JPH1125082A - かな漢字変換システム、文字列変換システム、かな漢字変換方法、文字列変換方法およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

かな漢字変換システム、文字列変換システム、かな漢字変換方法、文字列変換方法およびそれらの方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1125082A
JPH1125082A JP9179628A JP17962897A JPH1125082A JP H1125082 A JPH1125082 A JP H1125082A JP 9179628 A JP9179628 A JP 9179628A JP 17962897 A JP17962897 A JP 17962897A JP H1125082 A JPH1125082 A JP H1125082A
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character string
kana
input
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kanji
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JP9179628A
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Makoto Shibuya
誠 渋谷
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム上、文字列入力に対するレスポンス
を迅速かつ一定にして、ユーザインタフェースを向上さ
せることを課題とする。 【解決手段】 ネットワークNET上の発信元のクライ
アント2において入力文字列を入力順にローマ字で表示
し、クライアント2からサーバ1に対して、入力文字列
を入力順にローマ字で伝送し、サーバ1において順次伝
送された入力文字列を処理して未変換文字列すなわちか
なを得て、そのかなをサーバ1から発信元のクライアン
ト2に応答し、クライアント2において表示中のローマ
字のうちでかなに対応する部分をそのかな表示に変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サーバと1又は
複数のクライアントとを接続させたネットワーク上でか
な漢字変換を行うかな漢字変換システムおよびかな漢字
変換方法、サーバと1又は複数のクライアントとを接続
させたネットワーク上で文字列変換を行う文字列変換シ
ステムおよび文字列変換方法、ならびにそれらの方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】かな漢字変換システムの具体例として、
特開平7−85025号公報がある。この公報によれ
ば、クライアント側でキーボードから入力された文字列
をサーバに送信することなくCRTにかな表示する技術
が開示されている。この場合、クライアントにかな表示
すなわち未変換文字列の処理を行うためのアプリケーシ
ョンが必要となるので、システム上、クライアント側の
処理負担が大きくなるという問題がある。
【0003】この問題を解消するためには、未変換処理
の機能をサーバ側に持たせ、サーバから送られてくる未
変換文字列の表示をクライアント側に受け持たせるとい
うシステム構成が考えられる。図10は従来例によるか
な漢字変換システムの概念を説明する図である。図10
に示したように、サーバ5が未変換処理を含むかな漢字
変換全体の動作を受け持つとすれば、クライアント6に
入力された文字列はそのままサーバ5に送信され、サー
バ5側で未変換処理が実行される。サーバ5により未変
換処理されたかなは未変換文字列としてクライアント6
に返信され、そのクライアント5において、サーバ5か
ら送られてきた未変換文字列が表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザイン
タフェースを考慮した場合に、ユーザが文字列を入力し
てから未変換文字列の表示を行うまでのレスポンス時間
がユーザにとってストレスを感じさせない時間設定とな
ることが重要であった。すなわち、そのレスポンス時間
が一定しないとか必要以上に長引いたりするようでは、
文字入力のリズムがくずれて、ユーザがストレスを感じ
てしまうという虞があった。それゆえ、今日、このよう
な問題を早期に解決してくれるかな漢字変換システムの
提案が期待されていた。
【0005】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、システム上、文字列入力に対するレスポ
ンスを迅速かつ一定にして、ユーザインタフェースを向
上させることが可能なかな漢字変換システム、文字列変
換システム、かな漢字変換方法、文字列変換方法および
それらの方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るかな漢字変
換システムは、サーバと1又は複数のクライアントとを
接続させたネットワーク上でかな漢字変換を行うかな漢
字変換システムにおいて、前記サーバは、前記ネットワ
ーク上の発信元のクライアントから入力文字列を受信す
る受信手段と、前記発信元のクライアントの変換要求に
応じて前記受信手段により受信された入力文字列を未変
換処理して未変換文字列を得る未変換文字列処理手段
と、前記未変換文字列処理手段により得られた未変換文
字列を前記ネットワークを介して前記発信元のクライア
ントに送信する送信手段と、を有し、前記1又は複数の
クライアントは、入力文字列を前記ネットワークを介し
て前記サーバに送信し、その後に前記未変換文字列処理
手段により得られた未変換文字列を前記サーバから受信
する送受信手段と、前記送受信手段により送信された入
力文字列を表示する入力文字列表示手段と、前記送受信
手段により受信された未変換文字列を表示する未変換文
字列表示手段と、を有したことを特徴とする。
【0007】この請求項1の発明によれば、サーバにお
いては、ネットワーク上の発信元のクライアントから受
信された入力文字列を未変換処理し、その未変換文字列
をネットワークを介して発信元のクライアントに送信
し、発信元のクライアントにおいては、入力文字列をネ
ットワークを介してサーバに送信してその入力文字列を
表示し、その後に未変換文字列をサーバから受信して表
示するようにしたので、サーバ経由で送られてくる未変
換文字列の表示に先行して文字入力のタイミングで入力
文字列が表示され、これによって、システム上、文字列
入力に対するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユーザ
インタフェースを向上させることが可能である。
【0008】また、請求項2の発明に係るかな漢字変換
システムは、請求項1の発明において、前記未変換文字
列表示手段は、文字列入力から一定時間の経過後に前記
送受信手段により受信された未変換文字列の表示を行う
ことを特徴とする。
【0009】この請求項2の発明によれば、文字列入力
から一定時間の経過後に、受信された未変換文字列の表
示を行うようにしたので、入力文字列の表示とともにそ
の時点で受信できた未変換文字列だけの表示が行われ、
これによって、ユーザがどのような文字列入力を行った
のかを入力文字列の表示支援により容易に確認すること
が可能である。
【0010】また、請求項3の発明に係るかな漢字変換
システムは、請求項1又は2の発明において、前記未変
換文字列表示手段は、前記送受信手段により受信された
未変換文字列を表示する場合、前記入力文字列表示手段
により表示された入力文字列のうちで前記受信された未
変換文字列に対応する部分を表示変更することを特徴と
する。
【0011】この請求項3の発明によれば、クライアン
トにおいて、受信された未変換文字列を表示する場合
に、表示された入力文字列のうちで、受信された未変換
文字列に対応する部分を表示変更するようにしたので、
入力文字列に対する未変換文字列が完全に揃わなくて
も、入力文字列と未変換文字列との組み合わせで暫定的
な表示措置が講じられ、これによって、システム上、文
字列入力に対するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユ
ーザインタフェースを向上させることが可能である。
【0012】また、請求項4の発明に係るかな漢字変換
システムは、サーバと1又は複数のクライアントとを接
続させたネットワーク上でかな漢字変換を行うかな漢字
変換システムにおいて、前記サーバは、前記ネットワー
クを介して発信元のクライアントから送信されてくるロ
ーマ字のデータもしくは変換指示を受け付ける受付手段
と、前記受付手段によりローマ字のデータが順次受け付
けられた場合にその順次受け付けられるローマ字をかな
のデータに変換するローマ字/かな変換手段と、前記ロ
ーマ字/かな変換手段により変換されたかなのデータを
順次記憶する記憶手段と、前記記憶手段に順次記憶され
たかなのデータを順次前記発信元のクライアントに応答
する第1応答手段と、前記受付手段により変換指示が受
け付けられた場合にその変換指示に従って前記記憶手段
に記憶されたかなのデータをかな漢字混じり文字列のデ
ータに変換するかな/漢字変換手段と、前記かな/漢字
変換手段により得られたかな漢字混じり文字列のデータ
を前記発信元のクライアントに応答する第2応答手段
と、を有し、前記1又は複数のクライアントは、1又は
複数の文字からなる文字列を1文字ずつ入力するととも
に、前記変換指示を入力する入力手段と、前記入力手段
により1文字ずつ入力する度に各文字を表すローマ字を
暫定的に表示する暫定表示手段と、前記暫定表示手段に
より暫定的に表示されたローマ字のデータを各文字の入
力順に前記ネットワークを介して前記サーバに送信し、
その後、前記第1応答手段により順次前記かなのデータ
の応答があった場合、そのかなに対応するローマ字の表
示部分を前記かなのデータに基づくかなに表示変更する
かな表示手段と、前記入力手段により変換指示が行われ
た後に前記第2応答手段により前記かな漢字混じり文字
列のデータの応答があった場合、前記かな表示手段によ
る表示結果において、そのかな漢字混じり文字列に対応
するかなの表示部分もしくはかなとローマ字との混在す
る表示部分を前記かな漢字混じり文字列のデータに基づ
くかな漢字混じり文字列に表示変更するかな漢字表示手
段と、を有したことを特徴とする。
【0013】この請求項4の発明によれば、サーバにお
いては、ネットワークを介して発信元のクライアントか
ら送信されてくるローマ字のデータもしくは変換指示を
受け付け、ローマ字のデータが順次受け付けられた場合
にその順次受け付けられるローマ字をかなのデータに変
換してそのかなのデータを順次記憶するとともに順次発
信元のクライアントに応答し、一方、変換指示が受け付
けられた場合にその変換指示に従って記憶中のかなのデ
ータをかな漢字混じり文字列のデータに変換し、そのか
な漢字混じり文字列のデータを発信元のクライアントに
応答し、1又は複数のクライアントにおいては、1又は
複数の文字からなる文字列を1文字ずつ入力するととも
に、変換指示を入力するようにし、1文字ずつ入力する
度に各文字を表すローマ字を暫定的に表示するとともに
各文字の入力順にネットワークを介してサーバに送信
し、その後、順次かなのデータの応答があった場合、そ
のかなに対応するローマ字の表示部分をかなのデータに
基づくかなに表示変更し、一方、変換指示が行われた後
にかな漢字混じり文字列のデータの応答があった場合、
かなによる表示結果において、そのかな漢字混じり文字
列に対応するかなの表示部分もしくはかなとローマ字と
の混在する表示部分をかな漢字混じり文字列のデータに
基づくかな漢字混じり文字列に表示変更するようにした
ので、サーバ経由で送られてくるかなの表示に先行して
文字入力のタイミングでローマ字が表示され、サーバか
らのかな変換のレスポンスに応じて順次ローマ字からか
なへの表示変更が行われるとともに、サーバからのかな
漢字変換のレスポンスに応じてかな漢字混じり文字列へ
の表示変更が行われ、これによって、システム上、文字
列入力に対するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユー
ザインタフェースを向上させることが可能である。
【0014】また、請求項5の発明に係るかな漢字変換
システムは、請求項4の発明において、前記かな表示手
段は、ローマ字の入力から一定時間の経過後にかなの表
示を開始することを特徴とする。
【0015】この請求項5の発明によれば、ローマ字の
入力から一定時間の経過後にかなの表示を開始するよう
にしたので、入力ローマ字の表示とともにその時点で受
信できたかなだけの表示が行われ、これによって、ユー
ザがどのような文字列入力を行ったのかを入力ローマ字
の表示支援により容易に確認することが可能である。
【0016】また、請求項6の発明に係るかな漢字変換
システムは、請求項4又は5の発明において、前記かな
漢字変換手段は、前記ローマ字/かな変換手段による変
換が完了して、前記受付手段により変換指示を受け付け
るまでの間に、事前にかな/漢字変換を行うことを特徴
とする。
【0017】この請求項6に発明によれば、サーバにお
いて、ローマ字/かな変換が完了して、クライアントか
ら変換指示を受け付けるまでの間に、事前にかな/漢字
変換を行うようにしたので、かな変換後から変換指示が
届くまでの時間をかな/漢字変換に有効利用して、クラ
イアントからいつ変換指示が届いても、即座にかな漢字
変換文字列をクライアントに応答することができ、これ
によって、かな/漢字変換の要求後のレスポンスを向上
することが可能である。
【0018】また、請求項7の発明に係るかな漢字変換
システムは、請求項6の発明において、前記かな漢字変
換手段は、事前に行うかな/漢字変換で複数の候補を用
意することを特徴とする。
【0019】この請求項7の発明によれば、サーバにお
いて、事前に行うかな/漢字変換で複数の候補を用意す
るようにしたので、クライアントからいつ候補変更の指
示が届いても、即座に次候補のかな漢字変換文字列をク
ライアントに応答することができ、これによって、かな
/漢字変換の要求後のレスポンスを格段に向上すること
が可能である。
【0020】また、請求項8の発明に係るかな漢字変換
システムは、請求項7の発明において、前記かな漢字表
示手段は、同一の入力文字列に対して前記入力手段によ
る変換指示が連続的に行われた場合、前記かな漢字変換
手段により事前に用意された複数の候補を切り替えて表
示することを特徴とする。
【0021】この請求項8の発明によれば、同一の入力
文字列に対して変換指示が連続的に行われた場合、事前
に用意された複数の候補を切り替えて表示するようにし
たので、変換指示に応じて毎回変換を行う無駄はなく、
同一の入力文字列に対して効率よくかな漢字混じり文字
列の候補を切り替えることが可能である。
【0022】また、請求項9の発明に係る文字列変換シ
ステムは、サーバと1又は複数のクライアントとを接続
させたネットワーク上で文字列変換を行う文字列変換シ
ステムにおいて、前記サーバは、前記ネットワーク上の
発信元のクライアントから入力文字列を受信する受信手
段と、前記発信元のクライアントの変換要求に応じて前
記受信手段により受信された入力文字列を未変換処理し
て未変換文字列を得る未変換文字列処理手段と、前記未
変換文字列処理手段により得られた未変換文字列を前記
ネットワークを介して前記発信元のクライアントに送信
する送信手段と、を有し、前記1又は複数のクライアン
トは、入力文字列を前記ネットワークを介して前記サー
バに送信し、その後に前記未変換文字列処理手段により
得られた未変換文字列を前記サーバから受信する送受信
手段と、前記送受信手段により送信された入力文字列を
表示する入力文字列表示手段と、前記送受信手段により
受信された未変換文字列を表示する未変換文字列表示手
段と、を有したことを特徴とする。
【0023】また、請求項10の発明に係るかな漢字変
換方法は、サーバと1又は複数のクライアントとを接続
させたネットワーク上でかな漢字変換を行うかな漢字変
換方法において、前記ネットワーク上の発信元のクライ
アントにおいて入力文字列を入力順に表示する第1工程
と、前記発信元のクライアントから前記サーバに対し
て、前記入力文字列を入力順に伝送する第2工程と、前
記サーバにおいて前記第2工程により順次伝送された入
力文字列を処理して未変換文字列を得る第3工程と、前
記第3工程により得られた未変換文字列を前記サーバか
ら前記発信元のクライアントに伝送する第4工程と、前
記発信元のクライアントにおいて前記第1工程により表
示された入力文字列のうちで前記第4工程により伝送さ
れた未変換文字列に対応する部分を表示変更する第5工
程と、を含んだことを特徴とする。
【0024】この請求項10の発明によれば、ネットワ
ーク上の発信元のクライアントにおいて入力文字列を入
力順に表示し、発信元のクライアントからサーバに対し
て、入力文字列を入力順に伝送し、サーバにおいて順次
伝送された入力文字列を処理して未変換文字列を得て、
その未変換文字列をサーバから発信元のクライアントに
伝送し、発信元のクライアントにおいて入力文字列のう
ちで未変換文字列に対応する部分を表示変更する工程に
したので、サーバ経由で送られてくる未変換文字列の表
示に先行して文字入力のタイミングで入力文字列が表示
され、これによって、システム上、文字列入力に対する
レスポンスを迅速かつ一定にして、ユーザインタフェー
スを向上させることが可能である。
【0025】また、請求項11の発明に係る文字列変換
方法は、サーバと1又は複数のクライアントとを接続さ
せたネットワーク上で文字列変換を行う文字列変換方法
において、前記ネットワーク上の発信元のクライアント
において入力文字列を入力順に表示する第1工程と、前
記発信元のクライアントから前記サーバに対して、前記
入力文字列を入力順に伝送する第2工程と、前記サーバ
において前記第2工程により順次伝送された入力文字列
を処理して未変換文字列を得る第3工程と、前記第3工
程により得られた未変換文字列を前記サーバから前記発
信元のクライアントに伝送する第4工程と、前記発信元
のクライアントにおいて前記第1工程により表示された
入力文字列のうちで前記第4工程により伝送された未変
換文字列に対応する部分を表示変更する第5工程と、を
含んだことを特徴とする。
【0026】また、請求項12の発明に係る記録媒体
は、請求項10または11に記載された方法をコンピュ
ータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプ
ログラムを機械読み取り可能となり、これによって、請
求項10または11の動作をコンピュータによって実現
することが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。まず、
システム構成について説明する。図1はこの発明の一実
施の形態によるかな漢字変換システムを概略的に示す構
成図である。図1に示したかな漢字変換システムは、サ
ーバ1と1又は複数のクライアント(代表例としてクラ
イアント2を示す)とをネットワークNET上に接続さ
せた構成である。この実施の形態1は、ネットワークN
ETにローカルエリアネットワーク(LAN)が適用さ
れ、サーバ1と1又は複数のクライアントとを接続させ
たネットワークNET上でかな漢字変換を行うものであ
る。
【0028】サーバ1は、主としてかな漢字変換アプリ
ケーション10による変換機能を有している。このかな
漢字変換アプリケーション10は、編集部101と解析
部102とに区分されるプログラムである。編集部10
1は、主として発信元のクライアント側でかな漢字変換
が指示されるまでの編集処理を指している。この編集処
理には、ローマ字からかなへの変換処理が含まれてい
る。解析部102は、主として発信元のクライアント側
でかな漢字変換が指示された後の解析処理を指してい
る。この解析処理には、かなから漢字(かな漢字混じり
文字列)への変換処理が含まれている。
【0029】1又は複数のクライアントの代表であるク
ライアント2は、主として未変換/変換文字列表示アプ
リケーション20とユーザインタフェース(I/F)2
1とを有している。この未変換/変換文字列表示アプリ
ケーション20は、ユーザI/F21を通じて入力され
た文字列を表示する場合に文字の入力タイミングでロー
マ字を表示しつつ、サーバ1において未変換処理された
未変換文字列すなわちかなを順次ローマ字に替わって表
示変更する暫定表示、及び、サーバ1に送信済みの文字
列に対する変換指示(かな漢字変換指示)を行った後で
応答されるかな漢字混じり文字列を暫定表示に替わって
表示変更する正式表示を行うためのプログラムである。
【0030】次に、上述したかな漢字変換システムの原
理について説明する。図2はこの実施の形態1によるか
な漢字変換システムを概念的に説明する図である。
【0031】前述したかな漢字変換システムにおいて、
サーバ1は、ネットワークNETを介して発信元のクラ
イアント2から送信されてくるローマ字のデータもしく
は変換指示を受け付ける。このサーバ1において、ロー
マ字のデータが順次受け付けられた場合には、その順次
受け付けられるローマ字はかなのデータに変換され、そ
のかなのデータは順次記憶されるとともにネットワーク
NETを介して順次発信元のクライアント2に応答され
る。一方、サーバ1において、変換指示が受け付けられ
た場合には、その変換指示に従って現在記憶中のかなの
データがかな漢字混じり文字列のデータに変換され、そ
のかな漢字混じり文字列のデータは発信元のクライアン
トに応答される。
【0032】これに対し、クライアント2においては、
1又は複数の文字からなる文字列が1文字ずつ入力され
ると、1文字ずつ入力する度に各文字を表すローマ字が
暫定的に表示されるとともに各文字の入力順にネットワ
ークNETを介してサーバ1に送信される。その後、サ
ーバ1から順次かなのデータの応答があった場合には、
そのかなに対応するローマ字の表示部分がかなのデータ
に基づくかなに表示変更され、一方、サーバ1に対して
ネットワークNETを介して変換指示が送られた場合に
は、その後にかな漢字混じり文字列のデータの応答があ
れば、暫定表示について、そのかな漢字混じり文字列に
対応するかなの表示部分もしくはかなとローマ字との混
在する表示部分がかな漢字混じり文字列のデータに基づ
くかな漢字混じり文字列に表示変更される。
【0033】すなわち、図2を参照して上述した動作を
概念的に説明すると、クライアント2に入力された文字
列は、その入力タイミングで上述したように暫定的にロ
ーマ字で表示され、それと同時にその暫定表示されたロ
ーマ字でサーバ1へ送信される。このようにして、かな
の応答を受ける前に入力文字列のローマ字による暫定表
示が済まされる。クライアント2からサーバ1に送信さ
れたローマ字はかなとなって応答されるので、そのかな
で正式表示が行われる。
【0034】次に、前述したかな漢字変換システムを構
成するサーバ1及びクライアント2について詳述する。
まず、サーバ1について説明する。図3はこの実施の形
態によるサーバ1の内部構成を示すブロック図である。
図3に示したサーバ1は、バス18にCPU11を接続
させ、CPU11をそのバス18を介してROM12、
RAM13、ハードディスク装置14、DMA(Dir
ect MemoryAccess)15、LANプロ
トコル制御部16、及びLANインタフェース(I/
F)17などのユニットに接続させた構成である。
【0035】CPU11は、ROM12に格納された各
種プログラムやパラメータ、並びにかな漢字変換アプリ
ケーション10などのプログラムに従ってサーバ全体の
動作を制御する。このCPU11は、各ユニットのメモ
リに対するデータのリード/ライト、通信上のプロトコ
ル制御などを制御する。
【0036】ROM12は、CPU11が動作するため
のオペレーティングシステム(OS)、プログラム(図
9のフローチャートに従うプログラムなど)、各種パラ
メータなどを格納している。RAM13は、受信文字列
バッファ13A、未変換/変換文字列バッファ13B、
CPU11のワークエリアなどを有している。受信文字
列バッファ13Aは、各クライアント(クライアント2
など)から変換要求される文字列すなわちローマ字のデ
ータを蓄積するバッファである。未変換/変換文字列バ
ッファ13Bは、受信文字列バッファ13Aに蓄積され
たローマ字のデータをかな変換して得られたかなのデー
タを蓄積するとともに、そのかなのデータをかな/漢字
変換して得られたかな漢字混じり文字列のデータを第1
候補から第n(nは自然数)候補まで蓄積するバッファ
である。
【0037】ハードディスク装置14は、かな漢字変換
アプリケーション10などのアプリケーションプログラ
ムを格納しており、CPU11の制御に従って、送受信
データ、システムデータなどを蓄積するとともに、CP
U11からのアクセスに従ってプログラムデータを読み
出される。DMA15は、ハードディスク装置14とR
AM13間、ハードディスク装置14とLANプロトコ
ル制御部16間などのデータ転送を制御する。
【0038】LANプロトコル制御部16は、サーバ1
におけるLAN通信全体を制御するとともに、LANI
/F17を介してLANのネットワークNETに接続さ
れる。LANI/F17は、ネットワークNET上の信
号についてエンコード,デコードなどを行うものであ
る。
【0039】続いてクライアント2について説明する。
図4はこの実施の形態によるクライアント2の内部構成
を示すブロック図である。図4に示したクライアント2
は、バス32にCPU22を接続させ、CPU22をそ
のバス32を介してユーザI/F21、ROM23、R
AM24、ハードディスク装置25、DMA26、LA
Nプロトコル制御部30、及びLANI/F31などの
ユニットに接続させた構成である。
【0040】ユーザI/F21は、バス32に対して入
出力インタフェース(I/F)27を介して文字やコマ
ンドを入力するためのキーボード28と表示出力を行う
ためのディスプレイ29とを接続させた構成である。キ
ーボード28は、かな漢字変換を指示するための変換キ
ー28aなどを有している。
【0041】CPU22は、ROM23に格納された各
種プログラムやパラメータ、並びに未変換/変換文字列
表示アプリケーション20などのプログラムに従ってク
ライアント全体の動作を制御する。このCPU22は、
各ユニットのメモリに対するデータのリード/ライト、
通信上のプロトコル制御などを制御する。
【0042】ROM23は、CPU22が動作するため
のオペレーティングシステム(OS)、プログラム(図
8のフローチャートに従うプログラムなど)、各種パラ
メータを格納している。RAM24は、入力文字列バッ
ファ24A、表示メモリ24B、CPU22のワークエ
リアなどを有している。入力文字列バッファ24Aは、
キーボード28から入力された文字列すなわちローマ字
のデータを蓄積するバッファである。表示メモリ24B
は、暫定表示のため、入力文字列バッファ24Aに蓄積
されたローマ字のデータに基づく表示データやサーバ1
から応答されたかなのデータを格納したり、正式表示の
ため、サーバ1から応答されたかな漢字混じり文字列の
データを格納するメモリである。
【0043】ハードディスク装置25は、未変換/変換
文字列表示アプリケーション20などのアプリケーショ
ンプログラムを格納しており、CPU22の制御に従っ
て、送受信データ、システムデータなどを蓄積するとと
もに、CPU22からのアクセスに従ってプログラムデ
ータを読み出される。DMA26は、ハードディスク装
置25とRAM24間、ハードディスク装置25とLA
Nプロトコル制御部30間などのデータ転送を制御す
る。
【0044】LANプロトコル制御部30は、クライア
ント2におけるLAN通信全体を制御するとともに、L
ANI/F31を介してLANのネットワークNETに
接続される。LANI/F31は、ネットワークNET
上の信号についてエンコード,デコードなどを行うもの
である。
【0045】次に、サーバ1とクライアント2の各動作
について詳述する。図5はこの実施の形態によるクライ
アント処理を説明するフローチャート、図6はこの実施
の形態によるサーバ処理を説明するフローチャート、そ
して、図7〜図9はこの実施の形態によるユーザインタ
フェースを説明する図である。
【0046】以下の説明では、「今日は」という文字列
をキーボード28から入力してディスプレイ29に表示
するまでの例を挙げる。キーボード28から文字列「今
日は」がキー入力された場合には、その文字列「今日
は」は、ローマ字のデータとして、「k」,「y」,
「o」,「u」,「h」,「a」の6つのサイクルで順
次取り込まれる(図7参照)。その際のデータの格納先
は、入力文字列バッファ24Aとなる。
【0047】まず、第1サイクルでローマ字「k」が入
力された場合(ステップS1)、そのローマ字「k」の
データは入力文字列バッファ24Aに格納された後、表
示メモリ24Bにローマ字「k」のデータに基づく表示
データが格納される。このため、クライアント2におい
ては、入力文字はかな変換を待たずにローマ字「k」の
状態で暫定的にディスプレイ29に表示される(ステッ
プS2)。
【0048】また、第1サイクルで入力されたローマ字
「k」のデータは、入力文字列バッファ24Aに格納さ
れるだけでなく、ネットワークNETを介してサーバ1
に送信される(ステップS3)。これにより、サーバ1
においてローマ字「k」のデータが受信されることにな
り(ステップS21)、そのローマ字「k」のデータは
受信文字列バッファ13Aにも格納される(ステップS
22)。サーバ1に受け付けられたローマ字「k」のデ
ータは、ローマ字/かな変換のための最初の文字として
受信文字列バッファ13Aに蓄積されることになる。サ
ーバ1において、この段階ではまだローマ字/かな変換
が不可能なので(ステップS23)、処理はステップS
21に戻る。
【0049】第2サイクル以降も同様に(図7参照)、
ローマ字「y」,「o」,「u」,「h」,「a」の順
に文字入力が行われると、その入力順に従ってクライア
ント2,サーバ1それぞれで入力文字列バッファ24
A,受信文字列バッファ13Aに同一ローマ字のデータ
が蓄積され、かつディスプレイ29へのローマ字表示が
行われる。すなわち、ディスプレイ29の画面には、ロ
ーマ字「k」,「y」,「o」,「u」,「h」,
「a」の入力順に従ってローマ字「k」,「y」,
「o」,「u」,「h」,「a」の順に表示が行われ
る。
【0050】かな表示については、第1サイクルで最初
の文字(ローマ字「k」)が入力されてから、一定時間
の経過の後にサーバ1から応答される未変換文字列すな
わちかなの表示が開始される。すなわち、クライアント
2で文字入力が行われても、サーバ1側でかな変換の応
答がくるまではクライアント2において即座にかな表示
を行うことはできず、ネットワークNETを介してその
応答がくるまでは、暫定表示で対処する必要がある。こ
のため、文字列の入力が終了した時点でも、図8に示し
たように、ディスプレイ29上にローマ字「kyouh
a」が表示されているだけの場合がある。
【0051】上述した一定時間を“T”とすれば、図8
に示したように、第1サイクルから一定時間Tの経過後
に、サーバ1から応答されるかなのデータに基づくかな
表示が行われる。サーバ1において、一定時間Tの経過
時点でローマ字/かな変換により得られたかな「きょ」
は、第1サイクル〜第3サイクルにより受信されたロー
マ字「kyo」によるものである。すなわち、サーバ1
において、ローマ字「kyo」が受信文字列バッファ1
3Aに揃った段階でローマ字/かな変換が可能と判断さ
れ(ステップS23)、ローマ字「kyo」からかな
「きょ」へのローマ字/かな変換が行われる(ステップ
S24)。
【0052】このようにして得られたかな「きょ」のデ
ータは、未変換文字列のため、未変換/変換文字列バッ
ファ13Bに格納される(ステップS25)。そして、
そのかな「きょ」のデータは、ネットワークNETを介
して最初にクライアント2に応答される(ステップS2
6)。この時点では、サーバ1において、ローマ字「u
ha」のローマ字/かな変換が未完了である。
【0053】クライアント2では、サーバ1からかな
「きょ」のデータが応答されると、そのかな「きょ」の
データに基づいて表示データが作成され、表示メモリ2
4Bに格納される。そして、その応答結果をディスプレ
イ29に反映するため、現在ディスプレイ29に表示中
のローマ字「kyouha」のうちで、そのかな「き
ょ」に対応するローマ字「kyo」を消去し、その替わ
りにかな「きょ」を表示する処理が行われる。その結
果、ディスプレイ29には、ローマ字とかなとの混在し
た文字列「きょuha」が表示される(ステップS
4)。
【0054】続いて、サーバ1において、ローマ字
「u」がかな「う」にローマ字/かな変換され、さらに
ローマ字「ha」がかな「は」にローマ字/かな変換さ
れると、それらかな「う」,「は」は順次クライアント
2に応答される。その結果、図8に示したように、ディ
スプレイ29上にかな「きょうは」が表示され、入力文
字列に対する未変換文字列が揃うことになる。
【0055】サーバ1では、ローマ字/かな変換がすべ
て終了して、かな/漢字変換が可能であると判断された
場合には(ステップS27)、クライアント2からかな
/漢字変換の指示が入るまでの空き期間を利用して、予
備的に、現在揃っているかな「きょうは」のデータに基
づいてかな/漢字変換が行われる(ステップS28)。
これによって得られた複数の候補が優先順に未変換/変
換文字列バッファ13Bに格納される(ステップS2
9)。すなわち、かな「きょうは」に対応するかな漢字
混じり文字列は、一例であるが、第1候補「今日は」、
第2候補「きょうは」、第3候補「強は」・・・とな
る。
【0056】クライアント2において変換キー28aが
操作された場合には(ステップS5)、その変換指示が
クライアント2からサーバ1に発信され(ステップS
6)、サーバ1においてその変換指示が受け付けられる
(ステップS30)。サーバ1では、その変換指示に応
じてまず第1候補(優先順)のかな漢字混じり文字列
「今日は」のデータが応答される(ステップS31)。
クライアント2では、かな漢字混じり文字列「今日は」
のデータが受信されると、その受信データに基づいて表
示データが作成され、それが表示メモリ24Bに格納さ
れる(ステップS7)。そして、現在ディスプレイ29
上に表示されているかな「きょうは」が消去され(ステ
ップS8)、かな漢字混じり文字列「今日は」への表示
変更が行われる(ステップS9)。
【0057】このように、第1候補のかな漢字混じり文
字列「今日は」の表示が完了した後に、さらにクライア
ント2において変換キー28aが操作された場合には
(ステップS5)、再度サーバ1へ変換指示が行われる
(ステップS6)。この変換指示がサーバ1に受け付け
られた場合には(ステップS30)、サーバ1にとって
は同一入力文字列に対する表示候補の切り替えと判断さ
れるので、現在未変換/変換文字列バッファ13Bに格
納されている第2候補のかな漢字混じり文字列「きょう
は」が読み出され、発信元のクライアント2に応答され
る(ステップS31)。
【0058】すなわち、クライアント2において第1候
補のかな漢字混じり文字列が表示された後は、変換キー
28aによる変換指示がサーバ1に対して候補切替指示
として要求される。その際、候補は昇順に切り替えられ
ることになる。
【0059】さて、上述した文字列は正確に「kyou
ha」の綴りで入力されたが、入力文字列すなわちロー
マ字の綴りが誤っている場合がある。この場合には、サ
ーバ1において、誤った綴りのローマ字により誤ったか
なの綴りが得られても、その誤りを修正することができ
る。
【0060】クライアント2において、例えば、文字列
「一発」を表示させるための文字入力が行われた際に、
ローマ字の綴りが「ipppatu」となってしまった
場合について図9を参照して説明する。クライアント2
において、文字列の誤入力によりディスプレイ29には
ローマ字「ipppatu」が表示され、第1サイクル
から一定時間Tの経過時点では、サーバ1においてまだ
ローマ字/かな変換が完了していないものとする。
【0061】その後、サーバ1において受信文字列バッ
ファ13Aに蓄積されたローマ字「ipppatu」に
基づいてローマ字/かな変換が行われると、そのままか
な「いっっぱつ」が取得されるので、サーバ1からクラ
イアント2への応答を通じて、ディスプレイ29上には
かな「いっっぱつ」が表示される。この誤った綴りのか
な表示に対する修正情報がサーバ1から送られてくるこ
とはないことから、かな漢字変換までは表示はかな「い
っっぱつ」のままとなる。
【0062】これに対して、サーバ1では(図6参
照)、かな/漢字変換が可能な状態になると(ステップ
S27)、未変換/変換文字列バッファ13Bに蓄積さ
れたかな「いっっぱつ」のデータに基づいてかな/漢字
変換が行われるが、かな「いっっぱつ」が誤った綴りで
あることから、かな「いっっぱつ」からかな「いっぱ
つ」へ修正される。したがって、かな/漢字変換は、図
9に示したように、かな「いっぱつ」のデータに基づい
て実行されることになる。すなわち、かな漢字混じり文
字列「一発」が得られ、未変換/変換文字列バッファ1
3Bに格納される。
【0063】その後、クライアント2からサーバ1に変
換指示があると、未変換/変換文字列バッファ13Bに
格納されているかな漢字混じり文字列「一発」のデータ
が読み出され、発信元のクライアント2に応答される。
クライアント2では、図9に示したように、そのかな漢
字混じり文字列「一発」のデータに基づいて表示をかな
「いっっぱつ」からかな漢字混じり文字列「一発」に変
更する処理が実行される。
【0064】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、クライアント2において、サーバ1経由で送られ
てくるかなの表示に先行して文字入力のタイミングでロ
ーマ字が表示され、サーバ1からのかな変換のレスポン
スに応じて順次ローマ字からかなへの表示変更が行われ
るとともに、サーバ1からのかな漢字変換のレスポンス
に応じてかな漢字混じり文字列への表示変更が行われ、
これによって、システム上、文字列入力に対するレスポ
ンスを迅速かつ一定にして、ユーザインタフェースを向
上させることが可能である。
【0065】また、ローマ字の入力から一定時間の経過
後にかなの表示を開始するようにしたので、入力ローマ
字の表示とともにその時点で受信できたかなだけの表示
が行われ、これによって、ユーザがどのような文字列入
力を行ったのかを入力ローマ字の表示支援により容易に
確認することが可能である。
【0066】また、サーバ1において、ローマ字/かな
変換が完了して、クライアント2から変換指示を受け付
けるまでの間に、事前にかな/漢字変換を行うようにし
たので、かな変換後から変換指示が届くまでの時間をか
な/漢字変換に有効利用して、クライアント2からいつ
変換指示が届いても、即座にかな漢字変換文字列をクラ
イアント2に応答することができ、これによって、かな
/漢字変換の要求後のレスポンスを向上することが可能
である。
【0067】また、サーバ1において、事前に行うかな
/漢字変換で複数の候補を用意するようにしたので、ク
ライアント2からいつ候補変更の指示が届いても、即座
に次候補のかな漢字変換文字列をクライアントに応答す
ることができ、これによって、かな/漢字変換の要求後
のレスポンスを格段に向上することが可能である。
【0068】また、クライアント2からサーバ2に対
し、同一の入力文字列に対して変換指示が連続的に行わ
れた場合、クライアント2において、サーバ1に事前に
用意された複数の候補を切り替えて表示するようにした
ので、変換指示に応じて毎回変換を行う無駄はなく、同
一の入力文字列に対して効率よくかな漢字混じり文字列
の候補を切り替えることが可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、サーバにおいては、ネットワーク上の発信元の
クライアントから受信された入力文字列を未変換処理
し、その未変換文字列をネットワークを介して発信元の
クライアントに送信し、発信元のクライアントにおいて
は、入力文字列をネットワークを介してサーバに送信し
てその入力文字列を表示し、その後に未変換文字列をサ
ーバから受信して表示するようにしたので、サーバ経由
で送られてくる未変換文字列の表示に先行して文字入力
のタイミングで入力文字列が表示され、これによって、
システム上、文字列入力に対するレスポンスを迅速かつ
一定にして、ユーザインタフェースを向上させることが
可能なかな漢字変換システムが得られるという効果を奏
する。
【0070】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明において、文字列入力から一定時間の経過後に、
受信された未変換文字列の表示を行うようにしたので、
入力文字列の表示とともにその時点で受信できた未変換
文字列だけの表示が行われ、これによって、ユーザがど
のような文字列入力を行ったのかを入力文字列の表示支
援により容易に確認することが可能なかな漢字変換シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0071】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は2の発明において、クライアントにおいて、受信さ
れた未変換文字列を表示する場合に、表示された入力文
字列のうちで、受信された未変換文字列に対応する部分
を表示変更するようにしたので、入力文字列に対する未
変換文字列が完全に揃わなくても、入力文字列と未変換
文字列との組み合わせで暫定的な表示措置が講じられ、
これによって、システム上、文字列入力に対するレスポ
ンスを迅速かつ一定にして、ユーザインタフェースを向
上させることが可能なかな漢字変換システムが得られる
という効果を奏する。
【0072】また、請求項4の発明によれば、サーバに
おいては、ネットワークを介して発信元のクライアント
から送信されてくるローマ字のデータもしくは変換指示
を受け付け、ローマ字のデータが順次受け付けられた場
合にその順次受け付けられるローマ字をかなのデータに
変換してそのかなのデータを順次記憶するとともに順次
発信元のクライアントに応答し、一方、変換指示が受け
付けられた場合にその変換指示に従って記憶中のかなの
データをかな漢字混じり文字列のデータに変換し、その
かな漢字混じり文字列のデータを発信元のクライアント
に応答し、1又は複数のクライアントにおいては、1又
は複数の文字からなる文字列を1文字ずつ入力するとと
もに、変換指示を入力するようにし、1文字ずつ入力す
る度に各文字を表すローマ字を暫定的に表示するととも
に各文字の入力順にネットワークを介してサーバに送信
し、その後、順次かなのデータの応答があった場合、そ
のかなに対応するローマ字の表示部分をかなのデータに
基づくかなに表示変更し、一方、変換指示が行われた後
にかな漢字混じり文字列のデータの応答があった場合、
かなによる表示結果において、そのかな漢字混じり文字
列に対応するかなの表示部分もしくはかなとローマ字と
の混在する表示部分をかな漢字混じり文字列のデータに
基づくかな漢字混じり文字列に表示変更するようにした
ので、サーバ経由で送られてくるかなの表示に先行して
文字入力のタイミングでローマ字が表示され、サーバか
らのかな変換のレスポンスに応じて順次ローマ字からか
なへの表示変更が行われるとともに、サーバからのかな
漢字変換のレスポンスに応じてかな漢字混じり文字列へ
の表示変更が行われ、これによって、システム上、文字
列入力に対するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユー
ザインタフェースを向上させることが可能なかな漢字変
換システムが得られるという効果を奏する。
【0073】また、請求項5の発明によれば、請求項4
の発明において、ローマ字の入力から一定時間の経過後
にかなの表示を開始するようにしたので、入力ローマ字
の表示とともにその時点で受信できたかなだけの表示が
行われ、これによって、ユーザがどのような文字列入力
を行ったのかを入力ローマ字の表示支援により容易に確
認することが可能なかな漢字変換システムが得られると
いう効果を奏する。
【0074】また、請求項6の発明によれば、請求項4
又は5の発明において、サーバにおいて、ローマ字/か
な変換が完了して、クライアントから変換指示を受け付
けるまでの間に、事前にかな/漢字変換を行うようにし
たので、かな変換後から変換指示が届くまでの時間をか
な/漢字変換に有効利用して、クライアントからいつ変
換指示が届いても、即座にかな漢字変換文字列をクライ
アントに応答することができ、これによって、かな/漢
字変換の要求後のレスポンスを向上することが可能なか
な漢字変換システムが得られるという効果を奏する。
【0075】また、請求項7の発明によれば、請求項6
の発明において、サーバにおいて、事前に行うかな/漢
字変換で複数の候補を用意するようにしたので、クライ
アントからいつ候補変更の指示が届いても、即座に次候
補のかな漢字変換文字列をクライアントに応答すること
ができ、これによって、かな/漢字変換の要求後のレス
ポンスを格段に向上することが可能なかな漢字変換シス
テムが得られるという効果を奏する。
【0076】また、請求項8の発明によれば、請求項7
の発明において、同一の入力文字列に対して変換指示が
連続的に行われた場合、事前に用意された複数の候補を
切り替えて表示するようにしたので、変換指示に応じて
毎回変換を行う無駄はなく、同一の入力文字列に対して
効率よくかな漢字混じり文字列の候補を切り替えること
が可能なかな漢字変換システムが得られるという効果を
奏する。
【0077】また、請求項9の発明によれば、サーバに
おいては、ネットワーク上の発信元のクライアントから
受信された入力文字列を未変換処理し、その未変換文字
列をネットワークを介して発信元のクライアントに送信
し、発信元のクライアントにおいては、入力文字列をネ
ットワークを介してサーバに送信してその入力文字列を
表示し、その後に未変換文字列をサーバから受信して表
示するようにしたので、サーバ経由で送られてくる未変
換文字列の表示に先行して文字入力のタイミングで入力
文字列が表示され、これによって、システム上、文字列
入力に対するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユーザ
インタフェースを向上させることが可能な文字列変換シ
ステムが得られるという効果を奏する。
【0078】また、請求項10の発明によれば、ネット
ワーク上の発信元のクライアントにおいて入力文字列を
入力順に表示し、発信元のクライアントからサーバに対
して、入力文字列を入力順に伝送し、サーバにおいて順
次伝送された入力文字列を処理して未変換文字列を得
て、その未変換文字列をサーバから発信元のクライアン
トに伝送し、発信元のクライアントにおいて入力文字列
のうちで未変換文字列に対応する部分を表示変更する工
程にしたので、サーバ経由で送られてくる未変換文字列
の表示に先行して文字入力のタイミングで入力文字列が
表示され、これによって、システム上、文字列入力に対
するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユーザインタフ
ェースを向上させることが可能なかな漢字変換方法が得
られるという効果を奏する。
【0079】また、請求項11の発明によれば、ネット
ワーク上の発信元のクライアントにおいて入力文字列を
入力順に表示し、発信元のクライアントからサーバに対
して、入力文字列を入力順に伝送し、サーバにおいて順
次伝送された入力文字列を処理して未変換文字列を得
て、その未変換文字列をサーバから発信元のクライアン
トに伝送し、発信元のクライアントにおいて入力文字列
のうちで未変換文字列に対応する部分を表示変更する工
程にしたので、サーバ経由で送られてくる未変換文字列
の表示に先行して文字入力のタイミングで入力文字列が
表示され、これによって、システム上、文字列入力に対
するレスポンスを迅速かつ一定にして、ユーザインタフ
ェースを向上させることが可能な文字列変換方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0080】また、請求項12の発明によれば、請求項
10または11に記載された方法をコンピュータに実行
させるプログラムを記録したことで、そのプログラムを
機械読み取り可能となり、これによって、請求項10ま
たは11の動作をコンピュータによって実現することが
可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるかな漢字変換シ
ステムを概略的に示す構成図である。
【図2】この実施の形態1によるかな漢字変換システム
を概念的に説明する図である。
【図3】この実施の形態によるサーバの内部構成を示す
ブロック図である。
【図4】この実施の形態によるクライアントの内部構成
を示すブロック図である。
【図5】この実施の形態によるユーザインタフェースを
説明する図である。
【図6】この実施の形態によるユーザインタフェースを
説明する図である。
【図7】この実施の形態によるユーザインタフェースを
説明する図である。
【図8】この実施の形態によるクライアント処理を説明
するフローチャートである。
【図9】この実施の形態によるサーバ処理を説明するフ
ローチャートである。
【図10】従来例によるかな漢字変換システムを概念的
に説明する図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 クライアント 10 かな漢字変換アプリケーション 11 CPU 12 ROM 13 RAM 13A 受信文字列バッファ 13B 未変換/変換文字列バッファ 14 ハードディスク装置 15 DMA 16 LANプロトコル制御部 17 LANI/F 18 バス 20 未変換/変換文字列表示アプリケーション 21 ユーザI/F 22 CPU 23 ROM 24 RAM 24A 入力文字列バッファ 24B 表示メモリ 25 ハードディスク装置 26 DMA 27 入出力I/F 28 キーボード 28A 変換キー 29 ディスプレイ 30 LANプロトコル制御部 31 LANI/F 32 バス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この問題を解消するためには、未変換処理
の機能をサーバ側に持たせ、サーバから送られてくる未
変換文字列の表示をクライアント側に受け持たせるとい
うシステム構成が考えられる。図10は従来例によるか
な漢字変換システムの概念を説明する図である。図10
に示したように、サーバ5が未変換処理を含むかな漢字
変換全体の動作を受け持つとすれば、クライアント6に
入力された文字列はそのままサーバ5に送信され、サー
バ5側で未変換処理が実行される。サーバ5により未変
換処理されたかなは未変換文字列としてクライアント6
に返信され、そのクライアントにおいて、サーバ5か
ら送られてきた未変換文字列が表示される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。まず、
システム構成について説明する。図1はこの発明の一実
施の形態によるかな漢字変換システムを概略的に示す構
成図である。図1に示したかな漢字変換システムは、サ
ーバ1と1又は複数のクライアント(代表例としてクラ
イアント2を示す)とをネットワークNET上に接続さ
せた構成である。この実施の形態は、ネットワークNE
Tにローカルエリアネットワーク(LAN)が適用さ
れ、サーバ1と1又は複数のクライアントとを接続させ
たネットワークNET上でかな漢字変換を行うものであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、上述したかな漢字変換システムの原
理について説明する。図2はこの実施の形態によるかな
漢字変換システムを概念的に説明する図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】ROM12は、CPU11が動作するため
のオペレーティングシステム(OS)、プログラム(図
のフローチャートに従うプログラムなど)、各種パラ
メータなどを格納している。RAM13は、受信文字列
バッファ13A、未変換/変換文字列バッファ13B、
CPU11のワークエリアなどを有している。受信文字
列バッファ13Aは、各クライアント(クライアント2
など)から変換要求される文字列すなわちローマ字のデ
ータを蓄積するバッファである。未変換/変換文字列バ
ッファ13Bは、受信文字列バッファ13Aに蓄積され
たローマ字のデータをかな変換して得られたかなのデー
タを蓄積するとともに、そのかなのデータをかな/漢字
変換して得られたかな漢字混じり文字列のデータを第1
候補から第n(nは自然数)候補まで蓄積するバッファ
である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】ROM23は、CPU22が動作するため
のオペレーティングシステム(OS)、プログラム(図
のフローチャートに従うプログラムなど)、各種パラ
メータを格納している。RAM24は、入力文字列バッ
ファ24A、表示メモリ24B、CPU22のワークエ
リアなどを有している。入力文字列バッファ24Aは、
キーボード28から入力された文字列すなわちローマ字
のデータを蓄積するバッファである。表示メモリ24B
は、暫定表示のため、入力文字列バッファ24Aに蓄積
されたローマ字のデータに基づく表示データやサーバ1
から応答されたかなのデータを格納したり、正式表示の
ため、サーバ1から応答されたかな漢字混じり文字列の
データを格納するメモリである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】また、クライアント2からサーバに対
し、同一の入力文字列に対して変換指示が連続的に行わ
れた場合、クライアント2において、サーバ1に事前に
用意された複数の候補を切り替えて表示するようにした
ので、変換指示に応じて毎回変換を行う無駄はなく、同
一の入力文字列に対して効率よくかな漢字混じり文字列
の候補を切り替えることが可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるかな漢字変換
システムを概略的に示す構成図である。
【図2】 この実施の形態によるかな漢字変換システム
を概念的に説明する図である。
【図3】 この実施の形態によるサーバの内部構成を示
すブロック図である。
【図4】 この実施の形態によるクライアントの内部構
成を示すブロック図である。
【図5】 この実施の形態によるクライアント処理を説
明するフローチャートである
【図6】 この実施の形態によるサーバ処理を説明する
フローチャートである
【図7】 この実施の形態によるユーザインタフェース
を説明する図である。
【図8】 この実施の形態によるユーザインタフェース
を説明する図である
【図9】 この実施の形態によるユーザインタフェース
を説明する図である
【図10】 従来例によるかな漢字変換システムを概念
的に説明する図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバと1又は複数のクライアントとを
    接続させたネットワーク上でかな漢字変換を行うかな漢
    字変換システムにおいて、 前記サーバは、 前記ネットワーク上の発信元のクライアントから入力文
    字列を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された入力文字列を未変換処理
    して未変換文字列を得る未変換文字列処理手段と、 前記未変換文字列処理手段により得られた未変換文字列
    を前記ネットワークを介して前記発信元のクライアント
    に送信する送信手段と、 を有し、 前記1又は複数のクライアントは、 入力文字列を前記ネットワークを介して前記サーバに送
    信し、その後に前記未変換文字列処理手段により得られ
    た未変換文字列を前記サーバから受信する送受信手段
    と、 前記送受信手段により送信された入力文字列を表示する
    入力文字列表示手段と、 前記送受信手段により受信された未変換文字列を表示す
    る未変換文字列表示手段と、 を有したことを特徴とするかな漢字変換システム。
  2. 【請求項2】 前記未変換文字列表示手段は、文字列入
    力から一定時間の経過後に前記送受信手段により受信さ
    れた未変換文字列の表示を行うことを特徴とする請求項
    1記載のかな漢字変換システム。
  3. 【請求項3】 前記未変換文字列表示手段は、前記送受
    信手段により受信された未変換文字列を表示する場合、
    前記入力文字列表示手段により表示された入力文字列の
    うちで前記受信された未変換文字列に対応する部分を表
    示変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のか
    な漢字変換システム。
  4. 【請求項4】 サーバと1又は複数のクライアントとを
    接続させたネットワーク上でかな漢字変換を行うかな漢
    字変換システムにおいて、 前記サーバは、 前記ネットワークを介して発信元のクライアントから送
    信されてくるローマ字のデータもしくは変換指示を受け
    付ける受付手段と、 前記受付手段によりローマ字のデータが順次受け付けら
    れた場合にその順次受け付けられるローマ字をかなのデ
    ータに変換するローマ字/かな変換手段と、前記ローマ
    字/かな変換手段により変換されたかなのデータを順次
    記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に順次記憶されたかなのデータを順次前記
    発信元のクライアントに応答する第1応答手段と、 前記受付手段により変換指示が受け付けられた場合にそ
    の変換指示に従って前記記憶手段に記憶されたかなのデ
    ータをかな漢字混じり文字列のデータに変換するかな/
    漢字変換手段と、 前記かな/漢字変換手段により得られたかな漢字混じり
    文字列のデータを前記発信元のクライアントに応答する
    第2応答手段と、 を有し、 前記1又は複数のクライアントは、 1又は複数の文字からなる文字列を1文字ずつ入力する
    とともに、前記変換指示を入力する入力手段と、 前記入力手段により1文字ずつ入力する度に各文字を表
    すローマ字を暫定的に表示する暫定表示手段と、 前記暫定表示手段により暫定的に表示されたローマ字の
    データを各文字の入力順に前記ネットワークを介して前
    記サーバに送信し、その後、前記第1応答手段により順
    次前記かなのデータの応答があった場合、そのかなに対
    応するローマ字の表示部分を前記かなのデータに基づく
    かなに表示変更するかな表示手段と、 前記入力手段により変換指示が行われた後に前記第2応
    答手段により前記かな漢字混じり文字列のデータの応答
    があった場合、前記かな表示手段による表示結果におい
    て、そのかな漢字混じり文字列に対応するかなの表示部
    分もしくはかなとローマ字との混在する表示部分を前記
    かな漢字混じり文字列のデータに基づくかな漢字混じり
    文字列に表示変更するかな漢字表示手段と、 を有したことを特徴とするかな漢字変換システム。
  5. 【請求項5】 前記かな表示手段は、ローマ字の入力か
    ら一定時間の経過後にかなの表示を開始することを特徴
    とする請求項4記載のかな漢字変換システム。
  6. 【請求項6】 前記かな漢字変換手段は、前記ローマ字
    /かな変換手段による変換が完了して、前記受付手段に
    より変換指示を受け付けるまでの間に、事前にかな/漢
    字変換を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の
    かな漢字変換システム。
  7. 【請求項7】 前記かな漢字変換手段は、事前に行うか
    な/漢字変換で複数の候補を用意することを特徴とする
    請求項6記載のかな漢字変換システム。
  8. 【請求項8】 前記かな漢字表示手段は、同一の入力文
    字列に対して前記入力手段による変換指示が連続的に行
    われた場合、前記かな漢字変換手段により事前に用意さ
    れた複数の候補を切り替えて表示することを特徴とする
    請求項7記載のかな漢字変換システム。
  9. 【請求項9】 サーバと1又は複数のクライアントとを
    接続させたネットワーク上で文字列の変換を行う文字列
    変換システムにおいて、 前記サーバは、 前記ネットワーク上の発信元のクライアントから入力文
    字列を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された入力文字列を未変換処理
    して未変換文字列を得る未変換文字列処理手段と、 前記未変換文字列処理手段により得られた未変換文字列
    を前記ネットワークを介して前記発信元のクライアント
    に送信する送信手段と、 を有し、 前記1又は複数のクライアントは、 入力文字列を前記ネットワークを介して前記サーバに送
    信し、その後に前記未変換文字列処理手段により得られ
    た未変換文字列を前記サーバから受信する送受信手段
    と、 前記送受信手段により送信された入力文字列を表示する
    入力文字列表示手段と、 前記送受信手段により受信された未変換文字列を表示す
    る未変換文字列表示手段と、 を有したことを特徴とする文字列変換システム。
  10. 【請求項10】 サーバと1又は複数のクライアントと
    を接続させたネットワーク上でかな漢字変換を行うかな
    漢字変換方法において、 前記ネットワーク上の発信元のクライアントにおいて入
    力文字列を入力順に表示する第1工程と、 前記発信元のクライアントから前記サーバに対して、前
    記入力文字列を入力順に伝送する第2工程と、 前記サーバにおいて前記第2工程により順次伝送された
    入力文字列を処理して未変換文字列を得る第3工程と、 前記第3工程により得られた未変換文字列を前記サーバ
    から前記発信元のクライアントに伝送する第4工程と、 前記発信元のクライアントにおいて前記第1工程により
    表示された入力文字列のうちで前記第4工程により伝送
    された未変換文字列に対応する部分を表示変更する第5
    工程と、 を含んだことを特徴とするかな漢字変換方法。
  11. 【請求項11】 サーバと1又は複数のクライアントと
    を接続させたネットワーク上で文字列変換を行う文字列
    変換方法において、 前記ネットワーク上の発信元のクライアントにおいて入
    力文字列を入力順に表示する第1工程と、 前記発信元のクライアントから前記サーバに対して、前
    記入力文字列を入力順に伝送する第2工程と、 前記サーバにおいて前記第2工程により順次伝送された
    入力文字列を処理して未変換文字列を得る第3工程と、 前記第3工程により得られた未変換文字列を前記サーバ
    から前記発信元のクライアントに伝送する第4工程と、 前記発信元のクライアントにおいて前記第1工程により
    表示された入力文字列のうちで前記第4工程により伝送
    された未変換文字列に対応する部分を表示変更する第5
    工程と、 を含んだことを特徴とする文字列変換方法。
  12. 【請求項12】 前記請求項10または11に記載され
    た方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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