JPH08263474A - 文書処理システム - Google Patents

文書処理システム

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JPH08263474A
JPH08263474A JP7061047A JP6104795A JPH08263474A JP H08263474 A JPH08263474 A JP H08263474A JP 7061047 A JP7061047 A JP 7061047A JP 6104795 A JP6104795 A JP 6104795A JP H08263474 A JPH08263474 A JP H08263474A
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JP
Japan
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style
document
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client
management server
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Pending
Application number
JP7061047A
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English (en)
Inventor
Harunori Kobayashi
晴法 小林
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP7061047A priority Critical patent/JPH08263474A/ja
Publication of JPH08263474A publication Critical patent/JPH08263474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の文書が共有するスタイル情報を一元管理
して、スタイル情報の円滑な更新及び効率的な再利用を
行うことができる文書処理システムを提供すること。 【構成】各クライアント10及び11が、文書データ記
憶部10dに記憶した文書データを取り出す際に、該文
書データに対応するスタイル識別情報に基づいてスタイ
ル管理サーバ12にスタイル情報を要求し、該スタイル
管理サーバ12は、該要求に対応するスタイル情報をス
タイルデータベース12cから取り出して要求元のクラ
イアントに転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のクライアントが
所定の文書スタイルを共有する文書をそれぞれ処理する
文書処理システムに関し、特に、かかる文書スタイルを
一元管理して、文書スタイルの有効利用を図る文書処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成装置等を用いて作成した
文書に含まれる文章、グラフ、表及び図面等の文書内
容、すなわち内容データを共用化して、新たな文書を効
率的に作成する技術が知られている。
【0003】例えば、特開平2−148250号公報に
は、文章、グラフ、表及び図面等の各種オブジェクトが
混在する文書の作成又は編集を行う際に、各オブジェク
トに対応して設けた保存オブジェクト選択指示子を有す
るプロパティシートを画面表示しておき、入力手段によ
りオブジェクトが選択されたならば、該オブジェクトに
対応するフラグを立て、該フラグが立つオブジェクトを
文書のデータ構造から取り出して保存するよう構成した
文書作成編集装置が開示されている。
【0004】すなわち、この先行技術は、文書データに
含まれる文章、グラフ、表及び図面等のオブジェクト
(内容データ)のうち、指定された内容データを文書デ
ータから取り出して保存することにより、該内容データ
の再利用を容易にしている。
【0005】また、特開平2−2450号公報には、ネ
ットワークを用いたマルチユーザ環境において、ある共
用オブジェクトを、ステータス、要約及び圧縮情報とし
てユーザに示すことにより、該共用オブジェクトのステ
ータス及び現況を複数のユーザに認識させるよう構成し
た発明が開示されている。
【0006】これらの先行技術に代表されるように、従
来から、既存の文書の内容データを再利用したり、該内
容データを共用化することにより、文書作成効率を高め
る技術が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の先行技術が取り扱う対象は文書の内容に限られ、文書
の書式及び表示属性等を決定する文書スタイル、すなわ
ちスタイル情報が含まれないため、かかるスタイル情報
をいかに共用化して文書の編集及び作成の効率を上げる
かが重要な課題となっている。
【0008】図5は、文書データに含まれるスタイル情
報の種別を示す図である。
【0009】図5に示すように、文書データに含まれる
スタイル情報には、文書全体を対象にレイアウト情報を
記述する基本スタイル50と、段落単位又は文字単位で
属性を決定する個別スタイル51とがある。
【0010】基本スタイル50には、文書の書式や本文
段落の表示属性を決定する本文スタイル50a、ページ
見出しとページ番号の表示属性を決定するページ見出し
・ページ番号スタイル50b、各章及び節などのタイト
ルである見出しの表示属性を決定する見出しスタイル5
0c、各種の枠のタイトルとして付加される枠見出しの
表示属性を決定する枠見出しスタイル50d、固定注又
は脚注の表示属性を決定する注スタイル50e等があ
る。
【0011】また、個別スタイル51には、段落文字属
性、段落マージン及びタブ等の段落の表示属性を決定す
る段落スタイル51a、文字の大きさや文字装飾等の文
字の表示属性を決定する文字スタイル51b等がある。
【0012】かかるスタイル情報を再利用すべく、富士
ゼロックス社が開発した統合文書処理システムである”
Akane”では、上記文書スタイルを内容データと切
り離して保管、管理する。
【0013】しかし、このスタイル情報は、上記内容デ
ータと異なり、スタイル情報のみでは意味をなさず、ま
た該スタイル情報を内容データに適用した結果を表示又
は印刷してはじめて可視化できるという特性があるた
め、保管、管理したスタイル情報を複数の文書で共用化
して再利用するには、各文書の修正に伴うユーザの負担
が大きくなる。
【0014】例えば、社内で使用するオフィス文書のよ
うに所定のレイアウト又はフォーマットに従って文書を
作成していた場合に、該レイアウトが変更されると、ユ
ーザは変更後のスタイル情報をコピー又はペースト操作
により各文書に対して繰り返し適用する必要が生じる。
【0015】特に、ネットワークを介して複数の文書作
成装置内部に保持される文書に、かかる新規レイアウト
の適用操作を行うとなると、ユーザにかかる負荷は膨大
なものとなる。
【0016】また、かかるスタイル情報をネットワーク
に接続される文書作成装置ごとに管理していたのでは、
同種情報を重複管理することになり、効率的ではない。
【0017】そこで、本発明では、複数の文書が共有す
るスタイル情報を一元管理して、スタイル情報の円滑な
更新及び効率的な再利用を行うことができる文書処理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のクライアントが所定の文書スタイ
ルを共有する文書をそれぞれ処理する文書処理システム
において、前記所定の文書スタイルを記憶する文書スタ
イル記憶手段と、前記文書スタイル記憶手段に記憶した
文書スタイルを前記クライアントが要求した際に、該ク
ライアントに対して前記文書スタイルを転送する文書ス
タイル転送手段とを有するスタイル管理サーバを具備
し、各クライアントは、前記文書スタイル記憶手段に記
憶した文書スタイル以外の文書内容を、該文書内容に適
用すべき文書スタイルを特定する識別情報と対応させて
記憶する文書内容記憶手段と、前記文書内容記憶手段に
記憶した文書内容を取り出す際に、該文書内容に対応す
る識別情報に基づいて前記スタイル管理サーバに文書ス
タイルを要求する文書スタイル要求手段と、前記文書ス
タイル転送手段により転送された文書スタイルを前記文
書内容に適用した文書を処理する処理手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明によれば、クライアントが、文書内容記
憶手段に記憶した文書内容を取り出す際に、文書スタイ
ル要求手段により該文書内容に対応する識別情報に基づ
いてスタイル管理サーバに文書スタイルを要求すると、
該スタイル管理サーバは、文書スタイル転送手段により
該要求に対応する文書スタイルを文書スタイル記憶手段
から取り出して要求元のクライアントに転送する。そし
て、該クライアントは、該転送された文書スタイルを文
書内容に適用した文書を文書処理手段を用いて処理す
る。
【0020】これにより、複数の文書が共有するスタイ
ル情報を一元管理して、スタイル情報の円滑な更新及び
効率的な再利用を行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、本実施例では、複数のクライアント
が加入するネットワークに、各種スタイル情報を一元管
理するスタイル管理サーバを設ける場合について説明す
る。
【0022】図1は、第1の実施例で用いる文書処理シ
ステムの全体構成と、クライアント及びスタイル管理サ
ーバの細部構成を示すブロック図である。
【0023】図1に示すように、この文書処理システム
は、ローカルエリアネットワーク等のネットワーク13
に、クライアント10及び11と、スタイル管理サーバ
12とが接続される構成となる。
【0024】クライアント10は、文書の作成及び編集
を行う機能を有する処理装置であり、ネットワークI/
F部10aと、文書編集部10bと、表示部10cと、
文書データ記憶部10dと、スタイル情報要求部10e
とから構成される。
【0025】ネットワークI/F部10aは、ネットワ
ーク13に対するデータの入出力を司るインターフェー
ス部である。
【0026】文書編集部10bは、文書データ記憶部1
0dに記憶した文書を表示部10cに表示しつつ編集を
行う処理部であり、具体的には、文書データ記憶部10
dに記憶したスタイル情報を含まない内容データ(以
下、「文書データ」と言う。)を読み込むとともに、該
文書データに対応するスタイル情報をネットワーク13
を介して取り込み、図示しないキーボード及びマウス等
を用いて文書編集を行う。
【0027】表示部10cは、文書の表示を行う表示デ
バイスであり、文書編集部10dにより表示制御され
る。なお、説明の便宜上、表示制御を簡略化して説明し
たが、実際には表示制御部の制御の下に表示制御が行わ
れる。
【0028】文書データ記憶部10dは、文書編集部1
0bにより編集した文書の内容データを文書データとし
て記憶する記憶部であり、具体的には、文書データと該
文書データに対応するスタイル情報を特定するための識
別情報(以下、「スタイル識別情報」と言う。)とを対
応づけて保持する。なお、このスタイル識別情報は、ス
タイル管理サーバ12のスタイルデータベース12cに
記憶されるスタイル情報のファイル名等からなる。
【0029】スタイル情報要求部10eは、文書編集部
10bが文書データ記憶部10dから文書データを取り
出す場合若しくはユーザが図示しないキーボードに対し
て所定のキー操作を行った場合に、該文書データに対応
するスタイル情報をスタイル管理サーバに要求する処理
部であり、具体的には、文書編集部10bからスタイル
識別情報を受け取ると、該情報をネットワーク13を介
してスタイル管理サーバ12に送信し、スタイル管理サ
ーバ12に対してスタイル情報の要求を行う。
【0030】このように、このクライアント10は、文
書データ記憶部10dに記憶する文書データと、スタイ
ル管理サーバ12に保持するスタイル情報に基づいて、
文書を編集する装置である。
【0031】なお、クライアント11も、クライアント
10と同様の構成を用いて文書の編集を行うため、説明
の便宜上、同装置の細部構成の説明を省略する。
【0032】次に、スタイル管理サーバ12の細部構成
について説明する。
【0033】スタイル管理サーバ12は、ネットワーク
13に加入する各クライアントによりそれぞれ編集され
る文書のスタイル情報を一元管理する管理サーバであ
り、ネットワークI/F部12aと、制御部12bと、
スタイルデータベース12cと、スタイル情報転送部1
2dと、スタイル情報編集部12eとからなる。
【0034】ネットワークI/F部12aは、ネットワ
ーク13に対するデータ入出力を行う際のネットワーク
インターフェースを司る処理部である。
【0035】制御部12bは、スタイル管理サーバ12
の全体制御を行う制御部であり、具体的には、スタイル
情報編集部12eがスタイルデータベース12cに記憶
したスタイル情報を編集する際に、スタイルデータベー
ス12cに対するスタイル情報のアクセスを担うととも
に、ネットワークI/F部12aからスタイル識別情報
を受け付けたならば、該スタイル情報の転送をスタイル
情報転送部12dに指示する。
【0036】スタイルデータベース12cは、クライア
ント10及び11が有する各種文書データに対応するス
タイル情報を記憶するデータベースであり、具体的に
は、所定のカテゴリーに分類してスタイル情報を有する
ファイルを記憶する。
【0037】スタイル情報転送部12dは、クライアン
ト10又は11からのスタイル情報の要求に応答して、
対応するスタイル情報をスタイルデータベース12cか
ら取り出し、要求元のクライアントにネットワーク13
を介して転送する処理部である。
【0038】スタイル情報編集部12eは、スタイルデ
ータベース12cに記憶するスタイル情報を編集して更
新する処理部であり、具体的には、図示しない文書デー
タ記憶部からサンプルの文書データを取り込むととも
に、該文書データにスタイル情報記憶部12cに記憶し
たスタイル情報を適用して図示しない表示部に表示し、
該表示部に表示した表示スタイルを変更した後、変更後
のスタイル情報をスタイル情報記憶部12cに記憶す
る。
【0039】なお、本実施例では、スタイル情報の編集
をスタイル管理サーバ12内に設けたスタイル情報編集
部12eで行うこととしたが、各クライアント10及び
11からスタイル情報の編集を行うよう構成することも
できる。
【0040】このように、このスタイル管理サーバ12
は、クライアント10及び11で作成する文書のスタイ
ル情報をスタイルデータベース12cで一元管理すると
ともに、クライアント10又は11のスタイル情報の要
求に応答して、対応するスタイル情報を出力するサーバ
である。
【0041】また、上記構成を有するクライアント1
0、11及びスタイル管理サーバ12を設けた文書処理
システムを用いることにより、スタイル情報の一元管理
して、スタイル情報の効率的利用が図れるとともに、ス
タイル情報の更新に際して、該更新結果をクライアント
の文書編集に円滑に反映することができる。
【0042】次に、スタイル管理サーバ12におけるス
タイル情報の更新結果を、クライアント10が行う文書
編集に反映する点についてさらに詳細に説明する。
【0043】図2は、スタイル情報の更新に応答して、
クライアントの表示部に表示される文書のスタイルが更
新される様子を示す図である。
【0044】クライアント10を操作するユーザが編集
する文書を指定すると、文書編集部10bが文書データ
記憶部10dから該当する文書データを取り出すととも
に、該文書データの取り出しに応答してスタイル情報要
求部10eがスタイル情報をスタイル管理サーバ12に
要求する(ステップ201)。
【0045】そして、該要求に応答してスタイル管理サ
ーバ12から対応するスタイル情報が転送されたならば
(ステップ202)、文書編集部10bは、該スタイル
情報を文書データに適用して、文書内容を表示部10c
に表示する(ステップ203)。
【0046】ここで、スタイル管理サーバ12のスタイ
ル情報編集部12eが、例えば当該スタイル情報を2段
組のレイアウトに変更し(ステップ204)、クライア
ント10がスタイル情報の再要求を行った場合には(ス
テップ205)、2段組の新たなスタイル情報がクライ
アント10に転送され(ステップ206)、表示部10
cの表示内容が2段組に更新される(ステップ20
7)。
【0047】なお、ここでは、クライアント10による
文書の編集途中でスタイル情報が2段組に更新された場
合について示したが、クライアント10による文書の編
集前にスタイル情報が更新された場合には、クライアン
ト10は文書データ10dからの文書データの取り出し
に応答して2段組の新たなスタイル情報を入手すること
になる。
【0048】次に、上記クライアント10の文書処理手
順と、該クライアント10による文書処理に応答してス
タイル管理サーバ12が行う処理手順について具体的に
説明する。
【0049】図3は、図1に示すクライアント10の文
書処理手順と、該クライアント10による文書処理に応
答してスタイル管理サーバ12が行う処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0050】図3に示すように、クライアント10のユ
ーザが編集対象となる文書を指定すると、該クライアン
ト10の文書編集部10bは、文書データ記憶部10d
に記憶した文書データの中からユーザが指定した文書デ
ータを取り出す(ステップ301)とともに、該文書デ
ータに対応するスタイル情報を要求指示をスタイル情報
要求部10eに対して行う。
【0051】そして、スタイル情報要求部10eは、該
当するスタイル情報を有するスタイル管理サーバ12に
対して、スタイル識別情報を送信することにより、スタ
イル情報の要求を行う(ステップ302)。
【0052】そして、スタイル情報の要求待ちの状態に
あるスタイル管理サーバ12が、このスタイル識別情報
を受信したならば(ステップ303〜304)、制御部
12bは、スタイル情報転送部12dに対して当該スタ
イル識別情報に対応するスタイル情報の転送指示を行
い、スタイル情報転送部12dは、スタイルデータベー
ス12cから該当するスタイル情報を取り出し(ステッ
プ305)、スタイル情報をクライアント10に転送す
る(ステップ306)。
【0053】スタイル管理サーバ12がこのスタイル情
報の転送を終了した際に、続けて転送処理を行う場合に
は、ステップ303に示すスタイル情報の要求待ちに移
行する(ステップ307)。
【0054】このスタイル情報を受信したクライアント
10は、受信したスタイル情報を文書データにマージし
て表示部10cに表示し(ステップ308〜309)、
文書編集を開始する(ステップ310)。
【0055】そして、文書の編集を終了する場合には、
必要に応じて編集後の文書データを文書データ記憶部3
12に記憶する(ステップ311〜312)。
【0056】上記一連の処理を行うことにより、クライ
アント10は、スタイル情報を一元管理するスタイル管
理サーバ12から最新のスタイル情報を常に入手できる
ことになる。
【0057】換言すれば、スタイル管理サーバ12内の
スタイル情報のみを更新することにより、該スタイルを
参照するクライアント内の全ての文書のスタイルを更新
できることになる。
【0058】ただし、図2で説明した場合のように、文
書編集中に当該文書のスタイル情報がスタイル管理サー
バ12上で更新される場合があるため、クライアント1
0の図示しないキーボードから所定のキー入力がなされ
たならば、再度スタイル情報を要求する必要がある。
【0059】なお、上記実施例では、単一のスタイル管
理サーバを用いるとともに、文書データ記憶部に記憶し
た全ての文書データがスタイル識別情報を有する場合に
ついて説明したが、本発明は、複数のスタイル管理サー
バを用いる場合や、スタイル識別情報を有する文書デー
タとスタイル識別情報を持たない文書データが混在する
場合についても適用することができる。
【0060】また、上記実施例では、スタイル管理サー
バ12に障害等が発生した場合や、スタイル管理サーバ
12に対するスタイル管理情報の検索要求を行う場合に
ついての説明を省略した。
【0061】そこで、次に、複数のスタイル管理サーバ
を有するとともに、文書データが対応するスタイル識別
情報を持たない場合にはスタイル情報の検索・取り込み
を行い、また、障害発生に際してはバックアップスタイ
ルを用いるよう構成した第2の実施例について説明す
る。
【0062】図4は、第2の実施例で用いる文書処理シ
ステムの構成を示す図である。
【0063】図4に示すように、この文書処理システム
は、ネットワーク13に、クライアント40、41及び
42と、スタイル管理サーバ43及び44が接続される
構成となる。
【0064】クライアント40は、図1に示すクライア
ント10のスタイル情報要求部10eをスタイル情報検
索部40bに置換するとともに、バックアップスタイル
記憶部40aを付加した構成となる。
【0065】バックアップスタイル記憶部40aは、文
書データに対応するスタイル情報を有するスタイル管理
サーバ12に異常が発生した場合や、ネットワーク13
に障害が発生した場合等のために、バックアップ用のス
タイル情報を記憶する記憶部である。
【0066】スタイル情報検索部40bは、図1に示す
スタイル情報要求部10eが有する機能に加えて、スタ
イル管理サーバ43及び44が有するスタイル情報の検
索機能を有する機能部である。
【0067】すなわち、このクライアント40は、スタ
イル管理サーバ43又は44からスタイル情報を入手で
きない場合を考慮して、バックアップ用のスタイル情報
をバックアップスタイル記憶部40aに保持するととも
に、必要に応じてスタイル情報検索部40bを用いてス
タイル情報を検索し、その検索結果を踏まえてスタイル
情報を取り込むよう構成している。
【0068】なお、クライアント41及び42について
も、クライアント40と同様の構成となるため、説明の
便宜上、その細部構成の説明を省略する。
【0069】また、スタイル管理サーバ43及び44
は、図1に示すスタイル管理サーバ12とほぼ同様に構
成され、装置内部の図示しないスタイル情報転送部は、
クライアント40〜42から行われるスタイル情報の検
索要求に応答して検索結果を出力する機能を有する。
【0070】上記構成を有する文書処理システムを用い
ることにより、2つのスタイル管理サーバ43及び44
でスタイル情報を分散管理するとともに、各クライアン
ト40〜42からスタイル情報の検索を行うことができ
る。
【0071】次に、上記クライアント40〜42及びス
タイル管理サーバ43〜44の処理手順について説明す
る。
【0072】まずクライアント40〜42の処理手順に
ついて説明する。
【0073】クライアント40〜42の処理は、以下に
示す手順に基づいて行われる。
【0074】 <クライアントの処理手順> 文書データと取り込む; 001 if(当該文書データがスタイル識別情報を有する){ 002 スタイル識別情報に基づきスタイル管理サーバを特定; 003 該スタイル管理サーバに接続要求; 004 /*所定時間、所定回数だけリトライを行う*/ if(スタイル管理サーバと接続){ 005 所望のスタイル情報を要求; 006 /*スタイル管理サーバがスタイル情報を取り出す*/ 所望のスタイル情報を取得; 007 スタイル管理サーバとの接続を切る; 008 if(所望のスタイル情報有り) 009 取得したスタイル情報を文書データに適用; 010 else 011 バックアップスタイルを文書データに適用; 012 }else 013 バックアップスタイルを文書データに適用; 014 }else 015 スタイル管理サーバ内のスタイル情報の検索及び取り出し; 016 すなわち、文書データを取り込んだならば(ステップ0
01)、当該文書データがスタイル識別情報を有するか
否かを確認し(ステップ002)、スタイル識別情報を
有しない場合には、スタイル情報の検索及び検索したス
タイル情報の取り出しを行う(ステップ016)。
【0075】一方、当該文書データがスタイル識別情報
を有する場合には、スタイル識別情報に基づいてスタイ
ル情報を有するスタイル管理サーバを特定し(ステップ
003)、該スタイル管理サーバに対して予め設定した
時間又は回数の間接続要求を行う(ステップ004)。
【0076】そして、上記スタイル管理サーバとの接続
がなされたならば、該スタイル管理サーバに対してスタ
イル識別情報を出力してスタイル情報を要求し(ステッ
プ006)、この要求を受けたスタイル管理サーバが該
スタイル情報をスタイルデータベースから取り出して、
要求元のクライアントへ出力した後接続を切る(ステッ
プ007〜008)。
【0077】そして、クライアントは、所望のスタイル
情報を入手した場合には、該スタイル情報を文書データ
に適用し、所望のスタイル情報を入手できない場合に
は、バックアップスタイル記憶部40aに記憶したバッ
クアップ用のスタイル情報を文書データに適用する(ス
テップ009〜012)。
【0078】また、ネットワーク障害が発生した場合
や、スタイル管理サーバが停止している場合のようにス
タイル管理サーバとの接続を行えない場合にも、バック
アップスタイル記憶部40aに記憶したバックアップ用
のスタイル情報を文書データに適用する(ステップ01
4)。
【0079】なお、クライアントが文書の編集を終了
し、文書データを文書データ記憶部10dに記憶する場
合には、併せてバックアップスタイル記憶部40aに記
憶したスタイル情報を更新する。
【0080】また、上記処理手順では、スタイル情報の
検索のみを行う場合の説明を省略したが、検索内容を含
む情報をスタイル管理サーバに出力することによりスタ
イル情報の検索を行うことができる。
【0081】次に、スタイル管理サーバ43〜44の処
理手順について説明する。
【0082】スタイル管理サーバ43〜44の処理は、
以下に示す手順に基づいて行われる。
【0083】 <スタイル管理サーバの処理手順> while(停止命令を受けるまで){ 101 if(接続要求を受けた) 102 接続を確認; 103 if(サーバが処理可能状態){ 104 現処理モードの登録及びロック; 105 switch(処理要求の内容){ 106 case 検索: 107 検索処理の実行; 108 break; 109 case スタイル情報の要求: 110 if(指定スタイル情報有り) 111 指定スタイル情報を取り出す; 112 指定スタイル情報の転送; 113 else 114 エラー通知; 115 break; 116 case 検索及び内容取得: 117 検索処理の実行; 118 スタイル情報の取り出し及び転送; 119 break; 120 }else 121 受付拒否を通知; 122 } 123 } 124 すなわち、スタイル管理サーバは、クライアントからの
接続要求を受けたならば(ステップ102)、接続を確
認した後スタイル管理サーバ自身が処理可能状態にある
か否かを確認する(ステップ103〜104)。
【0084】その結果、スタイル管理サーバが処理可能
な状態になければ、要求元のクライアントに対して受付
拒否を通知した後(ステップ122)処理を終了する。
【0085】一方、スタイル管理サーバが処理可能状態
にあれば、サービス提供後に現在の処理モードに復帰で
きるよう、現処理モードを登録するとともに、ロックを
かける(ステップ105)。
【0086】そして、クライアントから検索要求が行わ
れた場合には、送信された検索内容に対応するスタイル
情報の検索を行って検索結果を出力し(ステップ10
8)、スタイル情報の要求がなされた場合に、指定され
たスタイル情報がスタイルデータベース内に存在すれ
ば、該スタイル情報をスタイルデータベースから取り出
して転送し(ステップ112〜113)、指定されたス
タイル情報がなければ、エラー通知を行う(ステップ1
15)。
【0087】また、クライアントから検索及び内容取得
の要求がなされたならば、検索処理を実行した後、該検
索したスタイル情報をスタイルデータベースから取り出
して、クライアントに転送する(ステップ118〜11
9)。
【0088】上述してきたように、本実施例では、各ク
ライアント10及び11が、文書データ記憶部10dに
記憶した文書データを取り出す際に、該文書データに対
応するスタイル識別情報に基づいてスタイル管理サーバ
12にスタイル情報を要求し、該スタイル管理サーバ1
2は、該要求に対応するスタイル情報をスタイルデータ
ベース12cから取り出して要求元のクライアントに転
送するよう構成したので、複数の文書が共有するスタイ
ル情報をスタイル管理サーバ12において一元管理する
ことができる。
【0089】また、スタイル管理サーバ12が管理する
スタイル情報が更新された場合でも、各クライアントは
更新後のスタイル情報を容易に取得できる。
【0090】さらに、各クライアント10及び11は、
所望のスタイル情報をスタイル管理サーバ12から入手
することができる。
【0091】また、複数のスタイル管理サーバ12を設
けることにより、スタイル情報を分散管理することもで
きる。
【0092】さらに、各クライアント内にバックアップ
スタイル情報を保持することにより、所望のスタイル情
報を入手できない場合であっても、スタイル情報を取得
することができる。
【0093】なお、本実施例では、スタイル管理サーバ
12とクライアント10及び11がネットワーク13に
接続される場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、スタイル管理機能部とクライア
ント機能部とを同一装置上で実現することも可能であ
る。
【0094】また、本実施例では、スタイル情報編集部
12eをスタイル管理サーバ12内に設けた場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、スタイル情報編集部12eをクライアント10及び
11内に設け、クライアント側からスタイル情報を編集
することも可能である。また、特定のクライアントにス
タイル情報の編集許可権を与えることも可能である。
【0095】さらに、本実施例では、スタイル管理サー
バ内が一元管理するスタイル情報と、各クライアントが
有する文書データとを、スタイル識別情報を用いてリン
クする場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、各クライアントが適宜スタイル管理
サーバからスタイル情報をアクセスするよう構成するこ
とも可能である。
【0096】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
クライアントが、文書内容記憶手段に記憶した文書内容
を取り出す際に、該文書内容に対応する識別情報に基づ
いてスタイル管理サーバに文書スタイルを要求し、該ス
タイル管理サーバは、該要求に対応する文書スタイルを
文書スタイル記憶手段から取り出して要求元のクライア
ントに転送するよう構成したので、下記に示す効果が得
られる。
【0097】1)複数の文書が共有するスタイル情報を
スタイル管理サーバにおいて一元管理することが可能と
なる。
【0098】2)スタイル管理サーバが管理するスタイ
ル情報が更新された場合でも、各クライアントは更新後
のスタイル情報を容易に取得することが可能となる。
【0099】3)各クライアントは、所望のスタイル情
報をスタイル管理サーバから入手することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例で用いる文書処理システムの構成
を示すブロック図。
【図2】図1に示すクライアントの表示部に表示される
文書のスタイルが更新される様子を示す図。
【図3】図1に示すクライアントの文書処理手順と、該
クライアントによる文書処理に応答してスタイル管理サ
ーバが行う処理手順を示すフローチャート。
【図4】第2の実施例で用いる文書処理システムの構成
を示すブロック図。
【図5】スタイル情報の種別を示す図。
【符号の説明】
10,11,40,41,42 クライアント、12,
43,44 スタイル管理サーバ、 13 ネットワー
ク、10a ネットワークI/F部、 10b 文書編
集部、10c 表示部、 10d 文書データ記憶部、
10e スタイル情報要求部、12a ネットワークI
/F部、 12b 制御部、12c スタイルデータベ
ース、 12d スタイル情報転送部、12e スタイ
ル情報編集部、40a バックアップスタイル記憶部、
40b スタイル情報検索部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアントが所定の文書スタイ
    ルを共有する文書をそれぞれ処理する文書処理システム
    において、 前記所定の文書スタイルを記憶する文書スタイル記憶手
    段と、 前記文書スタイル記憶手段に記憶した文書スタイルを前
    記クライアントが要求した際に、該クライアントに対し
    て前記文書スタイルを転送する文書スタイル転送手段と
    を有するスタイル管理サーバを具備し、 各クライアントは、 前記文書スタイル記憶手段に記憶した文書スタイル以外
    の文書内容を、該文書内容に適用すべき文書スタイルを
    特定する識別情報と対応させて記憶する文書内容記憶手
    段と、 前記文書内容記憶手段に記憶した文書内容を取り出す際
    に、該文書内容に対応する識別情報に基づいて前記スタ
    イル管理サーバに文書スタイルを要求する文書スタイル
    要求手段と、 前記文書スタイル転送手段により転送された文書スタイ
    ルを前記文書内容に適用した文書を処理する処理手段と
    を備えたことを特徴とする文書処理システム。
JP7061047A 1995-03-20 1995-03-20 文書処理システム Pending JPH08263474A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5999951A (en) * 1997-07-04 1999-12-07 Justsystem Corporation Kana-to-kanji conversion method including romaji input and translation processing by a server

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