シ。
  9. 【請求項9】磁気記録再生装置に備える、磁気ヘッドを
    搭載した回転ドラムを取付けたメインシャーシ及び/又
    はテープカセットを載置し回転ドラムの遠近方向に移動
    するスライドシャーシであって、部品取付部以外に孔部
    を複数個設けたものであることを特徴とするシャ−シ。
  10. 【請求項10】前記孔部は直線部を有するものであるこ
    とを特徴とする請求項8又は9に記載のシャ−シ。
  11. 【請求項11】前記部品取付部がネジ穴部を含むもので
    あり、前記孔部は前記ネジ穴部より大きいものであるこ
    とを特徴とする請求項8又は9に記載のシャ−シ。
  12. 【請求項12】前記孔部は互いに隣接するものであるこ
    とを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のシ
    ャ−シ。
  13. 【請求項13】前記孔部は直線部を有するものであっ
    て、隣接する孔部は互いに直線部分同士が対抗するか又
    は隣接するものであることを特徴とする請求項8又は9
    に記載のシャ−シ。
  14. 【請求項14】前記部品取付部以外の孔部の少なくとも
    1つは、前記部品取付部に設けた孔又はネジ部の最も大
    きいものよりも大きいものであることを特徴とする請求
    項8又は9に記載のシャ−シ。
  15. 【請求項15】前記シャ−シはアルミニウム材からなる
    ものであることを特徴とする請求項8乃至14に記載の
    シャ−シ。
  16. 【請求項16】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付
    けたメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ド
    ラムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備えて
    なる磁気記録再生装置において、メインシャーシ及び/
    又はスライドシャーシは請求項8乃至15のいずれかに
    記載のシャ−シからなるものであることを特徴とする磁
    気記録再生装置。
  17. 【請求項17】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付
    けたメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ド
    ラムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備えて
    なるビデオカメラにおいて、メインシャーシ及び/又は
    スライドシャーシは請求項8乃至15のいずれかに記載
    のシャ−シからなるものであることを特徴とするビデオ
    カメラ。
  18. 【請求項18】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付
    けたメインシャーシと、テープカセットを載置し回転ド
    ラムの遠近方向に移動するスライドシャーシとを備えて
    なるビデオテ−プレコ−ダにおいて、メインシャーシ及
    び/又はスライドシャーシは請求項8乃至15のいずれ
    かに記載のシャ−シからなるものであることを特徴とす
    るビデオテ−プレコ−ダ。
  19. 【請求項19】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付
    けたメインシャーシに対し、テープカセットを載置した
    スライドシャーシをスライドさせて固定し、記録再生動
    作時にメインシャ−シ上に設けられたキャプスタン軸と
    ピンチロ−ラとの間にテ−プを狭持して搬送する磁気記
    録再生装置の操作方法において、メインシャーシ上にス
    ライドシャーシをスライドさせるスライド時にはメイン
    シャーシとスライドシャーシとのスライドが可能な3個
    所の拘束部で拘束し、スライド最終位置においては前記
    3個所の拘束部に加え、メインシャーシに固定したスラ
    イドシャーシとの相対位置決め部材によりメインシャー
    シとスライドシャーシとを係止させ、記録再生動作時に
    おいてピンチローラのキャプスタン軸への圧着力により
    メインシャ−シを撓ませ相対位置決め部材に接触させて
    メインシャーシとスライドシャーシとの相対位置決めを
    行うことを特徴とする磁気記録再生装置の操作方法。
  20. 【請求項20】磁気ヘッドを搭載した回転ドラムを取付
    けたメインシャーシに対し、テープカセットを載置した
    スライドシャーシをスライドさせて固定し、記録再生動
    作時にメインシャ−シ上に設けられたキャプスタン軸と
    ピンチロ−ラとの間にテ−プを狭持して搬送する磁気記
    録再生装置の操作方法において、メインシャーシとスラ
    イドシャーシとのスライドが可能な3個所の拘束部でメ
    インシャーシとスライドシャーシとを拘束すると共にス
    ライドシャーシにメインシャーシとスライドシャーシと
    の相対位置決め部材を固定し、メインシャーシとスライ
    ドシャーシとをスライドさせ、スライド最終位置におい
    ては前記3個所の拘束部に加え、スライドシャーシに固
    定したメインシャーシとの相対位置決め部材によりメイ
    ンシャーシとスライドシャーシとを係止させ、記録再生
    動作時においてピンチローラのキャプスタン軸への圧着
    力によりメインシャ−シを撓ませ相対位置決め部材に接
    触させてメインシャーシとスライドシャーシとの相対位
    置決めを行うことを特徴とする磁気記録再生装置の操作
    方法。
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