JPH10161995A - 電子メール文書変換装置及び記憶媒体 - Google Patents

電子メール文書変換装置及び記憶媒体

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JPH10161995A
JPH10161995A JP8322977A JP32297796A JPH10161995A JP H10161995 A JPH10161995 A JP H10161995A JP 8322977 A JP8322977 A JP 8322977A JP 32297796 A JP32297796 A JP 32297796A JP H10161995 A JPH10161995 A JP H10161995A
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Junichi Maeda
順一 前田
Satoya Komuro
覚哉 小室
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの送信に際してワープロで作成さ
れた文書データ中の文字修飾が削除されても文書の意図
が維持されやすくする。 【解決手段】 ワープロで作成の文書データを電子メー
ル送信用にMS−DOSテキスト変換する。この変換に
際して変換前の文書データ中に含まれている文字修飾を
その種別に応じて所定の記号のJISコードに変換す
る。この変換はRAM6内のMS−DOS変換テーブル
を参照する。MS−DOS変換テーブルには文字修飾と
特定の記号のJISコードが対応付けられて記憶されて
いる。横書きでは、文字修飾が含まれている行の真下に
一行挿入し、この挿入行中で文字修飾が付されている文
字の真下位置に当該記号のJISコードを配置する。ま
た、RAM6内の文字修飾変換設定ファイルにより、前
記MS−DOS変換テーブル内の文字修飾と記号のJI
Sコードとの対応付けはユーザの所望に変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字修飾を含む
文書データを電子メールで送信するに際して、電子メー
ル送信用の文書データに変換する電子メール文書変換装
置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ専用機を用い
て、あるいは、ワードプロセッサ用ソフトがインストー
ルされたパーソナルコンピュータを用いて作成された文
書を電子メールで送信するに際しては、所定の文書デー
タ、例えば、MS−DOS標準テキストファイル(「M
S−DOS」はマイクロソフト社の商標である〔以下同
様〕)に変換して送信している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では以下のような問題があった。
【0004】すなわち、上記技術では、MS−DOS標
準テキスト・ファイルに変換されるのがJISコードに
定められている文字や記号のみであるため、ワードプロ
セッサで作成された文書データ中にアンダーライン、網
かけなどの文字修飾が含まれていても、電子メールで受
信された文書中では削除されてしまう。
【0005】そのため、文書中で強調したい部分が判ら
なくなるなど、文書作成時の文書の意図が損なわれた状
態で送信されてしまうという問題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、前記の課題を
解決し、電子メールの送信に際して文書データ中の文字
修飾が削除されても文書の意図が維持されやすくするこ
とにある。
【0007】また、この発明の別の課題は、さらに、文
書データ中の文字修飾が削除されても文書の意図が一見
してイメージしやすいようにすることにある。
【0008】この発明の別の課題は、さらに、文書デー
タ中の文字修飾が削除されても文書の意図がより十分に
維持されるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段を、後述する発明の実施の形態における対応す
る部材や符号などもカッコ書きで付記して説明する。
【0010】(1)請求項1に記載の発明は、「文字修飾
を含む文書データを電子メール送信用で文字修飾を含ま
ない文書データに変換(MS−DOS標準テキストファ
イル変換)する第1の変換手段(CPU2、RAM6な
ど)と、この変換に際して変換前の文書データ中に含ま
れている文字修飾をその種別に応じて所定の記号コード
(JISコード)に変換し、所定文書データへ変換後の
文書中の所定位置に配置する第2の変換手段(CPU
2、MS−DOS変換テーブル61など)と、を備えて
いることを特徴とする電子メール文書変換装置(電子メ
ール装置1)」である。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、ワープロ
などで作成された文書データを所定文書データに変換す
るに際し文字修飾は、その種別に応じて所定の記号コー
ドに変換する。そして、この記号コードは所定文書デー
タへ変換後の文書中の所定位置に配置される。そして、
文字修飾に基づいて変換された記号の種別と、その配置
位置により、文字修飾の種別の表現と、その文字修飾が
施された文字とを表現することができる。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
電子メールの送信に際して文書データ中の文字修飾が削
除されても、文書の意図が維持されやすい。
【0013】(2)請求項2に記載の発明は、「さらに、
前記第2の変換手段は、横書きでは文字修飾が含まれて
いる行の真下又は真上に縦書きでは文字修飾が含まれて
いる行の右又は左に一行挿入し、この挿入行中で文字修
飾が付されている文字の真下若しくは真上の位置又は右
若しくは左の位置に前記記号コードを配置するものであ
ることを特徴とする請求項1に記載の電子メール文書変
換装置」である。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、横書きで
は文字修飾が含まれている行の真下又は真上に一行挿入
し、この挿入行中で文字修飾が付されている文字の真下
又は真上の位置に対応する記号コードを配置する。ま
た、縦書きでは文字修飾が含まれている行の右又は左に
一行挿入し、この挿入行中で文字修飾が付されている文
字の右又は左の位置に対応する記号コードを配置する。
このような位置に配置するようにすれば、受信者は被修
飾文字の位置が直ちに認識できる。
【0015】従って、請求項2に記載の発明によれば、
文書データ中の文字修飾が削除されても文書の意図が一
見してイメージしやすい。
【0016】(3)請求項3に記載の発明は、「さらに、
文字修飾の種別に対応して前記第2の変換手段により変
換される記号コードの種別を予め設定する設定手段(C
PU2、文字修飾変換設定ファイル65)を備えている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子メ
ール文書変換装置」である。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、文字修飾
の種別に対応する記号コードの種別を予め設定すること
ができるので、好みや感性により特定の文字修飾のイメ
ージの代用として最も適切と使用者が思うデザインの記
号を選択することができる。
【0018】従って、請求項3に記載の発明によれば、
文書データ中の文字修飾が削除されても文書の意図がよ
り十分に維持される。
【0019】(4)請求項4に記載の発明は、「コンピュ
ータ(CPU2)が読み取り可能なプログラムコードを
記憶している記憶媒体(71)であって、文字修飾を含
む文書データを電子メール送信用で文字修飾を含まない
文書データに変換(MS−DOS標準テキストファイル
変換)させるコンピュータが読み取り可能な第1のプロ
グラムコードと、この変換に際して変換前の文書データ
中に含まれている文字修飾をその種別に応じて所定の記
号コード(JISコード)に変換し、所定の文書データ
への変換後の文書中の所定位置に配置させるコンピュー
タが読み取り可能な第2のプログラムコードと、を記憶
していることを特徴とする記憶媒体」である。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、記憶され
ているプログラムコードをコンピュータが読み取ること
により、ワープロなどで作成された文書データを所定文
書データに変換するに際し削除される文字修飾は、その
種別に応じて所定の記号コードに変換する。そして、こ
の記号コードは所定文書データへ変換後の文書中の所定
位置に配置される。これにより、文字修飾に基づいて変
換された記号の種別と、その配置位置により、文字修飾
の種別の表現と、その文字修飾が施された文字とを表現
することができる。
【0021】従って、請求項4に記載の発明によれば、
電子メールの送信に際して文書データ中の文字修飾が削
除されても、文書の意図が維持されやすい。
【0022】(5)請求項5に記載の発明は、「さらに、
前記第2のプログラムコードは、コンピュータに読み取
られて、横書きでは文字修飾が含まれている行の真下又
は真上に縦書きでは文字修飾が含まれている行の右又は
左に一行挿入し、この挿入行中で文字修飾が付されてい
る文字の真下若しくは真上の位置又は右若しくは左の位
置に前記記号コードを配置させるものであることを特徴
とする請求項4に記載の記憶媒体」である。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、記憶され
ているプログラムコードをコンピュータが読み取ること
により、横書きでは文字修飾が含まれている行の真下又
は真上に一行挿入し、この挿入行中で文字修飾が付され
ている文字の真下又は真上の位置に対応する記号コード
を配置する。また、縦書きでは文字修飾が含まれている
行の右又は左に一行挿入し、この挿入行中で文字修飾が
付されている文字の右又は左の位置に対応する記号コー
ドを配置する。このような位置に配置するようにすれ
ば、受信者は被修飾文字の位置が直ちに認識できる。
【0024】従って、請求項5に記載の発明によれば、
文書データ中の文字修飾が削除されても文書の意図が一
見してイメージしやすい。
【0025】(6)請求項6に記載の発明は、「さらに、
文字修飾の種別に対応して前記第2のプログラムコード
により変換される記号コードの種別を予め設定させるコ
ンピュータが読み取り可能な第3のプログラムコードを
記憶していることを特徴とする請求項4又は請求項5に
記載の記憶媒体」である。
【0026】請求項6に記載の発明によれば、記憶され
ているプログラムコードをコンピュータが読み取ること
により、文字修飾の種別に対応する記号コードの種別を
予め設定することができるので、好みや感性により特定
の文字修飾のイメージの代用として最も適切と使用者が
思うデザインの記号を選択することができる。
【0027】従って、請求項6に記載の発明によれば、
文書データ中の文字修飾が削除されても文書の意図がよ
り十分に維持される。
【0028】
【発明の実施の形態】
〔発明の実施の形態1〕まず、構成について説明する。
【0029】図1に示すように、符号1は、この発明の
実施の形態1にかかる電子メール送信装置であり、例え
ば、パーソナル・コンピュータなどである。
【0030】この電子メール送信装置1は、CPU2、
入力装置3、表示装置4、印刷装置5、RAM6、記憶
装置7及び通信制御装置8が、バス等9で接続されてい
る。
【0031】記憶装置7は、プログラム、データなどが
予め記憶されている記憶媒体71を有しており、この記
憶媒体71は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体71は記憶装置
7に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着する
ものである。また、記憶媒体71に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線などを介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線などを介して接続された他の機器側に記憶媒体7
1を備えた記憶装置7を設け、この記憶媒体71に記憶
されているプログラム、データを通信回線を介して使用
する構成にしてもよい。
【0032】CPU2は、ROM(図示省略)に格納さ
れているBIOSなどの基本プログラム、前記記憶装置
7に格納されているOS(この例ではMS−DOSやW
indows95〔「Windows95」はマイクロ
ソフト社の商標である〕)、及び前記通信ソフトなどの
プログラムに基づいて各種の演算や各部の制御を行う。
【0033】入力装置3は例えばキーボードであり、表
示装置4はCRT、LCDなどである。
【0034】通信制御装置8は、公衆回線や所定のネッ
トワークと電子メール送信装置1とを接続し、データ伝
送を制御する。
【0035】RAM6には、図2に示すように、前記通
信ソフトに含まれているMS−DOS変換テーブル61
が読み込まれる。
【0036】MS−DOS変換テーブル61は、ワード
プロセッサで作成された文書データ中に含まれている各
種文字修飾と各種記号のJISコードとを対応付けたデ
ータなどにより構成される(後述)。
【0037】また、RAM6には、宛先バッファ62、
表題バッファ63、文面バッファ64も形成される。宛
先バッファ62は電子メールの送信先に関するデータの
バッファ・メモリとなるものであり、表題バッファ63
は送信する電子メールの表題に関するデータのバッファ
・メモリとなるものであり、文面バッファ64は送信す
る電子メールの本文に関するデータのバッファ・メモリ
となるものである。
【0038】図3に具体例を示すように、MS−DOS
変換テーブル61には、文字修飾の種別と、記号のJI
Sコードとが対応付けられて記憶されている。
【0039】この例では、図3に示すように、「アンダ
ーライン」と「 ̄(オーバーバー)」(JIS213
1)、「網かけ」と「※」(JIS2228)、「白抜
き(袋文字)」と「□」(JIS2222)、「影付
き」と「〓」(JIS222E)、「太文字」と「◎」
(JIS217D)、「斜体」と「/」(JIS213
F)、「反転」と「■」(JIS2223)、とが対応
付けられて記憶されている。
【0040】次に、動作について説明する。
【0041】図4は電子メール送信装置1の動作を説明
するフローチャートである。このフローチャートに記載
した各機能を実現するプログラムはCPU2が読み取り
可能なプログラムコードの形態で記憶媒体71に記憶さ
れている。
【0042】図4に示すように、電子メールを送信する
には、メールモードの所定の起動動作(ステップS1)
を行う。これにより、表示装置4には、所定のメイン画
面「メール機能選択待ち」が表示される(ステップS
2)。次に、入力装置(キーボード)3のファンクショ
ンキーF1を操作すると(ステップS3)、「入力、送
信待ち」が画面表示される(ステップS4)。
【0043】この「入力、送信待ち」画面でファンクシ
ョンキーF1を操作すると(ステップS5)、「文書指
定待ち」が画面表示される(ステップS6)。この「文
書指定待ち」では「呼び出す文書を選択して下さい。」
というメッセージが表示され、「カーソルキー+実行」
の操作により(ステップS7)、所望のワープロ文書の
ファイルを選択すると、「MS−DOSテキスト変換待
ち」が画面表示される(ステップS8)。
【0044】「MS−DOSテキスト変換待ち」で「開
始キー」の操作により(ステップS9)、選択されたワ
ープロ文書のデータをMS−DOS標準テキストファイ
ルに変換する(ステップS10〔後述〕)。そして、こ
の変換後の文書データは文面バッファ64に格納される
(ステップS11)。
【0045】「MS−DOSテキスト変換待ち」で「中
止キー」を操作すると(ステップS12)、前記のワー
プロ文書の選択が解除され、ステップS7に戻る。そし
て、文面バッファ64への格納(ステップS11)後、
前記ステップS4に戻る(ステップS13)。
【0046】そして、「入力、送信待ち」画面(ステッ
プS4)で、ファンクションキーF2を操作すると(ス
テップS12)、宛先、表題、文面バッファ62、6
3、64の内容をチェックし(ステップS13)、不正
でないときは所定の送信動作に移行して電子メールの送
信が行われる(ステップS14)。
【0047】なお、送信後、所定のメールモード終了操
作(ステップS15)がされない限り、「メール機能選
択待ち」画面に戻る(ステップS2)。
【0048】次に、前記のMS−DOS標準テキストフ
ァイルへの変換操作(ステップS10)について詳細に
説明する。
【0049】図5のフローチャートに示すように、MS
−DOS標準テキストファイルへの変換(ステップS1
0)は、まず、ステップS7で選択されたワープロ文書
のデータを1行分読み出す(ステップS21)。そし
て、この1行分の文書データに対し、周知のMS−DO
S標準テキストファイル変換を行う(ステップS2
2)。そして、変換前の1行分の文書データ中に文字修
飾が含まれているか否かを判断して(ステップS2
3)、含まれているときは、変換後の文書データの当該
行の下に空白行を1行挿入する(ステップS24)。
【0050】そして、文字修飾が含まれている1行分の
文書データ中で、文字修飾の種別を1文字づつ判別する
(ステップS25)。1文字づつ判別するのは、同一行
で複数種類の文字修飾が含まれている場合があるからで
ある。
【0051】そして、判別した文字修飾に対応して登録
されている記号のJISコードが、MS−DOS変換テ
ーブル61から読み出される(ステップS26)。そし
て、読み出された記号のJISコードが文字修飾の付さ
れていた文字の真下に配置されるように、前記の空白行
の同一桁位置に書き込む(ステップS27)。こうして
1行分の文書データ中に含まれる全ての文字修飾につい
て、対応する記号コードの書き込みが終了したときは
(ステップS28)、次の行の文書データについて前記
ステップS21以下の処理がなされ(ステップS2
9)、全ての行について同様の処理が行われる。
【0052】図6には、MS−DOS変換テーブル61
により文書中の文字修飾を、対応する記号へ変換する場
合の具体例を示している。
【0053】同図に示すように、1番目の文字修飾例
は、「アンダーライン」である。これは、「 ̄(オーバ
ーバー)」(JIS2131)に変換すれば、変換記号
は次の行の文字修飾の付されていた文字の真下に配置さ
れるから、アンダーラインに近いイメージとなる。
【0054】2番目の文字修飾例は、「網かけ」であ
る。これは、「※」(JIS2228)に変換すれば、
網かけはドットの集合で表されるので、イメージに近
い。
【0055】3番目の文字修飾例は、「白抜き(袋文
字)」である。これは、「□」(JIS2222)に変
換すれば、「□」は四角形状の囲み線の中が空白である
ので、白抜き(袋文字)のイメージに近い。
【0056】4番目の文字修飾例は、「斜体」である。
これは、「/」(JIS213F)に変換すれば、
「/」が斜めであるため斜体のイメージに近い。
【0057】5番目の文字修飾例は、「反転」である。
これは、「■」(JIS2223)に変換すれば、反転
は文字の周りが塗りつぶされるので反転のイメージに近
い。
【0058】この発明の実施の形態1によれば、ワープ
ロで作成した文書データをMS−DOS標準テキストフ
ァイルへ変換をするに際し、文字修飾は、その種別に応
じて所定の記号のJISコードに変換する。そして、こ
の記号のJISコードは変換後の文書中の所定位置に配
置される。そして、文字修飾に基づいて変換された記号
の種別と、その配置位置により、文字修飾の種別の表現
と、その文字修飾が施された文字とを表現することがで
きるので、電子メールの送信に際して文書データ中の文
字修飾が削除されても、文書の意図が維持されやすい。
【0059】また、JISコードが配されるのは、文字
修飾が含まれている行の真下に一行挿入し、この挿入行
中で文字修飾が付されている文字の真下の位置である。
従って、文書データ中の文字修飾が削除されても文書の
意図が一見してイメージしやすい。
【0060】なお、JISコードは、文字修飾が含まれ
ている行の真上に一行挿入し、この挿入行中で文字修飾
が付されている文字の真上の位置に配してもよい。
【0061】また、上記の例では、横書きの例を示して
いるが、縦書きの場合は、文字修飾が含まれている行の
右又は左に一行挿入し、この挿入行中で文字修飾が付さ
れている文字の右又は左の位置に対応する記号のJIS
コードを配置してもよい。
【0062】これらの場合も、文書データ中の文字修飾
が削除されても文書の意図が一見してイメージしやす
い。
【0063】〔発明の実施の形態2〕まず、構成につい
て説明する。
【0064】この例では、前記の例の通信ソフト中に文
字修飾変換設定ファイル65が含まれていて、図7に示
すようにRAM6に読み込まれる。
【0065】この文字修飾変換設定ファイル65は、M
S−DOS変換設定テーブル61中の文字修飾と、それ
に対応する記号のJISコードとの対応関係を、使用者
の所望どおりに組替えるためのファイルである。
【0066】その他の構成については、前記発明の実施
の形態1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0067】次に、動作について説明する。
【0068】図8はこの発明の実施の形態2にかかる電
子メール送信装置1の動作を説明するフローチャートで
ある。このフローチャートに記載した各機能を実現する
プログラムはCPU2が読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で記憶媒体71に記憶されている。
【0069】図8に示すように、前記の例のメイン画面
「メール機能選択待ち」(ステップS2)で、ファンク
ションキーF4を操作すると(ステップS31)、「M
S−DOS変換設定待ち」画面となる(ステップS3
2)。画面の所定の指示に従って、カーソルキー+文字
入力+実行の操作で、設定されている特定種類の文字修
飾に対応する記号のJISコードを使用者の所望に設定
してMS−DOS変換テーブル61を更新することがで
きる(ステップS34)。その後、所定のメールモード
終了操作がされないときは、「メール機能選択待ち」
(ステップS2)に戻る。
【0070】この発明の実施の形態2にかかる電子メー
ル送信装置1によれば、文字修飾の種別に対応する記号
のJISコードの種別を予め所望に設定することができ
るので、好みや感性により特定の文字修飾のイメージの
代用として最も適切と使用者が思うデザインの記号を選
択でき、文書データ中の文字修飾が削除されても文書の
意図がより十分に維持される。
【0071】その他の作用については、図4〜図6を参
照して説明した発明の実施の形態1と同様であり、詳細
な説明は省略する。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、電子メ
ールの送信に際して文書データ中の文字修飾が削除され
ても、文書の意図が維持されやすい。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明と同様の効果を奏するほか、文書データ中
の文字修飾が削除されても、文書の意図が一見してイメ
ージしやすい。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明と同様の効果を奏するほか、
文書の意図がより十分に維持される。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、電子メー
ルの送信に際して文書データ中の文字修飾が削除されて
も、文書の意図が維持されやすい。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明と同様の効果を奏するほか、文書データ中
の文字修飾が削除されても、文書の意図が一見してイメ
ージしやすい。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は請求項5に記載の発明と同様の効果を奏するほか、
文書の意図がより十分に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる電子メール送
信装置の構成を説明するブロック図。
【図2】この発明の実施の形態1にかかる電子メール送
信装置のRAMの構成を説明する図。
【図3】この発明の実施の形態1にかかる電子メール送
信装置のMS−DOS変換テーブルの例を示す図。
【図4】この発明の実施の形態1にかかる電子メール送
信装置の動作を説明するフローチャート。
【図5】この発明の実施の形態1にかかる電子メール送
信装置の動作を説明するフローチャート。
【図6】この発明の実施の形態1にかかる電子メール送
信装置の動作を説明する図。
【図7】この発明の実施の形態2にかかる電子メール送
信装置のRAMの構成を説明する図。
【図8】この発明の実施の形態2にかかる電子メール送
信装置の動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1 電子メール送信装置 2 CPU 3 入力装置 4 表示装置 6 RAM 61 MS−DOS変換テーブル 65 文字修飾変換設定ファイル 7 記憶装置 71 記憶媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字修飾を含む文書データを電子メール送
    信用で文字修飾を含まない文書データに変換する第1の
    変換手段と、 この変換に際して変換前の文書データ中に含まれている
    文字修飾をその種別に応じて所定の記号コードに変換
    し、所定の文書データへの変換後の文書中の所定位置に
    配置する第2の変換手段と、を備えていることを特徴と
    する電子メール文書変換装置。
  2. 【請求項2】さらに、 前記第2の変換手段は、 横書きでは文字修飾が含まれている行の真下又は真上に
    縦書きでは文字修飾が含まれている行の右又は左に一行
    挿入し、この挿入行中で文字修飾が付されている文字の
    真下若しくは真上の位置又は右若しくは左の位置に前記
    記号コードを配置するものであることを特徴とする請求
    項1に記載の電子メール文書変換装置。
  3. 【請求項3】さらに、 文字修飾の種別に対応して前記第2の変換手段により変
    換される記号コードの種別を予め設定する設定手段を備
    えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の電子メール文書変換装置。
  4. 【請求項4】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを記憶している記憶媒体であって、 文字修飾を含む文書データを電子メール送信用で文字修
    飾を含まない文書データに変換させるコンピュータが読
    み取り可能な第1のプログラムコードと、 この変換に際して変換前の文書データ中に含まれている
    文字修飾をその種別に応じて所定の記号コードに変換
    し、所定の文書データへの変換後の文書中の所定位置に
    配置させるコンピュータが読み取り可能な第2のプログ
    ラムコードと、を記憶していることを特徴とする記憶媒
    体。
  5. 【請求項5】さらに、 前記第2のプログラムコードは、 コンピュータに読み取られて、横書きでは文字修飾が含
    まれている行の真下又は真上に縦書きでは文字修飾が含
    まれている行の右又は左に一行挿入し、この挿入行中で
    文字修飾が付されている文字の真下若しくは真上の位置
    又は右若しくは左の位置に前記記号コードを配置させる
    ものであることを特徴とする請求項4に記載の記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】さらに、 文字修飾の種別に対応して前記第2のプログラムコード
    により変換される記号コードの種別を予め設定させるコ
    ンピュータが読み取り可能な第3のプログラムコードを
    記憶していることを特徴とする請求項4又は請求項5に
    記載の記憶媒体。
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